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タイトル : トントの大冒険2nd

1 まりかちゃ

2002/05/17 01:19

リレーの続きはこちらでお願いします。作品倉庫に前編が格納しました。御協力感謝します。まず、そちらを読んで頂いて、またこちらに参加を願えれば幸いです。いつ終わるのでしょう?謎です(笑)


めでぃさんが書いたラストはこちらです。

「たしかに。魔術大典は内容はともかくただの本だ、魔物はよりつくまいよ。聖剣も九百年も前に破壊された。だがな、ベアトリーチェにしても、ここ二百年誰もみていないじゃぁないか」と、うさんくさそうに言って、ニヤけながら顎鬚をもてあそんでいる医者を見た。

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2 まりかちゃ

2002/05/17 02:04

トントは、自分の手を見入っている。こんなことは今までなかったのに。心に中に渦巻く「?」を誰にぶつけていいのか?少し離れたところで医者はなにやら話し込んでいる。「ねぇ、ぼくって魔法使いになったの?」とトントは問い掛けてみた。
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3 かなめ

2002/05/23 09:50

「なるとかならないとか、そういうもんじゃないな。魔法は生まれ持っての才能だからよ・・・しかし、それだけの力がありながらここまで無知だって事は、さてはお前南の島生まれだな?」
面白そうに笑う医者の肩には、いつの間にかあの変な鸚鵡が戻って来ていた。
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4 madoc

2002/05/26 10:48

鸚鵡の顔はいつの間にか、人間の顔になっていた。痩せて青白い面立ちに不機嫌で傲慢そうな灰色の瞳。「おお、永遠の少女ベアトリーチェ。聖剣を朽ち果てさせし魔法水を作り出し、姿をくらました悪戯好きの少女。」医者は懐かしげに鸚鵡の羽を撫でた。
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5 まりかちゃ

2002/05/26 15:29

ヴィーダの長い髪が揺れた。ふと遠い目をしてヴィーダは空を見上げる。その目がわずかに曇った。トントも医者も気づかぬわずかな変化だった。「私は急用ができた。トントのことを頼む」医者に告げるとヴィーダは歩み去った。
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6 めでぃ

2002/06/04 02:14

「やーれやれ、せっかくボウズに呼び出してもらったのになぁいっちまいやがったぜ、銀髪のあんちゃん。結局ボウズの正体はわからずじまいか」医者はそういうと、鸚鵡をひざの上にのせて髪の毛をくしゃくしゃにする。
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7 madoc

2002/06/04 10:21

ベアトリーチェの顔をした鸚鵡は不機嫌につぶやく。「なんなの、この騒ぎは・・。あたしの生き顔取ってくるこの忌々しい鸚鵡も200年ぶりだわ。一人で楽しくお花遊びしてたのに・・。大人の相手は疲れるの!」
 不思議な鸚鵡に目を輝かしてトントが叫ぶ。
「じゃあ、おいらが相手するよっ!赤毛ちゃん!」
「赤毛って呼ばないで!気にしてるんだからっ!」
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8 まりかちゃ

2002/06/09 13:49

ヴィーダが去ったのには理由があった。サロメからの呼び出しである。
ローズマリーの異変を知ったサロメはその善後策を打つために、ヴィーダを呼び出した。影をトントが持っている以上命に別状はないはずなのだが、サロメの居場所が知れるのは困るからである。
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9 めでぃ

2002/06/21 01:05

「ええっなんで、綺麗な赤毛じゃないか!気にすることないよ」とトントがベアトリーチェを見つめながらいうと、彼女は間髪を入れずに答えました。
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10 めでぃ

2002/07/01 03:47

「そりゃ、あなたみたいに元から髪の毛のない人からみたら、髪があるだけでうらやましいでしょ。でも、嫌なのよ…血の色みたいで」「ちょっ、これは剃ってるんだよ!」「子供の相手もつかれるのね」
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11 まりかちゃ

2002/07/06 15:58

ベアトリーチェはそう言うと、また鸚鵡に戻ってしまった。頭をなでながらトントがむくれる。「言いたい放題言ってくれるなぁ」医者は大笑いしながらトントに言う。「ここでベアトリーチェが現れるってことはな、それだけお前が大物ってことだ」
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12 めでぃ

2002/07/19 09:19

「行くか」医者が言うと、バサバサと音を立てて鸚鵡が医者の肩に乗った。トントはいぶかしげに医者を見る。どこに行くというのだ?医者が言う。「こんな所にいつまでもいたってしようがない、だろう?」こんな所。医者がトントを連れてきたこの部屋は確かに、こんな所と言われるのに相応しかった。
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13 めでぃ

