ＰＯＢ本好き連。 - 今日の猫さん２

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1 うる	2006/01/19 03:48

年も明けた事だし、３年振りに復活させてみた♪
まあ、タイトルは「今日の～」だけど、例によっていつの猫さんの話だか分かんなくなるんだろーけどｗ
馬鹿っぱなに書こうと思ったんだけど、長くなりそーだし折角なので^^
しかも２話目以降があるかどーかも不明ｗ

て事で早速。

＝今日の猫さん＝
札幌に戻ってから冠婚葬祭の付き合い一切を断ってた私。
メンドくさいのもあるが、実際それどころじゃなかったてのが本音。
そもそも札幌に戻ってる事すら知らせてない旧友も多いしｗ
それでも昨年末、どーしても断り切れない披露宴の出席依頼を受けちまった。
新郎新婦共20年以上の付き合いで、ガキの頃から何かと面倒見てきた後輩連中。
「どーしてもうるさんに1枚写真を撮って欲しい。」と懇願されてもーた。
ま、それだけの関係なら断れん事も無かったんだけど、昔からの知り合いである双方の親にも頭下げられたら流石に断り難い。
新婦側は中学時代から世話になってる一家だしね。
流石にこの家にだけは札幌帰って来た時にも挨拶に行ったくらい、長い付き合い。
母親に至っては、25年来のうるさんファンｗ
娘よりもむしろ母親のほーが仲が良かったりする。
帰省する度に顔出してたんで、当然猫さんとも顔見知り。

ま、そんなこんなで断り切れず…師走のクソ忙しい時に顔出すハメに。
もっとも当日は朝から仕事が1本あったんで、神社で挙げる結婚式のほーは当然無理。
披露宴開始時間にもギリギリ間に合うかどーかとゆー感じなので、私服で良ければって条件で引き受ける。

んで、当日。
案の定、前の撮影が押して、披露宴開始時間には間に合わず。
とりあえずTEL入れといて、車飛ばして会場に向かう。
会場は知人がやってるレストラン＆バーを借りて、昨今流行りのレストランウエディング。
車を駐車場に放り込み、助手席にブラ下げてあったカメラとレンズを肩に掛け、猫さんを腹に押し込んでカメラバッグを引っ掴んで駆け出す。
良く考えると猫さんは要らなかったな、と気付いたのは玄関駆け抜けた後。
ま、寒い車の中に1匹ぽっちで残しとくのも可哀想だし良いかｗ

半吹き抜けになってる1F部分がメイン会場。
友人連中なんかはテラス状に張り出してる2F部分のテーブルに座ってる模様。
結構盛況やん。
丁度乾杯前の挨拶が終わる所で、なんとか乾杯シーンには間に合った。
会食が始まったトコで、改めて両家の親が居るテーブルに挨拶に行く。
型通りに祝賀を述べ始める俺の腹にいきなり手を伸ばす新婦母。
「今日は居ないの？」
いや、人の挨拶聞けよ。てか、いきなり腹を触るんじゃない。
猫さんのコト知らん新郎側の親がビックリしとるやんけｗ
「あ、居た～♪」
て、ホンマに人の話聞いとらんな、コイツ^^;
外から突っつかれたんでモゾモゾと顔を出す猫さん。
同卓してる人の目が丸くなる。
説明の手間は省けたけど、普通の店なら叩き出されてるトコだぞお前。
まぁ横に居た支配人も一緒んなって笑ってるから良いか。
この一瞬、両家の身内連中は間違いなく新郎新婦の存在を忘れてたハズｗ

既にホロ酔いの新婦母。
「うるさんがウチの娘貰ってくれると思ってたのに～。」
披露宴の場で相手側の親を目の前にして、言うセリフか？それが^^;
ほっとくと暴言がドコまでエスカレートするか分からない新婦母から逃げ各テーブルを回って写真を撮るコトに。
友人の祝辞や余興も恙無く進行、料理も美味しそーだし中々に良い披露宴じゃないかと思いつつ撮影をこなす。
一応出席者なのに、料理は一切れも俺の口に入ってないんだけどさ。。。
ご主人様が喰ってないってのに、猫さんはアチコチのテーブルでお裾分けして貰ってニコニコしてるのが、ちとシャクの種。

一通り各テーブルの撮影を終わり、キッチンの入り口近くで水を貰う。
フト主役達に目を向けると、新郎が司会者の女性とコチラを指差しながら話してる。
何か動きがあんのかな？と思い、新郎新婦の所へ。
「うるさん、一つお願いがあるんですが…」とご両人。
何だか判らんが、嫌な予感がしたんで即決で断ることに。
「ココに来る事で既に一つ願いを叶えてやってるからダメ。」
「いや、そんなコト言わないで…」
などと話し始めたところで、マイクの所に戻った司会者が喋り始めた。
「ここで新郎新婦のたっての希望で・・・古くからのご友人であり・・・本日はご多忙の中駆けつけて下さり・・・一言頂きたいと・・・」
お、撮りに行かなきゃイカンと振り返ったら、「それではカメラマンの○○さん（俺の本名）宜しくお願いします。」と抜かしやがった。

