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タイトル : 鬼は外!!

1 mamath

2025/02/02 21:03

節分であります。
もと遊郭の遊戯から派生した恵方巻を買いに朝一でパパスがスーパーに行きました。
クリスマスにバレンタインに恵方巻、なんと同胞は企業広告にのせられやすいことか。
と、”ボナペティ”なる10分ドラマで毎回宣伝される秋田の上手い物に堕ちた者が言っていいセリフではないのですが。
秋田の菓子あれこれを買って、家族に内緒では食べきれないで、
主治医の受付で奥さんにもらってもらうときに、
”まんまと罠にはまったのですね”とご笑納いただいたのですが。

さて、”悪いものを追い出し、縁起のよいものを食べて、新しい季節を迎えるための行事”、
鬼は外〜!と思い切り疫病退散を心の中で叫び(今日びは鬼がかわいそうだからって、福は内しかやらないってところが多いのよね)
煎り豆も年の数だけたべて、がんばろう!いえい!
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2 mamath

2025/02/02 21:23

「目には目を」新川帆立

”なぜ少年Aは殺されたのか。
【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】”
だ、そうなのだが、どうも乗れなかった。人の書き込み不足なのかなんなのか、情景に入れなかった。
次が、ライトノベルらしく、どうしようかと迷っていたけど、
これを読んで帆立とは別れる決心をすることに。

で、口直しに読んだ
「罪の名前」木原音瀬
いや〜、これですよ。
臨場感、情景描写。いま、ここで、目の前で、
彼が彼らが思い動くのを見て、聞いて。
ほんと怖いわこの人。
BL畑の人と思ってたけれど、あれ、短編集では違うんだと思いつつ4話目、やっぱりBLだった。

「嘘」北国浩二
映画”かくしごと”の原作。
主演の杏や、父役の奥田英二の演技に圧倒され、ちまっと読んだ。
ラストに近いところで、少年の父役のセリフが盛ってあったのが
若干気になった。
父親自身も虐待を受けたから、いけないことだと知らずに虐待したというのは、付け足しだよな〜〜〜〜〜とぞ思ふ。

友人から戻ってきた漫画の箱をようやく開けて、ビール券が入っていて慌てております。きゃー。


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3 mamath

2025/02/06 21:55

せっかく、せっかく、せーっかく、生の数字データを入れたら
税金の額がわかるっつーエクセルの表を作ったというのに、
またもや、税制が変わって、そのままの表が使えなくなりました。
去年2か月ぐらいかかったんだぞ…。
今年は、図書館に確定申告の用紙を取りに行くと、もう、2日で
申告用紙しかなく、大事な説明書は取り寄せてくれと。
はー、確定申告の本は買ったけれど、いまいち項目が別れすぎていてわかりづらい。
ダウンロードした説明書は書き込みできないし。

パパスはネットでやるといってるけど、いちいち打ち込まにゃならんのだぞ?

年に一度の事務方へのバック。
もー昔みたいにはできんのだってば。

美容院に行ってまいりました。
8パーセントの割引権が切れて、思い切って別のところへトライ。
一月は10パーセント引き月間だそうで、
カットとパーマで7227円。二度見してしまった。
前のとこ、8パー引きで一万円超えてたような…。
分館の目の前にある店で、着物姿でふらふら(とは言わなかったけれど)歩いているのをよく見ましたとのこと。
店長60代後半、スタッフ3人ほぼ40代。なんだか若々しいお店でした。
車から落ちた(捨てられた)子猫を拾って世話してたら、朝店に入ってきて朝礼をして、客が来たら出されたそうで、
後に近所にもらわれて18歳で亡くなったとか。
店長さんが動物好きなので、散歩で通る犬が、だれも客がいないと撫でて撫でてと来るそうな。
うらやましすぎる…。
女性週刊誌と「猫奥10」を前に置かれたので、本は読めず。
巻いて10分、シャワーして10分。本を読む時間じゃない。

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4 杢屋

2025/02/07 23:01

凪良ゆう著【流浪の月】東京創元社

何年か前に、かなめさんの書き込みを目にしまして、
少し気になっていました。
本屋大賞受賞作品ですし、映画も観てみたいですし。
というわけで、古本屋に予約を入れておいたのですが、
漸く連絡があり手に入れました。

杢屋も、かなめさんのお父様と同じく、
本屋大賞作品を一回だけ読んで本棚に放置するタイプです(笑)。

事実と真実の違い。
思い込みという容器に気持ちという液体を流し込めば、
心の液体は思い込みの容器の形になります。
そこに善意だろうが悪意だろうが関係なく、
側から見た器の形が偏見へと繋がるかなと。

読んで、気を付けなければ、と思った次第です。


映画「流浪の月」予告編
http://youtu.be/uDOZfOlA4oY

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5 mamath

2025/02/09 22:36

やほー、杢屋さん
予約して取り寄せてくれる古本屋さん、いいですねー。
昔は、あっちがダメならこっち、とはしごしたもんですが。

「おんなの女房」
少々行き遅れの貧乏武家の娘に、売り出し始めの歌舞伎役者との縁談が持ち上がった。
(といっても二十歳そこそこなんだけど。まー、この頃っちゃ、
吉原の卒業が28才で、18才でトウが立ってると言われるわけですが。)
嫁したところで旦那は愛想悪く、ただじっと見つめるだけで何をしてくるわけでなく…要するに姫の役を取りたいから、武家娘の所作を知りたくて、金で嫁を買ったと発覚。
ところが、ところが、嫁も、嫁より美女の旦那も恋に落ちてしまった。
この、いかにもな漫画的シナプスが私小説になると、
こーなるのかー、というエンディングに。
めちゃコミ風でやってくれても良かったんよ?(笑)

「ヒポクラテスのため息」福田和代
100床ほどを抱える地方の中堅どころの病院の理事長である父親が亡くなって、主人公は田舎に帰って来た。
すでに葬儀も初七日も過ぎ、49日を迎える寸前に帰ってきたのは、
インドに出張している間に、会社が倒産してバタバタしていたから。
現理事会の任期があと3か月で、理事長の穴埋めに理事をしてくれとの請いに、いやハローワーク行かなきゃならないんだけどと、
後ろ向きな主人公はだんだんに…。
やっぱ、福田さん好きっす。


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6 mamath

2025/02/09 22:52

おまけ

U字管で
「はたらくさいぼう」うた動画♪(はたらくくるま替え歌)歌:キラーT細胞/山本耕史
なんて見つけてしまった。
見に行きたくなっちゃったじゃないかー(笑)
日展行けなかったのに、こんな映像見たら行きたくなるじゃない?

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7 mamath

2025/02/12 14:59

「あえのこと」さとうれいこ
なんと〜文芸社だ!
珠洲市はじめ4市町村で今も(2021年現在)続けられていた、
田の神様をおもてなしする行事を書いた絵本。
神の恵みと、五穀豊穣を願った日本人の心が現れている。
だんだん畑は神様が教えてくれたんだとか、段々が崩れた斜面を見て嘆いていた人のつらさを半分もわかっていなかったんだなあ。

「さくら」フラワーコミックス
映画の原作なんだと読んで、さらに原作があることを知る。
空にボールを投げるのシーンが印象深かったんだっけと、
原作はいかにと思うけれども、このフクシマハルカ描くわんこがかわいくてどーすべーと悩む。

「風よ、万里を翔けよ」
中国歴史ロマン 田中 芳樹 徳間書店 [新書]皇なつきイラスト
と、
「風よ、万里を翔けよ」 花木蘭物語 秋乃 茉莉作画
と、
「風よ、万里を翔けよ」と揃った。
が、一番最初のなつきっちは、イラストが2枚しかない!
多分、漫画でみて原作で補填したか、その逆をやったんだろうなああ。

警官の標 警察小説アンソロジー (朝日文庫)
月村了衛「ありふれた災厄」
上映時間に遅れそうな元国家公安委員長の梶田は、若い警官に職務質問され……。
深町秋生「破談屋」
警務部巡査部長の静佳は、結婚前の同僚の身辺調査を命じられる。
鳴神響一「鬼火」
階段の踊り場で見つかった遺体ーー互いを犯人だと告発し合う二人の男が現れた。
吉川英梨「罪は光に手を伸ばす」
警察学校の実務修習中のエミは、偶然ある事件の捜査にかかわることになり……。
葉真中顕「不適切な行い」
刑事課係長の佐原は、部下の無責任な判断が殺人事件を引き起こしたと推測するが……。
伊兼源太郎「いつかの山下公園」
刑事課の三枝は、同僚でライバルの谷澤が若い女と密会しているところを目撃する。
松嶋智左「同期の紅葉」
同期の有子と唯美が所属する白堂警察署の金庫から、一千万円の押収金が盗まれ……。

「夜刑事」大沢在昌
水鈴社という聞きなれない出版社発。
バンパイヤウイルスといわれているウイルスに感染すると、やたら丈夫になる代わりに、日光下で活動できなくなる。
警官でただ一人の感染者である主人公は、夜専用の刑事となるのだが。
昭和の頃からのなじみの大沢。
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8 風雲

2025/02/16 14:07

大学は後期試験が終わりちょっと落ち着いた所ですが、中で働く人は来年度&決算に向けてそこそこ忙しいです。
業務の移管準備もようやく始まったし。
辞めたフルタイムスタッフの代わりのパートさんその1が補充されたので、そちらの育成も始まったばかり。
一応長期貸出中なので、いくつか見繕っていますが、そろそろ読んでいかないとまた読まずに返すことになるなと1冊読了。

ポプラ百年文庫67『花』森茉莉・片山廣子・城夏子
いずれも初めての昔の女流作家さんたち3名。
薔薇・薔薇・椿と華やかな花にまつわる話だけれど、どれも自身を投影したものなので、エッセイ?小説?と迷う感じ。
森茉莉はなにせお父さんが超有名で自身も有名なので、読んだことないにも関わらず逸話が聞こえてくるほどな訳だけど、かなり饒舌体だなぁ。
ハマる人はハマるんだろうなと言う感じ。
それでも当時のものとしては読みやすいところが、モダンと言うことなのかな。
城夏子の話は舞台が和歌山で、女性の紀州弁がかなり出てくるので、関西に全く縁のない人は読むのがキツかろうと思う。


次は何にしようかな。読んだことある人のを挟むなら、東野圭吾か有川ひろだけど……そういえば、青柳碧人も借りてるのだけど、間違ってシリーズ第2弾の方を借りてきちゃったので、1を公共かどっかで調達しなきゃいけないんだった……多分繋がってないんじゃなかったかなと思うけど、順番じゃないと気持ち悪いからな。

