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タイトル : おーごしょ殺人事件

1 おーごしょ

2002/08/23 14:37

暇だったので。書いて見ました。展開見えません(笑)

尚、この物語はすべてフィクションです(笑)
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2 おーごしょ

2002/08/23 14:38

「うわ〜〜〜、やべぇ、やっちまったよ。」と叫んだのは、ウルフである。
「殺すつもりじゃなかったんだけどなぁ」
ウルフは狼男である。今夜は満月。見事に変身した彼の姿は、オオカミなのだが、言葉遣いは普段のぞんざいなままであった。
「おおごしょ〜、死んじまったか??」と恐る恐る足で蹴ってみるウルフ。
ピクとも動かない死体となったのは、彼の天敵である、おおごしょと呼ばれている人物である。
「うわぁ〜、やべーよ。俺が殺したってばれたら、おーごしょの配下に何されるかわかんないしなぁ」死体を前にうろうろ、ぶつぶつつぶやくばかり。
「うっす、やっぱりこの死体は隠さねとーと、やばいな」
「隠すっつってもなぁ、どこに隠したらいいのかしらん?」つぶやきは増すばかり。
「あっ、いっそ、雨男のうちに放り込んで来るっつーのは?」ポンと手を打つ。碌でもないことしか考えつかないウルフ。
「共犯者に仕立て上げよう」ずるずるとおおごしょの足をもって引っ張りかけて。ドスンと落とした。
「あー、雨男の家がどこか知らんなぁー、使えない奴」と自分のことを棚にあげて、責任転嫁しようとしている。こやつ、卑怯者なのである。
「くっそー、なんでおーごしょのくせに死ぬかなぁー」などとほざいている。そもそも自分が狼男なのを忘れたウルフが悪いのである。満月の夜にウルフとたまたま会っていたおおごしょの不幸でもあった。ウルフとしては変身するつもりはなかったのだが、いかんせん、満月、逆らいようもなく、変身してしまう。その現場を目撃したおおごしょ。
「わー、すごい、すごいっ」と手を叩いて喜んでいたのだが・・・そこで悲劇は起きた。
オオカミに変身したウルフは普段の数倍の怪力をもつ。
「喜んでるんじゃねーよっ」といつものようにおおごしょを軽くはたいたつもりだったのだが、オオカミに変身していたせいで、おおごしょは軽く吹っ飛んでしまった。というわけである。狼男に殴られただけでもショックなのに当たり所が悪かったせいか、昇天してしまった。そして、最初のセリフの戻るのである。
そして、このおおごしょ、配下がたくさんいるのである。しかも全部、ウルフの天敵ばかり。それもこれも普段のウルフに問題があるのだが、ウルフ本人にはそれがわかっていない。憎まれ口ばかりを叩いているから敵は増えていくのである。

その時、ウルフの足元でおおごしょの携帯電話が鳴り始めた。
「うぎゃぁあぁぁ」怯える狼男、異様である。
恐る恐る、携帯を手に撮るウルフ。放って置けば良いものを・・・
「はい」
「あーら、うるちゃんじゃない、まりかちゃんの携帯なのになんで、うるちゃんがでるわけ?」というこの声。
(女王じゃん!!やべー)
「女王ぉぉ、おーごしょは今手が離せないそうですぅぅ。それで私が取らせて頂きました」と妙に丁寧。
「ふーん。まりかちゃんにへんなことしてないでしょうね?」見透かされているように女王の言葉が突き刺さる。
「めっそうもない。できるわけないじゃないですかぁ・・・」
「そお?なら良いんだけどさ」
「まりかちゃんと会う約束してたのよ〜。待ち合わせ場所にこないから心配になっちゃって、それで電話したんだけど。まりかちゃんとかわってくれる?」
「うっ」ややや、やばいっ。うろたえるウルフ。
「どうしたの?まりかちゃんとかわってよ〜、さっさとしろっ」命令である。反射的に電話を切るウルフ。致命的であった。

