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タイトル : Open the door! 〜児童書スレッド〜

1 風雲

2004/04/19 11:58

ご参加の皆さまありがとうございますm(__)m
児童書スレッドもついに第2弾。
なかなかよいかんじのペースかと(^_^)
やはりファンタジーと冒険ものが主になってきているのでタイトルもそれっぽくしてみました。
クローゼットの向こうのナルニアに
ページの向こうのファンタージェンに
ただのくぎりの四角い空間のあちらがわに
「どきどき」や「わくわく」がつまっていることを私たちは知っています。
でも、自分のすぐ傍にあるものには意外と気づかないもの。
だから声をあげましょう。
「面白い〜!」「楽し〜!」「可愛い〜!」「せつない〜!」「うわー!!」
あなたの声を聞いたなら、誰かがいつか扉をあけるでしょう。
さ、準備はいいですか?

では、スタート!
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2 mamath

2004/04/19 22:25

昨日タイマー予約をしながらついつい
WOWWOWでロードオブザリングチラチラみちゃったんだけど、
ホビットがエントに演説しちゃうところ、
9・11立ち上がれ同胞よって聞こえちゃったんですよね。

ホビットがトムボンバディルと森や生命の不思議にうたれたり
エントの飲み物を飲んだりのシーンが無いのはやっぱり間違ってるわ!
ねえ?そらちゃん?
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3 そらた

2004/04/20 09:37

そそ、間違ってますよね!>mamathさん
エントたちの立上り方もあんな安易じゃないのよーぅ!!
ついでに攻めるのはオルサンクじゃないの!!
絶体絶命のピンチのときに現れた誰も思いがけなかった援軍が素敵だったのにー。
なんか物語の上澄みだけすくった安易な中身のないお話になっちゃってて残念です。
いえ。映像化したというだけですごいんですけどね。そこはちゃんと評価してるんですけれど。

>風雲さん、
新スレしょっぱなから愚痴で申し訳ない(汗)
「七人の魔法使い」面白いですよねー! わたしは素直に最初から最後まで騙されまくってました(笑)
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4 mamath

2004/04/21 21:14

>新スレしょっぱなから愚痴で申し訳ない(汗)<
わ〜ん、御免なさい。風雲さん。
たまたま見てしまったWOWWOW。
たまたまぶち当たったそのシーン。

なんだかね、愛しの指輪物語が戦争賛歌に使われているようでいやだったの。
見ているときは迫力あって勢いあって、イメージの具現化でよかったんだけど、
指輪物語が児童書として一番優れている部分を切り落としているような映画化だって思ってるんですよ。

ほっとする、とか、自分を取り戻す、とか、
理解できない不思議な、でも、”良い”ものに触れるとか、
そうした大事な部分を省いてしまったこの映画だけをみてしまうのは哀しいことだと。

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5 #12

2004/04/21 21:40

>ホビットがトムボンバディルと森や生命の不思議にうたれたり
>エントの飲み物を飲んだりのシーンが無いのはやっぱり
>間違ってるわ!

トム・ボンバディルの旦那は今回3部作にはでてこなかったですけど、
エントの飲み物は出てきましたよ。スペシャル・エディションで。
ピピンの旦那が「110センチだ!」言うてはりましたよ(笑)
そんな追加シーンが数多くあるにも関わらず、高潔な騎士ファラミアはやっぱり高潔ではない騎士なんですけども(笑)

やっぱり横スレグチで申し訳なし。
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6 そらた

2004/04/23 11:02

ああ、おいたわしや、ファラミア様(落涙)
デネソール侯の最期といい、執政一家はこれでもか!! ってくらいに扱い悪かったですね…。
つーか、映画だけ見てると変な親子なんですけれど。ふたりともまったくいいところないし(泣)

>指輪物語が児童書として一番優れている部分を切り落としているような映画化だって思ってるんですよ。<

賛成。
あれを観て素晴らしい物語、感動の物語言うなー! って切なくなります。

また愚痴で申し訳ないです(汗)
ええと、「ライラの冒険」が映画化されると小耳に挟んだのですけれど。2002年の時点でそんな話が出ていたようなんですが。
どなたか情報お持ちじゃないですか?
近々公開されるんだったらもうハウルなんてどうでも良いのですけれど。
ああ、ダイモンの七変化、楽しみー!!
でも映画化はぜひともイギリスでしてもらいたいです(泣)

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7 みて太

2004/04/25 18:47

あんまり皆さんお見えにならないんですね・・・こんなもんかな。
他の本を読もうと思ってたんですが、新スレッドのドアの蝶番が錆びついてギィギィ鳴きだすといけないので予定変更。
リンドグレーン『さすらいの孤児ラスムス』読みました。
これ<岩波少年少女文学全集11>で「名探偵カッレくん」と二本載ってるんですがとりあえずmamathさんお薦めの「ラスムス」。

九歳の孤児ラスムス。故あって孤児院を抜け出した。
歩き疲れて薄汚い乾し草小屋に潜り込んで眠ってしまった。
目を覚ますとそこには先客がいたのだ、浮浪者のオスカルが。
ラスムスはオスカルと歌の門付けをしながら旅に出る。
そんなとき門付けに寄った家の金持ちのおばあさんが強盗に襲われ意識不明に。
女中の証言でオスカルが犯人として手配される。
逃げ出した二人は・・・わぁお、ハッラハラ、ドッキドキ!

・・・筋書き全部喋っちゃいそうだからこの辺にしておこう。

mamathさんのお薦めだったんで正直言って、孤児でも自分に正直に生きていけば幸せになれるのよ、といった人間の生き方を教え諭すような話かと思ってました。リンドグレーンということを失念していました。
とっても面白いんです、そうして最後はやっぱりmamathさんお薦め、感動ものでした。
もっと早く読めばよかった。

今日はここまで。
時々ドアに油注しに来ますね、風雲さん。他所で油売ってないで。

次はこのまま「名探偵カッレくん」へ突入!

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8 ウイング妻

2004/04/25 19:55

今日、デカレンジャーショーが近所のスーパーであった。
で、11時30分からの所、10時から席を取って待っていた。
その間主人と交代で買い物をしたのですが・・・。
ついついフラッと本屋さんに行ってしまい、買ってしまったのです。
「龍のすむ家」くりす・ダレーシー著。
なんか、本が私を呼んでいたのよね。
主人には、「また衝動買いをして・・・」
といわれましたが・・・。

ところで、どなたか読まれた方はありますか。
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9 みて太

2004/04/25 23:13

リンドグレーン『名探偵カッレクン』読了。

とても面白いです。お薦めです。
「ピッピ」・・・映画は見たけれど、本を読んだかどうかは記憶に無い。
読んでみよう!

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10 風雲

2004/04/29 14:57

古王国記T「サブリエル」5分の3くらいまできました。
けっこう好きかも。でも分厚くて流石にちょっと疲れたので休憩〜。
読む前はサブリエルって男の子だと思ってたのですが、女の子でした。
表紙の子がそうなんですけど……。どっちにも見えるな。
ちなみにだっこしてる白猫さんは実は縛めの首輪で封じられている悪霊だったりします。
喋れる猫さんですがサブリエルが知りたいような大事なことは魔法に邪魔されて喋れません。
首輪がついてるときはとりあえず良心がありますがはずすと暴走します。(孫悟空みたい……)
なんだか見たことあるようなシーンもちらほらあったりしますが、私の中にある他の作品のイメージが絡まってそんな気がするだけでとりたてて陳腐というわけでもないような。
でもSFXを駆使した映像がイメージされちゃうので狙ってる??
今の状態からいくと次の「ライラエル」も手にとるはめになりそうです。
できれば読んでる最中にちゃんと3巻が出て完結してくれるとなおよいのですが。

「龍のすむ家」私も気にしている本です。呼ばれますよね。
それに最近ドラゴンの出てくるやたら分厚い本が出てるのです。
うっかり題名を忘れてしまいましたが。「エラゴン」だったかしら。
「分厚くすればいいってもんじゃないでしょう!」とか思いつつ気にしているのでした。
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11 みて太

2004/04/29 19:17

そうです、風雲さん。
クリストファー・パオリーニ『ドラゴンライダー1 エラゴン 遺志を継ぐ者』(ソニー・マガジンズ)
ドラゴンライダー三部作の一巻目。
作者はまだ二十歳で、これを書いたのは十六歳の時らしい。
・・・いつか読んでみよう。

湯本香樹実『夏の庭−TheFriends』(ベネッセ)読了。
「今本」でちょっと名前が挙がっていたので引っ張り出してきて読みました。
映画はほとんど覚えていないけれど、映画より数倍いい(映画も悪くはなかったと思うけれど)。
もっと陰気な話かと思っていたが、主役の小学校六年生の三人の少年たちも取り巻く脇役(?)の少年少女もどこにでもいそうな普通の健全な子供たちなので何故かホッとした。
いい話です、やっぱりこんな風に何らかの経験をして子どもが一歩成長するというのは読んでてジンと来ます。
いい歳をして自分もこの子達と一緒に少し大人(?)になったような気がする・・・大きな声では言えないけれど。

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12 風雲

2004/05/03 10:54

机の上には「ライラエル」と「鏡のなかの迷宮 光の王」
とりあえず「鏡のなかの迷宮」の方を手にとってます。
地獄の王が<光の王>っていうのもなんだかすごい。
エジプト軍のあの世から蘇ったファラオってのが13歳の子どもでスフィンクスはべらしてたり〜
ヴェネチア脱出したメルレたちは現在地獄に向かう途中で、なんと巨大な空飛ぶ石の人間の首の耳の穴の中にいる〜♪(わぁ「の」がいっぱい!)
「ネシャン・サーガ」よりこっちのほうが好きです、私。
表紙も素敵。
1巻は水の都ヴェネチアらしくブルーの印象ですが、2巻は荒野を思わせるオレンジ。
児童書の多くの表紙を手がける佐竹美保さん、さすがだ。うーむ。
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13 いろは

2004/05/03 11:16

佐竹美保さんって、雑誌「奇想天外」によく挿絵描いてた人かしら。
児童書の表紙・・・見たいなぁ。
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14 みて太

