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タイトル : 一歩前へ!今読んでる本読んだ本3´

1 mamath

2004/01/10 23:31

さてさて、本好きの本好きによる本好きのための本の話のあれこれ、今読んでる本読んだ本も2クールが3段めの階段を上ります。
(ちゃんとタイトルの後の”´”に気付いてくれている人いる?笑。これ結構手間かかるのよね。爆)

本を読んだ事の無い人
面白くない本に当たってしまって次にいく勇気が出ない人
それか
いい本読んでもうこれだけで後はいいやって思ってる人

次はスッゴクスッゴクいい本かもしれない。

ここには本が好きで好きで、っていう人が集まっています。
人によって興味も好みも千差万別。
表現もカキコの回数も(長さも。笑)頻度も、人の数だけ顔がある。
一緒にあれが面白かった、良くなかった、
あ〜のこ〜のと言ってみません?

本を開くときにも勇気がいる。(笑)
人と話すときも勇気がいる。

さて勇者たちよ!
                  一歩前へ!!
  

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2 みて太

2004/01/11 01:21

あ〜のこ〜と言ったら叱られました。

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3 いろは

2004/01/11 11:53

「玩具修理者」の2編目「酔歩する男」さわりを読んだだけですが、好みの作風みたい♪
登場人物の台詞に出てくる人名5人全員「ちびまる子ちゃん」のキャラとかぶってるのに笑った。
↑そういう作風じゃないんですが・・・(笑)

旧トピに書いた続き、読めてない本の話で恐縮ですが・・(メアドは当分このままかな)
実家にお年始に行った時、弟が珍しくお勧めの本を紹介してくれまして(日ごろは、微妙にジャンルがそれている・・)
「イン・ザ・プール」は絶対私の好みだと推薦してくれまして。
貸してもらおうと思ったら、図書館で借りたっていうので
翌日、古本市場へ行くはめに。(ここで、すでに危険地帯へまっしぐら)
探してみたけれど、お目当ての本は見つからず、手にしたのは
「リセット」(実はビデオで見て原作を読みたかった「ターン」と間違えた)
「玩具修理者」小林泰三 「アンテナ」田口ランディの3冊。
他にも「黄泉がえり」梶尾真治 「ななつのこ」加納朋子が欲しかったけど
本がかなり傷んでたのでやめた。
お目当ての本が無かったので、ネットで検索してみた。
作者名、弟は忘れてたので、ここでようやく判明。
積読に1冊ある人でした。(笑)
アマゾンで見つかったけど、中古品は1冊ずつ手数料と送料がかかるらしく
割高なので、ネットの古本市場で探すと「イン・ザ・ループ」になってる。??
作者は同じなんで、これだろうと注文しちゃいました。
1回何冊でも送料は一定なんで、欲張って他にも注文。(これが命とり・・)
絶版で諦めてた高橋明の漫画「MADARA」を発見!(これだけでも感激)
同じく見つけたら買おうと思いつつ、出会えなかった「ブラインド・ゲーム」最終巻、碧也ぴんく と「観用少女」2〜4巻 川原由美子
「月曜日の水玉模様」加納朋子 「岡山女」岩井志摩子
本命の「イン・ザ・プール」奥田英朗(笑)も間違いなく届きました。
・・という訳で、新年早々6冊も積読を増やしてしまった。
月3,4冊ペースでは、先が思いやられます。(笑)
積読の中から「最悪」奥田英朗も引っ張り出してきました。
で、今夜「新選組!」を見たら、関連本も読みたくなるのよーー(笑)
もう、エンドレスですな。(爆)



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4 みて太

2004/01/11 19:00

>タイトルの後の”´”に気付いてくれている人いる?笑。これ結構手間かかるのよね。爆)>
↑ どうやってみえるんですか? 興味が湧いたのでやってみました。
”´”・・・「だっしゅ」で変換したら「奪取」「ダッシュ」のあとに出てきました。ちっとも手間かかりませんでしたが・・・?

野暮用で朝から出かけて今帰宅。今日は全然本読めてない。
「新選組!」みないとmamathさんの<新選組スレッド>(立ち上げるんでしょ?)で突っ込めないだろうし・・・。

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5 みて太

2004/01/11 23:05

吉田音『ミルリトン探偵局シリーズ・2 Bolero−世界でいちばん幸せな屋上』(筑摩書房) 『Think』の続編である・・・読了。

ちょっと恥ずかしいぐらい夢中になりつつあるんだけれど、不思議な感覚の・・・ファンタジーと言っていいんだろうか?
これまで読んだ本が微妙に絡み合ってるんで可笑しくて、オカシクなりそう・・・。

この本ではいろんな話が錯綜しているが、そのひとつでいろんなシンメトリーの文字が登場する。
鏡に映しても変わらない文字、表から見ても裏から見ても変わらない文字の部分で向う側の不思議な世界(鏡の国?)とこちら側が繋がっているのではないか、という設定で小説を書こうとしている登場人物がいるのだ。
「日本」「東京」「六本木」「雷門」「出口」「非常口」「日・月・火・水・木・金・土」「音楽」「楽器」「1001」「TAXI」なんて、「吉田音」もそうですよね。
あれ、そういえば「MAMATH」もだ、変わってるもんな。

せつなくてほのぼのとしてノスタルジックで・・・いいのです。
吉田篤弘,吉田浩美,吉田音,クラフト・エヴィング商會の本、見かけたら一度手にとってみてください。

『緑色の休み時間』いってみます、次。

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6 みて太

2004/01/11 23:25

『緑色の休み時間』
いや、まだ読んでませんが、今読もうとして作者が同じくらいの歳らしいのでちょっと「あとがき」のぞいたら、なんと・・・
<私が、長いあいだあこがれていたイギリスへと旅立ったのは、もう数年まえのことになります。敬愛してやまない児童文学作家、アーサー・ランサムの物語にでてくる湖を、ひと目見る為の旅でした。北イングランドの湖までいくとちゅう、私は思いがけず、すばらしい土地、人々と出会いました。それが、ウェールズ地方です。(中略)その思い出は、私の中でしだいにふくらんでいき、やがてひとつの物語ができあがりました。(後略)>とあるではありませんか。
てんころさん、もうランサムから逃れられませんね。

さあ、「あとがき」はこれくらいにして「本編」のウェールズの旅へ。

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7 みて太

2004/01/12 01:03

三輪裕子『緑色の休み時間−広太のイギリス旅行』(講談社)読了。
あとがきを先に読んでしまったんで、途中、なんだかランサムの亜流のような感じがした(あとがき読まなくても一緒かな?)。
短い夏休みの話で広太は小学六年なので、ランサムよりも話の広がりが単調だし、冒険も物足りないなと思いながら読み進めたが、終盤ちょっといい話があって、読み終わってみればなかなか好印象。
・・・「あの子」が小学高学年の頃なら夢中になって何度も読み返しウェールズに憧れたのも分かります。
ランサムはもっと胸躍る冒険が待ってます。

次は『五次元世界のぼうけん』です。

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8 そらたろう

2004/01/12 10:34

もうすぐ公開なので、観念して「王の帰還」を読み始めました。
面白いんだけどー、続きが気になるんだけどー、読むの辛い…。
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9 mamath

2004/01/12 13:43

「緑色の休み時間−広太のイギリス旅行」三輪裕子講談社ワクワクライブラリー読了!

良かったっす!
孫のために買っちゃおかなって思ってるぐらい。
いつの話だ、嘘嘘。(笑、買うつもりは満々♪)
82・164・180ページのイラストに落ちてるんですわね。(笑)
美少年好き〜。(おい!)しかしそのイラストに顔はなし。(爆)

読む前の想像と随分違いました。
イギリス旅行と名打ってるからには、ロードムービーものかなと思っていたのですが、農場を基点とし周囲での子供だけの冒険譚。
ランサムの2番煎じ?
まあそういった評もうなづけないことはないけど、それはランサムを読んだ人だからいえる事で、
さて今の人にランサムを先に読めるひとが何人いるかっていうと
これはおおいに疑問なんでよね。
現に我が家のオタクどもはいまよりさらに若き日、全員が(泣く)「退屈」と言い放ってくれ途中で投げた。(笑。いや本心は大泣き…)
いやあ、英検の新聞に「あなたの子供に読ませて、面白いといわなければ病院(いまならさしずめ精神分析医か?)に連れて行きなさい」と本国イギリスでは言われていると載ったけれど、
それじゃあ我が家はどうなるんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!と
思ったとか思わなかったとか…(爆)
ランサム、地味なのよね。地味。私の子供世代にとっては。
もうわびサビの世界とは言わないけれど、殺人事件もおこらないし、
スペーススーツに身を固め戦闘しながら超能力に目覚めたりも(ガンダムってこれよね?)、
平安時代の貴族の霊が碁を少年に教えたりもしない、
異世界に行ってとんでもない怪物をやっつけたらそれがとーちゃんだったり(某有名ゲーム、知ってるよね?笑)するなんてもってのほか、
の地道な物語が続くのです。
あくまでも、実際に起こっても不思議ではない、しかし、やはり現実よりは自由で、
新たな冒険の新天地へ読むものを連れて言ってくれるのです。
ああ、ランサム…(こわいわね〜、オタクって。完全に浸ってるわよ〜。爆)

ランサムサーガを語りだしちゃうと長い。本論へ戻ろうっと。

小学校6年生の我らがヒーロー(笑)広太の家族が夏休みをウエールズの田舎で一ヶ月過ごすべくやってくる。
それを迎えるのが家族ぐるみ付き合っている、同じ年の女の子の幼馴染もいるやはり日本人の家族。
だいたい今の日本で一ヶ月家族で外国に避暑、しかも友人の(母親どうしが)家族と行くか〜〜〜〜?!
金持ちじゃん!(爆)(いや、千里の家族は現地に駐在してるって言いたいのは解るよ、てんちゃん、みて太さん。笑)
なんて下世話な読みはさておいて。
そこで出会う事・人・冒険。
嬉しくなっちゃいました。
なにより”子供たちだけ・自分たちの力で”最初から最後までやりぬくところがいいのです。
3分の2ぐらいまでのところでこのまま進んでお別れになっちゃうのかしら?ってところから飛び込む冒険もよし、そこで現れる少し甘めのストーリーも前から張ってある伏線で納得できる。(ここらへんがだめだったんじゃない?翁?)
児童文学は子供のためのもの。
まずは子供が読めるものでなければならないので、こういうストーリーを書いてくれた作者に感謝します。
紹介してくれたテンちゃんにも。
似てるといえば似てるけど、全然違う物語だよ〜。
ランサムサーガには孤独な少年もほのかな恋心を抱く少年も、はっきりは描かれていないけど家族とのごたごたに笑顔で雄雄しく戦う(ことになる)少年も出てこない。
そしてこの物語を読んで、後書きを見て、ランサムってどんなだろう?って読んでくれる人がでるともっと嬉しい。
(あんがい「緑色の…」の二番煎じ〜なんていう人がいるかも?笑)
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10 mamath