「切りやがった・・・」女王のつぶやきに、隣にいたかなめちゃんが反応する。
「どうしたの?」
「まりかちゃんの電話にウルフが出やがってさぁ。まりかちゃんにかわってって言ったら、切りやがったのよ」お怒りである。
「おかしいわね・・・まりかちゃんの声した?」
「ううん、ぜんぜん」
「まりかちゃんが、うるちゃんに携帯取らせて、黙ってるのって変じゃない?」
「そういえば・・・・変・・・・かも」
「もう一回電話して見る」と携帯を取り上げる女王。

―――ただいま、電波の届かないところにいるか
「繋がらないよ〜」
「ますますあやしい」つぶやくかなめちゃん。
「今日は満月だよねぇ・・・」
「そうだね。お月様きれいよ」と窓の向こうをながめる女王とかなめちゃん。


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3 読者@

2002/08/23 18:54

うわー!すごいのが始まってる!!
うるちゃん かわいそうに。。(なんでそうなる)(笑)

のっけから殺されてるなんて・・まりかちゃん、大丈夫
か?(笑)

この先、どうなるのか?はらはら・・。

 なぜか犯人サイドに立ってしまうのであった。。
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4 読者A

2002/08/23 21:00

近くにドラム缶と五メートル一巻のロープがあればなあ・・・

なぜか私も犯人サイド、はらはら・・・


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5 読者B

2002/08/23 23:39

死体役のおーごしょ。
このまま死体役に甘んじるんやろか。
狼男が出てきとるからには、ゾ○ビかておっけ〜やろし。
とんでもない展開の予感に、ワクワクドキドキや!
(かなめちゃんと女王は何に変身するんやろ・・・・え?変身ものやない?(笑))

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6 読者C

2002/08/24 00:21

楽しき読ませてもらってますー。続きに期待〜

>といつものようにおおごしょを軽くはたいたつもり
いつもはたいてるんですか?(笑)
>なんでおーごしょのくせに死ぬかなぁー
おーごしょ=不死身の構図(笑)
命知らずね(クスッ)

そうかー変身物なのね。楽しみ〜
おーごしょの配下の変身に期待っす(見どころを勘違いしてます(笑))
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7 おーごしょ

2002/08/24 00:38

急いで、携帯の電源をオフにしたウルフ。
「あー、やばかった」冷や汗を拭きつつ、携帯を自分のジーンズのポケットに押し込んだ。
「しょうがねーなぁ。とりあえず、っと。おーごしょにはトランクにでも入ってもらうか」とおーごしょを抱え上げトランクに放り込んだ。
(さて、これから、どうするかな?)おーごしょを殺してしまったとなれば、只では済まない。
いかにして逃げるべきかを真剣に考えている、ウルフであった。
 その車のトランクの中で、殺されたはずのおーごしょが息を吹き返していた。
「いったぁーい」第一声がこれである。
「オオカミのやつぅぅ。思いっきりどつきやがって・・・、おぼえてろよ」とここまでつぶやいたところで、自分のいるところに目が移ったようである。
「暗いなぁ・・・どこだぁ?ここは」察するに、トランクなのはわかったが、どうしてこんなところに押し込められたのかがわからない。
「ま、いいかっ。なんとかなるでしょ」とどうも寝てしまうつもりらしい。
さすがはおーごしょと呼ばれるお方である。

 待ちあわせ場所で待っていた女王とかなめではあるが待てどくらせどまりかちゃは現れず、いよいよおかしいということになった。
「うるちゃんとまりかちゃんいっしょにいたのよねぇ、あの電話の口調では」
「そうみたいね」
「でも、電話は繋がらない状態のまま、誰もでない」
「アヤシイのは、うるよ、絶対」
「そうよねー、他にいないわね」とかなめがしばし考え込む。
「女王、ウルフさんにさぁ、呼び出しかけてよ、明日。私はその前にちょっとやることがあるから」
「OK!任せて。私の呼び出しを断るとどうなるか楽しみ〜〜。あっ!他の人も呼んでもいい??」
「いいわよ」
「わーい!!なんかよくわかんないけど、明日は楽しい日になりそうだなっ」と無邪気に喜んでいる女王。さすがだ。となりでにやりとしているかなめが不気味であった。
「じゃ、頼んだわよ。私はちょっと出かけてくるから・・・」
「はーい、いってらっしゃい。気をつけてね」
さっそく、携帯を取り出し、電話を掛けようとしながら、女王が言った。

