POB 本好き連。

*本好き連へようこそ* URLが変更になりました。 ブックマークの登録の変更をお願いします。


四季の移ろうように人も変わっていきます。
しかし、ここに集う人が変わらない唯一のこと
それが本好きである事です。

本好き連はBBSがメインのちょっと変わった集まりです。
一つのスレッドを上げればそこはあなたのスペースになります。
必要なのは、ハンドル・ネームとお約束を守ってくれること。
一緒に遊んでみませんか?

*お約束*
個人に対する誹謗中傷などはしないでください。
HPの宣伝等は書いたままにするのではなく、一生懸命宣伝してください。
自分の発言には自分で責任を持ちましょう。

個人情報の取り扱いにご注意ください。

遊BBSへ近道
本のBBSへ近道
マナーを守って投稿しましょう。この掲示板ではタグは使用できません。
URL、メールアドレスは自動的にリンクされます。
新規投稿はすぐ下から行えます。
スレッド削除キー(最初に投稿した削除キーと同様)   

タイトル : 天高く!今読んでる本読んだ本3の5

1 mamath

2005/10/09 14:04

天高く馬肥ゆる秋。
豊穣の秋。
次には寒い冬が控えているのだけれど、
それに耐えうるように
空はつーんと青く
稲田は金色の穂を揺らし、
木々は赤く黄色く色づきます。

今読んでる本読んだ本、
本の事をいろいろくっちゃべりやんしょってこのトピも
皆様のおかげで3クール5になりました。
さて過ごしやすくなったこの季節、隣は何を読む人ぞ?
じゃなかった、あなたは何を読んでいますか?

削除キー   

2 らる

2005/10/09 14:49

こんにちは。 一番乗り!
遅い昼ごはんを食べて戻ってきたところです。
(スパゲッティ、今日はうまくアルデンテにできました!)

ただいま、エリック・ガルシア「さらば愛しき鉤爪」を読み始めたところです。22ページのガビーン!に笑ってしまいました(笑)
(読んだ人しかわからないですね、ごめんなさい)

次の日曜に資格の試験があるのでちょっとお勉強中です。
それ終わったらまたがんがん本を読もう!

ランサムも読みますよー。
月1冊ペースぐらいで読もうかなとか思ってます。
削除キー   

3 #12

2005/10/09 19:31

ええっと、ここに顔出すのずいぶん久しぶりなんですが(汗)
ソード・ワールドリプレイ集「デーモン・アゲイン!」とか同じくソードワールド短編集「へっぽこ冒険者と緑の蔭」とか、同リプレイ集「名乗れ、今こそ大英雄」とか、ソードワールド熱が一気にヒートアップしてしまいました。
久しぶりにバブリーズの活躍もあったし、結構満足。

で、「ハウス名作劇場文庫」なるものを買ってしまいました。
なぜか「アルプス物語 わたしのアンネット」だったりするのですが。
原作の「雪のたから」も読んだのですが。
DVDも見たんですがっ!

……なーんでこんなに泣けてくるかねえ(苦笑)
押し寄せる幸・不幸の間の悪さといったら、もう天下一品ですよ。
でも健気なルシエンが最高。十何歳なのに「それなら、ぼくは一生、ダニーのために償いをしよう。ダニーのために、なんだってやろう」って心に誓って大吹雪のなか、医者に会う為にスキー板片手に夜の峠越えなんて、並みの男じゃないね。いや、良い話。

で、今は何回目になるかわかんない「仮面兵団」読み直し。
何がびっくりって、アルスラーンの新刊がでてたこともそうだけど、4年前のとあるトピで自分で「去年10巻「妖雲群行」が出たばっかだから、あと4年は出ないでしょう(笑)」なんていってたこと。
当時はシャレのつもりやったんやけどなあ(苦笑)

削除キー   

4 fool

2005/10/09 19:42

「傀儡 HARDLINK」高橋明
漫画です。いやー面白い。続きだして欲しいですね、今すぐ。
この作者の描く「目」が好きです。いや、ほんといい目を描く人だなあ、感心してしまいますね。

「キノの旅\」時雨沢恵一
シリーズ物って長く続くうちに飽きてくるものが多いんですけど、これは飽きずに読んでます。デビュー当時より今のほうが面白いと思えるのはけっこう希少かも。

「世界の中心、針山さん」成田良悟
タイトル見てつい買ってしまいました。タイトルにも名前が出ている針山さんはとても影が薄かったです。まあ、そういう役割で作られたんでしょうが。銀島さんがかっこ良かったですね。
削除キー   

5 mamath

2005/10/10 15:24

「法廷の銃声」 リチャード・スペイト 新潮文庫読了
いや〜、ことごとく予想を(推測ですね、希望でなく)裏切ってくれました、しかもいい方に。
幸せに育った少女がレイプの後殺される、犯人はそれまでも性犯罪を繰り返していた男。
誰もが有罪と思う犯人は凄腕の弁護士と精神科医の「心神喪失」の主張によって無罪とされる。
それまでに法廷を膨張していた被害者の母親が、精神の安定を失っているのは読者は自明のことであったのに。
判決の瞬間母親の引いた引き金、それが前日に自殺を企ててチャンスを失って、たまたまバッグに入っていただけの拳銃であることは読者は知っているんですが…。
やられた〜、って感じです。
単なる正義の物語ではない。
幾種類もの要素をつめて、考えさせられて、しかも読後が悪くない。

「大丈夫、時がすべてを良くしてくれるよ。(中略)
そのうち、ほんのちょっと<まし>(本文ルビ点)になってるのに気がついて
自分でもびっくりするよ。
そしたらそれが再出発の時だ。」

「彩雲国物語7 心は藍よりも深く」雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫読了
いや〜秀麗の啖呵ったら♪
もー、突っ込みどころ満載(爆)のこの小説郡なんですが、主人公たちがまっすぐで、なかなか目が離せません。
2回以上ずつ読み返すなんて久しぶりだなあ…(登場人物が多くてどいつがどいつだ?ってのもあるんだけど。笑)
マスコミをにぎわす”チルドレン”に読ませてやりたいぜ。
(無茶をやって)それで人が救えるんなら安いもんだ、手に持った権力使わないでどうする?なんて台詞をたかだか16・7の少女がいうんですよ〜〜〜。(><)

「お伽もよう綾にしき1」ひかわきょうこ 白泉社花とゆめ コミックス読了
「かなたから」のシリーズが終わってしばらく開いてるなあって思ってたら、
連載を開始したらしい。
ぷぷぷぷぷ〜って笑えた。そうきましたか〜。
彼方からに非常に非常に近く、しかもダグラスだし〜、などと。(笑)
本当はもうちょっと緊張感が欲しいけど、ま、これでもいいか、といった感じです。

「役立たずにの救世主」前田栄 角川ビーンズ 文庫
「混ざりものの月」 瑞山いつき 角川ビーンズ 文庫
「A戦場のプリンセス」野田麻生 角川 ビーンズ 文庫
ビーンズ文庫のコンセプトが”少女ファンタジー”ってあったので
買い集めてみたんだけど…
彩雲国のようにシリーズが続いているスカーレットクロスの一巻目の「混ざり…」も、
陰陽師ものの「役立たず…」もさして。
(男同士のキスシーンってやっぱ小説で読みたくない…笑)
「A戦場…」のどたばたコミック調のものが一番気に入ったけれど
作者あとがきにあるように、
(2巻目にあこがれています!だそうで…)
この2作目は話が作りにくかろう…とか思ってしまうのです。
3年前の著作だから2が出たかどうかあとで検索してみよう。(笑)

「名誉のかけら」ロイス・マクマスター・ビジョルド 創元SF文庫
そらたろうさんお勧めのヴォルコシガンシリーズ、なかなか100円に落ちてきてくれないんだけど、(笑)
ようやくゲットして即読了。
やっぱ、いいわねえ、ビジョルドは正統派スペースオペラで。

「シカゴより好きな町」リチャード・ベック 東京創元社読了
創元の児童向き、もしくはヤングアダルト向きで初めてヒットしました。
基本的には「のっぽのサラ」「大草原の…」シリーズものに近いのだけれど
とんでもないおばあちゃんと過ごすティーンエイジャーの孫娘の、”浮かび上がってこない”愛情物語に心打たれます。
書き方は「穴」の皮肉調だし。(笑)
この、いわば前編(笑)「シカゴより怖い町」もぜひ読まなくちゃ!

削除キー   

6 mamath

2005/10/10 15:47

げ?

小説郡→小説群
うはは、いくら最近町村合併が続いてるからって…(笑)
創作県小説郡SF町…ファンタジー村?
ミステリ市?(す、住みたくない!笑)

町を歩いていて
”だいじょうぶ、
だいじょうぶ。”っていう張り紙に目が留まってしまった。
削除キー   

7 mamath

2005/10/11 20:15

「NEO忍者伝シークレット★ヴァーサス」嶋田純子エニックス立ち読みで読了
何も自分家で立ち読みせんでも…とは我ながらおかしいのだけれど(爆)、
明日は何を持っていこうかと物色していて、数行読んでそのまま…。
めっちゃんこ早く読めたので結局立ったまま読んでしまった。
忍びの者の駆け込み寺”朝霧の庄”に集った伊賀・甲賀・風魔の忍者たちの子孫が
現代に朝霧家を守るため…
学園・アクションドラマを展開するのであった。(笑)
青龍・白虎・玄武・朱雀…もーまんまだし。(笑)
作者いわく、新撰組からジャニーズ系までの4人チーム、
美形のにいちゃんたちが、あーだこーだいいながらミッションをこなしていくストーリー、だそうで。
2度と読まないけれど面白かった。
削除キー   

8 風雲

2005/10/12 10:09

一応カキコしておこう。片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」
読んで再確認したのは、ベストセラーとか「泣ける」なんていうあおり文句を信用しちゃなんねぇ、ってこと。
もともと天邪鬼なワタクシですので、食わず嫌いもあるかと思いなおし、「最初は書店員のクチコミ」というのに一縷の望みをかけてたのですが……。
さくっと読めます。文章がまずいわけでもありません。
過去の章と現在の章が交互に出てきますが、現在の章が日本だったりオーストラリアだったりと変化するので最初ちょっとまぎらわしいかんじ。
主人公は最愛の彼女を失くした高校生男子ですが、こんな茫然自失状態の男には感情移入できないし。(だって自失だもん)
世の人はいったいどこで涙腺のツボを押されているのでしょう?
一番ぐっと盛り上がったのは彼女を病院から連れ出して空港にいったものの、搭乗手続きをしようと走り出した主人公の背後で彼女が倒れたところでしょうか。
……文章が上手くても泣けなかったり、文章不味いのにうっかり涙ぐんだりしてしまうのは何でなんでしょう……
やっぱり私が設定フェチだから??

深沢美潮「TETORA」
昨日は遅番で往き帰りの電車は絶好の読書タイム、にも関わらず手持ちがなかったので地元の図書館に寄ってから出勤しました。
ありがとう9時半に開けてくれる地元図書館!
フォーチュンクエストとは違った近未来SFものです。
短篇が3つ入っていて、VRゲームもの・ロボットもの・クローンものです。
ロボットものがよかったかな。発表したのもこれが一番古くって、結構評判よかったらしいのですが、なんでこっちを表題作にしなかったのかしら?

次は北森鴻の予定です。
削除キー   

9 fool

2005/10/12 20:45

「名刀 その由来と伝説」牧秀彦
現代にまで名を残している名刀を、その刀の専門的な仕様よりも刀や所持者に残る伝承などを紹介した本。写真も乗っていてすごく面白かったです。
一番気に入ったのは、写真で見て一目惚れしてしまった「童子切安綱」
源頼光が酒呑童子の首を落としたとされている天下五剣の内の一振り。国宝として現在は東京国立博物館にある、とのことで博物館の蔵品一覧をあたってみたら無いし・・・。今年の四月に出た本なのに、どこかに移ってしまったのだろうか・・・。
削除キー   

10 かなめ

2005/10/13 13:13

 小野不由美の「屍鬼1」(文庫版でござる)読了。
 なんかまだ村人がバタバタと死んだだけで、全ぼうがまだ見えないんだけど、面白い。引き込み方とか文章とか、やっぱり主上は上手いです。
 とくにかおりちゃんの、葬式の前の、何とも言えない苦しい気持ちを描いたところ。「ああどうにもならない苦しさってこうだよね」と感心してしまうのでありました。
 若御院の小説は少々退屈だけどね(笑)

 既に登場人物を把握するのが苦しくなってきてるけど、頑張って続き読もっと。
削除キー   

11 いろは

2005/10/13 17:46

わかぎえふ「笑ってる猫」を読んでます。
ネットの古本屋で買ったので、内容等判らずに
いつものエッセイかなーと思ってたら
お気に入りの本、それも絵本や写真集といったビジュアル的な本ばかりを紹介した本でした。
なので、どのページにも写真がいっぱい。
余計、紹介されてる本に興味をそそられます。
表紙の猫の写真が、またいいの〜。
火鉢にあたってる猫のポーズといい、表情といい・・。(ほれぼれ)
この表紙を見た瞬間に、小躍りしちゃったよ(笑)
写真が判りにくいけど↓参照してみてくだされ
http://item.rakuten.co.jp/book/1623904/
削除キー   

12 mamath

2005/10/13 21:15

>余計、紹介されてる本に興味をそそられます<
罪なカキコを…。(ちょっと見たい。笑)

http://item.rakuten.co.jp/book/1452694/
私はこいつが好きじゃ〜♪(へえ、ちゃんとあるんだという驚きも。笑)

隆慶一郎「駈込寺蔭始末」光文社文庫読了
「吉原御免状」が無くて代わりに買った3冊のうちの一冊。
ごめんなさい、これ、私だめです。
最初の話の悪者たちにうげっとなってしまって、
最後まで読むのがつらかった。
文自身は読みやすいんだけど、表記される中身が好きじゃないです。
1冊で評価をしてしまってはいけないと思うけれど、あと2冊いつ読めるかわからない…。

「暁天の星」椹野道流 講談社 鬼籍通覧シリーズの一作目
忘れてた…法医学教室ものだけど、ホラー交じりだったんだ〜〜〜〜!!!
明け方に悪夢。(はふ)
削除キー   

13 ウイング妻

2005/10/13 23:19

こんばんはです。
「覘き小平次」京極夏彦著、読了。
短編の形をとって、いろいろな人がでてきます。
でもね最初は何かわけわからず、もひとつかな、なんて思ったりしました。
後半から小平次の過去が明らかになり、おもしろくなってきましたが・・・。
削除キー   