2002/08/04 04:44

トントと出会ったときに医者は言ったのだ。「こんなむさ苦しいとこにいないで、俺の部屋にこいよ。けっこう広いし、真っ白いシーツにふかふかのベッド、それに銀瓶酒もあるぜ」医者が連れてきたこの部屋は、たしかに広かった。シーツは純白で、ベッドは羽毛のごとく、銀瓶酒は芳醇。なにひとつ削られていなかったが、部屋の印象は予想と大きく異なっていた。プラスされているもののせいで。
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14 まりかちゃ

2002/09/07 20:25


トントは見上げた。それは大きな大きな時計だったのだ。
「こんな大きな時計見たの初めてだ」医師は、真面目な顔をして言った。
「その時計はな、この世界全てを司る時計さ。止めたら大変なことになる」
「なんで、あんたがそんなもんもってんのさ?」トントの質問に医者は片目をつぶり「今はまだ教えられない」と答えた。
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15 めでぃ

2002/09/15 02:06

時計は部屋中を埋め尽くしている。天井、壁、床、すべて時計の一部なのだ。ベッドは時計と時計にはさまれたような形でおいてあり、息苦しさといったらない。トントは寝つきはいいほうだし、疲れてるし、お酒まで飲んでたけど、眠れなかったのだ。
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16 めでぃ

2002/09/18 01:03

「ほれっ」と医者にうながされ、トントはベッドを飛び降りた。不思議に体が軽い。さっき飲んだお酒に何かはいっていたようだ。二人は扉を開けて部屋の外に出た。
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17 めでぃ

2002/10/09 01:24

「まっくらだねー」トントが言った。部屋の中でどのくらいの時間がたったのだろうか。部屋に入る前は明明と城内を照らしていたタイマツがすべて消えている。「もう日は昇ってるんだろーけど、まぁ今日は天気が悪ぃんだな」
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18 まりかちゃ

2002/10/29 01:04

天気が悪いのかと誰もが空を見上げた。しかし、そうではなかった。
太陽が昇ると曇っていても少しは明るくなるというのに、この日はずっと明るくなることはなかった。闇の世界が訪れたのだった。太陽はもう昇らない、誰かがこの呪いを解くまで。
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19 めでぃ

2002/11/18 02:31

二人は闇の中をズンズンと歩いていく。トントは夜目がきくから、暗いのは大丈夫なんだけど、医者があんまり速く歩くので付いていくトントはあちこちぶつかったり、こけたり。で、とうとうたまりかねて聞いた。「そいでさー、どこに行くわけ」
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20 めでぃ

2002/11/30 03:01

トントの期待を裏切って医者は立ち止まらず、歩きながら答えた。「地下さ。この城は大分痛んじゃいるがそう古いものじゃない、せいぜい百年かそこら前に建てられたのよ。この城の地下には埋没した旧帝国の遺跡、空中庭園が眠っている。いまじゃ地下庭園だけどな。」
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21 かなめ

2003/09/17 11:18

どこをどう歩いたか、気付くと大きな木の扉の前に二人は立っていた。医者がトントの肩を押した。
「お前が開けるんだ」
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22 かなめ

2003/09/17 11:24

身長の四倍もある大扉は、体重を掛けて押しても引いてもびくともしなかった。
その様子に医者はくつくつと笑う。すると肩の鸚鵡が「そこの取っ手を掴むのよ」とベアトリーチェの声で話した。
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23 かなめ

2003/09/17 11:26

良く目を凝らすと、トントの頭より少し高いところに錆びた取っ手があった。両手でそれを掴む。
「う、わ・・・なんだぁ?」
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24 かなめ

2003/09/17 11:27

掌が熱い。
慌てて手を離そうとしたが、自分の体が言うことを利かない。
「ほう。想像はしてたが、これほどとはな」
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25 かなめ

2003/09/17 11:37

掌の熱は次第にびりびりとした震えに変わる。トントの脳裏に金色の光が見えた。
すると震えは突然何事もなかったように、スッと消える。
「・・・今のは?」

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26 かなめ

2003/09/17 11:41

「封印さ。よし、もう開くはずだ」
言われてもう一度押すと、今度は羽根を持ち上げるように軽く扉は開いた。
「まさか吸収するとはな・・・」医者のつぶやきにトントは首を傾げたが、今度は何も教えてはくれなかった。
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27 かなめ