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8 読者B

2002/08/24 01:19

お、やっぱりゾン○やったかおーごしょ。(なぜか過去完了形(笑))


それにしても、皆なんで匿名レスなんやろ?
@下手に名前出てレスしたらもの凄くヤバイ雰囲気やから。
A下手に名前出てレスしたら登場人物にされてしまうから。
Bもう既に登場してるから。

あ、わし?わしは@や。
わしが誰か、ばれませんように。(祈)
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9 読者@

2002/08/24 08:04

やっぱり生きてたのね!
うるさんの柔手(笑)で(いくら変身してたとはいえ)
一発であの世行きとは?と思ったがさすが、九尾の命(猫か!)
のおーごしょ。

しかしトランクに入れるのは大変だったでしょ!!

私ももちろん@だわさ。「命知らず」になれない私で
ある。

読者Bさん あなたはだれ?(爆)
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10 読者A

2002/08/24 09:29

えっ、生きてたの?

この間、今回死んだ振りしてた方に「[本好き連殺人事件]好き?」って聞かれたので長かったけれど読んでみました。
そういえばあそこでも死んだはずの人が生き返ってきてましたよね。
ゾンビの巣窟なのかな、[連]って。
>>このまま死体役に甘んじるんやろか。
  ↑ さすがパズル好きのBさんですね、読みが深い!!

これから息を吹き返したおーごしょが、次々と・・・あっ、見えた! 
これって多分世界最初のミステリを狙ってるんじゃないかな(調べた訳じゃないから、「そんなの一杯あるよ」って言われるかもしれないけれど)。
言っちゃっていいかな・・・極悪非道、残虐無比、厚顔無恥、抱腹絶倒の真犯人の名前を堂々とタイトルに掲げてしまったミステリーなんて・・・ありました?

小心者の私も、もちろん@です。


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11 読者A

2002/08/24 09:53

息吹き返す前にコンクリート流し込んじゃえばよかったのに・・・


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12 おーごしょ

2002/08/24 13:46

車を運転しながらウルフはぼんやりしていた。そこに自分の携帯着信音が響いたもので、反射的に出てしまった。後悔の元である。相手を確認してから出ればよいものを・・・
「うるちゃ〜〜ん。さっきはどーも」
「うぎゃっ」
「なーによー、その挨拶。あー、わかった。嬉しいのね、私の声が聞けて。うふふ」
「そっ、そーですね」
「うるちゃん、明日ひま?ひまよね?」
「えーっと、ちょっとわかりませんっ」誰も見ていないのに電話の前で恐縮しているウルフ。
「あー?ひまなのでしょ?わかってるんだから〜。明日、夜八時に待ってるからね」
「あっ、あっ、夜はまずいですっ。」まだ月夜なんだから。
「三時頃なら行けます、どこへでも行きますっ」となにも考えられない、ウルフは反射的に答えていた。
「わかったわ、三時ね。来なかったらどうなるかわかってるわね?」
「はい、じゅーぶんに」と言って電話を切るウルフ。
昼はカメラマンとしての仕事がある。おーごしょの死体は明日の夜始末してしまうつもりでもあった。月夜に怪力。いたせりつくせり。これを利用しない手はないではないか。
その前に、女王との約束が気がかりではあったが、なんとかなるだろうと高を括る。
「どうせ、わかりっこないさ」と口笛を吹いてしまうウルフであった。

