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タイトル : バレンタインちょこれーと

1 mamath

2023/01/29 12:15

題名が思いつかないのでいいかげんにつけました。

実はこれ今私の頭を悩ませていることの一つです。
末っ子が結婚して8年!目の記念日を迎えます。おお〜。
で、末広がりでめでたいので、テンパリングをして、
結婚式のケーキを再現しようかなどと無謀なことを考えて、
私の方がテンパり、ン、グ!!
忘れてた、菓子類成功したこと無かったんだっけ…。

U字管で見ると簡単そうなんだけど…。

”できるんか

もちろん極楽へ行けます。
仏様の教えは現世の理屈とは違います。
仏さまは一人一人の真心をしっかり見て下さっています。

真剣な気持ちで一所けんめい励んだ者を、
なんで地獄に堕とすことがありましょうや”

「うきよの恋花 好色5人女別伝」周防柳
西鶴の5人女、一度は読んでみなきゃと思いつつそのままだった。
本筋からずいぶんひねって別話にしたて、2転して元の話を紹介する。
うーん、上手い。
憂き世か浮世か、ただひたすら恋に殉じた女たちの愛しさや。
ま〜中には修道にサドっつー描写もあったけど。
亡くなり方が哀れなので☆3



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2 mamath

2023/01/30 11:09

「東大に名探偵はいない」
市川憂人、伊予原新、新川帆立、辻堂ゆめ、結城真一郎、浅野こう生
という、東大卒業生のみ短編ミステリ。
帆立が書いているので買ったのだけど、全部が帆立が書いたと言ってもうなずけるほど、雰囲気が似ている…。
伊予原の2話目が良かった。

”体育館が遺体で埋め尽くされ、講堂に被災者たちが枕を並べても、
大学入試の日程は変わらず、世界は続いていく。
西暦1995年1月17日。
センター試験から二日が過ぎたこの日、…”
が一話目の冒頭。

ああ、なんでこんな記憶まで忘れていたのか。
その翌年、学校事務の全国の研究発表会で神戸の学校の事務長が、
体育館が安置所になったこと、5日間誰も登校せず一人で様々なことに対処したことを教えてくれていたではないか。
本来なら研究成果を発表するところ、それどころではないし、
何より事実を知ってもらうことが大切だからと。

と、本文とは違うところに思いは飛んで行ってしまったのであった。

「岸辺露伴は倒れない」え〜と、荒木飛呂彦?(笑)北国ばらっど?
マニアックというか狂気というか、凶器も含んでオカルトありの、
なのになぜか健全で元気な岸辺露伴もの。
好きだわ。家鳴りが気になって眠れなかったけど。(笑)

”日本という国で育った人間の理性は、思ったより強靭なものだ。”
うんうん、もっと言って。
弱いものを平気で踏みつぶし叩き割り自らの利だけを追う輩が増えて来てなかなか明るい気分になれないところを、
両手でざっと救い上げてくれるこの一行。きゅーん!!
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3 mamath

2023/01/30 11:15

あ、体育館云々は一話目、市川憂人です。

七里他が新人作家向けに書いた本の中で、
目立つことが大事、ペンネームに凝ることもその一翼、
っチュー事書いていたけど。
読者にすればめーわく。
優人なら一発変換ヨ、勇人でもね。
…本名だったりして。(笑)
と、言っておりますが、帆立はやっぱり名前に惹かれたのよね。
それ以上に第一作に未来を見たのだけれど。
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4 風雲

2023/02/01 20:32

>一発変換ヨ、
私がガラケーからスマホに変えて一番ビックリしたのは、今まで個別に変換していた作家名が、読み方さえ知ってれば予測変換で簡単に一発変換することでした。(日明恩とか柞刈湯葉とか)
難読名でなくても氏名ベタ打ちするのがキモです。分けて変換しようとすると出てこないから。

さて、長期休み用の読書のお供ポプラ百年文庫をまたまた読みました。
28巻『岸』
綺麗な表現に触れられそうな気がしてチョイス。
珍しく全員知ってる(が、ちゃんと読んだことはない人ばかり)

素敵表現は一人目、中勘助の作品「島守」にたくさんあった(自然の音が満ち満ちてた。例えば“雨の音はなにがなしものなつかしい、恋人の霊のすぎゆく衣ずれの音のように”)けど、話としては別段面白いわけでは無いような。
ずっと島で暮らすのかと思ったら帰るんかい……

二人目、寺田寅彦は短いのが3編。あらすじにも採用されてる「団栗」は子どもの無邪気さと重なって確かに切ない話。

三人目、永井荷風。
インテリ過剰だわー。
まず友達との手紙のやり取りが候文で、なにかと言えば漢詩の引用の嵐、最後はフランス語か?の詩を挙げてくる。
お話自体は、「今どきの町育ちの若い娘に、江戸時代の音曲やらそうったって、活字は読めても草書も変体仮名も読めず井戸も知らないんだから、土台無理な話だった」という懐古趣味の紳士たちのエピソードなんだけど、明治ですでにこうなのか……

