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タイトル : そして春は来る。今本3の8

1 mamath

2006/02/01 21:16

記録的な寒さを残した年末から少し時がたって今日から2月です。
例年で言えば寒さも本番、
雪よ岩よ我らが宿…じゃなかった(笑)、
冬の最中の様々な事象に心驚かされたり目を見開かせられたりしているはずなのですが。
今年の雪は過疎で老人ばかりの山村の家屋を潰していたり、
降りすぎてスキー場を閉鎖したりと、
なにやら綺麗なイメージを崩してくれています。

冬篭り、寒くて寒くて。
でも、いつか春は来る。
それを信じて行かなければ、
心に積もる雪の重みに潰れてしまいそうな日もあります。

丸まった手足を伸ばし
縮こまった体を丁寧にのばし
明日の春に備えましょう。

なんたって我々本好きには本がある。
逃避行も、前向き前進も、匍匐前進も、
後方前進(戦時中の後退はこういうような言葉で命令されたらしい。そんなことを知るのも本のおかげか?)も
本と一緒ならなんでもできる。

さて、ロムラーの皆さん!(もちろん常連の皆さんも♪)
ここは本の好きな仲間が本のことを好き勝手に話せる場所です。
競って語って下さい、あなたの好きな本のこと。

こんな本読んだ、あんな本知ってる?
基本は一つ。本が好き!!

今本トピも皆様のおかげで3クール8回目。
本好き連みんなのカキコでなってます。




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2 たらこ

2006/02/02 12:08

わーい、一番だ!
初めてじゃないかなぁ。。

伊坂幸太郎「死神の精度」読了。

伊坂さんの評判をよく聞くので、読んでみたいなぁ・・と思い、この本を図書館で予約してみました。
よく行く本屋さんにこの本の紹介があり、その紹介に「伊坂作品をまだ読んでない人におすすめ!」と書いてあったので、これはいいやーと(笑
その紹介は間違ってなかったと思います。
とても読みやすかったし、内容も楽しめました。
短編6作品が入った「クールでちょっとズレてる死神・千葉」が活躍するという内容。
最後は「短編」で終わらせない、「やられたっ」という締めくくり方で、全体のバランスも絶妙でした。
もっとこの人の作品読んでみようっと(笑
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3 風雲

2006/02/02 15:18

2番だー。
加納朋子『てるてるあした』読了です〜。
絶対はずれじゃないはずなので、初めて著者の後にしよう、ネガティブっぽい作品の後の口直しにしよう、と積読にし、とうとう延長手続までとってしまった本。
さすがに2回目の延長をしてしまうと読めなくなるかもしれないので、読みました!
どうしようもない両親の夜逃げのおかげで、あこがれの高校進学をあきらめて、遠い親戚が住むという田舎・ささらにきた照代。
特別なことは特別な人に起こるものだと思っていたのに、不運をいっしんに受けてしまったと怒る照代に、差出人不明のメールやら、少女の幽霊やらが現れて……
じんわり、と効いて来ます加納節。
怒る理由もわかるけど、まわりのキモチもわかるから。
もちろん前作『ささらさや』の登場人物たちもちゃんと出てきます。
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4 ウイング

2006/02/02 18:56

「三国志 一の巻 天狼の星」北方 謙三 読了。
劉備・曹操・孫堅 らが中心となった後漢末の話。
乱世の時代を生き抜く彼らの出会い・野望・悲哀。
それぞれの立場から交互に描いており、なかなかおもしろい。
地名か出てくるたびに巻頭の地図で場所を確認しながらと忙しいところもあるが、それも一興か。文は読みやすかった。

次は、「グイン・サーガ70 豹頭王の誕生」栗本 薫。
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6 らる

2006/02/03 00:05

森博嗣「Θ(シータ)は遊んでくれたよ」を読みました。
次々と投身自殺が発生します。死体には口紅でΘの文字が。
森先生の新シリーズ2作目です。1作目より面白かったと思います。旧シリーズの人たちが出てきたせいなのかな、、?
謎解き役の海月君が無口で、感情の描写なども無いので何考えてるか、どんなやつなのか謎のまんまです。どうなるんだろう。
新シリーズではあるのですが、一番最初に答えにたどり着くのはやっぱり犀川先生ですね。
あと、また四季博士の影がちらほらと、、、わくわくしました。
新シリーズのミステリィは大人しい感じがします。シリーズ全体で徐々に結びついていくのでしょうか。裏に大きな謎が隠れていそう。たぶんそれは四季博士?? これからが楽しみです。
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7 風雲

2006/02/03 21:51

てへv てんころさんに感謝されちゃったい。
今日は『我が家のお稲荷様。』4巻読了。
前回出てきた鬼の証である封印少女シロちゃん。
鬼のところから脱走してきました。
謎の少年とのんびり巨乳少女の正体は!?
前回はクロネコ宅急便が出てきましたが、今回はネコタクシーが出ました。

今日の電車読書は青井夏海『スタジアム 虹の事件簿』
やっぱ連作短編はよいな。
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8 風雲

2006/02/05 20:03

青井夏海『スタジアム 虹の事件簿』読了♪
タイトル通りほぼスタジアムが舞台。
探偵役は東海レインボーズの女性オーナー。だんなさまが亡くなってしまって後を継いだものの、とっても野球音痴。
毎度試合の最中にちょっとした事件に絡むことになります。
私は野球は正直どうでもよいほうですし、試合の状況がわからないといえばわからないのですが、それでも楽しめました。
もちろんそれは、レインボーズの面々の名前が色の名前で、最下位争いしている難波マシンガンズの面々の名前が関西の地名、というところがわかりやすいからかも。
多少強引なところもありますが、デビュー作ということで目をつぶれると思います。

現在のおうち読書はいしいしんじ『麦ふみクーツェ』
う〜んどうなんでしょ〜。
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9 ウイング妻

2006/02/05 22:06

「グイン・サーガ外伝16 蜃気楼の少女」読了。
本編では主人公のグインちゃんが出てこなかったけれど、
外伝ではチョコチョコ出ておられます。
やっぱり、グインちゃんは存在感がありますね。

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10 mamath

2006/02/06 21:50

お二人さん(風雲さん、てんころさん)
あんまり気になるカキコをせんでくれ〜〜〜〜〜。
明日注文してきます「この本が世界に存在することに」。
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11 mamath

2006/02/06 21:53

あ、ちなみに
「この本…」と「れんげ…」名古屋市もうちの市町村の図書館もほとんど借り出されています。
密かな(砒素かな、はやめい!フジツー。確かに本断ちをしようとしている人には毒かもしれないが。笑)ブームになってるんじゃあ?
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12 kao

2006/02/07 12:35

倉阪せんせの本「活字狂想曲」
倉阪せんせが校正者だったころのエッセイ。
いろいろ、おもしろいネタが転がってます。
結婚式で言ったら嫌がられるだろうなあ(笑
私は見ていて笑ってしまいました。
最後なんて、あんまり予想どおりなんで爆笑です。
カッコイイ。
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13 ウイング妻

2006/02/07 20:35

「グイン・サーガ67 風の挽歌」読了。
グインちゃんの1巻の頃の約束がようやく果たせ、いい話でした。
でも、68巻は波乱の幕開け、と言う予感の終わり方。

グインちゃんの律儀なところが、良く描かれていました。

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14 ウイング

2006/02/08 23:18

「グイン・サーガ70 豹頭王の誕生」栗本 薫 読了。
とうとうグインが王に。
でもけっこう早かったなという感もします。
パロではナリスの反乱が、いよいよという感じだし。
イシュトヴァーンは、もう精神的にボロボロ。
ケイロニア・パロ・モンゴールと舞台を変えながらのこの巻。
今後の展開が気になります。

次は、「百器徒然袋−風」京極 夏彦。
久々の榎木津・登場です。
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15 #12

2006/02/09 00:26

「聖刻群龍伝 龍壌の刻3」読了。
前作で華麗な復活をとげた蛮人王の頭脳プレーが光り、シリーズを通して頭脳明晰な陰謀家だったアウスマルシア伯の落ちぶれっぷり、いつでも牙をむく準備が万全なレクミラーに、前世の記憶に反発しながらも引きずられそうな主人公デュマシオン。退場者が多くなり、いよいよ佳境なんですが……このペースで1年後にディアがどうやって帝都を包囲するのかがまったく見えず、それが楽しみ。

「博士の愛した数式」読了。
80分しか記憶が保てない数学者と、家政婦とその息子が織りなす純愛ストーリー。数学大ッ嫌いな俺が、店頭で2ページ立ち読みして購入決定したぐらい、数字が魅惑的に感じました。それに細かい表現方法がウマい。
珍しく流行りものを読んでハマってしまいました。

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16 たらこ

2006/02/09 11:52

萩原浩「噂」読了

荻原さんの作品、初挑戦です。
「噂」は聞くところによると、荻原さんの作品の中でも異色作らしいです。
いつもはコミカルな作品を書いているらしいですね。
今回はシリアスな殺人事件などが起こるミステリーものでした。
内容はとても読みやすく、主人公の刑事さんが渋谷の若者と交流する場面には思わず「ふふふ」と笑ってしまう事も多々あり、良作でした。
そしてなんと言ってもこの作品は、「最後の1行」がすごい!
もうこの1行を読んだだけで、いままでの話しを一気に反芻し、そして恐ろしく背中が寒くなります。
これは参りました。
他の作品も読んでみようと思いました。


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17 風雲

2006/02/10 20:34

雪乃紗衣『彩雲国物語 心は藍よりも深く』
前回通勤電車の中で泣きそうになったのに、また電車の中で読んでふるふるとなみだ目で震えた進歩のないワタクシ……(^_^;)
うわーん影月ー香鈴ー!!お師匠さまー!!
姫さん啖呵きりまくりだー!!そして以下次号ー!!
……なんつーとこで切ってくれるのか(T_T)mamathさんじゃなくても叫んじゃうね。
次の『光降る碧の大地』が今月出てて本当によかったよ。
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18 らる

2006/02/10 23:13

クリストファー パオリーニ 「エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉」
主人公は、辺境の農村に住む少年エラゴン。
エラゴンがドラゴンライダーとなり巨大な敵と戦いながら成長していく姿が描かれています。といっても逃げ回っているだけですが。
登場人物はみな魅力的で、お話も僕の好きな展開で楽しく読めました。
僕なりに良かった点
・エラゴンが危なっかしい。(主人公が成長するのが楽しみ)
・ドラゴンが無敵ではない。(ドラゴンも成長します)
・全体的にスピード感のある展開なのですらすら読める。
難点は、タウンページより分厚いので電車の中で読むと腕が痛くなる点です。
この作家さん、まだ二十代?かなり将来が楽しみな作家さんですね。良質のファンタジー本をいっぱい書いてもらいたいです。

最近、書き込みの量が少なくなってしまいましたが読書量は変わっていません。仕事関連の本の比率が増えたようです。
次に読む予定の小説は、、、
「聖刻群龍伝 龍壌の刻3」
「ドラゴンライダー2」
「ヤマネコ号の冒険」
このあたりを読んでいきます。
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19 mamath

2006/02/11 02:05

風雲さん
愛してる〜〜〜!!(おい)
彩雲国出たのね?!
アマゾンで確認して大感激。(ちっ!先週映画に行けたなら現物も手に出来てたろうに…。地元の本屋を3日に一度は行って確かめているのに置いてないのよ〜〜〜。)
明日は映画になんとしても(笑)行って、オタク書店でゲットしてくるわ!!