さて、翌日二時半頃。待ち合わせ場所には、すでに女王が来ていた。本を読んでいる。
なんかオフ会と勘違いしてないかな?この人。と遠くから見ていて思ったのは雨男である。
昨夜、女王から緊急の呼び出しを食らい、この場所まで来たものの。さっぱり事情がわかってない。
「こんにちは」
「雨ちゃん、愛してるわよ〜、来てくれてありがとう」という女王の声に、一歩後ろにさがってしまう雨男であった。そこに、
「わー、遅れてごめんなさーい」と駆け込んできたそらた。
「あっ、雨さんも来てたんだ」
「うふっ、そらちゃんには遅れるだろうと思って、二時って言っておいたのに。これでちょうどよい時間ね」と笑う女王。
「えっ?!ひどいよぅ〜」とぶーたれるそらたを尻目ににっこり微笑んでいる。
「で、今日はなにがあったんですか?」と冷静に雨男が訊ねた。
「昨日ね、まりかちゃんと待ち合わせしてたのに、来なかったのよ」
「えー、まりかちゃさん、どうかしたの?」
「それがわからない。その時まりかちゃんの電話に出たのが、うるちゃん」
「ウルフさんとまりかちゃさんって天敵じゃなかったっけ?」
「そうなのよねぇ」
「それで今日ここにうるちゃんを呼び出したの。うふっ」と嬉しそうな女王。
「問い詰めるんですね?」とそらた。
「そのとおり」
「わーい、楽しそう・・・頑張ってくださいねー」っと傍観者を決め込むつもりらしい。
その横で、雨男がぼそりと
「かわいそーに」とつぶやいた。
「なんか言った?」と耳ざとい女王の問いに
「いいえ、なんでもありません」とだけ言う雨男。
「ならよろしい」

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13 おーごしょ

2002/08/24 15:26

そんな風にメンバーが揃っているとも知らず、ウルフが待ち合わせ場所に現れた。
今朝そのまま仕事に行って、ほぼ徹夜だが、月夜なので妙にハイになっている。
「お待たせしました〜」と待ち合わせ場所に現れ、女王とともにそらたと雨男までいることにビビるウルフ。これでかなめがいたら完璧なウルフ包囲網。
「かなめちゃんはちょっと遅れるって」と女王ににっこり微笑まれ。絶体絶命のピンチだと悟る。内心ひそかに「どこでばれたかなー?」と行動記録を確かめている。
携帯電話さえ出なければ良かったんだよなー・・・まぁ、なんとか言い抜けてやるさ。
とかなんとか、考えているウルフの前に、いきなり白いものが飛びついた。
「うわーっ」とのけぞるウルフ。
その後ろにかなめが笑っている。
「うふふ、まりかちゃんはどこ?ウルフさん」といきなりのカウンターパンチである。
「かなめさん、知りませんよー」とあくまで白を切るウルフに
「その犬、まりかちゃんとこの「もどきくん」よ」
ウルフの周りをくんくんしながら歩き回っているでかい犬。こいつが・・・
「どうせ素直に吐かないだろうと思って、このコをつれてきたのよ」とかなめ。
「知らないはずないと思うけどな」
「じゃあ、なんでまりかちゃんの携帯に出たのよ?」女王が詰問する。
「いや、だから、、、、そのときはおーごしょと会ってたんだけど、その後わかれたのっ」
「ふうん、おかしいわね」
「まりかちゃん待ち合わせ場所に来なかったわよ」
「その後携帯にも繋がらないし・・・」
「おかしいわよねー?うるちゃん」とウルフの背後にまわる女王。
「俺は無実だー」
その時、そらたが「あっ」と叫んで携帯電話を取り出した。どこかに掛けている様子。次の瞬間、ウルフのジーンズのポケットから着信音が聞こえ始めた。にっこり微笑むそらた。
「なんで、まりかちゃさんの携帯電話をウルさんが持ってるんですかぁ?」
「えっ」おかしい。昨日電源オフにしたはずなのに・・・
「さぁ?おかしいな。そらたさん、間違えたんじゃない?」
「いいえっ!間違えてません。今、まりかちゃさんの携帯鳴らしたのでーす」
すっと、ウルフのジーンズのポケットから鳴り続けている携帯が抜かれた。女王である。
「うわーっ」
「おだまりっ」と有無をも言わさず携帯をかなめに渡す。弄っているかなめ。
「これは、たしかにまりかちゃんの携帯。何でウルさんが持ってるのかな??」
「えーっと、それはぁー」しどろもどろ・・・
「まりちかゃんの携帯の電源切ったのはウルフさんでしょ?」
「まりかちゃさんの携帯は、朝自動電源オンになるんだよーだ」とそらた。
「前にチャットで言ってたもん」
知らなかった。昨夜電源切ったので安心していた。朝は朝で忙しかった。そーいやなんか音がしていたような気がしないでもないが・・・
詰めが甘いウルフ。ことごとく携帯電話に呪われている。
「さ、説明してもらいましょうか?」とかなめが詰め寄った。