いつもはバレンタイン催事は特に近寄らないのですが、たまたま人と会う予定があったため、今年は色々チョコレート見たり買ったりしました。
KALDIで一番売れていると通路側に積み上げてあったベルギー産チョコレートが美味でした。
職場の皆で味見した所、同僚が早速自宅用に買いに走ったようです。
美味しいは正義。
甘いは癒し。
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9 mamath

2025/02/16 21:32

mamathの入力をさぼったら、節分であります、がずらずらっと出てきてのけぞっております。
コピペの性能が上がったこと。(笑)

3日ほど前にドラッグストアに行きまして。
自室のルルの期限が切れていたので、(それはそのまま飲むのだけれど。なんてったって、もとホームドクターから、市販薬の期限は、変色したりしてなきゃ気にしなくていいって言質とってるし、昔はそんなもん誰も気にしてなかったし。(笑))、
売り場で45錠入りを手に取って他のものとレジに向かいましたのさ。
で、レジで他の店員さんが駆けつけて、同じ日に他のどこかで同じ商品を買ってない買わないですね?と念を押され買いました。
インバウンドのせいかなーとか思って帰ったら、おや?これは、
確定申告できる奴じゃないか。
家のは150錠入りで、年末までにはとーぜん新しいの入れて足らんで買い足しておこ、と一日挟んで同じドラッグストアへ。
売り場近くて補充していた店員さんに、これの大きいのはもう入れないのと訊けば、製造中止とのこと。
こりゃあかん、もうひとびんは買っておかなきゃ。
なんせあたいは杉ヒノキイネ科〜。
で、45錠入りをもってレジへ。
したらば、やはり他の店員さんがかけてきて、なんと、
オーバードーズと言われました!!
薬物乱用になるのだそうです。アセトアミノフェンが入っていると。
風邪薬なので、花粉症には飲んじゃいかんのだすです、ぐえ。
医者の薬でアナフィキラシー起こしたこと、もう長くこの薬で鼻水止めてることをせつせつと(嘘、怒って)言って、症状が出てる時だけ頓服的に飲むこと、血圧を下げる薬とは併用しないこと、
を誓って(?)ようやく一瓶買えました。
くしゃみさんかいるる三錠じゃなかったのかよ…。
コレステロールの検査をまだ受けていません。
クリスマスに正月にバレンタインがあって、普段は口にしない美味があふれているのに、食べないことがありえるかいと、
あれやこれや食べていると、結果が怖くて検査いけない。
もし結果悪かったら、あれもこれも食べられなくなるかもなどと思うと今のうちに食べとかなきゃとか…だめじゃん。(笑)
主治医も、最近のネット医学も、閉経後の女性はコレステロールを下げたらかえって体に悪いっていうのよね。
それを検査に行って、ハイ検査値HIGH、ドラッグで薬害ってことになったら…。

それにしても、横浜元町の”横浜煉瓦”は旨かった。
ドバイのチョコに似ていると買った成城石井の
”TWISTYピスタチオチョコ”ポーランドはそれなりだったので、
きっとドバイのも、こうだろうと思った。
ピュア社の”ダークチョコレートトリュフ ココアクリーム”(ラトビア)は
表面ががっつり固かったけどおいしかった。

ロッテのバッカス等買うと、テリーヌが当たるというので2個買って、応募しようとして会員登録につまづく。
景品送ってくるのに住所等いるのは分かるけど、登録条項多い。
別物のリスト制作に自ら応募してる?????やめる。

角川の図書券当たったりして今年はついてるってちょっと舞い上がったけど、
〇天ブックスで#使い方がわかりませ〜〜〜〜ん#と泣きついたら、
#在庫の本でなければ使えません#だって。
予約には使えないのね…そーならそーと書け〜〜〜〜(笑)
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10 mamath

2025/02/16 22:01

今朝はひばりのようなにぎやかな声がしておりました。
窓に張り付くと、電線に、ヒヨドリムクドリ大のしっぽの無い子が鳴いていて。
以前ひばりじゃなくてってカキコした記憶はあるけど、それが何だったかが覚えてない…。

柿の木屋敷は、毎日毎日お姉さまが運動でと草むしりしていた。
金柑の木の家は、だれも金柑を取らなくなって駐車場に散らばっていたのが、しばらく前に戸が開けられ廃品業者と思われる人がトラックでいろいろ運び出し、ついには更地に。
夏ミカンや柿や時には大きな蛹も育てていた家は、
隣の土地がいきなり更地に。
柿の木屋敷の跡は、小さな建売が2件立ったけれど、いまだに売れない。

「意外と知らない鳥の生活」piro piro piccolo
思ったより良かった。漫画なので情報が少ないかと思ったんだけど、かなりの情報量である。今まで読んだ鳥の本図鑑をどーしてくれるんだというくらい。(笑)
いやいや、たくさん読んできたからこの漫画もすんなり理解できたんだ、きっと、そーだ。くすん。

「罪と眠る ヤメ検弁護士・一坊寺陽子」田村和大
現代「正義の段階」うきゃーっと思ったけれど、読んでなかった。
現役ばやりの昨今だけど、これは現役弁護士作家だそう。
まあ、まずまず…かなあ。途中何度もU字管に逃避したけど。

「ご近所トラブルシューター」上野歩
むーむーむ…気が乗らなくて


「鎮魂」染井為人
海神の作者で面白いはずなのに、飛び飛びで読むことに。

ドラッグストアで普段飲んでいる薬は?と言われて、リーマスとデパケンと…と言ったんだけど、CSIったらFBIではリーマスってうつ病って出るんだけど、薬の効能には躁の方らしいのである。
へーほー。

録画、直虎・カーネーションはめっちゃ面白い。
そろそろあの悲劇の展開になる時期だと思うとひ〜んとなる。
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11 mamath

2025/02/16 22:03

現代「正義の段階」
↓原題


送信する前に確認しましょう

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12 杢屋

2025/02/19 22:32

鳥取県立図書館では、蔵書の殆どを、
複数の地元書店から購入する取り組みを30年以上続けているそうです。
これ鳥取市だけではなく、全国の図書館がこの方式を取り入れたら、
少しは書店の減少を食い止められるかな、と思います。

な〜んて偉そうに言っている杢屋ですが、
地元の書店で購入したのって、何年前???


「鳥取方式」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6067a158d1f85d48f3d592e953d7bc83d19af0cc

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13 杢屋

2025/02/21 22:15

mamath さんへ

> 杢屋さんの行ける古本屋さんは、店の表に安い本の棚は出ていますか?

店の表とは、店の外に、という意味なら、
残念ながら店の表は何もありません。
店内の入り口側にコミックスが束になって置いてあります。
コンビニの書籍コーナー同様、やはり小説より漫画の方が売れるようで。

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14 杢屋

2025/02/22 00:00

田中芳樹著【風よ、万里を翔けよ】徳間書店

漫画的な挿絵と、
史実を曲げない硬い歴史小説の内容とのギャップを感じながら、
漸く読了しました。

この話を知るのは、ディズニー版のアニメが最初でした。
ですので、本作も、
花木蘭(か・もくらん)中心に描かれているものと思っていました。
ですが、どちらかと言いますと、隋王朝の興亡の8年間を、
皇帝煬帝(ようだい)と、
その時代を生きた英雄たちの物語の方が強く感じました。

それにしても、
田中芳樹氏は大国が滅び行く話が好きなように思うのは、
杢屋だけでしょうか?

mamath さんへ
中国の地名や人名の漢字は大丈夫でしたか?
杢屋は、漢字の読み方に四苦八苦し、途中で挫折しそうになりました。

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15 mamath

2025/02/23 01:01

一方のみ
生きとります。
元気だす。

書く事をが溜まって書けないのだす。

と言う事で、明日!
今日かな?


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16 mamath

2025/02/23 22:26

一報、から既に間違ってる…。
まー、睡眠薬でラリッてるからしょうがないか、でもなく。(笑)

5日も落ちてたんですね〜。

午前中は意識のあるなしにかかわらず寝ていて、いやいやごそごそ起きて、本を手にとっては面白くないとポイし、残りの年数を考えるとすごーく無駄な日々を過ごしております。
罰当たりな…。

読むともなく読んだというか、流したもの。
「孤城 春たり」澤田瞳子  真面目一方なのようで、スルー。
「阪大、医学生が書いたやさしいがんの教科書」
日野原先生の帯

あ〜もう本を読む才能(?)が枯渇したんじゃないか、ベッドわきに積みあがってる靴の紙箱見てもちっとも心が浮き立たない。
精神科の先生に、まだ本読んでる?って聞かれて裏読みしてしまうし、昔は並んでる背表紙を見てルンルンしたものだけれど、
今は、あ、ミステリーか警察物か、時代ものか、って自分でわかって買ったものなのに手が出ないという情けなさ…。

を、線路のポイント変更してくれた本
「有限会社さんず」降田天
副題 スーサイド サポート サービス
むむむこれは、と思ったけれど、この表紙の2次元コードのカードがどうにも気になる。(あとで、文庫化されたものだとわかったけれど、最初の人物画が表紙だったら多分買わなかったと思う。)
一章につき一人、救いのない現状に値を上げてタヒにたい(U字管表現)と思っている人の前に現れる二人組のエージェントは、謹厳実直タイプの叔父さんとちょとチャラ男。
自死を思いとどまらすことになるとの予想ははずれ、願いをかなえることになる。そして…。
このチャラ男が愛おしい。
ちなみに、サンズってお日様と読んでたけれど三途の川だった。
巻末に、こちらは思いとどまらせる方の二次元コードあり。

「おてらおやつクラブ物語」井出 留美
お寺は檀家さんが持ってきて来てくれる果物や菓子がある。
厳しい経済状況でやりくりしているひとり親家庭に分けると
ウインウインじゃないかと思いついた一つの寺が、
配ることを思いついた。
普通の食事でさえ満足に与えることができない家庭において、
菓子などとてもじゃないけど食べさせてあげられないと思っていた親も子供も喜んだ。
一つの寺では分けることも受け取ることも限られる、お寺がネットワークを組んでたくさんの家庭にわたるようにしたい。
で、組織が大きくなれば経費が掛かる、寄付も募っている。と。
行政の仕事だよなあ本当は、と思いつつ、子ども食堂みたいに補助金食い物にするやつも出てきかねないし…。
なにより、サンタクロースよりお坊さんってのがいいな。
宅配業者も援助してるし。

「祖母姫、ロンドンへ行く! 」椹野 道流
これは凄かった。延々と待った甲斐があった。
チャリングクロス街のような感じ。
作家椹野が学生の時イギリスに語学留学していて、親戚が集まった時にその話をしたら、85歳の祖母がイギリス行きたいと言い出す。反対されると思いきや、叔父等が費用は出すから行ってこいと、でもって、通訳兼案内にお前行けと。
かくして、マイペースなおばば様と苦労人の孫の道中が。
マイペースというよりゴーイングマイウエイなおばばさまの強気遺伝子は受け継いでいないとぜーぜーしている孫は、
自信とは努力して努力したあとについてくるものだという婆様の
言動に心打たれるのだった。
ほんとに、あちらこちら引用したいところがあって、あー、線引きたい、電子ブックにしたら線引けるかな。
キンドルはできるらしいけど、私の主流はこぼだもんななどと。
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17 mamath