14 まりかちゃ

2005/10/14 00:06

まますさん。

それ、読んじゃダメなやつだよ(苦笑)
私が面白いと薦めてるやつにしなさいって・・・
しかもダメなヤツをどうして最初に読むかな・・・(笑)
削除キー   

15 #12

2005/10/14 22:30

隆慶一郎なら「鬼麻呂斬人剣」がおもしろいっすよ。
金にこまって師匠が鍛えた数打ちの刀を叩き折っていく刀鍛冶師の弟子の話。あと「影武者徳川家康」とか。
削除キー   

16 ウイング

2005/10/15 20:55

「グイン・サーガ66 黒太子の秘密」栗本 薫 読了。
ほとんど1冊、ナリスとスカールの会談で終わりました。
でも対照的な二人の会話はけっこう楽しめました。

次は、「着信アリ」秋元 康。
削除キー   

17 みつき

2005/10/16 00:38

やっと、やっとかなめちゃんにもらった十二国記の月の影影の海(だっけ?)のみ読了。

けれど…。

ごめん。萌えないわー(苦笑)
読めるけど、はまりはしないって感じかな。
削除キー   

18 風雲

2005/10/16 12:09

予約本取りに朝っぱらから図書館へ〜♪
来ていたのは倉知淳「猫丸先輩の空論」
新刊棚から黒猫が覗いていたので手に取った西門かり(漢字忘れた)「鍵の猫」はホワイトハート(珍しい……)
先月出たばっかりなのにもう本棚に落ちていた霧舎巧「九月は謎×謎修学旅行で暗号解読」
なんと2冊も置いてあった恩田陸「蒲公英草紙」!(なんでもう予約切れてるの〜!?)
やっと完結、富樫倫太郎「陰陽寮」9巻と10巻
児童書は「崖の国物語」6巻

現在通勤で読んでいるのは時海結以「玉響〜たまゆら〜」1巻
職場の机の上には深沢美潮「新フォーチュンクエスト」10巻

ふ〜これだけあればしばらく大丈夫、なはず。
削除キー   

19 風雲

2005/10/16 12:56

忘れてた。読んだ本は北森鴻「写楽・考 蓮丈那智フィールドファイルV」と石持浅海「BG、あるいは死せるカイニス」
前者、表題作は別に全面に写楽が出てくるわけではないので帯にまで「あの絵師」の謎が!みたいな紹介の仕方はどうかと思う。
考、にポイントかな。
私が借りた本にはドラマ化の写真つき帯がついてたのですが、蓮丈さんを木村多恵さんが演じるようです。(もう終わったのかな?)
美人だけどなんかちょっと違う……。
ミクニくんも、誰だか知らないけどちょっと違う……。
この写真だと目がきらきらしていないナイナイの岡村のような人なんだけど。

石持さんのは今回西澤保彦テイスト。
人類全てが女性で生まれ、人口の4分の1程度の優秀な人材が性転換する世界の学校で起こる連続殺人事件。
女とは、男とは、社会とは……ぶっとんだ設定だからこそふと考えさせられますね。
削除キー   

20 ウイング妻

2005/10/16 20:04

「暁の天使たち」茅田砂胡著、読了。
デルフィニアとスカウイの続編、のようですよね。
でも、最初は、時代背景も違うし、知っている名前が出ているだけに違和感がありました。
でも、段々なじんできたけど。

風雲さん。
蓮丈那智シリーズ、2ヶ月前ほどかな、テレビでしていました。
呪いの面、の話だったと思います。
助手は、岡田義徳さんがされていました。
蓮丈さんのシリーズは読んだことがないのですが、
助手に対するぞんざいな言い方が、何か違和感がありました。
上品なイメー゜ジの木村さんにあってないような・・・。
謎解きとか、普通にしゃべる部分は違和感がなかったのですけど。

削除キー   

21 かなめ

2005/10/16 22:20

>みつきさん
十二国は最初なんかピンと来ないんですよー
わたしもそうだったんだけど。
だけど、続けて何作か読むと、陽子の成長っぷりにハマります。
削除キー   

22 風雲

2005/10/17 09:48

>助手に対するぞんざいな言い方
それが蓮丈那智なのですよ奥さん。そこは原作どおりな訳だ。
なんか違うと思っていたのですがそうか「上品」なイメージだからか。
もっと視線の冷たい迫力美人じゃないとなぁ……

倉知淳「猫丸先輩の空論」
30歳以上なのにちびで高校生にも見える童顔の猫丸先輩が、あわてんぼうの八木沢君に「あわてるんじゃありませんよ、まったく」なんていいながら事件の推測を語るシリーズ第2弾。
真相とはいわないのです。そう、かもね、みたいな。
かっちりピースがはまる快感はあんまりないですが、こういうのも時にはよいものです。
削除キー   

23 ウイング

2005/10/17 21:30

「着信アリ」秋元 康 読了。
死ぬ直前の未来の自分から携帯に電話がかかってくる。
その日時になるとその通りに亡くなり、また違う携帯へと連鎖していく恐怖の物語。
携帯を扱った連鎖ホラー、どこか「りんぐ」っぽい感じもする。
話としてはまあまあという感じ。そこそこ怖いし。
なぜ連鎖していくのかという説明もあるが、ちょっと首をひねってしまう。
むしろ説明がない方がよかったかも。

次は、「西の魔女が死んだ」梨木 香歩。
削除キー   

24 てんころ

2005/10/17 23:17

「妖怪大談義」 京極夏彦
今までの妖怪対談をまとめた一冊。
結構たくさんの人と対談してて、あらゆる角度から妖怪のことを教えてもらえました。ただ、色んな道が広がるんだけど、奥が深すぎて踏み込めないなとも思う(笑)京極堂のモデルとか、江戸時代に「最近の子供は狐や狸を全然怖がらない」というぼやき記録があるとか、幽霊の出世とか・・・へぇ〜を連発でなかなか面白く読めました。

次はやっと借りられた「夜のピクニック」か「散歩の気分で山歩き」
削除キー   

25 ウイング妻

2005/10/18 18:18

「この胸いっぱいの愛を」梶尾真治著、読了。
もしあのときこうしていれば、という思いを残す人たちが20年前の門司にとばされてしまう。
最初は、とばされる人が何人かいてややこしかったのですが、
それぞれの人が思い残したことに向かい、こうどうをはじめる。

過去に帰って未来を変える、この手の話は好きです。
でも、私自身は、話はいいけど、実際過去を変えても、
結果的には変わらない、という思いがある。
さめているのかな。
クヨクヨ過去を思うよりかは、将来の楽しいことを考える方がいい、と思うのですが。

これは、10月8日から封切られています。
映画ではどんな感じなのだろう。
ヴァイオリン奏者の和美さんを「ミムラ」さんがされているけれども、どうも菅野美穂さんのイメージで読んでいました。




削除キー   

26 たらこ

2005/10/18 22:01

荻原規子「西の善き魔女」1〜3巻再読了。

いやー、中公文庫版西の善き魔女、結局買っちゃいました(笑
やっぱり佐竹さんが描いた表紙の文庫を、手元に置きたくなっちゃいまして・・・(爆
素敵なんですもの♪
やっぱり佐竹さんの描くファンタジー画は最高ですっ!
あと、勾玉シリーズも佐竹さんバージョンとして、トクマ・ノベルズ EDGEからでてるようです!
空色勾玉の表紙を見ましたが、水彩が素敵すぎます!!
こっちも買っちゃおうかしら♪(笑


西尾維新「クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 」読了。

今回は一気に読めましたよ!
前作よりは、明るい感じで救われましたが・・・ミステリとしてはなんとなく物足りない感じでした。
密室のトリックも、結構簡単なものでしたし。
ただ、ミステリーだと考えなければ、とっても面白かったとは思います。
あー・・、いっくんの本名はなんなんだろうなぁ。。。(爆

次は恩田さんの「ドミノ」かなー。


削除キー   

27 ウイング妻

2005/10/18 22:24

たらちゃん。
「西の善き魔女」再読、ということは、よかったのですね。
今文庫になって売られているけど、どうしようか思案中でした。

読んでみたいな、読んでみたいな、読んでみたいな・・・。




削除キー   

28 らる

2005/10/18 23:13

エリック・ガルシア「さらば、愛しき鉤爪」読了。

いいですよ。ルビオ。かっこいい。
読む前は恐竜なのはルビオだけかと思ってたのに、、、
それが世界中恐竜だらけ!? 人間にばれないように人間の格好をして生活してる。 そんでもって、主人公は私立探偵!?
すごい設定だなー(笑)
一人称なので慣れるまでに時間がかかりましたが、慣れるとすいすい読んでしまいますね。
笑いもあるし、ちゃんとシリアスに物語が進む部分もあるし。
次も読んでみたいと思いました。

次は何を読もうかな、、、
森博嗣「ナ・バ・テア」と「ダウン・ツ・ヘブン」を再読してたりもします。詩的な表現が綺麗で、空中戦の描写も綺麗です。

図書館で本を借りられると幸せなんだろうなぁ。僕の町には図書館がありません。「ナ・バ・テア」の主人公っぽく言うと、
「俺の町には図書館が無いらしい。つまらない町だ」
となります。

さて、次は、、宮部みゆき「クロスファイア」を読んでみたいと思います。
削除キー   

29 まりかちゃ

2005/10/19 00:23

よしよし。。。設定の妙がわかっていただけたようで嬉しい。w

シリアスコメディというか、、、なんとも不思議な雰囲気の本なのですよw
削除キー   

30 らる

2005/10/19 00:41

アルセーヌルパン vs 私立探偵ルビオ! とかあったら面白いかなとか、、、w
ルパンも実はラプトルだった!? 的な設定で!

とりあえず、たまってる本を読破しつつ続きを注文しようと思います! 頑張れ名(迷?)探偵ルビオ!w

削除キー   

31 ウイング

2005/10/19 19:56

「西の魔女が死んだ」梨木 香歩 読了。
おばあちゃんとまいとの会話がおもしろい。
登校拒否のまいが、田舎でおばあちゃんと過ごすうちに成長を遂げていく様が、うまく描けている。
終わり方がきれい。
僕としては、後の話の「渡りの一日」の方が気に入っている。

次は、「御手洗潔の挨拶」島田 荘司。
削除キー   

32 風雲

2005/10/19 20:09

時海結以「玉響ーたまゆらー」読了。
1巻です。
時代と舞台はは4〜5世紀あたりの日本の東国を意識してください。
今回のヒロイン・マユラは、風のささやきを聞くことができる巫女さん体質の女の子。
そしてヒーロー・イメタテは、鉄器を持つエヅモに故郷を追われ流れてきた一族の、やっぱり異能の力持つ青年。
二人は偶然一目会ったときからなにやら共鳴してしまうのですが。
運命は悲劇へと転がりだすのです。
イメタテが使者であるマユラの兄を殺害。
マユラは激情のまま復讐の誓をたててしまいます。
しかしイメタテが悪い人と思い切れず見逃してしまったところ、女神の呪いが!
憎しみと恋しさの板ばさみ!
どちらを選んでも誰かが死ぬ。
現在3巻まで出てるのですがどーなることやら。

ただいま職場の机の上はまるで電撃文庫フェア真っ最中!です。
先日調子に乗って気になっていたシリーズ物に一気に予約つけたら順調にぞくぞく集まってしまいました。
「キーリ」「我が家のお稲荷様」「塩の街」といったラインナップです。
削除キー   

33 うる

2005/10/20 00:58

まますさん…何でソレから読むかな^^;
よりによって。。。
その作品がそーゆー内容になってる理由は、「版元が光文社だから」て一言で充分かと。
気になるんで、一緒に買った他の2冊のタイトルも教えて下さい。
おそらく最初に読む事をオススメしない作品なんじゃないかと思うので^^;
削除キー   

34 らる

2005/10/22 01:51

宮部みゆき「クロスファイア上・下」読了
映画のクロスファイアが僕的にいまいちだったので、どうかなと思っていたんですが原作の方が全然面白かったです。
現実には無さそうなお話のようで、実に良く現在の世情?を表していると思いました。
主人公が完全な善ではなく、善と悪の合間の境界が定かでない部分を彷徨います。その微妙なバランスから不安を感じてしまい、主人公はどうなるんだろうとハラハラしながら続きを読み進めてしまう感じでした。良い作品だと思いました。

次は森博嗣「ファイは壊れたね」を読みます。というかもうすぐ読み終わります。
削除キー   

35 ウイング妻

2005/10/22 14:58

「動かぬ証拠」蘇部健一著、読了。
短編で、完全犯罪崩壊の決定的瞬間が最後の一頁で明らかになっている。
おお、とおもうものもあったけど、わけわからんものもありました。
中には、ダイイングメッセージがこっているのもあったけど、
亡くなる前にそんなこったことができるのかな、なんて思ってしまいました。

らるさん。
「クロスファイア」映画は見てないのだけれど、何か超能力を持ってしまった人の哀しみや苦しみがすごく伝わってきました。
ちなみに、「クロスファイア」の前の話が短編ですが
「鳩笛草」の中の『燔祭』という題であります。
機会があれば読んでみてね。

削除キー   

36 風雲

2005/10/22 20:20

深沢美潮「新フォーチュン・クエスト10 キットンの決心」
ず〜っと追いかけてるシリーズ物です。でこぼこパーティのほんわかファンタジー。
当初からの謎のひとつ、登場人物キットンの生き別れになった妻スグリの居場所がわかり、迎えに行くことに。
でも肝心のキットンはあまり乗り気じゃなくて……
ハッピーエンドが用意されていますし、今までの懐かしキャラもたくさん登場します。

壁井ユカコ「キーリ 死者は荒野に眠る」
生きた友人はいない霊感少女キーリ。冬期休暇に出会ったのは霊の憑いたラジオを持った不死人の青年。
キーリは青年に勝手について行くことに!
とにかくぼーっとしていると霊だか生きてる人だかすぐに区別がつかないキーリ。
たくさんの霊現象と出会い変わっていくキーリと不死人。
まぁ、わりとありがちかもしれません。嫌なところはないので次も一応読みます〜。

柴村仁「我が家のお稲荷さま」
これは気に入りました♪ 題名どおり主人公の兄弟の家にお稲荷さまが押しかけてきます。
男でも女でも変幻自在。好奇心旺盛自由気ままな天狐・空幻、愛称クーちゃん。
土地神恵比須さまはなんと茶髪のテキトーにぃちゃんでコンビニのオーナーしてるのです。
主人公兄弟を護る役目を命じられている少女・コウは、日常生活不適応者だし。
楽しいキャラ設定でツボです。これが萌えでしょうか?
削除キー   

37 らる

2005/10/22 21:00

ウイング妻さんへ。
>何か超能力を持ってしまった人の哀しみや苦しみがすごく伝わってきました。
そうですよねー。すごく良く伝わってきます。
僕は読んでいて「魔性の子」を思い出してしまいました。
周りと異なるために孤独になってしまう感じが被ったのかもしれません。
「鳩笛草」クロスファイアを読み終わった後すぐに注文しちゃいました。届いたら読んでみます〜。
「レベル7」とかいくつか宮部みゆき先生の本を買いましたので、少しずつ読んでいきたいと思います。

森博嗣「ファイは壊れたね」読了
今までの森博嗣の「犀川&萌絵シリーズ」と比べると、すごくさっぱりしてしまった感じがします。ああなんとなくこうかなと思った方向に殺人事件が解決していく感じでした。
うーん、事件のスケールが小さくなったせいかなぁ。ちょっと物足りない感じです。