2003/09/17 11:48

先の見えない長い階段が、扉の内側にはあった。不思議なことに、一段降りるごとに壁に取り付けられたランプが勝手に灯る。
「これも魔法なの?」
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28 かなめ

2003/09/17 11:53

「まあな。正しくは俺の魔法じゃなく、お前の力だが」
「ぼくの?」
「庭園についたら全てわかる」
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29 かなめ

2003/09/17 11:55

どれだけ階段を下りたろう。いい加減飽きてうんざりした頃に、ようやくまた木の扉の前に出た。「またビリビリする?」心配になってトントは尋ねる。
「・・・お前まさか・・・」
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30 かなめ

2003/09/17 11:57

「・・・いや、何でもない。大丈夫、今度は何も起きないから」
医者の言葉通り、今度の扉は普通の重さで何事もなかった。

扉の向こうは緑に満ちていた。
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31 かなめ

2003/09/17 12:00

足下はふわふわとした芝に覆われ、木々が青々と茂る。花壇には色とりどりの花、中央の噴水では冷たそうな水が吹き上がっている。
しかし、空はなく、そこにはただ灰色の空間があった。
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32 かなめ

2003/09/17 15:30

敷石を渡り、噴水の脇を通り、奥へ奥へと足を進める。さっきから黙ったままの医者の後を追って、トントは小走りになる。
「ここだ」そう言って立ち止まったのは、一本の枯れた木の前だった。
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33 かなめ

2003/09/17 15:34

大人の腕の太さくらいしかないその木は、ぽつんと生えていた。いや、もう生命があるとも思えない。トントがちょいと突いたら倒れてしまいそうなほど貧弱だった。
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34 かなめ

2003/09/17 15:39

「さっき噴水があっただろう?あそこから水を汲んできてこの木に与えろ・・・きっと、お前なら生き返らせることが出来る」
またしても医者は何も説明してくれなかったが、水入れの革袋を貸してくれたので黙って受け取った。他にどうするべきなのか、何も思いつかなかったのだ。

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35 かなめ

2003/09/17 15:43

噴水の縁に手を掛けて、水に手を浸した。やはりとても冷たくて気持ち良い。掌ですくって一口飲むと、不思議と甘かった。
こんな水なら木も元気になるかも、そう思ったが、期待とは裏腹に変化はなかった。
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36 かなめ

2003/09/17 15:47

「くそ・・・何故だ!?もっと、もっと与えるんだ・・・っ」
噴水と木の間を往復する度に、医者のイライラが酷くなる。休む間のないトントも疲れ始めた。
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37 かなめ

2003/09/17 15:49

『お前が新しい王か・・・』
水を汲んでいると、後ろから小さなしわがれ声にそう語りかけられた。
思わずトントは振り向く。

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38 かなめ

2003/09/17 16:03



まばゆい閃光が辺りを包む。あの日島の海に落ちた、あの光。
「決して後ろを振り向いてはだめよ」
そう母に言われたことを思い出したのは、体が椰子の木を縦に3つも飛ばされてからだった。
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39 かなめ

2003/09/17 16:09




「痛っ」
何かが激しく肩にぶつかったみたいで、トントはその場にうずくまった。
「トント!!」
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40 かなめ

2003/09/17 18:56

駆けつけた医者が光とトントの間に立ち塞がる。
「仕方ないから、魔法の使い方を教えてやろう。よく見ておけよ」
彼はそう言うと、上着の内ポケットからするり、とメスを一本取り出した。
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41 かなめ

2003/09/17 18:58

そして人差し指で柄を何度か撫でた。トントにはそれが何かの模様を描いているように見えた。
「行け!」
声高に命令を下すと、光の中心に向かってメスが飛んでいった。
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42 かなめ

2003/09/17 19:01

「魔法ってのはな、自分が元々持ってる素質さ。そいつを引き出すのには呪文と模様が必要だ。何に模様を描くかはそいつ次第。俺はメスに描く・・・何しろ『医者』だからな」
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43 かなめ

2003/09/17 19:06

『ケケケケ、良いことを聴いたぞ。ケケケ、まだ新しい王じゃないんだな。ケケケ、あのローズマリーの孫が魔法が使えないんだ、ケケケ、ケケケケ・・・』
光がゆっくり薄れていくと、そこには真っ黒い毛玉のような物体が浮かんでいた。
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44 かなめ

2003/09/17 19:13

「なんだ、何だあれっ!?」
「慌てんな。そうか、お前ローズマリー婆さんの孫か・・・どおりで・・・よし、それなら文様と呪文を教えてやる、使ってみろ。お前の場合は掌に描くんだ」
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45 かなめ