2025/02/23 23:26

「任侠スタッフサービス」西村健
最初は雑誌に連載だったらしい。
一章めは”獲物一人目、旅行代理店社長”
雑誌の掲載はどうだったのか、ゲットした文庫の章毎に黒い表紙で、思いっきりデザインで遊ぶ獲物何人目とそっけなくだれだれと。7人ゲットして、後半書下ろし。
前半の方が取り込まれていくスリルがあってよし。
ちなみに、澤田燈子よりこちらが先。

お待たせしました。
杢屋さん
今私の手にある風よ万里を駆けよは、
1997.1.31初版 徳間ノベルズ(皇なつき)

2000.12.20 中央公論 文庫(イラストなし)
(1998.9 中央公論の文庫化らしき)と

1999.7.1あすかコミックスデラックスー花木欄物語ーの副題あり
漫画を描いたのは秋乃茉莉

前2者は、これでもか〜〜〜〜!ってぐらいルビが振ってあります。
でも、多分、私は徳間のノベルス版を流し読んで、コミックスで読み直したんじゃないかな〜。
皇美女の記憶はあるんだけど、イラストって表紙を除いて3枚しかないし、あちこちのシーンが秋野漫画のほうを(皇に置き換えて?!)覚えてるみたいなんで。
中国ドラマを見てると、女が戦場に行くのって、多くはないけど普通にいたような気がします。

文字で全部読んだなんて偉い!(おい〜)

アルスラーン戦記はとうとう読まずに売っ払いましたなー。
最初はどんどん続巻を出してくれてたのに、途中でストップ、
判型や巻名を変えて最終巻まで出た時にはすでに内容は頭からすっぽ抜け、文庫で全巻揃えて処分でした。
なんかなあ…。
いいんだ、私にはヤン・うえんりーがいる。

本屋。行きたいな〜〜〜。
ブックカバーが欲しい。(そこか)ポスターの裏や、菓子の包み紙を利用していると、中の本とギャップが出るのがあって。
書店のカバーというのはよく考えられていると今更ながらに思います。

今度大きいスーパーに行ったとき本屋行こう…と思いつつ、
駐車場のあっちとこっちという地理的状況に毎回ひるんでいます。

最近、お前スズメか?!というまん丸でぼさぼさ羽の十中八九スズメがやってきます。
去年も見たのでヒナではないと思うのですが、緊張感薄く、
狭い庭をちょんちょん跳ねているのを見ると、ついつい米やらパンやら撒いてしまう。
切った木の枝を積んであるところに頭から突っ込んで、しっぽ(尾羽)だけぴこ!と天に突き出しているのは、実にかわいい。
いつも一羽で来るのでさすがのパパスも追い出しません。

このあいだ見た、鳥の漫画で”ひよどりは漂鳥”となっていて、
てっきり留鳥と思っていたのが、あ〜来たんだね〜と
手を振りたくなりました。

金柑屋敷、土地の造成をものすごいスピードで進めているので、
工事の人に何件の家がたつの?と訊いてみたら駐車場になるそうで。

夏ミカンの木を植えて、塀におおきな蛹をぶら下げていたいた家の隣が更地に。













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18 風雲

2025/02/24 17:30

たいらさおり『海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件。』
久しぶりに地元図書館に来たので、続きが気にならない程度のコミックエッセイでも……と手に取った1冊。
ミリオタだけど武器の性能に詳しい訳では無い著者の、固いんだか緩いんだかわからない感じが、等身大のオタクの親近感を感じます。

そして今は本題の、青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』を読んでる最中。
有川ひろも読みかけだけど、こっちが先だなと。

ここのところめちゃくちゃ寒いので、部屋では昔着てたお気に入りのフリース上着を腰に巻き付けている。
ちゃんとしたのを買うべきか迷い中。
腰は守れているが太もも周りはイマイチなんよね……
削除キー   

19 風雲

2025/03/01 13:04

青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』読了。
童話シリーズ第1巻。
賢い赤ずきんが旅の途中で出会う不思議な事件。
そして赤ずきんの旅の目的。
これはこれでまとまっているのに、第3弾まで出てるんだよね。
続編も借りてある(というか間違えてそっちを先に借りてしまって慌ててこれを調達したのだけれど)ので、赤ずきんの次の旅の目的はなにかなと楽しみにしておく。

とは言え、もう1冊地元図書館からエッセイを調達しているので、次はそれ。
削除キー   

20 杢屋

2025/03/01 23:55

澤田瞳子著【輝山】徳間書店

歴史小説で著名な澤田瞳子氏の作品です。
帯に「直木賞受賞第一作」と書いてありましたので、
この「輝山」も直木賞を受賞した作品だと思い込んで購入しました。
ですが、正しくは「直木賞受賞後の一番目の作品」で、
受賞作ではないようです。
もう勘違いするから助詞等を省略しないで欲しいです。
でも内容は良かったですので、勘違いさせられても不満はなかったです。

世界遺産である石見銀山を舞台に懸命に生きる人々の物語を描いています。
となりますと気になるのは、千早茜著『しろがねの葉』です。
此方は直木賞受賞作でもありますし、同じ石見銀山繋がりで、
近い内に読みたいな〜と思っています。

江戸後期の弘化年間。
かつての上役である小出儀十郎から密命を帯、
江戸表から石見国大森代官所へ赴く中間の金吾の視点で描かれています。

当初、疑視で見ていた中間の金吾ですが、
銀山を支えるため過酷な労働で命を削りながも懸命に生きる人々や、
彼らを慈悲の目で見守る大森代官の岩田鍬三郎の姿など、
様々な思いに触れることで、金吾は何時しか彼らに魅せられて行きます。

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21 mamath

2025/03/02 17:47

「憤怒」パトリシア・コーンウェル
上巻を読んで、返す時に”来てますよ”と続けて借りられた。
ありがたかったけど、医者に行く時だったので、荷物が〜とちょっとクスンだった。(笑)
なるべく薄くて字が大きくて、なおかつ面白そうなものを選んだんだけど。
出かけるときに、一番時間がかかるのがこれだったりする。(笑)
服装とか、化粧とかありそうなもんだけど、やっぱこれだね。うん。

ケイ・スカーペッタ、検視局長に返り咲いて、無能なのに政治ができる前任者やそれの残した秘書に悩まされるのがずーっと続いている。
今回は、開拓の時の船に乗って来た(というほど古い)家柄同士の
ロミオとジュリエットの片割れが土座衛門になった事件の解剖所見をケイが証言するところから始まるのだが。
検視官がいくら海中に落ちてからスクリューでついた傷といっても、
検察も聴衆も聞く耳持たず。
A家の男がB家の女をケガさせて落としたんだ!
で、そのまま徒党を組んで反対運動。
いやー自己主張の国とはいえやってられない。
で、それが片付かないまま、大統領暗殺計画にテロ?!

土曜日に内科で採決。
やたらトイレが本当に近いので、八味地黄丸飲んでいいですか?
飲む必要ないと思うよ?
花粉で、るる買うときに薬局でいかんと言われたんだですけど…
風邪薬はだめだよ、花粉の薬だしとくね。

風邪薬ってのは、風に効く薬はないわけで、対処療法よね?
で、頭痛・鼻水・鼻づまりってーのは双方の症状であるわけで。
30で発症してから役40年間、あれこれやって(耳鼻科の薬でアナフィラキシー起こしたもの含まれる)ルルなら効くところにたどり着いたんで(たとえハラショー効果…ちがうって、でも)
いいと言ってよってのは通じないらしい。

会計を待っている間に、女の人が飛び込んでくる。
”ピーラーで手を切っちゃったんですけど,診ててれませんか”
傷を見せて、ハンドルが握れないから歩いてきたんでというのを、
(あるいて5分の)病院なら紹介状をかけるんですがと結局追い出した。
紹介状って3000円ぐらいしたんじゃないか…病院直でもたしか初診料は7・8千円。
次は救急車呼ぶようになるんじゃないか?と思いつつ、
ググったら、近くに外科って本当に無い!うわー。

子供だったら、小児科で見てくれるんだろうか?

若いころの主治医のところは、歯と産科以外は何でも診るよって言ってくれたもんだけど。
学校であれば、養護の先生がケガなんかも診てくれたもんだけど。
自分たちも保険の時間にけがの応急手当なんかも習ったし。

裁断機で爪ごと指を削ったときは、ケガより下をきゅっと押さえて保健室に走っていって、養護の先生(ほぼ友達)に簡易な手当てしてもらって、外科行ったような記憶が。

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22 mamath

2025/03/02 17:59

採決してどうする。←採血
この採血という言葉が最近ぱっと出てこない。
献血やら、2・3個の単語の後にようやく出てくる。

土曜の朝七時に惣領がドアをバカっと開け、赤飯の炊き方教えて!
と言った時も、普通名詞を言うたびに言いよどんだ。
単語や単語、するりするりと逃げていく。

「医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印」本城 雅人
シリーズ開幕、らしい。ドラマ向き展開。

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23 mamath

2025/03/02 22:06

日にちをさかのぼって。
金曜日、スーパーの中にある某銀行へ。
なんとまーの行列。立っている警備員さんに30分ぐらいしたら空きますかねと訊いて、月末ですからの返事にあきらめて並ぶことに。
幸い、台数が多いのでわりに早く作業できることになったけれど、途中で隣の人が二人に増える。
見えるんじゃないか、こらおっさん。

その足で敷地内の本屋に。
狙いはカバー。(笑)〇点ブックスの買い物かごを見ながら、未注文面白いかもしれないものをピックアップ。
東京創元社が2024年創立70周年ということで、記念小冊子をもらい、新刊をどれか…と思って2年ぐらい前のものを買う。
(しかも2巻らしい)
新書は選びきれず。
レジで、新書が選べなくてと言ったら、探しますよ?と言われてちょっと困った。
あるもので、好きになれるものって、人に選べるものではないのよ。

弊社70年の歴史上、もっとも“読み終えてはいけない本”。

創元社のパンフに、ブラウンの”真っ白な嘘”が
<弊社70年の歴史上、もっとも“読み終えてはいけない本”。>
うんうん、ブラウンは不滅だ。
あまりにも時代に沿ってしまったため古くなってしまったようになっているが、若い時代に惑溺したのは間違いではないのだ。