2004/01/12 13:45

な、長っ…(汗)
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11 mamath

2004/01/12 13:45

うなづく←肯くですわね。ほほほ…。
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12 みて太

2004/01/12 14:27

マデレイン・レングル『五次元世界のぼうけん』(あかね書房)読了。

内容とは関係ないけれど、これ1969年4月10日発行の初版。
A県内の図書館にもほとんど置いてなくて、何故か小さな我がG市立図書館にはあったのですが閉架に収蔵。
表紙もとれそうなくらい傷んでいる。放出本でもっと新しい、程度のいい本がたくさんでてくるけれど、図書館はどうやって放出本と、こんなに傷んでも収蔵しておく本を選別するんだろう・・・風雲さん?
密かにランサム全集が放出本にでてくるのを期待しつつ、ランサムを放出するような図書館とは付き合わねえぞ、とも思ってましたが・・・閉架にしまいこまれちゃうんだったら買い揃えなくちゃならないのかなあと複雑な思い。
「購入リクエスト」申込書みたいなのが置いてあったけれど「放出リクエスト」って無いんだろうか・・・風雲さん??
この本、乱丁。73ページから88ページまでが二ページ(一枚)毎にあっち行ったりこっち来たり・・・これが五次元世界? と思うぐらい飛び捲くってる。35年前に読んだ奴が「乱丁ですよ」と一言言っておいてくれれば取り替えられただろうに・・・「こりゃ面白い」と黙っていたんだろうか? 
もう絶版なんだから今更どうしようもないだろうから私も言いませんが。図書館員は新しく入った本の乱丁・落丁はチェックしないんだろうか・・・風雲さん???

さて、内容ですが、いかがですか・・・風雲さん????

私はタイトルから(もっと科学的な)SFだと思って読み始めたけれど、ちょっと違うなあ・・・。
魔女(?)が出てくるし、主人公の少女が不思議な能力を持った弟や上級生の少年と力を合わせて<黒い影>に囚われた行方不明の父親を探し出す、なんと言うかまさに「愛と勇気と成長の児童文学」なんですね、これが。
・・・挿絵がもう笑っちゃうぐらい下手なんだけれど、読み終わってみるとこの絵しかないなあなんて納得してしまう。何でもやったもん勝ちだとは思うけれど、よくこの絵で出版したもんです、あかね書房の勇気に脱帽。

余談ですが『惑星カマゾツ』というタイトルでサンリオ出版からも出てたらしい。

さあ、もう一冊『地下の洞穴の冒険』


ありゃあ、mamathさんだ! 
あいかわらず太くて長い、健康そうなので安心しました。
仰るように『緑色の』の方が現実的というか人間的というか心に響くものはランサムより上かな。ランサムは冒険物語だもんな・。
その辺が男のランサムと女性の三輪さんの違いか、あるいはランサムファンの三輪さんがランサムの物足りない部分を書こうとされた結果なのか。
>翁?> むふふ、図星。半ば過ぎても思ったほど盛り上らないし、おいおいこのまま夏休み終わっちゃうんじゃないだろうな、と不安になりながら進んでいったら・・・おうおう、そう来なくっちゃ!  でした。

この歳になってこういう本に出会って感動できるオジサンもいいなあ、と自画爺さん。
ランサム、地味・・・うーむ。
そういえば、ランサムに出会ったのも三十五六の頃。一気に12巻読み通して「どうして今まで知らなかったんだろう」と悔しがったのを思い出しました。『十五少年漂流記』が大好きで何度も読み返してましたが、あれは「漂流記」。ワクワクドキドキハラハラするけれど、あんな目には遭いたくないなあ、と思いながら読んでいた。
「ランサム」は親や叔父さんに見守られながら「十五少年」の楽しい部分だけを抜き出したような、「こんな冒険してみたい!」と思わせる本でした。
中学ぐらいで出会ってれば、本なんか読まずにアウトドア派になってたかも知れないなあ・・・どっちがよかったんだろう?

mamathさんのこと言えないなあ・・・長い!

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13 mamath

2004/01/12 16:08

およ?みて太さんが
あのイラスト笑えるよね〜。(笑)「五次元世界…」

>図書館はどうやって放出本と、こんなに傷んでも収蔵しておく本を選別するんだろう<
失ってはいけないものはいつまでも取っておくのですよ。
資料的にも心の中からでも。…なんて。
痛んでいるということはたくさんの人が読んだということですよね?
で、貸し出しデータを見ると止まっている。
書架のスペースに限りはあるし、利用者がまたでないとも限らない…閉架になっても当然でしょう?
何度も読んで大好きな本、すでにぼろぼろ、でも捨てられない。
個人とたいした差はないんじゃあ…(笑)
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14 風雲

2004/01/12 17:43

>(いっぱい省略)・・・風雲さん???
わはは。
とわらって誤魔化すわけにもいきませんか。
まず、捨てる本と捨てない本の基準。
それはその図書館の方針やら書庫の大きさやらもろもろが関わってまいります。
私の仕事の一部が図書館資料の廃棄であることは以前にもちらりと語りましたが、私が決めているわけではありません。
正職員が選別したもののデータをつけなおし箱に詰める、という部分が私の仕事なのです。
ま、おもにページがとれてしまったもの(なおして提供するものもありますが)、切抜き・らくがきが発見されたもの、古雑誌、医療やパソコン、就職、法律など変化が激しく内容が役に立たないもの、本棚からず〜っと動かないもの、なんかが対象になります。
しかし、古いもの今役に立たないものは全部捨てるかというとそうではありません。
将来、このころのパソコンの本が必要にならないとはいえませんので中央図書館の書庫に最低1冊は保存されるのです。
新聞と雑誌も。
乱丁落丁本も廃棄対象になるでしょう。
市に1つしか図書館がないようなところのことはわかりませんが、いくつかある図書館では、本の装備(ブッカーかけたりラベルを貼ったりすることです)は共同で行うことが多くなっています。
一括で購入して一括で装備し各図書館に配本するのですね。
装備専門のアルバイトというのもあります。アルバムで有名なナカバヤシなんかが斡旋してます。
で、たぶん量の多さが1冊1冊のチェックを阻むのだと思われます。
寄贈でいただいた本を装備するのも私の仕事のひとつですが、正直乱丁は気づきにくいと思います。
先日同僚がみつけましたが、たまたま開いたページが乱丁部分だっただけですし。
以前蛍光ペンで線をひいてあるのをみつけたのとH系のチラシがはさまっていたことがあるのでぱらぱらとやるようにはしてますが、それで乱丁に気づいたら超能力者だと思います。
切抜きだって返却のときにいちいち全部確認できないし。
したら借りるほうもやな気分でしょう私だってされたら嫌です。
図書館だって行政の一部、もともと人員も削減されぎみな上量だけは膨大とくる……ことほどさようにあちらをたてればこちらがたたず……う〜んすいませんここらへんは愚痴ですね。

長い…………

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15 みて太

2004/01/12 18:00

いやあ、風雲さん、ご丁寧にありがとうございます。
私の<???>も愚痴みたいなものですから、聞き流してくださればいいのに恐縮至極。
本当にありがとうございました、申し訳ない。

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16 みて太

2004/01/12 21:40

リチャード・チャーチ『地下の洞穴の冒険』(岩波書店)読了。

夏休みもあとわずか。蕨が風になびく草原を岩に腰をおろして眺めていたジョンは偶然洞穴の入口をみつけた。どこにも行けずに退屈な夏休みを過ごしていた四人の少年を誘って洞穴探検にでかける。
窮地に陥っての諍いと協力、普段とは違う少年たちの個性(本性?)が顕れて生還するまでのたった一日の冒険だがハラハラドキドキ。
どうも私は閉所恐怖症の気があるのか、洞穴探検ものに必要以上にドキドキしてしまうようですが、それを差し引いても、勇気と責任感に目覚めてゆく少年たちの素敵な物語です。

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17 fool

2004/01/12 21:51

「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言使い」西尾維新 読了

ここ数日、集中力不足で全然本を読んでなかったのですが、やっとこさ手に取りました。

うあ、面白!
推理は自分で出来そうにないんで、それは物語が進むのに任せて読んでますが、それでも後半にどんどんと物語の筋が現れてくるのが妙に快感です。ミステリ、癖になりそう。

と言うか、戯言が面白すぎ。こういうの大好き♪


・・・ぐあ、これもシリーズ物か(嬉しい悲鳴)
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18 ウイング妻

2004/01/12 23:39

「女たちのジハード」篠田節子著、読了しました。
おもしろかったですね。
痛いところもあるけれども、それぞれ問題を抱えつつ、
懸命に生きている姿に惹かれました。
そんな女の人に弱いのですね。

で、次は、「バーティミアス」を読みます。
ま、前々から「読んで、読んで」と訴えかけていた本なので・・・。
帯には「なにもかもが新鮮! 文句なしにハマる物語が600ページにギッシリ!!」とあるのですが・・・。
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19 いろは

2004/01/13 00:16

「玩具修理者」小林泰三 読了。
表題作と、もう少し長い「酔歩する男」が収録されてて、どちらも良かったです。
「玩具・・」は気持ちの悪い場面もあるのですが、「酔歩・・」は時間を扱った不条理物でSFファンにもお薦めです。

で、「イン・ザ・プール」・・・声に出して笑いながら読んでます。
精神科医の話なんですが、とんでもないヤツだな、全く・・。
弟、曰く「どっきりドクター」@細野不二彦みたいな医者ということで
その絵が頭に浮かんじゃうよぉぉーー。(笑)
今日1日で、半分くらいまで読みました。
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20 ウイング

2004/01/13 23:13

ようやく「翡翠の城」篠田真由美 読了。
建築探偵・桜井京介シリーズ第三弾ですが、
今回は謎解きにはあまり力をいれてなかったような・・・。
読み進むうちに犯人も出てくるし、京介の活躍の場がすくなかったのが残念。
そのかわり助手の蒼が、けっこうクローズアップされていました。
人間ドラマとしては楽しめました。

次は綾辻行人「十角館の殺人」。
初の館シリーズです。
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21 てんころ