あﾞ？何ですと？？
「お願いっ！」と手を合わせる新郎新婦。
何の準備もしてねーし、いきなり言われても困るんだが。
つか、司会者に言う前に俺に言えよ。
「一言でいーですからっ。何でもいーですからっ。」
懇願する二人に負けて渋々承諾。
あまし間を空けても何だしねぇ。
「ホントに何でも良いんだな？」
「はい♪」
「よ～し、後悔すんなよ」
早くも後悔の色が浮かび始めた新郎新婦に背を向けて、マイクの方へ。

とは言ったものの、頭の中は真っ白。
何を喋ろーかと考えが纏まらないまま、まずはマイクの向きを直そうと手を伸ばした途端、マイクスタンドがストーンと落ちた。
いきなり「ゴンッ」と音を立てて目の前に落ちてきたマイクスタンド。
ビックリした猫さん、思わず「みゃあ♪」

見事に音拾っちまったよ...マイク。。。orz

スピーカーから力一杯流れた「みゃあ♪」に場内大爆笑。
新郎新婦は腹抱えてるし、奥の席の人なんかは何が起こったのか分からないまま笑ってる。
美人の司会者さんもハンカチで目を押さえながら必死で笑い声を押さえてるし。
新婦の母に至っては、頓死すんじゃないかっつーくらい爆笑しとるがな。
自分が何をしでかしたのか全く分かってない猫さんをお腹に入れたまま、呆然と立ち尽くすご主人様。
取り敢えずスタンドを元通り直して、笑いが静まるのを情けない思いでじっと待つ。

ようやく笑いが収まって来た所で、おもむろに口を開き一言。
「以上」。
いや、この雰囲気の中で他に何を喋れと？
スマンな、新郎新婦。
祝辞と言われたが、余興になっちまったよｗ

笑い声を背に、逃げるよーにその場を去る。
でも流石プロの司会者やね。
涙を拭いて気を取り直して、見事に〆てくれたよ。
「新郎新婦のご友人のカメラマンさん…の猫ちゃんのお祝いの言葉でしたー。」

後日、写真届けに行った際にビデオ見せられて、更に情けない気分になりましたとさ。
いや、これが他人事だったらメチャメチャ面白いんだけどね^^;
TV局に送るとか言い出す始末だし。
新婚早々やもめになる覚悟があんならご自由に…と、一応許可は出しといて帰ってきたがｗ

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4 うる	2006/01/20 02:21

披露宴が無事…でもなく終わった後、「出演依頼出すから、私の結婚式の時にもやってね～。」とゆわれた。
やんねーって。
てか、招待でもなけりゃ撮影依頼でもなく、、、“出演依頼”て何やねんっ！^^;

撮る側の立場から言えば結婚式の写真やビデオって、そう何度も見返されるコトのない、ちょっと寂しい商品なんだけど。。。
おそらく…くだんのビデオ、現時点で日本一再生されてる披露宴VTRでしょう。
新婦母が、来る客来る客みんなに見せてるそーな。
ピンポイントで猫さんのトコだけ・・・orz

2年越しで笑いモンにされとるんかいな。。。^□^;

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11 うる

2006/04/06 19:01

中途半端に送信しちまったんで、やり直し^^;
以下本文。

プロローグ

昨年の11月8日。
おーごしょから訳の分からんメールが届く。
曰く、
「仕事で○○(注釈*1)に行くことなんて無いか？」
これ一行。。。
いや、そりゃあるかもしれんけど、だからどーしたって話だよなｗ
ちなみに送信日時は5日。
おーごしょのメールが着信に3日掛かるなんてのは良くあるコトなので、これは気にしない^^

まあ詳しく話を聞いてみると、「女王の結婚祝いの隠し玉で贈る寄せ書き色紙を、まおーが描いてるから取りに行け」て事だった。
最初っからそー書いてこいっつのｗ
つか…札幌から○○て、結構遠いんすけど。
しかも、なーんにも無いトコだから、この時期撮影行くなんて事もあり得ない。
（いや、畏れ多くもまおーが鎮座まします○○を馬鹿にしよーなんて気は全くありませんてば^^;　良いトコなんですよー♪時期限定でｗ）

更に良く良く話を聞いてみると、色紙のついでにまおーの写真も撮ってこいとの事。
仕方ないので、まおーと段取りつけることにする。。。

*1
北海道の某田舎地名ｗ
（まおー、ゴメン^o^;）

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12 うる

2006/04/06 19:35

第一章まおー編(*2)

いきなり泣きが入った。
「勘弁して下さいっ！(;;)」
なんのこっちゃい？

可哀想に。。。
おーごしょに写真寄越せと脅されて、心を痛めてたらしいｗ
「写真だけはホント勘弁して下さいっ」
懇願するまおーにほだされて、写真無しで構わないコトにしちゃう心優しいうるさん^^