 その時、かなめが連れていた「もどき」が引き綱を持っているかなめを引っ張りだした。
「こらこら、何をそんなに興奮してるのよ」とかなめ。ふとひらめいたように、
「ふふん、まりかちゃんを見つけたのね」ともどきに言った。
「ウルフさん、覚悟したほうがいいわよ、もどきがまりかちゃん見つけたみたい」と言ってにんまりした。焦るウルフ。内心「やべーよ、やばい」とつぶやき続けている。そんなことお構いなしに、かなめはもどきに引っ張られるまま、ついて行く。だんだん自分の車のほうに近づいていくのをただ見守るしかないウルフ。脇の下にじっとりと汗が滲むのを感じながら、逃げ出す隙はないものかと辺りをうががっている。ウルフの車の側まで来た。
猛然と走り出す「もどき」トランクに向かって吠えている。
クルリと向き直ったかなめが
「ウルフさん、トランクを開けなさい」と命令を下す。前にはかなめ、そして背後には女王、そらた、雨男までいる。退路はない。仕方なくキーを取り出し、トランクを開けるウルフ。パコッと口を開けたトランクに首を突っ込むように立ち上がる「もどき」
「わんわんわん」と嬉しそうに吠えまくった。

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14 読者(2酔猫)

2002/08/24 21:26

ワクワク ドキドキ・・ σ(^◇^;)

プリンセス天×のように、
箱抜けするのかな〜

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15 氷犬

2002/08/25 01:19

Aさん、
>真犯人の名前を堂々とタイトルに掲げてしまったミステリーなんて・・・ありました?

それやったら、「の」が抜けとるちゅう事か?(笑)
主客逆転?(爆)
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16 A

2002/08/25 03:01

>それやったら、「の」が抜けとるちゅう事か?(笑)
 ↑ 「おーごしょの(犯した)殺人事件」ということですかね?
言われてみれば・・・「おーごしょ殺人事件」って
「おーごしょ(が被害者の)殺人事件」か
「おーごしょ(が犯人の)殺人事件」のどちらかということですね。
「さあ、どっち?」ということだけれど、しょっぱなで死んじゃったんだから「被害者なんだ」と思ったけれど、2章で生き返っちゃたら「本当は犯人なんだ」ってなりそうだけれど・・・じゃあ被害者は誰?これから殺されるのっ?・・・一人で死んだり生き返ったりの繰り返しってわけにも行かないだろうし、展開が難しそうだなあ。

「**殺人事件」というタイトルの「**」って地名とか、西村京太郎なんかだと「特急北アルプス」「急行もがみ」(読んでないけれど多分時刻表トリックものですよね)、内田康夫だと「戸隠伝説」「後鳥羽伝説」みたいに謎解きに関わるものの名前とかがほとんどですね。
本当は「恐山(での)殺人事件」とか「L特急たざわ(を利用した)殺人事件」「平家伝説(にまつわる)殺人事件」としなくちゃいけないんですかね、まあ慣習というかこれはこれで何となく読者も心得ているということでしょうね。
「**」が人名というのはあんまりないのかな。だって被害者か犯人のどちらかだもんね。ここに人名を入れるのはまずいよ、おーごしょ。

