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タイトル : 咲く花の色もさやかに、今本3の9

1 mamath

2006/04/02 20:57

春が来るの次は春が来た、かな?と安易に考えていたら
今本も3の9になることに気がつきました。(笑)

サンキュウという心も込めて咲くと言葉をかけませう。
(産休なんてフジツーはいうんだけどさ〜。
今私が産休とるっつったって考えられんだろうが…。笑。
一昔前なら、子どもの不祥事を糊塗するために
「私が生んだ子!」と戸籍に届けることもあったんだけどね〜。)

咲け咲け桜
出でよ蒲公英
風になびけよ雪柳



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2 mamath

2006/04/02 21:06

う〜、送信しちまった。
本文書いてる途中にメアドに書き足そうとしたわたしがバカだった。(笑)

雪柳見るとシオマネキって蟹さんを連想するのが常なんだけど
そんなアホチンなこと気合入れてるところに書けないわって
思ったんだけど
もっとバカチンなことやってしまったのね…。

ど〜〜〜〜ん、と沈んでしまうより
雪に耐え
風に耐え
道の端にひっそりと、
それでもしぶとく咲くスミレにあやかりたいものです。

今本トピは現在過去未来あなたの読んだ(?)本について語るところ。
春一番の吹いた日
春雷の鳴る日
ぽかぽか陽気の春の日
あなたは何を読みますか?
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3 ウイング妻

2006/04/03 21:21

「グイン・サーガ69 修羅」栗本薫著、読了。
イシュトの昔の出来事に対する裁判。
カメロンさんが、悪徳弁護士のごとく、イシュトを弁護するのだけれど・・・。
思わぬ展開です。
だから、ちょっとカンニングしちゃった運命になっちゃうのか・・・。アムちゃんが・・・。
アムちゃん、かわいそうです。
健気なんだけど、むくわれない、という感じです。
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4 風雲

2006/04/04 10:35

いしかわじゅん『業界の濃い人』
エッセイです。いしかわじゅんが基本的に会った事喋った事ある文筆業の人がサカナ。
何故借りてきたかというと、こういうのって読んで面白いのは、自分が知ってる人の割合が40〜50%以上だと思うんですよね。
全然知らないインタビュアーが全然知らない人にインタビューしてるの読んでもつまらないし。半分くらいは知ってないと読むのがしんどい。
いしかわじゅんは、名前は知ってるけど実際の作品(漫画もそれ以外も)読んだことないし。
誰が出ているか、が読むかどうかの重要なポイントです。
目次をめくってみましょう。

山田詠美・内田春菊・新井素子・夢枕獏・高千穂遥・久美沙織・竹熊健太郎・岡田斗司夫

この時点で知らない人は竹熊さんだけです!
い〜やまだまだこれでは3分の1しか知らないですよ。もう1ページ見てみましょう。

大月隆寛・関川夏央・景山民夫・ひかわ玲子・柴田理恵・杉浦日向子・大沢在昌・北方謙三・呉智英・杉作J太郎・唐沢俊一・南伸坊・大槻ケンジ・安孫子武丸……

うーむ。これほど知ってる人ばかり並んでいるのも珍しい。
名前知らないの杉作さんだけだよ……読んだことない人はいるけど。
しかも。
山田詠美・夢枕獏・関川夏生・大沢在昌・北方謙三・杉作J太郎などは再三出てくるんである。
まー夢枕・大沢・北方のお三方に交流があるのは知ってるので一人出てくれば何度も出るのは致し方ないですね。

あんまりにも知ってる人ばかりで嬉しくなって借りてきてしまいました。
「いいのかそういうこといって」なところもないではないですけど面白かったです。
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5 てんころ

2006/04/05 21:25

「星の海のミッキー」V・N・マッキンタイア 読了。
秘密を抱えて宇宙に飛び出し、宇宙ステーションでの生活に奮闘するバーバリ。必死にうまく隠してやりとおす様子がとっても面白かったです。最後がえ?これで終わり?って拍子抜けしてしまったけれど・・・。
終わり方がなんだか似ていた映画を思い出す。なんて名前だったか忘れちゃったけど、火星かどこかで、受信した未知の信号の謎を解くべく乗りだした調査隊が、何人もの犠牲者を出したあとにやっと宇宙人と出会う・・・終わり!みたいな。あれは一人、宇宙人とどこか旅立ったかな?
ラストに、もう一事件を乗り越えてくれてたら大満足だったなーと思いました。
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6 ウイング妻

2006/04/05 23:53

「めざせマのつく海の果て!」喬林知著、読了。
のっけから、ユウリに恋人が・・・。
えーーーーっとショックを受けていた私・・・。
一応婚約者はいたけどね。
ヴォルちゃんならいいんか、、って1人ツッコミしていた私です。
なんか、気持ち的にはギュンターさんに近いような・・・。

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7 

2006/04/06 00:37

宮沢章夫「牛への道」
あまりエッセイとか読んだこと無いので新鮮でした。(これはエッセイの中でも独特なのかな?)
まず、まえがきでヤラレタ! 普通に笑っちゃったよ(笑)
独特の語り口調が面白いし、真剣なんだか真剣じゃないんだかよくわかんないところが何とも言えずほんわかとした笑いをかもしだしている〜。
誰も気にしないところにあえて突っ込みを入れるとか、すごい観察力がないと難しいんだろうなぁと、笑いつつも考えてしまった一冊。

押井守「勝つために戦え!」
僕の好きなアニメ映画監督の本。
押井監督が勝敗論について語りつくす。
野球、サッカー、映画、政治、人生、、、勝つとはいったい?
何気なく図書館で見つけて借りてみたけど、色々気づかせられる本だった!

スティーブン・R. コヴィー 「7つの習慣―成功には原則があった!

ビジネス書?自己啓発系か。成功するための7つの習慣について書かれています。
前半の3つの習慣は個人として成長し成功する方法について、後半4つは組織?周りとあわせて成功する方法が書かれています。
後半は、まだ僕にはよくわかんないです。前半の3つの習慣は仕事のスケジュールの話だとか仕事の優先順位のつけ方だとかが書かれていて普通に役に立つなと思いました。はっとさせられる部分もあり、勉強になりました。(手帳をもっと有効活用できるといいんだけどなぁと思った、、、)

今日は結構いろんな本を借りてきました。皆さんに教えていただいた本です!ありがとう〜!
北森鴻「凶笑面」
有川浩「塩の街」
東野圭吾「交通警察の夜」
白い紳士「占い師はお昼寝中」
土屋賢二「棚から哲学」(今これを読んでいる。 面白い 笑)
なかなか内容が濃いですね。楽しみです!
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8 風雲

2006/04/06 13:06

>Qさん
>なかなか内容が濃いですね。楽しみです!
人から勧められたものばかり借りるとえてしてそんな破目に陥りますな(^o^)丿
土屋さん気に入っていただけたようで何よりです。
これで私の「周りの男性陣には好評」という推薦文句にさらに説得力がつきました(^_^)

さて、仕事探しの合間に読書に逃避しているようで昨日は2冊読了。

森谷明子『七姫幻想』
『れんげ野原の真ん中で』の著者の王朝ものです。
というか、この人デビューは源氏物語を使ったお話みたいなので、こっちが得意なのかな?
私は国文卒なので、これはこれで好印象。
七姫というのは七夕の織姫の異称が七つあることからです。
それぞれの名から連想されるタイトルを持つ連作短編。
時代が少しずつずれていて、なんだか一本の糸をたどっていたのにふと気づくと周りに絵が浮かび上がってくるような感じです。
俗な言い方をすれば、愛を縦糸に憎しみを横糸に、です。

東野圭吾『黒笑小説』
こちらも短編集。
帯からすると「売れない作家」と「業界の人」の連作短編かなーと思っていたのですが、違いました(^_^;)
売れない作家寒川センセイの話は3本だったかな。
ラストに置かれている話が効いてます。
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9 fool

2006/04/06 21:13

「エンド・ゲーム」恩田陸 読了
常野物語ということで期待していたものの、ちょっと物足りませんでした。
登場人物たちの能力、ストーリーなど、様々な面で説明不足の感が目立って、最後まで消化不良のまま終わってしまった気がしました。
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10 風雲

2006/04/08 11:29

ラルフ・イーザウの『ファンタージエン 秘密の図書館』を読んだ後、小説じゃないものを読もうとして、『京都読書空間』というガイドブックに手を出してしまいました。
もう一冊エッセイもあったのになー無意識?(^_^;)
何故か表紙の色もすごくよく似てるし。

光村推古書院という京都の出版社から出ているactbooksという薄いガイドブック。
このシリーズは他にも、着物で歩いたり、朝ごはんを食べたり、ミュージアムにいったり、という観光とまでは行かない不思議な切り口をしています。

ブックカフェ&ブックバー。図書館。古本屋。新刊書店。
なんと、この順で紹介しています。読書空間ひたりまくりといってもいいんじゃないでしょうか。
ただ、ブックカフェって、なんだかアート感覚がどうも鼻につく感じがするんですよね……。
それにお一人様上級者っぽいというか。僻みかしら(^_^;)
でも行ってみたいカフェがあるのでチェックです。

新刊書店の紹介のラストにJEUGIAをあげてるのにははっとしました。
JEUGIAはこれで「じゅうじや」と読む京都に一杯あるCDショップなのですが、楽器と楽譜も売ってるのです。
三条店は4階が楽譜フロア。コーナーじゃなくてフロアだから充分そこだけ取り上げる価値ありますわな。

そして、うわーこれ欲〜し〜い〜と思ったものが。
コラムで紹介されていた栞。
http://www.keibunsha-books.com/misc/index.html
うう、売り切れですか。そうですか。
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11 みて太

2006/04/08 18:17

光村推古書院・・・甲斐扶佐義の写真集『on reading』を取り寄せたことがあります。もちろん、同じアイデア同じタイトルのケルテスの写真集を検索してて見つけたんですが。
キャプションは余計だと思いましたがこれも写真はなかなか素敵です・・・というか、吉田篤弘+フジモトマサルの『という、はなし』もそうだけれど読書風景なら何でもOKということなのかな、私?

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12 mamath

2006/04/08 19:41

順不同

「ナルニア国物語 カラー版 カスピアン王子の角笛」岩波書店
言わずとしれたCSルイス
疎開のシーンがある。映画化はここからとってたのねと納得。
「ライオンと魔女」でルーシーたち4人の”アダムの息子とイブの娘”が魔女の支配からナルニアを救い、
これはその何百年も後のナルニア、再度楽園から転落してしまっているナルニアにルーシーたちが行く話。
アスランは救世主の化身だけど、アスランを”愛”とかなにか良き物に置き換えるとどの時代のどの苦しみにも耐えられる物語に変貌できる。
そして、凡庸というより逃げを打っていうる生活をしているものにはととつを突かれる物語でもあり…。
ところで、今回買いなおしたカラー版、昔買ったのは白黒だったのだけれど、
もともとのイラストがカラーだったのかどうか、どこにも資料が無くてやきもきしています。(笑)
誰か知らない?