この日のメイン
眼鏡屋さんに眼鏡のつるを直してもらうこと。
一番新しくて、ゆえに読書に特化している老眼鏡の上にすわってしまったときに、ぐしゃ、と言ったもの。ひーん。
すぐ直ってよかった。
ついでに、以前の眼鏡がいくつかあるんだけど、これはどうしたらいいの?と訊いたら、不燃ごみにと。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
まあ、メルカリに出せるもんでもないし、………。
最近急に老眼が進んだので、一段前のはほとんど新品なのに〜。

お昼はフードコート。
モスバーガーを横目で見て、ミニ天丼つきざるそばを注文。
天丼は確かにミニだったけど、オムライスみたいに盛り上がったそばに四苦八苦。(完食はする。しーはー)
で、器を返す時に、そばって大盛でした?と聞く。
並みだったそうだが、明らかに見本の方が少なかったわい。

金・土と出かけたのでさすがに本日はへばって昼過ぎまで寝ていた。
厳密にはいったん起きたんだけど、目がしょぼしょぼしてそのままねてもーた。
本は読めなかったが直虎の録画を見た。
とうとう
”高橋一生と柴咲コウ、“言葉を交わさない”熱演の秀逸さ 『おんな城主 直虎』の壮絶な別れ 「白黒をつけむと君をひとり待つ 天つたう日ぞたのしからずや」とは、高橋一生演じる小野但馬守政次の辞世の句である。2017/08/27”のところへ。
次週が待たれる。

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24 mamath

2025/03/02 22:11

”鶴は幼馴染から城主の半身に変わる 小野但馬守政次(高橋一生) 直虎語りエピソード2【前編】  


井伊の跡取りと小野の嫡男 二人の「井伊」の支え方
鶴丸の幼馴染・亀之丞とおとわは、許婚同士だった。鶴丸は井伊家から毛嫌いされている家老の家に生まれているから、元々おとわとの縁組など望むべくもなかったのだろう。

だが、鶴丸はおとわに惹かれていた。

亀之丞が、父の謀反を理由に井伊谷を追われた後、鶴丸にはおとわとの縁談が持ち上がる。
父・和泉守に「お断りしとうござります」と告げる鶴丸。おとわが、亀之丞を待っていることを知っているのだ。おとわの気持ちに、自分の入るスキなどないことも、分かっている。

おとわへの想いは、胸に秘めたままにすることを、この時すでに決めていたに違いない。

父におとわへの思いを見抜かれ、「何を勘違いしておられるのやら」と返す鶴丸。親の目から見て父・和泉守によく似ていたのだと思う。その危うさを、和泉守は亡くなる直前に「お前は必ず、わしと同じ運命をたどるぞ」という言葉で伝えている。

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第5話で井伊谷への帰還を果たした亀之丞(直親)は、人の心の分からぬイケスカナイ男だった。物語からいなくなる直前の11話でかろうじて、政次の真意を察するところまで「進化」している。

しかし、すでに功を焦り、今川の仕掛けた罠である「松平元康からの鷹狩りの誘い」に乗ってしまった。彼の悲しい運命を決定づけてしまった後だ。
もう少し早く、冷静に小野と井伊の関係を見つめられる目を持てたなら。小国の井伊を守る方法を、政次と模索できていたなら。森下佳子さんは残酷な物語を綴りなさる。

10話で、小野家に対する逆恨みから、直親の義父・奥山朝利(でんでんさん)に襲われた政次。自分を守ろうとして、逆に朝利を刺し殺してしまう。11話で鷹狩りの話を持ちかけられた時、強く「時期尚早」と言えなかったのは、直親の義父を刺してしまったことへの負い目があったのではないかと私は思う。

直親の勇み足のせいで、政次は諸々カタをつけるため駿府から出られず、幼馴染である直親を切り捨てざるを得なかった。それが、井伊を、おとわを守る唯一の手段だったからだ。

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直親は、第6話「初恋の別れ道」や第11話「さらば愛しき人よ」の井戸端の場面でも観られたように、妻に出来るわけでもない次郎法師を抱きしめるなど、わかりやすく、男としておとわを守ろうとする者であることが描かれている。

一方の政次は、「敵を欺くにはまず味方から」を地でゆき、父が生涯をかけて築いた「今川の犬」というレッテルを大いに利用する。表向きは今川に忠義を示し、矢面に立ち続けることで井伊を・おとわを守ろうとする。

脳筋キャラの直平(大じじ)や"嫌だから謀反"の単細胞・直満とは異なり、周囲の大戦国大名の動きに目を配り、今川や武田、松平と戦うことなく井伊を残す道を模索している。

優しい男なのである。
根本的な「大切なものを守る」姿勢が全く違うのだ。

政次は、知略を巡らせて味方を騙し、今川の矢面に立つ。打つ手には、周囲の大名たちの動きや内部事情を頭に入れた、熟慮が込められている。囲碁を嗜むことも、その証だ。

味方を騙し続ける男である以上、語る言葉にその本心は宿っていない。
政次の真意が語られるのは、全編を通じてほぼ「表情で」のみだ。

政次の、いわば「優しい井伊の守り方」は、12話の井戸端で、彼の口から語られた言葉に少しだけ、にじむ。

なんっども同じことを繰り返し、井伊は終わるべくして終わったのだ
小国で兵力もなく、金もない井伊。ひたすら戦うことばかりを考えた先代、先先代。決してうまい手ではない、と政次は思っていたのだろう。

直親亡き後、政次は政次のやり方で、井伊を、おとわを守る決意を固めたに違いない。駿府から戻った政次が月代になっていたのは、その証だと思っている。

恋慕から敬意へ 政次の直虎に向ける愛
自分がまだ幼い直親の息子・虎松の後見となり井伊を守ると考えていた政次にとって、12話の最後に「井伊直虎」を名乗り、虎松の後見として登場したおとわには驚かされたに違いない。

表情に、わずかに政次の「心配」が見て取れる気がした。

13話冒頭、12話ラストでわずかに見えた、おとわを心配する表情はスッと消え、井伊の乗っ取りを画策する家老の顔に戻った政次は、南渓和尚からどう思うか尋ねられ、こう応える。

国を治めるのは、生半可なことではございませぬ。次郎法師様には、どこまでの覚悟がおありか。それが、いささか。
直虎が決意を語ると、「それなら誠心誠意お仕えする」と約束する。

「お仕えする」と約束したものの、この時は借金まみれの井伊の現状を目の当たりにすれば、すぐに音を上げるだろうと政次は高をくくっていた。だが、村の百姓からの徳政令発布の願いへの直虎の対応に、舌を巻くことになる。

画像2

たび重なる戦で、井伊の村の百姓はだいぶ減ってしまっていた。また、戦支度に金がかかるので、井伊家には多額の借金があった。

井伊の内情は、「火の車」だったのだ。

村の百姓だけではなく、井伊家にもたくさんの金を貸していた商人・方久(ムロツヨシさん)に会ってみると、かつて直虎を「かどわかした」疑いをかけられた者だった。

話を聞いてみると、裸一貫からのし上がって財を成したことがわかる。直虎は、方久を家臣の列に加え、徳政令(借金の棒引き)を申し出た村の領地を与えて、儲けさせようという策に出た。

要するに、土地をやるからお前のアイデアで借金以上の金を生み出して見せろ、と直虎は方久に告げたのだった。

一方、徳政を申し出た百姓たちは、直虎を飛び越して今川に徳政を申し出る。今川から徳政令を出すようにとの命令が下る。裏で糸を引いていたのは、政次である。こうすれば、今川からの命を受けて、自分が井伊を治めることが出来るからだ。

政次は、今川からの「お下知」を直虎に伝える。ところが、土地はすでに龍潭寺に寄進したので、守護不入の原則に従って、徳政など出せないという。

「お下知をはね付けるというのですか」と、思わず直虎の手を押さえる政次。直虎にじかに触れるのを観たのは初めてだ。

政次は、よほど直虎が心配なのだろう。今川からの下知を受け入れろ、後は俺が何とかする、というメッセージを感じる。

ところが、この件に見事に対応して、直虎は百姓の心も家臣の心も、掴んでしまうのである。

企みに協力させた、蜂前神社の禰宜と政次が言葉を交わす。

禰宜:「とらえたのは、村の心にございましたか」
(この時、政次何を思ったか、目を閉じる)
禰宜:「厄介でございますぞ。ああいう手合いは」
(政次、目を開く)
政次:「知っておる。(百姓たちと笑いあう直虎を見やりながら)昔から。」
この時、政次は亀之丞のいない10年の間、井伊谷の「竜宮小僧」として直虎が過ごした日々を、頭に思い描いていたに違いない。
「そうじゃ、あやつは竜宮小僧であったの」政次のそんな声が、聞こえてきそうな気がした。

画像2

しかし井伊谷は丸く収まったものの、駿府はお怒りモードである。それはそうだろう。虎松の後見についての下知、徳政令の下知、二つとも背いている。当然、直虎は駿府に呼び出しを食らう。

駿府で、直虎に申し開きに来るように伝えろと言われた政次の脳裏に、直親の最期がよぎる。どうにか直虎を守ろうと「自分に任せてもらえないか」、と伝えるが「申し開きに来いと言っているだけ」と取り合ってもらえない。

井伊谷に戻って、直虎に申し開きの件を伝えた政次は、直虎に言う。

行けば、どのようなことが待っておるのかは重々お分かりのことと存じます。駿府へ行かずとも済む手立てはただ一つ。

私を、虎松様の後見になさることにございます。さすれば、後のことは万事私が取り計らいましょう。
対して、直虎の答えはシンプルだった。

ならば、申し開きに参るしか無かろうの
この時、政次は一瞬「おい!危険すぎるだろ!やめると言えよ!」という顔をするが、いったん下を向いてからすぐに気を取り直し「分かりました。ではお供いたしますゆえ、出立の日などを後ほどお教えくださいませ」と言ってその場を去る。

政次は、虎松の母・しのに直虎を後見と認めないという書状を書いてくれと頼む。何とかして虎松の後見を自分にしたいのは、直虎を今川の矢面に立たせたくないからだ。これまでの経緯からして、井伊がこれ以上今川から睨まれたら、直虎は生きてはいけまい。政次はそう思ったのではないだろうか。

心配でたまらない政次は、出立前夜、自宅で物思いにふける。ひとことも発しない、短いシーンだが、政次の心の声が伝わってくるようだった。
何があっても、俺はおとわを守る。直親の二の舞にはさせない。だがどうやって・・・。政次は、おそらく全く眠れなかったに違いない。

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一方、政次がしのに書状を書いてくれと頼むのを見たなつは、ある疑念を南渓和尚にぶつける。義兄は井伊の皆を騙すことで、盾になろうとしているのではないか?と。
南渓和尚はとぼけた人なので、
「分からぬ。わしは政次ではないからのう」
「じゃがもし、仮にそれが政次の本意だったとしても、政次は認めぬであろうのう。本意を読まれれば、もう盾にはならぬからのう」と言う。