2004/01/13 23:45

みて太さん、mamathさん、「緑色の休み時間」読んでくださってありがとうございます(^o^)丿私も自分の子に読ませたい。

>ランサム=「十五少年」の楽しい部分だけを抜き出した
十五少年好きでした!期待が募ります〜。

今週は帰宅すると眠気が強くて本が読めない・・。眠い・・。
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22 いろは

2004/01/14 09:43

「イン・ザ・プール」奥田英朗 読了。
全編笑えました。こういう罪のない毒気は好き。

次は「新選組顛末記」永倉新八
なんと30年ものの積読です。
これを買った時は、娘と同い年だったのね。
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23 みて太

2004/01/14 22:53

『ローダン<258>』読了・・・258/297。

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24 まりかちゃ

2004/01/15 00:45

「さらば、愛しき鉤爪」エリック・ガルシア読了。

タイトルでピンと来る人は、かなりハードボイルド通?(笑)
いや、この本れっきとしたハードボイルドです。かなり質も良いです。
ただですねぇ。。。主人公のヴィンセント・ルヴィオは恐竜なんです。
カブリモノじゃないっすよ、れっきとした恐竜ヴェロキラプトルなんです。普段はヒトのカブリモノをしてるというんですから、驚き。
いや、なんってったってこれ面白い、笑える。しかも、よく出来てる。
恐竜同士の戦闘シーンなんかわくわくハラハラしちゃう。
ま、よく考えても「うーん、どうやったら恐竜がヒトのカブリモノのなかに入れるんだ?!」とかそういう細かい事考えちゃいけません。
考えれば考えるほど、わかんなくなっちゃいますから。ま、日本には変身モノがあまたあるので、そんな感じで読んでくれればOK。

しかしなんで恐竜?!とかも言いっこなし!、とにかく読んでるうちにこういうのがもしかしていてもいいか、って気分にしてくれます。
ま「MIB」みたいなもんっす。(笑)

私の頭の中では、ゴジラがヒトの格好してトレンチコートにソフト帽、に咥え煙草でしぶく決めようと頑張ってるのに、足の長さが足りなくってずっこけてるってイメージだったんで。。。(ゴジラは恐竜じゃなくて怪獣)

でもほんとよく出来てます。ご一読あれ。
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25 めでぃ

2004/01/15 21:12

『イスラム世界の発展』本田箕信
を眺める。こうやって生半可に本を読んだりすると、イ、イスラム教はおっかねーと思っちゃいますな。うーん。写真がいっぱいのっているんですが、暗殺者教団の山城は圧巻。ほんとうに岩山です、こんなもんおとせねーよって。実際、暗殺者教団を滅ぼしたモンゴル軍は、無理押しはせずに、宣伝・謀略を駆使して攻略したそーです。

『イリヤの空UFOの夏』秋山瑞人
あとから、考えてみるとエヴァンゲリオンやなーですが(別にロボット出ませんが)でも、面白い、作者の力量ですね。

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26 fool

2004/01/15 21:14

そうなんですか?エヴァは見たことないです。その分、単純に楽しめたのだろうか?
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27 kao

2004/01/15 22:54

芥川賞、19歳と20歳の女性でしたねぇ。
TVでちらりと見たけれど、イマドキの女の子だ〜!
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28 轍と二日酔いの猫

2004/01/15 23:33

 読み終えていない本

『たった
 ひとつの
 たからもの』

いや 正直に言うと、買えてもいないのだ。


時間つぶしに入った駅前の本屋

眼鏡を掛けた幼児を抱きしめる父親

そんな写真に心動かされ、何気なく手に、、、

涙もろい私は、数頁さえ読むことが出来ずに
ハンカチを手に、その場を離れるしかなかった。


通勤電車の中だけが、読書時間の私には

この本を読める場所が、、たぶんない。

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29 mamath

2004/01/15 23:46

は〜他のカキコをいっぱいしていたらこんな時間になってしまった。(爆)
いくらパパスが出張でるんるんでもいけないなあ。(笑)
やっぱり元気でルスがいい。(笑)
いやパパス無事に帰るようにと願っとりますです。(とってつけたように)…いかん!
本論一歩進め!(笑)

「もう一人のチャーリーゴードン」梶尾真治短編集 読了
これはしりとりトピの釣り針にヒッカカって、探しに行った本がなくて其の棚のとなりにいた子なんです。
短編傑作集ノスタルジー編ってのに引っ張り出すと
アルジャーノンを髣髴とさせる表紙絵!!
ついついね〜。(爆)

もう絶品でした。
やはり表題作はアルジャーノンもの。…ですが。
嬉しいというか悲しいというか。
おい、主人公はどうなるんだ?!で終わる。
その先のいくつかの未来は読むものに任せて。
で悲しいのに不思議と暗くはならない。

一番のお気に入りは「芦屋家の崩壊」
(アッシャー家の崩壊を読んだ人はうわって思うはずです。)
も〜、泣ける。
そして、ハッピーエンドなのか、なんなのか。

往年のSFを読んだ人が「ああ、あれか」と思いながら読んでいき
こうするのか?!と少し驚き納得する短編がごろごろ…。良かったです。
見かけたら買うものがまた増えてしまった。(笑)

おまけに、後書きは恩田陸のラブレターめいた創作スタイルなんだ〜。
しかも、梶井の丸善のレモン使って。くっそ〜。やってくれる。(笑)
削除キー   

30 mamath

2004/01/15 23:52

わ?轍と二日酔いの猫ともニアミス?はろ〜!!

めでぃさん
お久〜!!

削除キー   

31 みて太

2004/01/16 00:52

『心の旅路』を物置から出してくるついでにジェイムズ・ヒルトンをもう二冊出してきて積んであった。
その内の一冊『私たちは孤独ではない』(ハヤカワNV文庫)読了。
随分古い本、昭和47年5月初版発行の<NV17>で、2003年版のハヤカワ文庫目録にはもう載っていない。
『心の旅路』のような泣ける(ハッピーエンディングの)話だと思って読み始めたが、どうも様子が違う。
・・・暗く悲しい物語、話したくない。

ちょっと気分を変えて、裏表紙に<ユーモア・ファンタジー>とあるマイクル・カンデル(聞いたこと無い)の『図書室のドラゴン』(ハヤカワ文庫)。
「図書館」「ドラゴン」「ユーモア・ファンタジー」なんてみて太を釣る餌のベスト・スリーを全部並べて積読文に加えられていた本の出番だ・・・面白くなかったら「壁本」だぞ!

削除キー   

32 いろは

2004/01/16 13:18

まますさん、またしても気になる本を・・・。(爆)
梶尾真治も好きなんで、見かけたら買おう(決してネットで探してまでは買うまいと心に誓う・・)

「新撰組顛末記」永倉新八 読了。
後日譚など興味深かったです。
削除キー   

33 風雲

2004/01/16 13:56

みて太さん、「ドラゴン」で「ユーモア・ファンタジー」ならそれよりもR・A・マカヴォイの「黒龍とお茶を」のほうがいいです!

えーと一昨日霧舎巧「六月はイニシャルトークDE連続誘拐」読了。
霧舎はこのシリーズだけ読んでます。
毎月ミステリのいろんなパターンを使ってきます。
主人公の彼氏の名前は上から読んでも下から読んでも小日向棚彦……もうそれだけでツボです。
漫画しか読まないような人でもミステリが面白く感じるようにがコンセプトなのでアニメチックな表紙でラブコメつきです。
好きなんですよね、ラブコメ。
削除キー   

34 みて太

2004/01/16 20:49

風雲さん・・・
>「ドラゴン」で「ユーモア・ファンタジー」ならそれよりも・・・>

『図書館のドラゴン』挫折!
大森望の訳だったし、坂田靖子の挿絵だったのに・・・二三ページ読みかけたけれどわけわからずちっとも進めない。
そこで<あとがき>と<解説>を先に読んで何となくどんな構成か分かったような気はするが「今は読めないな」と断念。
どなたかの強力プッシュがあったら考え直そうと思っていたら、風雲さん・・・積読本の一番下へ帰ってもらいました。

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35 みて太

2004/01/16 21:07

ああ「図書館」は「図書室」の間違いです・・・どうでもいいけれど。


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36 mamath

2004/01/16 21:53

みて太さん
「図書室のドラゴン」私もだめでした。
いまだダンボール箱の中。
R・A・マカヴォイの「黒龍とお茶を」いいですよ!
風雲さんと共にプッシュします。
グラント船長のお礼にお貸ししましょう。
「一角獣を探せ」マイク・レズニック ハヤカワ F・T文庫とともに(いばり!)
どちらもハッピーで少し物悲しくって、面白いんです!

いろはさん
も〜、面白い本が多くて困っちゃうね!(笑)
新撰組の本みんなもらってて良かった?
お返しするものがあったらお返ししますよ。
「新撰組土方歳三 壬生の銀狼」とともに。(爆)
この本少女漫画家たちのアンソロジー集土方編なんですが、
となりの沖田総司の煌きの残像なんつー本と比べて、好きな作家が多い(というより沖田のほうは一人も知らなかった)んで買ったんですが。
氷栗優のピンナップがとっても良いのです〜。
とりあえずこれが読了という事でここに。(笑)

昨日から山田風太郎の「明治小説全集1警視庁草子上」を読んでます。
維新暫くたった後の警察が巻き込まれる様々な事件。
西郷隆盛が出てくるわ(ちょっとだけど、今のところ)
半七が出てくるわ、米朝が出てくるわ、なんともエンターテイメントな小説なんです。
(半七がですよ、登場人物に大体あんたの捕物は偶然で解ける謎が多いなんて言ってるんです。笑える。
山田風太郎が岡本綺堂に言ってるのと同じじゃんって。)
けっこうまったり進んでくれるので読むのもまったりになって、
時間がかかりそうです。

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37 mamath

2004/01/16 21:50

半七がですよ、登場人物に大体あんたの捕物は偶然で解ける謎が多いなんて言ってるんです。笑える。

言ってるじゃなくて、言われてる。(笑)

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38 みて太

2004/01/16 22:49

へえぇ、mamathさんでもダメな本があるんだ・・・。

お言葉に甘えてお借りします、『黒龍とお茶を』『一角獣を探せ』。
魔が射して心にも無いことを口走ってしまった、ということでしたら当日笑いながら仰ってください「あっ、忘れちゃったわ!」って。

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39 mamath

2004/01/16 22:49

げ?なんと言う事を。今から袋にぶち込んでくるわ!て、これ上のトピのほうがよいのかも(笑)

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40 みつき

2004/01/16 23:33

やっと森博嗣の「四季 秋」を読了しました。
ここまで来るのに長かったですね・・・。しかしこれ、冬でちゃんと終わるんでしょうか・・・。

ああ、そうそう。芥川賞を受賞した若いお姐ちゃんに隠れて京極も直木賞取ってましたねー。気付きませんでした(笑)