「彩雲国物語」の最新刊
先週金曜日か木曜日に、思いがけず駅前の本屋が開いている時間に帰れて、
ついふらふらと寄ってしまったら(ああ、まるで灯りに惹かれる蛾ではないか…笑)
”きゃう〜〜〜〜〜〜新刊が〜〜〜〜〜〜〜〜?!”で買ってしまったもの。
(おまけに帯だか後ろだかに5月の新刊に”マ王”が出るとあってホクホク)
本編の続きではなく外伝だったのは残念だけど(え〜ずるい〜、とちょっと思った。笑。
人気が出ると外伝でお茶を濁す風習はやめて欲しいな出版界、などとも。笑)
夜中の三時に起きてトイレに行って横になると、泣いてないのに涙が出ている、なんて疲労困憊しているくせについついその日に読了してしまった。
前向きな少女の姿に元気をもらい、けなげな純情青年に”りゅうき!頑張るのよ!!”などとエールを送ってしまう。(笑)
おまけにアニメ化第一話を見て
あ、ジーサマたちが”運命の出会い”を画策するあのお気に入りのアホシーンを飛ばしたわね?!などと
一巻まで読み直してしまった。(笑)

順不同と言いつつ実は最初に読んだ「戦争を知らない世代に贈る靖国問題」上坂冬子がまだ読み終わらない。
前半戦争中のそして戦後の遺族の悲しさを書いているのだけれど、何かその時代を肯定しているように読めて泣き泣き読んだ、
そういう悲しいことが二度と起こらないようにしたいから問題になっているんじゃないですか上坂さん?と。
でも後半間が開いてるうちにテーマが解らなくなって混乱してしまって読めないでいる。
…疲れている時に読む本じゃない。



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13 たらこ

2006/04/08 23:33

恒川光太郎「夜市」読了

久しぶりに、ホラーに挑戦しましたっ。
でも、怖くて恐ろしい感じのホラーではなく、ファンタジー寄り。
世界観もどこか宮崎駿さんが描く「懐かしさ」っぽいものがあり、好きな感じでした。
二つの短編が一冊の本になっていたのですが、私的には「夜市」よりも「風の古道」の方が感情移入できておもしろかったです。
夜市はどことなく「固い」人物像・・・なのに対し、風の古道の方が人物描写が丁寧で、主人公も子どもの男の子だったせいかなぁ・・と思います。
力まないで、気軽に読めるホラーでした。

>風雲さん

ブックカフェ、行ってみたいと思うのですが、なかなか行けずにいます(泣
でも、その売り切れの栞が置いてあるお店、「恵文社」にはこの間行ってきましたよー♪
かなりおしゃれな本屋で、雑貨も厳選された趣味の良いものが置いてありました☆
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14 風雲

2006/04/09 15:26

住本優『最後の夏に見上げた空は』
かつて戦争に投入するために作られた遺伝子強化兵。
彼らはひと時の超常的な力を手に入れる代わりに17歳で死んでしまう。
平和になった日本で、投入されることなく育った彼らは16歳になっていた……。

またもや『最終兵器彼女』的?
主人公の小谷順子はさらに記憶喪失です。
編入することになった高校は鉄条網を張り巡らされた特別な高校。
同居人の青年と、小谷の間にはなにやらせつなそうな過去があるらしいのですが……。
連作短編集で3巻で終わりのようなので続きを借りてきます。
表紙のイラストはあんまり好きじゃないんだけど。(だって目が円盤埋まってんの?ってかんじがするんだもん)

>みて太さん
たぶん読書風景にかなり弱いのでは?と思われますよ(^_^;)
私も弱いですが。

>たらちゃん
恵文社は有名店ですよねー。でも欲しいものいっぱいになりそうで怖くて入れませんね。
ちなみに欲しかったのはチェコのしおりで、革紐の両端にチャームがついてるシリーズ。
特に猫と糸巻き!! かわいすぎるー(>_<)
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15 Q

2006/04/09 22:35

土屋賢二「棚から哲学」
言葉では説明できないんですけど、面白かったです(笑)
たまにある、先生が自分で書いたと思われるへろへろの挿絵もよかったです。
「過去は作られる」という話の最後にへろへろの王子様の絵とコメントとか笑ってしまった。
土屋先生の本はまた借りてみたいと思います。

田崎真也「本格焼酎を愉しむ」
ソムリエの田崎さんの本です。
普段はワインより焼酎を良く飲まれるそうです。
焼酎の造り方から、各地の焼酎をテイスティングした感想まで焼酎入門書といった感じになっています。
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16 みて太

2006/04/10 22:47

風雲さん。
私はカヴァーはかけないし、栞も文庫や新書に挟まっている出版社のを使ってるんでどうでもいいのですが、風雲さんがどんなものに惹かれるのか興味があって<恵文社>覗いてみました。ああいう、振り分け荷物(?)みたいなのでも栞になるんだなあとアイデアに感心しました。
あれ、革紐とかカラフルな紐があればいろいろ自作できますね。特に女性なら、片方無くしてしまったイヤリングとかピアスとか、もう指にはいらなくなってしまった指輪とか、昔、頬を染めながらもらった学生服の第二ボタンとか・・・。
男性なら、シャックルとかナットとかグリコのおまけとか・・・手頃な大きさ(小ささ)のものならなんでもいけそうですね。


「今本」なのに本の話じゃなくて申し訳ないので、四月になって読んだ本を並べておこう。
アーサー・ビナード『出世ミミズ』
アーサー・ランサム『オオバンクラブの無法者』
『欲しかったモノ』
フジモトマサル・吉田篤弘『欲しかったモノ』
吉田篤弘『空ばかり見ていた』
山藤章二『論よりダンゴ』

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17 ウイング

2006/04/10 23:01

「クラッシュ」楡 周平 読了。
嫉妬に狂った1人の女性プログラマーが最新テクノ旅客機のシステムを改ざんし、コントロール不能にしてしまう。
犯行声明をあげたホームページにアクセスしたパソコンには、恐るべきウイルスが用意されていたというもの。
コントロール不能の旅客機とウイルスに感染したパソコンと二つの重大危機を交互に描いている。
コンピュータやインターネットに依存している現代に警鐘を投げかけているのかも。

次は、「グイン・サーガ72 パロの苦悶」栗本 薫。

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18 みて太

2006/04/10 23:25

ああ、上(16)のレスにミスあり。
フジモトマサルの絵に吉田篤弘が文を添えた本は『という、はなし』でした。

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19 てんころ

2006/04/10 23:45

「アイ・アム」 菅浩江 読了
看護と介護のために作られたロボット「ミキ」。情報も技術も心への思いやりもあるミキ。患者達と接しながら、浮かんでは消える「自分とは何者か?」の問い。
よくある話のように「自分という存在」を探し続けるジレンマに陥るんではなくって、結構淡々と話が進んでいきます。だけど、ラストが暖かくって良かった。ミキ強い。

あと、田口ランディの「鳥はみずからの力だけでは飛べない」を読了。女性だったことに吃驚仰天。
次はリリーフランキーの「東京タワー」いきます。
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20 風雲

2006/04/11 17:57

>みて太さん
ふ、振り分け荷物!? そういわれればそうかも(^_^;)
こういった小物類は大概作れそうだったりするんですよね。
ヘアゴムでもボタンを使ったものが流行ったりしますし。
でもたかがボタンでも、ちょうどよい大きさ、かわいい布、アンティークでお洒落なものというのがなかなか手元になく、パーツだけ買おうとすると結構なお値段したりして。
自作するより買った方が早いわっ、となるんですよね。ずるい。

ちなみに現在愛用している栞は布製。
友達のカナダ土産です。リボンの両端に金具がついてて、かたっぽがメイプルリーフになってます。
リボンなので、使ってないときも邪魔にならず、はさんだまま忘れるといったことがないので重宝しています。ちぎれたりしないし。
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21 

2006/04/12 00:20

倉知淳「占い師はお昼寝中」
最初、占い師っていうんで、怪しい女の占い師(水晶玉で占う)みたいなの想像してたら、全然ちがってました(笑)
占い師の風貌を想像すると、、、どうしても倉知先生になってしまうんですが、、、(汗
助手がミーコなんですけど、別人ですよね!(意味不明
あ、肝心のお話ですが、インチキ霊媒師がちょっとした霊感を使って事件を解決?って感じです。
ミステリーなんですけど、誰も死なないのがいいですね。
ミステリー=殺人事件って感じがあるので、、、
面白かったです!
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22 風雲

2006/04/13 14:41

斉藤由香『窓際OLトホホな朝ウフフな夜』
エッセイです。気にはなっていたんです「窓際OL」
図書館でみつけてぱらりとめくってみると、さくらももこが何故か帯イラストを書いてます。(地元図書館では帯を切って見返しに貼ってあるので)
そして、この作者実は、祖父・斉藤茂吉、父・北杜夫、伯父・斉藤茂太、と親類縁者が有名人なのです。
本人は窓際OLで、洋酒メーカーに就職したのに何の因果か健康食品部勤務。売る商品は精力剤マカ。
そこを週刊新潮編集部に目ざとく見つけられ連載エッセイを書くことにあいなったらしいですよ。
なので前半は会社でトホホ、商品はウフフなお話。
ここにも北方謙三氏が出てくるのですが、きっと会った人が書きたくなる人なんだろうな……。
そして後半は激しい躁鬱病の父・北杜夫に振り回される家族の思い出話。
両親はドイツで出会ったとあって、母はえらく西洋風なことが好きみたいだし、軽井沢の別荘はあるし、お嬢ですね。

今読んでいるのは篠田真由美『胡蝶の鏡』です。
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23 ウイング妻

2006/04/13 23:24

「夢幻戦記 総司紅蓮城」栗本薫著、読了。
上と下2巻なのですが、上巻を落としてしまい、しかたなくとばして下巻を読むことに。
丁度芹沢さんを切るところがぬけてしまっていた。

スーパーで落とし、店の人に聞いてみたけど、届いていないらしい。
でも、だれも届け出がないなんて・・・。

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24 てんころ

2006/04/13 23:53

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリーフランキー読了

いい話だったと思う。
オカンに母親の姿が重なって、両親を幸せにしなきゃなぁと思いました。でも、面白いかって言われると???泣ける本なの???ほとんどリリーさんを知らないからか?