次は、アーサー・ランサム「ツバメの谷」と乙一「暗いところで待ち合わせ」の並行読みです。
アーサー・ランサムはでかすぎて通勤電車内じゃ読めないです。。。
削除キー   

38 かなめ

2005/10/23 16:17

「屍鬼」読み終わりました〜
心配した村人の名前も一応把握しながら読めました。やっぱりカタカナじゃなければ大丈夫なんだ!(笑)
長くて苛々するけど、その苛々してくる過程=村の死んでいく様を体感する為の物、なのだと思います。これが短かったら「ふーん」で終わってしまったろうから。
どの登場人物も良いところがあり、嫌なところがあり。完全な善人がいないので救われないのだけれど、逆にそれが救いでもあり。人間が白であれば屍鬼は黒として排除されてしまうけれど、どちらもグレーだから完全に人間VS屍鬼にならない。そこが娯楽映画と違い深いところところなのでしょう。

で、そんなグレーでも黒に近いようなキャラクターがぼこぼこ死んでいくのが小気味よく(おい)
また白に近い人物が死んでいくのはとても切なく。
律子さんがとても悲しくて、少し涙してしまいました。またかおりちゃんが可哀想でたまらない。
ただ、そう言う本当に悲しいところがあっさり流されてしまっているのが勿体なくもありました。
沙子も悲しい生き物でしたね。可愛いくて愚かで、悲しい。
千鶴もとても可哀想でした。包帯に喜ぶ様はとても可愛かっただけに、最期が辛い。
若御院は・・・鬼だな!(笑)

読み手を選ぶような本だと思う。
わたしは嫌いではないですね、好きだと思う。ぐずぐず悩んでるところとかね。
さて、次は何読むかなー
削除キー   

39 mamath

2005/10/23 19:34

>しかもダメなヤツをどうして最初に読むかな・・・(笑) <
>まますさん…何でソレから読むかな^^;
よりによって。。。<
ふん、仲良し同士が声を揃えて。(笑)
しょうがないでしょ〜!
”駆け込み寺のうら若い安寿は高貴な姫。
傷つきやすい無垢な彼女を警護するのは元公家の忍び。”
なんつー設定に、少女漫画やコバルト読んでる乙女(?)は
もっと乙女チックな話を想像しちゃったのよ〜〜〜!!
光文社なんてこと考えもせずに。(爆)
(狼男と青鹿先生って設定だってあるでしょ〜。笑
ストイックなヒーロー好きやネン。)
次に隆読むときは「鬼麻呂斬人剣」のほうにします、#12さんも薦めてくれてることだし。
(なんでクイックが読んでるんだろう?って疑問は横においておいて。笑)
でもって、残り一冊は「風の呪殺陣」です。

眼の痛みはどうもメガネが合わないようで、
プラス1.5の老眼鏡では見づらく、プラス2だと痛みが出るみたい。
職場で両方のメガネを胸からぶら下げて、チェーンを絡ませています。(笑)

落ちてた間に読んだ本
「川べのちいさなモグラ紳士」フィリパ・ピアス 岩波
「ドラゴンの眼(上)」スティーブン・キング
「メグアウル ミステリアス・クリスマス2」ジリアン・クロス他パロル舎
「オオカミは歌う」 メルヴィン・バージェス 偕成社
「マチルダはちいさな大天才」ロアルド・ダール 評論社
「ドラゴンの眼(下)」スティーブン・キング
「ノスフェラスへの道」 グインサーガ97
「ルードの恩讐」グインサーガ99
「豹頭王の試練」グインサーガ100
ピアスはちょっとがっかりだったけど、
キングは拾物だった。やはり自分の子供に愛情を注ぐ親心の書かせるものは一味違う。かなり辛い票をされているらしいけど、私的にはお取置き。児童書はでかくて困る。
(らるさん、ランサムは買って読むものじゃあないよ〜〜)
「マチルダ」はお取置きにしないと後悔しそうで悩み中。
ミステリアスクリスマスは1の好きな作家の名前をジリアンって間違えて覚えていたために、間違って買った。たはは、アデーレジェラスだったのね…。
グインはヒーローが本編に戻ってきているので読むのを再開したのだけど、
ヒーローがまたしても記憶喪失になっているため、昔からのストーリーの”おさらい”的な表記がぐだぐだと続いて辟易。
でもって、とうとう某と某が会うことになるんだけど(またとーとつな!ってとこなのね。確か60か70ぐらいのところのイシュトとスカール並)、
おいおい〜って登場のしかたに、は〜〜〜〜〜ってなる。(笑)
98が飛んでしまったけれど、埋めなくてもよさそうな話運びになっているような…。
100のあとがきで”どこまでもついていきます〜”っていうファンのことが書いてあるけれど、
ついていく身にもなってくれっ、って言いたくもなる。
削除キー   

40 らる

2005/10/24 00:18

>ランサムは買って読むものじゃあないよ〜〜
これは、お値段が高くて物が大きいから図書館で借りたほうがいいですよってことですよね〜?
「買って読むほどのものじゃない」ってことじゃないですよね。

ランサムは、最初の1冊を買ってしまったので、揃えてあげないと本が可愛そうな気がしまして。(イタイ発言だw)
図書館が近くに無いってのも本を買ってしまう理由の一つなんですけれども。
森博嗣先生の「スカイ・クロラ」「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘブン」のシリーズも「ダウン・ツ・ヘブン」だけソフトカバー版が発売されてなかったのでハードカバー版を買ってしまいまして、そうしたら全部ハードカバーで揃えたくなって買いなおしてしまったりとかしてます。(カバーが綺麗なのも理由の一つでした)
ようは、いつでも好きなときに読み返せるように、好きな本は買って手元に置いておきたいな〜と。
削除キー   

41 風雲

2005/10/24 13:18

図書館が近くにない、というのは知識的には理解できるのですが、性格的には想像できません……
振り返ってみるに、図書館のある環境が今の私を作ったといっても過言ではないので。
もし万が一結婚なんかして、旦那について図書館のない街に引越しなんてことになったら……単身赴任を申し付けるかもしれません。
らるさんがスカを買ってしまわないように祈りますよ。

電撃に気をとられて恩田陸「蒲公英草紙」のカキコするの忘れてました(^_^;)
「猫丸先輩の空論」の前後に読んだんですが。
せつない郷愁感がぐっときますねぇ。
もう二度とは戻ってこない。
渦中では気づかなかったけれど、一番幸せだった時。
なんかもう、金色の靄につつまれた思ひ出……つうの?
確かに考えてみれば、日清戦争・日露戦争と立て続けに起こってるわけで、人生のうち何度も戦火に遭ってきた人たちがいたんだよね。
普段は全然気にも留めてないわけだけれども。

霧舎巧「九月は謎×謎修学旅行で暗号解読」
霧舎学園シリーズ。今回のテーマは暗号。
そしてたぶんコスプレ(^_^;)
修学旅行先の京都と霧舎学園で同じ暗号がみつかります。
舞台が二ヶ所なので今までより分厚くなっております。
で、どうも他のシリーズ関係の単語が散見してます。
今回の事件には関係ないけど、時系列の説明(?)のときなんかに。うー、こういうのは気になるからやっぱ読むかな……頭木先輩が別のに出てるからややこしくなるんだよ〜。

昨日の仕入れ。
村上龍「13歳のハローワーク」西澤保彦「腕貫探偵」東川篤哉「館島」松尾由美「スパイク」赤城毅「復讐する化石」荻原浩「明日の記憶」
予約した本を取りに行ったのだけれど、同じ本が本棚に並んでいるのを見ると「予約しなくてもよかったんじゃ……?」なんてむなしくなりますね。
削除キー   

42 mamath

2005/10/24 20:58

>これは、お値段が高くて物が大きいから図書館で借りたほうがいいですよってことですよね〜?
「買って読むほどのものじゃない」ってことじゃないですよね。<

うああああああああ!(爆)
なんてこというんだあああ?!(どーどー、落ち着いて…笑)
3日にいっぺんのアクセスにしようと思ってたのに思わずカキコ。
児童書はね、高すぎるんですよ。
でもって、とてつもなく分厚い。
…と昨今のものをみて思うんですけれど、そのはしりとも言っていいかってほどランサムは厚く・高いのです。
ちょっと読んでみようかっていうにはあまりにも。
ランサムを全館揃えると、スチール製本棚、一段の半分埋まります。
しかも3万でしょ?BOだったら何冊買えるか…。
いやアマゾンで半額でも60冊…。
やっぱり思い入れがないとちょっとえらいでしょ?

もちろん、とっても大好きでとってもお勧めなんだけど
なんだか悪いことしちゃったなあって思えます。
神田に行けるんなら東京の図書館に行けませんか?
貸し出ししてくれるんじゃないかなあって思えるのですが。

かく言う私も、この4月以来図書館に行けてないのですが。(笑)
なんとね、職場の近くの地方自治体の図書館の分館、5時にしまりやがんの!
私の勤務時間は5時10分なので、歩く時間を入れなくても
どーしてもどーしても無理なのです。(くっそー)
でも、まあ、積読を片付けろという天の声かも。(笑)
削除キー   

43 ウイング妻

2005/10/24 21:33

「着信アリ」秋元康著、読了。
はっきし言って、ホラーは苦手です。
夜に読むものじゃない。
怖さが倍増します。

今ドラマ化されているけれど、ドラマの方がおもしろそう。
怖いけど、升さんと菊地美香ちゃんのお陰で救われているような・・・。

話は、聞いたことのない着メロが流れ、「着信アリ」の表示。
メッセージを確認すると、何か悲鳴のような声。
履歴は、何日か後で、発信元は携帯の持ち主自身。
で、その日にメッセージ通りに亡くなってしまう。
なぜそんなことが起こるのか、明らかにされたけど、
私の中では釈然としなかったです。

削除キー   

44 みて太

2005/10/24 21:38

らるさん、ランサムは将来、お子さんからお孫さんまで読み継がれていける物語だと思います。買い揃えられるうちに揃えられたらいいと思います。
らるさんの書き込みみてると、羨ましくて私も思わず注文してしまいそうでコワイ。

削除キー   

45 らる

2005/10/25 01:59

乙一「暗いところで待ち合わせ」読了。
視力を無くして一人で寂しく生活をしているミチルの家に、殺人現場から逃げ出したアキヒロが逃げ込み、奇妙な生活がはじまる。
ミチルは異変に気付きつつも知らない振りをし、アキヒロはミチルに気付かれないようにと物音立てずに居間の隅にうずくまる。
そんな奇妙なストーリー。二人の寂しさ、孤独な感じがすごく伝わってきました。
でも暗いだけじゃなく、明かりも見えて。とてもよいお話だと思いました。

mamathさんへ。
ランサムは読んでみたいと思ってるので別に大丈夫?ですよ〜(笑)
本の価格については、仕事の関係で買う技術書の方が全然高い(そして全然分厚い)ので金銭感覚麻痺してるのかもしれません。
最近15000円の本買いましたし。(堂々の1200ページ)
大体3000円強ぐらいの本を普通に買っています。それに比べたらランサムはまだ安いんです。
たぶん小説につぎ込んだお金より、技術書につぎこんだお金のほうが全然多いと思います。
早く後輩に仕事を教えてあげられるようにならなくっちゃですし!

みて太さんへ。
>ランサムは将来、お子さんからお孫さんまで読み継がれていける物語だと思います。
そんな感じします〜。きっと揃えといて損はないかなと思います!

風雲さんへ。
風雲さんは図書館で働いているんですよね〜。ちょっとうらやましいです。(なんか前にも書いたような)
図書館は独特な雰囲気があっていいんですよね。

家の近くに図書館無いんですが、会社の近くでと探してみたら、
日本橋図書館がかなり近いことがわかりました。
普通に歩いていける距離でした(汗)
開架11.5万冊は多いのかなぁ?
平日は20時までやってるみたいなので、仕事がはやく終わったら一度いってみたいと思いまーす。
削除キー   

46 風雲

2005/10/25 21:58

>開架11.5万冊は多いのかなぁ?
ちらりと覗いてみましたが、東京にある図書館の中では平均的のようですね。
私の今の職場もそれくらいですが、近隣のほかの図書館(4万冊〜6万冊)を束ねる役割を担っています。
私の地元などは3万冊〜の小規模な図書館ですが他市に比べると異常な数あります。そのかわり去年まで中央図書館がなかったのですが。
夜8時まで開いているのであれば是非行ってみてください。
私の任期もとうとう後半年切ってしまいました……次の職を考えないといけないんですがー……日々楽しく仕事してると次なんて考えられないよ(T_T)

本日の通勤のお供。「鍵の猫」もうちょっとかかるかな。
あとちびちび家で「13歳のハローワーク」
来月のサークルの課題本なんだけど。やっぱきちんと将来を考えるか?
削除キー   

47 mamath

2005/10/26 23:22

開架に10万以上はやっぱり多いんじゃないかと思うのは田舎ものなのかしら?(笑)
らるさんが図書館利用できそうでよかったです♪
これで遠慮なく押し付け、じゃなかった、お勧めできるわ!(笑)
とりあえず「ブラッカムの爆撃機」なんていかがでしょう?(笑)

風雲さん
たとえ後半年でも、本に囲まれて本の仕事が出来るのはうらやましいです〜〜〜。

「分類項目:殺人」サラ・レイシー ベネッセミステリペーパーバック読了
主な登場人物、という紹介で
リーア・ハンター…ちょっとひねくれた税務調査官(ヒロイン)
なんて書いてくれちゃってるかなりひねくれた作者のミステリ。
もーもー読んでる間ニヤニヤ笑えてしょうがなかった。
殺人に巻き込まれちゃったヒロイン、なんてのははいて捨てるほどあるけれど
証拠も隠し、証言もいい加減に自分でどんどん事件に突っ込んで行ってしまう、
しかも台詞も行動も一筋縄ではいかないし〜。(笑)
ぜんっぜん期待してなかっただけに嬉しい驚き。
これだから本読むのはやめられない。
ひとつ残念なのはあとがきに次作があるって書いてあるけど
検索しても出てこないっつーのは、
この10年、翻訳されてはいないってこと。
削除キー   

48 らる

2005/10/26 23:25

自分の好きなことが仕事にできて、その仕事がやりがいのあるものであったら幸せなんだろうなと良く思います。

>風雲さんへ
図書館で続けて働くことはできないのでしょうか。
好きな仕事できるっていいですもんね。
あと、図書館にはまだいけてないです。明日あたり早く仕事終わったらいってみたいと思っています。

ただいま、宮部みゆき「ICO イコ 霧の城]を読んでいます。
やっと半分くらいかな。
ある村では何十年かに一人、角の生えた子が生まれます。
角は生贄の印。角が一夜にして伸びるその時、子供は霧の城へ生贄として捧げられます。
生贄として霧の城へ捧げられた少年。本来ならば生贄として身も心も霧の城に囚われてしまうはず。だが少年は霧の城の中で目を覚まします。そして鋼鉄の檻に囚われている少女と出会います。
少年は少女の手をとり霧の城から逃げ出そうとします。
徐々に明かされる霧の城と少女の謎。
はたして少年は少女を守り、霧の城から無事に逃げ出せるのか。
といった感じのお話です。
明日でいっきに読みきろう。
削除キー   

49 らる

2005/10/27 00:23

あ、mamathさんとニアミスしてましたね。
図書館いってみたいと思います!
がんがん、お勧めをお願いいたします(笑)
ブラッカムの爆撃機探してみますね!