さて、次はエリス・ピーターズの「聖域の雀」か、高田崇史さんの「QED龍馬暗殺」かどちらかを読もうかな。でも、本棚の一番前に置いてあったエラリー・クイーンの「チャイナ橙の謎」も再読し始めてしまいました。さて、どうするか。
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41 鱈子

2004/01/17 17:02

さしぶりの「読んだ〜」に参加の、鱈子です(笑
バイトが、ちょっと安定してきたので復活(笑

恩田陸「クレオパトラの夢」読了。
あの「MEIZU」の強烈な登場人物、オカマしゃべりの男前(爆)
神原恵弥が主人公の話です。
恵弥の視点で今回描かれてるのですが、出てくる登場人物はなにかしら隠してる事があり、この主人公さえも本当のことを言ってるのかわからないという、恩田さん独自の話の進め方。
二転三転と話は転がり、最後の真実も予想できなかった事が浮かび上がり、読み応えあって面白かったです^^

次は宮部みゆきさんの「ステップファザー・ステップ」です。

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42 いろは

2004/01/17 18:03

まますさん、新撰組本は全部さしあげますので、ご遠慮なく。
まだまだ、お送りする予定の本もございますー。
「新撰組一番隊」「新撰組 山南敬助」童門冬二
「新撰組興亡史 永倉新八の生涯」「箱館戦争始末記」栗賀大介 などなど。
30年ものの積読の山にようやく着手しだしましたので・・(爆)
当分↑のを順番に読もうと思ってます、間に最近の積読をはさみつつ・・。
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43 みて太

2004/01/17 19:13

『図書室のドラゴン』に挫折して、さてどうしようと思いながら、四分の一ぐらいで停滞している『華胥の幽夢』、宮沢章夫『よくわからないねじ』、図書館で拾ってきた『なまけ者のさとり方』なんてのをあっち開いたりこっちパラパラやったりしてたんですがどれも今ひとつ乗っていけない。
それで・・・吉田浩美の『ア・ピース・オブ・ケーキ』を買ってきてしまいました、吉田篤弘の『つむじ風食堂の夜』と一緒に。
今夜は素敵な夜になりそう・・・ぐふふ。

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44 みて太

2004/01/17 21:55

ちぇっ、もう読んじゃった・・・もったいないなあ、夜は長いのに。
吉田浩美『a piece of cake』(筑摩書房)
言葉では表せません、見ていただくしかありません。

>ささやかなものに目がゆくようになった。
>ささやかなものや、ささやかなことに。
>ささやかな日常の断片にこそ、大切な何かがあるような気がする。
>本もまた、小さな断片から出来ている。
>「a piece of cake」はひと切れのケーキという意味。
>大きな丸ごとのケーキではなく、そのほんのひと切れを楽しみたいというような。
>そんな本をつくってみようと思う。

・・・長い引用をしてしまいました。

思い出の断片を形にした、たった一冊しかない小さな本。
昔習ったバイエルの8小節の楽譜を小さな本にしたもの。
御主人の吉田篤弘の引き出しにため込んである、小説の断片や書き出しやボツになったもの。そんななかから「かけら」のような文章をみつけて形にしたもの。
小津の映画から「夜遅くの客」という言葉が浮かび、そのタイトルで篤弘に短い小説を仕立ててもらって本にしたもの。

そんなこんなで作られた12の本の話と写真・・・うっとり。
ちなみに私が一番うけたのは「誤字標本箱」・・・笑える。


続いて吉田篤弘の『つむじ風食堂の夜』・・・ゆっくり楽しもう。

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45 ウイング

2004/01/17 22:50

「十角館の殺人」綾辻行人 読了。
ミステリ研究会のメンバーが孤島で次々と殺されていくという孤島密室物。なにやら「金田一少年の事件簿」に出てくるような設定だが、島と本土の同時進行で書かれている所がおもしろかった。
犯人は最後までわからなかった。
まっ、予想が外れる方がおもしろいけど・・・。

次は、小野不由美「屍鬼」。
ハードカバーだから分厚いです。重たいです。

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46 みて太

2004/01/18 02:12

吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』(筑摩書房)読了。
どうしてもっと評判にならないんだろう、吉田篤弘?
なってるのに私の耳に届かなかっただけなんだろうか?
そういえば先週のNHK−BSの「週刊ブック・レヴュー」で松田哲夫が『針がとぶ』を紹介していたなあ。
とにかくここ一二ヶ月ですっかり嵌まってしまいました。
残念なことに、吉田篤弘、吉田浩美、吉田音、クラフト・エヴィング商會として現在まで出版されている12冊の著作はこの『つむじ風・・・』をもって全て読んでしまった・・・馬鹿だなあ、もっとゆっくりじっくり楽しめばよかった。
ちょっと幻想的なほのぼのとしたファンタジー・・・うーむ、なんと表現したらいいんだろう。
素敵な夜でした・・・おやすみなさい。

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47 てんころ

2004/01/18 10:27

mamathさん!ツバメ号とアマゾン号借りましたよ!
まだ1ページしか読んでいませんが、面白そうな予感がプンプンします。

「花の館に」三輪裕子 読了
詳しい理由も教えてもらえないまま、突然スイス旅行へ行かされた千佳と朱里、そして朱里の姉の正子。待っていたのは花いっぱいの古い館と怪しい老人だった・・・。というストーリー。
探偵気取りの千佳ちゃんがコソコソしすぎて、ちょっと・・。
ここで堂々と出て問い詰めれば真相に近づいたでしょ!というシーンもコソコソと様子を見て、推理して。
あんまり良い感じしませんでした。
逆に純真な朱里ちゃんの可愛さが際立ってました。

私、会社の新人研修で童門冬二さんの講義をお聞きしてたんです。
その時は誰かもわかっていなくて、全然内容を記憶していない・・。
まだ著作を読んだ事ないんですけど、凄い損した気分です(>_<)
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48 fool

2004/01/18 17:55

「されど罪人は竜と踊る」浅井ラボ 読了。

タイトルが気に入った、という理由のみで購入した本でした。購入理由からして、そのまま積読行きになりそうな所を気まぐれで発掘。



・・・・読みにくい。

文章自体をこれほど読みにくいと思ったのは珍しかったです。設定がけっこう凝っているファンタジーものなんですが、序盤が特にその辺りの説明不足な気が。説明しておくべき部分と、そうでない部分が逆になってる気もする。あと、何箇所か読んでいて首を傾げたくなったり、後半に出てきた敵が、すごい設定のわりにやられキャラ扱いだったり・・・。

でも個人的にはツボに入った設定だったんで、結局面白く最後まで読んでしまいました。

没落貴族から咒式士になり、魔杖剣「断罪者ヨルガ」(こういうネーミングに弱いんだよなあ・・・)を振るう、凄腕だけどひねくれ者で貧乏なガユスと、その相棒、戦闘民族の血を半分だけ引く戦闘狂で、家具が好きで愛用の椅子に名前まで付けているいろんな意味で狂戦士のギギナ。二人の毒舌合戦や喧嘩(というより殺し合いに近い)が面白くて、不満を残しつつもついつい最後まで読んでしまった。
気に入った分、不満がはっきりと見えたのかも。
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49 みて太

2004/01/19 00:48

小野不由美『華胥の幽夢』(講談社文庫)読了。
これで「十二国記」完読。
前に見た雑誌の特集では、もう一篇で一応の切りがつくなんて書いてあった。膨らませようと思えばいくらでもできると思うけれど、あんまり店を広げると収拾がつかなくなるしなあ。
とりあえず、その構想にある一冊だけでも早くだしてくれないかなあ。
もう泣くのはいやだ、次は笑っちゃう話がいいなあ。
それともいっそ笑っちゃうぐらい号泣してしまう話とか・・・。

偏屈なオヤジにこれでもかこれでもかとしつこく薦め続けてくださった御嬢さま、おねえさま方(今日はオバサンもここに含む)・・・ありがとうございました、参りました・・・完敗です。

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50 風雲

2004/01/19 15:59

クラフト・エヴィング商會「じつは、わたくしこういうものです」読了。
帰りの電車で読み終わってしまった……面白いけど短すぎる。
月光密売人などの架空の職業のプロの話の聞き書きという形をとっているのですが、最相葉月とか小川洋子とかが写真モデルとして出演(?)してます。へぇ〜〜。
クラフト・エヴィング商會を極めてしまったみて太さんはどの本が一番お好きですか?
わたしは今のところは「どこかに○いってしまった○ものたち」と「ないもの、あります」なのですが。

今はダイアナ・ウィン・ジョーンズ(そらたろうさん召還呪文♪)の「ダークホルムの闇の君」を読んでおります。
まだ全然最初だけど面白い〜〜!
主人公の魔術師ダークが今年の闇の君に任命されてしまうのです。
任命されると他の世界から闇の君討伐にくる観光客を相手にしなきゃいけないのです。
ダークだけではなくこの世界はまるでゲームの世界のように振舞うことを強制されているわけで。
今年はなんとか昔の契約を反故にしたいのですが……どーなるんでしょう??
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51 鱈子

2004/01/19 18:00

宮部みゆき「ステップファザー・ステップ」読了。
おもしろかった!!!
いや、双子がかわいい^^
あの交互に言う話し方がまたなんともいえない(笑
泥棒とその親父の人柄も素敵♪
こんな生業してるのに、双子のお父さんとおじいちゃんになってしまってるところがまた・・・・(笑
画聖もなんか憎めないし(笑
あの生首最高♪(爆
謎解きはそんなにふかいものではなかったけど、全体的にかわいらしいお話でした♪

次は「李歐」♪

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52 ウイング妻

2004/01/19 18:12

「バーティミアス サマルカンドの秘宝」読了しました。
展開が早いので、すっごくおもしろかったです。
ルビもうってあるしね。
ちなみに主人が読んでいる「屍鬼」とはえらい違い。
それはともかく、魔術師見習いの男の子は、残念ながら私の好みではないのですが、
ジンのバーティミアスがすっごく惹かれてしまいます。
帯には落ちこぼれの魔神とあったのですが、おちこぼれじゃないぞ。
でも、人間ぽい感じがするところが、魔神としては落ちこぼれなのかもしれません。

ママスさん、そらちゃん、風雲さん、
よかったら読んで下さい。
でも、重たいけどね。
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53 みて太