>風雲さん
お、茂太さんが出てる。ちょっと気になります・・。( ..)φメモメモ
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25 

2006/04/14 00:42

北森鴻「凶笑面」
美人で年齢不詳の民俗学者とその助手が、行く先々で事件を解決するお話。シリーズもの。
民俗学、歴史などが要所で出てくるため、最初は読みにくいなぁと思いましたけど、すぐ慣れました。
主人公(助手の方)が特徴ないです。1編が短いのでしょうがないのかなぁ。せっかく面白いのにもったいないなぁと。
長編で謎解きやったらすごく面白いかもしれないですけど、民俗学と連続殺人などのトリックをあわせるのは大変そう。
トリック?などは結構直球。読み終わってから最初のほうを読み返して、これが伏線だったのか!ってのは無かったですね。
全体を通しては面白かったと思います。
このシリーズは引き続き読んでみたいと思います。
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26 風雲

2006/04/14 17:59

篠田真由美『胡蝶の鏡』読了。
ずっと篠田さんが書く書くといっていたヴェトナムが舞台の話。
以前に出てきたキャラが出てきたのですが、「すまん、さっぱり覚えとらんよ」
3部作開幕編ということで、前向きで挙動不審な桜井京介(^_^;)
前向きになって挙動不審って言われる主人公って一体……。
南北に分断されたヴェトナムと引き裂かれた家族。
平和な日本で戦争の記憶もなく育った私には、とまどうしかできない事件。
たぶん、知ってなきゃいけないことがいっぱいあるんだろうなぁ……

>妻さん
出てくるといいですねぇ……無理か(^_^;)
出版社的には続きが気になって下巻買ってもらえれば万歳ですよね。

>てんころさん
茂太さんは名前は何回も出てきますが登場回数は少ないですよ〜?
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27 風雲

2006/04/15 11:25

池澤夏樹『キップをなくして』
初池澤作品です。

キップをなくした子は駅から出られません。
出てもいいよと言われないと出てはいけません。
主人公の少年はキップをなくして東京駅の子になります。
電車乗り放題、キヨスク使い放題、保存期間の切れた遺失物貰い放題。
駅の子には仕事があります。
電車通学している子ども達を守ること。
そのためなら時間だって止められる。

ある意味楽園ですよね。そういえば昔は環状線に一日中いると安上がりで面白いとかいう人がいたなぁ。今はあまり長い時間はダメになってると思うのですが。
乗り換え定期も時間制限ができたとか新聞で見ましたし。(関西の話ですが)
読んでてつらつら思ったのは、やはり心の伴った言葉って言うのはシンプルで強いな、ということかな。
「もう、決めた」って言っても実は迷っていることなんていくらでもあるわけで。
同じセリフなのに、「あ、この人本当に決めたんだ」と思えるのは言葉と心がしっかり重なり合ってるからですよね。
言霊が響いている、のでしょうか。

字はそんなにつまってないし、ページ数もたいしたことないのですぐ読めますが、なかなか面白い設定で思考を促がしやすい作品だと思います。
削除キー   

28 風雲

2006/04/15 17:49

連続カキコ〜。
先日気になっていた「窓際OL」を読んだので、同じく気になっていたエッセイスト「辛酸なめ子」さんのエッセイを読んでみた。
辛酸なめ子、すごいペンネームだよね?どんな毒舌吐いているのか?どんな自虐的なこと吐いているのか?
とずっと思っていたのだけれど。
おおむね「ですます調」で体験ルポなんだけど淡々と言うか。
全部最後にニュース番組のような「現場から辛酸なめ子がお伝えしました。」というのをつけたらいいかもしれません。
それぐらいなんでもない感じです。ヘンなことも言ってますが淡々と言ってるのでジョークなのか本心なのかわかりません。
三浦しをんさんと同じくまさしく私と同世代な著者ですが、妄想ダダ漏れの三浦さんのほうが好きかもな。
削除キー   

29 ウイング妻

2006/04/15 23:08

「息子はマのつく自由業!」喬林知著、読了。
今回は、ゆうりの小さい頃の話。
お母さんが可愛いですよね。
私だーい好きなんですよね。
ゆうりのお母さんみたいなタイプ。
つぽにはまってしまいました。

風雲さん。
やっぱでてこなかったです。(T_T)


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30 たらこ

2006/04/16 01:09

東野圭吾「同級生」読了

友達から、「白夜行」といっしょに「これオススメ!」といわれて、思わず借りてしまいました(笑
なかなか読みやすくて、面白かったです。
ただ主人公の設定のせいか(妊娠問題とか入ってくるんですよね・・・)、いまいち感情移入しにくかったのが残念!
東野さんの話しにはよくみられるのか(白夜行もそうですけど)、未成年の主人公にしては、背負うものが重すぎるんですよね。
次は、「容疑者Xの献身」を読むつもりです。
この話しはかなり話題になっていたので、期待しています☆
楽しみだー。



恩田陸・乙一・他「七つの黒い夢」

久し振りのアンソロジー本です。
新潮社文庫からでてます。
はっきり言って・・・黒くありませんでした(爆
なんというか、ホラーなドロドロした感じの話しがあるのかなー・・と思いながら、気になる作家が多かったので買ってみたら、拍子抜けな結果でした(汗
乙一さんの話しは、面白かったけど・・・「乙一さんにしては、全くほのぼのしてるよなぁ・・・」って首をかしげる感じでしたし(笑
恩田さんは、黒いというよりも独特の郷愁を感じる、不思議な物語りといったところでしょうか。
無難にまとめた感じです(爆
あとの作者の話も、どっこいどっこいでした。
まぁ、夜怖くて眠れないことにはならなくて良かったです(笑

削除キー   

31 ウイング

2006/04/16 08:25

「グイン・サーガ72 パロの苦悶」栗本 薫 読了。
この巻は、ほとんど動きがなく、ヤンダル・ゾックがナリスに脅しをかけているところ。最後に動きが出始めたところでつづく。

次は「ダーク・タワーT ガンスリンガー」スティーヴン・キング。
全7部で、もう5部まで刊行されています。
とりあえず1部だけでも読んでみようかなと。
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32 風雲

2006/04/16 14:11

辛酸なめ子のエッセイは『ヨコモレ通信』でした。
なんだかがっかりというか拍子抜けしたままカキコしたので忘れてしまった(^_^;)

で、そのあとラノベを立て続けに読みました。
桜庭一樹『GOSICK』と壁井ユカコ『キーリZ』

桜庭さんのは代表作ですね。富士見ミステリー文庫です。
西欧の小国に留学している久城一弥少年が出会った少女ヴィクトリカ。
何やら事情があるようで、授業には出ず図書館塔の最上階でパイプをくゆらせながら本を読み、退屈で死にそうです。
人形めいた美貌に明晰な頭脳、ぞんざいな口調。最近の楽しみはどうやら久城少年をいたぶること。
そんな彼らが占い師殺人事件の謎に関わることになりますが、それはほんの序曲でしかなかったのです……

以前読んだ一般向け作品より面白かったです。キャラでなごめるからでしょうかね。
ミステリというほどミステリしてませんが、まとまっていると思います。

『キーリ』のほうはいよいよ大詰め。今回はラジオの憑依霊・兵長が動かなくなり、やっと動いたと思ったら記憶喪失!
どうやら接触が悪いうえに本体の寿命がきている模様。
ラジオと密接に重なり合ってしまった兵長はいったいどうなるの?
ハーヴェイの心臓であるところの<核>にも異変は起きていて、別れがちらついてキーリの心は不安定に。
おまけに、なぜかキーリを探している教会兵の集団が追いかけてきて……?

ハーヴェイってほんとにボロボロになっていきますね。
キーリもあいかわらず霊現象にあいやすいし。
この困った一行はどこに行き着くのでしょうか?

さすがに次もラノベというのはきついみたいなので(うう年くったな)、次は東野さんか愛川さん、またはエッセイに逃げるかも。
うーんどれにしようかな。
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33 

2006/04/16 22:03

東野圭吾「交通警察の夜」
ミステリーというか、世にも不思議な物語というか(ちょっと違うか)不思議な感じがする物語でした。
表紙に天使の絵が描かれていますけど、そういった天使とか悪魔とかが交通事故の影で事故の当事者たちの運命を操っているような感じがしました。面白かったです〜。
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34 風雲

2006/04/17 12:08

エッセイに逃げました。
三浦しをん『しをんのしおり』
Boiledegg Onlineというウェブサイトで連載されている同名エッセイの書籍化です。
あいかわらず弟LOVEで漫画LOVEでバクチクLOVEで妄想炸裂です。
こっちのが面白いってことはつまり私も程度の差はあれオタクってことだな。ふぅ。

で、次に愛川晶『ダイニング・メッセージ』
根津愛シリーズの連作短編集です。
前回読んだ『根津愛代理探偵事務所』が面白かったので。
ただ、本当は時系列的にも『夜宴』が最初みたいなのですが、他の長編はどれも長編だけあって重そうなので、あえて短編集からせめてみました。
どの短編にもお料理レシピが満載です。フランス料理のはちょっとわかんない単語満載でイメージわきませんでしたが(^_^;)
愛ちゃんと愛ちゃんに惚れてる桐野刑事と前作で出てきた天然美女の恋愛模様にも目が離せません。
でも、でもでも最後のは納得できな〜い!!
それでいいのか靖香!!おかしくないのか!?

>Qさん
ちょっと不思議感、わかります。
そもそも交通事故だけをクローズアップしてるところからして私的にはツボでした。
そのひとつのキーワードだけでまとめあげる、いろいろな見せ方ができる、ということに感動を覚えたような気がします。
それが連作短編集にはまるきっかけだったかもしれません。
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35 mamath

2006/04/17 20:22

ポストガール読み始める。

雨ちゃんのあほー!これ、痛いじゃないか〜。

うっかりバスを降りそこなう。(TT)
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36 雨男。

2006/04/18 01:26

ありゃ。お気に召しませんでしたか。

私は結構好きなのですけれど。残念・・・。



後2冊。在ったと思うのですが。大丈夫ですか??
(後半の方が痛くないです。たぶーん。)
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37 ウイング妻

2006/04/19 06:42

「透明人間の納屋」島田荘司著、読了。
かつてこどもだったあなたと、少年少女のために
と題されたミステリーランドシリーズの1さつなのですが・・・。

内容は子供には難しく思いました。
子供向きで、字も少なく配列されていたけれど・・・。
話は、複雑な状況が絡んでいたけど。
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38 風雲

2006/04/19 16:19

住本優『最後の夏に見上げた空は2』
一週間だけの夏休み。保護監督者の名門は研修を受けなければならないため、小谷ちゃんは寮で過ごすことになります。
イジメに巻き込まれ、同級生(といっても彼女を合わせて4人しかいませんが)の過去に触れ、少し、強くなりました。
もうすぐ死んでしまうとしても。
今生きてることは、悩んでることは、無駄なんかじゃない。
たとえかなわなくっても、名門のことが好き。

きゃーですね。
そして、まだ小谷ちゃんの過去がわかりません……
家族がちょびーっと出てきましたが。小谷ちゃんの犯した事件がさっぱり。次の巻で終わりなんですが。
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39 fool

2006/04/19 22:48

「空は、今日も、青いか?」石田衣良
石田衣良初のエッセイ。色々な話題に触れているものの、仕事に関することが多かった気がします。石田さん本人の作家業だけでなく、サラリーマンに関する話題とかです。
特に変わったことを書いているわけではないですが、ちょいと仕事に疲れている時の気分転換にはよいです。
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40 

2006/04/20 01:14

>風雲さん
シリーズものにならない短編集は純粋にストーリーを楽しむ感じがして面白いですね。短編集も良いなぁと思いました〜。

須藤元気「幸福論」
格闘家・須藤元気が四国お遍路の旅にでかけます。
旅の途中での人との出会い、生き方への気づき、独特の精神論などを語ります。
中には僕の考えている仕事に対する考え方に近いところもあり、勉強にもなりました。