とりあえず先日ずっと先延ばししてたワクチン4回目接種で念のため予備日として有給取ってあって、暇つぶし用に借りて、他のものは何もないので、また何か借りましょう……
ワクチンの副反応は前と同じでやっぱり8度近くまで発熱したくらいで、前より早く引いたので、本当は有給いれなくても大丈夫だったかなーでしたが、有給も消化しないとなのでよい機会でした。

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5 mamath

2023/02/02 09:40

風雲さんのカキコが面白い(笑)
冷静で理知的と思っているとこころにこれが。
”ずっと島で暮らすのかと思ったら帰るんかい……”(笑)

残念ながらまたノートに戻っています。
やはりスマホは小さい…。

「終わらない男」愁堂れな
この人のペンネームなんて修道よ?ってかもともとBL畑の人で、
前作キャスター探偵も、ベッドシーンが無いだけで、ああそれ、
と言っ雰囲気で進むのだから、まあしょうがないか。
大人のいい男とそれにしっぽ振る子犬パターンでずーっと10巻。
ようやくシリーズ終結を迎えました。ア〜長かった。

「子爵が愛したかりそめの妻」サラ・マロリー
ジェーン・オースティンファンの著者、ということで、
22歳で行き遅れと言われる(!)貧乏貴族の長女カレンザ(なんて名だ…)は父親の後妻と妹たちに虐げられている。
ワーテルロー(!)の戦いで心身ともに傷を負ったオースターフィールド子爵に契約結婚をもちかけられ…という、めちゃ込みでもあふれかえるストーリー展開になるのだけれど。
ミステリでも時代物でもないストーリーもので選んで、すいすい読めました。

「芦屋山手お道具迎賓館」高殿円
う〜む、何と言ったらいいのか。
芦屋に家を構える先生(多分大学教授)が庭仕事をしていて、こつんと信長ゆかりの白茶碗。
先生の元には折々人が集まり、それぞれ焼き物を持ってくる。
白茶碗には魂が宿り、先生だけに”白さん”と呼ばれ、焼き物達の思い出話を聞くのが楽しみ…なんだけど。
この焼き物達ってのが、へうげものに出てきたあの高名な焼き物ばかり。
まだ途中だけど、同じような語りで、同じような話が並ぶのでもう寄贈するかどうか悩むところ。

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6 mamath

2023/02/06 00:23

選挙に行って来ました。現職連投。

先日歯医者に行った帰り、亀岩(ただの流れてきたブロックの塊だけど、ずっとカメさんが日向ぼっこをしている姿を見ていたので、私が命名する。3年ぐらい姿を見ない)の上の木(生えた)に青いものが。
わわわわ〜、カワセミだ!!
そっかー、冬に来るのねと、玉虫色というか、光る翡翠というかをみていました。
スマホを取り出すといなくなるのは、も~定石(笑)

老人が家にいると強盗が入ってくる、回転ずしでは愚行が横行する。
子供の老後が心配です。

スーパーの近くの洋品屋さんが閉まっていて、張り紙が。
土日休みで、平日も3時間営業とか。
売れないのかなと他のテント売りさんに聞く。
年末に脳梗塞して、半身不随になって、パートさんが店を開ける。
続報、退院して本人は元気だけど、岐阜から毎日一時間以上かけて通勤しているので、万が一道路上で再発して事故って周りに保障だ何だとなったら困るからと兄弟の強硬意見に屈し、月末には締める。

近隣の個人店が、みんな循環器系の疾患で閉店していく。
それも、どうしたわけか、痩せている人ばかり。

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7 mamath

2023/02/07 20:07

「影と踊る日」神護かずみ
”認知症の高齢女性を助けた青年が水死体で発見された。新潟県警に勤務する鈴山澪は、事件の背後に悪名高い刑事の存在を探り当てる。不審な動きを見せる刑事は何を追っているのか? 特殊詐欺の闇を抉り出す警察小説。”
う〜ん、読んだ感じとずいぶん違う小説紹介だな…(笑)
まずまずでした。☆3,5

「脳科学捜査官 真田夏希 サイレント・ターコイズ」
出だしは良かったんだけど…。☆2.5

「アンドクター」藤ノ木優
現役医師が書けばなんでもいいとは限らないぜ、角川さんと言いたかった。☆2

幸い読んだ順番は逆なので上昇傾向にある。うん。

年賀状に、退職した、就活するんで年賀状終いする、
とあった古い友人からハガキ届く。
曰く3月に名古屋行くんで会わない?とのこと。
なかなかぶっ飛ぶ(笑)
なにせ、短大時代の学校以外の友人でオフ会でしかあったことが無い。
とはいえ、オタクというのは学友よりも妙な心の絆があるもので。
期日を決めて人と会うのがプレッシャーになるので、ひょっとするとドタキャンになるかもだけれどと伝え、一応日にちが迫ってきたら予定を詰めようという話になった。
聞けば、ここ2年乳がんの治療を受けていて、それがもうすぐ終わるのだけれど、一人暮らしなので、これからのことを考えて老人ホームに入るので終活するそうな。
で、会える人に会っておこうと一念発起したとかで。
ホームって私たちの歳で入れるの?って聞いたら、私たち高齢者よ〜ってカラカラと笑った。
で、もっと年を取ったら人が選ぶけど今なら自分で選べるじゃない?と言われてなるほどと思う。