「幽霊探偵からのメッセージ ミステリ書店1」 アリス・キンバリー ランダムハウス講談社 読了
ま〜、コージーかユーモアミステリーかと思ってたらなんと申しましょうか〜、
ハ−レクインっぽいところもあり(う〜)、
ミステリ書店の近所の人たちが集まってラストの謎解きのところに
「これじゃミステリの品評会だわ!」とヒロインが叫んじゃう脱線ありだし〜、
アメリカ現代事情がちらほらするし〜、
でよく言えばいろんな要素がコラボレーション…なんだろうけど、
私はよく言わない人なので(こらこら)
どれをとっても中途半端、という感じでした。
ヒーローの幽霊探偵の死因のなぞが気になるけれど
それがこの1並みの謎解きなら勘弁してくれと思っちゃう。

「僕はイーグル1」「僕はイーグル2」 夏見正隆 徳間読了
分厚い新書に稚拙な(失礼!)イラスト
現役のパイロットが書いたイーグル戦闘機乗りの話…のはずが、
ほとんど壁本だった。
大体しょっぱなから、彼女の結婚式に呼ばれた主人公が後ろ髪引かれるところから始まって、
アホな絡みが多すぎるし、
敵対役を全て単純な権力バカばかりに描いているのも現実味がなさ過ぎる。
人間不在の小説なんて読んでてうれしくもなんともないわよ〜。
戦闘機の操縦シーンだけは緊迫感があっていいんだけどなあ…。
読みながら古処が読みたいよ〜〜〜と嘆いてしまった。

で、軍隊系ガチガチストーリーのシーフォートシリーズの未読を引っ張り出そうと思ったら
「突入!炎の叛乱地帯 上」が見つからなくって「下」から読むことに。(笑)
いいんだ、これ、シリーズの5作目だけど、4作目までほとんど忘れてるんだから、5の下でも、しくしく…。
新刊で買って放っておいたら、少し黴っぽい…。
2000年刊なんだってことにいまさら驚く。7の下まで何時読めるんだろうか…。(笑)

BOに処分の箱が空いているので「銀河英雄伝説コミックス版」をつめるついでに1から9まで読了。
改めて、いい男は帝国側に多いことに気付かされる。(笑)
でもやっぱ、ヤンが一番!!男は顔じゃない!(爆)
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20 mamath

2006/02/11 02:17

補足
シーフォートシリーズも一巻目のイラストが、
これがハヤカワのSFなの?!っていうイラストで
なのに内容がメッチャ良くって嵌ったという昔話あり。(笑)
主人公真面目で有能な男。
なのに、私生活ではぼろぼろで(悪い奴じゃない、真面目が災いするのよ)、
なのになのに、出世だけはドンドンしちゃって、悲観して修道院に入って自分に鞭打ってしまったりする不幸な不幸な人なのよね。
それでシリーズ終わったと思ってたら復帰して(笑)、
え〜そんなのありか〜と思いつつ積んであったのです。
やっぱ、シーフォート好きだもの。(笑)
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21 ウイング妻

2006/02/11 18:54

「しゃばけ」畠山恵著。
ここでもカキコされていて、気になっていた1冊。
文庫本になったのをきっかけに読んでみました。

いいですね。
廻船問屋長崎屋の若旦那は、小さい頃から病弱。
少しのことで熱を出し、寝込んでしまう。
だから、家族の者や、店の者もものすごく過保護に扱っているのだが、若旦那自身は、中々しっかりした考えを持っている。
その若旦那のまわりには、妖怪だらけ。
小さい頃から妖怪に囲まれて育っているので、若旦那自身は何とも思ってないけれど、
妖怪たちに好かれている。
その妖怪たちも健気に若旦那を守って、なんともいい感じ。

後半、なぜ若旦那のまわりに妖怪たちがいるのかわかり、
思わず「それほんとうなの」と、本に向かって問いただしていました。


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22 風雲

2006/02/12 11:45

>らるさん
『エラゴン』……あのぶっといの電車で読んだんですかー?すごいですねー。
先日映画を見に行ったら『エラゴン』のちらし置いてありました。
いつだったか失念しましたが、映画化だそうですよ。
なんだか児童書ファンタジーは出るやつ出るやつ「映画化!」の触れ込みですね。
触れるだけ触れてなかなか実現しなかったりするんですが、ちらしがあったということはそんなに待たなくてもよさそうです。

>mamathさん
『彩雲国物語』ゲットできましたか〜?(^_^)
私はじりじりしますが予約票を出して順番待ちです。

先日のカキコ忘れ。
矢崎存美『幽霊は身元不明』
前作『幽霊は行方不明』に続くシリーズ第2弾。
お金持ちの家に招かれたインチキ占い師咲子(本人はそう思ってない)と弟・真人と守護霊・美海。
行方不明になってた長男が帰ってきたものの、記憶喪失。
DNA鑑定までして本物だとわかっているのに「ぼくはここの息子じゃありません。間違いです」と言い張る本人。
どうやら彼に憑いてる女性の幽霊がカギを握ってるみたいなんだけど……あなた、いったいダレですか?
著者はひねりがないまぎらわしいタイトルだ、とあとがきで言ってますが、これはこれでいい感じだと思います。

昨日読了したのは森福都『漆黒泉』
もともとはホワイトハートでデビューした人みたいだけど、出てるのはほとんど単行本という珍しい人。
8歳のときに婚約して、結婚しないままなくなってしまった夫。
それが、政敵による暗殺だなんて!? 大女の芳蛾は黒幕司馬光に復讐するため宋の都へと駆ける。
どうやら鍵は漆黒泉……舞台がもし日本ならば「くそうず」ですね、石油。
愛しい人の本当の姿、旅でであった人の巡り合わせ、人の胸に湧く漆黒の水……
表紙も真っ黒で白い睡蓮があしらってあるのですが、そんなに暗い話でもありません。
芳蛾の猪突猛進なところやら、連れののんびりとしたテンポのおかげでしょう。
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23 mamath

2006/02/12 13:28

「彩雲国物語 光降る碧の大地」雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫
 読了♪(ハートマークにしたいよおおおおお、笑)
昨日、映画と日展を見に行く途中で買いましたわよ。
(何故か着付けにと〜んでもなく時間がかかって、朝10時の1回目上映に間に合わなかったんですね。
やっぱり鏡を見ないで着付けしてはいけません。爆。)
影月編の終わりですね〜。
あらすじ書いちゃうと士道に外れる(笑。風雲さんが未読ですもんね。)んで、今回略しますが、
一言、”劉輝、漢(おとこ)だねェ♪”
一難去ってまた一難、またまたやばそうなやつが出て来たんで、
先が長そうだなあと思ったり。(ちょっとため息。笑)
いやいや、”いい奴”がみんなカッコいいからいいの!!(笑)

映画が始まるまでの時間が長かったので、本屋にしっかり居ました。
(2軒。笑。おまけに映画の後ももう一軒。爆。
古処の新刊見つからなかった。)
真瀬もと(「帝都闇烏の事件簿」の作者)がハヤカワでミステリをハードカバーで出していて、
へえ、って思わず手を出しそうだったけど我慢しました(笑)
初めての大人向け本格ミステリだそうでう〜むう〜むとなったけどね、
時代設定が闇烏のころで、主人公が貴族探偵で…に、
文庫になってからでもいいかって思ったのです。

あと「図書館戦争」っていうハードカバーも気になりました。
誰か読んで面白いかどうか教えて〜。(笑)

主上の夫君の新刊も出ていて、結構面白そうだったんだけど、
ホラーって書いてあったので桑原に逃げ込むことに。(笑)
売れるといいな、で、主上にも弾みがついて…

泰麒を早く助けてやってくれい!!(><)
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24 mamath

2006/02/12 13:32

エラゴンほんっとに分厚いわよね〜。
アラバッドとか、最近の児童向けファンタジーは
量を競っているのか?!っていうほど厚い。

書見台に置いて読むわけじゃなし、なんなんだ?!っていいたくなります。

で、それを持ち運んだらるさんって凄い…。(笑)
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25 みて太

2006/02/12 14:50

『図書館戦争』・・・読んでないけれど、偶然今開いている「本の雑誌」の最新号で大森望が2006年最初の傑作と取り上げているので。

1954年の日本図書館協会の<図書館の自由に関する宣言>
@図書館は資料収集の自由を有する。
A図書館は資料提供の自由を有する。
B図書館は利用者の秘密を守る。
C図書館は全ての検閲に反対する。
D図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結してあくまで自由を守る。
・・・これは本当にあるのかな、風雲さん?

公共良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」が成立。
上記宣言を掲げ図書館を牙城に検閲に抵抗する図書防衛隊との戦い・・・らしい。
新米図書館員のヒロインと鬼教官との新兵訓練コメディに始まる、<検閲対表現の自由>の明朗青春活劇。
設定が設定だけに一歩間違うと薄っぺらな戦争ゴッコ小説になりそうだが、リアルな現場感覚と魅力的なキャラで、だんだんありそうに思えてくる傑作だとのこと。

なんでも誉めてしまう大森の評は私としてはあんまり信用できないけれど、これは面白そうですよね。1600円・・・買ってまで読もうとは思わないけれど、まあ、文庫落ちか図書館(最近行ってないけれど)で見つけたら読んでみようかな。

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26 風雲

2006/02/12 22:23

>・・・これは本当にあるのかな、風雲さん?
イエス!!
公立の図書館でこれが館内のどこにも掲げてないところはかなり珍しいかと思いますよ?
作者、有川浩ですよね? 自衛隊&特撮好きな。
文章はうまいと思うのでみつけたら私も読むかと思います。
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27 ウイング妻

2006/02/12 23:35

「エンド・ゲーム」恩田陸著、読了。
読後の感想、わけわからん。
これが単なる恩田さんの作品なら、それはそれで受け入れられます。
これまでも、わけがわからん世界のものを読んだことがあったので。
それが、「常野物語」と書いてあるので、受け入れられないのですよね。
なんのこっちゃーーーーー、という感じでした。
壁本まではいかないけどね。
一気に読んでしまったのは、惹きつけるものがあったけど、
最後までわからなかったです。
誰か読んで解説求む、です。
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29 mamath

2006/02/13 21:07

みてたさん、風雲さん、感想お待ちしてます。(笑)
お二人が褒めたら読もうかなと。
題名に惹かれても腰が引けちゃって。(笑)
だって、おたく書店はラノベの机に平積みしてあったんだもの。
おまけにネット小説が本になったやつの隣。(笑)

「喪の女王3 流血女神伝」須賀しのぶ 集英社コバルト文庫読了
彩雲国と共に一昨日買ったもの。
なんでまたまったくもう、駅の本屋は彩雲国もコバルトも置いてあるのに新刊ちゃんと入れないんだろう、ぶつぶつ。
シリーズを置いておいたら新刊でたら平積みとまでは行かないまでも、最新刊は切れないようにするのが売り上げ増に繋がるんじゃないか、
私が書店にいたころはそんなことは当たり前だったのに、
(やらなかったら絶対店長に怒られたわよ。)
やる気がないのか?!
って、まあ、名古屋まで一時間もかけて本を買いに行くのが面倒なだけのぼやきなんだけれど。(笑)
おっと本の感想がまだだった。(笑)
ま〜いろいろ変転を重ねた我らがお元気ヒロインはとーとー修道院に預けれられることになりまして、
ファン一番のひいきヒーロー、エドもやっぱり付いて行きます。

前回のあとがきにファンからの反応が沢山あったらしく、
作者が今回のあとがきで一言言ってますが、
ふざけるな!バーロー!!と密かにここで言っておこ。(笑)
作者自らが第一巻を読み直して、「おいおいエドとくっつくんじゃねーかよ」と前巻のあとがきで言ったわけですが
(つまり読者と同じ目線ですな)
ファンからの反応の多くが
エドと結ばれる可能性は無いの?!と
気づいたからにはエドとハッピーエンドにしてくれるのよね?!であったことに
驚きと共に嘆いているのです。

”先の筋も何も知らない読者視点で「帝国の娘」だけ読めば、
まあ、これは普通にエドとくっつくと思うよなあ…と感じたというだけの話でした。
まあ、くっつくかくっつかないのかは、ラストで見てください。
しかし本当にみんな、そういうことが一番気になるんですねえ…
…ていうか、そういうネタにしか本当に反応が来ないっつーか…
…はは………”(原文ママ)