有川浩「塩の街」
仕事帰りの電車でいっきに読んでしまった。
急に塩に襲われた世界。体が塩に変わってしまう塩害に支配された世界で生きる人たち。
面白い設定だなと思いました。宇宙人に襲われるのはよくありますが、塩に襲われるのは無いですよね。
登場人物がみんな個性?があるのでコントラストが強くて読んでいてわかりやすいです。
最終エピソードはいっきに読ませられました。面白かったです。
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41 風雲

2006/04/20 18:26

東野圭吾『探偵倶楽部』
読んでた(爆)
喜国雅彦『本棚探偵の回想』を予約したつもりだったのに『本棚探偵の冒険』が来ちゃったし。(しかも家に帰ってから気づくし)
うーん脳年齢がやばいのか?
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42 ウイング妻

2006/04/20 22:24

「これがマのつく第一歩!」喬林知著、読了。
マ王シリーズ。
読んでいて3分の2あたりのとき、突如あとがき、には驚きました。
喬林さんの事情で、とはあったけれど、残りまだあるのに、後書きの前にムラケンさんが突如登場し、面食らいました。

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43 風雲

2006/04/22 13:35

アレックス・シアラー『世界でたったひとりの子ども』

SFな設定です。
医療が発達して、見た目が若いままものすごく長生きできるようになった時代。
長寿の引き換えか、子どもがほとんど生れなくなりました。
主人公は本物の子ども・タリン。
彼は「子どもとのひととき」を提供してお金を稼いでいます。
マネージメントの青年はタリンをカードの賞金としてうけとったといいます。
タリンは気がついたらこの青年といたわけですが、家に帰りたくてしかたありません。
町には同じ仕事をしている子どももいますが、それは実はPP手術という成長を止める手術を施された大人です。
本当の、同じ年頃の子どもと遊びたい。
家に帰りたい。
本当の、あったはずの、居場所はどこ?
そんなタリンに手術の危険がせまり……

主人公の焦燥が上手く描かれています。
ただ、そんな貴重な子どもが政府に保護されてないのかな?とか、200万って円だったらちょっと安いんじゃ?とか、気になるところはあります。
タイトルはちょっと不満かな。孤独感のあるタイトルですが、まったく最後のひとりってわけではないし。
最後のひとりの話といえば新井素子『チグリスとユーフラテス』ですよね。
あれみたいにもっとSF感があればよかったかも。
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44 たらこ

2006/04/23 00:39

東野圭吾「容疑者Xの献身」読了

久し振りに泣きました。
孤宿の人以来でしょうか。。。
犯人の意図がすべてわかったとき、そして最後の締めくくり方のやるせなさで涙がでてきちゃったんです・・・。
心にずしんと重たく響きました。
ストーリーの展開も見事で飽きさせないし、やっぱり良作なのかなぁと思います。
それにしても、確実に東野さんは「男の人が女の人のために骨身を削って尽くす関係」に憧れや強く惹かれるものがあるんだろうなぁ・・・と思いました(笑
それでないと、こんな濃い「献身」モノは書けないでしょう。。。。
白夜行も同じく、この事が当てはまるような気がします(笑
ガリレオシリーズはこれが初めてだったので、また前作などもよんで見たいと思います☆

次は、浅田さんの「天切り松シリーズ」の一巻です☆
もう読み始めてるんですが、面白いですねー!
早くもはまりそうな予感です(笑
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45 mamath

2006/04/23 22:07

風雲さんはいかんな、くすぐり方っつーか人を引っ掛けるコツを心得ている。(笑)
幸い(?)図書館に通う習慣が廃れてしまってシアラー追っかけることができないんでいいんだけども。(苦笑)
気になるよ〜〜〜。

雨男さん
ポストガール2の途中までを先に読んでましたよ?
で、今日、1と2(続き)読了。3もあと少し。
ナノマシンとか化学合成プログラムなんてのは大好きなんだけど、
やはり話自体があまり好きではありません。
いや、好きは好きなんだけどね〜。(どっちだ?!←自分突っ込み)
心というバグを抱えたヒト型機械(ヒュー魔の井戸ってどういう変換するんだフジツー。脱力しちまって文字を変えた)が
郵便配達する先々で人々と出会い…。
私の大好きな遠藤俊子のマンガにね、殺人兵器(だから!フジツー殺人へ行きと平気とか変換しないでくれ〜〜〜)のヒューマノイドととってもつおい人間の兵士の話があって、
そのヒューマノイド(よーやく一発変換してくれた)とついつい比較して読んじゃうのよね。
遠藤はどっちかっていうとギャグで、私は笑える話の方がすきなんです。
「痛いじゃないの〜〜〜!!」はいっちばん最初の話の最初の所の感想ね。
「だって辛いじゃないか!」なんて戦死の知らせを運んでるって前もって解っちゃうのは
とっても痛いのよ。
う?や、や、やだ〜〜〜〜!!って思ったらやっぱりそうだったし、
なんでメルクリウスに着替えさせて遊びに出させるかって、先読みしちゃったんで(当たってたし〜)、
ってなもんです。
それなりに面白いんだけど、以降これ系は廻さないで〜〜〜。

(ちなみに、今のところグレゴールさんと春画描きさんの話が好み、
おまけにこんな程度は春画とは言わん!ただのヌードじゃんこれとも付け加える。笑。)

テンちゃんなら好きじゃないかな?と思えるんだけど。
あ、
テンちゃん
「シンフォニックグリーン」は雨チャンからのまわしもので
2を持ってるとしたら雨ちゃんです。

「ザ・サード」が今WOWWOWでやってるんだけど、これも雨ちゃんが貸してくれたんじゃなかったかなあ?
ほのかって女の子とタンクの話におぼろげな記憶が。
「ポスト・ガール」「シンフォ…」「ザ・サード」
異能を持った孤独な少女がヒロインなとこ共通してない?


本日「院展」見に行った帰りに久しぶりにでっかいBOに。
面白い書名がいろいろあったけれど(でも忘れた)
一番笑えたのは棚の表示。
作者(め)ファンタジー、作者(も)ファンタジー、
きっと作者(は)ファンタジーってのもあったはず。(笑)
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46 雨男。

2006/04/25 01:59

>まますさん。
はい。次巻以降は…まりかちゃさんに廻すってコトで(笑

イタイけどほのぼのな感じが在るのが好きです。
『ラストビジョン』は男の子だったですが……
今の流れは女の子が主人公と言うのが多い感じがしますね。

ところで。
千年樹の町(シンフォニアグリーンの2巻)は。きっと。
まますさんの手元に在るかと(笑
(ポストガールの周辺かなぁv 
 だって要らないって言ったのに渡した覚えが在るんだもん…)

「ザ・サード」はきっとまりかちゃさんからでしょう(笑
(元は私かも知れませんが…v)



最近読んだ本。
電子の星 池袋ウエストゲートパークW  石田衣良
4短編が在るのだけれど。やはり最後の「電子の星」が印象的。
印象というか。描いてある場面が頭に残ってしまう感じで少々複雑な感じ。
ざくざくと読み進むことは出来ました。

読み終わった3日後に電車の中で読んでいたヒトを見掛けたのは偶然…
(しかもそのシーンを読んでいた)

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47 風雲

2006/04/25 13:26

おや? mamathさんがひっかかっている(^_^)
今回は別にくすぐり意図はないのですが……あれかな、帯とか袖のあらすじの要約が割りと得意みたいだから、それがmamathアンテナにあうのね、きっと。

渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で2』
あーこりゃいいね。好きだわ。
1巻は登場人物紹介的な話だったけど、2巻でぐっと動いてますよ。
1で異世界の暗殺者達に殺されてしまった王と皇太子の後を巡って、危ない第2王子、病弱第3王子、我らが主人公第4王子の周りを良い官僚悪い官僚が渦巻いてます。
他国の介入。神殿と王族。そして異世界の力を狙う騎士団。
キャラが多いので今回は異世界の人々はオヤスミです。
やはり異世界の人たちが出てきた黒い柱がキーポイントですね。
なんなんだろなぁ、あれ。
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48 ウイング妻

2006/04/25 22:41

「西の善き魔女Z 金の糸紡げば」荻原規子著、読了。
フィリエルが8歳の頃の話。
初めてルーンに出会った頃の逸話が描かれています。
西の善き魔女もアニメ化されるらしいですね。
どんな風になるのかな。

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49 

2006/04/26 23:23

S・J・ローザン 「チャイナタウン」
女探探偵リディアがパートナーのビルとチャイナタウンで発生した陶磁器窃盗事件を解決するお話です。
リディア視点の一人称なのですが、他の登場人物も個性的に書かれていてメリハリがある感じです。
序盤の展開はテンポが悪い感じがしましたが、中盤から後半は読みやすかったです。なんというかジグソーパズルをやっている感じかな。
ピースが徐々にうまってきて、後半はピースの塊がいっきにはまっていく感じ。
面白かったです。シリーズものですが、一人称の視点がリディアとビルで作品ごとに入れ替わるらしいので次も読んでみます〜。

ちなみに、文学刑事サーズデイ・ネクストを読みはじめました。
はちゃめちゃな感じでステキです(笑)
「ドラ○もん」と「キテ○ツ大百科」を足して2で割って刑事物で和えた感じですね。(ほんとか?
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50 まりかちゃ

2006/04/26 23:39

ふっふっふ。

後半はドラえもんが強くなる感じw面白いよ〜。
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51 ウイング妻

2006/04/27 18:36

「弟切草」長坂秀佳著、読了。
ゲームでざいなーの公平が恋人奈美とドライブ中に事故に遭い、行き着いたところが弟切草の咲き乱れた洋館だった。

公平側、奈美側からの視点で交互に描かれていて、繰り返しのようでも、微妙に違い、それぞれの秘められた過去が明らかになっていく。
最後の方は、ややこしくて、ちょっとついていけなかったです。
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52 ウイング

2006/04/28 22:01

「ダーク・タワーT ガンスリンガー」スティーヴン・キング
読了と書きたかったのですが、半分まで読んで挫折。
あらすじは面白そうだったのですが、どうも読みにくい。
内容もなかなか入っていけず、時間ばかりかかってしまう。
他にも読みたい本がいっぱいあるので、やめることにしました。

というわけで、次は読みやすい
「グイン・サーガ73 地上最大の魔道師」栗本 薫。
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53 たらこ

2006/04/29 00:11

浅田次郎「天切り松 闇がたり」読了

友達に、「浅田さんの蒼穹の昴を読んだ」と話したところ、このシリーズがおすすめ!と天切り松シリーズを貸してもらいました。

大正〜昭和を舞台に、義理と人情に生きた盗人一家の物語。
目細の安吉・説教寅・振袖おこん・黄不動の栄治・百面相の常・天切り松というそれぞれ強い個性を放っているキャラクターが、活躍するお話し。
天切り松が、留置所で“六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」”を聴かすところから各話が進むのが良い!
なぜか、私も一緒になって話を聞いている気分になりました。
それと同時に強く感じたことは、この話こそ「舞台化」にふさわしいんじゃないかなーと。
留置所の薄暗いスポットライトの中、天切り松が独特の「闇がたり」の声音で、話しが始まる。
場面が一点、舞台は大正ロマンの華やかな街。
色んな衣装を着た人々が闊歩する中、幼い天切り松が登場。。。
そんな場面が、ありありと想像できちゃうのです。
テレビ化よりも、あの舞台特有のスポットライトで、見てみたい。
そういう気がします。