今朝ちーちーぴりりと聞きなれない鳥の声が。
どーせ見えないしと声だけ聴いていたら、スズメが一話猫の額畑に。
フェンスを覆っていたツル性の草を全部取って(防犯)、
おじゃまな木の葉っぱを取って、大きめの鳥の巣状になっているそれに、
もぐりこんでせわしなく動き回っている。
ほぼ逆さになっているおしりから突き出た尾羽が可愛い。
う〜んこの速さは虫がいるのか?と見ていると、時々白い粒をくわえている。
何時撒いた米粒だ…腹は壊さんのか…。
途中で気が付いて遠視用メガネをかけて見たら、やだ、はっきり見える〜。
テレビ用と思っていたのに、畑も照準会うんだ?!
今度はスマホも常備しなければ。

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8 風雲

2023/02/08 19:38

>帰るんかい……
だって〇〇守って言ったらだいたい愚直に何かを守る感じじゃないですか。
解説読んだらどうも本人がちょっと島籠もりしたときのエピソードを下敷きにした話らしくって、まぁ私小説の一種?
で、がっかりしたのです。
文章は綺麗だったから余計に?

青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』
『ヘンたて』作者の昔話モチーフミステリ。
思ってたより凄惨な短編に仕上がっています。
連作短編らしく他の話にもちょびっと関連があったりなかなか作り込んだ感じ。

続編はうちでは購入してないので、またそのうち地元に拾いに行こう……。

次は、初めて作者の予定。
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9 mamath

2023/02/09 20:54

いやいや、内容についてではないです。
風雲さんの破調がちょっと面白くて。
大体ボンノー〇だし突っ走るバーサンの私と、
若いのに冷製沈着の風雲さんでやっている(?)ところに、
ツッコミいれるんだもの。(笑)

「詐欺師はもう嘘をつかない」テス・シャープ
最近は、読みたくて読む、ではなくて、なにやら
読まなきゃならないから(返却機嫌が近い、買ってから週間以上たってしまったー図書館が新刊を受け入れる時期と被るー等々)読む
というなにがなんだか判らない状態になっていましたが、
これは、読みたいから読むんだ〜〜〜の一冊でした。
実際読み始めたら止まらなかったし。

クリスマス前、17歳のノーラは友人と三人で献金を預けに銀行に行くが、そこへ銃を持った覆面強盗が押し入り…。
今はノーラと名乗っている主人公、子供のころから詐欺師である母親に手先・協力者・果ては餌食として利用され、ターゲットが変わるたびに名前も個性も違う別人として過ごすことを強要されていた過去をもっていた。
最近はやりの一章ごとに時系列が変わる書き方だったけれど、
なんせきょーれつな事件と人物で一気読み。
LGBTSや(あれ?Qが無い)、も〜最近の子供は虐待されるのが鉄板か!?となかなかつらい描写があるのだけれど、
後書きをみると虐待されている子供に向かって、
声を上げてと、力になると言っていて、エールの物語なんだと納得。
シカゴ物語のガチガチ版とでもいうべきか。
とにかくヒロインが凄い。
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10 mamath

2023/02/12 20:32

「令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法」
長けりゃいいってもんじゃないぞ、帆立!と言いたい題だった。
ミステリよりもSF仕立て?のバッドエンドばかりで、もう、さよならしようかと思ったのだけど。

「帆立のわび状」で気持ちを持ち直した。
そーかそーかー。知り合いの赤ちゃんをだっこして、この子のために
(しいてはすべて子供のために)物語を書く!と決心したのか〜。
でもって、絵本を書きたいと言ったら、編集さんに東大に行ける絵本ですかと聞かれたと…お気の毒な。
バッグを愛しているとのことで、連載3から4回をバッグに費やしているのが笑える。
自書100万部売り上げが達したら、自分へのご褒美にバーキンを買うっていうの、連載途中で達したらしいけれど、買えたのだろうか?
それとも、買える時に買えるように前もって探しているブツは見つかっただろうか?

「川崎警察 下流域」香納諒一
最近の言葉遣いが続いたので、どーんと昭和の泥臭いので気分転換…と思ったのに。
どーもなー。何にイラついたかわからないけど全然読めなかった。

末っ子夫婦に送ったチョコレートのリベンジをかけて、
アンドパパスと惣領へのプレゼントとして、型抜きでチョコをつくろうとしたら、チョコがない!?
最近の物忘れの激しさは、年寄りの心の安寧さを破るものだけれど、
大丈夫、まだ、忘れていることは覚えている。
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11 mamath

2023/02/12 20:41

追伸
わび状によると、ほたては大卒一年で年収1000万だったそうな。
東大卒で法曹界といえども、破格の稼ぎ高ではないだろうか?