ふ・ざ・け・る・な!!
って〜の!!
ヒロインがハッピーエンドになるかどうか気にならない読者がどこにいるかってんだ?!
ましてや、先を何も知らないだと?!
当たり前じゃないか、書いてるのはあんたなんだから!!
ヒーローヒロイン話じゃなきゃコバルトじゃあ発表舞台が違うだろ?!
ブルーブラッドもキルゾーンも話をきっちり納めなかったあんたの話を延々と読んでるのは、
エドとカリエのハッピーエンドが見たい、ただそれだけなんだ!
ふーっふーっ!!(鼻息。爆)

でした。(あう…)
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30 ウイング妻

2006/02/14 20:59

「いつかマのつく夕暮れに!」喬林知著、読了。
前巻の続き。
真魔国世界に友達の村田くんも来てしまったけれど、
疑うことなく、変になじんでいる。
真面目なイメージが、けっこうおもしろいキャラですね。
今アニメは、何となく真面目ムード。
村田くんも落ち着いた雰囲気だけれど、けっこうオチャラケキャラもいいですね。

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31 風雲

2006/02/15 19:48

小路幸也『高く遠く空へ歌う歌』
パルプタウンフィクションシリーズ第2弾……ですが、前作に出てきたキャラは後半にちょろっとでてくるだけです。
10人目の死体を見つけてしまった少年が主人公。
9人目は彼の父でした。
なんだかやたらと見つけてしまう自殺者たちは、一様に死ぬ理由がわからない……。
そう、世の中には<違い者>と<解す者>が存在するのだ。
一応、今回もタイトルにあるように歌がちょっとしたキーワード。
前作のほうが面白かったかなぁ。

時雨沢恵一『キノの旅 \』
いつもの通り、キノと喋るモトラド・エルメスが掛け合いながら旅をする短編集。
いつもの通り、あとがきや作者紹介写真で遊ぶ。
……今回は表紙カバーの裏にもびっちり文章入ってて、図書館的には迷惑な一品。
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32 風雲

2006/02/17 21:34

昨日読了の電車読書本。深沢美潮『新フォーチュン・クエスト外伝2 パステル、予備校に通う』
冒険者試験に落ちちゃったパステルが、合格するべく予備校に通い、授業料と生活費を稼ぐべくバイトするお話。
ファンタジー小説なのに、妙な生活感あふれるこのシリーズ、好きだなぁ。
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33 ウイング妻

2006/02/17 21:53

「ミミズクとオリーブ」芦原すなお著、読了。
一見大人しそうなお料理上手な奥さんが、話を聞くだけ謎を解いてしまう、という話。
謎解きよりも、夫婦の会話がほのぼのとしていて良かったです。
謎解きの時、「あなたが尋ねてみて。答えるから」と奥さんが言っていた台詞。
なかなかいいですね。
私だと、と想像すると、夫婦漫才になって、謎解きから離れてしまうだろうな。
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34 ウイング

2006/02/17 23:04

「百器徒然袋−風」京極 夏彦 読了。
おもしろかった。今回、関口さんは登場しないが、かわりに事件に巻き込まれる本島くんが、なかなかおもしろいキャラだった。
まわりとのかけあいのシーンは、思わず笑ってしまうところもあった。
京極堂の謎解きと榎木津の暴れぶり。いやー、痛快でした。

次は、「夢幻戦記14 総司紅蓮城(下)」栗本 薫。
(上)を読んでから1年半待たされました。
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35 てんころ

2006/02/17 23:04

「図書館の神様」瀬尾まいこ
心の傷をおって惰性に講師生活を送る主人公と文芸部の部長が、図書館で日々を送った一年間のお話。結構重いものを含んでいると思うけど、この方独特のさらりとした読み心地で読了〜。感想っていうとなんだか難しいんですが、面白かったです。本の世界は新しい世界が詰まっているって心から楽しむ部長の垣内君の姿には共感します。
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36 てんころ

2006/02/17 23:12

>風雲さん
フォーチュンクエストの魅力は妙に身近な生活感ですよね〜。
私もそこが好き。どこまで読んだかわからなくなっちゃいましたけど(^_^;)

>おおっ!ウイングさんとピタリ賞ですv
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37 ウイング

2006/02/19 00:04

「夢幻戦記14 総司紅蓮城(下)」栗本 薫 読了。
めずらしく1日で読んでしまいました。
芹沢鴨を切った沖田総司のまわりの人間への疑惑やほのかな恋心などを描いている。史実と照らし合わせながら、うまくSF的要素をからませていると思う。

次は、久しぶりのミステリーランド。
「透明人間の納屋」島田 荘司。
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38 らる

2006/02/19 00:47

千葉暁「聖刻群龍伝 龍壌の刻3」
帝国を上手く治めていた伯爵陣営にほころびが発生しました。
徐々に情勢が変わりつつあります。
謀略のアウスマルシア伯爵と主人公デュマシオンの戦いは次で決着がつくのかな? 楽しみです。
最近、眠れる獅子レクミラーがでてこないが、、、レクミラーとの戦いは次のシリーズになるのかな、、、

クリストファー・パオリーニ「ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼・上」
エルフの国にたどり着いたエラゴンはドラゴンライダーとしての修行を開始します。エルフの国にたどり着くまで何も無いので、、、ちょっと退屈でしたけど、修行を開始してからは結構面白くなってきます。スターウォーズの ヨーダとルークの修行のシーンを思い出してしまいました。 イエス・マスター!
エラゴンの従兄ローランも徐々に帝国とドラゴンをめぐる大きな戦いの渦中に巻き込まれていきます。
さてこれからどうなっていくのでしょうか〜楽しみです。
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39 mamath

2006/02/19 14:18

「突入!炎の叛乱地帯 下」デビッド・ファインタック ハヤカワSF文庫読了
いや〜もう、6年も寝かしておいたなんて私はなんてバカだ!というほどの感動ものでした。

17歳で士官候補生として国連宇宙軍軍艦に乗務したニコラス・シーフォート、究極の敵地球外生命体と戦い、様々な困難に遭遇します。
軍の幹部になったり、
国連事務総長になったり(ほとんど地球大統領の地位らしい)
引退して士官学校の校長になったり、名を上げて行ったのですが、
その職責の中で最良の手段をとるとことで人類の幸福のために尽くすのですが、
それが、自分の周りのものは特別扱いなんてことはしないので、
最愛のものを次々と失ってしまうのです。
(”「あなたの為に死ねることを誇りに思います」みたいな部下たちの熱い愛が最高。問答無用で全巻読みなさい。人生が薔薇色になること必至。”というのがこの前巻「決戦!太陽系戦域」のアマゾンの読者の感想。う〜ん、解る〜。笑)
自分のために死んでしまった部下たちへの自責の思いがシーフォートを修道院へ行かせるのですが…。

今回はシーフォートの息子とシーフォートに付き従ってきたアダム・テネアの息子が大きな働きをします。(良きにつけ悪しきにつけ…)
魚と呼ばれる地球外生命体に襲われる前にも、人類は中・上流階級の”アッピー”と”トランニ−”(住居不定のトランスホップ)たちに分かれていたのですが、
魚襲撃後、破壊と修復に多大に費用がかかり、トランニーたちの貧困は究極なものとなり、
昼中は各々のトランニーの縄張りを通るだけで”イニフォ”(賄賂が語源らしく、
様々な交換用の物、缶詰が多いらしい)が必要、
夜は通るだけでぶっ殺すなんて状態になっている。
(しかも、シマ(縄張り)によっては、食べるらしい…)
そのトランニーたちの所に供給されていた水道が、
アッピーたちのタワー(高層ビルってところか…)に水を回すために止められる。
物々交換と暴力だけで生きているトランニーたちは何ゆえ水が止まるのかわからない。
そうした中に投じられる一石。
ドミノ倒しのように転がり広がる惨禍、”そんなはずじゃなかったのに”そうなってしまう課程が、上手い〜、ファインタック〜!!
になるのです。(笑)

シーフォートの視点だけでなく、今回何人かの登場人物の視点でストーリーが語られるので、物語の奥行きが深まります。
軍によるトランニーたちの殺戮のあと、長く一緒に暮らしてきた女を捜す老人の姿に涙してしまいます。

”「それ以来、俺はあの女を探しているんだ。
このごろはもうかわいいというわけでもねぇんだが……子どもの時
からいっしょだったんだ。
おれなしで彼女が死んじまうなんていいことじゃねぇ」
「クリナ(老人の名前)…」ハルバーの声は驚くほど優しかった。
(ハルバーはトランニーの一部族サブのリーダー。気に入らないと
すぐに暴力を振るう。
そのハルバーが本当は…教育を受けて、生活が衣食住に困らないものであったなら、ああ、…めっちゃ凄くていい奴なんだってことが
この態度でわかるのよ〜。)
中略
「おまえか、リシア?」かれは足を引きずりながら、あたりにころがっている死体の一つに近寄った。
「おまえかい?」”

この章の語り手であるプークの人柄を示すこんなところも。
”ゆっくりと、おいらたちは死体をまたいで次の駅まで歩いていった。
トンネルにこんなにいっぱい死体があるなんて信じられなかった。
プラットホームによじ登った時、誰かの手を踏んづけた。
「ごめん」思わずつぶやいた。
死んだやつはそんなことかまわねえのに。
これからもあまり気にしないだろう。”

もーもー感動のラストまでこれですもん〜。
それぞれがそれぞれにっとっての”まっとうな理由”で自然に動き回るだけでこんなにも広く深い物語をつくっちゃうファインタックに最敬礼。
そしてきっと翻訳に苦労したに違いない野田昌弘(まだご存命とは…不敬かな?笑)に感謝!

まだシリーズ4冊積んであるのが嬉しかったりする。(爆、っていうか馬鹿?)

で、「突入!炎の叛乱地帯 上」読了(爆)
え〜もう、出張の帰りに寄ってしまいましたわよBO。
うわわ〜シーフォート全巻置いてあるし〜!で
即効買いですね。(笑)
下を先に読んでよかったの巻でした。
一人称で語られるうちの一人がどーにもこーにも嫌な奴で
そいつが後半にどうなって行くのかを知らなければ
読み進むのが嫌になってしまったに違いないほど上手な人物の書き分けです。(笑)
積読のどこかからもう一冊の上が出てきたらどっちをお取り置きにするか迷うわよね。(笑)

でもって、
なんで見つかるの〜?!と嘆きたくなった「ローゼンクロイツ」
の欠本全巻購入と共に読了。
そうかそうか〜そうなるのね〜と斜め読みで決着。

もう一冊、斜め読みしかしないのに!と一瞬迷った
「僕はイーグル 3」も買ってしまって、
月に10冊しか買わないという宣言のなんと軽く破られることか…(爆)
月に20冊読むとして買うのが10冊ならば、年間120冊は減ると安易な計算してたんだけどなあ…。(笑)
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40 mamath

2006/02/19 23:05

「僕はイーグル 3」読了
壁と解っててなぜ読む私?(あう!性としか…)
敵役を描く時のドタバタさ加減が許せないのは1・2と同じでした。
全編ドタバタなら解る、でも味方役はシリアスに書き、
敵役は単なる馬鹿としか描かないのが浅いのよ!
ストやってた教職員組合の教師が修学旅行のバスをジャックして
自衛隊反対のために発進する自衛隊機の前に人質として並べるだあ?!
しかも「国のために命をささげろ」と生徒に言うなんざあ、
あ・あ・ありえねえんだよ、このドアホ!!と
本に向かって怒鳴ってしまいそうだった…。(乱暴者)
古い昔私の高校の先生もそれ系の人だったけれど、
「子ども(児童生徒)たちを二度と戦争に巻き込まない」のが
スローガンだった。
もう亡くなってしまった先生も自身長崎で被爆して、同じ医学部の
学友たちがみんな被曝死して、
医学から教職に移ってこられた。
敵役ならば全て貶める書き方がやっぱり大っ嫌いだこの作者。
人を見る視野が狭いったら!!