ただいま、第2巻目読んでいます♪
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54 風雲

2006/04/29 14:54

たかのてるこ『お先、真っ白』
これまた初読みエッセイ。
ガンジス川でバタフライした人だというのは知っている。
帯の宣伝文、および本文をパラ見したところ、高校時代自主映画の撮影で大阪の十三大橋から淀川に飛び込んだらしいと知って借りてきました。
大阪のオカンはやはり強烈です。京都のばあちゃんも侮れません。

住本優『最後の夏に見上げた空は 3』
完結編。
やっと出てきた小谷ちゃんの事件。えー、3までひっぱってきてそれですかー?
不器用な二人の不器用な恋愛、好きですよ。好きですけど。
ちょっと名門あんた大人でしょ?桂木があーんなにアドバイスくれてるじゃんかよー。愚か者めー。
とぶちぶちいいながらも結局うるうるするのだった。
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55 風雲

2006/04/30 10:12

『話し方のマナーとコツ』杉山 美奈子・監修、伊藤美樹・絵、学研
これ、ここのところ本屋に行くと平台にシリーズ4冊載っていて気になっていたのです。
本当は『お仕事のマナーとコツ』の方を見たかったのですが、そっちは貸し出し中だったので、こちらを借りてきました。
<暮らしの絵本>というだけあって、イラストにセリフとちょっとした説明文(ほんとに短い)だけで出来ています。
あちらこちらに「こんなとき〜といえる女性はチャーミング」という文があるので、女性向き。
前の職場で受けた接遇研修の復習になりました。
研修では習わなかったけど、前からしていたことがマナーとして載っているのには少しびっくり。
例えば
レストランなどで食事した後、会計のときに「ごちそうさまでした」と言う。
バスで下車するときに「ありがとう」と言う。
これらは大学に入ったときに周りが皆そう言っていたので私もするようになったこと。
(対応の悪いところや荒っぽい運転の時には言わないことで溜飲を下げてました)
電話の言葉使いで「あーまた言っちゃったよ」と意気消沈することも多いのですが、よいマナーを「なんかいいな」と感じて吸収できている部分もあるということだから、ちょっと自信が沸いた。
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56 mamath

2006/04/30 14:35

おや?Qちゃんがローザン読み始めている。
Qちゃんもジャンルを問わない派だなあってちょっと嬉しい。(笑)

「雨男さん
あれを「ほのぼの」っていうのか〜。(笑)
私にはけっこう「ちりちり」痛いって感じなんだけど?(笑)
「ポストガール3」読了しました〜。
もし4が出たら彼女と記憶を亡くした彼とボーヤの三角関係がどうなったかだけ教えて頂戴。(笑)
ごめんなさいね折角これいいよって進めてくれてるのに。
雨ちゃんや他のみんなみたいにお若い方々はこれからって足し算の時間の中を生きてるんだけど
私はあとどれくらいって引き算の時間の中を生きてるんですね多分。
面白いには面白いんだけど、(私にとっては)いつも70点って推測されるものを読み続ける時間は無いのですよ。
あるときは30点、でも次の時は90点ってシリーズなら(これが彩雲国だな…笑)先を楽しみに出来るけれど、いつもそこそこに高得点は遠慮したいのです。
というわけでGW中にお返ししますね〜”のし”つけて。(お楽しみに)
「千年樹の町(シンフォニアグリーンの2巻)」は大御所のところと違う?
(え〜〜〜〜っ?無いわよ〜〜〜〜〜〜。
今のところ借り物は大御所の磐音とみてたさんの一袋…名古屋オフでもあってその時に会えるとなったらその一月前に”お願いして借りた分”だけ読む予定です…のはずなんだけど。
#12さんの派手なドラゴンは”もらった”ものよね?)
「ザ・サード」は雨ちゃん→私→大御所だと思うよ?
私が読んでしばらくしてから大御所のカキコみた記憶があるもんね。(アニメのほうはホノちゃんの三番目の目が開いたよ〜。
見たい?笑) 
 >だって要らないって言ったのに渡した覚えが在るんだもん…)<
そゆことするか普通(笑)…
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57 mamath

2006/04/30 15:14

鈴木(仮名)さんで思い出した。(いや、自転車つながり。笑)
「男たちは北へ」 ハヤカワ文庫JA 風間 一輝 の感想が抜けている。
大分前に読んだんだけど(笑)

”東京から青森まで―緑まぶしい五月の国道四号線を完全装備の自転車でツーリングする中年グラフィク・デザイナー、桐沢風太郎。ひょんなことから自衛隊の陰謀さわぎに巻き込まれ、特別隊に追跡されるはめになった。道中で出会ったヒッチハイクの家出少年、桐沢、自衛隊の尾形三佐―追う者と追われる者の対決、冒険とサスペンスをはらみつつ、男たちは北へ。男たちのロマンをさわやかに描く傑作ロード・ノヴェル。 ”
のお薦め文につられて買ったんだけど、星はせいぜい2つだぞ〜。
自分とかかわりを持った人の事故現場を見捨ててっていうか
ああ、事故ったなって推測したのに視認もせずに立ち去るなんてどこがさわやかなんだ〜ってのが感想。(笑)
自転車で走ってる主人公も、それを”追う”自衛隊幹部も、
「かっこつけてんじゃないよ、このあんぽんたん」って言いたくなるのは女性感なのかなぁ…?

”2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

たしか映画には、ロードムービーという「ジャンル」があったろう。この小説は、サイクルロード物である。
 読む前は、かなりの先入観があったが、決してチャチなものではなかった。手元に地図でも広げて置くのを勧める。ひとつ条件がある。自転車に乗るのが気持ち良いと思える読者なら、数倍楽しみが増す。
 荷物をつけた自転車をこいで埼玉から青森へ国道を走って行く。夜は、野宿もあるがたいていは、安いところを見つける。
 主人公は、今様の理想タイプではない。アル中でタバコも吸う。
時代は、青函トンネルの運用前である。新幹線も通る今とは、国道の込み具合も違うだろうと思う。
 道々の旨いもの、酒もさりげなく紹介される。なれた文章ではないと思うが、読みやすくスピード感もある。

 自分もこのルートの一部でもなぞって走りたいと思った。 ”
そうか〜?と思ったけれど男の人はこういう感想をもつらしい。(笑)

「戦争を知らない世代に贈る靖国問題」上坂冬子 読了
読了といっていいのかどうかわからないけど(笑)いちおう最後までは読んだ。
他のものを挟み挟みで読んだからなのか、もともと社会は苦手だからダメなのかよくわからなかった、しくしく。

「箱はマのつく水の底!」喬林知 読了
魔王シリーズの最新刊(発売日は5/2笑)です。
うわあああああ!!ヨザック〜〜〜ヨザック〜〜〜〜?!
で終わった次の巻、今までの流れだと、いわば解決編のはずなんだけど…
ぎゃ〜外道、カ○カワのアホ〜〜〜〜!!!!!の巻になっている。
一応ユーり危機一髪の一番危ないところに助けの手は来た、が、しかし、
またしても事情がよくわからないうちに危機じゃないの〜?!
発売予告なんかやめにしてちゃんとした形になってから発売してよ〜、
万が一このままガラスの仮面みたいになったら泣いちゃう〜〜〜〜!!
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58 mamath

2006/04/30 15:36

読んでいる途中なんだけどなかなか平日カキコが出来ないので書いといちゃおう。(おい)

新聞の紹介を読んででは久々のヒット「お風呂の歴史」ドミニック・ラティ 白水社 文庫クセジュ
”フランスの温泉地にゆくと、犬を連れ、計量カップの入った小さな籠を下げてゆっくりと歩く老夫婦ばかり目に付く”で始まった翻訳者の照会文は、
”一口に風呂と言っても時代によって大きく異なる。
入浴の習慣は宗教や疫病、都市のインフラによって大きく左右される。
その変遷をたどることでもう一つのヨーロッパが見えてくる。
本書は短いながらもよくまとまった楽しい西洋風俗史である”で締め括られる。

でもって、取り寄せてもらった本の帯には
「湯気の向こうに見える 快楽と禁欲の世界」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(爆)おい〜。

中身は紹介文の通りで良かった。(笑)
ギリシャ時代は風呂と言っても”潅水”浴でほとんどシャワーっちゅうより水をかけるだけ、しかも格闘技トレーニング後だったとか、トレーニングに体につける砂や何か(怪我しないためなんだそうで。映画アレキサンダーで少年アレキたちが砂まみれだったのが転んで砂が付いたんじゃなくて、そうか、つけてたんだ、芸が細かいな〜、なんて納得。笑)を落とすための「肌かき器」があったとか、
ある枢機卿は一生風呂に入らないことを決めていたとか、
役に立たない(こらこら)面白い記述がわんさか。
スパとかなにかで、マッサージって大昔からあったんだなあって関心。

そうそう、ローマでは入浴場と格闘技のトレーニング場と図書館が一体の建物だったなんてホントに
へえ〜の面白さです♪

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59 まりかちゃ

2006/04/30 15:37

「ザ・サード」は私がまますさんに渡したんですw
読んでるわよ、私が先にw

雨男→私→まますさん、が正しい順番だよ〜w

たしか、いつかのオフで渡したはずだ。
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60 てんころ

2006/04/30 22:34

>風雲さん
ちょうど「お仕事のマナーとコツ」買ったところですよ〜。
このシリーズ好きです。「贈り物」を買ってハマったv
可愛くて面白いってのもあるんだけど、イラストレーターさんの力も大きいです。スッゴイ好みでねぇ・・くやしいけど可愛い(笑)
「お仕事」まで出すの!?って思ったけど、読んでみると今まで気づかなかったこともあって、ためになりました!初心にも返れるし、なかなか◎です。
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61 ウイング妻

2006/04/30 23:05

「やがてマのつく歌になる!」読了。
ママスさん。続きもすっきりしないのですか・・・。
で、まだ続きがあるのですね。
一応アニメでは終わってるのに・・・。


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62 風雲

2006/05/03 10:45

喜国雅彦『本棚探偵の回想』
扉絵にまず笑った。
荒野に立つ細い本棚に群がる猿。
なんだっけ、見た事ないと思うんだけどこんなシーンの(本棚じゃなくて石碑だったと思うけど)映画があるんだよね?