2004/01/19 20:48

風雲さん。どれも素敵なんですが・・・
吉田浩美の『a piece of cake』かな。
本の大きさとか厚味とか手触りとか色目とか・・・。
『ないもの・・』『どこかに・・・』には興味深いいろんなものが登場してそれはそれでとても面白いんですが、これは全てを本の形に仕上てあって絵本を見てるような気分にさせてくれます。
もちろん、添えられている文も洒落てて、長いもの(と言っても短いんですが)や、短い文を織り交ぜて一冊のリズムもなんだか気持ちよくさせてくれます・・・惚れた弱みかな、何でも素敵に思えてしまう。

私、手作りっぽいものに弱いんです。
一品一品手作りなんでしょ、クラフト・エヴィング商會。
写真とるために作っちゃう。絵でもいいところを実物やチラシもわざわざ作ってるし、それがどれも素敵ですよね。
さらに、それを説明してるもっともらしい文章(ファンタジーですね、これ)もいいんです・・・恥ずかしいぐらいのめり込み過ぎてるのは分かってるんです。

いや、ほんとに順位なんてつけられません・・・もうゾッコン! そのうち熱もさめるんでしょうが。

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54 しん

2004/01/19 21:43

三雲岳斗「道士さまといっしょ」読了
また買ってしまいました。前にも騙されたのにまた買ってしまう。今度こそ面白いと信じて買ってしまう。
今度の新シリーズは未来の道士さま(イケメン)が過去に戻って気が強い女子高生を護衛するという商業ベースに完全に乗った学園ドタバタコメディです。まあ、何も考えずに軽く読む分には十分に楽しめます。

小野不由美「図南の翼」
さすがは十二国記、信頼のブランドといったところでしょうか。面白かったです。今回は主人公が這い上がっていく話ではなくて最初からお金持ちのお嬢さんということでどういう話になるのかと思いましたが心配無用でした。
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55 みて太

2004/01/20 00:31

『ローダン<259>』読了。(259/297)

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56 mamath

2004/01/20 22:09

「明治小説全集1警視庁草子上」まだ読んでます。
いつになったら読了って書けるんじゃ?!と思いつつ。
でもこれ面白いです〜。
ちょっと女性に対する扱いがなんかな〜って思えますが、
まあ、時勢が時勢だっただろうし、そういう時代の話だったろうし。
もー明治時代のビッグネームがごろごろ、一番異彩を放っているのが「隅の老人ならず、隅のご隠居」って〜のも嬉しいし。(爆)
なんとなんと、警察の中に藤田五郎が出てくるんですよね〜。
最初読み流していたんですが、途中で「え?あ?きゃ〜〜〜〜〜!!!」
になっちゃいました♪
山田風太郎って多分これが読む最初じゃないかって思うんですが、
やはり名を成す人のものはいいなも。(上町の名古屋弁)
東京の地名もごろごろ出てきて
え、有楽町ってそんなとこだったんだ〜?!とかうふ、むふ、って読んでます。
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57 そらたろう

2004/01/20 22:54

ん? 呼んだ?(笑)
>風雲さん、
「ダークホルムの闇の君」面白いですよね!
ダークはみんなのために真面目に闇の君の任務を果たしてツアーを成功させようとしているのに、周囲はツアーをぶっ壊そうといろいろ画策をしていて、事態は混乱の度合いを深めていく・・・。
一体どうやってこの大風呂敷を畳むつもりなんだ!? と、読みながら呆然としましたよ(笑)
DWJ自身も物語がどこに進むのか分からずに書いている、というのが恐ろしいところです。

「王の帰還 上」読了。はふー、疲れた・・・。
一月に入って二冊目です。はは。
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58 そらたろう

2004/01/20 23:00

あ、忘れてた。

>妻さん、
わーい、感想ありがとうございまーすvv
「王の帰還」が終わったら読んでみることにします。
ああ、でも、「どろぼうの神様」もいい加減読んでしまわないと、かおさんから「魔法の声」が回ってきてしまう(汗)
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59 みて太

2004/01/21 21:32

mamathさん、読みました。
フレドリック・ブラウン『シカゴ・ブルース』(創元推理文庫)

mamathさんの書き込みに引っかかって、「メモメモ!」と何人かの方が騒いでるのをみて「こりゃいかん、先に読まなくちゃ」(?)と慌てて探し出してきたんですが・・・。
これって<エド・ハンター・シリーズ>第一作って・・・続きがあるってことじゃん!
折角、ローダン片付け始めたのに新たなシリーズ物かあ・・・うーむ。

「面白くなければいいなあ」「退屈な話だといいなあ」と祈りながら読み始めました。
しかしmamathさんが「面白いよ」と言われたのは間違いなく面白い。
mamathさんが落胆された(例えば『小人』の最終巻)のだって、私には面白かったんだから・・・況してブラウン、面白くないわけないですよね。
で、読了。ちぇっ、やっぱり面白いや・・・ものすごく面白いや!!

これ1947年の作品だけれどちっともそんな古い感じはしない。
父親を殺された印刷見習工の少年(17歳)が十年ぶりにあった伯父(父親の兄)と犯人を追う。これがなかなか賢い少年で度胸もある。

これで甥っ子の能力を知った伯父の奨めで探偵のようなことを始めることを匂わすような終り方・・・そうしてシリーズへと。
これで何か思い浮かびませんか・・・私は『池袋ウエスト・ゲート・パーク』みたいじゃん、という印象を受けました。
foolさん、どう? むらさきさんも「石田衣良、きてるね」のお母さんにぜひお薦めください。

一気に読みましたね、久し振りに興奮しました、ブラウンいいなあ・・・。
さあ、続きをさがしてこなくっちゃ!
でも田舎の古書店では、あんまり見かけたことが無いような気がするなあ、このシリーズ。

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60 mamath

2004/01/21 22:22

いえいえ、どっちかってーと、コクトーみたいになっちゃいます。
ハンターシリーズは。(笑)2巻から先。
積読が無くなってから探しても遅くはないと思います。
(「ジャッキー…」なみね。笑)
ふふふん、これで何人にブラウン押し付けたことか。(笑)

あうう、寝なきゃならんのについブラウンだと這い出してしまふ。(笑)

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61 fool

2004/01/22 20:54

弱き者は強さを求め
強き者は弱さを知り
そのどちらでもなく、どちらも知るところに優しさがありました。

いやー、酒飲みながら読む話じゃないですね。感傷的になりすぎたfoolです。

ひとまず、叫んでおきましょう・・・。




サンシーーーーーーーーー!
ケイキーーーーーーーーーーーーーーーー!
タイキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!










「風の海 迷宮の岸(上)」 小野不由美 読了です。さ、(下)
に行こう・・・。
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62 fool

2004/01/22 20:55

>これで何か思い浮かびませんか・・・私は『池袋ウエスト・ゲート・パーク』みたいじゃん、という印象を受けました。

み、みて太さん・・・・なんてカキコを・・・・。
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63 みて太

2004/01/22 21:12

へへへ、foolさん、引っ掛かってくるんじゃないかと思いました『池袋WGP』と聞けば・・・。
酔っ払いを騙すようで気が引けるので申し上げます。みて太の感想なんて真に受けてはいけません・・・言い過ぎです。
まあ、主人公が少年で、その気はなかったのに探偵のまねごとをする羽目になって、それが案外向いていて、後の作品の惹き文句をみると探偵として身を立てていくシリーズようなんでそんな印象を受けたというだけなんで・・・ねっ、『池袋WGP』でしょ、これって。
面白いです、ほんとに・・・mamathさんによれば続編はそうでもないらしいので、そこは『池袋・・・』とはちょっと違いますが。

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64 みて太

2004/01/22 22:32

井上一馬『モンキーアイランド・ホテル』(講談社文庫)読了。
<名翻訳家はじめてミステリーに挑戦!>と腰巻にある。
名翻訳家・・・っていうのがよく分からないけれど、井上一馬は好きである。
表題作と「奇跡」という二編の掌編集。
これをミステリーと言っていいんだろうか? ちょっと違うような気がする。
裏表紙には<(前略)名翻訳家が初めて挑戦するミステリー仕立ての珠玉の作品集。>とある。
まあこんなもんかなとも思うが「ミステリー」は省いてもいい。
・・・どちらもなかなかいい話である。

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65 ウイング

2004/01/22 22:50

今「屍鬼」を読んでいる途中です。
まだまだ最初の方ですが、
登場人物が多すぎます。
とても覚えきれません。(泣)
というわけで、登場人物をメモにひかえることにしました。
まだまだ増えてきそうな感じ・・・。
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66 mamath

2004/01/22 22:57

「明治小説全集1警視庁草子上」ようやく読了。
でも、面白かった。
詳細は後日。(笑)

>主人公が少年で、その気はなかったのに探偵のまねごとをする羽目になって、それが案外向いていて、後の作品の惹き文句をみると探偵として身を立てていくシリーズようなんでそんな印象を受けたというだけなんで・・・ねっ、『池袋WGP』でしょ、これって<
違う!!(爆)
17歳のさして富裕でもない家族が大黒柱を殺人で失って、
父を殺した犯人を探す中で成長する物語なんだ!!
最後のトランペットの音をなんと聞いたの、みて太翁?!
殺人の犯人と理由。それをどうとるのか。
探偵が向いてる云々じゃあないのよ、ぶつぶつ…。
まあ、ひとそれぞれだけどねェ読み方は。くすん。

(寝なきゃいけないのにやっぱりブラウンだと書いてしまふ♪)
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67 mamath

2004/01/22 23:00

ああ、もう、興奮していつもより文法が…。(笑)

17歳の少年が、さして富裕でもない家族が大黒柱を殺人で失った失意の中から立ち上がり、父を殺した犯人を探す中で成長する物語なんだ!!
だ!!(笑)



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68 みて太

2004/01/22 23:45

大雑把な読み方でmamathさん一押しの作品を貶めてしまいましたかね、すいません。

>17歳の少年が>→>主人公が少年で>
>大黒柱を殺人で失った失意の中から立ち上がり>→>その気はなかったのに>
>父を殺した犯人を探す中で>→>探偵のまねごとをする羽目になって>
>成長する物語>→>それが案外向いていて、探偵として身を立てていくシリーズ>
・・・ということじゃあ、駄目?