2004/05/03 23:43

「復刊ドット・コム」みてたら<Boys & Girls!>でお薦めした絶版本が復刊決定とのこと。
≪天沢退二郎の児童書≫
『光車よ、まわれ!』
『闇の中のオレンジ』
「三つの魔法」三部作
@『オレンジ党と黒い釜』
A『魔の沼』
B『オレンジ党、海へ』
・・・なんと五巻全て復刊されるらしい。
「光車」しか持ってないんで楽しみです。
こういうのって決まってから出るまでどれくらいかかるんでしょうか?
読んだら改めてお薦めにきますよ、いつになるかわかりませんが。

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15 風雲

2004/05/04 10:45

>いろはさん
雑誌「奇想天外」は名前だけしか聞いたことがないのでわかりませんが、先ほどアマゾンで「佐竹美保」をキーワードに検索したら120件も出てきました!
もちろんDWJの「クレストマンシー」シリーズなんかは重複しているし画像の出ないのもあるので実際に見れるのはもっと少ないですが。
「魔女の宅急便」もそうだったんですね、ふ〜ん……
DWJ作品はほとんどそうですし、ロッダの「ローワン」シリーズ、フンケ「どろぼうの神様」村山早紀「シェーラ姫の冒険」シリーズなどなど出るわ出るわといったかんじです。
詳細画面で表紙をクリックすると拡大できるので一度どうぞ〜♪

あ、あとこっそり訂正「鏡のなかの迷宮」の2巻のサブタイトルは「光の王」ではなく「光の石」でした。
カキコの時にはまだ「光の石」って言葉出てきてなかったので口が滑ってしまいました。
しかし「光の王」は○○○で……というのはまやかしで実は×××と思ったら……
「ネシャン・サーガ」と比べるとアドベンチャーしてますなぁ。
しかし主人公メルレの謎は全然さっぱりー!!何者なんだよぅ〜
3巻早くだしてくれー。
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16 みて太

2004/05/04 14:19

<子どもの読書週間>とのことなので「ピッピ」を出しに物置に行ったら(おまえは子どもか?)、リンドグレーンけっこう持ってた!
『長くつ下のピッピ/ビーチャとゆかいな仲間』
『わたしたちの島で』
『親指こぞうニルス・カールソン』
『ちいさいロッタちゃん』
『小さいきょうだい』
全部持ってきて目の前に積んだが、さて・・・何から読んだらいいものやら。

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17 いろは

2004/05/04 17:12

風雲さん、見てきました♪ありがとうございます。
雑誌の挿絵はモノクロだったので、カラーのイラストを見るのは初めて。
「魔女の宅急便」や「封神演義」などメジャーな作品に描いてるんですね。
また、いろいろ読みたくなっちゃった(笑)
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18 風雲

2004/05/05 11:41

>いろはさん
楽しんでいただけたようで〜♪
佐竹さんのカラーって色の組み合わせ方が上手いと思うんです。
DWJ作品の表紙の系統が特に。見てて楽しいかんじ。
「魔女の宅急便」なんかは線の方に力点があるかんじですよね。
いろいろ描き分けができるから売れっ子なんだろうなぁ。

さて、古王国記U「ライラエル 氷の迷宮」ですよ!
前作サブリエルから14年後、氷河山中にすむクレア族の少女ライラエルが主人公。
なんと彼女、クレア族の図書館で働くことになるのです。
司書助手として渡されたのは襟につける笛とぜんまい魔法仕掛けのネズミと鍵がわりの腕輪。
もし両腕が使えなくても襟につけた笛は吹ける。もし誰もいないところで緊急事態が起こったらネズミを走らせる。
封印された部屋へはなるべく近づかないこと。
きゃあきゃぁっ!!
謎めいた図書館で冒険だわ!! 設定フェチの私にはたまらない展開ですぅ〜〜。
サブリエルには喋る白猫でしたがライラエルには喋る黒犬です。
あいかわらずこの世界の魔術であるチャーターマークの奔流がCGで見えるようです。
かなり私の想像力というか妄想力とフィーリングがあう話かも。
3巻はいつですかー!?
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19 みて太

2004/05/05 12:57

リンドグレーン『長くつ下のピッピ』
実はこれ、講談社の<世界の名作図書館>シリーズの27巻。
「長くつ下のピッピ/ビーチャとゆかいな仲間」とあったのでリンドグレーンと思い込んでいましたが「ビーチャ」は違いました、ノーソフという作家の作品。
で「ピッピ」だけ読み終わりました。
前に映画を観てしまってたんで残念ながら驚きはありませんでしたが、世界中で人気になるのは分かります。
ずっと一緒にいるのは疲れるけれど、こんな友達いたら楽しいだろうな・・・それも、もう少し若い頃ならね。今は、有得ない図書館に想いを馳せて勝手なことを時々語り合える人がいれば・・・(?)。

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20 みて太

2004/05/05 18:51

「ピッピ」のついでにニコライ=ノーソフ『ビーチャとゆかいな仲間』読了。
時代的に(?)昔読んだ「クオレ」のような話じゃないかなと思いましたが想像していた通りのストーリーでした。
でも懐かしい所為か、たまにはこんな話を読むのもいいなあと思いました。
近頃の子はこんな道徳の本みたいなのは読まないんだろうなあ。

リンドグレーン『親指こぞうニルス・カールソン』(岩波書店)読了。
どうも「ニルスのふしぎな旅」と勘違いしてたようです、うろ覚えですが鵞鳥に乗って旅をする話と。
ボロワーズみたいな小人のニルスが住み着いたネズミの巣に案内される主人公ペイテェル・・・「親指こぞうニルス・カールソン」
あれれ、と思いながら第二章「うすあかりの国」へ進むと全然関係ない話。
なあんだ、第二章じゃなくて九篇の全く別の話の第二話じゃん。
どの話も不思議な物語の導入部みたいで「あれえ、これでおしまい?」とちょっと物足りない印象。でもノートンの小人じゃないけれど、このまま続けていったら終われなくなっちゃかなとも思う・・・コレデイイノダ。
いろんな面を見せてくれたリンドグレーン・・・また読もう。

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21 うる

2004/05/06 14:24

ご無沙汰しとりましたー。
途絶えておりました中間報告。
編集課・出版課は、本日朝から企画会議をしとるらしいです。
(俺は関係無いので、よー知らんけど(笑))

昼食時に聞いた話では、どーやら児童作家の企画は、旗色悪い模様。
他の企画に押されてるとか。。
夕方には結論がでるかな?

未だに企画の中身をちゃんと聞いとらん(クドいよーだが、俺関係無いもん(笑))のだけど、ウチで請け負ってる定刊誌の企画だとか。
なにやら小難しい哲学だか思想だかを、子供向けに解り易く児童作家に書いてもらおーとゆーコトらしい。

ハッキリ言って・・・ボツるな。
つかボツったほーが良いな(笑)
そもそもその定刊誌自体が、児童が手に取るよーなシロモノでは無いのだからして(笑)
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22 mamath

2004/05/06 21:55

うるさん
そ、それは、作家さんの方が断るかも…。

わざわざ書いてもらわんでも、「ぼくを探して」シルヴァスタインなんつー、
充分哲学的で良いのが作品として既に出ているし…。


編集者さんたちに「児童文学を読め」って言って置いてね。(笑)
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23 うる

2004/05/07 20:07

何やら難航しとる模様。
明日明後日も会議するとか。
下手な考え休むに似たりってね、やたら会議ばっかりしたがる会社にロクなのは無いんだけどねぇ(笑)
ま、児童企画は棚上げになる確率大らしい。

で、資料と称して編集サンが集めてきた児童書なる物の山を、本日ヒマだったうるさん一気読み♪
いやー、面白いっつーか何つーか(笑)
何だっけなー、、、「まじょこさん」とかゆーのが出てくるヤツなんてツッコミ所有りすぎで、ドコから突っ込んでいーやら(苦笑)

午後一杯、一人でケタケタ笑ってました♪
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24 mamath

2004/05/07 23:42

>いや、決して児童書をケナしとる訳では(笑)<

なんか、微妙にうるさんが引いているような…。(笑)
そんなに怖くないですよねえ?風雲さん始め児童書ファンのみなさまがた?(笑)

でも、せっかくだから、命令させていただこう。(笑)
>集めてきた児童書なる物の山を、本日ヒマだったうるさん一気読み♪<
のなかで面白いものを順番に五つ以上あげよ。
いいわね?うるさん、みんなにも作者・作品名挙げさせたんだから
さぼるんじゃないですよ?(笑)

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25 風雲

2004/05/08 20:45

ふたを開けてみれば確かに「えっそういう企画?」ですね。
狙いとしては「そういうのを子どもに与えたい親」か「それにかこつけて実は自分が楽してちょっぴりわかったふりしたい大人」でしょうか?
児童文学作家がやるより京大名誉教授の森毅センセイとかのほうがよっぽど面白そうです。彼の専門は数学だったような気がしますが。

>なんか、微妙にうるさんが引いているような…。(笑)
>そんなに怖くないですよねえ?