今回も推理小説トレーディングカードを作ったり、たくさんの新刊本屋で各出版社の買いたい本を合計で5万円まで買ったり、ジャンルを問わず神田古本街で端から順番に入って行ってミステリ関係本を買ったり、と楽しませてくれます。

一回やって見たいことに、大き目の新刊本屋(ジュンクがいいな)に行ってお金を気にせずに上から下までちょっとでも気になった本を買ってみたい、というのがあります。
本好きならわかってもらえると思う。
いったい私の一時の欲望にかかる値段はいくらになるのか?
普段は買うのはやめにして、一年に一回だけこういう買い方をしたらどうなるのか?
そういうもやもやが再燃してしまって困ります。
でも買っちゃったら置く場所を作らなくてはならずそれが一番の困りもの。

よい考えが浮かびました。
『本の雑誌』かなんかで企画してくれないかしら?
作家でも本好き一般人でもよいので、1日本屋の上から下まで好きな本を好きなだけ買います。(大変なことになりそうなら上限100万円くらいでどうでしょう)
その状況を誌上レポして買った本は読者プレゼントにするのです。
これなら「買う」という恍惚感を味わいつつ置き場所に困ることもありません。
もちろん読んでみて手元に置いておきたいものならもう一度買うのですが。
マニアックすぎて応募者がない場合は悲惨かもしれませんね……
でも私なら大丈夫!!
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63 風雲

2006/05/03 10:53

忘れてたもう1冊。
菅浩江『おまかせハウスの人びと』
SF短編集です。
表題作は家事全自動の「おまかせハウス」のモニターをしている3件のお宅と担当者のお話。
ほかにも、ナノマシンを使った美容・医療や、相手の考えていること・本音を推測する機械など、すこしだけ未来の日常を描いています。
菅さんは日舞の名取でもあるので、色の言い回しなんかが古風な時があって、そのへんがアンバランスな気がしないでもない。
もしかしたらわざと使っているのかもしれませんが。
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64 みて太

2006/05/03 16:56

>一回やって見たいことに、大き目の新刊本屋(ジュンクがいいな)に行ってお金を気にせずに上から下までちょっとでも気になった本を買ってみたい・・・中略・・・いったい私の一時の欲望にかかる値段はいくらになるのか?>

よい考えが浮かびました。
お金もかからず場所も取らない方法。
<うろおばえ探書館>の隣に<買ったつもり書庫>みたいなのを作って、書店へ行くたびに気になる本をメモしてきて、「書店」「今日の気分」「今日の懐具合」「今日、買いたかった本」なんて記録を残していく。
ネットで検索しながら欲しい本をピックアップという手もあるけれど、やっぱり書店で現物を手にとってみなければほんとうの自分の欲望(?)は見えてこないでしょうね。
喜国の一日五万円も、一店舗一冊も、うろ覚えだし読み返して確認する気はありませんが、もちろん欲しい本が次々に見つかって困ったこともあっただろうけれど、無理やり買ったのもあったんじゃなかったかな。
疲れた仕事帰り、友だちや家族と喧嘩してムシャクシャしてるとき、給料日、のんびりした天気のいい日曜日・・・いろいろな気分のときにやってみると「本なんか見たくもない」とか「店中の本を全部買いたい」とか面白いかも知れませんね・・・三日もやったら厭きるだろうけれど。
このアイデアの欠点は何万冊買っても一冊も読めないってことです。

そういえば、大昔、銀座の旭屋で渥美清を見かけたとき、店をまわりながら(値段には目もくれず)次々と本を抜いて、抱えきれなくなったらレジに行って預けるというのを何度も繰り返していました。どうやって持って帰ったのかまでは見てませんでしたが度肝を抜かれました。植草甚一も似たような買い方だけれど帰りに喫茶店でパラパラやるのが愉しみだったようだから持てなくなるほど買うことはなかったと思う。毎日本屋へ行く植草と違って渥美は滅多に本屋へ行けなかったのかも知れないなあ。

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65 たらこ

2006/05/03 23:55

浅田次郎「残侠―天切り松 闇がたり(第2巻)」読了

天切り松の2巻目です!
この巻も、おもしろかった!やっぱり、黄不動の栄治がかっこいい!!(笑
最後の話し、「春のかたみに」は泣かされました。。。
一巻目よりは大人しいかんじかな?と思いましたが、読んで損はなかったです。
三巻も気になりますー。図書館でまた借りてみよう。

次も、友達から借りた浅田さんの「地下鉄(メトロ)に乗って」。
映画化するらしいです。

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66 風雲

2006/05/04 14:55

>買ったつもり書庫
う〜ん、それはちょっと、なんか違うんですよね〜。
考えるに、結局私は図書館通いが染み付いているのですね。
棚を見て、面白そうなものを抜いて、一時自分の家にもって帰って読む、というのが好き。
ただ、実際の図書館では貸出冊数・期間が決まっているので、その日の気分やら何やらで厳選しますよね。
おまけに新刊は待たないと棚には落ちてきませんし、入らない本もある。
タイトル点数だけでいえば町の本屋さんよりは図書館だと思いますが、大型新刊書店にはもしかしたら負けるところもあるかも。
「買ったつもり」というならばいっそのこと、本屋に電卓を持参していくらになるか計算すれば、その日の欲望金額は出ますよね。
高校生のときそれを思いついたのですが、あまりにも怪しい人だと思ってやめました。打ち間違えたらパーだし。
それもこれも雑誌の企画なら全然OKじゃん!と思ったのです。
無理やり買うのも「ゲーム」の「ルール」ならアリだし。
そういう馬鹿げたことをやれるなんていいなぁ……。

ほしおさなえ『天の前庭』

前作の『ヘビイチゴサナトリウム』では上手くだまされたので、「今度はだまされないぞ!」と読んでいました。
別に視点切り替えでだましたりする類のものではなかったのですが(^_^;)
ミステリですが、タイムスリップとか宗教とかネットとか、いろいろあって乗り辛い感じかな。
タイムスリップだからSFね!と言えない……結局タイムスリップはあったのかなかったのかも考えないといけないし。

主人公は高校生のとき事故にあって9年間眠りっぱなしだった女性。
起きたら記憶喪失です。自分の荷物の中から自分の日記をみつけて読んでいくのですが、自分が本当に日記の作者なのかわからなくなってくる。
友人に会うと日記の中には架空の人物が混ざっていると指摘されてますますわからなくなってくる。

こういうのは好きなんですがねー。
もしかしたらミステリだと思って読んだからかなぁ?
SFだと思って読んだらまたちょっと違ったかも。
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67 風雲

2006/05/05 09:47

なんかもう明らかに現実逃避?読みまくってますよ……わかりやす……。

いしかわじゅん『いしかわ世界紀行』
毎日新聞の日曜版に掲載されていたコラムです。
区切るところに注意<いしかわ世界>でよろしく。
たしかにいろいろな所へ行ってますが、椎名誠のほうがきっと移動が激しい。
ので、旅行ものだと思って読まないほうがいいかな。
中身よりカバーのスノードーム(雪なしはなんていうのでしょう)のお土産品に興味津々です。
なんか可愛い。

小栗左多里『ダーリンは外国人』
ベストセラーコミックエッセイですね。
外国人の日本語での言動は面白いものです。ダーリンのトニーは真面目で語学オタクだから特に。
でも「面白い!」と思ったところは本屋で立ち読みしちゃったところだったので、ちょっとがっかり。

壁井ユカコ『キーリ[ 死者は荒野に永眠(ねむ)る<上>』
最終エピソードです。いよいよラスト。
不死人ハーヴェイぼろぼろ。
兵長はいるけどもう喋れません。
ハーヴェイと仲の悪い(ある意味仲の良い)ヨアヒムもぼろぼろ。
父と母に何があったのかを知るキーリ。
首都で起こっている不死人のできそこないによる襲撃事件。
どんなにぼろぼろになっても、離れ離れになっても、前へ前へ進もうとする登場人物たち。
自分には帰りたい場所があることを、もう知ってしまったから。
きっとハッピーエンドにはならないのでしょう。
それでもキーリの心の中に大切な光が宿るはず、です。
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68 mamath

2006/05/05 13:19

連休です〜。
ゴールデンウィークどこに行くの?と訊かれ、
え〜と、土曜日には高校時代の友達とデートですが、と答えたものの、
それも「人が多すぎてやめにしよう」との友達のメールでポシャリましたって答えなきゃならなくな〜っちまいました。
「行くぞー!」と気合を入れなければ家から一歩も出ない、
典型的インドアタイプにどこに行くのって訊かないで欲しい。(笑)

そのうち過労死って若い(40だけど、見えない)営業さんが、
ほとんど無い休みの日には自ら「引きこもり」と言いやがるんで
「外に出ろ〜〜〜」と年長であることを傘にかけて言ってるんだけど、
ホンとは自分に言ってるんだよね…、と自省…してない。(笑)
だって、DVD見て本読んで気分は酒池肉林♪なんだから。(笑)
「カウボーイビバップ」のDVD、1から9(つまりは26話、笑)、
見直したと言うか、ほとんど見てなかったことにびっくり。(爆)
でもって、きゃーきゃースパイク〜〜、スパイク〜(><)になって、
イ・ビョンホンの「甘い人生」を見て、あらスパイクそっくり?(笑)
などと因縁めいてきたり。

「紅椿ノ谷」「驟雨ノ町」「螢火ノ宿」―居眠り磐音シリーズ15から17読了。
まりかちゃさんからのまわしものです。
ウナギ捕りの幸吉が出奔する驟雨は面白かったんだけど、
あと2冊はまあ、あれですね、
読者と馴れ合っちまったつーか、シリーズに堕したわね佐伯さんってところですか、
奈緒とのことを何度も何度も回りに言わせて、
しつっこいのよ!と本に向かって愚痴ってしまった…。
でもって、どうも大事な一冊を読んでいない気がするんだけど、
まりかっちの荷物に入ってたのが5冊、
ひょっとして行方不明の一冊かしら〜〜〜?って不安になっています。
最近よく(以前よりもよく)ものが無くなって、
(つい最近は仕事で使っている印鑑、探し回ってみんなに迷惑かけて一週間、やはり手元から出てきました〜〜〜。はふ)
どうにもこうにもやりきれない感じです。
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69 

2006/05/05 23:12

ジャスパー・フォード 『文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!』
過去のようで、未来のようで、現代のような刑事もののお話(謎
これは読まないとわからん!!
どんどんネタが出てくるから、太い本だけど飽きないですね。
最後も、ほーほーほーそうくるのかーって感じで。
好き嫌いがわかれると思うんですけど、僕は好きな感じでした。
おもしろかったから、2巻目を図書館で予約〜!
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70 風雲

2006/05/06 14:18

雪乃紗衣『彩雲国物語 光降る碧の大地』
やっと予約回ってきましたよ。
影月編ラスト。
うえぇー影月君が磔にー!!ひどいひどい〜(>_<)
香鈴〜〜(ぎゅうぅぅっと心でハグ)
どの策も効果をなさないその時は、自分の首を斬れというヒロイン。
その覚悟を受け止めて、彼女と共に仕事をすることに誇りを持つ部下。
噂に踊らされる人々の中にあってなお、立ち上がる女たち。
そして現実に打ちのめされながら成長する名もなき未来の名医たち。
……どこまでも真っ直ぐで、強く輝いてます。

梨屋アリエ『でりばりぃAge』
最近の講談社は児童文学賞受賞作をばんばん一般書文庫落ちさせてますね。
ありがたいことです。
夏休み。夏期講習を抜け出してとあるお宅に飛び込んだチュウガクセイ。
その家にいた毎日シーツと浴衣を洗濯するローニンセイ。
一緒に居るうちに、それぞれのもやもやしてた悩みが形を取りだし、ほぐれていきます。
読んでいると主人公のもやもやいらいらが移って来てやな感じでしたが、最後にはひととおりの爽快感があります。
洗い立てのシーツが効いてます。
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71 まりかちゃ

2006/05/06 14:31

>Qちゃん、

お、面白かったと言っていただけて何より。
私はそれ結構好きでここでもプッシュしている割につれないのよねーw

>まますさん

まますさんて、損な性質だわねぇ・・・(苦笑)
思い入れが強すぎるんだよ、思うに。w
もっとさらっと読まなきゃだわ。
それに、、、たぶん、最後のもう一波乱ありますわよ、磐音。
(と私は踏んでいるのだがね)
なんか最近けなしてるのが多いよ?