なつはそれを聞き、はっとする。このことは誰にも言うまいと思っただろう。

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直虎は、途中政次をも騙して申し開きに行き、寿桂尼(浅丘ルリ子さん)と対峙する。申し開きの上、直虎は何とか寿桂尼に気に入られ、虎松の後見として認められて井伊谷に帰ってくるのである。

寿桂尼が「後見を認める、次はない。」と告げた時の、政次の心からの安堵の表情。どれだけ気を張っていたのだろうか。お疲れ様です、と声をかけたくなる。

ちなみに詳しく書かなかったが、駿府に向かう途中で泊まった寺で、蛇に驚く直虎が悲鳴を上げる場面での政次がまた、良い。政次の直虎への想いがつい出てしまうが、結局直虎には伝わらないことが、切ないけれど。

画像2

戦で人が減った村々には、荒れ野がたくさんあった。方久は「三年荒れ野」を提案し、荒れ野を耕したものは3年は年貢を取らない、という策を講じる。

しかし、如何せん耕してくれる百姓がいないのである。

近隣の領主に、百姓を貸してくれと頼んでみるものの、断られてばかりだった。

蜂前神社の禰宜に探りを入れた政次は、事態を把握する。翌日、井伊の屋敷を訪ねて、六左衛門を詰問し、行き先を吐かせる。
(この、16話の六左を問い詰める政次が個人的に大好物なのだ。真ん中より少し後ろあたりだと思う)

村に人を連れてくることを考えた方久と直之と直虎は、方久が経営する茶屋で戦さ場がどこで出そうか情報を拾おうとやってきていたのだ。人を買うなら、戦さ場でというのが、当時の鉄則だったらしい。

どれだけ急いでやってきたのか分からないが、いつの間にか政次は茶屋にいて、こう告げる。

うわさを流されてはいかがか

(途中、方久と会話)

お三方(近隣の領主のことを指している)が人を貸してくれぬのは、この話が領主にとって何のうまみもないからだ。だが、この話は困っておる百姓にとっては大きなうまみがある。耕しさえすれば土地持ちの百姓となれ、しかも実りがでて3年は年貢もなし。かように良い話はそうそうない。

ならば、この話が百姓の耳にじかに届けば、井伊に逃げてくるものもあるのではないかと、私なら思うが。
それだけ告げて、政次はどこかへ行ってしまう。

きっと、あの徳政令の時のことを考えたのだろう。
人が集まってきたら、いま井伊にいる百姓たちが直虎のために、全力で面倒を見るに違いないし、そもそも実施しようとしている政策は、百姓たちにとってとても魅力的なものだ。

そして、直虎の領主としての魅力も、政次は感じていたに違いない。
人さえ集まれば、上手く回り始めるだろうと信じていたと思う。

現に政次のこの忠告を聞き入れて、茶屋でうわさを流したところ、井伊にはたくさん人が集まってきた。

政次の中で、次第に直虎への感情が変わっていってるのを感じる話だった。矢面に立たせたくない、全力で守るべき愛しき女性だったおとわに、民に信頼される領主・直虎として尊敬の念が加わっていく。

城主と家老 2人の思いがつながる
第18話「あるいは裏切りという名の鶴」は物語のターニングポイントになる回である。なぜなら、この回で直虎が政次の真意に気づいてしまうからだ。

ひそかに作らせていた種子島(火縄銃)を政次が発見し、目付として見逃せないと直虎に告げる。謀反と思われる可能性を指摘し、脇が甘いとも。
そしてまた、虎松の後見を降りるように迫る。

駿府へこのことを説明しろと政次に言われて、駿府へ向かう直之と政次と直虎。申し開きに行く前に、先に駿府へ駆けつけた方久の機転で、作りかけの種子島を今川氏真に売りさばき、お家の危機を回避したのである。

人集めで政次のアドバイスを、謀反の疑いを晴らすのに方久の機転をありがたく感じていた直虎が南渓和尚に「自分が情けない」と告げると、人の上に立つものならだれでも学んでいるような書物を、持ってきて勧めてくれた。

その中の1冊に書かれているある言葉で、直虎は政次の真意に気づく。その前に、一緒に暮らすなつの言葉から、直虎は政次の振る舞いに疑問を抱くようになる。

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駿府から帰った政次の様子を見て心配したなつが、直虎のところへやってきた時の出来事だ。

なつは、義兄は優しい人だと語るが、直虎はそう見えているのは、なつだけではないかと言う。
義兄の想いに気付いているなつは、義兄があまりに不憫だと思ったのか、直虎にこう告げる。

直虎様。お立場として、義兄と相容れぬことは致し方ございませぬ。なれど、どうかそれが義兄の全てだとは思わないでくださいませ
「どういう意味じゃ」と問い返す直虎に、「本意を読まれてしまっては盾にならぬ」と言っていた南渓和尚の言葉が蘇ったのか、「おかしなことを申しました」と告げ、辞去するなつ。

このなつの言葉をきっかけに、直虎は政次の振る舞いに疑問を抱く。嫁を取らずにいるのはなぜなのか。盛り立てる家もないのに、なぜ後見にあれほどこだわるのか。

孫子の兵法「敵を騙すには、まず味方から」という言葉を見た時、政次の真意が、直虎に天啓のように下りてくる。

政次の真意に気づいた直虎は、南渓和尚に相談する(そういえば、なつも南渓和尚に相談していた。和尚忙しいな)。

和尚は指摘する。どうするのだと。仲良しごっこをしていては、政次が今まで積み上げてきたものが水の泡になるだけだぞ、と。
政次の思いを汲み、今後やっていくと決意を表明する直虎。しかし、一つ大きな思い違いをしているので、それは正したいと和尚に告げる。

画像3

段々領主としての力量を認め、直虎に尊敬の念を抱きつつあるが、政次の中ではまだ守るべき想い人という要素が強いのだろう。井戸端でひとり、政次は亡き亀之丞(直親)に話しかける。

武田が今川を切り崩しにかかった。おそらく向後、井伊は松平と武田と今川の思惑に揺り動かされる、厄介な土地となっていく。

あいつの夢枕にでも立ち、言うてくれぬかの。亀。
危うくなるゆえ、早く下がれと。
政次が、正直な自分の思いを言葉で表すとは珍しい。井戸端に誰もいないからか、話す相手が彼岸にいるからなのかは分からない。

が、覚悟を決めているとはいえ、自分一人で矢面に立ち、守り切れるのかどうか不安だったのではないだろうか。直虎がやってくる直前の、視線を宙に漂わせる表情から「答えてくれぬかのう、亀。」そんな声が聞こえてきそうだ。

そこに、直虎がやってくる。どこまで聞かれたのか分からない政次は、普段通りに振る舞い立ち去ろうとする。直虎は政次を呼び止め、話す。

直虎:「敵も味方もあざむくことで、守る。そういう手があるのじゃな。兵法というものには」
(中略)
直虎:「(中略)もし、そなたがわれならどうする?どうやって井伊を守ろうと考える?そのために何を備える」
政次:「なにゆえそれがしに、さようなことを?」
直虎:「誰よりも深く、井伊を守る策を考えておるのはそなたであるからじゃ。だって、そうであろう?そなたは、井伊を手に入れることを考えてきたわけじゃ。手に入れればそれはそなたの土地。必然ここを守らねばならぬ。そなたのことじゃ。つけ入るすきもない緻密な、まこといやらしい策を練り上げておるのであろう。日も夜も明けず、そのことばかり考えておるのではないか?ならば、それを聞いてみたいと思うのは当たり前ではないか?そうであろう?」
この「誰よりも~」から始まる言葉を聞いている政次の表情が、みるみる変わっていく。バレた。なんと言い訳する。これでは盾になれぬ…おとわを守れぬ…どうすればいい?考えろ、但馬(はるまふじによる勝手な心の声解説)。

直虎:「政次。われは己で選んだのじゃ。この身を、直親の現身とすることを。誰に望まれるでも、強いられるでもなく、己で選んだ。己の手で井伊を守ると、われは己で決めたのじゃ。ゆえにもし、われがおなごであるから守ってやらねばならぬとか、つらい思いをさせずともすむようにと考えておるなら、お門違い。無用の情けじゃ」

直虎:「われをうまく使え。われもそなたを、うまく使う。」
われがおなごであるから、あたりからの政次の表情が、本当に見ものである。胸の内を言い当てられ、領主としての直虎への敬意が、女性としてのおとわへの恋慕を超えた瞬間だ。

直虎の言う「政次の思い違い」はここなのだ。直虎は「おなごだから守ってやるべき存在」なんかではなく、「共に井伊を支えていく存在」なのだと、そう伝えたかったに違いない。

ここまで直虎の話を黙って聞き、直虎の真意を理解した政次が、ようやく口を開く。

政次:「私なら、戦わぬ道を探ります。」
直虎:「…戦わぬ?」
政次:「戦に戦わずして勝つ、もしくは戦いに及ばずとも済むよう死力を尽くす。周りの思惑や動きにいやらしく目を配り、卑怯者、臆病者よとの誹りを受けようと断固として戦いませぬ。それが、大国に挟まれた小さな井伊が生き延びる、唯一の道かと考えます。」
直虎:「良いな。実に但馬らしい。」
井伊への思いを共有し、戦わず生き延びる方法を共に探ると、誓い合う領主と家老。政次が心を開いたことは、それまで自分を「それがし」と言っていたのが「私」に変わったことでもわかる。

1人で盾になろうとしていた政次は、実はホッとしたのではないかと思っている。守るべき存在が、ともに戦ってくれる存在になってくれたことに。

18話の井戸端の場面についてここまで詳しく書いたのは、31話から33話あたりとリンクするところが多いからだ。

詳しく書き過ぎたが、ぜひこの18話のシーンは実際に観ていただきたい。文字でこの場面の直虎と政次を描き切るのは、難しすぎる。”

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25 mamath

2025/03/04 20:39

家老の殿への愛がダダ洩れに 龍雲丸と直虎
20話あたりから、殿と家老の会話なのか、おとわと政次の会話なのかは突如混じる一人称「俺」や、タメ口に現れるようになる。
政次がおとわに本音を洩らしはじめた証だ。

実は、16話あたりから登場していた流れ者・龍雲丸(柳楽優弥さん)だが、19話で、井伊谷の山から材木を切り出して盗む盗賊団のカシラとして登場する。
おまけに、その後直虎を誘拐までした一団である。

直虎は、木を切る仕事をその一団に与えるわけだが、家臣たちに大反対される。もちろん政次も・・・と思いきや、井戸端でそれを聞いた政次は、いったん天を仰いで「またぞろ殿のお戯れがはじまった」という表情を浮かべながら、「まずは、そのものたちを見てからです」という。

甘い、甘いよ政次!