……これは引いているのですか……?
私にはまだうるさんは謎なのでわかりません(^_^;)
うるさんにも恐れるものがあるのですねぇ……もちろん若輩者の私は入ってないですよ当然。

ま、私も絵本につっこんだこと結構ありますよ。
「うさこちゃん、のどが痛くて医者が往診にくるってどうよ? それで入院ってどういう病気やねん、つーかミッフィーをうさこちゃんって訳してる時点でこの絵本版が古いやんか〜!」
といいながらとれたページを修理するのでした。
おかげでミッフィーがうさこちゃんと訳されていた頃、ミッフィーの両親が「ふさふささん」「ふわふわさん」と訳されていたことを知りました。ちなみにおばさんは「ふわこさん」でした。
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26 いろは

2004/05/08 21:10

うさこちゃん=ミッフィー  私も友人に聞いてびっくり。
そして、1990年代に買った「おさるのジョージ」で
どう見ても挿絵はスパゲッティーなのにうどんと訳してあるのを読んで
訳者がよっぽどお年寄りなのか・・と思ったのですが
その数年後に訳が時代にあわなくなり、新訳版が出たとの新聞記事で
買った本が30年以上前に訳されたものと知りました(笑)
・・・それでもスパゲティー=うどん はないやろ( ̄~ ̄;)
最近はタイトルもキュリアスジョージでしたっけ・・・。
随分オシャレになったものですねー。
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27 そらた

2004/05/08 21:42

わたしもミッフィーってなあに? この子はうさこちゃんじゃないの? って頭の中にはてなマークが飛び交ってました(笑)
その昔はカタカナ名前があまりありませんでしたからねえ。わたしもミッフィーのままじゃあそこまで夢中にならなかったと思います。

うーん、原作を大事にするのはいいことだと思いますけれど、原題まんまのキュリアスジョージはちょっと…。意訳もときには大事だと思うんだけどなあ。

>うるさん、
ツッコミどころありすぎる児童書っていっぱいありますよー(笑)
いくら子ども向けだからってそりゃないだろ! つーか、子どものほうがそういう矛盾に敏感なんじゃないのかー!? ってツッコミながら読むのもまた乙なものなのです(違)
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28 うる

2004/05/08 23:21

なるほど。。。
あながち間違った読み方では無かったのだな(笑)>ツッコミながら

タイトルとゆわれても。。。タイトルなんざマトモに見てなかったし(苦笑)

ただ、「ドリトル先生」シリーズの復刻版は、全巻パクッて来ました♪(笑)
今読んでも面白い。
ミッフィーをうさこちゃんてのは、ちと頂けないけど、ドゥーリトルをドリトルと訳した井伏鱒二には感心。
名訳だと思ふ。。。
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29 そらた

2004/05/09 17:17

>ミッフィーをうさこちゃんてのは、ちと頂けないけど、

大人になってからだとそう思うけど、わたしはミッフィーじゃ馴染めなかったのでうさこちゃんが妥当だったと思います。
意見の分かれるところだと思いますが、わたしは頭の悪い子どもだったので、この分かりやすいネーミングにこそ親しみを感じたのですよ(笑)
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30 mamath

2004/05/09 18:26

ミッフィーってうさこちゃんのことだったのか、って改めて関心。
(笑)
私は大人になってから子供に買ったくちだけど、やっぱりうさこちゃんの方がいいなって思ってます。
たぶん、みんな最初に刷り込んじゃうんだと思う。
それだけ絵とお話にインパクトがあるから、自分が出会ったそのものと違うと、「え〜?」って思うんだよね。(笑)
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31 mamath

2004/05/09 18:30

タイトルとゆわれても。。。タイトルなんざマトモに見てなかったし(苦笑)

多分そうだろうとは思ってましたが。(笑)

>「ドリトル先生」シリーズの復刻版は、全巻パクッて来ました♪(笑)
良かったじゃないって言いたいけど、なぜロフティングが
”今生きてる、日本人”なの?(爆)

ドゥーリトルをドリトルと訳した井伏鱒二には感心。
名訳だと思ふ。。。
激しく賛成だけど…まさか井伏で持ち込んだわけじゃないよね?
他の編集者さん。(笑)

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32 うる

2004/05/11 18:06

ほーこく。
別企画優先とゆー事で、棚上げになったよーです。
てか、棚上げじゃ無くて、廃案にしろよと言ーたい(笑)

>まますさん
流石にソコまで馬鹿じゃなかったみたいです(笑)>編集さん
(例によって印刷所からの貰い本らしい。)
尤も、その1歩手前位までの馬鹿でしたが。。。

井伏鱒二を、「何て読むの?」とゆーてたから(苦笑)
削除キー   

33 みて太

2004/05/23 11:00

リンドグレーン『小さいきょうだい』<リンドグレーン作品集 別巻2>(岩波書店)読了。
表題作を含む四つの物語。
最近読んだ「ピッピ」「ニルス・カールソン」でいろんな面を見せてくれたリンドグレーンだったので驚きはしなかったが、これはせつなく悲しい物語・・・。
何を読もうかなと思ったときに<児童書スレッド>の扉がしばらく開かれてないなあと積んであった山からこの本を手にとった。
ワックワックドッキドッキばかりじゃなくてこういう児童書も大切だとは分かってるんですが、雨の降り出した日曜日の朝読むにはちょっと気の滅入る物語でした・・・誤解されるといけないんで言っておきますが、いい話なんですよ。

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34 みて太

2004/05/23 14:51

ついでだからとリンドグレーン『ちいさいロッタちゃん』(偕成社)読了。
昔「ロッタちゃんのひっこし」を読んだことがあるけれど、あれはこれの続編(ほかにもう二冊あるらしい)とのこと。
三歳の女の子ロッタとおにいちゃんとおねえちゃんの日常を描いた童話です、語り手はおねえちゃん。

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35 mamath

2004/05/23 15:29

創作童話「人形の旅立ち」長谷川摂子 読了
お薦めしてくれた(のどなたでしたかしら?
kinokoさんか西子さんのような気がしてるんですが、風雲さんかな?)
方にはすみませんが、私にはいまいちでした。
それなりに面白かったんです。
文体も禁忌事項である擬音語擬態語を多様するなってのを逆手にとって
独自の世界を築くのに成功してると思うし、
事象もうんうんそういうことあるよねっていう懐かしい事柄が出てきて
その表現も昔の時代のことを彷彿とさせてくれるものでしたし。
けれど、話自体目新しいものではないし、
あ、すごいと思った歌のところも下敷きつきでしたし。
創作童話って誰に当てて書かれたものなのか?って考え込んでしまいました。
昨今大人が子供の本を読むようになって、
それはそれでいいことだし面白いものですけど
はたして、この本をどれだけの数の子供が”喜んで”読んでいるのだろうか?という疑問に囚われます。

風雲さんのところではこの本は子供に読まれてますか?

保育士になるべく保育の学校に通っている子供(でかい。笑)が
居るんですが、
「レポートにかかなかん(名古屋弁)で借りてきた〜」と
持ってくる絵本の中に多く「大人用の絵本」が混じっているのに
???になっている今日この頃だったりして…。
削除キー   

36 風雲

2004/05/23 16:22

私ではございませんですね〜

>風雲さんのところではこの本は子供に読まれてますか?

えーと、わかりません(^_^;)
とりあえず市内に15冊あって、今日の時点で5冊が貸し出し中3冊が予約になってるので半分は回転している模様です。
去年の夏に発行されているのでまぁこんなものかしら?
でもちょっと見込み違いかな〜??
一応小学校上級向けになってますけれど、内容が少し大人の女性も意識してるっぽいですね。
なので借りてる人予約してる人が果たして大人か子供か……実際にあたらないとなんともいえませんね。
しかし実のところ見たとしてもわからないものなのです。
借りる人予約した人イコール読む人でないこともしばしばなので。
家族のカードを駆使して大量にハーレクインやらBLを借りていく利用者さんはざらだし……(ーー;)
自分のカードが限度いっぱいなので子供ので予約したり、自分は読まないけれど子供のために予約したり。
家族ならではの融通がある程度効くと実態なんてわからないんですよね……。
削除キー   

37 西子

2004/05/23 17:34

お久しぶりです。こんにちは。
>mamathさん
「人形の旅立ち」いまいちでしたか。
私は高校の図書室で借りたのですが、結構貸し出しされているようです。
(高校生を子供と呼べるかどうかは微妙ですが 笑)
確かに、ストーリーではなく文体で読ませる感じの本ですよね。”子供に薦めたい”本ではないかもしれません。

装丁はどうでしたか?あの装丁と挿絵、好きなので、ぜひ感想を聞いてみたいです。

削除キー   

38 mamath

2004/05/23 21:10

お久です!西子さん
凝ってるなって思いました、人形の旅立ちの装丁。
表紙はちょっと?でしたが。(これで、子供向きかな?って思えたのかもしれません。
この表紙はなんだか大人の女性向きの文学のように思えたので。)
最後の話の色ページと無地ページの切り替えはう〜ん凄いって思えました。
ごぜ(字が出ない!)の三味と歌にあわせて、この世のものでない
雰囲気に引き込まれてから戻ってくるまでの所を、
印刷する地紙の色で表現していて。
あと、昔に亡くなった子どもに想いを馳せる老婆の、
縁側で裁縫箱を横に置いている光景の切り取りとかその色とか。

風雲さん
あ、それはあまりにも私も心当たりが…(笑)
子供のカードも借りましたわね〜。昔、まだ積読の少なかった時代…。(そうか〜、小学校低学年でミステリやSF借りてることになってたんだ〜わが子ら。笑)
名古屋市の図書館に総計で十冊ぐらいあって、半数は貸し出し中。
よく行く一番大きい鶴舞の図書館もずーっと貸し出し中で、
待ちきれず電話してようやく、
13日に返却される予定だから予約しますか?って返事に、
地元の図書館でのネット貸し出しの方が早いなって思って
手続きして3週間。(あ〜日にちかかったわ〜。笑)
よく読まれている本かなとは思いますが、
待たされた分期待が膨らんでしまったのかもしれないな〜と思っています。



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39 いろは

2004/05/23 21:22

ああ、うちの子も、幼稚園児の頃に手芸や中島らものエッセイ借りた事になってます(笑)
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40 そらた

2004/05/23 21:34

そういやわたしも母のカードでいろいろ借りた覚えが…(笑)

最近、大人向けの絵本って多いですよね。そんなに大人の読解力&理解力が落ちたのかしら? と心配になります。
「葉っぱのフレディ」だって、そんなメッセージはそこまであからさまにしなくたって小説にも児童書にもいろんな書物にちゃんと込められてるよ…って思いました。
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41 みて太

2004/05/23 22:41

リンドグレーン『わたしたちの島で』<リンドグレーン作品集 別巻3>(岩波書店)読了。
二十ページほど読んだ時に、というかメルケルソン一家が夏休みを過ごす為にウミガラス島の桟橋に着いたあたりでゾクゾクッとした。
なんかすごく素敵な物語に出会えそうな予感で久し振りに興奮した。
「十五少年」とか「ツバメ号」とか海の冒険物に惹かれる弱点があるのは分かってるんだけれど、読みおわる前に、いやまだ物語りも始まらないうちにこんな感じを享けたことはなかったような気がする。
予感通りの素敵なストーリーでした・・・ああ、良かった。