>たらちゃん

「天切り松」面白いですよねー。文章の語感がとっても良い作品だと思います。出てくる人たちがみんな粋でいなせなんだよねー。
リズムが良いんだよね。私はこの作品大好きだ。ノスタルジーも感じるしw

さて、本に行くか。

「小指の先の天使」神林長平

SFなのかな。初めて読みました、この作家。
哲学してました。なかなか「うーん」と思わせてくれる本でした。
仮想世界の中で、人の身体と思考、つまるところ人間って?感じなんだけれど、読後のもやもや感が良い感じ。
私は結構こういうのが好きだけど、さて、誰に薦めれば良いかしらねぇ・・・と思ってしまうなぁ。

後は、乙川優三郎
「生きる」「屋烏(おくう)」「かずら野」と三冊。

「生きる」は直木賞受賞作。
これは本当になかなかに興味深い作品でした。時代小説という手法を取りながら、「生きる」ということを真っ正面から描いている力作です。でも、それほど説教臭くなくずーんと心に響きます。
この作家はものすごくきれいな文章を書くと思う。
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72 ウイング妻

2006/05/07 08:46

「グイン・サーガ70 豹頭王の誕生」栗本薫著。
ケイロニア、パロ、モンゴールが舞台。

まず読んでみての感想。
イシュトが無茶苦茶。
なんじゃこりゃ。
もう、私はあなたについてけません、という感じです。

それと、今更ながら、ヴァレリウスくん。
いつからナリスくんに惹かれていってたの。

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73 ウイング妻

2006/05/07 09:09

昨日、みつきさん宅によらせてもらい、マ王シリーズをわたしてきました。
で、車を本屋さんに駐めさせてもらったので、本を買いました。
「箱はマのつく水の底!」と
倉知先生の作品を読んだことがなかったので、
「猫丸先輩の推測」です。

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74 風雲

2006/05/07 15:47

>さて、誰に薦めれば良いかしらねぇ・・・と思ってしまうなぁ。
私も一昨年読んでしまいましたからねぇ〜SFいける口で神林未読のひとですよね、ターゲットは。
さあ誰かいないか!?

昨日の読了本。

友桐夏『白い花の舞い散る時間〜ガールズレビュー』

ガールズレビューてあんた……と思いながら、リリカルミステリーのあおりとあらすじにつられて読みました。
集英社のロマン大賞の佳作入選作かなんかです。

とある有名塾のサイトで知り合った5人の女の子。
「5日間泊りがけのオフ会をしてみよう」
決まりとして、当日は本名でもHNでもなく別の名を名乗る。
言いたくないことは言わなくてもいいが嘘はつかない。
そして集った洋館で、それぞれの過去が、人格が、滲み始める……。

前半と後半でガラリと雰囲気が変わりますね。恐いわー。
このお話の前日譚が著者第3作として出てたので、第2作はすっとばして今日借りてきました。

毛利志生子(もうり・しうこ)『メタル・アイズ』

続けてラノベです。集英社責めです。
前から気にはなっていたのですが、どうにも踏ん切りがつかずだらだら先延ばしにしているうちに、この人の<風の王国>シリーズがなにやら人気みたいなので、読もうと決めました。
でも3つほどあるシリーズのどれも1巻がなくて(T_T)
とりあえず1冊完結らしいのを借りました。

メタル・アイ症候群という奇病のせいで、過去の音を聞くことが出来る超能力者・鈴川鮎。
その能力を活かし京都府警の科捜研で働いています。
同じ能力者で刑事であった相棒を失くし休職していたのですが、復帰後最初の事件は、転属されたばかりの準キャリアと組んでの女子大生誘拐事件。
現場には不審な「音」は何も残されてはいませんでした。
過去に起きた被害者の親友の自殺事件をきっかけに、事件は思わぬ方向へ……

うーん。
悪くないとは思うのですが。いいよ、とも言えず微妙。
とりあえず各シリーズ2冊づつくらい読んでから評価しよう、ということで判断保留。
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75 ウイング妻

2006/05/08 19:24

「泪坂」倉阪鬼一郎先生著、読了。
カキコするとネタバレしそう。
久々に泣きました。
途中も目はウルウルになっていたけれど、ラストは泣きました。

よかったです。
ホラーでなく、ほのぼのとしていて、まさに私好み。
倉阪先生、またこのようなハートウォーミングなものもお願いしたいです。

是非是非お薦めの一冊です。


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76 風雲

2006/05/08 20:33

笹公人『念力家族』
え〜珍しく短歌集です。
ヘンです。
著者が高校から浪人時代にかけて作った物語性のある短歌群。
発明マニアのお父さん、歌舞伎好きおばあちゃん、UFOを呼ぶ妹に前世はムー大陸人の弟、などなど超能力一家と学園ものです。
よくわからないもの、57577に収まらないものも多々ありますが、切り口は面白いです。
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77 まりかちゃ

2006/05/09 23:10

>SFいける口で神林未読のひとですよね、ターゲットは。

さて、そこが難しいw
風雲さんの感想を検索しちゃったわよw
そう、あれは「マトリックス」にも通じるわよね。
面白いと思うんだけどな。理屈っぽいと思う人もいるのかもしれないよねー。私は好きだよ。


「魔王」伊坂幸太郎

んと寝、小難しい政治の話や、憲法の改正論なども入っているのですよ、この本。
で、「大衆」と「権力者」を描いているのかな・・・
大衆の在り方、権力者のエゴと術中っていうのかしら。
理屈をこねるお兄さんが出てくるのですが、このお兄さんが私的にやたらツボです。自分に似ている理屈っぽさだからです(爆)
でも、本当の主人公はきっとこの弟君の方なのだと思う。
「魔王」と「呼吸」の2編が収められているこの本。
なかなか、やるな、伊坂って感じで私は好きです。

難しい政治の話もこういう風に書いてくれるとわかりやすい。
伊坂幸太郎、法学部卒なのねってよくわかりますよ。
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78 

2006/05/09 23:28

SFいける口で神林未読のひと、、、?
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79 まりかちゃ

2006/05/10 01:37

あ、Qちゃんゲット?w
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80 

2006/05/11 00:05

読んでみる!
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81 風雲

2006/05/11 20:15

まりかちゃ&風雲ペア合わせ技一本!てなかんじですね。
わーいわーいvv

ただ今はおうち読書ばかり。
ちびちびと『無人島の十六人』を読んでおります。
明治期に漂流しちゃった十六人の日本人の実話。
嵐に翻弄される船に手に汗握っちゃいました。
3分の1くらいしか読んでないのでまだ島には着きません。
どんな日々がまっているのかしら。
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82 ウイング妻

2006/05/11 21:27

「箱はマのつく水の底!」喬林知著、読了。
何か中途半端に終わってしまったような・・・。
外伝もおもしろかったけど。
でも、先が気になりますよね。
早く続きを・・・。
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83 うる

2006/05/12 00:15

チャットで薦められた、『陽気なギャングが地球を回す』伊坂幸太郎。
本日ちょいと寄った本屋に大量に置いてあったんで、一応読んでみるかと購入。
で、、、


うーん…これどーなんだろう。
読んでる最中も読了後も、「作者が若いなー」て感想しか持てなかった。。。
ま、「若い」てのはオブラートに包んで言ってみただけで、ぶっちゃけて言えば「未熟」になっちまうんだが。
伏線(のつもりなのかな?)が全く伏線になってなくて、丸分かり。
ストーリー展開から小物や人物の伏線&最後のオチまで、予想を超えたトコは一つも無かった。
こまで先読み出来ちまう作品を楽しめと言われても…正直無理があるわな^^;;
著者紹介には、「伊坂ブームの先駆けとなった人気作品」とあるけど、そんなに人気あるん?
最近は、こーゆー分かり易い作品のほーが良いんかね。

作者がエラク登場人物に愛着持って、楽しんで書いたんだろーなーってのは読んでて良く解るんだが。
解るけど・・・そんだけだなんだよな〜。
まあ、極端な人物設定したキャラを矢鱈登場させて適当な事件に絡ませて大騒ぎさせて一丁上がり、って昨今の流行りのスタイルが、自分の趣味に合わんのだろーな。
主役級にはそれなりに特徴あるキャラ設定が必須である事は論を俟たないし、過去名作と言われた懐かしの「推理小説」も確かにそう作られている。
でも、そこんトコをどーも勘違いしてんじゃないかって作家が最近多いよーに感じる。
特に、「キャラ萌え」の素養が一切無い俺みたいな人間にとっては、そーゆー作品は正直ちょっと…キツイ^□^;;

なもんで、この作品に関しては、、、星0個。
好きな人が居ましたら、ご勘弁を。。。
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84 Q。

2006/05/12 21:02

ジャスパー・フォード 『文学刑事サーズデイ・ネクスト〈2〉さらば、大鴉』
もう作者めちゃくちゃやりすぎ(笑)
脚注つかって会話したりする本には始めて出会った、、、
ダディのタイムトラベルシーンかっこよかった。「タイムマシン」っていう映画のタイムトラベルシーンと同じ感じなんだろうな。
自分の周りの時間がすごい勢いで経過していく感じ。
あと、パワフルな婆さんもでてくるし。
どんどんネタが出てくるから飽きないですね。飽きないけど呆れてくる?
3巻はまだでてないのかー残念。
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85 風雲

2006/05/14 16:55

須川邦彦『無人島に生きる十六人』新潮文庫
実話です。もともとは1949年に講談社から出たもので「少年クラブ」に連載されたものらしいです。
そのせいなのか。妙にひらがなが多いのに、専門用語が漢字になっててアンバランスだなと思った。
そんでもってなんつーか「日本男児たるもの」「報国のため生きなければ」という匂いがそこはかと……。
ま、当時はそれが普通だったんだよね。
時代が変わって考え方や常識は変わるのだ、ということを再認識。

中身としては面白く読めました。
彼らが乗っていた帆船はついてなかった。
まずは碇がふたつともぷっつり切れてしまって、よろよろと近くの島に避難。
辿り着いて修理できてやれやれと思ったら、帰路嵐に巻き込まれて珊瑚礁に乗り上げ沈没。
漁具も海図も海の底。
島見えない。
でも、彼らはついてた。
十六人全員無事に無人島に辿り着き、力をあわせて生活し勉強もした。
物語にありがちな仲違いや食べ物を巡る争いなんかなし。
おまけに、彼らを救ったのはなんと日本の船で、なんとなんと友人が乗っていたのだ!
広い広い海の上でこんなについてることがあるだろうか?
いい話だと思う。