削除キー   

50 たらこ

2005/10/27 01:22

恩田陸「ドミノ」読了。

まだ読んでなかったですよね、これ(笑
ここでも結構評判が良かったので、楽しみに取ってありました(爆
恩田さんはもうほとんどの作品を読んじゃってるので、一つぐらい取っておきたいなーと(何じゃそりゃ・・笑
本棚に大事に保管してたところを、いよいよ解禁したわけです♪
いやー・・・すごいですね、ほんと!!!
まったくつながりのない20数人の登場人物が、うまく絡まる絡まる!!!
うわー・・・ここでこうくるか・・・うわー・・・とページを進めるごとに、「やられたー」「わらえるー」の連続(爆
恩田さん、よくこんな話しを考えてうまく成立させたなぁ!
満足な読了感でした。
しかし・・・えりこさんのファンになりそう(笑
かっこいいんですよね、ほんと!
普段は至って普通の人が、すごい本性?を隠しているって設定に弱いかも・・・私(爆
踊る大捜査線並に警察から追われてもへっちゃらなえり子さんに乾杯!!
あと、恩田さんは絶対ガラスの仮面も大好きに違いない(笑
オーディションの話の時に、しみじみと思いましたよ。。。

あー・・しかし、今月(先月だったかな)の恩田さんの新刊読みたいっっっ。
「ネクロポリス」っていうなんとも怪しげな題名と、素敵な装丁に惹かれる(笑



西尾維新「サイコロジカル上・下」読了

あー・・・もう、このシリーズは純粋な「推理物」として読んでは・・・いけないんだな(笑
結局本当の真相がわかったのは、さいごのさいごでしたしね(爆
なんとなく読んでいて、「すべてがFになる」を連想したのは私だけでしょうか。。
なんかちょっと、科学者とか研究所とか、入れ替わりとか・・・あれ?って思っちゃったんですよ(爆
まー、雰囲気とか全くといっていいほど違いますがね・・(笑
しかし・・・いーちゃんの過去がだんだんうっすらと明かされていってる感じですね。
といっても、ほんとまだまだわかりませんが。
うーん・・・なにがあったのだろうか。


他にも岡野さんの「陰陽師」完結まで一気に読みました。
うーん・・・、本当に「素晴らしい」の一言なんですが、何割理解したのだろう・・・と、唸るほど難解でした。
もう、原作なんかおもいっきり無視してましたし(笑
まー、この作品は「名作」としてこれからも残っていくと思いますよ^^
削除キー   

51 風雲

2005/10/27 20:10

西門佳里「鍵の猫 Niki's Tale」昨晩読了。
黒い仔猫のニキは気がついたら心臓が2個になってました。
おまけに色が見えます。めったなことでは死にません。
前足の裏に突起が出来ました。
これ全て「鍵猫」になったしるし。
鍵猫のお仕事は、死んでしまった人間の魂であるサカナモドキをあの世に送るための扉を開けること。
先輩猫に教えられ、人間の魂をこの世に運ぶカラスに出会い、自分の過去の記憶を探すニキ。
カラスのしゃべり方が独特なかんじで面白い。続きがあるような話ではないですし、1冊でまぁまとまってますね。
もう一冊読んでみてもよいかな。

で、昨日は猫でしたが、今日の通勤のお供は犬ものです。
松尾由美「スパイク」まだ読み始めたばかり。
恋愛ミステリらしいのですが。
解説ではそっくりなビーグル犬(しかも名前まで一緒)とその飼い主が出会うこと以外ネタばれになりそうで書けないと書いてあったのですが。
初めて読む人にはちょっと注意しておきましょう。
犬がしゃべったり、ちょっとSFチックな設定がだめ!な人はやめといたほうがいいかも。知らずに手にしてだまされたと思うのはやっぱり嫌だと思う。
でも知った上で読んで松尾由美の名前覚えて欲しい気も……。

>らるさん
残念無念なのですが、今のところで今の身分(嘱託職員)では絶対無理なのです。
採用試験受験時の条件に、年齢や資格などの後に「いままでこの自治体の職員であったことがないこと」というのがあり、採用期間も最高で3年、以降の延長はなし、と明記されています。
つまり、もう一度試験受けなおして入りなおすことも無理。
土日バイトや夏季等繁忙時の臨時バイトの口はかかるでしょうが、それでは到底生活できません……。
おそらく他の自治体(例えば地元図書館)で嘱託職員に採用されても、任期は最高3年のはずです。
正職員になれたら一番よいのですが、試験自体が少ない上、私はすでに年齢制限にひっかかってほとんど受けることが出来ません。
今回運良く別の図書館の嘱託になれても、3年後はそれだけ年齢も行きますし普通の会社への就職がより難しくなるでしょう(今でも充分難しいのです)。
考え出すととても気分が重いです(T_T)

>たらちゃん
「ドミノ」いーでしょぅ(^_^)
もう連推奨恩田作品と呼んでもいいような気がします!
今日職場の書庫で久しぶりに陰陽師の1巻をみたらものすごく薄く見えてびっくりです。後半の巻が厚すぎなんだけど(笑)
削除キー   

52 らる

2005/10/28 00:11

>風雲さんへ
延長も再採用も無理なのですね。
やっぱり本に関わる仕事がいいんですよね。
本に関わる仕事というと、図書館司書とか本屋さんの店員、出版社(ちょっと毛色が違いますが)ぐらいしか思いつかないのですが。
司書の仕事は採用試験が少ないらしいし、、、
私立大学の図書館採用とかそこそこあるみたい(といっても定員1名とかですが、、、)ですけどどうなんでしょうか。
僕も、就職活動してる時って気分が重くなりました。でも新卒が気分が重いとかいってちゃ駄目ですよね。。。
別の自治体で3年間働いて、その間にいろいろ資格とって就職の幅を広げるとか? 難しいですかね。

>たらこさんへ
西尾維新「サイコロジカル上・下」が感想を読んでいて気になりました。「すべてがFになる」が好きなので。
でもシリーズものってことは既に何冊かでてるのかな。
今度チェックしてみます!

今日は体調不良で会社お休みです。最近胃腸の調子が悪い。。
ですので結局図書館いけなかったです。明日、、、日付変わったから今日か、、もしくは土曜日あたりにいってみたいと思います。
日本橋図書館、児童室にブラッカム置いてあるそうです。
楽しみなり!

今週忙しかったせいで全然読み進められなかったランサム。今日は寝ながら読み進めました。ツバメ号沈んじゃいました!(TT
ジョン船長の大失敗です。でも失敗から学んで成長するんですよね。この巻が読み終わるころには子供たちみんな成長しているんだと思います。
削除キー   

53 たらこ

2005/10/28 11:26

梨木香歩さんが書いた原作のラジオドラマが、NHKオーディオドラマでやるらしい!
たぶん最新刊の話しです。
きになる、きになるー(笑


>らるさん

体調大丈夫でしょうか?
私も胃炎持ちなので、とても辛いのわかりますー(泣
私の場合、不規則な生活(学校の時間割の関係で、一週間のお昼ご飯の時間がバラバラだったり、夕飯も遅くなったり、寝るのが遅くなったりしてるので・・・爆)のため、胃に負担がかかってるそうですー。
らるさんも、胃や腸にきたときは気を付けてくださいね!
なるべく消化の良いものを食べて、負担がかからないようにしたらいいですよ^^
お医者さんが言ってましたが、野菜は健康にはいいけど、あまり消化が良くないらしいですよ!

「サイコロジカル」は、「戯言シリーズ」として上下巻本あわせて現在八冊でてるのかな?
たしか、みつきさんがとてもオススメしていたので、読んでみたんですよ^^
今までになかったミステリー(のようなファンタジー?・・爆)ですね♪
「サイコロジカル」は「すべてがFになる」のちょっとした背景と重なったっていうだけで、全体的には全く違う物ですよ(笑
結構くせがあるので、一冊目読んでみて大丈夫そうなら、ぜひ読んでみてください♪


削除キー   

54 しん

2005/10/28 14:06

実は私も「戯言シリーズ」は以前から読み始めてたんですよ。
かれこれ1年ほど前から(笑)
シリーズ完了した時にでも書き込もうかなとでも思ってたんですが今話題に上がってたのでこっそり書き込みを。

1作目の「クビキリサイクル」ではメフィスト賞受賞作だけあってなかなかの「推理物」として良かったと思いますが、シリーズを重ねるごとにたらこさんのおっしゃる通り「推理物」として読んではいけなくなりますね(笑)

そしてシリーズを重ねるごとに「推理物」としての体裁すらなくなると言えば「森ミステリィ」(笑)
こういうオチはどうでしょう?


あとは個人的に最近読んだオススメの本。
「絶対可憐チルドレン」椎名高志 1〜2巻
「のだめカンタービレ」「鋼の錬金術師」に次ぐ私のオススメです。

削除キー   

55 風雲

2005/10/28 21:49

松尾由美「スパイク」
……よい。「え、なんで?」というフェイントのような謎が随所で決まり心地よかった。ちょっと切ないし。
やっぱりすごいよ松尾由美。
ワンちゃんの好きな人、叙情SF好きな人に薦めよう♪

>らるさん
胃壁保護のために食前にヨーグルト食べるとよいらしいですよ。
冷たいものと刺激物はご法度〜。
さて……ブラッカムと出会えそうですね……でも児童室は何時までなのか確認した方がよいですよ。
大体児童室とか児童館というものは5時で閉まることが多いのです。
ま、そんな時は予約してお取り置きしてもらえばよいのですがね。
今日はリピータークレーマーに当たってしまいブルーな一日でした(T_T)
や、どんな仕事でもクレーマーに当たることはあるんだと思うんだけど。こんな日はお客さん相手でない仕事がうらやましい……。

>たらちゃん
梨木さんのお話はラジオドラマにしたらはまりそうですね。
以前何気なくラジオのチューニングを回してて(このいいまわしってなんか古いですか?)、ひきこまれてしまったラジオドラマがあったのですが、それは長野まゆみさんの作品でした。
ちょっと不思議な感覚の作品は音だけの世界にもあうのだと思います。
削除キー   

56 らる

2005/10/28 23:53

たらこさんへ
お気遣いありがとうございます。
胃腸は大切にしないと。ほんとに。
でも、規則正しい食生活ってなかなか難しいですよね。
僕の最近の朝食は、バナナ一本とパーフェクトモーニングサポートゼリーに固定されてます。
帰りが遅いのでいつも夕飯が遅くなるのですが、それが胃腸に悪いみたいです。かといって外食ばっかりも体に良くないですし。
野菜ジュース飲むといつも膨満感があるのですが、それって消化が悪いせい!?と思いました。

しんさんへ
>そしてシリーズを重ねるごとに「推理物」としての体裁すらなくなると言えば「森ミステリィ」(笑)
そーですよねー。四季博士がらみは特に、、、
「そして二人だけになった」とかは綺麗な終わり方をするかと見えてどんでん返しみたいな。そーゆーオチ!?って感じでした。

風雲さんへ
胃酸が出やすくなるので消化が良くなると聞き、コーヒーを食前に飲んだりしてますが、、、あんまし良くない!?
ヨーグルトは良く食べるんですが、食後がほとんどだったりします。食前がいいんですねー。でもやっぱりデザートは食後が、、(笑)
結局今日も仕事終わったのが20時過ぎだったので図書館に行けませんでした。がっくしです。
ちょっと厳しいお客様はどこの世界にもいらっしゃるものですよね。たまーに理不尽なクレームもありますが、これも勉強と思い対応しております。

で、宮部みゆき「ICO イコ 霧の城」読み終わりました。
迷路のような城内の描写は、相当難しいんだと思います。
それでもちゃんと雰囲気が伝わり場面を想像できるのは宮部みゆき先生の描写力の成せる技なんだろうなと思いました。
「僕が君を守る。だから手を離さないで」いやーもう感動。(単純なヤツだな、、)
この本を読んでいるときのBGMがすごく「霧の城」のイメージにあっていたせいもあって、なかなか良い感じで読めました。
削除キー   

57 たらこ

2005/10/29 00:39

>しんさん

のだめ、鋼の錬金術師は面白いですよね♪
特にのだめの方は、久しぶりに「面白い!!!」と心から思えた、少女マンガでした^^
最近少女マンガで、心から「素晴らしい」と思えるものが無くなってきて、飽き飽きしてたんですよねー。
なんとなくワン・パターンというか枠から抜け出せないでいるというか・・。
今までになかった、ひと味ちがうおもしろさを持った、話しを誰か描かないのかとおもってたんですよ。
そこに、「のだめ」が登場!!
「ダ・ビンチ」で紹介されてて、「これだ!!!」と速攻漫画喫茶へいっちゃいました(笑
なんとこれが私の初の漫画喫茶体験だったんですよ(爆笑
のだめの部屋の、破壊的汚さに「私の部屋はこの部屋よりも数百倍綺麗だわ・・・」と安心したのは、ここだけの話しです(爆
絶対可憐チルドレンは、読んだことがなかったので今度チェックしてみますね♪


>風雲さん

長野まゆみさんの作品は、言葉の一つ一つがとても綺麗ですものね。
あまり作品自体は読んだことないのですが、いつも装丁が素敵ですし、中を見てみても綺麗な文体が並んでいますし。
音だけにしても、そのキラキラした感じは残っているんですね^^

梨木さんのラジオドラマは聞いてみようかなと思います。
あ・・でも・・・京都で聴けるのかな(笑
調べてみなくちゃ・・・!