何と言うんだろう、単なる物盗りじゃ小説にはならないんでこんな結末もありかなとは思いました。<殺人の犯人と理由>は、語弊があるかも知れませんがあんまり重要じゃない気がします。
この話の主眼はやっぱり少年の成長じゃないでしょうか。

>まあ、ひとそれぞれだけどねェ読み方は。くすん。>
↑ 同じことを感じてるんだと思うけれど・・・口下手だからなあ。


毎晩遅くまで大変ですね。寒いし・・・身体に気をつけて下さいね。

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69 みて太

2004/01/22 23:47

ああ、もちろん少年が成長していく過程に<殺人の犯人と理由>が大きく影響してるんで、「あんまり重要じゃない」という言い方は取り消します。

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70 まりかちゃ

2004/01/23 16:38

なんか、怒られてるし。。。(笑)こえぇ〜、まますさんって。

「クリスタル」アンドリュー・ヴァクス、読了。
うーん、このシリーズ好きなんだけどなぁ。。。
独特だからなぁ、世界が。誰でも好きにはなれないんだろうなぁ。
って、この本を読んでいて、なんかこの人の本と花村萬月って似てるわ〜って思ってしまいました。
単に私の個人的主観なんで、異議のある方もいらっしゃるかもしれないけれど・・・
で、結局私ってこんなのが好きなのねって結論に達した訳でして(笑)

「屍鬼」放り投げて、「グッド・パンジー」上の本の続きを読み始めました。すまん、屍鬼(笑)
パンジーってのは、バークの愛犬なんだけど。。。(犬が出てくるってだけで読んでいる気もするが)今回死んじゃうのよぉ!!(泣)
しかも、バークを守ってってか、助けるために。これから、バークがパンジーの敵討ちをするらしい(わくわく)
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71 mamath

2004/01/23 21:03

がう!!…とか?(笑)


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72 みて太

2004/01/23 21:45

>最後のトランペットの音をなんと聞いたの、みて太翁?!>
ああ、あのトロンボーン(ですよ!)と二人の笑い声は、この事件を通して大人になった少年の新たなる人生の門出への祝福のファンファーレと聞きました。

普段は奥ゆかしくて控えめなmamathさんがこれだけムキになって小心者のオジサンの感想に食ってかかる。
いつもなら、オバサンに怒られると枕を濡らして泣き寝入りの大人しいオジサンも必死で弁解を試みる。

『シカゴ・ブルース』・・・そんな素敵な物語です。是非ご一読を!

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73 ウイング妻

2004/01/23 21:54

「いちばん初めにあった海」加納朋子著、読了しました。
最初は本の内容と、高校時代の思い出と、現在とが入り組み、
ややこしかったです。
でも、最後はつながっていたのですが・・・。
私には、あらっ、終わってしまったの、という感想の終わりかたでした。
私は、「化石の樹」の方が好きかな。
痛いところもあるのですが、最後がかんどうてきな終わり方でした。

「屍鬼」がややこしそうですね。
私もついていけるかしら・・・。


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74 そらたろう

2004/01/23 22:15

「王の帰還 下」をこれ以上読みたくない・・・。
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75 鈴木(仮名)

2004/01/23 22:29

■ウィングさん
ご無沙汰です。
「屍鬼」は登場人物多いですよね。僕も以前リストを作成してみたのですが、一巻だけで61人も居ました。
しかも8割はフルネームで登場です。参りました。
でも二巻からはうんと楽になりますよ。
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76 mamath

2004/01/23 23:49

『シカゴ・ブルース』・・・そんな素敵な物語です。是非ご一読を!

サンキューみて太さん!(ラブ♪)

さて、るんるんになったところで(爆、これだからコアなファンってのは…。)読了本へ。

”隅のご隠居さまは、代わる代わる二人から話を聞いて、白い髭をゆすってけらけら笑った。…略…
「ふうむ、そういうことか。…いや、心配しておるのに笑うて悪いがの。
その話、はじめからおしまいまで可笑しいぞ。
そもそも、ゆくえも知らぬ女のために果し合いする発端から、果し合いの介添人に巡査を頼むやつ、
一方の介添人のほうがポリスにつかまりかけて、
せっかくのめがね橋の決闘がめちゃくちゃになったなりゆきも滑稽なら、
最後に相手方の当事者と介添人が、いっしょになって逃げて来たにいたっては、
もう何といっていいかわからぬほど可笑しい」”
なんて読みやすい長文かしら♪(笑)

薩摩長州の流れを汲んだ新政府の中で官軍元幕軍入り混じった警視庁側、旧幕側のご隠居一派、虚虚実実の話はいりまじって、どいつを応援したものやら。
う〜私としては藤田五郎も応援したい。(笑、いろはさん、ふーちゃん、やまちゃん、解るね?これだれか。
なんと永倉新八も出るぞ!笑)
しかしながら…。
などなど、面白いものであります。(過去形にしてないのはまだ下巻があるからなのね。短編連作集)

映画やドラマや時代物でおなじみの天馬町の牢が火事の時には囚人を解き放つあのあれ「切離し」というんだそうだけど。
それが”そんな権限のない一役人の判断から”始まった、て初めて知りました。
初代にはお徒(かち)目付けでしかなかった石田家は、三代将軍のときに特に牢奉行職を与えられたんだけど、初代かそれに誓い時代に”囚人達の焼死を防ぐために”あえて行ったとのこと。
で、幕府瓦解の時まで17代もやってたのよね。
作者曰く”元来日本には劇的なヒューマニズムの例は稀である、…略…これこそ徳川時代唯一にして最大のヒューマニズムの例話…略…とにかくそれ以来不文律になったところを見ると、杓子定規な幕府も、このヒューマニズムに圧倒(圧倒だよ〜、感激でも動かされたでもなく〜)されたとしかいいようがない。”
なんてね〜。
徳川のスギハラチウネじゃないの〜。(><)
だもんで、
「足にまかせていずこへでも逃げゆき、火が鎮まったるのちは、一人残らず帰牢せよ。
この義理たがえずばわが身にかえて、なんじらの命助けつかわす。
さもなくてこの約定たがえて帰らず者あらば、地の果てまで探しぬき、
その身はおろか一家一族逆さ磔(はりつけ)に成敗するぞやっ。」
っと大音声に呼ばわるシーンがじーん、うるうるになっちゃうのよね〜。
 
いや〜、日本語って好き〜。
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77 mamath

2004/01/23 23:55

「天上の音楽」春日聖生 絵がと〜っても綺麗な漫画読了
(子供ズは”化粧の濃い絵は嫌い”って。笑)

「火の接吻」戸川昌子 講談社ノベルズ 読了。
いや〜、濃かった。いまいちながら一気読みしてしまった。
どろどろ。謎部分に引きずられて読んだけど…もうこれで戸川は遠慮しておこうっと。(笑)
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78 mamath

2004/01/24 00:02

妻さん
大丈夫ですって。「屍鬼」私でも読んだもの!

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79 mamath

2004/01/24 00:20

あ?妻さんの送っちゃった。カキコの途中でチャットに浮気するからいけないのよね(笑)

みつきさん、♪ハッピーバースデー♪
これを言いたかったの♪

妻さん(続き、笑)
大丈夫です。登場人物の名前なんて覚えなくても読める!!
前後で、あ、これはさっき○○を××したやつ。
あ、こいつちょー嫌なやつ。
こ、この人は、あの、キャ〜かわいそう!!のノリで読めちゃいます。
痛いです。でも、なかなかのものです。
(当初の感想はもう自分でも忘れているんだけど、おとり置きになってます。)

ウイングさん
メモ取ってるの?ノート一冊で足りる?(笑)

鈴木(仮名)さん
数えたぁ?!(爆)

雨男さん
ほれ、感想言いなさい。「屍鬼」(読んだらしいの、最近。笑)
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80 雨男

2004/01/24 02:02

お久しゅうございます。
連の隠れキャラ、雨男です。

喚ばれた本。屍鬼。
最近読んだわけではないのですが。。。

話自体は面白いです。
世界観と言うか、日陰のみのヒトはそう思うのでしょうね。って。

でも、最後ヤマ場があんまり納得いかない部分が在るんです。
その一点が痼りになって居るのですが、そうでないとお話がって思う(苦笑

最後は。うん、納得でした。 < 感想ですか? これ??
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81 mamath

2004/01/24 03:13

感想ですわよ、立派に…。(笑)
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82 みて太

2004/01/24 12:21

ちょっと野暮用で物置の雑誌を何冊かパラパラやってて開いたのが<リテレール>のNo.17(1996.9)の「特集:冒険がしたい!」。
「冒険物語徹底ガイド 全200冊」「海外名作ベスト100」とか、何人かの作家の「忘れ得ぬ冒険物語」という割とよくある特集物(ミステリ特集・SF特集・ファンタジ特集・少年少女小説特集・絵本特集、それに本棚・書斎なんてのに弱くてすぐ引っ掛かってしまう・・・)。
『十五少年』『宝島』『失われた世界』『地底旅行』などとともに、あの『海底2万里』も何人かが挙げている。やっぱり読む時代や時期によっては面白いのかも知れないな。 

ランサムは松本侑子が挙げている。
松浦寿輝もランサムに関する文を寄せているので、長くなるが少し引用してみます。
>・・・世の中にはアーサー・ランサムの本を一冊も読むことなしに大人になってしまう可哀相な人も少なからずいるわけで、憐憫の情がこみあげてくるが、なに、絶望するには及ばない。ランサムの本は幾つになってから読みはじめてもいい。ただ、もしそれであの湖とヨット帆走とキャンプの物語に夢中にならなかったとしたら、そのときこそその人は心底から絶望すべきだと思う。>なんて無茶苦茶なことが書いてある。
実は私、読むことなしに大人になってしまったが幸い四十少し前に出会って夢中になった(どこかのお姉さんほどではありませんが)経験者。

上の文に続けて
>その人の中の子どもが、もう疾うに死んでしまっているといるということなのだから。自分の中の子どもが死んでしまった人は、そもそもその先何年生きようとも、もう楽しいことなど何もおこるはずがないのだから。>だって。
普通の人が聞いたら(本好きは普通じゃないのか!?)呆れちゃうような、まあ本読みの勝手極まる言い草だとは思うけれど、判りますね、これ。

てんころさん、そろそろ『ツバメ号』読み終えただろうか・・・。

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83 みて太

2004/01/24 12:30

>死んでしまっているといるということなのだから>
↑ 「いると」が重なってしまってました。
すまぬ、すまぬ。・・・これはわざと重ねてる。

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84 風雲

2004/01/24 15:12

小野不由美の「屍鬼」……私もえーと7年位前?に読みました。(もうそんなに……(ーー;)
上巻は医療サスペンス風でしたが下巻はまったくホラー。
面白かったですとも。
しかし、この本を読んでからほんとうにぱったりとホラー作品が読めなくなってしまいました。
「屍鬼」でおなかいっぱいになってしまったみたいで。
小野不由美は好きなので、その後に出た「黒祠の島」も手にとってはみたものの気が萎えて本棚に戻され。
たぶんまだ読めません……。もったいないような気もしますが。