高田崇史『QED〜ventus〜 熊野の残照』
いつもの二人が学校薬剤師会の研修旅行で熊野を訪れております。
ただし語りは別人で、なにやら過去を背負った若い薬剤師の女性。
この人がまたやな感じです。他人に対して「何が楽しくて生きているのかと思う」などと評していて「じゃああんたは何が楽しくて生きとんねん!」とつっこみたい。
つらい過去があるから人とつきあいたくないんだろうなと想像はつきますがやな女です。
ハリネズミみたい。
そして読後感はあまりよくないですな。
事実がわかっても、誰が悪いのか、誰に何を言えばいいのかわからないって、もやもやしますよね……。

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86 ウイング

2006/05/14 19:31

「ミッキーマウスの憂鬱」松岡 圭祐。
「千里眼」シリーズとは、コロッとかわって東京ディズニーランドで働くバイトの話です。
夢と幻想の国でバイトできるとはりきっていくのですが、現実は他の会社と変わらない縦社会。
しかも仕事は地味な裏方とがっくりしていきます。
そんなときにミッキーの着ぐるみが紛失するという事件が発生。
その事件をきっかけに、若者の仕事に対する考えや、まわりの見る目も徐々に変わっていきます。
最後におもしろいエピソードもあり、ハッピーエンドで終わっているので、読後感はよかったです。
次は、「Q&A」恩田 陸。
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87 てんころ

2006/05/15 23:25

書込みがご無沙汰になってしまいました。
あんまり読んでないなぁ・・

■知的生活のための散歩学・毛利好昭
内容は私好みで面白かったです。
以前にみて太さんがプレゼントして下さった
「星の巡礼」みたいに装丁してみたいなーと思う本。
いつになるかわからないけど(笑

■ポストガール1・2
mamathさんがおっしゃるとおり、痛い世界で痛い話でした。でも、2の後半からは温かい感じになってきたかなって。
1のスティグマの女の子が好きです。切れ味の鋭い心の持ち主で、とても綺麗だなーと。幸せになってほしい。
全体的には結構好きな雰囲気ですねv
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88 ウイング妻

2006/05/16 20:43

「ピーター・パンとウェンディ」読了。
感想は児童書のトビに。
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89 

2006/05/16 22:15

神林長兵「小指の先の天使」
短編集は短編集なんだけど、全部お話がつながってますね。
かなり一つ一つの物語の間の時代が飛ぶけど。
確かにマトリクスの世界みたいなお話です。敵はいないんだけど。
将来、ありえない話じゃないと思うんですよね。仮想空間で生活するような時代がやってくるかもしれない、、、
もしかしたら、今の自分は仮想空間で生活してて、実は現実世界の人たちに操られているだけだったり、、、とか変なこと考えつつ読んでいました。
あー面白かった!って感じではないんですよ。読み終わった後。
なんか不思議な感じで考えさせられました。僕も結構このようなお話は好きですねー。よかったです。
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90 

2006/05/17 22:22

エリック・ガルシア「鉤爪プレイバック」
鉤爪シリーズ第二作を読みました。
恐竜私立探偵ルビオが今回も頑張ります。
第二作ですが、時代的には第一作より前のお話。
第一作の時点では死んでしまっている相棒のアーニーが健在です。
一人称だけど、ちゃんと周りのキャラが描写されていて(ルビオのユーモアあふれる説明)わかりやすいですねー。
ちょっとドジだったり、ちょっとおっちょこちょいだったり、ちょっといい女(の恐竜)には目がなかったりするルビオだけど、やるときはやるカッコいい奴なのです。面白かった。
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91 てんころ

2006/05/18 23:53

角田光代作品 2作続き
■だれかいとしいひと(短編集)
■しあわせのねだん(エッセイ)

短編集はまずまず〜っといった感じでしたが、エッセイはとても面白かったです。かなり笑えました。
バレンタインチョコの闘争心お値段3000円とか、ほっこり空いた時間に飲んだ豆乳アイスコーヒー330円から気づいたこと、とか。
お金の価値も絡みつつ、著者のいろんな思考が炸裂してます。
この方の作品、エッセイに走ってみようかな・・
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92 ウイング妻

2006/05/20 18:38

「手紙」東野圭吾著、読了。
体の調子が悪くなり、就職先を首になった兄は、弟を進学させたいため、泥棒にはいる。
ところが、家の者に見つかり、殺人を犯してしまう。
弟は、それから先、就職、恋愛など、何かある毎に兄がネックになってくる。

でも、弟が出会った人の中には、冷たい人ばかりでなく、
心温まる人もあり、読後感もよかったです。

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93 風雲

2006/05/20 19:58

16日、カキコ途中から突然ネットにつながらなくなってしまったのでその時のメモ。

笹公人『念力図鑑』
ヘンな短歌集第3弾です。
第2弾は『念力姫』らしいのですが、そっちはあんまり面白そうじゃなかったので、とばしました。
3冊とも出版社が違っていて、これは幻冬舎です。
もてないしだまされるダメダメ兄ちゃん、前世の記憶あふれる弟の<念力家族>
あいかわらず女王な<生徒会長レイコ>
念力学園ものも健在。
1作目に比べれば、オカルトっぽい題材ではないものもたくさん入っています。

慶応義塾大学佐藤雅彦研究室『日本のスイッチ』
毎日新聞で毎週やっていた携帯を使った二者択一アンケート調査。
質問開始が2002年なので、時事問題など「あ〜そんなこともあったっけ?」な部分がありますが、なかなか面白かったです。
今フジテレビ「めざましテレビ」でやっているコーナー「めざましどっち」なんかは同じ趣向ですね。

カキコできなかったのでさらに読みました。
友桐夏『盤上の四重奏(カルテット) 〜ガールズレビュー〜』
前作を読んでないと話を楽しめないような気がします。
前作の前日譚なんですけどね。
表紙の3人の女の子、一人が誰だかわかりません……。
可愛らしい表紙のわりに重い話の人かも??
2作目も読んでみようかなぁ……
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94 ウイング

2006/05/20 20:26

「Q&A」恩田 陸 読了。
全て質問と答えで綴っているという変わった趣向。
あるデパートでの大事故を題材にしているが、その原因が不明。
一つ一つの話はブラツクも効いていてわりとおもしろかった。
最初、宮部みゆきの「理由」のように徐々に謎が解かれていくのかと思っていたが、そうではなく結局、真相はわからぬまま。
一つ一つを単独で楽しむものみたい。

次は、今日映画も公開された
「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン。
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95 しん

2006/05/21 12:47

東野圭吾
「パラレルワールド・ラブストーリー」
「変身」

2冊読了です。
会社の人に薦められて読んでみました。
基本は両方とも自分を取り戻す話です。
文章は読みやすくてよかったです。
ただ問題は私の好みの話ではないっていうことだけです(笑)
この作家さんてこういう日常的ぽい狭い世界での話を好む作風なのかしら。
この2冊だけでは決められませんので機会があれば違う作品も読んでみます。
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96 ウイング妻

2006/05/21 18:36

しんさん。
<この作家さんてこういう日常的ぽい狭い世界での話を好む作風なのかしら。

私も東野さんの作品をそれほど読んでないけれど、読んだ作品はどれもはずれはなかったですよ。

私は、「トキオ」がお薦めです。
主人は、「白夜行」を気に入っているよう。

先日読了した「手紙」もお薦めです。


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97 風雲

2006/05/22 20:22

ネットつながったりつながらなかったり。
OSの自動更新以来ずーっと鳴らなかった音が突然鳴ったり。
みょーに起動が遅くなったり。(昨日久しぶりにデフラグとディスククリーンアップしたのに)
「ファイアウォールが有効になってません」とか出たり。(有効になってるじゃないのウソツキ)
「イベントログが届きました」(なぜ2月までのが??そして勝手に消えるし??)
PCのご機嫌がよろしくないです。
突然しばらく落ちたら↑でわたわたしてると思ってねー。

恩田陸『蛇行する川のほとり』
新書判全3巻を1冊に単行本化。
とある夏休み。文化祭の舞台劇に使う背景画を仕上げるため、「船着場のある家」で合宿する少女達。
その家で過去に起こった事件。
同じ日にすぐ近くで起こった事件。
その真相が当時幼かった主人公たちの目を通して浮かび上がってきます。
いいですね〜。
美形ぞろいなところはつくりものっぽいですけど。
最後に一応(予見できますが)どんでん返しっぽいのもありますし。

桝野浩一『ますの。』
ヘンな短歌にはまってきたかもです。
最初は『ドラえもん短歌』を借りようと思ったのですが、『ドラえもん短歌』は一般募集したものを桝野さんが選んでいるわけで。
じゃあこの人どんな人なの?と借りてきました。
すごいデカ文字ゴチックです。
笹さんと比べると、下っぽいのあり、ですが、57577のリズムからあまり離れないのでその点は好き。
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98 まりかちゃ

2006/05/23 00:31

Qちゃんが、「鉤爪」読んでるーw

風雲さん、PC機嫌が直るといいですねーwその昔、ネットに繋がらない、カキコできないって泣いてたことがあったのを思い出しました。
隔世の感があったりしますが・・・

今読んでいるのはカドフェルのシリーズ。
本屋によったら、、、トラップにすっかりはまってしまい『信長の棺』なる本を買ってしまいました。75歳で作家デビューした方が書いた歴史ミステリらしい。好奇心がくすぐられてしまいました。
いつ読めるのだろう・・・?

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99 mamath

2006/05/24 00:11

エリック・ガルシア「鉤爪プレイバック」読んでる途中なのに、
映画館の帰りに買ったクレイ・グライス「セントラルパーク事件」を我慢できずに読み始めてしまったというのに、
ご好意で貸してもらったハリーポッターに浮気してしまった。
明日からは「セントラル…」に戻り、「鉤爪…」読む予定です。

そこそこに読んでますがちょい前に読んだ「ミラーダンス上・下」がよかったです。
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100 mamath

2006/05/24 00:14

妻さん
「水の底」読んじゃった(?)んですね〜。

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101 ウイング妻

2006/05/24 06:45

mamathさん。
「水の底」読んじゃいました。
みつきさん宅に寄るとき、車をとめさせてもらった本屋さんで買って、早速。
またディズニーのお宮と一緒に、みつきさんに送る予定なのです。
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102 風雲

2006/05/24 21:30

生田紗代『オアシス』
初読みです。
なんか賞もらってます。
突然家事を放棄してしまった母と、社会人の姉と、コンビニでバイトしている主人公の女の子の3人の生活を描いた作品。
妙に盗られた自転車にこだわる主人公。

……なんか全然すっきりしません。
母の気持ちもわかんないし。主人公のこだわりもわかんないし。
わかんないなりに日々は転がるということですか?

>ディズニーのお宮
最初何かと思ってしまいました。スケバン刑事みたい。
おみやげですよね(^_^)

PCのご機嫌はまだよろしくないようで〜どしたのFUJITSU
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