しかし、いつになく政次は不機嫌なのである。まずは見に行くといって、木を切り出している現場に行き、カシラのところで威嚇を始める。
(めったに見られない、というかたぶんこのシーンのみ。政次によるマいろいろあって、最終的には村人とカシラ達の誤解は解け、仲良くなるのだが、井伊家で宴会の最中、一人面白くない男の姿が。

政次である。

カシラが「お役目、続けてよろしいですかね」というのに答えて、直虎が「もちろん、もちろんじゃ!」とはしゃぎ気味に言うその声音と表情に、自分には決して向けられることのない、艶を感じたのだろう。

この様子をそばで見ていた政次は、顔色を変えないまま中座する。
自宅に戻った政次は、一人自室で静かに、明かりを見つめながらこう言う。

くだらんぞ、但馬。
幼いころからの許婚、直親とのことは覚悟も諦めもあるので、耐えられるのだろうが、改めて自分以外の男に色目を使うおとわを目の当たりにするのは、耐えられなかったのだろう。

家臣として直虎を支えると心に決めているであろう政次も、おとわのことになると、どうしても自分をコントロール出来なくなるらしい。実に、政次らしい嫉妬心の表れである。

言葉で説明できない2人の関係
18話以降、直虎と政次は誰もいないところで2人、よく囲碁をしている。知っているのは龍潭寺の南渓和尚だけだろう。2人は碁盤を挟んで、周囲の大名の様子について話したり、家内の問題や、周囲の大名との関係をどう結んだものかを語り合う。

そして、次第に2人の考えは、シンクロしていく。

25話「材木を抱いて飛べ」は、そんな話だ。

井伊の材木が「成川屋」という店に売れるが、実は成川屋が材木を卸す先は、今川の敵国である三河(松平)だった。
どういうことだか、申し開きに来いと今川は言う。

現在の商取引を考えると、売った先がどこにまた売ったかなんて、知ったこっちゃない。だがこの時代はそうはいかなかったようだ。

無理難題を吹っ掛けられた直虎は、碁盤と向き合う。
普段なら碁盤の向こうには政次がいるが、この時は駿府から今川の家臣が来ていて、政次は自分の屋敷から動けない。

虎松はそれを見て「直虎様が一人で碁を打っておられる」というが、南渓和尚は「一人ではないぞ。おぬしには見えぬか」という。

その頃、政次は政次で、自宅で碁盤と向き合っていた。

互いに碁盤の向こうの相手の考えを想像し、手を読みながら、碁を打つ2人。

直虎と政次、2人の絆を強く感じた。

ちなみに、この「エア囲碁対局」は、30話でも展開される。より切羽詰まった状況で。

画像3

駿府まで申し開きに行く間に、売ってしまったすべての材木を取り戻して、今川に届けようとする直虎。

直虎は途中で材木を取り戻す時間を稼ぐため、薬を飲んで病気と見せかける。熱を出したと聞いて、仮病ではないかと疑う今川の家臣に、見てくると言って、政次は直虎を見舞う。

直虎は薬の作用でこうなっていることを政次に告げ、これで2,3日時間稼ぎが出来るだろうと伝える。

「何という無茶を・・・」と絶句する政次。
苦しそうな直虎の頬に、政次の右手がぎこちなく触れる。2人は短く言葉を交わす。

政次:「俺の手は、冷たかろう。」
直虎:「うむ。血も涙もない、鬼目付じゃからの。
政次は、昔から誰よりも、冷たい」
直虎は、これを微笑みながら言うのである。
本当に「冷たい」などと微塵も思ってないことは、観ている方には明らかだ。
真意が伝わっている政次のまぶたは、この時、小刻みに震えている。

だが惜しい、政次。きっと殿は熱にうなされていて、覚えていないよ・・・

画像3

六左や方久、気賀で材木を売るときに力を貸してくれた、カシラ達の一団が協力して取り戻した材木は、無事申し開きの場に間に合った。

今川の元に、届けられた大量の材木。
これがまた、商人の町・気賀に城を築くのに使われるということでひと悶着あるのだが、そこは省略させてもらう。

なんだかんだと流れに乗って、井伊は商人の町である気賀を手中に収める。井伊谷の井戸端で、政次が直親に「おとわが気賀を取ったぞ」と穏やかに、そして愉快そうに話しかけるシーンが、私はとても好きだ。

直虎と政次。いったい、この2人の関係をなんと言い表せばよいのだろう、と本作を観ていた時にはよく考えた。夫婦でもなければ、ただの城主と家老でもなく、単なる幼馴染でもない。ましてや恋人同士でもない。この2人の間にある絆につける適切な名前が、言い表すのにちょうどよい日本語が、今も見つからないままだ。

井伊家存亡の危機
今川のおんな大名・寿桂尼(浅丘ルリ子さん)は、自分の死期が近いのを悟り、今川に忠誠を誓うものかどうか周囲の大名を試しにかかる。

そして、井伊直虎は目を付けられ、追い込まれていく。

井伊を直轄にしようとする今川氏真(尾上松也さん)により、徳政令を出せとの下知が下る。以前百姓から直接今川に願い出た徳政のことを、今更持ち出してきたのである。

理由は一つ。井伊をつぶしにかかりたいから。
しかも、今川は兵を動かすことなく、井伊を潰すことができる。
戦って敗れたのではなく、金で自滅するという、井伊にとって不名誉かつ最悪の形で。

政次が懸命に今川の犬を演じてきたにも関わらず、寿桂尼はそれすらお見通しだったということなのだろう。

寿桂尼が亡くなったタイミングで、今川ではなく徳川につくことの証として、人質に松平家にしの(虎松の母)まで差し出したというのに。家そのものが潰れてしまう危機に瀕してしまったのだ。

画像3

徳政への対処をどうするかについて考えるため、直虎と政次は、それぞれ1人で碁盤に向き合い、どんな手を打つか考えていた。

徳政令が出されれば、井伊は滅び、井伊谷は今川の直轄領となる。
井伊の民百姓は、今川のものとなる。戦う相手は武田・徳川。

井伊は徳川とは通じている。

ならば、あえて井伊を潰して今川にくだり、今川の家臣・関口の首を上げて徳川に差し出せば、井伊は復活するのではないか。

直虎と政次、2人の棋譜がぴったりと重なる。
碁盤から、直虎と政次の信頼関係と絆が、伝わってくる。

碁を打つ、という場面からこれほどの信頼関係と愛を感じるお芝居を、今まで私は見たことがない。
それもこれも、18話以降でたびたび挟まる、2人で碁を打つシーンあってのものだ。
碁を打ちながら井伊の未来を、周囲の大名の状況を語り合う直虎と政次を、観ている方が何度も目の当たりにしているからこそ、なのだ。

大河ドラマ(全50話)という構造ならではの2人の描き方を感じて、また脚本家の森下佳子さんに感嘆させられてしまう。あちらの思うつぼなのが、ちょっと悔しい。

虎松の首を・・・
井伊谷の百姓たちが、井伊の家臣・関口の泊っている先を訪れ、徳政を望まないと訴える。直虎の身を案じた百姓たちの自発的な行動が胸を打つ。

それをそばで見ていた政次のもとに、直虎がやってくる。
政次は、直虎に刃を向け、直虎にだけ聞こえる声でささやく。

「俺を信じろ。信じろ、おとわ」
おとわ呼びに、一人称「俺」。男としておとわを守る気のようだ。
こうして、百姓を黙らせ、関口に取り入ることで何とか危機を回避する。

2年の間撥ね付けていた徳政令を出すこととなり、直虎に代わって今川からやってきたのが、小野但馬守政次である。井伊家の屋敷に乗り込み、出ていくことを迫る。井伊家は小野の住む処となり、井伊の者たちはみんなで川名の隠し里に身を隠す。

政次は、今川から「城代にしてやってもいいが虎松の首を差し出せ」と言われてしまう。

龍潭寺にいるはずもない虎松を探しに来て、「ここに虎松がおるであろう。おとなしく引き渡されよ」という政次。
直虎と直接話が出来ないものだから、状況を知らせに来たのだろう。

この辺のシーンからの、政次の目に力のこもった、覚悟を決めた表情。中の人が結膜炎になったのはこのせいではないだろうか(勝手な推測)、と思わせるものがある。

もちろん、虎松の首など用意は出来ない。
用意するのは、名もなきほかの子どもの首だ。

虎松を守るために、一つの小さな命を奪うことを決意した政次は、家来たちに向けて言う。

案ずるな。地獄へは、俺がいく。
翌朝、名もなき子の首が関口に差し出され、改めよと言われた直虎。

もちろん虎松ではないのだが、虎松を守る代わりに差し出されたその子の首を見て、直虎は号泣する。

殿の涙に、罪もない、名もなき子の首の重みをずっしりと感じた。

政次の思いはすべてを超越する
このあたりからは、ストーリーを書くのにエネルギーを要して大変なので、だいぶ端折る。32話から34話ぐらいまでは、ぜひNHKオンデマンドで観てご確認いただきたい。18話とのリンクについて語っておきながら、申し訳ない。

今川とのトラブルはとりあえず回避できたところに、武田側の進軍が始まり、徳川が井伊を通ることとなる。

城主は直虎ではなく政次になっているが、問題ないと徳川に伝える直虎。

関口が武田に寝返ったおかげで、監視の目が緩んだ隙に、直虎に会いに来る政次。
2人で、碁を打ち始める。

直虎:「大事ないのか。こちらへ出てきて」
政次:「関口の家来が駿府へ引き上げてな。残るは雑魚ばかりになった故」
(中略)
政次:「駿府に人手を回せというだけの話かもしれぬが、いずれにせよこちらとしてはやりやすい話だ」
(中略)
政次:「どうかしたか?」
直虎:「いや、何か、いつもと具合が・・・」
政次:「言葉ではないか?」
直虎:「そうじゃ!」
政次:「まあ・・・殿様気分でも味わおうと思うてな。つかの間のことであるし」
(中略。直虎が家来っぽく話す)
政次:(手紙を見て)「こちらは約束通り、徳川が攻めてきた折に城を開け、臣従を誓えばよいということにございますな」
直虎:「うむ。それで井伊の家はよみがえり、徳川の国衆となることとなる」
直虎:「・・・慣れぬものじゃな」
政次:「さようにございますね」
政次:「次は殿かと存じますが」
(中略)
直虎:「その・・・もしそなたが、主の座にとどまりたいと思うのならば、われはそれで構わぬと思うておる」
「こたびのことが終われば、今川を欺かずともようなるわけであるし、いろいろとやっては来たが、やはりわれがこの役目には向いておるとは思えぬしな」
政次:(しばし直虎を見つめ)「よその商人たちに、ぜひうちの領主にと望まれる。つぶされるとなれば、何一つ言わぬのに百姓たちが体を張って歯向うてくれる。盗賊たちまでが、尼小僧のためなら仕方がねえと、一肌脱いでくれる。かような領主が、この日の本、ほかのどこにおられますか」
政次:「私には到底、さような芸当はできませぬ」
直虎:「・・・」
政次:「降りる道など、もはや許されませぬ。殿には」
直虎:「そうか」
政次:「はい」
直虎:「そうか」
政次:「殿の番にございますよ」
直虎:(涙ぐみながら)「なんじゃ、よう見えぬな」
ここで、政次が碁盤と碁石をもって、縁側へ出る。外には月明かり。月明かりの下で碁を打とうというのだ。