・・・何書いてるのかわからなくなっちゃいました。

おっ「おーごしょ(が名探偵の)殺人事件」が落ちてるじゃん!これかな。



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17 おーごしょ

2002/08/25 14:11

「ふわーっ、よく寝た。あれ?なんでお前こんなところにいるのよ」ともどきの頭をナデながらまりかちゃは起き上がった。
「わー、まりかちゃん、無事だったのねー」と駆け寄るかなめ。
事情が呑み込めていないまりかちゃだったが。
「あ、かなめちゃん、それにみんなも・・・どしたの??」と首を傾げる。その時、ウルフの顔が目に入ったようだ。ウルフはこの隙に乗じて逃げようと後ろを向いた瞬間だった。
「うるっ、お待ちっ」と叫ぶまりかちゃ。びくりと動きが止まるウルフ。
「あっ、おーごしょー。生きてたんっすね」と残念そうな声。心の中では
(くそー、あの時死んだと思ったのが間違いだったのか。そりゃ死ぬわけないわな、あのおーごしょが)とつぶやいていた。
「よくもやってくれたわねー、覚えてろよっ」という声とともにトランクから起き上がるおーごしょ。そして、にっこり微笑んだ。
「そーだ、心配させたみたいだから、今日はみんなに面白いものを見せてあげましょう」と穏やかに言った。
嫌な予感に怯えるウルフ。
「女王、うるちゃん捕まえて放したらダメよ。そろそろ良い時間だしなぁ・・・」
「でも、ここじゃまずいわよねー、うるちゃん」ピタピタと頬を叩く。
「どこが良い?人目につくのはまずいでしょ?」
この口ぶり・・・やっぱり・・・やっぱりこいつはおーごしょだ。あの時殺しておけばよかった。後の祭りとはこのことである。
「おーごしょー、勘弁してよー、ねー、ねー」
「やだねっ」
「みんな車に乗って。ウルフ、ほら運転しなさい。早くしないとまずいんじゃないのぉ?」
訳がわからないまま、主導権はかなめから、おーごしょに移っている。
(これは安心してもいいってことなのかなー??)と考える雨男。
(わーい、なんだかわかんないけど、楽しそう)とわくわくしている女王。
(やっぱり、こうでなくっちゃ)とうきうきしているそらた。
(まりかちゃんが無事でよかった)と冷静なかなめ。
を乗せた車が走り出した。

○時間後――
人気のない山際まで辿り着くと車を止めたウルフ。もう限界だった。
ドアを開けると同時に外に飛び出すウルフ。
「なんが始まるの?」という問いに
「黙って見てなさいって」と笑うまりかちゃ。
そして―――、ウルフは変身したのである。みんなの見ている前で。
「うわー、すごいっ」息を呑んでいるそらた。
「すごいすごいっ」と喝采しているのは女王。
「あー、やっぱりねー、こんなことだろうと思ったわ」とつぶやいたのはかなめ。
「あらー、人外なのは自分だったんじゃない??」と言った雨男。
特筆すべきは誰も怯えていないところ・・・である。
さすがは「本好き連」と言ったところか。
そして、変身を終えたウルフ。涙に咽んでいる。
「ちくしょー、見世物にしやがって」
そして、月に向かって吠えた。すぐ隣で「もどき」も一緒になって吠えている。
「なんか、兄弟みたいね」と笑うそらた。
嘆いているウルフの背中をポンと叩くのは雨男。
「もう諦めたほうがいいですよ、私のようにね」
「いやだぁぁぁ」と絶叫するウルフ。
「諦めの悪い人だなぁ・・・どうしてそんなに嫌がるんですか?住めば都ってゆーじゃない?ここも同じですよ」
「いいや、それは間違い。俺は魑魅魍魎の仲間じゃないっ!」
「んなこと言ったって、あなた狼男、人外じゃん・・・」
ぐっと詰まるウルフ。
「そーだけど、俺はあんなに怖い人たちの仲間じゃなーいっ!!」
そのやり取りを聞いていたかなめが、静かに言った。
「ねー、まりかちゃん、昨日ウルフさんと会ってたのはどうやったの?ウルフさんがまりかちゃんの呼び出しを受けて素直に現れるとは思えないんだけど?」
「ああ、そうよね。私が呼び出しても来ないと思ったから、せれねさんに頼んだのよ。
メールでウルフ呼び出してねってね。月夜を狙ってね」
「狼男だと思ってたのね?」
「もちろん」
「それで、もどきを連れて来たのかぁ」とかなめ。
「いきなり、うちにもどきを連れて現れた時には吃驚したわよー」
「あはは、もどきも役に立ったし。めでたしめでたし」
「くっそー、詐欺師〜〜〜っ!!はめやがって。せれねさんー、いいひとじゃなかったんですかー?」叫ぶウルフ。
笑い出す女性陣。
「みんなネタが好きだもんねー」
「抜け駆けするつもりだったのね」とぼそりとつぶやく雨男。
「そーか、ウルフさんってそういうひとだったのねー」と冷たい視線を浴びせる。
「あっ・・・いや、雨さん、そーじゃなくって・・・」
「ふーん、これで私の友情もなくなったと思ってね」と一言。
「これでうるちゃんの最下層が決定!」
「うわー、おにっ、悪魔ぁぁぁ、おめーら本当に魑魅魍魎だぁぁぁぁ」