で、川崎警察で引っかかった一つが、被害者が持っていたらしき50万の現金。
被害者の息子が、なんでそんな大金をオヤジが、おれの年収に匹敵するというのに、
刑事が自分も薄給でそれくらいだしがないデカだからというくだり。
有り得んだろ!年収だぞ!と、むかついた次第で。
知識不足か勉強不足か、わざとか。
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12 風雲

2023/02/12 20:53

伊与原新『八月の銀の雪』
2021年本屋大賞ノミネート作品。
どの作品にも理系なエッセンスが散りばめられつつ、難解すぎることもない、しかし濃縮された短編群。
表題作は美しい比喩ですが、まさかそれのこととは……と新鮮な驚きでした。
表紙も雪の結晶が箔押しでキラキラしてて綺麗。

ここのところ少し前の本屋大賞作品をちらちらと読んでますが、これは結構良かった。
けど、やっぱり本屋大賞の順位は納得いかない。
(そもそものノミネートも微妙なんだけど)

職場が崩壊寸前です。
来年度シフト組めるかどうか怪しい……
新しく入った人が逃げたら恐らくどうにもならない。
多分私も本当は逃げなきゃいけないのではないかと思うのだけど、ちょっとマヒしてるのとめんどくさいのとで「なるようにしかならん」の呪文を唱えてます。
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13 mamath

2023/02/15 00:25

毎年この時期になると、風雲さんの状況がシビアになってるんだけど…今年が一番大変そう。
”職場が崩壊寸前です。
来年度シフト組めるかどうか怪しい……”
小中高なら図書委員に単純作業を手伝ってもらえるのに、
(でもって、委員たちは嬉々としてやるのに。←もと図書委員)
上級学府は学生も忙しいもんな…。
大きな旗を振ります。フレーフレー風雲!

末っ子たちのウェディングケーキを模したチョコレート。
満面の笑顔のツーショットの写メを送って来てくれたんだけど、
祝いというより呪いのようなそれがばっちり映り込んでいる。ああ。
額の写真入れ(結婚の引き出物である)を新しくしたいんだから、
撮りなおして〜と言ったら、これがあるからいいんじゃないと。くそ。
で、リベンジで、型抜きなら失敗しないだろうと…。
惣領に、小学生の娘がくれたような、とか、アポロの味がする
(明治のチョコを買って、ミルク・ハイミルク・ブラックを半分ぐらいずつ溶かし、上にホワイト・ストロベリーを線上にかけた。
惣領が食べたのはミルクとストロベリー。確かにアポロの味だった。)と言われ、末っ子に送るのはやめにする。

そーなのよねー。クッキーやらなにやら、菓子作りで成功した試しがないのよねー。
今日のポークビーンズは、白豆がめっちゃ美味しかったんだけど…。
(レシピは特別支援学校にいたときに、給食の姐さんに聞いた)

で、溶かしたときに味見、型抜き失敗で割れたのを味見、型から外したかけらを味見、型抜きの残りを味見…一年分くらいのチョコレートを食べたんじゃないか、もうチョコレートはしばらくよいわ。
となったところに宅配のにーちゃんが!

かなめさんからのチョコレートクッキーが届きました!!
もうチョコはいいと思ったのに、食べてしまいました!!(爆)
やっぱ、上手い人が作った菓子は美味い!旨い!
(甘い、も常用外で出てきた。へえ〜)
ありがとう要さん。
ちょっと末っ子に贈ろうかと腹黒い事を考えましたが、ズルは絶対バレるのでやめました。
次も送ってなんて言われたら困る。というか、絶対信じられないと思うし。(笑)

「覇王の轍」相葉英雄
久々の?硬派のミステリー。
キャリアのヒロインが北海道の警察署に赴任する。
捜査2課長の彼女が気になったのは、転落事故と処理された役人の死んだ場所。なぜ下戸の男が歓楽街のビルから落ちたのか。
とっても好感の持てるキャラが居たんだけど、悲しいかな、
洋物のペアにはならんのよね…しくしく。
丸背のしっかりしたつくりなのに、なぜか紙が真っ白で、
どうした小学館と聞きたかった。
漂白が強い紙の方が安いのかなあ。物理的に読みづらかった。