でもこんな素敵な話がどうして<別巻>なんだろう?
12巻の予定で刊行を開始してから出版されたってことなのかな、三冊の別巻は。
まあいいや、読めたんだから。
この風雲さんの<児童書スレッド>がなかったら持ってても読まなかったかも知れないと思うとゾッとします、ありがとう。

でもこれで我が家にあるリンドグレーンは全部読んじゃったなあ、ちぇっ。

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42 mamath

2004/05/25 00:13

子供を迎えに行って遅くなってしまった。

「光車よ、まわれ!」読了
前半スッゴク面白かった。
この展開、懐かしきNHKの少年ドラマか、4次元世界の冒険、はたまた黄金の羅針盤といったところかと。
突っ込みどころは幾つもあるけれど、これはそらたさんに薦めなくちゃと読んでいた。
が、後半、死んではいけない子供が死んでいる。
(うっそー!なんでだよ〜?!と怒った。笑)
で、嘆きもしないで事件が進んでいる。
前半でも死んだ子供が出てくるが伝聞なので、最後に悪者に捕まっていましたになるのかと思ってた。
”児童文学で子供が意味なく死んではいけません。”が私のセオリーの1つなので、他の本を注文するのは取り止めに。
残念です。
死を軽々と扱うことは命を軽んじることで子供の物語において禁忌事項です。まったく。

速く寝なきゃなんないのではしょってカキコのつもりだったんだけどなあ…。(笑)
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43 mamath

2004/05/25 00:15

つくづくPTAだなと我ながら思う。(笑)
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44 みて太

2004/05/25 21:16

うーむ、そうですか・・・『光車』
mamathさんの「面白かったよ」を聞いてから読み返そうと思ってたんだけれど、そういうことなら弁護する為に読み返さなくちゃならないなあ。
何を言っても、きっとコテンパンに返り討ちに合うんだろうけれど・・・まあ、それも楽しみ。
ちょっと本が溜まってるんでしばらく(半月ほど)猶予をいただきたい・・・そのころには何を言っても「もうどんな話だったか忘れちゃったわよ」ってことになってるでしょうが。

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45 西子

2004/05/25 22:14

こんばんは。
>mamathさん
「人形の旅立ち」の装丁、凝っていて素敵ですよね!
私もおばあさんのシーン好きです。文章は文章、挿絵は挿絵、という風に分かれていないところも凝っていて、おおぉ!すっごい!と思ってました。
友達には「怖い」と不評だったので(笑)、嬉しいです。

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46 みて太

2004/05/29 15:20

ライマン・フランク・ボーム『オズのふしぎな魔法使い』(松柏社)読了。
四十年程前に何度も読んだ話。
<待望の新訳、伝説のイラスト97点とともに登場!>の、イラスト目当てで買ったんだけれど、見たことあるような気がしてきた。何点かは昔読んだ本にも載ってたのかも知れないなあ(調べに行く気無し)「ああ、懐かしい!」という印象。
約200ページの本に97点ということなので、ほとんど見開きに1点は絵が添えられている勘定で贅沢な気分、素朴なのに何とも言えぬ味がある好みの絵です。
ストーリーも今読んでもなかなか面白く読めました。
1900年の作とのことだけれど、そんなことは感じさせない。
こういう本がいつまでも読み継がれていく・・・「古典」というのは「古い作品」と言うことではなくて「古くならない作品」と言うことだと改めて思いました。

知らなかったけれど「オズ」って続編が沢山出てるんですね。
ボーム作品が全14作邦訳されてるということだし、他の作者によるものも含めて「定番40篇(famous Forty)」の名で親しまれている『オズ』シリーズがあるとのこと。

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47 いろは

2004/05/29 17:27

みて太さん、私もイラストにつられてオズシリーズを買ったんですが
私のは早川文庫で新井苑子の絵です。
http://www.asahi-net.or.jp/~HH8M-IOK/arai.htm
↑は新井苑子の絵ばっかりですが、このHPはみて太さん好みじゃないかな・・。
ちなみに新井苑子の絵がついてると、料理の本でも何でも買ってたので
小林カツ代(家庭料理研究家)のファンにもなってしまいました(笑)

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48 そらた

2004/05/29 22:35

その表紙の「オズの魔法使い」読みました。オズシリーズを読み耽っていたのは中学時代だったか、高校時代だったかな…。
「ジョナサンと宇宙クジラ」もその方が描かれていたのですね〜。わたしが持っているのは確か川原由美子です。
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49 みて太

2004/05/30 11:56

いろはさん、ありがとう。
和田誠、山藤章二、安野光雅、山本容子・・・他に誰かいたかなあ、絵で惹かれる人は何人かいますが、名前まで把握してる人は案外少ない。
ニ三年前にmamathさんと小太郎さんで盛り上がってるときに「武部って誰?」と本気で訊いて、それ以後遊んでもらえなくなったことがあるぐらい世間知らずのオジサンです。
>新井苑子ですか、ご紹介のHP見るとよく見かける絵です、嫌いではありません。でも、この絵のために小林カツ代(この人も嫌いではありません)を買おうという気にはなりませんが。
>そのHPから武部のページにも行って来ました。mamathさん自慢の武部の画集って限定600部なんですね、よく手に入れたなあ・・・執念?
>「ローダン」のドイツ版原書の表紙も何点か紹介されてますね。雑誌って聞いてたんで何となく「SFマガジン」みたいなのに連載されてると思っていましたが、A5版、64ページの中綴じのペラペラの週刊誌とのこと、あんまり日本じゃ見かけない出版形態ですよね。

・・・限がないので「お気に入り」に入れました。
時々息抜きに覗きます、ありがとうございました。

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50 mamath

2004/05/30 17:30

まったくみんなどうやってHP見つけるのかな?(笑)
ありがとういろはさん!
懐かしい(と言ってもリアルでは見ていないからね!!爆
SFファンクラブ関係で見たってことよ。といいわけ。笑)絵が見られて嬉しいです〜。
(新井素子より他へ飛んでいることがまるわかりよね)
そうなのよね〜。創世記のSFの表紙って「美女の裸とべム」だったのよね〜♪
(今の子どもたちのゲームキャラのいでたちを見るとそう変わっていないとも思えるけど。笑)
私がSFに嵌ったのは下地に手塚・石森両先生の影響が大きいんだけど
決定版は「火星のプリンセス」の武部の表紙に一目惚れしたからってのは何度も書いたような気がするけど、
こうしていくつも並べてみるとやっぱり武部って凄い!って思えます。(引き倒しています。贔屓〜。笑)

みて太さん
ちなみに6000部の武部画集を持っているのは同僚で
私のは最近出た再発行版です。
同僚の持ってるのにパリスの全身像が載っていて、(これが
彫刻のアポロンのようにりりしウツクシの青年なのよ♪
あ〜おほん。ってことで)販売予約にのっただけ。
そんなに特別なことじゃないし、自慢した覚えもないのですが
自慢のように聞こえたらすみません。
(なんせ美少年に弱くって。笑)
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51 いろは

2004/05/31 01:06

わーい、みて太さんだけでなく他の方にも気に入っていただけたようで。
後で気がついたのですが、あの新井苑子のイラストの掲載誌、私も持ってました(笑)
当時はサンリオ文庫の表紙の画集とかも出ていたっけ。
やっぱりSFは絵だ!(笑)
あそこに紹介されてる雑誌のスターログによく武部氏の絵もとりあげられてました。
小松崎茂とかも。
裏表紙にも凝っている時期があって好きな雑誌だったなぁ。
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52 風雲

2004/05/31 10:54

私も中学高校と通して読みましたよ、新井苑子表紙の「オズ」シリーズ。
ついでに紹介されてたHPに載ってた「地球人のお荷物」は生まれて初めて挫折したお話でした……。
画集といえば私は今山田章博の画集を買おうか買うまいかで迷っております。
正直中はすごく見たい。
でも私の場合画集って一度見てしまうと割りとしまいっぱなしになってしまうのでー。
引き出しの中に平積みがいけないのかもしれないけれど。
おまけに中味が見たいということでは熊倉裕一(漫画「王ドロボウJING」シリーズの作者)の画集も捨てがたく。
ちなみに今私の注目を集めている画家は岡田嘉夫(嘉男だったかな?)と藤原ヨウコウです。
岡田さんの絵は人物の目の玉が描いてないのでちょっと怖いのですが。
橋本治と組んで出した絵本の「仮名手本忠臣蔵」はなかなか見ごたえありました。
子供向けということで訳文が(ーー;)だったのはさておき。
雨の中の殺人のシーンなんか文も絵の一部で印象的。
(これはきっと橋本治のほうの仕事なんじゃないかと勝手に推測)
岡田さんの画集は今のところ見つけられないので買おうか買うまいか迷う必要はないのです。(それはそれでちょっと残念)
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53 風雲

2004/06/01 12:24

カイ・マイヤー「七つの封印7 マンドラゴラの恐怖」読了♪
今回は学校が舞台。
ハロウィン・パーティーが終わった旧校舎で、マンドラゴラ(えーと、ファンタ読みには説明不要かと思われますが一応……植物ですが引っこ抜くと根っこが人間みたいになってて叫ぶやつです。その叫び声を聞くと抜いた人は死んでしまうという)の魔力によって蘇った初代校長がムチをふりふり追いかけてきます。
閉鎖された旧校舎で魔物とバトルする某ゲームを思い出してどうする自分(^_^;)
無限に机が並ぶ異空間といって某学園SF漫画思い出してどうする自分(^_^;)
とまぁ考えようによってはどこかで読んだことある設定ですが、相変わらずばたばた走り回っている子供たちが可愛いので許しちゃう。
引っ込み思案だった(でも芯は強い)リーザちゃんに恋の予感です(^_^)
魔女にあこがれている委員長タイプの女の子がでてくるのですが、もしかして彼女はニールスの相手役ってことかしら〜?
それはそれでできすぎだと思う。
このシリーズも後2冊。いいかんじに終わるといいな。
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54 みて太