ファインタックを見習えっつーの。
敵役も適役の人生考え方があるってちゃんと書いてるわよ。
(その上で、う〜こいつやな奴〜と思わせてくれるんだ。笑)
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41 ウイング

2006/02/19 23:23

「透明人間の納屋」島田 荘司 読了。
少年時代に信頼するおじさんから、この世には「透明人間」がいるということを告げられ、そのころに密室から女性が蒸発するという事件も起こる。
透明人間の犯行と考えれば謎は解けるのだが、26年後の1通の手紙で、真相が明らかになるというミステリー。
少年の心の葛藤をうまく描いている。

次は、巷で話題になっている
「チャングム@−宮廷篇」キム・サンホン です。

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42 かなめ

2006/02/19 23:35

倉阪鬼一郎「死の影」読了。
読みやすく、サクサク読めました。いつもながら物語の掴みがホントうまいッスね。
怪しげな小男がポストに一通ずつちらしを放り込んでいくなんて、何が起こるんだろう?と思わせます。

新築マンションが宗教団体の運営で、胡散臭い入り口のない4階を抱えている。自分を人の目から隠した悪魔の手先と殺人を犯し続ける女。主人公は主人公で死んだ婚約者の小説だと隠して発表してベストセラー作家になってるし。
何か起こりそうな因子がいっぱい。
裏切られることなく物語は並行して進んでいくんだけど、もっと追いつめられてもイイかな、主人公。
物語自体はホラーで片付けられちゃうんだけど、ミステリーホラーの「ミステリ」のオチが最後にありました。イイね!

でも一番怖いのはあれだね、黒い虫。
カサカサいう黒い虫に良く似た(しかももっと足がいっぱいあるという!!)虫が登場するの。一部の人には相当怖い事間違いなし(笑)
殺人鬼の女の殺人の描写が結構エグイで、黒い虫とスプラッタが駄目な人は読まない方が良いよ。
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43 まりかちゃ

2006/02/19 23:55

「李歐」高村薫。

これはなんですかね?純愛小説になるのかねぇ?w
男同士だけど・・・
友情を越えたものがあるしなw
プラトニックなんですけどね〜。
で、ありながら非常に人間の暗い部分も描いている。光と影か。
ありがちなシチュエーションの中にあり得ないものを織り込んだというかそんな感じのストーリーで、壮大な物語に仕上げています。
読み終わった後、「有り得ねぇよ」と思っちゃうんですがねw
でも、そんなことを気にせず一気に読ませてしまうところは、さすが高村薫と思います。


「僧正の積木唄」山田正紀

ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」が起こった家でもう一度殺人事件が発生し、金田一耕助が事件に挑むというお話。
「僧正殺人事件」を知っていると二度楽しめるグリコのようなお話なのだと思うけど、私は未読なので、金田一の方を主に楽しみました。金田一に関しては良く書けていると思います。洋服が似合わない金田一耕助が可愛いですぞ。

「陋巷に在り」2酒見賢一

1巻を読んで「面白い。全部読みたい〜」と叫んだら貸してくれる人がいまして読んでいます。
面白いです。「陰陽師」みたいな感じで楽しめます。んで、現在3巻目に突入中。中国のなんか嫌らしい策略家の駆け引きが「うへぇ」と思うほどにヤな感じでどう対決していくのかしら?とわくわくしていたりして(笑)←性格悪い。
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44 鈴木(仮名)

2006/02/20 23:01

『国マニア』吉田 一郎 読了
珍国をずらずら紹介していておもしろかったです。ハローキティの図柄が入った金貨を発行する国があるらしいです。

>みて太さん
<図書館の自由に関する宣言>このあいだ図書館に行ったときありました。なんだこりゃと思って見てましたが。なーる。そういうことでしたか。

>ウイング妻さん
「ミミズクとオリーブ」芦原すなお 僕もたまたま先日再読したところです。夫婦の会話、ほのぼのとしてますね。メシ食ってるときに推理の話はしたくないからと、食後まで待たされたり、作中の時間の流れがのんびりしてますよね。

>まりかちゃさん
「李歐」はいまいちでしたか。いつか読もうと買ってあるのですが、そんな日が果たして来るのか、あやしくなってきました。

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45 ウイング妻

2006/02/20 23:23

鈴木さん、こんばんはです。
「ミミズクとオリーブ」ほのぼのとしていて、結構良かったので、続編も買っちゃいました。
といっても、本屋に行くと必要以上に買ってしまうから、
ということで、主人が別の本を注文するついでに、インターネットで買っていました。
本屋さん行きたかったよーーー。

で、キティちゃんの金貨ですが、実は私持ってます。
発行は、英連邦ニュージーランド領クック諸島。
絵柄は、歌舞伎を題材としたもの。
すっごく日本的なんだけれども。
金貨と銀貨と3種類ずつあったけど、全部買えないので、
可愛いガラのものにしました。


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46 mamath

2006/02/21 21:24

吉田菊次郎「万国お菓子物語」晶文社 読了
オランダ渡りの南蛮菓子から始まって、英米西欧の菓子、和菓子の名だたるものを歴史やらなんやらをからめて軽く紹介している本。

つい最近レンバスのことを#12さんが美味しい本の中であげていたけれど
レンバスのもとになったんじゃないかな?ってお菓子の表記を発見。

ドイツの菓子「レープくーへ
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47 mamath

2006/02/21 21:39

うっうっう。マウスをしおり代わりに本に挟んだら送信しちまった。
何のキーを押したんだ〜〜〜〜。(><)

めげずに続きを(爆)

「レープクーヘン」ドイツのみならずゲルマン系の地域で広く親しまれている蜂蜜入りクッキー、とのこと。
”香辛料が効きやや癖のある味覚食感”、とか
修道院で作られたとか(エルフと修道僧ってなんかイメージ似てない?今日気がついたんだけど。笑)

”レープクーヘンの呼び名についてはいくつかのエピソードがある。
このお菓子は、修道院ではリーブムと呼ばれていた。
(英語のリーフに音似てるし〜♪)
ラテン語で「平らに焼いた」という意味で、
これが転じてレープクーヘンになった、という説がある。
また、スパイスなどを多く用いるために、
体に活力を与え、(ルビ点付けたい!)
生命をみなぎらせる力がある(ルビ点!!!)ということで
レーベンスクーヘン<生命のお菓子>といっていたのが、
レープクーヘンに変化したという説もある”

も〜わくわくするじゃないですか。

でもって、既に誰かがこれについて書いているかもって、
「指輪」の解説本というか種本を探したんだけど、
行方不明〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(><)
つい一ヶ月ほど前までPCのそばに転がってたのに〜〜〜。
(前の職場の机周りの資料と本がまだ箱に置いてあるのよね。笑。
前はそれを未読のまま、机の下のボックスに入れてあったんだけど。)

どこへ行ったのか、ひょっとしてひょっとしたらBO行きの箱に詰めちゃったのかしら?しくしく。

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48 mamath

2006/02/21 21:41

しまった!

レーベンス(ルビ点!!!!!!!!!!!!!!)にしようと思ったのに。(笑)
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49 ウイング妻

2006/02/21 21:51

「天にマのつく雪が舞う!」喬林知著、読了。
マ王シリーズも早第7巻。
他の本も読んでいるので、3月のみつきさんの結婚式までには読めそうにないです。
って、まだ東京に持っていこうとしていたのか・・・、
ということはないですが・・・。

若葉の頃に読み終わると思います。
で、このたびは、親友の村田くんの正体が明らかに。
そういえば、ここのところはアニメ版で見てなくて、
前回のあらすじで、さりげなく言っていたけど、
この巻でも、パズルのピースがあてはまった、というかんじです。
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50 まりかちゃ

2006/02/22 01:09

>鈴木(仮名)さん

面白くないわけじゃないんですよ〜。
どちらかと言うと面白いと思います。
でも、、、
読み終わった後、「有り得ねぇ」って思うと思います(笑)
ぜひ、読んでみてくださいな。
男性が読むとどう思うか聞きたいわ。
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51 風雲

2006/02/22 20:17

光原百合『時計を忘れて森へ行こう』読了。
表紙の画家が昔からあんまり好きじゃないので後回しにしていた著者デビュー作。
主人公ののんびり女子高生が、体験学習でやってきた森で時計を落とし、迷い込んだ先でとある男性と出会います。
その人は、事実の欠片をつなぎ合わせて真実を織り上げることができる不思議な人でした。
主人公の抱える小さな謎に鮮やかな答えを見せてくれるのですが、なんだかものたりない気もします。
表紙の主人公らしき人物も全然イメージじゃないしな(←結局それが一番気に喰わないのかも。しつこいな)
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52 ウイング

2006/02/23 07:28

「チャングム@−宮廷篇」キム・サンホン 読了。
なかなか読みやすく、おもしろく読めた。
続いて「チャングムA−追放篇」キム・サンホン
に入ります。 
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53 ウイング妻

2006/02/23 21:33

「水車館の殺人」綾辻行人著、読了。
最初からいきなり残虐シーン。
苦手なんですよね。
ほとんどとばし読み状態でした。
でも、なんで殺人を犯したのか、動機が今ひとつわかりにくかったです。
でも、とばし読みに近いから、かも。
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54 鈴木(仮名)

2006/02/24 00:20

>風雲さん
『時計を忘れて森へ行こう』
そうそう、表紙の絵がな!
書店員に「変態」とか「ロ○コン」とかって思われるのではと、びびりましたよ。お金払って逃げるように立ち去りましたよ。恥ずかしかった。
あの絵のせいで。
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55 てんころ

2006/02/25 00:23

mamathさんからいただいた本
「チビ竜と魔法の実」富安陽子 読了〜
素直に楽しめました〜。キツネのママと人間のパパと3人の子供達の家族のお話。毎日どたばたで災難がつきない家族とのことだけど「災難をのりこえていくことは人生のたのしみの一つ」「影から逃げ出すことはできないんだから光のほうを見れば良い」ってとっても強くて、明るくなる良い話しでした〜。
続編もあるみたいですね。図書館にあるといいな。
あと、この本の大庭賢哉さんのイラスト好みです。
懐かしくて落ち着く可愛さ。

mamathさん、面白かったです!ありがとうございました〜。
名古屋の時刻表が挟まってましたよ。本の旅路を感じて嬉しい(笑)
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56 雨男

2006/02/25 12:48

「ぶたぶた」@矢崎存美 Dual文庫
風雲さんがほんわか雰囲気で書いて居た本。

バレーボール位の大きさ。
少し、くすんだピンク色。
ある時はべジーシッター会社の部長。
ある時はフランス料理の凄腕シェフ。
ある時はタクシーの運転手。
ある時は・・・

と、短編でぶたぶたが色々な顔を披露します。
一番好きになったのは、一番最初の短編。
最後の最後で。「小さい時から、ずっと一緒だったんですって」

うん。小さい頃は一緒に居たぬいぐるみと話が出来て。
一緒に遊べたんだよねぇ。で、結婚までしちゃったのか(笑
そんな事を思えちゃう本でした。

刑事ぶたぶたもイキマス〜〜v
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57 Q(らる)

2006/02/25 21:41

ハンドルネームを変えようかと思っています。
これからQになりますのでよろしくどうぞ〜。

クリストファー・パオリーニ「ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼 下」
最後の方でやっと赤き翼がでてきた、、、赤き竜のライダーは、やっぱりその人でした。
ヴァーデンと帝国の戦争、エラゴンの出生の秘密、赤き竜とそのライダー、エラゴンとローランの再会。後半の話の展開はすごい勢いでした。
早く第3巻でないかなー。
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58 mamath

2006/02/26 14:08

妻さん
一気読みしない妻さんの自己制御能力がうらやましいわ。(笑)
BSのマ王シリーズもとうとう終わっちゃいましたね〜。
ああ、土曜日朝九時(っても録画をみるんだけど、笑)、
これからは何を楽しみに生きていけばいいんだああ?!
グエンダル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!
TV版は第三者的視点で描いてるから、あんまりユーリ重点で見られないのよね。(笑)
ま、いいさ、4月から彩雲国になるみたいだし。(笑)