「昆虫食の歴史」食の図書館 ジーナ・ルイーズ・ハンター
原題 EDIBLE INSECTS :A GLOBAL HISTORY
食糧としての昆虫、昆虫食の歴史…。
海老だって蛸だって、巻貝だって、シャコだって、アップにしたらグロイのよ。
食わなきゃなんないときは食うのよ!のノリ?で読んでいるのだけれど…
2・30年前にメキシコ土産でもらった芋虫の入った棒付きキャンディをどーしても食べられなかったし、イナゴの佃煮も苦みがちょっとだめだったし、道のりは遠い…。
なんでおかーさん虫を食べようとするのと惣領に聞かれて、
世界人口が増えて食糧難になった時の救世主らしいからと答えて、
…笑われた。
そんなころにはおかーさん生きてないって!
ふん、お前は生きてるわい。
名古屋市科学館でコオロギクッキー食べたのは20年30年前?
そんなころから言われてきたことだぞ、今がなんでも手に入るからって安心してたらあかんぜよ。

「スーパーフード!昆虫食最強ナビ」
ビジュアルがだめ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
昔は虫好きだったんだけどなあ…。

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14 mamath

2023/02/18 20:41

まだ生きてるぜ!(笑)
今日は歯医者に行って、8020(八十までに歯温存20本)ですからね〜と言ったら、百までですよ〜と若いせんせーに言われた。
んげ。(笑)
100までなんてなんの拷問。今だってただ起きてるだけであちこち痛い。
寝てたって腰が痛い。
一昨日、コンジョー出してスラムダンク見に行ったら、
電車→ミッドランド→近鉄ビル(パン屋→ダイソー)→
名鉄ビル(デパ地下)→電車
だけなのに、翌日つまり昨日、11時まで起きられなかった。
ぜーぜーはーはーの67。
100〜??御免被る。

スラムダンクは、感動ものだったけれど、次巻間違えて遅刻したので、何を見落としたかが残念で、
推薦者末っ子に、メガネ君を(ファン)見落としたわけではないと聞いてちょっと安心。
”あいつらが映画の中にいる”がコンセプトらしく、それはもうもう、いましたね〜。
中古のマンションを引き払い、土地買って、家買って、借金と共に乗り込んだ我が家。
電車から見えるビルの屋上看板に奴らが描かれていたのを思い出す。
子供たちがはまり、少し遅れて私が嵌り、コミックスとCDは今もありまする(笑)。
TVのアニメは画像がひどかったけれど、オープニングとエンディングの音楽が良くて、VHSテープに撮ったんだけどなー。
あの曲だけのDVDとか作ってくれないかな〜。
で、その曲のところに出てきた宮城りょーたが一番の推しになっていたので、今回の映画は見たかったのでありまする。
ん〜、漫画の方を読みたいけれど、本が溜ってる…。

昨日と一昨日で2冊平行読み。
なぜ、10分しないうちに寝るのか私?


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15 mamath

2023/02/19 15:59

「17×63鷹代航は覚えている」水生 大海
図書館で借り換え含め3回ぐらい借りて、ようやく読めたもの。
延長2回。長く借りたなあ…。
もーやめよう、どうせ、多分面白くないとイソップのキツネ並みの思考をしながら、何かが引っ掛かっていたもの。
今やよくある他者との入れ替わりもの。
これは、17歳の男子高校生が駐輪場で倒れている人を助けようとしたら、倒れていた人(しかも主人公の祖父だ)と入れ替わってしまった、というもの。
それも、じーさん(と主人公は呼んでいる)はナイフで刺され、
主人公も殴られているので、犯行時の記憶がない、
というところで、なんと犯人探しをするのよねー。
読み終わってみるとビルドィングストーリーなんだけれど、
小さな謎解き大きな謎解き、若い世代からの年寄象、若い体への感慨(じーさんが、膝を上げるだけでその高さに驚くというような描写。あ、わかる〜〜〜〜、ってなもんで)
なかなかのもんでした。星4・5。

昨日歯医者への行きに、川の上空を白鷺が一羽。
しょっちゅう見るので驚きはないのだけれど、やっぱきれいだなーと見上げると下流からもう一羽。
前のを追いかけているのではないのかと後者を見れば水際ギリギリに着陸。
何やら川面にもにょもにょ動いていると双眼鏡(いつも鞄に。
重いはずよね)で見る。
アビ?!アビ?!アビなの?群れで?
と今度はスマホで写真と動画を撮ったけれど。
家で見たらぼやぼや。しくしく。
しかも、ネットの鳥類図鑑を見たら、アビって頭は丸いらしい。
私の見たのは、超絶でかいハクセキレイ頭の後ろの羽が跳ねているの一羽とと、その茶色版4・5・6羽。

神様神様、どうか私に視力とスマホを使いこなす技術を…と思ったとか思わなかったとか。
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16 かなめ