>らるさん

野菜ジュースはどうなんでしょうねぇ。。。
細かくしているから大丈夫なのかしら。。
ただ、気になったんですが、たしか胃酸が多くでると、それも胃炎に繋がる原因らしいので、コーヒーの飲み過ぎ?には注意が必要ですよー。
ヨーグルトは、たしか胃炎の原因になる、ピロリ菌を殺してくれるとお医者さんもオススメしてたので、良いと思います♪
食後でも健康には良いかとっ。


ただいま、宮部さんの「ぼんくら」上巻を読書中。
下巻の内容解説に書いてあった「美少年」という文字に、つられて買ってしまいました(爆
ただ・・・まだ美少年弓之助がでてこない(笑
内容は読みやすくて、面白いです♪
下巻も楽しみ♪
削除キー   

58 風雲

2005/10/29 20:33

今日の通勤のお供は12月用サークル課題本。
有川浩「塩の街」
……まずい……と読み始めて思いました。
舞台は未知の落下物により人が塩の柱になってしまった東京。
無法地帯に陥りかけた街で、奇跡的に天然な女子高生と優しいくせに怒りっぽい青年が寄り添って生きています。
最初のお話では重たい荷物を背負った青年が海を目指しています。
彼が何故そこを目指しているのか……読み進めるうちにわかりますが、胸がぎゅーっとなります。
……電車の中で泣きそうです。
でも読むものないので帰りも読み続け、流石にラスト近辺になるとさらに泣きそうになる展開だったので家で読みきりました。
ぽろぽろ(;_:)

そして最後にあとがき読んで作者が女性だということにびっくり。
自衛隊、戦闘機が出てくるので男性だと思ってたのです。(好きなんだなーという書き方だったんですよ)
それなのにオンナノコのせつない気持ちが上手く出てるよな〜なんて。
そーか女性だったのか。
雰囲気としてはあれですね、コミックの「最終兵器彼女」とか近いかも。

明日も出勤で必ず座れるので何か持っていかなければならないのですが……文庫本がもうないなー。「陰陽寮」でも持ってくか。
表紙が凄いけど。
削除キー   

59 #12

2005/10/30 12:32

>ピロリ菌を殺してくれると
あ、ゴメン。本職なんで口挟む(笑)
それは明治からでてる「LG21プロビオヨーグルト」のみの効果です。
LG21乳酸菌ってのだけがヘリコバクター・ピロリ菌をやっつけてくれるそうで。明治がその乳酸菌使う特許とってるんで、明治からしかでとらんのです。

「クロノス・ジョウンターの伝説」読了。
「時の神」の名前を授けられた過去射出機械、クロノス・ジョウンターを巡る3つの話と、プラスアルファ。
通勤途中で知り合った花屋のお姉さんに片思いしてた吹原。だがクロノス・ジョウンター完成直後に花屋にタンクローリーが突っこんで爆発炎上。まだ恋人でもない異性を救うため、全てを犠牲にしてでも救うことができるのか?
他の3編も色恋沙汰がメインだったけど、彼が一番せつなく、激しいお話。個人的にはこのラスト、好きだな。
なんだか映画化されるらしいけど……どの話が実写化されるんかなあ。
あとで映画のサイト見つけに行こう。
削除キー   

60 fool

2005/10/30 19:06

>風雲さん
「塩の街」が気に入ったのなら、ハードカバーで出ている「空の中」「海の底」もぜひぜひチェックですよ。ぜひぜひ。
作風は全作通して似ているところが無いとも言えませんが、それでも読み手を飽きさせないだけのものを書いていると思います。
削除キー   

61 mamath

2005/10/30 20:08

「北の豹、南の鷹」 グインサーガ101読了
グインとイシュトの戦闘シーンは、これぞグインっていうころを彷彿とさせて面白かったけれど、あとはなぁ…。
もーひょっとしたら、最終巻までこの思い出モードでいっちゃうんじゃないだろうか?って心配になる。
続きをどんどんだしてくれるのは嬉しいけれど、こういうものばかりだと、
……小野主上にせっつくのは止めようって思えますです、はい。
きっときっと小野先生、話をまとめるべく苦労してるんだ、
だから次がでないんだ…。
しくしく…。

「猫の心を持つ男」 マイクル・アレン・ディモック ハヤカワ文庫 読了
どこといって欠点のない、潔癖症の会計士が自殺した。
拳銃で自分の頭をふっとばして。
発見者はその日、予約に現れなかった患者(会計士)の家をたずねた精神科医。
警官たちは自殺説に落ち着こうとするが、精神科医ケイレブ(変な名前だわね。一東洋人の感想。笑)は他殺を主張する。
「潔癖な彼がすることではない。」(壁に血やなんかがべったり…)
たたき上げの刑事シネス(やっぱり変な名前だわ。笑)はそれに動かされて
署全体の見解「自殺」とは違った説をとり、犯人探しに乗り出す。
第一容疑者はケイレブ。
ケイレブは独自に犯人探しをし始めるのだけれど…。

このケイレブってのがと〜っても理屈やさんで(ちなみにゲイである。なんでこんなにゲイの話が多いんだ?
いい男のほとんどがゲイでは女は悲しいわ。
メゾンドヒミコのヒロインのお母さんになっちゃうわ。しくしく。
てか、私の選ぶ話はそんなんばっかり?!笑)
会話がいいのよね。

「どうして人間は自殺するんだ?」
「いくつかの説がある」
「たとえば?」
「常識では、自殺は絶望の結果だといわれている。希望の全くの欠如と言ってもいいが。
それから、内に向く怒り、外に向く怒りという説がある。
自殺は自分の自我に対する心の奥からの怒りの結果で、殺人は他者に向けられた怒りの結果だと言う説だ。」
「邪悪な精神と言う説もある。悪魔にとり憑かれたというのだ。」「じゃあどの説が正しいんだ?」
「場合によるな。
どの説も、せいぜいよくて比喩だってことを忘れてはいけない。
世の中の見方なんだ。
はっきりいえば、自分がどの説を唱えるかは、自分に何が見えたかによるし、何が見えるかは、自分がどこに立っているかによるんだ。」
「だから、あらゆるものは相対的で、誰も何かをはっきり説明することはできないんだな。
おまわりにはお手上げだ。」
こんな会話で犯人かどうか知ろうなんて…。(笑。どこで動揺するかってんで真犯人かどうか見極めようっつんだから恐れ入るわよね。笑)
先日ある人と自殺がなにゆえ反社会行動であるか云々で話していたのだけれど、
自殺は自者への暴力だから反社会行動ではなく、
「そんなん、他者への嫌がらせに決まってる」という説を聞いて
ぶっ飛んだばかりだから(笑)、
なかなか参考になりました。(おい)

クラス会に着物を着ていくべく、美容院に行きました。
どの本を持っていこうかと選びあぐんだあげく、4冊も持っていって
美容室の受け付けでかばんを預ける時に
「重いですね…」
おほほほほほほ…(^^;)

で、読みかけたのはトルストイ「白金公爵」岩波文庫
旧かな旧漢字…よ、読みにくいけど、
けっこう面白い。
さすが復刊もの。
でも、眼が疲れる…せめて活字を大きくとか行間をあけるとかしてくれていたらなあ。
途中まで読んで、正統派ヒーローの主人公が人妻(ってても、もと恋人。
ヒーローが戦争に行っている間に他のアホ貴族に言い寄られて、
そいつが皇帝の寵愛を受けているやつで、
このままでは強制的に結婚させられちゃう!って言う時に、
保護者になってあげるっていう父親の友人と結婚しちゃったのよね。)
につい接吻してしまって、罪におののきつつ、
残虐に成り果てた皇帝の晩餐会に招待されて…、
ってところで熟睡してしまったのであとは明日からのお楽しみ。
(爆)
皇帝の親衛隊ってやつは村人を襲って盗み暴行するし
皇帝の面会人に熊けしかけるし、
どうも義賊っぽいやつらも出そうだし、
トルストイってこういうもの書く人だったんだ…。(笑)
削除キー   

62 かなめ

2005/10/30 22:03

胃が悪い時は消化しにくい物を避けるのは当然ながら、脂っこいものもだめですね。
味付けは薄く。
野菜は結局根菜類は消化しにくいのでしょう。生野菜も繊維があるからね。アクも含んでるしさー
ヨーグルトは荒れた胃には良くないらしいです。タンパク質だから消化しにくいのでしょう。胃を保護する目的なら、悪くなる前じゃなきゃ。
痛い時は食パンとカップスープなんかがわたしは多いです。
食事は毎食決まった時間に。ちょろちょろ少しずつ取ってしまうと、胃酸が出るのでそれで胃が益々やられます。だから弱っている時は逆にしっかり取る。取れないほど痛い時はやっぱり医者に行くべきですね。何だかんだ言っても、医者の薬は効くので。
市販の薬を飲むなら、胃薬も選びましょう。痛みを取るものと、胃酸を押さえるものがあります。痛いのを押さえたかったら「ブスコパン」とか。明らかに痛くはないけど、何となく違和感があるような時は「太田胃散」とか「サクロン」とかそっち系で。
小学生のトキから胃痛と仲良しのわたしのお薦めは「百草丸」ですー(「サクロン」は苦手で飲めない)←痛くなったら勿論「ブスコパン」

昨日、神保町の古本屋で購入した筒井敬介著「コルプス先生馬車へ乗る」を読んでます。
コルプス先生のシリーズは大好き。
読み終わったら児童書の方に感想書きまーす。
削除キー   

63 ウイング妻

2005/10/30 22:56

「ダブル・キャスト」高畑京一郎著、読了。
普通の生活を送っている普通の高校生の男の子に
ある事件をきっかけにして別の人格が入り込む。
性格が正反対だが、同じ名前、涼介。
二人の涼介は、いろいろ葛藤がありつつ、協力して事件を解決していく。
テンポ良く、すごく読みやすかったです。
おとなしめの浦和涼介くんが、最後に鋭いところをみせ、
かっこよかった。

続いて「覆面作家」折原一著、読了。
7年前に失踪した覆面作家西田操が、7年後現れ、
小説を書き始める。
虚構の世界と現実世界が入り組み、ややこしかったです。
最後は、そんなオチありなの、と思ってしまいました。


削除キー   

64 てんころ

2005/10/31 00:12

「散歩気分で山歩き」
目指すところはこれかな〜、わくわくしてきます。とりあえず楽しくいければ良いやって感じだから。

「その日のあとで」重松清(で良いはず・・)
最初はうーんって思うかもしれないけど、最後は泣くよ!絶対泣くよ!と言われて借りた本。TVでも話題らしい?
うーん、私は泣き所が違うのか?泣けなかった。
死にまつわる短編集で、悲しい話だけどみんな暖かな人ばかりだからどちらかというと「しんみり」って感じでした。泣くまでにはいかなかったけど、確かに良い話。「ひこうき雲」と「潮騒」が良かったです。
最終話は前の話もリンクしてきてそこがまた良い、との事だったのですが、リンク具合が全然弱かったと思います。ブギーポップとかドミノ位いってくれれば、おお〜!と思えるけどさ。

>風雲さん
図書館採用条件、厳しいんですね・・。正職員が超狭き門ということは聞いていましたが。同じ自治体に続けてはダメなんですか?不思議・・。
削除キー   

65 風雲

2005/10/31 11:53

>胃痛
そうなのかLG21って明治の特許だったんだ。なんかいろいろ出てたような気がしてたのですが(^_^;)
しかも荒れた後にはよくないのか、それは知らなかったよ。
私は胃痛のときは食べれそうならうどん。
すするのがへたっぴぃなので噛んで食べるのですが。
風邪薬なんかを飲むためだけになんか胃にいれようってときはウィダーインゼリーみたいな感じのゼリー食とカロリーメイトをかじってます。バナナのときもあるな。

>#12さん
ぜひが4回も……プッシュなんですね(笑)
クロノスは私もプッシュな作品だったのですが、映画化はこれを基に別の話になってるようです。
タイトルも「この胸いっぱいの愛を」
「黄泉がえり」がヒットしたから作ったのでしょうかねぇ……
梶尾真治がもっと注目されたら私としては嬉しいんですけど。

>mamathさん
大きめ活字に行間を空ける……岩波ワイド版やクリスティー文庫に続け!ってところですよね。将来的にはそうなりそうな気もしますがまだまだなかんじですよね……。私が「見えな〜い!」とぶーたれる頃にはなんとかなってるでしょうか。

>てんころさん
他の自治体ではそこまで明記してなかったような気がするのですが今の職場ははっきりと書いてありましたからねぇ……。
一種のコネを排除しようとしているのではないかと推測してるのですが。臨時とはいえ公務員ですから。

富樫倫太郎「陰陽寮」9巻と10巻読了。
6年がかりのシリーズ完結編です。
確かに一応、大陸からやってきた軍を日本から追い出し、操っていたシヴァという男は安倍晴明とその仲間によって滅せられ、脅威だった超能力少年は戦いで力を失くし……とかたちは整っているのですが、「終わった……」というカタルシスがないです。
そもそも、このシリーズに出てきた人物は他で主人公になってますし、呪いで千年生きてたりするから未来の話にも出てくるし、続いているといえば彼らの人生の限り続いているわけで。
読み始めたときは杏奈のことは嫌いではなかったはずなのに、9巻では腹が立って仕方ありませんでした。
もともと、根は優しいがやんちゃで乱暴ものの少年と優しくて清らかだけど芯は強い少女の組み合わせが割りと好きなので、鬼道丸×杏奈はアリだったんですが。
杏奈のことが好きな幼馴染みの信郷に、結果的にいろいろ迷惑かけてるのですよね。杏奈は。
彼が自分のことを好きなのを知ってるくせに。
自分では出来ないことを彼が貴族でいろいろ出来るから、悪いとは思いつつすがってしまうとか言ってはらはら泣いて。
それに引き換え信郷はいいヤツだ。いままでなんとなく優柔不断なやつだと思ってたけど9巻で見直しました。育ちがいいってこういうことなのかしら。

さーて本を返しにいくか。本当は昨日返さないといけない本だし(汗)
削除キー   

66 ウイング妻

2005/10/31 15:47

「鍵」乃南アサ著、読了。
物語は父の葬式から始まる。
この一家は、10ヶ月前に母を病気でなくしたばかり。
姉秀子、兄俊太郎、妹麻里子の3兄弟が残される。
といっても、姉は学校の先生、兄も25歳。
妹は高校生。
だが、妹は耳が不自由で母は生まれてきたときからつきっきり状態だった。
なので俊太郎は母が亡くなってから、麻里子を無視した状態になる。
違うってわかっているが、母が亡くなったのは妹の世話で体を酷使したから、としか思えなくてである。
そこに事件が。
麻里子のカバンの中に鍵を発見。
まさに事件の鍵を握っているのだが、誰にも相談できず、
1人で何とか解決しようとする。
そんな麻里子の姿がいじらしかったです。

長くなってしまいました。
俊太郎の気持ちもわかるけれども、何とか使用とする麻里子と
俊太郎の友人有作の関わり方がいいですね。

風雲さん。
クロノス・・・、は「この胸いっぱいの愛を」ですか。
そういえばそのようなことも書かれていたような・・・。
話自体は良かったですよ。
過去に戻ってやりのこしたことをする、という内容。


削除キー   

67 mamath

2005/11/02 23:13

風雲さん
>大きめ活字に行間を空ける……岩波ワイド版やクリスティー文庫に続け!ってところですよね。将来的にはそうなりそうな気もしますが<
そうなるとありがたいんですがね〜。どちらかというとかなりマイナーな(トルストイはトルストイでも、あのトルストイとは違うらしいの!爆)こういうものはこのままなんじゃないかと。(笑。
でも翻訳が堀口大学なの)
今週の地元中日新聞のサンデー版は紙以外の媒体のことが大きく載っていました。
ここの人は声を揃えて電子媒体の本を否定していますが(私も紙のほうが絶対にいい!!!!)
それを見ると、う〜んどうなっちゃうんだろうって心配になります。
職場の同じ部屋の人たちは辞書なんかはほとんど電子派。
ちょっとした言葉にすぐに電子辞書を引いているんです。
本とは違うものだとは思うけれども、”そういう時代”でしょって
紙なしになってしまう日も来るのかも。
一昔前には「その国の文化は辞書で分かる」って言葉も読んだんですけどね。
ある国の辞書か聖書(見分けがつかんのかって聞かないでね…読めない文字だもの。笑)が手元にありますが、
その紙の薄いこと柔らかいこと、しかも裏ににじまないこと、
うわ〜文化だな〜って思えます。

>私が「見えな〜い!」とぶーたれる頃にはなんとかなってるでしょうか<
何気に若さを強調したな?(笑。
今度は3点焦点のメガネ買うもん!!)
削除キー   

68 まりかちゃ

2005/11/02 23:44

一気に書きます〜^^;

「暗黒館の殺人」綾辻行人

えーっと。。。落ちがなきゃ結構良い作品だと思う。
シリーズ物であるがために登場人物に固執してダメになったというか。。。出さなきゃいいじゃん。どうせちょっとしか出てこないのに〜。ってのが正直な感想です。
「視点」って言葉がやたら出てくるのですが、邪魔なのね。
意味ありげに飛び交って「ほら、これよこれ」みたいにさ〜。
うざいちゅーねん。意味は確かにあるけどね。
嵐の密室にした意味がなくなってると私は思います。
なんのためにそんな密室こしらえたんや?と最後の部分を読むと思ってしまう。真ん中だけなら幻想ミステリとしていけます。

いつから書いてないのだろう?