直虎:「もうじき、日の光のもとで打てるようになるの」
政次:「(笑顔で)はい」
この囲碁のシーンは、2人で碁を打つ最後の場面となるのだが、直虎の、政次のつかの間の幸せが心に沁みる。ここに至って、微笑みながら「はい」と答えた政次の晴れやかな表情から、「井伊」がつないだ二人の絆と、どんなに言葉を尽くしても到底表現し切れない、直虎への思いが伝わってくる。

そして、ここから描かれるのは、なつと政次の関係、政次の直虎への気持ち、小野家家臣たちの素晴らしさ、近藤(橋本じゅん)の疑り深さと執念深さ。

特になつと話すシーンでは、政次の素直な気持ちがストレートに言葉で表現される。

うまく伝わらぬかもしれぬが、私は幼きときより、のびのびとふるまうおとわ様に憧れておったのかもしれぬ。それは今も変わらぬ。

殿をされておられる殿が好きだ。それは身を挺してお助けしたいと思う。その気持ちを何かと比べることはできぬ。捨て去ることもできぬ。生涯、消えることはあるまい。
作品中、言葉で直虎への気持ちを口にしたのは、たった1回だけである。しかも、心を許しているなつに対してだけ。政次の人生が終わりを迎える間際に、だ。

どんだけ、感情を抑えた男なのだ。政次というのは。

もっと詳しく綴りたいのだが、文字にするより素晴らしい脚本と役者さんたちのお芝居を、ぜひ堪能してほしい。このnoteを読んで、31話から34話まで観て頂くのでも構わない。

ところで一つ疑問なのだが・・・
・近藤の恨みを買ってしまったことで、政次は命を落とすことになる。
・もともと近藤が恨んでるのは、材木泥棒(カシラ)をちゃんと罰しなかったから
・直虎が悪くね?
と思っているのである。これって、直虎は分かっているのだろうか?

そしてどうしても、これだけは端折りたくないので、書いておく。
政次が牢屋に入れられた後、龍雲丸が牢から出そうと助けに来るのだが、「俺は行かぬ」という。

曰く、
直虎と2人で逃れ、どこかで再起をはかれば2人は助かるだろう。
しかしそのあと、井伊に残った民はどうなる。隠れている虎松だってどうなるか分からない。守り切るのは誰だ。無理だろう、というのだ。

自分一人の首で済ますのが、最も血が流れずに済む方法だと。
そしてそれこそが、小野の本懐であると。
政次は、俺はこのために生まれてきたのだとまで言い切るのである。

どこかで、真逆の理屈を聞いた気がする。
直親である。

直親:「ここはもう死ぬしかないと思うのだ。死んで一緒になるしかない」
おとわ:「ばかなことを申すな! やっと戻ってこられたというのに何を」
直親:「俺は死なぬぞ。死ぬのはおとわだけだ」
直親のことを綴ったnoteで、私はこう書いた。

おとわが別人となって生きる、ということがどういうことか理解していない直親。これまで井伊の地で「竜宮小僧」となるべく10年の日々を重ねてきた、おとわのやってきたことを踏みにじる発言だと、理解できない直親。おとわが亡くなったら井伊の民がどれほど悲しむか。
しかし、直親と政次の対比がこうも極端に描かれると、もう足して2で割ってやれよと思ってしまう。

惚れた女に一途で、頭が良くて優しい政次。民にも優しい。
直虎がなぜ政次に惚れないのかが不可解だ。
なぜジコチュー脳筋の直親なのだ、おとわ…。

あ、男を見る目がないのか。10歳で出家しちゃったんだもんね。

直虎は政次が死ぬまで、18話の井戸端での約束を貫いた。

「われをうまく使え。われもそなたを、うまく使う。」
検索すれば、政次の最期がどのようなものであったのかは把握できるはずだが、本当に、ぜひ、観てほしい。
政次は最後に笑う。そして、そのあと愛の言葉が一切出てこない、大河ドラマ史上最高の愛が描かれる。

政次の辞世 はるまふじの解釈
政次は、じつに政次らしい句を辞世に残している。

白黒をつけむと君をひとり待つ
天つたふ日ぞたのしからずや
あの世で一人、碁盤を前に微笑みながら直虎を待つ、政次がウンティング。何度観ても分かりやすくて、笑ってしまう)

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26 mamath

2025/03/04 21:23

私も長いが、この人も長いな、のはるまふじさんからのコピーでした。

うえ〜ん、まさつぐ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(涙)

BS民放での再放送なので2話一緒に放送される。
抜き書き的にコピーしているのだけれど、ここのところは45分になってしまった。ほぼ半分。抜き書きの意味あるのか???
一番最初に見たときは長ーいシーンに見えたけれど、何度も見ると意外に短い。
それにしても役者ってのは凄い。
これには出てないけれど、雲霧仁左衛門の国村はんも凄かった、きゃー。
こほん。

今日からパパスは北海道に旅行である。
スマホ教室で旅行者の頁から申し込むってーのを初めてやって、
その最初の旅行である。
いつもならとっくに届く旅程表やらがちっとも届かず、郵便はまだかと毎日訊かれた。知るかそんなもん。(笑)
先々週の金曜日に”送ってます”だからもうつかなあかんはずだと、
私に訊かれてもねー。蕎麦屋の出前じゃないの?と答えておいた。
結局、”メールを送ってる”ことが昨日わかる。
で、今日出発ということと飛行機で北海道ということしかしらないままの今朝5時前、起こしに来て、鍵とか貴重品ここに置いていくで、
洗濯はしないで、ごみは出していくで、とのたまう。
で、6時ごろに洗濯をはじめに階下に行けば、まだいる。
で、風呂の栓を抜いたら怒られる。
これから入るのに!知るかー。
で、洗濯物を干したら冷えたので布団に潜り込んだら寝てしまって、
11時頃に起される。”やっぱ、大きい傘ないか”
二日ほど前に、軽いのが借りたいと私のヒョウ柄をもっていって、
ほんとにこれでいいのかと念押ししていいだったものが、
やはりあかんらしい。
でもって、他を出せば、自分のをもっていくと。

つい嫌味のひとつも言いたくなる。
こんな時間に出ていくなら、2回も起こさなくても…。
結局昼頃出て行った。

「リペアラー」大沢在昌
雑誌の挿絵描きのイラストレーターと新人小説家のペアが頼まれた事件を追って…。
あれ?大沢ってこんな若い書き方をする人だっけ?
同姓同名、と思ったら、一つのセリフで若作りがばれた。(おい)
”よせよ”なんて言葉は今の若い人は使わないぜ?大沢さん。(笑)
古いアパートの屋上で見つかった行旅不明人について調べての依頼が
だんだん大きな話になっていくのだが…。
最後がSF落ちになったのがどーもなー。

まだ超音波銃のスカーペッタの方が真実味がある。

スカーペッタといえば、28日に本屋に行ったとき、平積みされてたなー憤怒。憤怒と言えば、上を借りたときに図書館のヘルプの人が
”ふんど?”ってきいて、え?ふんどって読むの?
ふんぬだと思ってたとあとでググった。
ふんぬであってて、ちょっと安心。

風雲さん
ネットで引ける国語辞典のおすすめないですか?
ぐぐると、機械から買わなきゃいけないのしか引けないのです。

杢屋さん
平台、でした、古書店の外にあったもの。
なんでこんな普通名詞を忘れてしまうのか。

本屋でかけてもらったカバー。
何年か前とはデザインが違っていて、攻めているのかなと思ったら書店名が無しに。経費節減なんだ〜。
文庫用の方は小さなラインとbunkoの記入で折れ線位置が分かるようになっていた。



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27 mamath

2025/03/05 11:56

スズメっちが来ない。
あり得ないほどふくらんでいたのがボテボテと可愛かったのに。

え?痩せた?その斑点は?
というのがジョウビタキメス。
一瞬、憧れのウグイス生かと思ったけれど、こんな開けた所に来ないよなと他ググって確認。
この子は切って積んである枝の上にちゃょこんと乗ってはなんとなくぼーっとしていた。
何してるのかなと思えば、ふよーんとぢよっている虫をパクっと。(笑)
失礼!狩りの最中だったのね。

椅子の上にドスーンと座っていると
見るものが限られてくるので、
動くものはありがたい。

椅子といえば、風呂イスを手すり付きの高さ40センチ以上にに変えてとても楽になった。
変える前は、立ち上がれなくて、浴槽につかまらなければ立てなかったものだけど。
手すり無しではどうだろう、と、スーパー展示に座ったらやっぱり立てなかった。
お前は年寄りなんだと、日々思い知らされるんだよなー。

「逸脱刑事」前川裕
ド真面目刑事のこだわり捜査が闇を穿つ、が売だそうだけど、上司との会話が緩くて最後まで読めなかった。
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28 mamath

2025/03/06 17:26

「ディア・オールド・タウン」小野寺史宜
電子図書券を使った。

まぐさ桶の犬に使おうと思ってたのに、なんと〇天ブックス、
ご注文できない商品です、ということで。
5年ぶりの女探偵・葉村晶の書下ろし続編ということで売り切れた模様。
そちらは〇ゾンで買う。今日一日いつ届くかと待っていたら、
明日になるそう。しくしく。

閑話休題
あ〜いい本読んだ〜という感想。
父母でやっていた蕎麦屋を、息子が新たに始める。
よくある○○屋さん探偵のような謎解きものではない。
人々の静かで確かでふと不安になる暮らし。

”親は子に飯をくわすだろ。当然だろ”
”そうなんだよ。当然なんだよ。
おれも親父と母ちゃんを亡くしてやっとわかった。
親はな、すげえんだよ。
おれら子どもにメシを毎回おごってくれてんだよ。
毎回だぞ。一回も欠かさずにだぞ。
親だから当然。そりゃそうだ。でも毎回ってすげえと思わね?”