DWJ「ダークホルムの闇の君」とイーデス・ネズビット「ドラゴンがいっぱい!」読了。
ドラゴン三昧ですな。
とくに「ダーク〜」にでてくるドラゴン、ウロコが好き〜!
そういえばどこかのおじさんがドラゴンでユーモアファンタジーに弱いとかいってたけどDWJはチェックしてるのかしら〜??
魔術師ダークにはグリフィンの子どもたちもいて楽しい。
しかし何故私の頭の中でチョコボに変換されてしまうのかしら?
ネズビットのほうは児童向け短編集というのがもしかしてネックなのかな?
面白くないわけじゃないんだけど。わかりずらいのとか、もうちょっとなんか、とか。
こんどは長編にしてみるか。
次はDWJ「ダーク〜」の続編「グリフィンの年」とマクドナルドの「金の鍵」
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85 どこかのおじさん

2004/01/24 17:02

風雲さん、DWJは『ダークホルム・・』が出たときに気になって買おうと思ったんですが、その前に『九年目の魔法』『わたしが幽霊だった時』がでてるのを知って順番に読もうとその時は断念。
その後、ここで皆さんが取り上げられるので「しまったなあ、あの時買っておけば・・」と思いますがまだ未読。古書店で見るたびに惹かれますが、他にもいろいろあるので堪えている状態。
結構見かけるし、値段もまだ高めなのでいつでもいけると思って、我が家ではなく古書店積読本です。読みますよ、そのうち。

それとスレッド違いますが、私も「ダ・ヴィンチ」か「太陽 別冊」かなあと思って見てみたのですが・・・。大法螺吹きだなあ、と自分に呆れましたが「ダ・ヴィンチ」は去年の7月の「十二国記特集」と三年ぐらい前のが一冊あっただけでした。
伊丹、名前が挙がっただけで写真も無かったので見ただけで買わなかったのかなあ、と今「ダ・ヴィンチ」のバックナンバーの目次だけチェックしてみましたが「ブックカバー特集」のようなものは見当たりませんでした。
ありがとうございました。

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86 鱈子

2004/01/24 18:28

高村薫「李歐」読了。

女の方が書くのにすごい骨太なハードボイルドでしたー。
桜の情景もすごく綺麗で、目の前に桜の木の下にいる李歐がありありと浮かぶようでした・・・。
登場人物の存在感に魅せられました〜〜。
それに、せりふがまたいいんですよねー。
北京語とその意味が読む側にすごく響いてくるんです。
漢詩も綺麗で口ずさみたくなるし。

でも、引き裂かれた男の友情は最後ハッピーエンドを迎えるのですが・・・女の人の扱いが凄かったのは気のせいでしょうか・・・・(笑
最後は結構衝撃的でした・・・。
まぁ、おもしろかったです^^
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87 鱈子

2004/01/24 18:30

おっ、忘れてた・・・次は乙一さんの「失はれる物語」です^^
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88 fool

2004/01/24 21:26

「風の海 迷宮の岸(下)」小野不由美 読了です


いや〜、王も麒麟もかっこよすぎやって〜♪(人格壊れ気味)



最初から最後まで涙腺刺激されまくりです。元々涙腺が緩いうえに、面白い本に出会うと読んでいる最中に笑ってしまうので、人前では決して読めません(笑)
至福の時間をいただきました。
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89 そらたろう

2004/01/24 22:20

加納朋子「螺旋階段のアリス」読了。
やっぱり加納作品好きです。
解説の柄刀氏が、「最上階のアリス」の動機について納得されていないようでしたが、わたしは十分納得できる理由だと思うのですけれど。

>風雲さん、
「黒祀の島」は読まなくて良いですよ…。わたしは読み終わって壁に投げつけたくなりました(苦笑)
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90 みて太

2004/01/25 23:06

野口恵子『かなり気がかりな日本語』(集英社新書)読了。
著者は日本語・フランス語教師で外国人に日本語を教えている。
日本語の文法、言葉の使い方の基本を教えているが、当の日本人(特に若者や、コンビニ等で実際に耳にする)の使う言葉が教えている内容では理解できないほど変わってきてしまっている。
デパート・スーパー等の店内放送はもとより、テレビ・ラジオのアナウンサーまでもが客(視聴者)におもねって必要以上の敬語を使って反って判り難い日本語を使っている。
その他いろいろ実例を挙げて説明し、憂いている。
「うん、そうだ。あれは俺も耳障りだった。」「ああ、そう言えばよく耳にするなあ。」なんて著者側に立って読んでいたが、「ギョッ、これって俺がいつも「連」の書き込みでやってるじゃん・・・恥ずかしい。」なんてのも結構ある。
こういう本は、主旨から言ってどうしても説教がましいというか、何偉そうなこと言ってるんだよ、って気分に成り勝ちだけれど、この人、本を書くのは初めてということで結構気を遣って書いてるので好感が持てた。

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91 風雲

2004/01/26 16:59

マクドナルド「金の鍵」読了〜。
ネズビットの「ドラゴンがいっぱい!」よりもこっちのほうが好みかも。
虹のたもとでみつけた金の鍵がはいる鍵穴を探しに行く表題作ほか2編収録なのです。
派手なことはなにもないけれど、ひとつひとつの場面がガラス細工のような、妖精たちの空間。
イメージの質が私の性にあってたみたいです。
岩波少年文庫と講談社青い鳥文庫、この2つは電車で読むのにちょうどよい(行き帰りでちょうどいいかんじに読み終われる)ことがわかったのでこれからのチェックッポイントです。
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92 fool

2004/01/26 22:18

「電子の星 池袋ウエストゲートパークW」石田衣良 読了

一話目を読んでつい夜中にラーメン屋に行ってしまったりしつつも(あのGボーイズの二人がラーメン屋を始める話です)、一番気に入ったのは表題作の「電子の星」でした。一番エグイ描写もありましたが・・・。

現実の世界から目をそむけ電子の世界に逃げ込んだ負け犬が、現実の世界で、リアルな負け犬になるためにがんばる話です。うむ、読んでよかった。

さて、これでひとまず池袋は読破・・・・え、外伝?
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93 ウイング妻

2004/01/27 21:12

「玄い女神」篠田真由美著、読了。
建築探偵桜井京介シリーズ第2弾。
10年前の殺人事件の依頼を頼まれるのですが、
この京介さんがのっけからやる気がない。
読めば、そのわけはわかるのですが。
最後は予想外の展開になっていました。
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94 fool

2004/01/28 01:00

「黒蜘蛛島 薬師寺涼子の怪奇事件簿」田中芳樹 読了
いつも通りのテンションですね。敵役が必要以上に情けないのもいつも通りです。
結構、賛否分かれているシリーズってイメージが強いんですが個人的には賛に近いです。でも読点が必要以上に使われてた気がする。もう少し減らしたほうが読みやすいと思った。
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95 まりかちゃ

2004/01/28 15:50

「グッド・パンジィ」アンドリュー・ヴァクス読了。

パンジィはナポリタン・マスチフ。バークの愛犬ですが戦闘犬です。バークを守るために戦います。今回は誘拐された子供の身代金の受け渡しに出かけたバークがお金の受け渡しをしている最中に撃たれ、パンジィが飛び出しで守ろうとして殺されてしまう。バークも重症をおって病院に担ぎ込まれてしまうところから始まります。
いやぁ。。。パンジィが好きだったんだけども。残念。(をい)
仕掛けられた罠を、仕掛け返すあたりがなかなか凝ってます。


「屍鬼」(上巻)ようやく読了。(笑)
そうよねぇ、土葬がネックよね〜〜〜。まだ全然見えないです。

「幽霊刑事」有栖川有栖。
これって、gooの掲示板の頃面白いってどなたかが言ってたように思う本。2000年だ。。。ううっ。今頃読んでるなんて(笑)
けど、面白いですー。
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96 風雲

2004/01/28 15:57

新井素子「チェックメイト前編」読了。
ひさしぶりの新井素子のコバルト……うわわっ意外ときついな。
間空きすぎて昔の話忘れてるし〜素子節炸裂だし〜。
だいぶ勘を取り戻したので続けて読めそうです。
しかし、いまどき表紙と本文イラストの担当が違うってあんまりないような気がするよ。
シリーズ物だからひっかかって文句言う人いないと思うけど。

気になりついでに私も友人の友人から借りたまま返してない(だって友人が「私返すのめんどくさいから返さなくていいよ」っていったんだもん!)「ダ・ヴィンチ」があったはず、といそいそと取り出してみる。
私が持っているのは創刊1周年記念号とその翌月号。
載ってない(ー_ー)
一応バックナンバーのページをチェックし、どの程度まで目次に載せてもらえているか確認。
私の持っているこの2冊と、のっているバックナンバーの特集にはないことが判明しました。
しかし、読み直していると、どうもバックナンバーの目次に載るほどではない特集があやしい気がしてくるのでした……
どつぼです。
もうきちんと確かめなければ気がすまないようです(T_T)
みて太さんのいうように確かに「太陽」もあやしいですよね。
忘れてましたけど読んでましたよ。ちょうど大学生の時。
私の中であれは骨董および美術系雑誌だったので記憶にひっかからなかったのですが、カヴァーデザインということであれば全然範疇に入ってますものね。
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97 みて太

2004/01/28 21:35

『ローダン<260>』読了。(260/297)

>どつぼです。
>もうきちんと確かめなければ気がすまないようです(T_T)
風雲さん、嵌る性質でしたか、ご迷惑をおかけします。
図書館では「太陽」のバックナンバーなんて保管してるんでしょうか?
してるにしてもせいぜい一二年でしょうね。

「書皮友好協会http://member.nifty.ne.jp/bcover/index.html」なんて怪しいサイトを見つけたのですが、どこの書店のカバーが誰のデザインかなんてことまでは調べていないようです。この協会に風雲さんがみえたなら調べずにはおかないんだろうけれどな、と思うと残念です。

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98 てんころ

2004/01/28 21:58

うあぁ やっと顔を出せた(゚□゚;)
みて太さん、mamathさん、
「ツバメ号とアマゾン号」読みましたよー!
のっけからの子供達だけの島暮らしが面白く、満足。
その後風が凪いでいる間、このまま終わっちゃうのかなと
心配しつつ読んでましたが、ツバメ号とアマゾン号の「戦争」が始まってからは一気に読んでしまいました。
さすがに船を操るのは無理ですが、キャンプがしたくて したくて、現在友達を召集中です(笑)幸いテントはうちにある!今年の夏はキャンプだ!