2023/02/23 01:06

こんばんは。
あけましておめでとうございます(笑)
いや、覗いたりはしてたんですけども、本読んでないしなあ、と思って眺めてるだけでもう2月も終わりそう。

まますさーん!
昨日お菓子届いたよー!!ありがとうございます!!(これを言いに来た)
毎年気を使っていただいて申し訳ない。
ヨックモックは職場でめっちゃ貰うので、失礼ながら正直「ヨックモック……」って最初思ったのですが、詰め合わせのこれはバレンタイン・ホワイトデーバージョンなのか、見たことがない。
小さな缶の方も見たことがない。というか、裏の成分表を見ただけでこれは美味しいことが確定!
早速頂いたら、どっちも美味しいな!!!小さな缶のポーム ド テールは洋酒も使われているし、これはわたしが独り占めすることにし、詰め合わせは職場でみんなで頂きました。
みんなヨックモック慣れしているけれど、「見たことがない」を連発して美味しく頂きました。ヨックモック、知らないお菓子たくさん作っているんだなー
ポーム ド テールは本気で好みなので、自分でこれに似たものが作れないか試案中です(来年のバレンタインがリンゴの何かだったらこれが原因だと思う)
御馳走様でした。

覚えている範囲で読んだもの
「濱地健三郎の呪える事件簿」有栖川有栖
心霊探偵 濱地健三郎シリーズの第3弾。
コロナ禍での物語となるため、「リモート怪談」という今時っぽい話も収録されています。リモートで相手の後ろにいないはずの何かが見えたら?って、考えたらちょっと怖い。
ちなみに、第2弾の「濱地健三郎の幽たる事件簿」は先月文庫になりました(宣伝)

「ゴリラ裁判の日」須藤古都離
第64回メフィスト賞受賞作品。
正式な単行本発売は3月になりますが、講談社がやっているメフィストリーダーズクラブに加入しているため、校了前の作品が雑誌として送られてきたので(「メフィスト」は一般販売はなくなり、この会員限定小説誌に生まれ変わってる)タイトルと紹介文に惹かれて読んでみた。
ゴリラの生態に詳しくないけど、細かく描写されていて、ジャングルのシーンからは土の香りみたいなものが文章から感じられる。犬とか猫の一人称は時々見かけるけど、ゴリラの一人称はたぶん今までなかったのでは。
わりと単純なストーリーなので、細かい説明は避けますが、面白かったです。

あとは読みかけとか、漫画とか、ろくに読んでないー
また何か読んだら書き込みに来たいと思います。
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17 風雲

2023/02/23 09:30

わーい、かなめさんだー(^o^)
ぶれない感じのラインナップですね。
メフィスト会員になってるの流石!

せっかく昨日から休みなのに、本借りて帰るの忘れました。
あと職場で不愉快な話も聞いてテンションも落ち気味なので、昨日は無心に断捨離していました。
大学生くらいのときに使っていたメモが残っていて、文章の脈絡なくてなかなかカオスでしたが、裏返したらなんと高校1年生のときの学級通信(文化祭の感想アンケートの発表とテストの日程発表)でびっくりしました。
あの先生マメやったなーとか、土曜日がテスト初日って……とか色々タイムスリップした。
今日も雨降ってるから出歩かずに断捨離デーにしますが、ささっと見れそうなところはもうわりと終わってるような……(まぁ断捨離というほどできてなくて勢いが足りないんだよね)

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18 mamath

2023/02/24 14:09

ヤッホーい!!
要さんだ〜。
去年、姪っ子たちに好評だった、とあるおせんべメーカーの、
ドライストロベリーチョコを捜したのですが、今年はやってなくて、
ネット限定で売ってたのを贈りました。
そんなに美味しかった?丸いの。買ってみようかな…。
よく貰うって、うらやましい職場です…。

贈ると言えば、正月に映画に行ったとき、ハンズでめちゃくちゃ可愛い布人形のお雛様を見つけ、
うわ〜末っ子夫婦にそっくりーとついつい買って。
結婚記念日・バレンタインプレゼントに合わせて送るのを忘れ、
末っ子に写メしたところ、もうすぐひいなのひだというのに、
”結婚しててもお雛様の日に仕舞うの?””置くとこあるよ”とのことで、花粉対策ジャバラ飴とともに送りました。
内心(ぜったいくいもん入れてくるなあ)と思ったでしょうが。
こんなふうに飾った〜と写メ送ってくれて嬉しがらせてくれます。
…が、関東は向かって右がお内裏様だっけ?(笑)
元気でいて、笑っていてくれればいいのです。
ちなみに、そのお雛様はにっこにこでおまけに長い耳がついているのですが、総領でさえも見たときに、そっくり、という出来栄え(笑)でした。
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19 mamath

2023/02/24 14:56

とりあえず、送信。

なぜか、ノートは宣伝の窓が出てきても消えません。
一旦最小化して、湧いて出てきている窓を消せるだけ消して、
また最大化して書き込んでいます。
ウィン11にしたら、こういうのが無くなるのかな…。

風雲さん
断捨離ご苦労様です。けっこうかかるんですね。
不愉快な話が悪いほうに転がりませんようにと願います。

「あしでまとい」御城下の秘儀 井戸正然
なんと〜、アルファポリス文庫なのです。
3回ぐらい前の歯医者の帰りに本屋さんに寄った時、店舗をぐるりとまわって、何か買える本がないかと探したときに見つけたもの。
赤やピンクや紫といった表紙に一点だけ渋い侍の表紙絵が。
え?と近づくと”剣と人情の感動譚”の帯が。
こういう売り方もあるんだ〜と斜め上の感動とともに、あまり期待せずに買いました。
…たら、なんと、引用したいところがいっぱいの、買ってよかった本になりました。
ま、ちと、というか、だいぶ甘々なので☆5まではいかないけれど、
☆4ぐらいは。
歴史時代小説大賞の受賞作ということで、ネットで調べたら、
ほかの作家の受賞作はネット。横書きなのでパスしましたが。

「数学の女王」伏尾美紀
う〜ん、情景とかきっちり書いてあるんだけど。
どうも入れなかった。

「FIND 警察庁特捜地域潜入班 成瀬清花」内藤了
”全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾!