ウルフのおーごしょを呪う声だけがいつまでも続いていた、他の人たちの楽しそうな笑い声とともに。
月夜に狼男。密かに生きているはずの都市伝説。
でも、実態はこのようなものなのかもしれません。

―――終り―――

あっ、ウルフさんのその後が気がかり?
ご想像にお任せします。

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18 おーごしょ

2002/08/25 14:19

お楽しみいただけましたでしょうか?
ミステリちゅうか、馬鹿馬鹿しいのを書きたかっただけなんですけども。
ついでに、日頃の鬱憤を晴らすべく(笑)
この中の会話はチャットルームでうるちゃんが実際言ったものが多いです。

タイトル。。。なんかつぶやいてる方がいらっしゃいますが・・・
「おーごしょ殺人事件」とした場合。
「おっ、おーごしょ殺されるの?」と期待して
クリックしたでしょ?そこのあなた。。。そそあなたですよー。
掲示板だから、いかにクリックさせるか。。。という手ですね。

匿名の感想が並ぶとは思いませんでしたが・・・(笑)
つか、どう思われてるかよーくわかったり。。。
ふーん、、、なんか新たなる対抗馬も出てきたみたいだしっ


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19 A

2002/08/25 16:13

ああ、面白かった! これくらいの短篇が好きです。
誰も死ななくてよかった! こういう「殺人事件」好きです。
大好きなおーごしょも無事だったしね・・・くーっ。

>つか、どう思われてるかよーくわかったり。。。
ふーん、、、なんか新たなる対抗馬も出てきたみたいだしっ
 ↑ こ、これってまさか・・・

>「おっ、おーごしょ殺されるの?」と期待して
クリックしたでしょ?そこのあなた。。。そそあなたですよー。
掲示板だから、いかにクリックさせるか。。。という手ですね。
 ↑ さっすが、おーごしょ!やることが汚い、いや、卒がない、畏れ入りました。

でもこの話はここできれいさっぱりお終いということに・・・ねっ。


ところでタイトルですが
『おーごしょの復活と逆襲』とか『名探偵もどき』とかでどうでしょうか。
聞いたことおありでしょうが、こんなところで機嫌を直してください。


削除キー   

20 @

2002/08/25 20:11

いやあ、ちょっと期待してたんですよ。
おーごしょ亡き後の本好き連のゆくえが気がかりだったもの
でねえ。
いや、なに無事でよかったんですよ。無事で・・。
別に血を見るのが好きって人間でもないし・・。

人狼さんはみてみたいけど。

 で、ウルフさんのその後は?

削除キー   

21 (2猫)

2002/08/25 21:35

次作、、
洋物だと定番「Return To ウルフ」ですかね。

でも、この作品で、ここの住人の素顔の一端を垣間見た気がする。

くわばら くわばら
(((((((((((((((((((((;^^)ニゲニゲ
削除キー   

22 読者(その?)

2002/08/25 22:30

面白かったでーす!
そーそー、うるさんってそーゆーキャラですよねー。
みんなの特徴を巧みに捉えた一遍だったと思います(笑)
次回作に期待しまーす。今度は誰が出てくるのかな? 楽しみ♪

>新たな対抗馬さん、
大丈夫、最下層は幅が厚いから何人でもOKですよ(クスッ)
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23 読者C

2002/08/25 22:39

面白かったですー。

気の弱い人狼はあくら…知恵者の人間には勝てないって話だったのね(笑)
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24 読者B

2002/08/25 23:54

完結お疲れ。
おもろかった。
最下層真っ只中からおいでおいでしとる「読者(その?)」さんが言うとる様に、「みんなの特徴を巧みに捉えた一遍だったと思います」てのに激しく同意や。(笑)
連の事あまり知らん人でも、これを読めば一発で分かるで。いろんな事が。