2003/09/17 19:15

不思議な言葉を医者が呟く。それを慎重にトントも復唱した。そして左の掌に指で模様を描く。
何故か気分が高揚し、心臓が高鳴った。

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46 かなめ

2003/09/17 19:18

「今だ、打て!」
合図を送られ、慌てて掌を毛玉に向ける。しかし、掌から出たのは、小さなひょろひょろとした炎だった。
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47 かなめ

2003/09/17 19:18

「あれ?」医者が頭を掻く。
「どこか間違っちゃったのかな」
『ケケケ、やっぱりやっぱり。チャンスチャンスだ喰ってしまおう。ケケケケケ』
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48 かなめ

2003/09/17 19:20

ふわりふわり、毛玉が空中を飛んで近付いてくる。近付くにつれ、魔物特有のいやな臭気が鼻につくようになる。
「そうか、判ったぞ!!」
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49 かなめ

2003/09/17 19:22

医者がぽん、とトントの頭に手を置いた。
「その指輪が原因だ、そいつを外してもう一度」
いぶかしがりながら指輪を外すと、影が二つになり、そして体中に力が満ちた。
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50 かなめ

2003/09/17 19:25




「その影はな、ローズマリーの力そのものさ。影が見えないってことは、ローズマリーの力も使えない」
炭化してしまった魔物の体を解剖しながら、医者が言った。
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51 かなめ

2003/09/19 09:15

「ねぇ・・・そいつ、ぼくが殺したの?」
「ああ、見事だった」
医者は褒めたつもりだったが、トントは大きな瞳から涙をぽろぽろこぼした。
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52 かなめ

2003/09/24 15:24

「何故泣く?」
「だって、悪い事なんて何もしてないじゃないか。僕を食べるって言ったけど、本当に食べたりしてないのに・・・」
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53 かなめ

2003/09/24 15:32

「やらなきゃ、本当に喰われてたぞ?」
「わかってる、わかってるよ・・・でも、どうして?どうして僕の影は二つになったの?どうしておばあさんの所に行くと一つに出来るの?どうして僕を魔物は追い掛けてくるの?」
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54 かなめ

2003/09/24 16:19

「・・・アギーレに行ってみるか?」
「アギーレ?」
「ああ、三重帝国ルズサムの首都さ。魔法を学ぶのにはあそこが最良だし、どっちにしろ北にあるからばあさんちの通り道だろ?」
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55 かなめ

2003/09/24 16:28

しかし、トントは俯いたまま返事をしなかった。
北へ行けと言われて旅立って、言われるままにここまで来たが、南の国では全て自分の好きなように行動し、そしてそれが素晴らしい物だと教えられていた。
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56 かなめ

2003/09/25 14:55

人に諾々と従うことの怖さを、魔物を倒して初めて知った。
このままアギーレに着いて行ってしまって良いものか・・・
「答えのでない時はよ、わざと流れにそのまま乗っかってみるのも手なんだぜ?」
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57 めでぃ

2003/11/08 10:22

「そうよ、そうなさい」
女の子の声がきこえた。
「わたし、南の島に行くなんて嫌ですもの。アギーレのほうがまだましよ」

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58 めでぃ

2003/11/08 17:14

聞き覚えのある声
「アギーレにいたころは楽しかったもの」
ベアトリーチェ?
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59 めでぃ

2003/11/08 17:14

「でも、もうずいぶん昔のことね。今はどうなっているのかしら」
その声は、さっき水を上げた枯れ木から…いや、よく見るとちいさなあおい芽が出ている。

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60 めでぃ

2003/11/08 17:16

「木、木がしゃべってる!」
トントが大慌てで目をこすって、もう一度見てみると。そこには、燃えるような赤い髪の少女がすわっていた。
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61 めでぃ

2003/11/10 00:57

「くろすけ、お前はここにいてくれよ。この町の奴らはスペードのエースと違って洒落が通じない、俺達を殺そうとするかもしれんからな。」
淡い金髪の男がバンバンと、相手を叩きながらしゃべった。
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62 めでぃ

2003/11/10 00:58

叩かれているほうは、別に痛いというわけでもないだろうが、ドラゴンとしてのプライドか、それとも体を触られるのが嫌なだけなのか迷惑そうな顔をして男を見ている。
「ま、そういうことだからおとなしくしといてくれ、一刻もすれば戻る。」


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63 めでぃ

2003/11/10 00:59

そういうと男は、颯爽とマントを翻し十里ほど先の町に向かってかけていった。

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