「夏燕ノ道」佐伯泰英

居眠り磐音 江戸双紙 第14弾。
出たよ〜、まますさん。
今回は日光社参に随行する磐音ですが、、、なななーんと。
とんでもないお方のお守りをすることになってます。
すげーよ(笑)
どこまで行くのか、磐音。ますます楽しみになってますが、収拾つくのかね?とちょっと心配になったりもします(笑)

「陋巷に在り1」酒見賢一

んーっと孔子様のお話です。なにやら儒だのなんだのって、まぁ簡単に言っちゃえば陰陽師の式のような感じなのだろうか?
礼儀とよく言いますが、中国の礼つーのはもっと複雑怪奇な代物でしてそういうのが結構わかりやすく書いてあって面白いと思います。順次読んでいく予定です。
削除キー   

69 いろは

2005/11/03 04:38

「この胸いっぱいの愛を」見てきましたよ。
カジシン好き好きと言ってるくせに、原作も読まずに見てしまいましたが・・。
(映画の券が10月末日までだったので)
そっかー、原作とは別物なのですか。
なら、かえって映画見た後で原作読んでもいいかな(笑)
詳しくは映画トピに書くとして、甘く切ないストーリーはカジシンっぽくて良かったです。

「犬も猫舌」松尾貴史 監修 読了
最近流行りのムダ知識本。いくつか松尾貴史によるウンチクコーナーあり。
帯に「バカな知識は脳にやさしい!」とあるのが妙にツボです。
そんなん知ってるよってのもあるけど、ほとんどがへーって思わずいってしまうようなネタ満載。
「トリビアの泉」でとりあげられたネタも多く載ってますが、どっちが先なんだろう。
っていうか、投稿する人も本か何かで得たネタを提供するんだろうし
著作権なんか、どうなるのかなー??(賞金も出るんだしね)

「笑う写真」南 伸坊
タイトルのまんま、笑ってる写真で色々やってる本です。
著者の笑ってる写真を、あんな場面やこんな場面に使って
ありえない状況の写真を作ってみたり・・。(笑ってる写真の指名手配ポスターとか)
それぞれのコーナーの解説だのコメントも可笑しくて楽しい本です。

漫画だけど、風雲さんが反応してくれたのでちょこり感想。
「暴れん坊本屋さん」久世 番子
予想以上に面白かったです。重版早いなー。半月で出ましたよ♪
もっと待たされるか(古本屋のほうが早く手に入るか)と思ったのですが。
内容は書くとネタバレしちゃうので、お楽しみということで・・。
本屋さんで、こんな事あるのーとか、連の人たちも勤めてたら
きっとこんな風になっちゃうだろうなーとか思いながらにやけてました(爆)
扉絵の○○文庫のパロとカバー下の表紙絵は必見!


削除キー   

70 ウイング妻

2005/11/03 17:08

「ゴーラの僣王」栗本薫著、読了。
グイン・サーガ64巻。
イシュトの話。
アムネリスがでてくるが、つくづくかわいそう・・・。
最初は生意気な感じだったのだけれども。
何か不器用なところが好き。
なのに、なのに、どうして、どうして、
アムちゃんには冷たいの・・・。

削除キー   

71 たらこ

2005/11/04 00:12

宮部みゆき「ぼんくら上・下」読了。

いやー、宮部さんの時代小説、もっと早くに読んどけば良かったです(爆
とっても、おもしろかったです、この作品!
現代ミステリよりこっちの方が、文章に活き活きした魅力を感じました。
なんといっても、登場人物一人一人が素敵!
平四郎に、その甥で美少年の弓之助、お徳さん、おでこ・・・。
みんな大好きです。
特にお徳さん。
もう、素晴らしい人物だと思います。
おくめさんを嫌だ嫌だと言いながら、さいごまで面倒を見るお徳さん。。。
「あたしと暮らすとみんな病にかかっちまう」と涙を流すところなんて、本当にうるうるきちゃいましたよ。
平四郎が、お徳は、長屋の「心」だと言うのも、頷けました。
やっぱり、時代小説でしか書けないものがあるんだと思うんですよね。
いまの現代にはない、人と人の強い結びつき、長屋という共同体、時がゆったりと優しく流れることが、この背景と宮部さんの持つ良さがうまく溶け合って、素敵な素晴らしい作品が生まれたのだと思います。
学校の図書館に、何故か次の「日暮らし」だけが、新刊として入ってたので、借りてきちゃいました(笑
私がはまるのを、学校は予想してたかのようです(爆
文庫本とは違う、ハードカバーのどっしりとした重さに可愛らしいおでこと弓之助の絵を見れて、幸せ(笑
この素敵な読了感に続けて、読んでみたいと思います。
あと、この作品に出てきた「茂七」が、活躍する別の話などもあるそうで、これも読んでみたいです♪

削除キー   

72 まりかちゃ

2005/11/04 00:25

お徳さん、まますさんって感じしない?泣く前までだけども(笑)
削除キー   

73 mamath

2005/11/06 11:09

全然別モンじゃわ!←まりかっちへ。(笑)

「喪の女王2」須賀しのぶ コバルト文庫 読了
流血女神伝の何巻目になるのかな?(2階まで行って調べる気力なし。)
もーもー読者なめとるんかい!?と、内心毒づきながら、
それでもひょっとしたら納得できるほうに物語が流れてくれることもあるのではなかろうかと、
ついつい次を買っては、やはり、と嘆息。
は〜、読者って悲しい。(笑)
あとがきに、一巻目を(作者が内容をさっぱり忘れてしまったので)読み直して(作者が、です)、
”いや〜みんな(読者)がエドとくっつくんだと思ってるのも当然だわ〜。もーそういう流れジャン、これ。”なんて発言をどーどーと書くな!!
やめてやるやめてやる、もー一巻目からずえんぶ捨ててやる〜!!
って、
心の中で叫びながらやっぱり最終巻まで買うんだろうな、あ〜情けない。
須賀しのぶは広げるだけ広げて、終着がとってもへたくそって「キルゾーン」でも「ブルーブラッド」でも経験したことなのに。
これを業とでもいうのかしら…たはは。
当初の目的だった”船戸明里”の表紙・イラストも、イラストが減ってきてると思ってたら、今回とうとう表紙だけだし…。

「大奥 1」よしながふみ 白泉社(白癬はないだろうフジツー…絶句)コミックス読了。
清水玲子の「秘密」シリーズを読みたいがために継続購入を再開したコミック雑誌「メロディ」、
清水玲子(本当は先生をつけたい。笑)が産休中なので、
あ〜再開するまで読むモンないジャン、を覆してくれた、
嬉しいサプライズのシリーズ。
8代将軍徳川吉宗の御世、とある事情(原作読んでね。笑)で男女人口比率男1:女3。
世の全ての仕事は女が男名で為し、男は子種の保有者として庇護され、時には売買(婿取りとか…笑)される。
そんな中で、貴重な男ばかりを3千人集め(しかも美形多し!…といっても、
よしながさんは画風が地味なので、キンキラキンの美形は望めないし、
また、美男総揃えの画面もみんなおんなじ顔に見えちゃうんだけど。笑)
権勢を誇る大奥の物語が展開する…はず。(爆)
いや〜吉宗(女です)い〜男!!!
久道という吉宗の側近(おみちさんね。笑)の台詞のなんとまあ胸のすくこと。
しっかりとしたストーリー構成、びん!とした展開。
短所といえば、(美男のモブ(群集)シーンが見分けつかないのは別として、笑)
まだシリーズ始まったばかりで続きがないってことよ〜〜〜〜〜!!!(爆)
削除キー   

74 mamath

2005/11/06 11:31

「白銀公爵」トルストイ(といっても、あの有名なトルストイではないらしい。笑)岩波文庫 上下読了。ひーはー。(笑)
リスエスト復刊はいんだけれど、旧字旧かな旧ポイントで読みにくいったら、は前にも言ったけど、改めて言いたい。(笑)
でも”とやかく”なんて言葉が”兎”や”鶴”(漢字が出てこないので当て字)だなんてことがあらためて分かったりするのも面白かったけれど。(笑)
読みにくさにかかわらず不思議な魅力があって、とうとう最後まで次は?次は?で読めました。
我侭で残酷なイワン雷帝、それに取り入る側近たちの蹴落としあい、
没落イコール即刻首が(文字通りに)飛ぶし、
盗賊に、魔術師、まさに人の形をしているだけの魑魅魍魎の中で、
燦然と輝く白銀の(クリーン、という意味もあるらしい、ロシア語では)魂を持った、二キータ・セレブリャヌィ公爵。
煩雑で、え〜〜〜〜〜〜〜!?っていうクライマックスとエンディングを迎えてしまったりするけれど、
いや〜、いいもん読んだなぁ、って思えた。
キリスト教の信仰というものに考えさせられるし。
日本だったら還俗して…なのにな、とか。
時を描くんだ、と栗本薫がグインサーガのどれかのあとがきで言っていたけれど、
(最初の方を読み直して「面白い」って作者自らあとがきに書いてたな彼女も…笑)
たった2冊でグインサーガ6・70冊分の読みでがあります。
読み直す気力は多分出ないけれども、処分するにはあまりにも惜しい…うわ〜ん、どうしよう?(><)

金曜日から頭痛で薬飲んで、昨日今日は寝てるんだけど、
本とPCやめなきゃ意味無いのよね、きっと。(笑)
削除キー   

75 たらこ

2005/11/06 11:59

>お徳さん、まますさんって感じしない?

なんとなく、色々言わずにはいられない感じとか(まますさんの長文書き込みですよ!笑)、周りはお徳さんに対して安心感があったり、ほっとする存在なのは似てる気がしますー♪
ただ、こう「ばーん」と力強く体育会系みなぎってるお徳さんなので、そこが違う感じもしますよねー。
そうチョコで話してたら、まりかちゃさんが、まますさんもスポーツやってたらしたときいてびっくりしましたが(笑

そして、ただいま「日暮らし」の上巻を読み終えました。
お徳さんがでてこないなーと思っていたら、ちゃんと出てきてくれたのでよかったです♪
今、豪華キャストでラジオドラマやってるらしいですねー!
でも「日暮らし」を今やってるらしいので、ネタバレが怖く聴けませんが(笑


削除キー   

76 みて太

2005/11/06 12:35

読んだことのない方でしたが、わけあって買い求めました。
倉阪鬼一郎さんの『泪坂』(光文社文庫)読了。
解説によるとホラー作家が初挑戦した人情噺とのことでしたが・・・やられました<人情ホラー(?)>。
良かったです、「全作品買って読む」と決めての第一冊目だったので正直言ってホッとしました。

削除キー   

77 風雲

2005/11/06 20:17

昼休み、小栗左多里「英語ができない私をせめないで!」
帰りの電車で、壁井ユカコ「キーリU 砂の上の白い航跡」
を読了。
前者は外国人の旦那がいるにもかかわらず全然英語がしゃべれない作者が、英会話教室や書籍やラジオやネットに体当たりしつつそのたびに挫折していくエッセイ。
実はみんなそうなんじゃないかと思う。
毎年春になると一念発起してNHKラジオ英会話の教科書買ってみるものの続かない、とかよく聞くし。
売れたのは多大なる共感を得たからなんじゃないでしょうか……。
私もまれにカウンターで英語しか話せない外国の人にあたっていや〜な汗かくから(^_^;)
後者はシリーズもの第2弾。
前回の終わりで船に乗りたいといったので、砂の海を渡る船に乗るふたりとラジオの憑依霊。
ただし、ラジオに砂が入って壊れてしまい、今回霊の出番は激減です。
それにしてもハーヴェイは、あっちゅーまにキーリにほだされてますな。説明足りない、愛想ない男が少女にふりまわされるのはキライじゃないよ♪
キーリの過去もちょぴっと出てきましたので近々続きをお取り寄せしましょう。
削除キー   

78 ウイング

2005/11/06 22:08

「黄泉がえり」梶尾 真治 読了。
なかなかおもしろかった。
死んだ人が生き返るという話だが、「屍鬼」のような怖さはなく、
不思議な現象なんだけど、最初とまどっていたまわりが徐々に受け入れていく様が、変にリアルでおもしろかった。
黄泉がえった人とその家族の様子をそれぞれのケースで克明に描いており、いつまでこの状態が続くのかという不安を含ませながら物語が進行していく。
最後は救いのある終わり方になっていてよかった。
また映画版も見てみよう。

次は、66巻まで読んだので、「グイン・サーガ・ハンドブック2」を読むことにします。

削除キー   

79 たらこ

2005/11/08 17:53

宮部みゆき「日暮らし上・下」読了。

「ぼんくら」の続編ですっ。
続編も、期待を裏切らない面白さでした。
妻さんが、おすすめと言ってられましたが、私もかなりおすすめします!
読んで、「おもしろかったぁー」と叫んだのは久しぶりです(笑
この話しの終わり方、大好きです。
事件の真相はせつなくて悲しかったですが、終わり方でほんわり優しく包み込んでくれる感じでした。
そして、自然に「ふふふ」と笑っちゃうんです。
あとですね、思うんですけど、物語とか映画とかアニメで、みなさんやっぱり、ぐわっと世界に入り込む要素の一つは、「食」にだと思うんですよね。
このぼんくらシリーズでは、やっぱりその「食」の部分の描写がうまいんですよ!
お徳さんが作る、煮物やお総菜の出てくるシーン(今回もお徳さんでてきましたよっ、しかも新メニューいっぱい作ってくれます!)とか、平四郎がよくつまむお菓子とか・・・もう魅力いっぱいに描かれてるんですよね。
それが、やっぱり物語の活き活きした雰囲気を強くしてますし、登場人物の心温まるふれあいを見事に演出していますし!
読んでいて、ずっと「おいしそー」と思ってました(笑
さー、今後シリーズは続くのでしょうか。
弓之助がおっきくなって、活躍するシリーズとか良さそうだけどなぁ(笑



あと、ついに私も「ブログ」を作ってみることにしました。
まだできたてほやほやですが、これから読んだ本のらくがきとか、普段描いたイラストとか、漫画の感想、日常のこと、お菓子のこと、絵本のこと、映画のこと、いっぱい書いていこうと思うので、よかったら見に来てくださいね♪よろしくおねがいしまーすっ。

アドレスはhttp://taraemon.jugem.jp/です♪
削除キー   

80 mamath

2005/11/08 21:36

鱈子さん
ブログ開設おめでとう。
(ごめんなさい〜、どしょっぱつからコメント失敗しました。許してね〜。)

土日寝ていて、さあ、明日は仕事だという日曜の真夜中。
珍しく喧嘩した子どもたちの一人一人の愚痴を聞いていて夜更かし。
「あ〜、もう、早く寝なさいね」なんていうと
「お母さんは体の心配ばっかりで心の心配はしてくれないのか?」とひにゅひにゅ言われて
(体が弱っちまったら心ももっと落ち込むだろうが!と突っ込みたかった…)
お付き合いしたおかげで、昨日のPC研修のつらかったこと…。

でも名古屋に行って手ぶらで帰るわけにも行くかと
よしながふみ他何冊かをゲットしましたのさ。
よしながふみ「それをいったらおしまいよ」「こどもの体温」
「彼は花園で夢を見る」読了
ついでに買った今市子「楽園まであと少し1・2」読了
知ってる人は知っている、このラインナップ。
しかし私は知らなかった…。(爆)
「こども…」「彼は…」以外は即効で売るから読むなら今のうちに読んどきなさいねと子どもたちに言って、
夕べはしこたま馬鹿にされてやはり夜更かししてしまった。

お母さんよしながふみは同人だったから、その路線で有名なんだって、
知らなかったわよ〜〜〜〜。
ストーリーは上手いのよ〜〜〜〜。
しくしく。
削除キー   

81 らる

2005/11/08 23:19

こんばんは〜!