2004/06/05 02:53

天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(ちくま少年文学館4)再読、と言っても前に読んだのは三十年以上昔なので初めて読んだようなものですが。
昔読んだ時は随分印象深かったようで、「なんか面白い本ない?」と聞かれるとストーリーは記憶に無いのにいつも思い出す本でした。
で、ここでも薦めてみたら畏敬するmamathさんが読んでくださったのですが「こんなの児童書と認めない!」なんて言われちゃいました。
でちょっとうろたえながら読み返した次第なのですが・・・面白いじゃん、やっぱり。
mamathさんの感想を知って読むと、昔は気にならなかったあの部分は流れとしては必要な展開だとは思うけれどまあ殺さなくてもよかったかなという気もしないではありませんが・・・。
全体としては幻想的というか不思議な話(龍子やお祖父さんたちはこの世のものではなかったんだろうか)で、>この展開、懐かしきNHKの少年ドラマか、4次元世界の冒険、はたまた黄金の羅針盤といったところかと。>というのがピッタリの表現で、読みながら少年ドラマを見てるように映像が浮かんできました。
なかなかいけると思うんだけれど人に薦めるのは控えましょう。

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55 風雲

2004/06/10 20:43

ひさしぶりにネット復帰です。
突然モデムが壊れてしまって強制的に切断されてました……。
で、その間読んでいたのがアレックス・シアラー「魔法があるなら」です。
楽天家のママと小さなアンジェリンと心配性なリビーが、高級デパートにこっそり住む話。
「ありっこないよ」と思いつつ、みんなが惹かれる設定だと思いませんか?
誰もいない世界で、とか、近未来の荒廃した街で元デパートの建物に入ったりとかしてますよね。
主人公のリビーが子供ながらにすごく心配性ってのがまた読者とリンクしやすいかんじ。
「だって、警備員回ってくるよ!?」
「声出しちゃだめ! みつかっちゃうよ! てか心臓の音、聞こえちゃうよ!」
とどきどきしちゃう。
最初文中に出てくる「△階○○売り場」というのがいちいちゴシック体になってるのがうるさく感じたけれど、それさしひいても面白い作品でした♪
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56 そらた

2004/06/17 10:36

高楼方子「時計坂の家」
岡田淳「選ばなかった冒険−光の石の伝説」

読了しました。
すみません、ごめんなさい、日本の児童書舐めてました(汗)
面白かったです。面倒なので詳しくは書きません(<マテ)が、両方花丸二重丸です。
後者はゲームの世界に迷い込むお話なのですが、その迷い込み方にニヤリとさせられました。

でもどうして日本の児童書は世界設定とか解き明かしてくれないんだろう…。
主人公と直接係りのないことはほうったらかしなんだもん。その世界の成り立ちと行く末をちゃんと教えてくれー!!
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57 mamath

2004/06/17 22:39

岡田淳「選ばなかった冒険−光の石の伝説」??
本当にそらちゃんとは児童書かぶるなあ。

「二分間の冒険」の作者の本だって手にとって、イラストをパラ見して、裏表紙に堕ちて(笑)買ったのが先月です。びっくり。
あおりの文句”…そこは闇の王の支配するダンジョンの世界だった。”に、
すぐには読む気がなかったんだけど、安心して読める気が…え?!”その世界の成り立ちと行く末をちゃんと教えてくれー!! ”
ど、どうしよう…(笑)



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58 みて太

2004/06/17 23:35

『選ばなかった冒険』・・・見たことあるなあと物置に行ったらありました、『二分間の冒険』と並んで。
パラパラとやったけれど記憶にない・・・で、発行日から見当をつけて97、8年の読書録(まだノート、パソコンに入れ始めたのはここでmamathさんに刺戟されてからなのでまだ二年ぐらい)をみたら読んでました、情けないなあ。ここに出入してれば感想を書いてたんだろうけれど何にも覚えていない。
多分『二分間の冒険』を読んでそこそこ気に入ったんだろうな、岡田淳。

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59 そらた

2004/06/25 10:28

>mamathさん、
海外の児童書に慣れているとちょっと消化不良気味ではありますが、読む価値はあると思いますよ〜。<「選ばなかった冒険」
勇者の化け物退治の物語じゃないところが素敵です。

「黄金の羅針盤」を読書中。3月に読んだんですが(笑)
手軽に読めるので文庫版を買ってほんとに良かったです〜。本当に面白い! 何度読んでもドキドキしますよ。
「神秘の短剣」を読み終えるころには「琥珀の望遠鏡」も文庫落ちしてます。ニヤリ。
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60 mamath

2004/06/25 23:41

う〜、いいなあそらたさん、お気に入りを読み返せて。うるうる。
いや、私だって読み返そうと思ってできないことはないんだけど、
さてどれをとなると、どれもこれもで悩んじゃうのですよね。(ちなみにBOに売りに行くつもりのMONSTAR、ついラスト2巻読み返してまた書庫にもどしていたり…爆)

二分間の冒険は読む気まんまんだったんだけど
みてたさんの”そこそこ”に、なんだかがっくりしてしまって
ちょっと読む気がそがれたので後まわしになっているだけです。(笑)
近々読む予定ではあります。(笑)
2分間の冒険、小品ながら(いや、本は大きかったけど、字も大きかったので)私には中味はほとんど飛んでしまっているけど、
その題名が記憶にのこっていて、
あの岡田淳の本だって手に取ったものだもの♪

ここ4日ぐらい「銀の森の少年」を、少しずつ少しずつ読み進めています。
訳者が「ジャングルブック」という言葉を使っていますが
私は「ガンバ…」「ウォーターシップダウンのうさぎたち」系と分類しています。
児童書だぞ、これ、と思うのですが、人類・人類社会に対してあまりにも(いささか、という言葉を使っていますが。笑)に対して
悲観的なのでアメリカでは一般図書として出版されたとなっています。
ま〜、読んだ子どもが大勢銃をもつ大人に対して批判し始めたら困るだろうもんナ…。
指輪物語ほどの重厚さはないですし、羅針盤ほどのスケールの大きさもないですが、読み飛ばすことができずにところどころでウルメになりながら読んでいます。
(何と言っても中のイラストに堕ちてるんですね〜。いつものことながら。爆。ペン書きがとってもいいの〜。アナグマ・フクロウうるうる…。)
読み終わったらそらちゃんか#さんに回そうかなと買ったんだけど
いまのところ(2/3ぐらい?)その気は失せています。
どうやら通常のハッピーエンドにならないらしいのは後書きやら解説やらに書いてあるんだけど…。(笑)
ラストまでこのまま行ってくれたらまた本棚が狭くなります。(笑)
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61 ウイング妻

2004/06/26 00:11

mamathさん。
「銀の森の少年」なんと私も持っています。
そう、持っているだけなのです。
ずっと以前、弾みで買ってしまいました。
でも、先に主人が読んだところ、読みにくい、と苦労していました。
で、私はいまだに積ん読状態です。

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62 mamath

2004/06/27 11:41

ホントに読みにくいです。「銀の森の少年」。(爆)
昨日もちょっと読んではうつらうつら、数ページ読んではグーと
まだちっとも進みません。(笑)
だって、剣を振り回すわけでなく、怪物に追っかけられるわけでなく、
いわば淡々と歩き、(いや、底なし沼に落ちたりしてるけど…笑)疲れたころに助けてくれる者が現れて、
衣食住の心配なく動いているんですもの。(笑)

それでも、とっておきたい言葉があちこちにあって、
”え〜い、めんどくさ〜。もうやめよっと。」とはさせてくれないのです”

たとえばですね、
大虐殺の後に出くわしてしまい、怒り悲しむ主人公たちに
賢人(あえて伏せます。)が言うのです。
「だが、いいか、希望はあるんだぞ。…中略…
ひとつだけいっておきたいことがある。今晩目にしたことがきみたちの心に
怒りや憎しみを生じさせたとしても、その怒りや似憎しみで、決心(ダンジョン中なのです。mamath注)を鈍らせるようなことがあってはならんぞ。
そんなこにでもなれば、判断力が曇るからな。
君たちの胸のうちはよくわかっておる。
しかし、きもたちの怒りを、これからの使命を見事に果たしてみせるぞ、という固い決意に返るんだ。
そうすれば結局は勝利につながってゆくのさ。」

長いのが欠点なんですけどね。決めの台詞も。(笑)

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63 mamath

2004/06/27 11:45

”え〜い、めんどくさ〜。もうやめよっと。」とはさせてくれないのです”

”え〜い、めんどくさ〜。もうやめよっと。”とはさせてくれないのです。

ですね。
もう少々の間違いは面倒なので(むっちゃんこあるもん!笑)
直すのはやめているんだけど、これは直さなくてはね。


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64 mamath

2004/06/27 11:47

あ!きもたちの怒りになってる!!

肝たちの怒りかいな…キモ。(笑)
きみたちのいかりです。

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65 mamath

2004/06/27 15:37

「銀の森の少年」読了。
やはり昼寝をさそってしまいましたが、良かったです。
そらちゃん、読んで見る?
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66 ウイング妻

2004/06/27 23:02

「ナルニア国ものがたり」
実家から持って帰りました。
これから月1冊、で12月は2冊、としたら今年いっぱいで読めるぞ。
果たして、思惑通りにいくかな。

どこに置くの、という主人の声をきかなかったことにしています。

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67 そらた

2004/06/28 09:15

>mamathさん、
えーと、わたしは10年以上前に挫折してます(笑)<「銀の森の少年」
積読のどこかにあるはず…。だってほんとに読みにくかったんですもの〜。

ライラは順調に読書中…のはずなんですが。「神秘の短剣/下」が見つからないので上巻途中で止まってます。「琥珀の望遠鏡」が文庫落ちしたというのに! しょうがないから下巻部分はハードカバーで読むかな(笑)
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68 mamath

2004/06/28 21:19

そらちゃんも挫折したのか…。
読みにくかったもんね〜。(笑)
でもいい本よ。いつかは読んでみて?ある意味「ヘブン」
(なんつーたら余計読まんがな…笑)