ついでに、最後に付けたしたらどないだ?
「この物語は、ほぼフィクションではありません。」て。(爆)

(ところで、氷犬氏て、昨夜相当酔うてたみたいななあ。素顔で堂々と書き込みする暴挙を犯してしもとるし。(笑))
削除キー   

25 被害者。。。

2002/08/26 09:32

連載終了まで気が付かなかった俺って。。。(泣)


ったく、ちゃんと逝ってろよな〜。(笑)
なんか方法は、無いもんかね?ホント。

急募!!
おーごしょのお葬式に出席する方法。<婉曲法(笑)
(某氏曰く、「熱湯が一番」とか。)


#でもタイトルが「殺『人』事件」だから、おーごしょは死なねーってのが丸解りっ(爆)
削除キー   

26 おーごしょ

2002/08/26 13:48

ざまみろ。。。でも、凝りとらんなぁ。。。(笑)

つかですね。。。匿名希望の皆さん。。。ばれてるんですけど?
氷犬さんに至っては、暴挙つか、快挙?
匿名にするの忘れてるしっ(笑)

猫さん。。。他にいないでしょ?猫さん〜

デフォルメして書いてあるのっ!!(笑)
あくまで、フィクションです。まだ人狼の確認してないし(爆)
変身するところを見たらフィクションじゃなくなるんですけどねぇ。

○て太さんや、○うろす、○犬さん、○OUさん。。。。
ばれてるよーだ。(笑)
で。小心者、、、ってどなたが?(笑)
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27 とくめー希望

2002/08/26 14:16

誰かさんと比べりゃ、みんなそうだって。(笑)
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28 まりかちゃ

2002/08/26 14:32

うるっ、おめーもばれてるよっ!(笑)
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29 ○OU

2002/08/26 19:50

 で、続編はありかや?
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30 読者(その?)

2002/08/26 20:43

え、違う!
>読者Bさま、
わたしは最下層の住人ではありまんよーぅ(笑)
今のところ、最下層の住人はふたり。もうひとり片足を突っ込んでるみたいですけどねぇ。
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31 エウロス

2002/08/26 21:26

……ばれてたか(文体か脇からかは謎だけど、やっぱりかー)

何故だかまりかちゃさんの罠にハマった感じ。
(いろんな意味での)あぶり出しっすか?(笑)
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32 A

2002/08/26 22:00

・・・なんでばれちゃったのかなあ。
小心者と言ってしまったがいけなかったのかなあ。
正直者に隠し事は無理ってことですかね、反省。


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33 氷犬

2002/08/27 00:49

みんなバレバレかあ。
さすが、おーごしょのおーごしょたる所以やな。
わしなんか、誰が誰やら・・・・。
(その?)さんは、てっきり雨さんが「クスッ」て言うてるのかと思うたわ。大変失礼!(笑)
(この場合、「失礼」て書いたら、逆に雨さんに失礼なんやろか?(笑))
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34 おーごしょ

2002/08/27 14:27

つか、そらちゃんもばれてますよ(笑)
おやびんの真似しなくてもいいって。。。。

続編の期待されてるみたいですけど。。。ネタがありません(笑)
ネタを仕込んで、またアイディアが浮かんだら書くかもしれません。
書かないかもしれないし。

短いと楽なんだけど、スパッと切れ味が良くないと面白味にかけるしねぇ。。。難しいです。

あぶり出し。。。。うふふ。
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35 そらた

2002/08/28 00:39

>おやびん、
わたしは読んですぐ「あ、おやびんだ」って思いましたよー。
やはり文体かな?(笑)

>まりかちゃさん、
いや、匿名にするのがお約束かなって思って(笑)
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36 せれね

2002/08/31 22:36

こんばんは〜。

あるお方に言われるまで全然気が付きませんでした(滝汗)
創作小説の中で自分の名前が出てくるとは思わなかったので
本気でビックリしました(笑)

うるふさん…強く生きて下さいね(爆)

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37 まりかちゃ

2002/09/01 22:40

あるお方の想像が、、、つきますが(笑)
スペシャルゲストということで、事後承諾ですがよろしく(笑)
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