>たらこさん
ブログ開設おめでとうございまーす。すごい綺麗にできてますね。
あの絵は、たらこさんが描いたんですよね。
手書きをスキャナーで取り込んだのかなー?
すごいですねー。
僕もたまに絵をかきますが、、全然へたっぴです。。。

>mamathさん
ひにゅひにゅ言われて のところを読んで笑ってしまいました(笑)
>体が弱っちまったら心ももっと落ち込むだろうが!と突っ込みたかった…
体が弱ると、心も弱るんですよね。心が弱ると、体も弱ります。
バランスが大事と言うか、心も体も元気なのがいいんですね。
とすると、心を強くしてくれる、癒してくれる本とか1冊もってると便利だよなぁと思いました。
まぁ、ただでさえ暖かかったり寒かったりで体調管理が難しい時期なので、、、
体に気をつけて夜更かししてください!(謎)

僕もここ最近、胃腸の調子が悪いです。
(いろいろアドバイスいただきましてありがとうございます。
かなり上の方にいってしまったので、ここでまとめてお礼申し上げます! レスしないでごめんなさい!)
ビオフェルミンとか飲み始めちゃったんですが、あんまし薬に頼らないほうがいいですかね?
コーヒーは、、、わざわざハンドドリップで入れるぐらい好きなので、、、なかなかやめられないのですが、会社ではひかえることにしました。(今はボルビックか烏龍茶)

ロバート・ウェストール「"機関銃要塞"の少年たち」を読み始めて今半分ぐらいです。今朝読み始めて半分まできたので、明日で読み終わるかな。
ランサムの少年たちの基地に比べると、えらい凶悪な秘密基地ができあがってます。
本物の機関銃装備の秘密基地。危なすぎ(笑)
でもこーゆーはちゃめちゃな展開結構好きだったりします。
ウェストール節というか、少し独特な表現? 訳している人によるのかな。上手く説明できないんですが、読み手をひきつけるんですよね。なんでだろ。ブラッカムよりこちらの方がはまりました。

中央区の図書館、大好きな自己啓発本がいっぱいです。
日本橋図書館で予約してとりよせてもらっています。
中島考志氏の本を大量に借りました。
今日発見したいい言葉「考動」「考動力」
考動力をつける。ってなんかかっちょいい!←バカw
ってなわけで? 考えて動く力を身につけたいなと思った今日この頃です。
削除キー   

82 fool

2005/11/09 20:08

「学校の怪談 口承文芸の研究」常光徹
ホラー小説なんかより、こうした口承で伝えられる怪談話のほうが好み。
トイレの花子さん、口裂け女、ムラサキババア、など社会現象にまでなった怪談のことは知っているものの、当時どれだけ騒ぎになったのかなどは初めて知りました。同じような話でも、学校によって微妙に伝えられ方が違うのが面白いです。
削除キー   

83 風雲

2005/11/10 20:05

先日ようやっと村上龍「13歳のハローワーク」了。
これのせいで予約してた本もさっぱり読めず延長手続を取らざるを得ませんでした。あーやっと、西澤保彦や東川篤哉が読める(T_T)

よい点。
サラリーマン・OLになる以外にこんな仕事も世の中にはあるんだよ、という総合的なガイドブックが今までなかったので画期的。
ストリッパーや傭兵などの大人が職業としてわざわざ教えないものまで網羅している。
鵜飼のみで生計を立てているのは岐阜県の九人だけ、日本人のひよこの鑑別師は世界的にレベルが高い、などちょっぴりトリビアな部分もあり。

ちょっとどうよな点。
それは職業じゃないんじゃないの?というものも含まれる。
映画、スポーツなど今まで作者が関わってきたものについてはなんだか濃い。紹介文の長短がかなりある。
ペインター、フレイマーなど聞きなれないカタカナ職業名にしているところがある。(なんで額縁職人じゃいけないんだよ)
伝統工芸に携わる項目などには結構難しい専門用語があるのですが、振り仮名全然なっしんぐ……えーと、中学生じゃない私も読めませーん。
公務員の項目に間違った情報が含まれている。
図書館司書の説明もなんだかヘン。
どの職業も読むほどに「一人前になるには10年かかる」「資格をとったものがすぐにこの職につけるわけではない」「この職だけでは生活できないのでうんぬん」とあり、とても働くことに夢や希望をもてない。
合間合間のエッセイが難しい。
最後の方に「何も好きなものがみつからない人」に向けた章があるが、大抵「××だと思い込んでいることが多い、でなければ○○なことがある、よって△△の項目を見ること」と指示されて終わり。
わざとなのか職業名だけ違うほとんど同じ文章が収録されている。

マイナス評価が多くなってしまった(ーー;)
でも正直「13歳の〜」といわれても、昨今の13歳にこれは難しすぎる。リュウ・ムラカミは13歳に向けて書いてないと思う。
いっそのこと全部村上龍テイストでしあげればよかったのに。
と、初村上龍読者は思ったのだった。

電車読書中→赤城毅「復讐する化石」……変身で恐竜で凶暴です。
削除キー   

84 mamath

2005/11/10 21:53

モーリスルブラン「813」新潮文庫…挫折。(笑)
どっかで読んだような訳と思ったら堀口大学(笑。白銀伯爵読んだばっかりだもの。)
ルパンにあっしとかわしとか言わせんでほしいよ〜。

#12さんに質問
どの出版社のどのシリーズだと”かっこいいルパン”が読めるの?

風雲さん
「13…」私も微妙だと思ったよ〜。
だいぶ前なんで記憶に自信ないけど。
なんであんなに騒がれたんでしょうね?
削除キー   

85 いろは

2005/11/10 22:13

ルパンがあっし・・銭形平次なお姿を連想して吹き出してしまいました〜。
削除キー   

86 ウイング妻

2005/11/10 22:28

mamathさん。
ルパンは、中学時代はまっていました。
おかげでホームズは全く読んでいない私。
でも、いまではほとんど忘れています。
で、一つ「ルパン最後の冒険」というのがあり、感動しました。
ある女性と出会い、泥棒をやめ、真面目にくらすのです。
子どももできて、しあわせな生活を送っていたのに、
子供は誘拐されて見つからず、奥さんもなくなってしまいます。
で、また泥棒さんに。
ところが何年か後、子供に出会うけれども、殺人鬼の疑いが。
子供のために影ながら助けるルパンがいじらしかったです。

ところが、それは「カリオストロ伯爵夫人」だとわかり、
数年前に再読したのです。
それが、たんたんとしていて、こどものために、というお涙ちょうだいじゃなかった。
あの涙は何だったの・・・。

横レスでした。

「天使と悪魔」上読了。
次は下ですが、ちょっとしんどい。
謎解きは面白いけれども、何か本の世界に入っていけないです。
下ではどうなるかな。

削除キー   

87 らる

2005/11/10 23:17

小学校の図書室でであったモーリス・ルブランのルパンシリーズ。
本を読むのが好きになったきっかけかもしれない。
もう奇岩城ぐらいしか覚えていないですけど、、、
当時は、わくわくしながら読んでたな〜。懐かしい。

斉藤茂太「あきらめ力」読了。
「あきらめる」という言葉には、駄目なこと、敗北、逃避などのマイナスなイメージあります。
でも、、、
あきらめないから先に進めない。
あきらめないからストレスがたまる。
あきらめないから頑張りすぎて体を壊す。
あきらめないことによるデメリットも確かに存在します。
まず、ポイント「あきらめることはマイナスではない。」
まぁ、しょうがないか。あきらめよう。 そう思うと楽になることってないですか? 
頑張ることが苦しかったらあきらめよう。
頑張ることが楽しかったらあきらめない。
頑張りすぎると必ず苦しくなるポイントがあります。そこに気付いて適度にあきらめる。ブレーキをかける。スピードの出しすぎは事故の元ですからね。
「あきらめる」ことによって、前向きになれるんだなと読んで思いました。
やっぱりモタさんの本は癒されるなぁ。
削除キー   

88 mamath

2005/11/11 23:20

妻さん
そのカリオストロが映画の原話になってたんです今回の映画化の。
(あと奇岩城と)
で、どーも「怪盗紳士」っていうイメージとかけ離れているので
かっこいい泥棒貴族のものを読んでからカリオストロと続カリオストロ(積読)読もうと思って、新潮を買ったのです。
したらば…!。(笑)
こんな表記じゃ完全にホームズに負けてるわ!(笑→私はホームズファン。)

ふふふこのままじゃ、ホームズ>(これは不等記号。笑)ルパンになるわよ?クイックさん♪

さてルパン派の皆様
神出鬼没
気障で
かっこいい(というイメージのはずなんだけど…)
ルパンをご紹介くださいな♪(出版社、訳者付でね)
削除キー   

89 #12

2005/11/12 00:18

ああー。ああー。新潮社版の「813」「続・813」は俺も最近読んだんですが、サッパリ駄目です。
俺がガキの頃に読んだのは南洋一(郎?)訳の偕成社版のルパンシリーズですよーーーーー
カリオストロ読んでないけど「最後の冒険」は俺も読んで心にぽっかり穴が空いたような、でもホッとしたような感覚を味わいましたよーーーー
削除キー   

90 #12

2005/11/12 00:47

ついでにもう一つ。
「奇岩城」ではホームズは極悪人だーっ(笑)
削除キー   

91 #12

2005/11/12 01:08

あ、偕成社ではなく、ポプラ社みたいです。
間違ってました(汗)
削除キー   

92 fool

2005/11/12 12:39

「夜魔」甲田学人
なんか作者は、自分が書いてるのはホラーじゃなくてメルヘンだと言い張っているようですが・・・・、ホラー小説も今までに読んできたものの、読んでいて背筋が寒くなる小説はこの人の作品くらい。
語りが上手い。小説を読んでいるというより、怪談を聞いていると言ったほうがしっくりくるような雰囲気が味わえました。
「パラサイト・イヴ」(<これは名作だったと思います)が発表されて以降でしょうか。怪奇現象に様々な説明を加えて臨場感を増そうとしている作品が多く増えた気がしますが、でも、それ以前、科学が今ほども発展していない頃から人のそばに有り続けて、常に人を脅かしていた「闇」の恐怖というのは、なんの説明もいらないほどの説得力を持っているものだと思いました。
削除キー   

93 らる

2005/11/12 23:10

内田響子「聖者の異端書」
第一回・C★NOVELS大賞 特別賞受賞作です。
一人称はやっぱり慣れるまでに時間がかかるなぁ。
主人公の名前、最後までわかんなかったです。
新人作家さんの作品って、ちょっと変わったところがあったりで面白いです。
これからどんな作品を書いていくんでしょうか。楽しみです。

斉藤茂太『「ゆっくり力」ですべてうまくいく」読了。
・グズグズしていて後で忙しい忙しいとあわてる人が多い。
 「グズグズ」と「ゆっくり」は違う。
・やるときは短期間に集中してやり、ゆとりをつくる。
・段取り、仕事の重要性などを考え効率よく仕事をこなす。
 段取りが上手にできて、優先順位がしっかり把握できていれば、
 ゆっくり、正確に仕事をこなせます。これが「ゆっくり力」
そして仕事を「ゆっくり」と早く終わらせて、仕事以外のことに時間を使えるといいですね。仕事以外のこともいっぱいかいてあります。
「ゆっくり」できる方向に物事をもっていく力を「ゆっくり力」って言うのかな。これは再読の書だと思う。特に僕のようなせっかちな人間には「ゆっくり」って大切だなと思いました。
削除キー   

94 風雲

2005/11/14 12:10

西澤保彦「腕貫探偵」と荻原浩「明日の記憶」了。

「腕貫探偵」は連作短篇です。
なぜか大学や病院にあらわれる市民サーヴィス課の臨時出張所。
そこでお悩み聞いてもらう人々のお話です。
聞くのは黒い腕貫して髪を七三にわけメガネをかけたいかにもお役所職員な男性……。
結局彼はどういうひとなのかはさっぱりわかりませんが、謎は解けます。
西澤さんというと私は「エキセントリックな舞台設定」を期待してしまうので、今回はそういった意味ではいまいちでした。

「明日の記憶」は本屋大賞2位の作品です。聞いたことあるある、と借りてきました。たぶんタイトルが気になって。SFによくあるタイプだから。
読んだら、バリバリの広告代理店営業部長が若年性アルツハイマーになって記憶を失くしていくさまを描いた作品でした。
なくなっていく記憶をなんとか留めようとする主人公と家族、気づきだす職場の人々……
主人公がつけている日記もすぐに同じことが繰り返され、漢字はでてこなくなり。「アルジャーノンに花束を」が逆回しになったような感じで上手いです。
記憶を失くしながらも主人公は、ラストで哀しくも幸福な瞬間を手に入れます。
ぐいぐい読ませてくれましたが、主人公のこれから、妻のこれからを思うと苦いものがあります。
削除キー   