「選ばなかった冒険」岡田淳 偕成社ワンダーランド17
ー光の石の冒険ー読了
よかったです!
小学校高学年の学(まなぶ)は、ある朝学校で一時間目に気分が悪そうだと、先生に保健室へ行かされる。
一緒について行ってくれるのは隣の席のあかりという女の子。
実は学は体調が悪いのではなく、夕べ父親とTVゲームをしていて寝不足だったのだ…。
そんな話をしながら保健室へ行く途中、二人は異変に気づく。
ここはどこだ?
なんて始まりで、ゲームの世界に入り込んだ話が進んでいきます。
当初、よく似た展開のひかわきょうこのマンガを思い出し、
”あ〜あるあるこういう設定”って思い、
”「ムーン」を思い出すなあ、あの摩訶不思議な雰囲気はないけど”
とか”ラピュタ、いや、もののけ姫か”と思いつつ
時々やっぱりウルメになって一気に読みました。
(で、一番いいところで昼休みが終わったのよね。
バーロー!って思ったわよ。昼休みにいろいろ言いに来た営業さんたちに。笑)
ゲームをするすべての小・中学生に読んで欲しいとPTAとしては思っちゃうけれど、
センサーのいい子どもは敬遠するんだろうか?
いまの子どもというのが、もうわからない(3歳児の頭の大学生が一番年下なので、我が家。笑←ちなみにこれは他の兄弟が行った台詞です、私は5歳といったのに修正が入った。笑)ので
なんともいえませんが。

ゲームの冒険に行っては帰り、行っては返り(わざと字を変えてます。何故かは読んだ人には分かります。←あおってるんだっせ。笑)
の物語です。逡巡するストーリー。
1つの例。ゲームの世界で格闘術を習う、現実の世界で苛めにからんで格闘してしまう。
それが嬉しいのかそうでないのか…?
話が進むに従って揺れ動く心を、読んだ人がどう感じどう考えるのか。
沢山提示された問題がほとんど解決されないまま(笑、ここらへん、世界の説明してくれ〜っと叫んだそらたさんの気持ちがわかるかも。笑。
わたしも、とんでも無い問題残しっぱなしやんけ!って思いました。
なぜ学が人間で、ハリーが袋ハリネズミなのか?
その分かれ目はどこ?って後日談が気になりますよね…笑)

”ゴーアンドバック”(あ?犬夜叉か?笑)の物語と言って薦めて、明日は同僚の手にわたります。(笑)
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69 そらた

2004/06/29 10:05

わー、mamathさんが釣れてる(笑)<「選ばなかった冒険」
mamathさんとはよく好みが被るんですが、でもやっぱり引っかかる部分は違うんだなあ、と感想を読んでちょっと感動(笑)
わたしは悪者退治に疑問をもつRPGというところが大きなポイントでした。

>なぜ学が人間で、ハリーが袋ハリネズミなのか?
>その分かれ目はどこ?

ええと、それは「光の石の伝説」というゲームを知っているかどうかによるんではなかったでしたっけ? フクロハリネズミさんたちは知りませんでしたよね。

結局、光の石や闇の王とはいったいなんだったのか、なぜ学校とそのゲーム世界が結びついていたのか、などなど謎は一切解かれないまま終わったのはやっぱり痛いですよねえ。
まあ、それは筋とはなんの関係もないと言われてしまえばそれまでですけれど。

話は変わって。「ライラの冒険」の映画化が決定しましたね〜。ドキドキです。どんな風に出来上がるのかしら! 怖いような楽しみのような。
英国では舞台の再演も決定のようですし。いいなあ。観に行きたいなあ。
映画も舞台もダイモンたちはどんな風に表現されるのかしら。魔女達はガスペリアンは天使は…と考えていくと限がありませんけれど(笑)
ところで映画の公開はいつなのかしら。
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70 mamath

2004/06/29 22:29

そらたさん
>なぜ学が人間で、ハリーが袋ハリネズミなのか?
>その分かれ目はどこ?
ええと、それは「光の石の伝説」というゲームを知っているかどうかによるんではなかったでしたっけ? フクロハリネズミさんたちは知りませんでしたよね。<

え?どこ?って思ったけど、あの集会のシーンのことかって思いました。
そうか、そう読むのか〜。
記憶をもったまま学校生活に戻った○○○○○○○○たちは、
なぜ学たちだけが?って、新たな孤立とかいじめとか呼ぶんじゃないかと思ったのですよ。

悪者退治に疑問を持つRPGというのは、ゲーム「ムーン」でもしかり、でしたし、なにより子どもたちがゲームをし始めていたころに頭の中で???????????になっていたので(笑)簡単に同調できてしまいました。
だからPTAなんですが。(笑)
「凸凹凸凹クライ」というゲームのリアルな、撃たれた人間の血が壁にビシャッと張り付く様は後ろで見ていてぞっとしたものですし、
色々なところに入り込んでアイテムをゲットするのは
「空き巣?泥棒だよねえ」と子どもに笑われたものです。
そして今はゲームだからと流してしまえるのが怖い…。

先日何かの時に子どもに冗談で死ね!っと軽く言ってしまい、
末っ子に半泣きされてしまいました。
子どもがまだ未成年のころ、やはり冗談で同じ台詞を言ったのを
「冗談でも人にむけて言うセリフではない!」と子どもをド叱ったというのです。

「お母さんは人を傷つける言葉を言わない人なんだ凄いって思ってたのに〜」といわれて、
(う〜ん、言われて見ると記憶が…笑)
いつのまにそんなことを平気で言えるようになってしまったのだろうとなかなかショックでもありました。
ちなみに今は単なる馬鹿と思われているようで…。(笑)

人を殺す武器なのよ?とか
主人公が負けてゲームオーバーした時に、他の登場人物たちはどうしているんだろう?とか
いきなり登場してくる人物たちがすり合わせも確執もなくパートナーになっていく不自然を不自然といぶかしがる感性を持った主人公たちに大いに賛成しました。

あら、ぜんぜんまとまっていない…(笑)



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71 mamath

2004/07/06 22:16

「選ばなかった冒険」が同僚から帰ってきました。
53になる同僚が2回読んでその奥さんも読んで。
で、「このシリーズ他に持ってるか?」だって。(笑)
もってね〜って。図書館じゃんまいんだから。(笑)
で、話の流れで斉藤洋の「ルドルフとイッパイアッテナ」が浮上し

子どもの本棚から奪って貸そうかという話になったんだけど…
子どもが持ってるのはNHKテレビ絵本版だった。(笑)
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72 mamath

2004/07/06 22:18

図書館じゃんまいんだから。(笑)


何語だろう?(爆)
図書館じゃないんだから、が正解。

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73 そらた

2004/07/08 10:33

斉藤洋って面白いんですか? 図書館で探してみよう。

森絵都「DIVE!!」1〜4読了です。
カチョォが絶賛してたし気になってはいたものの、和書なので躊躇してました。このごろ当たり続きで日本人作家を見直してきたので思い切って図書館で借りてみたのですが。
面白かったです!
日本ではマイナーな競技、飛び込みに打ち込む中高生のお話で、迷いながら悩みながら成長していく姿にぐいぐい物語りに引き込まれていきました。
寝不足になった価値はあったと思います(苦笑)
日本人作家も悪くないな〜。ファンタジーではやっぱり物足りないですけれど…。
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74 風雲

2004/07/08 10:47

「DIVE!」いいでしょう!?
みんな高校生のくせに格好よすぎです。青春はキラキラです。
「これが好きならあさのあつこの『バッテリー』も好きだと思うよ」と薦められたことがあるのですがこちらはまだ読んでないのです。
でも昨日あさのさんの「No.6」という本を借りようか借りまいか悩んでしまいました。
手に取るのも時間の問題かもしれません。
斉藤洋も「白狐魔記」のシリーズが気になるところ。
低学年向けのをたくさん書いてるのでセレクトが難しそう〜。
結局昨日はラルフ・イーザウ「盗まれた記憶の博物館」上下と小野不由美「くらのかみ」を借りてみました。
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75 そらた

2004/07/14 11:54

「ダイブ!」は爽やかで前向きで楽しかったです〜。
そしてなぜか「バッテリー」読んでしまいました。
この作品、腐った脳みそで読むとほどよく醗酵すると有名な作品だったので敬遠していたのですが、諸事情により(笑)
つーか、「ダイブ!」と全然違うんですが…。暗いんですけどー? 重苦しいんですけどー?(汗)
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76 mamath

2004/07/14 22:10

「白狐魔記」斉藤洋でしたっけ?
リストからもれているので分かりません。(いい加減なリスト作りだなあ…)
「ルドルフとイッパイアッテナ」はオススメです。そらたさん。

風雲さん
トピ違いだけど、「流血女神伝」の新刊。
発売前かほぼ同時に注文したのに問屋から”調整中”って返事が来たんですって。
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?ですよね?
よっぽど、主人公不在の本編が不人気で発行部数を抑えたところ
主人公が復帰ってんでシリーズに読者が戻って来たら
部数不足ってことになったのかしら?
週末に東京に行きますので探す予定。
(着物は着られなくなったなあ…泊りじゃショルダーつきボストンになるけど和服にショルダーかけられないもんね。笑。
どうしよう?服がない…)
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77 そらた

2004/07/15 14:25

斉藤洋、メモっておきますけれど。
一般書架ではなく児童館に並んでいるなら読めないかもです。
児童館開いている時間に行けないし、リクエストするのめんどくさいんですもの(笑)

つーか、このスレのせい(?)で妙に児童書ばかり読んでいるので、たまには一般書も読まないとなあ。

>mamathさん、
わたしはきものにショルダーありだと思います。思いますが、姉には嫌がられました…。
きものなら風呂敷背負うのもひとつの手だとは思いますが(笑)
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78 mamath

2004/07/15 23:14

そういえば緑の唐草模様の大きな風呂敷があったな…って、
そんなん担いで行けるか〜〜〜〜〜!?(爆)

ひっど〜い、そらちゃん。(笑)
約26年ぶりに会うことになる短大の友達が
「一目でわかるかな?」って訊くのに
「あ〜髪の毛伸ばしかけでぼさぼさだから(昔と同じ、笑)わかるよ」って答えた時に
笑ってくれたけれど、(四半世紀昔のあの日々のままに♪)
いくらなんでも背中にそんなもんしょってたら一緒に歩いてくれないって。(爆)

「白狐魔記 源平の嵐」(一巻目ね)持って行きますよ?
2次会に。(書庫ひっくり返して見つけました。斉藤洋です。)