あ、写真無しならわざわざ取りに行かんでも郵送で充分やん♪なんて考えは、これっぽちもｗ

式は3月だが、色紙を道外メンバーの所へ送るかもしれんので、ちょっと早めに貰う事に。
そもそもこの段階で、「色紙を道外に回すか」とか「寄せ書きする予定者数」なんぞを全く考えてないおーごしょに問題がある。
まぁ元が問題の塊で出来たよーなヤツだから、今さら細かい問題が一つ二つ増えたトコロで問題では無いっちゃ無いんだが^^
問題が有り過ぎるお陰で「問題無し」と評されるてのもどーかと思うがなｗ

おーごしょの問題の有無はどっちでも良いってコトで、なにはともあれ年明けに郵送にて色紙を貰う段取りを無事付けられました。

*2
分かっちゃいるだろーけど、「まおー」とは北海道在住の連古参メンバー。
仮のＨＮを「エウロス」と言ふｗ

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13 うる

2006/04/06 23:25

取り敢えずまおーとの段取りがついた報告と今後の色紙の動きを確認するために、おーごしょに連絡入れる。
この時点で決まってるのは、氷犬さんに一筆貰うことだけ。
北海道メンバー3人だけで1枚の色紙にするのか、それとも参列出来ないメンバーのトコを回すのかすら未定。
それによっては、まおーからとの受け渡しや氷犬さんとの面会の日時を早めないとイカンゆえ。
場合によっちゃ氷犬さんに大長文を書いて貰わにゃならんくなるしｗ

実はこの時既に、披露宴に行ってみよーかと、ちょこっと考えてた私。
北海道から行く人はおらんだろーから、北海道代表として^^
御目出度いコトには、やっぱ直接「おめでとう！」を言ったげたいしねー。
なによりも、連メンバーの結婚式なんてこれが最初で最後かもしれん♪
（参列するチャンスが、で無いトコが連らしいっしょｗ）

などと考えつつ、この後色紙どーするん？とおーごしょに電話。
「東京に持って来い！」
おい。。。^□^;

すったもんだで、事前に書くのは北海道勢だけで、あとは会場で書いてもらうとゆーことになる。
披露宴会場に持参するか郵送になるかは年明けまでの懸案事項にしとく。
もっとも…最終的に何人が書くのか分からんので、色紙のスペースをどんくらい残せば良いのか気になる。
気にしてる私におーごしょ一言。
「スペース足んなくなったら、裏に書かせりゃいーじゃん」

いや、それじゃ「寄せ」書き違うやん。。。^^;

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17 うる

2006/04/15 14:20

猫さんが寝てる内に更新^^

-----------------------------------
とりあえず女王様にオフ参加予定の一報を入れ、まおーに受け渡し期日に余裕が出来た事を伝える。
まおー、いきなりぶーたれる^^;
「急いで描いたのに～」
それは、段取り考えずに急がせたおーごしょが悪い。うんｗ

年が明け、まおーから色紙が届く。
旦那さんが弄ばれてる、何とも女王様らしい絵ｗ
連の男性陣じゃないんだから、もーちょっと何つーの？こう…などと苦笑しつつ眺めてると、もう1通まおーから郵便。
なんで2通も？と思ったら、現金書留。
事前に何の話も無かったし現金しか入ってないので、何だかよく分からない。
電話で確認すると、「女王家へのお祝い品の代金。まりかちゃんに渡して♪」との事。
いや、どーせ書留で送るんなら、おーごしょんトコ直送でいーやん^^;
この辺、魑魅魍魎系の連女性共通の気質が垣間見える。
『立ってるモンは何でもコキ使え。それで余計に時間が掛かろーとも』のｗ

=この頃の猫さん=
折角だから、色紙に猫さんの足型を押そう♪と思い立ったご主人様。
まずはテストと、チラシとスタンプ台を用意し猫さんを鷲掴み。
猫さんの右手をスタンプ台に押し付けて、チラシの裏にペタン。
ん？ちと薄いな。
たっぷりインクを付けて再チャレンジ。
今度は綺麗に押せました。
わはは、かーいーぞ♪
面白いので、チラシの裏一面にペタペタと足型をつけて遊ぶご主人様ｗ

ひとしきり遊んだトコロで、さて本番。
色紙を用意してまたしてもインクをたっぷり付けたトコで・・・猫さん飽きてもーた^^;
色紙に狙いを定めてる最中に、身を捩ってピョンと床に飛び降りる猫さん。
わあ！とゆーご主人様の悲鳴を後に、ペッタラコ♪ペッタラコ♪と
足跡を残しつつ走り去る。
床の上には点々と・・・間抜けな模様(ToT)

猫さんの足拭きと床掃除で色紙どころではなくなりました。
まあ今再々度チャレンジしてもダメだろーから、ほとぼりが冷めた頃にもう1回やろうと、取り敢えず猫さんの手の届かない所に色紙を厳重に保管したトコで、まおー編終了^^

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