被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。
異動先の「警察庁特捜地域潜入班」は、組織のはみ出し者が集められた新設部署だった。
最初に捜査対象となったのは栃木の村落で発生した「児童連続神隠し事件」。
その地では古くから、子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており……。
清花たちは事件の真相を追い、村落への潜入捜査を開始する!”
けっぺーちゃんのシリーズより途上人物が弱いなーと思いつつ、
両方がサインした離婚届を持ったままのだんなと復縁するのか、
それとももっといい男とくっつくのかという、ヒロインにすればほかっておいて欲しいところが気になるので続きも買うことにする。
しかしなー、内藤了の日奈子シリーズもけっぺーシリーズも全巻寄付したのに、シリーズ外も含めて10冊以下しか蔵書に入っていないのはなー。

「白い闇の獣」井岡瞬
今目の前に、そういう人たちがいて、そういう事件が起こってる、
ということをちゃんと描写している。
んで、けっこう面白かったのだけれど、作者が後書きに書くべきだったかどうかということを迷ったと言っている。
特段悩むような出来ではないと思うのだけれど。
2022.12月刊、2月でその本屋のベストセラー8位。
なぜ図書館にないかなー。

アビと思った水鳥は、ひょーっとしたらカイツブリのどれかかも疑惑が浮上。
ただいま、水辺の鳥図鑑を本館から取り寄せ中。
私の持ってる図鑑ではわからなかったのよね〜。
あ〜、ググってわかればなー。

2・3日前のこと。
ドラッグストアの駐車場でなんと地べたに青い鳥。
どないしたん、おまえ高所の鳥だろがと思いつつ観測。
ちょんちょんちょんとホッピングして、留めてある車の下へ。
ほどなく出てきて、肩の高さのフェンスに留まる。
動かない、動かない、シャッターチャンスとスマホを取り出し、
動画を取り始めたらほどなく飛んで行った。
…ら!車の下からもう一羽が!!
お〜、ペアになれたんかいと喜ぶ。



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20 mamath

2023/02/26 12:30

夕べ北海道は震度5。
今朝のニュースでは東北東部も震度4前後の揺れがあったとか。
大丈夫でしたか?

震度5と言えば、6の手前。
震度6で命令なくても全員集まれの公務員は、あ、大きいと思ったらテレビにかじりついたものですが。
その当時は3とか4がせいぜいで、招集なしで良かったと安堵したものですが。
最近はマグニチュードったら震度ったらが大きくなっているように感じるのは気のせいでしょうか?

話変わって、川にいた鳥さん。
ほぼほぼ、カンムリカイツブリ冬羽、と勝手に決めました。
これ以上はわからん〜。
カンムリ…で検索すると、ド派手なカンムリとエリマキが出てくるのですが、
冬羽の方は、頭の後ろに一筋流した羽が、動画に当たるような気がするのです。
しかしまー、動画の中でスイスイ泳いで潜って、ちくそー、
といった感じです。
こんなボケボケの動画、野鳥の会に送っても役に立たないだろうし…。

「坊ちゃんの身代金」
アルバイトで日本語講師をしている主人公。
ある日の授業でやる気のない生徒(中国人)が200万円を盗られたとフリートークで話題に出す。
しっかりもののガールフレンドが会話をフォローし会話を進めると
200万はマンションを買う頭金で、買うマンションは3つとか。
あまりの金持ちっぷりにくらくらした彼女は、知ってしまったその生徒の口座から計3万なりを送金して…。
そこから始まる大レース、じゃなくて、誘拐、追っかけ…
と金額は大きいけれど血なまぐさくないピカレスクが繰り広げられるんであった。
このミス隠し玉ということだけれど、大賞より、私は隠し玉の方が好きだな。

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21 風雲

2023/02/26 13:09

>断捨離……けっこうかかるんですね
これは私が「今日は机の引き出し」「今日はベッドの下の収納」とちまちま小分けしてるからです。
多分引き出しの中身全部捨ててやった!くらいが断捨離と言えるのだと思いますが、最終的にファイル2冊分シュレッダーした!くらいしかなってないので断捨離の「だ」くらいしかできてませんね。
以前は「捨ててもいいけど捨てたところで何か入れられるほど空くわけでなし、収まりもいいからこのままでいいやー」と見て見ぬふりしてたのを「千里の道も一歩からだもん!多分!」に変えました。
「売れるかもしれん……」という精神を捨てられれば、もう少し捨てられるのですが、まだちょっと難しい……