ショルダーありだというなら、ショルダーに浴衣詰めて行っちゃおうかな。
(入らないような気もするんだけど?
いくら浴衣でもヒールのサンダルもしくは運動靴ではまずかんべえ…笑。
京都は着物を着ていくと博物館無料だったけど、
江戸東京博物館ってのはそういう得点あり?)
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79 そらた

2004/07/26 14:37

ここも止まっちゃってますねえ。
今本スレッドにも書きましたが、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「時の町の伝説」「呪われた首環の物語」読了。
面白かったです〜。どちらも眠い目をこすりながらでも止まらなくて一気読みでした。なーんて「時の…」はちょっとだけ読んで止まってたんですが(^_^;)
先月今月と出て、来月も徳間書店から刊行されるそうなので楽しみですv
ジブリでアニメ公開にあわせてバンバン刊行する予定なのでしょうか。うわーいvv

そうそう。「バッテリー」ですが。
わたしには合いそうにないので2以降は読まないことにいたします。
あーゆーのって日本人らしいなあって思うのですけれど、わたしは苦手なんですよ。暗いしじめっとしてるし救いがないし。
とゆーことで、読了された方がいらしたら、“こんなに面白かったよ! 読まないと損だよ!”と思い切り自慢してください。
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80 mamath

2004/07/26 21:03

映画の宣伝見て、「ハウル…」がもう一度読みたくなって来てます。
荒地の魔女、記憶にない!!どんな奴だったっけ?って。(笑)
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81 そらた

2004/07/27 21:18

斉藤洋「白狐魔記 源平の風」読了。
さくっと手軽に読める割には面白かったです。でもこれって続き物なんですね…。ああ、白狐魔丸がどうなるのか気になるっ(>_<)
図書館にありますよーに!
つか、斉藤洋って「ジーク」の作者だったんですね。「ジーク」より「源平の風」のほうが面白かったです。あれは悪くないけどそれなりに…って感じだったんですよねえ。

>mamathさん、
つことで、楽しく読ませていただきましたー!
荒地の魔女は原作と映画では全然違うと思います。もっと美人のはずですもの。
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82 風雲

2004/07/29 20:27

ああ〜そらたさんまで「楽しんで」るぅ〜
やっぱりそのうち読まないとな、「白狐魔記」。
ただこれシリーズ今止まってるんですよね確か。
うん、そのうちそのうち……
「バッテリー」はだめだったみたいですね。
私がなかなか手をださないのはひとえに野球があんまり好きじゃないからです。
永遠の青春野球漫画「タッチ」があるからもういいや、みたいな気も(^_^;)
なのでたぶん私も「バッテリー」は読まずに他の作品に手を出すのではないかと……

うっかり今本のほうに児童書をあげてしまった怠惰なスレ主……_(._.)_
でも両方でとりあげるほどの感想でもなし……。
どう載せるべきか迷ってるうちにタイミングを逸した上橋菜穂子の「狐笛のかなたに」とか……
なんでしょう「ぐわぁあっと」(ばーいmamath(^_^))カキコできるタイプの児童書に最近あってないんですよね〜。
カイ・マイヤーの「鏡のなかの迷宮」第3巻とガース・ニクスの「古王国記3 アブホーセン」が店頭には並んでいるので一番気になるのはこれなんですけど、図書館で予約せずにキャッチするにはもう少しかかりそうです。
そういえば「魔法があるなら」のアレックス・シアラーもなんだかばんばん翻訳されてますね。
もしかして今注目株なんでしょうか? 嬉しいようなそうでないような……
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83 mamath

2004/07/29 20:55

>静岡ってすごい!
県独自の読書コンクールの本が本屋に平積み!!
県の教育委員会と一般企業がタイアップして、図書館がバックアップした本を薦める。<

流れで雑談トピに書いちゃったけど、本来ここよね?(笑)
愛知は課題図書と読書郵便コンクールの児童書はならぶけれど、
(そしてそればかりが売れるという話も聞いたことがある。)
静岡のようなものはついぞ見たことがない気がします。
みんなの所はどうですか?

風雲さん
その平積みの中に「狐笛のかなたに」と
「冒険のはじまりし時」タモラ・ピアス PHP社にも気を惹かれ
しっかりISBNコードまでメモッて来てるんですが
「狐笛のかなたに」って面白くないの?

ちなみに私の買ったのは「海の銀河」ときありえ 講談社です。
ちょっと立ち読みしたらするするとした美しい雰囲気だったので。


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84 そらた

2004/07/30 10:34

くすん。図書館のヤングアダルトコーナーにありませんでした(涙)<「白狐魔記」
土日にわざわざ出かけるのも面倒だなあ…どうしよう。うう。

>風雲さん、
「バッテリー」に野球はあまり関係ない、かな? もちろん野球が大切な要素ではあるのですが、主眼は思春期の少年の心情のほうなので。だから重苦しくて暗いんですよ(笑)
えーと「タッチ」ですか。わたしは「ナイン」のほうが分かりやすいし短くて好きだなあ(違)

エーニッド・ブラウン「フェイマス・フィフスの大冒険」を読み始めました。
ハードカバーなのでうちでちまちま読む予定ですが、“冒険に憧れる子どもたち・夏休み・海・ボート・難破船・小島・失われた宝物”と、冒頭からもうこれでもか! ってくらい魅力に満ち溢れています。
気力に満ちてたら持ち歩いてます。
この作者、前にどこかのスレで話題に上がった「冒険の島」など冒険シリーズと同じ人なので、肩透かしも食わないことでしょう。ふふ。
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85 風雲

2004/07/31 18:33

「狐笛のかなたに」いや、けして面白くないわけではないです。
ただ、守り人シリーズのほうが好きかな?
舞台設定としては「狐笛」のほうが好みなんですが。もう一声欲しいかんじ。
物語の重要な舞台になる美しい土地<若桜野>を描いた表紙と裏表紙のコントラストは素敵です。
因縁のある土地に風が吹いているだけなのに、誰かの(何かの?)感情があふれるような……
ただ、最近よく感じるように、これも少し大人の女性向けなのではと思わせるところがあるので、そこにひっかかってしまったのかもしれません。

あさのあつこはもしかして重苦しくて暗いのかもしれませんね……
私が以前気になるとカキコした「No.6」は明らかに暗そうなのです。
近未来サバイバルな話のようで、私の個人的なイメージはやまざき貴子の「ZERO」(花ゆめコミックです)みたいなかんじかしら?
しばらく暗いのはパスする予定、というか今友人からアニメ「コブラ」のDVDボックスを借りているので今週の休みは全てDVD鑑賞につぎ込まねばならんのです。
そして見終わったら「鋼の錬金術師」のDVDボックスと交換なのです。
しばらく読書から遠ざかってしまいそうです。
ゲームの「西遊記」も途中なのにな〜。

ちなみに、県独自の読書コンクールっていうのがある時点で「へぇ」なんですけど?
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86 みて太

2004/08/01 15:40

エニード・ブライトン『フェイマス・ファイブ 宝島への大冒険』(実業之日本社 2003.12.26)読了。
昨日図書館で、そらたさんの書き込みを思い出して児童書のコーナー覗いてみたら、何とあったので借りてきました。「冒険シリーズ」では著者名はイーニッド・ブライトンだったけれど、これはエニード、ちなみに綴りは Enid Blyton。
ストーリー紹介(?)は児童書読みの先達、そらたさんにおまかせするとして、私は肩透かしも食わずに昔懐かしい正統英国少年冒険小説らしい展開を充分楽しみました。
ただ、これ「フェイマス・ファイブ シリーズ」全21巻の1巻と2巻ということなので、順番に出版されるんだろうけれど全部出る頃にはジジイになっちゃうなあ(もう十分ジジイじゃん、って?)。
この五人(?)のメンバーで21話はちょっと無理があるだろうなあと無理やり思うことにしてこのシリーズのことは忘れようかな、とも思ったけれど、「ツバメ号」みたいに新たな子供たちが現れるという手もあるしなあ・・・いつ出るか分からないけれど要注意だな。
そらたさんにお願い、もしあなたには詰まらなかったとしても、続編の情報が入ったらここで報せてくださいね。

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87 そらた

2004/08/01 16:27

タイトル間違えた(汗)
「フェイマス・ファイブ 宝島への大冒険」でした。
思い込みや勘違いって怖いですね…。

「バッテリー」はマジで暗かったですよ!<あさのあつこ
思春期なのでいろいろと真剣に悩むのは分かるのですけれど、そこまで逃げ道なくすことないじゃん…って思っちゃうんですよね〜。
うーん。10年前だったら読めたかな?(笑)
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88 そらた

2004/08/02 14:12

「フェイマス・ファイブ 宝島への大冒険」読み終わりました。
思ったよりあっさりしていましたけれど、でも十分に面白かったです。
小学生くらいだと夢中で読むんじゃないかしら。
ただ、女の子が嫌で男の子みたいに振舞っている女の子の一人称が「わたし」はないんじゃないかなあって思いました(笑)
小さな読者への影響を考えてのことなのでしょうけれど。

これ読んでしみじみ思ったんですけれど、今はどうだか知らないけれど、昔のイギリスの児童書に兄弟姉妹って欠かせない存在なんですねえ。これはプラス従姉妹、ですけれども。
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89 みて太

2004/08/02 23:00

>女の子が嫌で男の子みたいに振舞っている女の子の一人称が「わたし」はないんじゃないかなあって思いました(笑)>
私もちょっと気になって、なんて言えばいいんだろうなと考えたんですが、英語では男も女も「I」なんだろうな、まっいいかと。
翻訳者のセンスの問題? 他の台詞回しは男の子っぽく訳してましたよね、原文もそんなニュアンスの差はあるということなのかな。

ジョージアナでなくジョージと呼ばれたがる女の子。
<そらたろう>とか<れみすけ>なんて名のるのはどういう意図かな。
かわいい女の子ほどそいいう傾向があるような気がするのは私だけだろうか・・・なんちゃって。