>>自分の中の子どもが死んでしまった人は、そもそもその先何年生きようとも、もう楽しいことなど何もおこるはずがないのだから

これはかなり極論すぎると思いますが、気持ちはわかります。
日が落ちるまで外で遊んだ記憶が蘇ります・・。
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99 みて太

2004/01/28 22:28

てんころさん、いいでしょ、ランサム。
>さすがに船を操るのは無理ですが・・・>
キャンプに召集するお友だちと、ついでにヨット教室もどうでしょう。
静岡のどのあたりにお住いなのか知りませんがヤマハヨットスクールなんて近くでやってないかなあ・・・浜名湖まで来ないとだめかな。
一日か二日のコースで基本の操船だけでもやってから読むと、風の動きやセイルのはためきまでがまざまざとイメージできてランサムの楽しみが倍増します。

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100 てんころ

2004/01/28 22:40

良かったですー!
ただ、確かに船の構造なんかはほとんど知らないので、よくわからなかった部分もあります。操船体験ですかぁ、浜名湖は遠いけど、機会があったらやってみようかな・・。運動音痴でも大丈夫かなぁ(迷)
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101 みて太

2004/01/28 23:59

ヨットスクールの回し者みたいになっちゃってるけれど
>運動音痴でも大丈夫かなぁ(迷)>
走るのはディンギー、走らせるのは風。
あなたは風を感じてセイルを出したり絞ったりするだけ。
運動神経あんまり関係ない・・・「キャンプ行きたい!」と思うぐらいの気持ちがあればOKです。
ライフジャケットを着けるので泳げなくても大丈夫。まあ、滅多にありませんが沈(転覆)しても舟は沈みませんから慌てさえしなければ問題ありません。
是非体験してもらいたいなあ。
誰かに乗せてもらうだけでもいいんですが。
えらそうに言ってますが、中学の頃から「若大将」の影響でヨットやスキーに憧れてたんですが、実現したのはヨットもスキーも社会人になってからです。二十四五の頃初めて会社の先輩が持っていた15フィートのディンギーに乗せてもらいました。その後、同僚や後輩と六人で金を出し合って二艇の14フィート(何とか三人で車の屋根に積めた)を買って、競争したりしてました。もう二十年以上も前の話。まだその頃はランサムを知らなかった。知ってれば間違いなく「ツバメ号」と「アマゾン号」と名付けてたでしょうね。

全然「読んだ本・・・」スレッドと関係ない話してるみたいで恐縮ですが、楽しくランサムを読むためですからお許しを。

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102 ウイング妻

2004/01/29 18:35

「遭難者」折原一著、読了しました。
折原さんにはいつもいつもだまされてばかり。
だから悔しくて、「よまないもーーーん」
とすねていましたが、次々に主人が読んだ折原作品が積まれ、
たまってしまいました。
ま、そのうちの1冊です。

これは、山で遭難した人の追悼集と、別冊の2冊組になっていました。
追悼集には事故に関する記事や、証言など載せられていて、
単なる事故に見えそうですが・・・。
まただまされました。
でもね作り方はこっていました。

次は、「黒と茶の幻想」恩田 陸著、です。
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103 mamath

2004/01/29 20:33

ヨットスクール。そんな手があったなんて。私が行きたい!←まだディンギー乗ったことないんだって!!
泳げないから駄目だって思ってた。
(足のつくプールならなんとかターンして50メートル。
足がつかないって思うとその場で溺れます。爆)
いつかイギリスに行ってコニストン湖かウィンダミア湖で、ランサムのペーパーバック見せて現地の人拝み倒そう(笑)って思ってた。
く〜。
みて太さん、年は関係ない?(わくわく)
湖好き、川好き、海好き。
で、問題はいつも溺れたり落ちたりすることなのよね…。(爆)
オボレノロマハノロマデナケレバオボレナイ。
しくしく…。

いかん、ここ”今本”だった。(笑)

「永遠の誓い」樹川さとみ 大陸書房 下巻に行ってます。
なんとデビュー作ですって。
あとの作品のほうを先に読んでいるので、なるほどなあって思ってます。
作者曰く、ヒロインがお姫様を助けに行く話。
ラノベ、なのかなあ?
ぜってーデッサン狂ってる!長すぎる、足!って言って喜んで買ったもの。
(ちなみにヒーローはトーゼン、ロン毛!!爆)
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104 そらたろう

2004/01/29 23:53

都築道夫「血みどろ砂絵」読了。
「七十五羽の烏」よりよっぽどすんなり読めました。経験したことのない昭和前半より、時代劇で馴染みのある江戸時代のほうがはるかに親しみやすいらしいです。
面白いですけどねー、ちょっと都築センセー苦手かも…。

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105 むらさき

2004/01/30 16:12

>foolさん

「黒蜘蛛島」あたしもこないだ読んだばかりです。なんかシリーズが出るごとに、主人公のテンションが上がってる気がしません?あたしは「巴里・妖都へん」ぐらいまでが好きでした。「クレオパトラ」と「黒蜘蛛」は少々やりすぎな気がする。。。
「そ〜こまでいっちゃったらおもしろくないよぉ〜」
とつっこみながらも、泉田くんにぽ、としてしまうむらさきなのですが。。。
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106 mamath

2004/01/30 23:41

「永遠の誓い」樹川さとみ 大陸書房 下巻 読了
上下刊だって思ったらなんとシリーズですかい?!
こんな古いのあるかな〜とBOまで行ってしまう根性が我ながら悲しい。(爆)
純愛路線の魔物と色気なし美女剣士(検視してどーすんだ?フジツー。がっくり)なんてけっこう好み♪
で、作者名をずーっと探しているうちに手の中にはそれ系(笑)を含めて8冊も…。あ〜もう!私は馬鹿だ!!!
で、くだんの本は中公から新装で同じものが出ていると知る。
一巻(つまり、上)だけあったけど、シリーズ名に聞き覚えがあるからこれは図書館で読めそう。
それよりなにより、これは何?!
イラスト全然違うじゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
あ〜ん、女性と見まごうばかりのうるわしきロンゲの青年が!?(><)
もー、手持ちはイラストでお取り置きになってしまう。

あんまりイラスト変えないでよ〜。
といっても新しい読者には新しいイラストなんだろうな〜。
先日末っ子と、末っ子の大学の退官する教授へのプレゼントに絵本を探しに名古屋の新刊屋さんに行った時、
末っ子がぶーぶー怒ってたんですね。
めずらしく全員が好きな絵本「セーターになりたかった毛糸玉」が新装になって、中のイラストと編集が変えられてるって。
たしかに軽くなって面白くなくなってる…と感じるのは私達だけかしらね?

どなたか「…毛糸玉」の新旧見たことのあるひと教えてくだされ。
この改変、好きか嫌いか…。


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107 fool

2004/01/30 23:54

むらさきさん

確かに(笑)
あれではすでに薬師寺の側近以外の何者でもありません(笑)
この変化が、あと数冊で完結させるための布石として作者が狙って書いているなら個人的にはオッケーなのですが・・・・・。

・・・・・ただ適当になってきてるだけかも。
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108 てんころ

2004/01/31 16:43

ひょんなことから先輩に借りた「世界の中心で愛を叫ぶ」読了。
略して「セカチュウ」らしい(?)
最初「ピカチュウ」と聞き間違えて「???」状態だった(笑)
泣くかな 泣くかな と思っていたけど泣かなかったです。
でも とても読みやすいし、頭の中で映像が湧きやすいし、
中身も純愛で悲恋で綺麗なお話で凄く良かったです。

続いて「半落ち」読了。
意外にすぐ読み終わってしまいました。
これも泣くかな〜と思ってましたが、
真相を知っているからか。残念、涙にいたらず。
映画ではボロボロに泣けたんですけどね〜。
たぶんもう一回観ても泣くと思う。映画の迫力勝ち?
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109 そらたろう

2004/01/31 20:32

>ドラよけお涼

お涼さまかわいくて好きです。素敵です。
泉田くんも捨てがたいですけれどね。
あうぅ、「女王陛下のえんま帳」が欲しいっ!!
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110 mamath

2004/02/01 12:25

「緋面都市」樹川さとみ 角川スニーカー文庫  読了
いや〜、デビュー作直後に最近(といっても平成9年)のもの読んじゃうと、作者の進歩が伺えますね〜♪
セリフのきれっぷりがいかにも、になってて、一皮ムケテマスな。などと。(笑)
伝承がらみもこの人らしいんだけど…。
あたしゃね、血沸き肉踊るラブコメが読みたかったのよ!!(スニーカーでか?!笑)
デル戦読み直ししちゃおうか…。
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111 風雲

2004/02/01 15:32

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「グリフィンの年」読了。
あううっエルダ可愛い〜〜vvvv
ちょっと登場人物多いけど、個性的な仲間たちがキャンパスを縦横無尽。
謎の喋る石像とかツボだー。
そして、指導教官に恋するエルダ、失望するエルダ、不良グリフィンに啖呵きるエルダ、兄弟姉妹に会って狂喜するエルダ……どこをとっても可愛いんだよぅ!

さて、次はたぶん「QED龍馬暗殺」かな?
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112 みて太

2004/02/01 17:31

トマス・ウォートン『サラマンダー−無限の書−』(早川書房)読了?
難解・・・読み終わりはしたもののよく解っていない。
図書館で目に止って、裏表紙の<究極の書物を作るため、不思議な冒険の旅に出た職人の姿を描く、めくるめく物語。・・・すべての本好きに贈る奇想天外な幻想譚。>とあったのでファンタジーだと思って借りてきたんだけれど読み始めて「んっ???」・・・わけわからない。
近頃よくあるなあ、こんなの。読んでる本のほとんどわけ解らずに読んでるんじゃないだろうか、だから読み終わってもどんな話だったか判らないんじゃないだろうかと思えてくる。ここでは「読み終わった途端にストーリー忘れてます」なんて言ってるけれど、本当は読んでる最中も解ってないんじゃないだろうかと自分が馬鹿に思えてきた。
無理して理解できない本読まないほうがいいかなとも思うけれど、不思議に解らないのに読み進まずにいられない本が多い。
理解できない本を最後まで読み通すのも才能かな(上っ面だけのいい加減な本読み?)。
投げ出しちゃうのもあるけれどね『図書室のドラゴン』みたいに。
これはどこかカルヴィーノみたいというか、幻想的な話でした。

次は一緒に借りてきてあったデイヴィッド・イーリイの『ヨットクラブ』。
別に最近ここでヨットの話をしてるからではなくて、その前に借りてあったもの。
去年の秋に出て随分評判になってましたが、書かれたのは1968年とのことなので結構古い・・・なんで今ごろ?

これ読んじゃったら読もうと、物置から引っ張り出してきた本。
『トムは真夜中の庭で』
ケストナーの『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』『五月三十五日』
あとは『ローダン』・・・

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