う〜ん。惣領に読ませたい。
30にして親のありがたさ(ありうべからざる)に気づいた蕎麦屋の店長が、18歳でバイクをふかしているボンに言うせりふである。
しくしく。(笑)

太めの羽根がぼさぼさの子は見てないけれど、
ペアらしきスマートな奴が2羽。
蒔いてあるごはん粒をかたまりですくっていった。

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29 風雲

2025/03/06 21:37

>mamathさま
mamathさんのカキコが長いのはそういうもんなので良いと思いますが、他人の長文コピペは引用の範囲こえちょりますよ。
リンクならセーフです。


朝井リョウ『時をかけるゆとり』
ゆとり世代と言われた平成っ子の著者の初エッセイ集。
すんごい久しぶりに「エッチスケッチワンタッチ」て見た。
反射的に「アイムソーリーヒゲソーリー」とか口走りそうになった。
「余裕のよっちゃん」とかも書いてて、なんでそんな単語をぶっ込んでくるのか(笑)
もうちょっと平成な時代っぽい替え歌も挟んではいるのだけれど、親が昭和だからか?

文庫本で読んだら解説が光原百合で、病院でMRI検査をしたことがさらりと触れられていた。
調べてみると亡くなる8年ほど前。
検索中に有栖川有栖「光原百合さんのこと」というコラムも見つけてしまってしんみりとする。
読んでない作品あるので探そうかな……


五十肩は大分良くなってきましたが、相次いで軽症の椎間板ヘルニアから来る坐骨神経痛と左膝の軟骨すり減ってることが判明しました……
これが人生の後半戦か……(´;ω;`)ウッ…
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30 mamath

2025/03/08 21:28

さすがに長いかとは思ったものの、どこで切ればいいか分からなかったぐらい、画面に忠実な訳(?)だったのでつい引用してしまいました。<m(__)m>
はるまふじさん、許してくだされ。

そうか、リンクはればよかったんだ。

「まぐさ桶の犬」若竹七海
不運な探偵葉村晶の7作目。

今回も、次から次へ巻き込まれて、突進して、満身創痍。
こずるい立ち回りは出来ないのよね…。
しようとはしてるみたいだけど(笑)。
コロナの中、探偵業も本屋も下火で、ひさびさに受けた事件。
自分が本当に探索業が好きだって改めて気づいてます。
が、軽い人探しのつもりが、死体がごーろごろ。
火事に、交通事故(?)にと忙しい。
しょっちゅうアレジオンを飲んでいる表記があるので、なんの付箋と思いきや。

”必死に口で息をしながら祈った。
待ってくれ、私の免疫細胞。
私をまもろうとしてくれてんのは分かってるけど勘違いだから。
敵はスギ花粉じゃない。
むしろくしゃみが出たら死ぬんだって。”

いやー笑った。
50代になった晶。がんばれー。

それにつけても効くのかなーアレジオン。
胡散臭いってんで、ルルを飲んでたんだけど。
ドラッグストアも医者も花粉症で風邪薬飲んじゃダメっていうから困っておりまする。

今朝は喉が痛くて寒気もしたんだけど、うーんどうしようで、
半日寝てたらよくなっちゃったし。
ルルを飲むべきか迷ったのよねー。

風邪を治す薬は無い、あるのは症状を軽くする薬だけだ、
で、ひきかぜの場合細菌でではないので、くしゃみはなみみずいたみねつ…の症状を軽くするんだよね?
なんでいかんのだー、るる〜。

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31 風雲

2025/03/12 13:38

気がついたら3月が半ばになりかけている……
おかしいなぁ
なんか色々やりかけの仕事が積まれてて、ちっとも減る気がしないのだが。
まぁ4月からうちの職場はパンクする予定なので、減らそうとしてはいけないのですが。


有川ひろ『物語の種』
最近彼女のはあんまり読んでないな、こんなの出してたっけ?と思いつつ手に取りました。
なるほどコロナ禍で、三題噺よろしくお題を募って書いた短編か。
たまにそう言う趣向のやつありますね。

表紙のイラストの一部に宝塚の男役、帯に元タカラジェンヌのだったので、ヅカ絡みの短編があるんだろうなと思っていたらなんと10編中3編がヅカだった(笑)
わたくし少々嗜んでいる(片手では足りないが両手で済むレベルの観劇歴)ので楽しく読めました。
他の作品には高知や阪急電車もチラホラしてるので、関西圏の人には特に馴染みやすいと思います。

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32 mamath

2025/03/13 22:44

今年は花粉が多い年ときいてたのに、あんまりひどくならないなあ、
と思ったのもつかの間、寝てるときに鼻水が耳から耳へ移動しやがるんで、耳鼻科に行って来ました。

う〜ん、鼓膜もきれいだし、大丈夫大丈夫、
という割には、飲み薬2か月分、点鼻薬(アレジオンだった)
点眼薬と出されました。
これはひどいね〜、だったらどんな薬がどれくらい出るんだろう?
と皆様も思いますか?(笑)
ちなみに、処方箋薬局でアレジオン効くかと聞いたら、アレジオンより強い薬が出てますよ?とのこと。
…わたしゃルルがいい…。

耳鼻科の近くに内科があるので、引導を渡されにいくと、
190→170なので、もう2・3か月様子を見ましょうになりました。
節制しようか、正月もバレンタインもお雛様もあって、普段食べられないもの売ってるし、と迷い迷い、結果食いまくるという目も当てられない生活をした割には、いい(悪い)結果なのですが。
カルディでカカオの実を使ったチョコげっと、パパスが北海道に行ったのでぐぐって千歳空港にしか売ってない土産ゲット…、
農学校のウエハースはリクエストしたのは私なのに惣領4,パパス1,で空箱だけが机上に(怒ってググったら〇天で買えた)。
ふしぎに、体重は少し落ちております。

前回、内科のH先生は、糖分と果物に気をつけろとおっしゃったので、シリアルに牛乳とバナナと干しブドウが朝食のところ、
大豆のシリアルに牛乳おあヨーグルトにクランベリーにシナモンにジャンジャーと変えているのですが、バナナもベリーもフルーツじゃんねと心配しつつ暮らしているのですが。
なんと今回ピーナッツとおかき注意とのこと!
”カロリー高いからね”だそうですが、ピーナッツは万能食品というような本がずっと買い物かごに入ってる身としては、えとえとえと。
砂糖抜きのビーナッツクリームも3瓶買ったし〜。

「さくらん」安野モヨコ
まんがです。土屋アンナで映画になったのかな?
なかなかでした。
分厚くなかったら取り置きかもですが、半端なく縦横高さがでかい。

「神田ごくら町職人ばなし」坂上暁仁(コミック)
これが凄かった。
内容的にはありきたりの話だけど、絵の力で見せる魅せる。

「たまのこしいれ 3」アシガールえど 森本梢子
出ていたのをしらなんだ!お気に入りに入れてるのになぜ知らせてこない〇天!
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33 mamath

2025/03/13 23:03

これはひどいね〜、だったらどんな薬がどれくらい出るんだろう?
と皆様も思いますか?(笑)

これはひどいね〜だったら、どんな薬がどれくらい出るんだろう?
と皆様も思いますか?(笑)

句読点一つで。

活字の方は、あちらこちら読み散らかしています。

「翳りゆく午後」井岡瞬
本当にかげりゆくんでぽつぽつとしか読めず。

「太陽を背に受けて」樋口明雄
山の短編集。一話だけ読んで、あれ?既読?

「トマトの先生」石田祥
元カレの猫を預かりまして、のデビュー作。
第9回、日本ラブストーリー大賞受賞作とのことだけど、
県内ほとんどの図書館になくて、貸借本に。
通常他館貸借は2・3週間かかっていたけれど、これはすぐ来た。
今まで他館貸借は別袋に入ってたけれど、今回はなし。
司書さんに聞くと、いきなり無くなったのだそう。
どーせ誰かが持ち回りは汚いとか言ったんだろうな…。
そこそこの面白さだったけれど、他の館に無いのも分かる。
始まりと最後がセクシャルで真ん中が偽装結婚、いっそラノベの装丁だったら置いてもらえたのかも?

もう一冊、なにかあったんだけど。



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34 杢屋

2025/03/15 00:30

千早茜著【しろがねの葉】新潮社

2023年、第168回直木賞受賞作品。

輝山を読了してから「しろがねの葉も読みたい」と公言しておりました。
そうしましたところ、知人から譲り受けることに。
言ってみるもんですね・・((^▽^))。

著者の千早茜さんは、
「石見銀山の女性は夫を3人持った。そのくらい銀堀りの男性は短命だった」
という話を現地のガイドさんから聞き、
(夫を)3人も看取ったらどんな気持ちになるのか・・
と考えているうちに、物語の発想が生まれてきたようです。

本作は、戦国時代末期から江戸時代に掛けて、
シルバーラッシュに沸く石見銀山の銀堀りと支える女たちの姿を、
山師の喜兵衛に拾われた少女ウメの視点で描いています。
そのウメも成長し、2人の夫と2人の息子を看取ることになるのですが。

文学作品は人間の汚い部分を書かないといけない、
という千早茜さんの言葉通り、
本作も汚い部分も女性の立場からリアルに描いています。
女性の心の中は女性作家さんでないと書けないですもんね。

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35 mamath

2025/03/15 23:30

「暗黒戦鬼グランダイバー」誉田哲也
なんつー、なんつー、なんつー本を書いたのか、というか出版したのか。
所は日本、正式な移民・不法移民、登録もされず教育もなく、
したがって日本語も話さず独自の言葉と価値観で増え続ける”がいじん”たちを異人と呼び、法を犯せば捕まえる…のだが、
つかまることなんか屁とも思わない異人は増え続け法を犯し続ける。
法に触れる度合いが高いものに対し、警察は特殊なアーマーを着用し対峙することに。
主人公は主人公深町は、凄惨な現場で、真っ黒なアームスーツを着た怪物と出会い…。
U字管のネトウヨが読んだらどーすんだってもんなんだけど。
主人公に肩入れしそうになる。
裏の大人の事情はどうあれ、主人公の血の秘密がしりたくて、次巻をのぞむ。
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36 杢屋

2025/03/18 23:44

mamath さんへ

杢屋がよく利用しているWEB辞書は「weblio国語辞典」です。

https://www.weblio.jp/

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37 mamath

2025/03/19 21:26

杢屋さん
WEB辞書ありがとうございました。私は普段はうえびおです。
もしくはぐーぐるそのもの。(笑)
ただ、その、ネット上にすぐ上がってくるのは便利なのですが、
一歩踏み込んだ検索をするには物足りないのです。
(イメージは広辞苑・日本語大辞典なので。)
中学校とか高校とかに入学するときに強制的に買わされたあの辞典類がネット書籍になって見られないかなとむぼーなやぼーをぼーぼーと燃やしたのですが。
やっぱ、情報量が多いから、機械そのものを買えになるんでしょうね…。

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