鈴木(仮名)さん、雨男さん
お久〜〜〜!!書き込みしてくれて嬉しいよ〜。

てんころさん
気に入ってくれたようで良かったです〜。
”「災難をのりこえていくことは人生のたのしみの一つ」
「影から逃げ出すことはできないんだから光のほうを見れば良い」”
って今の私に一番必要な言葉の気がします。
(最近根暗病がピークなんで)
それが自分が読んだ本がめぐっていったてんちゃんから帰ってくるのがとっても不思議。
時刻表の記憶は全然ないんですけどね、今度はラブレターにしようかな?(笑)

Qさん
もうこれ以上短くならない名前ですね〜。(笑)
二次会でお会いした時はQちゃんって呼んじゃうぞ。
(ってか、忘れてらるさんって呼びそう。笑)
Qさんがいっぱいカキコしてくれて嬉しいです〜。
ありがとう。
新しい人たちは、最初はみんな張り切ってカキコしてくれるんだけど
だんだん互いの本の趣味がわかってきて、これを書いても反響がなさそうだなって思うと書いてくれなくなってしまうんです。
それでも、たまにカキコしてくれれば、
ああ、まだ連に居てくれるんだなって思えるけど
何にも書かれなくなると、居るのか居ないのかさっぱり解らなくなるんですね。

”書き続けてくれるあなたが連の星”一句できたかな?<ALL(笑)

え?字余りだって?
知ってるわよ〜。(笑)


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59 mamath

2006/02/26 14:32

いかん!
レス書いてて、本文忘れた。(笑)

「ライオンと魔女 ナルニア国物語1」読了
もう30年も前に出ているものです。映画化の前にぜってー読む!
と書庫から引っ張り出しました。
実は無謀にも講談社の英語文庫版にもチャレンジしたのですが、
通勤の行き帰りと昼休み使って2日で10ページもいかず、
映画を見る一日前に急遽変更しました。
くっそー地元の本屋さん取り寄せが遅すぎる〜。(英語力の無いのを棚上げ。笑)
英語版をチャレンジしてよかったのは、翻訳ものにはない献辞が載っていたこと。
現物が手元に無いので(只今、英語の専門家に貸している、きっと一日で読んじゃうんだろうなあ…、初級中級向きって書いてあったもの。笑)
はっきりしたことは書けないんだけど、
姪っ子への言葉で、
書き終わったときにはあなたはもう子どもではないかもしれないけれど
その頃読んでもきっと何かが得られると思う、
というようなことが書いてあってなんだかジーンとくる言葉でした。

「異端文書 2」ベルネ 朝日ソノラマのコミックスです。
いや〜もう、映画館の帰りに絶対買うんだ!って決めていったんですね。
オタク書店(ほんとに星野に怒られるなあ…)の新刊の台に見つからなくって
レジの検索コーナーで「いたん」に戸惑うお姉さんの前で赤面しつつ探してもらいました。
結局台の上にあったんですね、他の積みあがってるものの端っこにちょこんと数冊。(笑)
こんな面白くていい本を〜、ほんと、みんな知らないんだから〜。
(ファンのひいきである。昨今の流行の”悲鳴を上げている”ような作品群とは確かに違うのよ。
短編集なんだけど、悪の大魔王がひよこに姿を変えて地球でくつろいでいるとか、
父の初盆で供えたなすの馬が神々の戦いにどう使われたかとか、
マンションの郵便ポストのヒューマンな地縛霊とか
氷の大陸に流れ着いてそこのペンギンたちと友好を暖める男の話とか、
ウルウルのルンルン話が盛り沢山。
何時までも書いててほしいな〜。
その漂着した男が本好きでとっても良いのです〜〜〜〜〜〜。

あと、平行読み中新書が2冊。感想は読み終わったら。
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60 風雲

2006/02/26 15:36

>鈴木(仮名)さん
本屋さんで買ったのですね! その勇気を讃えちゃいましょう。
おおた慶文さんは私は中学生の頃に知りましたが、その頃でさえ「昭和の香りがする女学生」のイラストでしたよ。いないよこんな子。将来的にはこれがいい味でることもあるのかもしれませんがねぇ……。

>雨男さん
ほんわかできましたか〜(^_^)

久しぶりの二人を引っ張り出せて至極満足♪

ステファニー・メイヤー『トワイライト』1〜3
海外物のラノベ。ソニーマガジンが出していて、表紙はゴツボ×リュウジ氏です。
1のサブタイトルが「愛した人は吸血鬼」で、つまり帯にあるとおりヴァンパイア・ロマンスなのです。
田舎のパパの元に引越してきたベラ。
転校した高校で出会った、美貌の同級生エドワードと恋に落ちるのです。
彼の姿にうっとり。声にうっとり。視線にうっとり。せりふにうっとり。
…………って、読んだことないけどハーレクインなのでは??
彼のほうも、ベラがあんまり美味しそうなので、理性と欲望の間で闘ってます。
全9巻らしいよ。

伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』
ちょうど映画化(?)するらしいと聞いていたところに、棚でみつけたので借りました。
それぞれ特殊技能を持つ4人の銀行強盗のお話。
ああ、わかりやすい話です。著者もあとがきで90分位の難しくない映画が好き、と言っているので、狙い通りといったところでしょうか。
妙にノンブルのポイント数が大きくて章扉なんかもB級映画っぽくてよい感じです。

鯨統一郎『パラドックス学園』
……しまった。読んでしまった(^_^;)
3分の2くらい読んで、本書が『ミステリアス学園』の姉妹編ということに気がつかされて、それに気がついていなかった自分に愕然。
殺人の動機・凶器・犯人まではまぁ「一応」いいとして、犯人の後ろにいる犯人、には納得がいかな〜い!
カバーの袖に「本当に面白い小説は壁に投げたくなる」とかなんとか書かれているので、一瞬ジレンマに陥るけど投げよう。著者もそれが本望だろう。えーい!!

>Qさん
シンプルなHNになりましたね。もし結婚してウィングさんとこみたいに奥さんもカキコするようになったら、奥さんにはAさんを名乗って欲しいな、などと馬鹿なことを考えました(^_^)

mamathさんに倣って一句。
星一つ 増えて新たな 星座でき
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61 mamath

2006/02/26 20:31

明日からまたしばらく来れなくなるかもしれないので、と覗きに来たら風雲さんが♪

風雲さん
「異端文書2」の中に出てくるペンギンの図書館がとってもグーなのです。
あんた司書だったのか?!って訊かれて
ただの貸し出し係さ、と自ら言うペンギンの司書がとってもとってもラブリーなの!
漂着した男の持ち物が「イリアス」上巻ただ一冊で、何度も読んで
読めば読むほど下巻
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62 mamath

2006/02/26 20:57

ちきしょーなぜ送信する…(笑)

漂着した男の持ち物が「イリアス」上巻ただ一冊で、何度も読んで
”読めば読むほど下巻が恋しくなる”って男の台詞に
”イリアスの下巻ならあるぞ ”。
きゃーきゃーきゃーですよね?(笑)
今回のボーナスプレゼントとして書き下ろしが一遍あるんですが
その中ではソフォクレスも登場。
字が読めるペンギンってのも凄いけど
(ちなみに、子どものペンギンが本を借りに来ると
”本なんか読んでるとバカになるぞ”って司書は言い
怒って子どもは”いいから貸して”ってやってるの。
もーとってもラブリー。)
ソフォクレス全集を<きちッ>と棚に入れるシーンも、
嬉しくってつい見えない尻尾をパタパタ振っちゃいます。(笑)
これを置く図書館って多分無いと思うけど、(置いて欲しいけど)
どこかで出会ったら絶対読んで♪

PS
QアンドAか〜。考え付かなかったな〜〜〜。(笑)
意表つく君の輝く星座かな。一句(笑)


あ、一句で思い出した。
みてたさん
喜びの訪れはたしかルイスの子ども時代のことが書かれていたと思います。
今岩波で出ている「ナルニア建国の父」(だったと思う。ネットで検索してみてください)のほうが
結婚と離別のことが書いてあるみたいですよ。
トールキンたちとの交友とかも書いてあるそうなんでちょっと興味あるんだけれど
書店でペラ読みしたところでは、字が大きくて(ありがたいけど、
情報量がね〜)値段ほどの価値がないんじゃないかって
買わずに帰ってきちゃいました。
映画のパンフレットに「永遠の愛に生きて」という
ルイスとジョイのストーリーをつづったその映画の名前が載っているので
レンタルビデオ屋さんで借りられるといいかもしれないです。
(そこにあるのです。箪笥を開けるシーン。
オックスフォードのとても綺麗な丘陵風景も見られます。
私のこの映画の第一印象はこれだけだったもの。笑)

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63 みて太

2006/02/26 21:56

mamathさん、ありがとうございます。
「ナルニア」読んだことないし、ルイスに特に関心があったわけでもありません。『喜びのおとずれ』は偶然買ってしまって読みかけてしまったのでなんとか無理やり読み終えたという次第。正直言ってあんまり面白くなかったし、これ以上ルイスのプライヴェートライフを知りたいとも思いません。
でも「ナルニア」はいつか読んでみたいとは思ってます・・・今年はランサム。

ランサムの次はルイスにナルニア? ・・・字足らず、絶句。

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64 たらこ

2006/02/26 22:32

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」読了。

最近この方の作品が映画化されたりと、色んな所で話題になってますよねー(風雲さんも、その映画の原作読まれてますし・・笑
「死神の精度」も読みやすくて面白かったし、今回も期待して読んでみました。
やっぱり予想通り、楽しませてもらいましたよ!
伊坂さん的「ドミノ」って感じです(笑
それぞれの登場人物の話が展開していくのですが、それが終盤になると、うまく一つに繋がるんですよねー。
登場人物では、どろぼうの黒澤さんがよかったです。
別の話が作れそうなぐらい、良いキャラクターでした(笑

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65 風雲

2006/02/27 20:07

>mamathさん
てばてば〜っっ今日は新聞の夕刊見て気になる本みたばかりなのにー!!
ちなみに記事はこれ。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060227bk11.htm
『ヒストリアン』が気になるの……。

辻村美月『凍りのくじら』
面白かったです。デビュー作の主人公が作者と同じ名前だったりしたので、これからこの人どうなんだろ、と思ってたのですが。
高校の図書室。7月のある日。主人公・理帆子がであった少年あきらは、理帆子に写真のモデルになって欲しいと頼みます。
頭がよくて、醒めてて、誰とでも友達になれて、そんな自分自身をも淡々と認識する理帆子。
有名写真家の父は行方不明。母は病気で長期入院中。
壊れていく家の中、薄氷を踏むように立っている理帆子の心が癒されるかに思えた頃、元彼によって事件発生……。
この元彼がほんとにイタイ。怖い。壊れてる。
この本の処方箋としては、「藤子A不二雄といえばドラえもんとSF(すこし・ふしぎ)物語」を思い浮かべる人、写真を撮るのが好きな人、かつストーカー的な事件を読むのが苦痛じゃない人にオススメです。
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66 mamath

2006/02/27 22:08

風雲さん
その処方箋”藤子”だけしか当てはまらないんで、そっと薬局に返却します。(笑)
でもって、上下2巻の大物「ヒストリアン」よりさくっと読めまて、何度も読み返しができますわよ。「異端文書2」(笑)
…と風雲さんを苦しめてみる。(笑)

>かつて体を張って子供のために本を守り抜いた図書館員の姿だった。<
などと苦しめられたお返しだい。(笑)
う〜。それにしても気になるじゃない、「図書館戦争」やっぱり。(笑)

みて太さん
字あまりのほうだと思ってました。(笑)
”ランサムの次はルイスに成る、にあ。(near)”かと。
(私は、次はルイス”と”なる、ほうが用語的には好きだけど。)

「いまどきの「常識」」香山リカ 岩波新書 読了
昨今忸怩たる思いありて、ここは一発(おい、笑)思いっきりクサした本など読みて鬱憤晴らししてやらうとぞ…で買ったんだけれど。
余計にくったりしてしまった。(笑)
賛成できる部分あり、ん〜とそれは、という部分あり。
初めての香山、名前からだけで「ミーハー姉ちゃん」のイメージでいたけれど、そうか、こういう人だったのねと初体験したということでよしとする。

今朝の中日新聞のコラムのほうに「そうなんだって!!」と癒される。
”最近何が腹立たしいといって「勝ち組」「負け組」という、
身もふたもない二分法と、それを前提にした物言いがまかり通っていること”
よくぞ言ってくれた、春秋子。
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67 mamath

2006/02/27 22:10

むむむ。
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68 Q(らる)

2006/02/27 22:57

有川浩「海の底」
巨大ザリガニ横須賀来襲!