不快な話はまぁ今月中には大元がいなくなるので大丈夫かなと思いますが、次の懸念は新しい人とその定着ですよ。
60代の未経験者を2名突っ込むうちの会社よ……
応募がなかなかないし、シフト組めないのは困るから背に腹は代えられないのもわかるけど、多分もう大学図書館司書に求められるサービスを維持できないので、私のプライドを生前納骨しないといけないのだな、と思っています。
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22 mamath

2023/02/27 22:39

風雲さん
10年問題の方かと思ってました。
ちょっと安心…でも、60代の未経験者にはびっくりです。
司書って、私たちの時には狭き門だったんだけど。
大学縁故で入ってきた人や、PTAのお手伝いから横に流れた人は、
ちょっとうらやましかったものです。
とうとう図書館勤めはしないで人生終えることになったなあ…。
なんにしても、がんば!

ちょっと前の昼頃総領からライン。
末っ子が某のど飴を探してるって、と。
なんでも、毎年春節のころには某国の人がその飴を買うので品薄になるんだけれど、今年はインフルが流行っているおかげで、
買占めが起こり、どこにも見つからないと。
で、まみーの脳裏に浮かぶのは、テレフォンセンター(で、年上の先輩たちを転がしているそうな…こわい)で
声を上げてけほけほとせき込む姿。
確かその飴ならドラッグストアのあそこにあったから明日買いに行くかとベッドで思いつつ、いや、最近の噂の速さをなめてはいかんかもと着替えてでかける。
ドラッグストアに2袋、ジジババスーパーに0、駅近薬局に0。
うわー恐ろしいなSNS。
ということで飴は惣領経由で送った。
ちなみに総領、#ママゾン(!!)#に頼んだら?と末っ子に言ったそうで、
わ〜た〜し〜は〜買い物サイトではない〜〜〜と思ったとか思わなかったとか。
上手いこというとは思ったが、それにしてもなあ。
#お母さんに頼むと無理しちゃうからダメ#としり込みしたという末っ子には#ママゾンを頼りなさい。ダメなときは最初から言うから#とついつい言ってしまう。(笑)


「敵は家康」早川隆
アルファポリスの「あしでまとい」が良かったので、
時代小説大賞の受賞作というくくりで図書館で借りました。
桶狭間の戦い、大高城に丸根・鷲津砦というのはここ数年ようやくインプットできた知識なのですが、
大高城は織田や今川が盗ったり取られたりする城なので高いところにあるのはふむふむなのですが、
鷲津砦はしっかりとした建物をもとにした砦で結構高いところにあるのにに対し、
丸根は木材をかき集めた弱体の砦低い丘に立っていたとかで、双方黒鍬ものが突貫工事で作ったとか…今思うとロマンだわ…などなど。
ストーリーはアマゾンから
”礫投げが得意な若者・弥七は陰(ほと)と呼ばれる貧しい集落で、夢も希望もなく、地を這うように生きてきた。あるとき、図らずも自らの礫で他人の命を奪ってしまったことで、元盗賊のねずみという男とともに外の世界へ飛び出す。やがて二人は、作事集団の黒鍬衆(くろくわしゅう)の一員として、尾張国の砦造りに関わるようになる。それは弥七にとって、人生で初めての充実した時間だった。だが、尾張を狙う今川義元が領主・織田信長に戦を仕掛けたことで、そんな日々は終わりを告げる。弥七のいた織田領の丸根砦に、大軍が攻めてきたのだ。弥七は織田の兵とともに、戦うことを決意する。しかし、その大軍を率いるのは松平元康、のちの天下人・徳川家康で――。桶狭間の合戦前夜、名もなき青年が戦国の世を駆け抜ける”
評もアマゾンから
”中々癖のある文章だが飲み慣れるとついつい飲みたくなるお酒の様にいつの間にかグイグイ引き込まれて読み進んでしまう作品。

桶狭間の戦いが始まるまでで終わる歴史小説は全く読んだことが無かった。
だってこれまでの認識ではそこから時代が目まぐるしく変わるのだから。
司馬遼太郎などこれまでの有名な歴史小説家とは相当に異なる秀吉や家康の人物像が1人の名もない主人公の眼を通じて歴史事実と照らし合わせながら時々刻々まるで時代に翻弄される主人公とともに生きているかのように表現されていることには驚かされ純粋に感動した。
出来ることならあってほしくはないが否応なく戦争に巻き込まれていく庶民の1人の若者の姿を時代を超えて垣間見た気がした。
よって多くの世代の方に是非一読をお薦めしたい作品である。”
大いに賛成。

今年のベストテン
1ソロバンキッド
3名探偵外来
7ボス・ベイカ

う〜んどこを入れ替えよう?2敵は家康、かな。
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