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90 みて太

2004/08/02 23:03

ジョージーナですね、ジョージの本名は。

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91 みて太

2004/08/06 23:37

図書館放出本。
斉藤洋『影の迷宮−シャドーラビリンス』(小峰書店 1994.12.24)読了。
十年経つと処分が原則なんだろうか、我が町の図書館。
これ、斉藤洋の名前にも惹かれたけれど、絵が山下勇三なんですよ。どっちかというと斉藤より山下で貰ったってところかな。
話は小学校六年生の賢くてしっかりものの冴子が夜11時、勉強を終えて歯を磨いていた洗面所の鏡に映った黒い影を見たところから始まる。

まあまあ、かな。面白かったんだけれど、もっと、なんというかもっと派手な展開を期待していたのにちょっと拍子抜け、といった印象。
タイトルが大袈裟過ぎの所為ですね,これは。
「禿げの迷宮−シャドーアデランス」とか・・・これは冗談ですが、もう少し軽いタイトルでよかったんじゃないかな。

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92 みて太

2004/08/06 23:52

小太郎さんがしきりに薦めてみえたので気になっていたのですが、図書館の放出本で見かけたので貰ってきました。児童書作家だとは思わなかった、無知。
ローズマリ・サトクリフ『銀の枝』(岩波書店 1994.11.7)・・これも十年前のだ。
これ、三部作の第二部とのことなので読もうか、第一部「第九軍団のワシ」を先に借りてこようか迷ったのですが、試しに少し読んでみることにしました・・・が、やっぱり止めた。読みかけたけれど何だかとっても読みにくい。やっぱり順番に読まなきゃダメなのかな。

サトクリフ、調べたら前に一冊読んだことがありました『ケルトの白馬』(ほるぷ出版)・・・短い話だったと思います。
面白かったというよりも固かったという印象・・・なので保留。

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93 みて太

2004/08/07 15:06

サトクリフの「第九軍団のワシ」に始まる<ローマン・ブリテン>シリーズは「銀の枝」「辺境のオオカミ」との三部作だと聞いていたけれど、実は『ともしびをかかげて』(岩波書店 1969.11.27)を加えた四部作ということらしい。
で、今日、図書館放出本で「ともしび・・」を貰ってきてしまった。だんだん環境が整っていく気配。(読む)気が熟したら一気に行ってみよう。

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94 みて太

2004/08/08 11:10

斉藤洋『風力鉄道に乗って』(理論社 1990.10)読了。
これも図書館放出本。絵は佐々木マキ。

進学教室の模擬試験に向かう渉。
算数の問題を考えてて乗る列車を間違えてしまう。
パラレルワールドもの、とでも言っておこうか。

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95 みて太

2004/08/08 18:53

本日をもって図書館放出本フェア終了。
サトクリフ、もう一冊『王のしるし』貰ってきました。
別役実の『コン・セブリ島の魔法使い』(旺文社 創作児童文学)も。
これ、絵はスズキコージ。面白そうです。

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96 mamath

2004/08/08 19:25

みて太さん
「王のしるし」ローズマリー・サトクリフはオススメです。
最近の訳と装丁のものは?なのですが、昔のものは良いですよ。
というか、お気に入りでした、学生のころ。
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97 みて太

2004/08/08 21:08

ありがとう、mamathさん。
『王のしるし』今日貰ってきたのは岩波書店、訳者は猪熊葉子、1973年12月10日第一刷 1987年9月20日第五刷のです。
多分あなたが学生だった頃、お気に入りだったのと同じ本だと思います。
サトクリフ読む気になったらこれから行きます。

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98 mamath

2004/08/09 20:19

みて太さん
いやいや、無理して読まなくても私にくれればいいですから。「王のしるし」(笑)
サトクリフは”固い”のが魅力なんです。
剛速球、カーブなし、シュートなし。
だからスッコ−ン!!と当たるホームランがカッコイイのです。

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99 みて太

2004/08/09 20:42

mamathさん、やっぱり固いですよね、サトクリフ。
「王のしるし」差し上げますよ、読んでから(近々読むつもりです)。
中途半端ですが「銀の枝」「ともしびをかかげて」は要りません?


ジェイムズ・P・ブレイロック『魔法の眼鏡』(ハヤカワ文庫)読了。
「ホムンクルス」「ペーパー・ドラゴン」等、見かけた記憶はあるが、ブレイロック読むのは初めて。
これ、ブレイロック唯一の子供向けの作品とのことなので<児童書>へ。

ジョンと弟のダニーは商店街の中心にあらわれた骨董店で、一ヶ月前に拾った両面とも表の1セント銅貨と交換に金魚鉢に入ったビー玉を手に入れた。
金魚鉢には古い眼鏡が入っていた。
二人は部屋に帰って眼鏡をかけてみると、窓の向こうに見知らぬ森が広がっていた(うーむ、よくある導入部だ、ワクワク)。
ジョンとダニーと犬のエイハブは窓を抜けて向こうの世界へ入っていくが、木の葉に乗って飛び回る小人を追いかけているうちに眼鏡を落としてレンズの片方をなくしてしまう。
その所為か帰り道、抜け出してきた窓が分からなくなってしまう。
二人は森に迷い込みゴブリンに襲われる。
そこをドーナツ中毒の変なおじさんに助けられる。
そのおじさんにドーナツをつくってあげるおばさん。
元の世界の隣の家の女の子にそっくりな女の子、
そのお母さんにそっくりなお母さん。

ジョンとダニーは元の世界に帰れるのだろうか・・・って、帰れなきゃ児童書にならないんでネタバレになりますが帰れるんです。
でもこれジョンとダニーじゃなくて、ドーナツおじさんの物語みたいな印象が強い。
無理して「著者唯一の児童書」って言わなくてもいいような気がする。
別に一冊も児童書書いたことのない作家でも恥じる事ないんじゃないのかな。
そう言えば、イアン・フレミングやミッキー・スピレインみたいな作家でさえも、なにかしら子供向けの作品を書いてますね。

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100 みて太

2004/08/09 22:44

なんだかこのところ図書館放出本週間みたいだなあ。
別役実『コン・セブリ島の魔法使い』(旺文社 1981.2.20)読了。
昔、海底の石炭を掘っていた島、コン・セブリ島。
石炭は掘り尽くしてしまったがまだ大勢の人々が残っている。そして、そこには世界でたった一人の生き残りの魔法使いが住んでいるという噂があった。
トマカンテ君はエムモイトじいさんに言われて、そのワレガミ・ド・コロン氏という魔法使いを探しにきた。
島に着いたトマカンテ君はガイドを雇ってコロン氏の住むという<地の街>の<青目石>を目指す。
やっと探し当てたコロン氏であったが、自分の街へ連れて行こうとすると島でいろんな事件がおこりコロン氏は島から出られない・・・。
スズキコージの不思議な雰囲気の画が好き。

ちょっと児童書が続いちゃってるけれど、次は「王のしるし」・・・固そう!

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101 みて太

2004/08/14 20:59

ローズマリ・サトクリフ『王のしるし』(岩波書店)読了。
サトクリフ「銀の枝」「ともしびをかかげて」を図書館放出本で入手して、「銀の枝」を二三ページ読みかけたのですが、どうも固くて読みづらいので一旦保留。その後、また放出本でこれを見つけてmamathさんの「いいよ」に励まされて読みました。

>サトクリフは”固い”のが魅力なんです。
>剛速球、カーブなし、シュートなし。
>だからスッコ−ン!!と当たるホームランがカッコイイのです。

これは面白かった、というにはちょっと抵抗があるほど、とても良かったです。固い−カタイ−というか、格調高い−タカイ−というか・・・いいのです。
サトクリフ、他の本も読まなきゃならないな、mamathさんに渡す前に。

あああ、しまった。「ローダン」読むの忘れてた!

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102 みて太

2004/08/15 21:40

イーニッド・ブライトン『学校一のいたずらっ子エリザベス』(新学社 少年少女こころの図書館 1988.11.30))読了。
古書店で<冒険シリーズ>以外のブライトンをはじめて見つけた、100円。
お転婆な女の子が主人公の学園物のようなのでちょっと迷った振りをして買ってきた。
こっそり本当のことを言うと、お転婆な女の子、好きなんです。

<冒険シリーズ>と先日の<フェイマス・ファイブ>しか読んだ事ないけれど、どれもこれもそこそこ(かなり好印象ということです)面白いという好印象のブライトン。

ひとりっ子のエリザベス・アレン。
わがままいっぱいに育てられ、いたずらばかりするので家庭教師も投げ出したエリザベス、両親が一年ほど留守にするので寄宿学校に入れられることになる。
「学校なんか、いたずらばかりしてすぐに追い出されて帰ってきてやる!」と固く決心して入学する。
園長先生との面接でも「こんな学校、すぐ追い出されてやる」と公言して、授業中にいたずらしたり、規則を破って一人で外出したりするエリザベスに先生も生徒も呆れるばかり。
いたずらっ子だけれど本当は優しく賢く正義感の強いエリザベスが、一学期だけで随分変るものです・・・いい話です。

こっそり本当のことを言うと、私、お転婆で賢い女の子、好きなんです。

この本も、希望者がみえれば<名古屋オフ>で放出します。

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103 mamath

2004/08/19 21:22

「白狐魔記 蒙古の波」読了
そらちゃん、やっぱいいです。白狐魔記。
うはは〜っ(><)て感じ。

図書館には3作目の「洛中の火」まであったけど、
もったいないから、もうすこしあとで読もうか、
それとも勢いで読んじゃって4作目をまだか〜?まだか〜?って待たされようかと悩み中。(笑)
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104 そらた

2004/08/20 13:59

えー、お薦めされても(泣)<白狐魔記>mamathさん
図書館の棚に並んでないんですもの〜。
買って誰かに押し付けるか。うーむむ。
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105 mamath

2004/08/20 23:31

あきらめてそろえましょうよ〜、そらたさん。<白狐魔記>(笑)

以前うるさんが、”子供にわかりやすい哲学の本”云々で、児童文学作家集めてたけど、
わざわざ書き下ろしてもらわなくっても、ここにこんな完成品があるって今なら言えます。(笑)

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106 風雲

2004/08/21 15:26

私はもったいないのでもう少し寝かせますよ!(^_^)<白狐魔記>
サトクリフはまだ歯がたちそうにないのでもう少し修行してから(何の?)

さてさて100レス越えましたのでお引越しいたしまする。
「Meet the world」に続く〜♪
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