【良かった点】
・お話のテンポがいい。最初から最後まで1日で一気に読んでしまった。
・巨大ザリガニの来襲という非現実の話の中に、日本の政治や民族性?の悪い部分が特徴的に描かれていて面白かった。

会社帰りの電車で音楽を聴きながら読んでいたら、乗り過ごしそうになってしまった。。。危なかった。

突如、横須賀に現れた巨大ザリガニ。それに対抗する警察と政府。
逃げ遅れて潜水艦に避難した2人の自衛官と13人の少年少女たち。
お話は2方面で進んでいきますが、直接的な結びつきはなかったです。

[ 潜水艦側 ]
潜水艦に避難した少年たちの中に、わがままな少年が1人います。
少年の母親が町内のまとめ役。母親が嫌った人は町内には住めないため、少年に逆らう子はいません。
もう、その少年と母親が巨大ザリガニよりムカツク!
潜水艦側の話では、日本の教育や国民性の良い部分、悪い部分がわかりやすく書かれていると思いました。
[ 警察側 ]
自衛隊を出動させる決断が下せない政府。
警察側では、切れ者の警視庁の若きエリートと警備の神様と言われた年配の警部の二人が中心となり、いかに自衛隊を引っ張り出すか計画を練ります。
自衛隊が出動できないため、警察機動隊は肉弾戦でザリガニと戦うことになり負傷者も続出。
日本の政治の悪い部分が書かれています。色々なしがらみがあり出動することができない自衛隊にもどかしさを感じてしまいました。

最後はハッピーエンドでよかったですよ〜。

>mamathさんへ
最近、あまり小説を読んでいなかったりしてなかなか書き込めていません。読んでいても分厚かったりで時間かかっちゃうし。
図書館からは常に借りられるギリギリの冊数まで本を借りてますよ〜。
ネットつなぐときはいつも掲示板チェックしてます。
書き込みする時は結構時間かけるので、夜遅く帰ってきたときは書き込めないですね。
人に読んでもらう文を書くって難しいですね。わかりやすくとか考えると時間がかかってしまって。でも国語力が無いのでなかなかうまく表現できませんです。。
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69 たらこ

2006/02/27 23:50

>『ヒストリアン』と『図書館戦争』

これ本屋さんで見て、気になってました(笑
図書館で戦争!!??また気になる題名にしてくれたな・・・と(笑
ヒストリアンも、内容濃そうで惹かれましたし(笑

>辻村深月

今、この方のデビュー作読んでいますよ!
風雲さんがおっしゃってるように、主人公の女の子が作者と同じ名前なのには参ってます。。
面白いことは面白いんですが、その女の子がいかにも儚げで優しくすぐ自分を責めてしまう傾向にあり、周りの子たちが思わず守りたくなるタイプとして書かれてるんで・・・なんかなぁ・・と(笑
なんとなくその事に対して違和感を感じてしまう(爆
素直に、一登場人物として読めばいいのにでしょうけど・・・(笑
まぁ、また読み終えたら書きにきまーす。

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70 ウイング妻

2006/03/01 20:23

「西の善き魔女X 銀の鳥 プラチナの鳥」荻原規子著、読了。
ノベルズ版では外伝にあたるらしい。
Wの頃の話になるのだけれど、ヒロインがアデイルになっていて、
何か面食らった感じがしました。
外伝として読むならいいのですが、Wの続きとして読むと・・・。
といっても、違和感があるのは最初だけでしたが。

mamathさん。
>妻さん
一気読みしない妻さんの自己制御能力がうらやましいわ。(笑)

自己制御能力全くないですよ。
ただ、他の本も読みたくて。
というか、他のことが気になって、一つのことがじっくりできないタイプなのです。
片付けしていて、他のことを思い出して片付けを忘れてしまうタイプです。(笑)


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71 ウイング

2006/03/01 21:24

「チャングムA−追放篇」キム・サンホン
「チャングムB−医女篇」キム・サンホン
続けて読了。
王様の料理に毒が混入されるという罠から左遷させられたりするが、持ち前の医術の知識からまわりに認められて、最後は宮廷の医女にまでなる。
波乱はあるというものの、全体的に順調に出世していく。
さくさくとは読めたが、後半はあんまりおもしろくなかった。

次は、「グイン・サーガ71 嵐のルノリア」栗本 薫。

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72 風雲

2006/03/03 21:07

東川篤哉『学ばない探偵たちの学園』読了〜。
主人公・赤坂通は文芸部に入ろうとしたのに間違って探偵部に入部してしまいます。
元凶は喋りが大げさな部長と喋りが関西人の相棒です。
入部した途端学園で事件発生!
窓が全開の保健室でみつかった刺殺死体。
出入り口にはカバン錠。窓の外には足跡なし。屋上からの侵入も無理。
おまけに死体はこの学園の生徒ではなく、関係するかと思われるアイドル高校生は行方不明!
本格ど素人のトオルが出くわした事件の真相は……?

軽く読めるミステリです。探偵部のみんながお好み焼きをやいている場面でどうにもしっくりこなかったのですが、著者紹介を見て納得しました。
広島ではこれを「お好み焼き」と称すのだな。うん。
関西人は「広島焼き」と読みかえれば違和感なく読めるな。
しかしどうしてもトオルと書かれると「あぶない刑事」直結する私の脳……。
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73 しん

2006/03/04 16:00

「模倣犯」宮部みゆき著 読了

映画化されたりした作品であったりして内容はなかなか良かったのではないでしょうか。詳細な人物描写もあったりして結構のめりこんでしまいました。

ただ、最後に一気に収束しすぎる感があったのはジャンプの打ち切りを連想したのは私だけなんでしょうか。(たぶん私だけ・・・)
個人的な感想で言えば2部は要らなかったかも。
あとは登場人物の視点が多く焦点がはっきりしないので誰がメインなのかわからず感情移入しにくいのも気になった点のひとつですね。

細かい気になるところもあったのですが、これらの点を含みつつも最後まで集中させて読ませるのは凄いと思います。


次は「国家の品格」
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74 うる

2006/03/04 18:10

氷犬さんに遭ったぞ記念に、浅田次郎を買い込んでみた。

『蒼穹の昴』1〜4 講談社文庫
『天切り松 闇がたり』1〜3 集英社文庫
一気読み。
やっぱ巧いねぇ、この人。
売れる訳だわ。うん。
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75 kao

2006/03/04 18:42

今更ですが、若竹七海さんの本を読みました。
「ぼくのミステリな日常」
短編好きな私には最高にぴったり。
一編一編楽しく読んで、最後に全部のつながりが見えてくる。
おもしろかったー
これって若竹さんのデビュー作なの?
すごいなー
勢いで「死んでも治らない」と「依頼人は死んだ」を買ってきてしまいました。
あーあ、ほかに積んであるあの本やこの本はどうするつもりなのか、私。
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76 mamath

2006/03/04 20:19

KAOさん
「ぼくのミステリな日常」いいですよね〜。
私も好きです〜。もし文庫版がハードカバー版と同じく
イラストでもミステリ感を深めているようだったら
危うく買ってしまいそうでした。(笑)

うるさん
やっぱ、大御所と気が合うじゃん。(笑)

しんさん
「国家の品格」読んだら是非感想を!!
買おうかどうか迷って、BO落ちを待ってるのです。

Qちゃん
>人に読んでもらう文を書くって難しいですね。わかりやすくとか考えると時間がかかってしまって。
でも国語力が無いのでなかなかうまく表現できませんです。。 <
そんな恐ろしいこと考えてるのか。(笑)
私なんか、なんっにも考えていないで書き込みしてるぜ?(爆)
ここはBBS、気楽にいこう〜♪


一昨日「必笑小咄のテクニック」米原万里 集英社新書読了
集英社の本の雑誌「青春と読書」に連載していたものを加筆改編したもので、
雑誌に載っていたときに2・3読んで
いつかまとめて読みたいなと思っていたものが新刊で出ていたので
買ったもの。
人は謎に取り憑かれると、他のことを顧みなくなるのでミスリードしやすくなる、
などという、
小咄のテクニックにも、小説作法にも、人心の惑わせ方にも
使えるようないろいろを披露しつつ…。
昔読んだものとずいぶん違うなと思ったのは、
一冊の本にまとまるまでに本人と社会とに大きな変化が訪れたからのようで、
笑うために買ったのに落ち込んでしまった。
読み始めはふーちゃんに廻したろ〜って思ってたけど、
これはちょっとな〜。
中国の人が日本を憎むの、そーいうわけか…。

本を読むたびに落ち込んでいては何のために読んでるのかわかんねーじゃねーか?!と
昨日からレイズアップしてくれる本を読んでいます。
「ほんものの魔法使」ポール・ギャリコ
レイズアップできるといいな〜。
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77 風雲

2006/03/04 20:35

ほしおさなえ『ヘビイチゴ・サナトリウム』
前に光原百合を初めて読んでよいな〜と言っていたら、みつき女王に「これもあうかもよ?」と薦められた一品。
女子高で起こった連続墜死事件。
視点がいっぱいあってミスリードされまくりました(汗
だ〜ま〜さ〜れ〜た〜。
美術部が舞台でもあるので中学生の頃を思い出したりしました。
それにしても、小説に出てくる司書が当然のように知っていることは、全然当然じゃない(と思う)よ。
司書の知識じゃなくて、個人の知識、というか。
一応次の作品もチェックしよーっと。
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78 ウイング妻

2006/03/04 21:52

かおちゃま。
横レスですが、「依頼人は死んだ」を読まれたら、続編「プレゼント」と「悪いうさぎ」もお薦めします。
特に、「悪いうさぎ」は。
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79 ウイング妻

2006/03/05 20:03

カオちゃま、間違いでした。
プレゼント→依頼人は死んだ→悪いうさぎ
でした。
プレゼントと依頼人は死んだは短編、悪いうさぎは長編です。

「グイン・サーガ68 豹頭将軍の帰還」読了。
シルヴィアちゃんが、かわいそうな立場だけれど、
でも、ちょーわがまま。
ま、この巻はおとなしくなったけど。
先の展開を知っているだけに、って、ちょいカンニング。
なんでシルヴィアちゃんがって、思ってしまうんですよね。

で、イシュトくんも不気味です。
もともといい加減だったけど、さらにずるがしこくなってきました。
アリくんの影響でしょうか・・・。
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80 カオ

2006/03/05 20:43

>ウイング妻さん
了解!
本日、両方とも買ってまいりました!
プレゼントから読みますです。
…ダヴィンチ・コードを読んでから(笑
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81 mamath

2006/03/06 21:32

「ほんものの魔法使」ポール・ギャリコ ちくま文庫読了
こんな(いい)ものが(児童書のもしくはファンタジーのハードカバーでなく)ちくま文庫で出るなんて…。
一瞬世界をも手のひらの中に掴んだかと思えた、
沸き立つような希望。泣きたくなるような寂しさと暖かさ。
これだから本を読むのやめられないって♪

”ユーモラスで愛に満ちたファンタジー”(裏表紙から)?
そうかもしれない、というかそれにつられて買ったんだけど、
もう、全然断然完全敢然勧善呆然…。
は〜。

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82 mamath

2006/03/06 21:35

ちなみに只今素面です。(笑)
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83 てんころ

2006/03/07 00:46

「空中庭園」角田光代 読了。
この前に読んだ「この本〜」に比べると、つきぬける虚しさにちょっとテンション沈みます。なんか現実にヘヴィな話を聞いた時だったんで、考えてしまうな〜。「家族内に秘密はない」がモットーな家族にはびこる秘密。この家族を中心とした6人の視点で語られていくストーリー。お互いの考えていることが違ったりして面白かったです。
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84 ウイング妻

2006/03/08 20:38

「地にはマのつく星が降る!」喬林知著、読了。
天下一武闘会に出場したゆうりくん。
でも試合相手は思わぬ人。
ここのところもみました。
何で、何で、なんで。
なんて思いながら見てました。
毎週見てなかったから、わけがわからないところもあり、
でも、ゆうりが好きだから見てしまうのですよね。

こんな息子いいな。
なんて、恋人でないな。(アセアセ)

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85 かなめ

2006/03/08 22:28

倉阪鬼一郎著「泪坂」読了。
昨日の夜読み始めて、今日の夕方読み終わり。飽きることなくノンストップで読んでしまった・・・久しぶりですよ、こんなどっぷり世界観にハマって読んだの。
なんかねぇ、ちょっと色んな意味で感動しすぎて感想を何て書いて良いか判んない(笑)
ストーリーは父娘の人情話なんですけど、お父さんが江戸指物師でその仕事っぷりの描き方がすごく良い(江戸指物に興味があるので余計に惹かれたのでしょうけれど)
それで家の隣にある泪坂の風景がとても綺麗(な描写)
しかし話全体に憂いがあって、お隣さんも二人の息子のそりが合わなくて苦労してたり。
その苦労が溶けていくところも良い(隣の息子の苦労話は詳しく書かず、あっさり流しているところが逆に憎い)
ネタがばらせないのでアレなんだけど、他にもこういうタネの話はいくつもあります。でも、倉阪鬼一郎だからこの世界観がアリ。他の作家じゃここまですんなり融合させられない、つか「おい!」って思われる。
ネタをバラす段階も良い。これ以上早くても遅くても、こんなに「うわあ〜」って思わなかったと思う。「うわあ〜」の中身は「そっか」とホッとしたところもあり、「そうなんだ・・・」って悲しく思う部分もあり。驚かされた!というのは違うけど、フェアなミステリを読んでいるつもりは最初から無かったので(笑)、そう言う中では最高の悲鳴。

ラストは病院の診察室の前で読んだのでどうにか我慢しましたが、家だったら泣いてたよ。
家族物とかに弱い人なら絶対泣ける。つか、思い出すと泣けそうだから思い出さないよ!(笑)
センセーの本で何から読んだらいいか迷っている人が居たら、コレをオススメ。
いつかオフに出て来て貰って、これにサイン貰おう!とか思ったりして<本気。
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86 ウイング

2006/03/09 06:58

「グイン・サーガ71 嵐のルノリア」栗本 薫 読了。
いよいよパロを舞台に、物語が流れ始めました。
あのヤンダル・ゾッグも表に顔をだしてきましたし、
ナリス・リンダ・ヴァレリウスが、窮地に追い込まれそうです。
先が気になるのですが、まだまだ長そうですし、
我慢して月1冊のペースを守ろうと思っています。

次は、迷った末に「クラッシュ」楡 周平。
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87 てんころ

2006/03/09 23:09

「ぐるりのこと」梨木香歩 読了。
自分の家のまわりや異国の旅路から思う、梨木さんの静かな悲しみが語られています。いろんな題材はあるけれど、争いについてのお話が多かったと思います。難しいところもありましたけど、狭まっていた視野が広がった感覚がしてちょっと嬉しい。
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88 しん

2006/03/12 09:10

藤原正彦著「国家の品格」

私は普段流行ってる本とかは手を出さないんですが、これには手を出してしまいましたよ。
なんか性格上流行に乗るのはどうよ?みたいなとかがあったりしてね。難儀な性格です(笑)

で、本の感想ですが良かったです。
個人の思想とかにより評価は大きく分かれると思いますが。
ページ数もそんなに多くないので軽く読めるのも売れてる要因の一つかも(笑)
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89 mamath

2006/03/12 17:10

しんさん
そうか〜よかったのか〜。「国家の品格」
でも、どこがどうよかったのかわかんないよ〜。(笑)
やっぱりBO落ちを待つかな。

「この本が世界に存在することに」読了
本の最初3分の1くらいまでは、お薦めしてくれた風雲さんとてんころさんを恨むところでした。
痛いじゃないのこれ、って。(笑。れんげ畑と間違って買った気がする…。)
”本”をもとにしてるんだけど、読んでいて立ち上がってくるのは若すぎずさりとて年寄りでもない”若い”女性の満身創痍な姿。
たちなおってはいるのだけど、痛い痛い痛い…って一人立っている姿でした。
うわ〜これは最後まで読みきれないって思ったんだけど、
なおみちゃん(まなみちゃんだったっけ?とにかく可愛い名前の)
の登場のころから、おや?雰囲気が変わってきたぞと
読みきることが出来ました。
後半の話はどれも好きな範疇ですが、一番好きと言うか、たぶん最後まで記憶に残るのはミツザワ書店のおばあさんでしょうか?
本屋のカウンターでひたすら本を読みまくるとしかさの女。
うう、うらやましい…。(笑)
本好きなら”そーそー”って頷くシーンがいくつもあって、そこのところが面白かったです。
てんちゃん・風雲さんに感謝です。
薦めてくれなかったら出会うことはなかった。

「帝都闇烏の事件簿2」真瀬もと ウイングス文庫読了
一本気な青年探偵、子爵家に引き取られ跡継ぎとなった子爵の外腹で探偵の家で育てられた青年、行方不明の探偵のお兄ちゃん、
それぞれの思惑の絡む中で怪盗闇烏は盗みを繰り返すのですが…。
いや〜、1が起なら2は承転。謎はちらちらと流し目を送りながら読者を結へ連れて行こうとしています、ってか、
これ、終わってね〜〜〜〜〜〜〜!!
あ〜3を読まなきゃ気になってしようがない〜〜〜〜。(@@)


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90 みて太

2006/03/12 20:36

藤原正彦『国家の品格』ですか。
mamathさんにはどうかなあ。以前、林望を読まれて偉そうで鼻持ちならないといったような感想を仰ってみえた記憶がありますが、きっと同じような感じだと思います。
私は林も藤原も、一緒にするのは畏れ多いけれど山本夏彦も、確信犯というか嫌う人もいるのを承知で小言幸兵衛を演じていると思っています。
昔から読んでいると、彼らが一貫してそういうスタンスを取っていることやユーモア感覚も分かると思うのですが、一著書だけを読むと「鼻持ちならないジジイ」という印象をうけるのも仕方ないかなと思います、それが彼らの狙い(私の勝手な思い込み?)でもあるのですから。
正直言ってベストセラーなんかになって欲しくはなかった人です。
でも、たしか「情緒を育むのは小学生の内にできるだけ本を読むことだ。極端なことを言うと他のことはほっといても本を読ませよ」というような内容だったと思うので、このあたりはmamathさんに読んで欲しいと思わないでもありませんが、語り口が好みに合わないだろうなと思うと・・・薦められないなあ。

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91 風雲

2006/03/12 21:00

おぅ、恨まれるところだった風雲です(^_^;)
最近カキコさぼっていたのでいっぱいですよ〜。

北野勇作『クラゲの海に浮かぶ月』
初北野なんですけど。う〜ん、なんか、いまいちよくわかんないな。そのへんが新感覚SFなの?
とある会社が作っていたダイヤモンドリングというコロニー。
それが暴走して中にいた生物・クラゲとイカが流出。
クラゲにはとある人物の記憶がコピーされていて……。
そのクラゲを作った人物は記憶を失っていて……。
どうやらそれすらも想定内、だったみたいなんだけど。
「記憶のコピー」というキーは割りと好みなんですけどね。
上手く作品を消化できませんでした。次、どうしようかな?

深沢美潮『新フォーチュンクエスト外伝V パステル、初めてのクエスト?』
パステルたちのパーティ結成の瞬間が見れます。かんぱ〜い(^o^)丿

小林めぐみ『宇宙生命図鑑』
これはシリーズものなのかしらん??
主人公は博物館の学芸員に新採用された女の子トキ乃。
その惑星には地球人に良く似た先住民・女しか生れなくなってしまった謎の種族がいました。
トキ乃はくる途中のスペースバスの中で不思議な神父の青年と、ネコ型宇宙人に出会います。
彼らの仕事は神殿に伝わる宇宙生命図鑑の改訂作業、というのですが……。
なんか、宇宙人の相棒、というとネコ型が多い気がするのですがそんなことないですか?

恩田陸『夜のピクニック』
高校生活最後の「歩行祭」
夜を徹して80キロを歩き続ける。
主人公の少女はある賭けをしています。ずっとわだかまっていたこと、彼に話しかけて返事をもらえたら、あのことを話そう……。
……ちょっと、『黒と茶の幻想』を思い出しました。
あれも延々と歩いている印象があります。あちらのほうがミステリ要素が強いですけど。
ランナーズハイに似た、だらだらと、でも前進し続ける様がよい感じです。
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92 たらこ

2006/03/12 23:40

宮部みゆき「初ものがたり」読了。

「ぼんくら」「日暮らし」にも、ちょこっと名前があがっていた回向院の“茂七親分”が主役の話です!
「ぼんくら」上巻の解説に、この作品の事が書かれていて、とっても面白そうだったので、古本屋で購入!
「ぼんくら」では米寿になって隠居生活を送っていた親分でしたが、この話では元気に活躍している若い頃のお話(笑
短編集みたいな感じだったので、とっても読みやすかったです。
鰹、白魚、鮭、柿、桜。
江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ事件。
時代物としては、時代描写などが頼りないのかも知れませんが、私みたいな時代物初心者には親しみやすくて好感が持てました。
相変わらず食べ物の描写は絶妙で食欲をそそられますし、登場人物も個性豊かで良い感じです。
続編が早く読みたいです!(続編をほのめかす感じなんですよー

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93 風雲

2006/03/14 22:11

昨日の読了本→畠中恵『おまけのこ』
病弱若だんなの妖怪人情推理帖第4弾。表題作はこのシリーズのマスコットともいえる鳴家(やなり)の大冒険♪です。
帯には「鳴家が家出?」とか書かれてますが「家出」じゃないよー。
家出は自主的にするもんで、鳴家は家出したかったわけでなく、事故で放り出されておうちに帰れなくなっただけだもんね。

今日の読了本→渡瀬草一郎『空ノ鐘が鳴る惑星(ほし)で』
主人公はとある国の第4王子。閑職である神殿監査役(仕事は神殿にいることだけ)に任命されて、おとなしくしていたのですが。
数百年に一度くらいの割合で「訪問者(ビジター)」と呼ばれる異世界の人物が、神聖なる柱から出てくるのに直面してしまいます。
出てきたのは綺麗な少女だったのですが、時々ケモノ人格になり……。
なかなか面白いです。いろいろなキャラクターがいい感じで描けているのですが、当初からシリーズ物になる予定だったのか顔見せの巻、といった印象です。
異世界の少女がなぜやってきたのか、これからこの世界はどうなるのか、主人公の恋の相手は幼馴染みと異世界の少女どちらになるのか、などなど気になる謎が提示されています。

明日の電車読書はハセガワケイスケ『しにがみのバラッド。』
ラノベ続きですがこれは次待ってる人がいるので(私も3ヵ月半待った)さくっと読んでなるべく早く返そう。
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94 fool

2006/03/14 22:11

「青い館の崩壊 ブルー・ローズ殺人事件」倉坂鬼一郎
真面目なのかふざけてるのかよくわからないゴーストハンターがお気に入りです。
ミステリーは普段あまり読まないので、どんな作品でも読んでいると疲れてくるのですが、これは最後まで一気に読めました。

うどん派なのですが、蕎麦が食べたくなってしまいました。そうか、蕎麦は噛むものじゃないのか・・・・。いつか試してみよう。
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95 Q(らる)

2006/03/15 00:48

有川浩「空の中」
これはあらすじ書きにくいなぁ。こーゆーのは書くの考えますねぇ。
話のテンポがいい。結構はちゃめちゃな感じで好きです。
作者曰く「怪獣物と青春物足しっぱなして空自で和えた感じ」だそうです。
怪獣物と青春物足しっぱなして空自で和えた感じのお話が好きな人は是非!(意味不明
僕は怪獣物と青春物足しっぱなして空自で和えた感じの話が好きなので面白かったです。

さて、次は何を読もう。



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96 風雲

2006/03/15 21:16

鳴家、鳴家と書いてたら間違ってしまった。
『空ノ鐘が鳴る惑星(ほし)で』ではなく『空ノ鐘が響く惑星(ほし)で』でした。
電車読書はまだまだ半分。
『キノの旅』と雰囲気似てますね。連作短編集だからかな?
でも主人公が人間に肩入れしがちな泣き虫の死神の女の子、なので、一編一編が意外とイタイです。
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97 ウイング妻

2006/03/17 22:54

「バーティミアス プトレマイオスの門」ジョナサン・ストラウド著、読了。
感想は、児童書のほうで。
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98 ウイング妻

2006/03/19 22:13

「閣下とマのつくトサ日記」
続いて「夜離れ」乃南アサ著、読了。

「夜離れ」は、嫉妬が渦巻き、ほんとだったら怖い短編集。
でも、後ろには、「ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。」
とあったけど、ちょっと痛い話が多く、割り切れない気持ちになりました。

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99 mamath

2006/03/22 22:35

今読んでる本の前に読んだ「博士の愛した数式」絶品でした。
職場の同僚に読めといわれて、映画も見ろといわれて、
え〜数字は苦手〜と敬遠したのですが、
たまたま「ナルニア」を見に行った映画館でばったりあった掛け持ちバイトさんに映画見た本読んだ?と聞かれ、Mさんにもすっごく薦められたけどといったら、無理やり貸されてしまって、
貸してくれた次の日がその人の今年の採用の最終日(そんな日に貸しますか〜〜〜〜〜〜〜?)
で、次に渡せる日が29日しかない(人を通じて返せる)ので
せわせわと読みはじめたのだけれど…。
参った、参りました。
予想とまったく違っていました。
同僚と感動したところは違ったけれど、小川洋子、全部読んでみようと思ったところは同じ。
いや〜詩人の画く数楽とでも申しましょうか…。



連では誰か読んだかなと検索かけてウイングさんの感想に当たって笑ってしまった。(笑)
同じ本が人に与えるものはこんなに違う、
だから本を語るって面白いのよね。(笑)
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100 mamath

2006/03/22 22:36

あれ?妻さん
トサ日記買ったんだ〜〜〜?!(笑)
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101 かなめ

2006/03/22 23:07

倉阪鬼一郎「呪文字」読了。
袋とじになっているミステリ・・・というよりはホラーです。
犯人やトリックではなく、物語の仕掛けが袋の中にはしまわれています。
ストーリーは単純で、おどろおどろしい、血の臭いのするようなホラーが嫌いな人は読まない方が良いと思います。
でも、「文字」の仕掛けが好きな人にはオススメ。
ラストには吃驚しなかったけど、本自体には吃驚しました。すげえなあ。
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102 たらこ

2006/03/24 22:57

畠中恵「ねこのばば」読了。

この本を読んでいたら、お母さんに「どういう話しなんよ・・」と怪しむ目で私を見てきました(笑
ちゃんとした話しだと言いましたけど(笑
やっぱりこのシリーズ、良いですねえ☆
若だんなと妖怪達の絡みがよいし、話しのテンポも読みやすくていいです。
そんなに凝った内容でもないけど、毎回楽しんで読めます。
手代達の過去も、少しずつわかってきたりしましたし♪
今度は「おまけのこ」を予約して読もうと思います☆

あ、余談ですが加納朋子さんの「てるてるあした」がドラマ化するらしいですね!
びっくりです。
結構豪華なキャストでしたし、気になります。
ただ、個人的には「ささらさや」の方が好きなので、そっちじゃなかったのが残念(笑

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103 風雲

2006/03/25 19:30

『しにがみのバラッド。』の次の電車読書は、西門佳里『支配者の雫』だったのですが。
前作『犬神遣い』が好評だったために続編なのですが。
うー痛ーい(-"-)どろどろーな犯罪者の心の声。
そんな犯罪者を選んで切り刻んでいく少女。
毎朝痛いものを読んでしまった……(T_T)
しかも、すっきりするラストを迎えられたかというと、そうじゃないし〜。
ヒロインにはもっともっと毅然として欲しい。強いんだろうけど、ちゃんと何かを秘めていることをもっと読者に伝えて欲しい。
話の筋からそれは一応わかるんだけど、なんか、犯罪者を切り刻んでる女の子の考え方のほうが、読者をひっぱりそうなんだもの。
文章とか、上手いほうだと思うので頑張って欲しいんだけどなー。

現在の電車読書は高田崇文『QED 鬼の城伝説』
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104 mamath

2006/03/25 22:31

名古屋の書店で創元推理文庫のジルチャーチルの新刊が平積み、
きゃ〜〜〜〜やった〜!!!と思ったのもつかの間
ノット主婦探偵ジェーンシリーズ!!。(><)
泣いてやる〜!
ぐれてやる〜!!
創元社のばかやろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
アマゾンで原書は3冊買ってあるけど何時読めるのよ〜〜〜。
ジェーンシリーズ新刊出せ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

「男たちは北へ」風間一輝 ハヤカワ文庫JA 昨日読了
感想は後日

本日の名古屋行きのお供「ポストガール2」
(どうしよう、1と2と一緒においてあったはずなのに、
みつからないよ〜〜〜〜。東京行く寸前に見たはずなのに。
最近本が見つからないことが多くて困る。
大体探しまくった2・3週間あとに見つかるパターンが多い。
2の中で1の内容に触れているので、この逆順はつらい。くすん。)

さ〜晩御飯食べなきゃ。(笑)
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105 ウイング妻

2006/03/25 23:57

「ドリームバスター3」宮部みゆき著、読了。
1.2の謎が解けないまま、そのことには触れずにすすんでいたような。
まだ続きそう。
その中で、「モズミの決算」は、ホロリときました。

ママスさんもデルフィニアの外伝を買われた、とのこと。
今日、主人も買っていました。
その広告に、「西の善き魔女」がアニメ化されるらしい、とのこと。
「彩雲国物語」もアニメ化されるのですね。
絵が「不思議遊戯」に似ている。
で、買ってしまった私です。
マ王もまだ読破していないのに、いつ読むのよ。

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106 風雲

2006/03/26 15:42

『QED 鬼の城伝説』ラストはおうちで読書です。
全然出てこなかった変人男タタルさん合流!で、いつものように桃太郎伝説を読み解いていきます。
京極堂シリーズもそうですが、薀蓄系というのは慣れると当初の新鮮味が薄れますね。
今回は記憶するたんぱく質、というのも隠れ(?)キーワードかなぁ。

>ジル・チャーチル
ああ、なんか出てたような気が……もうひとつの没落貴族の兄妹のシリーズでしたっけー?
あれも悪くはなかったので一応チェックしとこーっと。

>妻さん
早速『ドリームバスター3』読了ですね!
そうですか、謎には触れず進むのですか……そんでもって続くのですね。
うう、どうしよう。何巻くらいまで、って見通したってるんでしょうかねぇ。心配だな。
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107 まりかちゃ

2006/03/26 16:05

このスレになってから書いてないな・・・汗

「喜知次」乙川優三郎

ちょい最後が痛いので、まぁまますさんあたりには不評になると思うが、なかなか良い時代小説。地味ではあるが丁寧な。
派手なちゃんばらとかがあるお話ではありません。しっとり淡々と物語が進んでいくそういう小説です。でも味がある。


「霧の橋」乙川優三郎

これも同じく時代小説。そうね、こっちのほうが面白いかなぁ。
同列に並べて遜色はないけれど。ストーリー展開の面白さはこちらかもしれない。藤沢周平のような時代小説と言えばわかりやすいのかもしれないけど、私としては、似て非なるものと思うので。
なかなか面白かったです。

「ぶたぶた」矢崎存美

雨男さんに貰った本。
ぶたのぬいぐるみのくせに、山崎ぶたぶたという名前を持ち、定期をもって通勤し、飯を食ったり料理をしたり実に多彩なのである。
つーか、少々のことでは死なないあたりすでにスーパーぶたと化している(笑)
つか、こいつの腹はブラックホールなのか?と余計なことまで気になる。
癒し系だな^^、こいつ。
なかなか面白い本でした。


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108 ウイング妻

2006/03/29 07:00

「西の善き魔女Y 闇の左手」読了。
文庫本では後2巻ありますが、あとは外伝みたいですね。
本編の終わり、という感じ。
何事にも前向きなフィリエルがステキでした。
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109 

2006/03/30 12:38

デル戦外伝読了〜。1日で読みきってしまった。
こーゆーサイドストーリー?も面白いですね〜。
デル戦好きでまだ読んでない方は是非!

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110 しん

2006/03/30 16:33

三雲岳斗「ランブルフィッシュ10 学園炎上終幕編」読了

ついに完結です。
レベリオンに続いて2作目の完結作です。
最後に一気に物語をたたむのは作風なのかもしれませんが、今回もかなり一気にきました。
作品自体は良かったと思いますが広げた風呂敷が大きすぎてたたみきれてません。もしかしたら続編作るときの伏線なのかと好意的に解釈してみたりしています。無いとは思うけど・・・

あと、最後に一言

三雲岳斗は森博嗣が大好きなのね。それだけは間違いない!!
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111 風雲

2006/03/30 21:23

鯨統一郎『なみだ特捜班におまかせ!』
サイコセラピスト波田煌子シリーズ第2弾。
波田さん、警視庁にスカウトされて研究所やめてしまいました。
ところが配属された特捜班は迷宮入り事件の担当とはいうものの、人員は全部あわせて5名。
パソコンは出来るが体力は自信なしの男。
ダイナマイトボディを武器に痴漢の囮捜査をして転属された女。
定年間近な温厚刑事に思い込みの激しいエリート刑事。
果たして迷宮入り事件は解決されますやら……?
私の好きな連作短編です。
そしてどうやらトピ違いですが「おいしい本」です。
毎回異なった日本茶とお茶請けが出てくるの。
梅ジェリーかん美味しそうだなぁ……
あと、これを読むなら早いほうがいいです。
魔邪とか「ビフォーアフター」とか覚えているうちに!
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112 ウイング妻

2006/03/31 23:50

「お嬢様とは仮の姿!」喬林知著、読了。
マ王シリーズ外伝。
でも、マ王のユウリはでてこないし、なんか違う話みたいな感じでした。

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113 かなめ

2006/04/02 02:22

有栖川有栖「乱鴉の島」読了。

高名な小説家と、孤島に集まった取り巻き達。
招かれざる客。
起きる殺人事件。

火村シリーズですが、トリック物ではなくロジック作品でした。
蓋を開けたらなーんだ、って思える犯人ですが、すごく良かった。
ラストにちょっと泣けた。

ネット配信のペーパーレス本で一年間の連載だったので、今年中にも一冊にまとまるらしいです。
まー、そしたら連の人にも手にとって貰えるでしょう。
(その前に誰も望まないネタバレ有りのスレを立てたい・笑)
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114 風雲

2006/04/02 15:21

そろそろお引越し時ですかね〜でも書いちゃう。
柴村仁『我が家のお稲荷さま。5』
前々から怪しかったお嬢様宮部紅葉の正体が明らかに!
恋に悩む佐倉がむばれっ。
そして超絶不器用護り女コウよ頑張れっ!
……今回は私の好きな恵比須さんと狛犬’sが出てきませんでした。
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115 風雲

2006/04/02 20:07

立て続けに。永嶋恵美『一週間のしごと』
やっぱ東京創元はあなどれん。
おそるべしミステリフロンティア。
物語は、何でも拾ってきちゃう女子高生が、訳ありの子どもを拾っちゃったことから始まります。
それに振り回される弟と隣の幼馴染み。
怖いです。
それを和らげるのが女子高生の楽天的なところでしょうか。
でも怖いんだけど。
とりあえず他の作品も読んで見たいと思いました。チェックチェック。
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