95 てんころ

2005/11/15 00:27

やっぱりここにくると読書熱を刺激されますねー。
ぼんくらの紹介、凄い惹かれるんだけどー(笑)
最近「食べること」の楽しさに目覚めてきたかも。

たらこさん、ブログ開設おめでとうございます!
星兎や鳥のイラストはたらこさんが描かれたものなんですか?
すごーい可愛い!
私も日記始めてみたけどブログも考えてみようかなぁ。
・・・なんて、いつになるやら。

夜のピクニックを読み始めました。
「青春青春!」というイメージのみを持って読み始めたので
なんだか辛そうなウォーキング姿が「死のロングウォーク」を彷彿とさせ(あそこまで命かけてないですけどね)
重いーと唸っております。さあ、これからどうなるかなぁ。
削除キー   

96 ウイング

2005/11/16 20:53

「グイン・サーガ外伝16 蜃気楼の少女」栗本 薫 読了。
キタイを脱出したグイン一行が、途中ノスフェラスに立ち寄る話。
前半は古代カナン帝国の滅亡の真相を描いている。宇宙戦争ありのSFになっています。後半は久々のノスフェラス。ノスフェラスでマリウスの歌声が響き渡るシーンは、なかなか気に入っています。

さて次は、「グイン・サーガ67 風の挽歌」
いよいよ外伝と本編がつながります。
削除キー   

97 mamath

2005/11/16 22:26

倉阪鬼一郎「文字禍の館」祥伝社文庫 読了
ホラーと表紙に書いてある。
普段なら私奴は絶対絶対手にしない分野です。ぴゅーと逃げる。
(笑。なんてったって、お子ちゃま映画「学校の怪談」見たあとしばらく、
残業するのが怖かった人だから。
たった一人で夜のビルにいると、トイレに行くのも
廊下の電気をつけてトイレの電気をつけて、
用を足したあとその電気を消しながら歩くわけでしょ?
電気消したとたん、廊下にスイカが浮かんでたらどうしよう?!
い〜や、あっちは古いふる〜い学校の旧校舎、こっちは最新式のビルなのよ!
曰くなんかあるわけないんだから!!…なんて怯えてたあのころは若かった…。笑
トイレのドアに妙なものが張り付いているなんて…
庶務課に入ると誰もいないはずのそこには…などなど連想は果てしない…ホラーを避けるわけである。)
故あって手に取ることに。
オープニングは謎を持って引き込まれ、作者の策略にはまって引っ張りまわされました。(笑)
まんまん中あたりで、はあ?!短編集だっけ?これ?と思わされたけれども、
結局はそれも引っ掛けだった…。
とにもかくにも漢字がいっぱい出てきてまずそれだけでも幻惑されましたよ〜。
そしてエンディング、漢字の変容とともに人格もメタモルフォーゼされてしまうというわけか…。
ホラーというより幻想小説に近いと感じて、あまり怖くなかったのが良かったと書いてしまっていいのだろうか?(おい)
残酷な描写であるはずがさほど怖くないのは多分作者に残酷なところが薄いからだろうと別な面で一安心。
文体をいくつも書き分けていて、なかなか凄い人である。

倉阪鬼一郎「青い館の崩壊 ブルーローズ殺人事件」講談社新書 読了
殺人事件ってあるからにはミステリーよね?!って恐る恐る開いたこれもなかなかの策略物でした。(笑)
なんてったて、文体が3つも4つも違うのが出てくるんだもんね。
”ゴーストハンター”なる吸血鬼兼作家の文章たるや、超絶面白いんだけど、
作中それを読まされた登場人物に
”泣きそうになった。こんなものを一晩中読まされたら精神に変調をきたしてしまう”
と評さしめてしまうし。(笑)
変転に変転をかさねてつむがれるストーリーに残虐さが無いので、
ぜいぜい言いながらも最後まで興味をもって読めました。
私は探偵が謎解きをするのを棚からぼた餅が降ってくるまで
口あけてあ〜んってしてるほうだけど、
謎解き大好きなひとにはたまらないかもしれません。
こんな暗号解けるか〜ってか、暗号作ってからこのサブストーリー構築したんですか?!って。(有り得ない〜頭良すぎ〜、などと。笑)
ちなみに「青い館の謎」はけっこう好きだったけれど、
ゴーストハンターがこれの矛盾をあげるまでぜんっぜん気がつかなかった…。(笑)

「ひぐらし」宮部みゆき 講談社 読了
当分読む気はなかったのに、たらちゃんたちのカキコにがまんしきれなかった…これが怖いんだ、本好き連。(笑)
たっくさんの積読はどうしてくれるんだあああ!←自業自得という。(笑)
ぼんくらを読んだのがずいぶん前なので、ほとんど忘れてしまっている。
あれ?女の子の岡引とメガネの男の子が出てこなかったっけ?程度の記憶で読んでも、
短編連作集なのでついていくことが出来た。
主人公がいっとう好きだよ、せんせいよう。という感じ。(時代物風)
おでこも弓の介も、異能あるがために時代劇からはみ出してしまって、
なんだか悲しい。
時代劇は平々凡々たる人々がその精一杯の中で、泣き笑いを繰り返しその時代の中で生きていく様を書いて欲しいのだけれど。
「水戸黄門」の中で忍びはいてもいいけど、エスパーは不向き、
「暴れん坊将軍」で吉宗の馬が口をきいたらびっくり、なんだけどなあ。
最初の3作ぐらいまでは”人は惑うもの”なのだな、と読めていたのだけれど…
お六の話が(つまりは、葵が一番かっこよく書かれているところ)
一番好きだったけれど、
その葵が…しかも佐吉が…になると悲しくてたまらない。
”お徳とくっついて欲しかったなあ、石和屋の。”(呼びかけ)
削除キー   

98 てんころ

2005/11/16 22:27

読み始めたら一気にいっちゃいました。
「夜のピクニック」読了。
読後感は凄い良かったです。明るい世界が開けた感じ。
やっぱり辛そうなウォーキングなんで、やりたくはないな。と思いました。1日半くらい歩き詰めなのはともかく、休憩も夕食も仮眠時間もほとんど管理されてるなんて嫌ー。
たぶん期待過剰だったのだと思うのですが、もっといろんな人の思惑がごちゃまぜ、ドロドロな方が面白かったと思います。あれだけのハードカバーなんだからもっと盛り込めなかったかな。

次は辻仁成「サヨナライツカ」です。初辻です、泣けるのかなー。
削除キー   

99 まりかちゃ

2005/11/16 22:47

「涙堂 琴女癸酉日記」宇江佐真理。

八丁堀同心の妻だった琴さんが、絵師になった息子と町屋で暮らしている姿を描いた作品。
タイトルはその琴がつれづれに書いている日記。
結構、この本は琴という女性を前面にだして書いているので、息子が子持ち(しかも年上)に惹かれていくをさも面白くなさそうに怒っている姿やら、亡くなった旦那の小物を務めていた人が病気になったのを、看取ってやるとか。その人は実は秘めた恋心を琴女さんにもっていたりして、丁度更年期頃の微妙な女心を描きつつ、旦那が殺された謎も解いております。

幅が広いやね、宇江佐真理は。
なかなか面白かった一冊。

「骨の島」アーロン・エルキンズ

スケルトン探偵って何さ?と思って読んでみれば、司法人類学って要するに骨を鑑定する人らしい。舞台はイタリア。
島を一個まるまる所有しているお金持ちにまつわるいろいろと、工事現場でみつかった白骨死体との繋がりは?
という感じで物語が進みます。
主人公のちょっと斜に構えたユーモアのセンスが笑えます。

「笑う男」ヘニング・マンケル

舞台がスウェーデンというちょい異色な警察小説。
主人公が前作で人を殺したために鬱状態なのですが、事件に関わることによってそこから脱出していく感じかな。
とても感じの悪い犯人がいますが。。。てかどこの国でも最近の犯罪は手が込んでいて凶悪化していることには変わりないらしい。
ヨーロッパのスウェーデンという微妙な位置にある国の犯罪事情がよくわかる作品ではないかと思います。
削除キー   

100 ウイング妻

2005/11/16 22:49

mamathさん。
<あれ?女の子の岡引とメガネの男の子が出てこなかったっけ?程度の記憶で読んでも、

女の子の岡っ引きとメガネの男の子は、別のシリーズで、
お初シリーズだと思うんですよ。
事件と関係あるものに触れると、何かが見える、
という特殊能力がある女の子、お初の話。
「震える岩」と、「天狗風」がありまする。

横レスでした。

まだ、「天使と悪魔」読了できてない・・・。
精神的に落ち込んでいるときな・・・。
入っていけない話です。
ファンタジーに逃げようとしているな。
気を取り直して、読まねば、とカキコしつつ、
内容がほとんどわからん。
とばし読みしている私です。
削除キー   

101 たらこ

2005/11/16 23:23

畠中恵「とっても不幸な幸運」読了。

畠中恵の作品は、しゃばけシリーズ以外だと、「ゆめつげ」などの失敗があったので、不安でしたが、表紙がかわいらしく、ついつい図書館で借りてしまいました(笑
一風変わった常連客ばっかりがいる「酒場」というひねくれた名前の酒場が舞台。
「とっても不幸な幸運」という100円ショップで売ってた怪しい缶詰を、酒場に持ち込むことから、とんでもない騒動になるお話。
短編で、1話1話完結物だったんですが、どれもアットホームな感じで、しゃばけシリーズと繋がる良さを感じました。
ただ、なんとなく物足りなさを感じたのも事実。。。
ミステリーなんですが、ファンタジー寄りな感じ。
ちょっと、無理してお話を作ってる感じがして、残念でした。
缶詰の設定と、登場人物は良かったのになー。。。
あと、一歩!って感じでした。

削除キー   

102 風雲

2005/11/17 20:04

まとめてカキコ。3冊。

東川篤哉「館島」
最近、東京創元社のミステリフロンティアシリーズに踊らされてる気がしますよ(^_^;)
瀬戸内のとある島にある天才建築家の別荘が舞台。
その建築家が別荘の螺旋階段の下で死体となって見つかったのですが、転落死じゃなくて墜落死だというのです。
でも墜落現場がみつからないまま半年後。
事件に関わった人々が未亡人によって集められます。
主人公の若い刑事と遠い親戚だという美脚の女性探偵も呼ばれたクチ。
そして起こるのは連続殺人。
表紙の写真は雨がふりそーないかにもな天気の島で怖げですが、東川さんはキャラにユーモアがあるので陰惨な感じにはなりません。

米澤穂信「春季限定いちごタルト事件」
おおこれも東京創元社……。
中学時代の失敗を胸に目指せ小市民の星!を共に誓った小鳩君と小山内さん。
だがしかし彼らの前にナゾ、なぞ、謎。
探偵したくないのにせざるをえなくなる設定は古典部シリーズに似てはいますが、こっちの方がブラック?
というか君たち中学時代に何があったのかね?と気になります。

時海結以「玉響ーたまゆらー 二」
シリーズ第2巻。
郷にやって来た新たな客人によってイメタテの悲恋を知ってしまったマユラ。
知られたことを知って動揺するイメタテ。
実はイメタテの故郷を滅ぼしたヤマトの密偵である客人、彼らと連絡を取りあっているヒナクモ、窮地に陥るマユラの側仕えハニカ……
人物が出揃うにはもう少しかかりそうです。でも舞台は着々と作られている感じがします。
それにしてもマユラはかーいらしいなー。

次は柴村仁「わが家のお稲荷さま。2」
削除キー   

103 かなめ

2005/11/17 22:40

忘れていたけど、昨日「リアル鬼ごっこ」@山田悠介 読了。
ブログでボロクソ書いたんですが、頑張って全部読み切りました。
いや、ホントコレ酷いと思う。
なんつーか、なんつーか、話ショボ。
ついでに文章も下手。
巻末解説で自費出版だと知りましたが、この程度で世間は許してくれるんだなぁ、とため息。
たとえ14年前に生き別れになったとはいえ、あっさり「お兄ちゃん!」といって家に入れるもんかなぁ・・・
そもそも「少年」って、21歳は青年だと思いますが。
西暦3000年て時代背景も全然生きてないし(なんで横浜〜大阪間の移動が相変わらず新幹線なんですか。せめてリニアに・・・)
中学生時代の友達が突然出て来て「親友」とかいうのも唐突すぎるし。
そういう行き当たりバッタリ気味をフォローしてくれるラストでもない・・・誰か改名を提案しろー!!!

「十二国記」を読んだら、お前ら全員同罪だぞ!と思うような本でした。
久々に壁本気味。ふぅ(ため息)

気分を変えて倉阪鬼一郎「青い館の崩壊」読み始めました(まますさんの感想にちょっと先を楽しみにしてます)
取り敢えず掴みはオッケー!な感じ(「リアル鬼ごっこ」は掴みから駄目だった・・・ホント、ファンには悪いけどコレ駄目でした)
削除キー   

104 ウイング妻

2005/11/17 23:00

「天使と悪魔」ダン・ブラウン著、読了。
フーーー、やっとやっと読了した。
でもね読む時期が悪かった。
精神的に落ち込んで、そんなときに読む本じゃないな。
帯に、「ページを繰る手が止まらない」
なんてありましたが、確かに。
早く読了したくて、パラパラめくっていました。
削除キー   

105 mamath

2005/11/18 23:16

「今日からマのつく自由業」喬林 知 角川ビーンズ文庫(笑)読了
やばいよ〜、どーしてこんなジュブナイルに癒されるかな〜。(笑)
青少年異世界冒険もの。
お定まりの設定だい、見たような脇役じゃい、なのになのに、
主人公のクライマックスの台詞に惚れたね。
あ〜、ひそかにオタク書店って呼んでる(だって、創元やハヤカワがほぼ全巻おいてあるし〜、ミステリファンタジー系以外の新書はもちろんそれ以外の新書もそろってるし〜、マンガもしっかりあるし〜、ラノべ趣味本、同人誌まで置いてあって、なんとなく専門書たちが肩身狭そうな品揃えなんだもん)☆野書店に、ここのところいつ行ってもシリーズ全部平積みしてあるんだな〜このシリーズ。
やばいかも〜って思ってたけれど。
(脇役ロン毛、ハンサム。主人公小市民的正義感。や〜ん♪)
嵌るのもむべなしと思っておくんなせえ。

本を読んで何が引き合うかって〜と、飢えが同調するという評論を読んだことがありまして、
それに照らせば私の餓えているのはこれってわけ?(笑)
削除キー   

106 ウイング妻

2005/11/18 23:56

mamathさん。
「今日からマのつく自由業」
本は読んだことないのですが、土曜日の朝9時から
NHKのBS11chでアニメ化されています。
たしか「今日からマ王」という題だったと思います。
かなりはまってしまっている私。
毎週は見てないのですが。
魔王の婚約の件は、笑ってしまいました。
削除キー   

107 てんころ

2005/11/19 01:33

>リアル鬼ごっこ
私も「リアル鬼ごっこ」でダメだー。と思って
その後は読んだことないですけど
「親指さがし」とか「あそこの席」とか、タイトルと表紙はなんか良いんですよね。
最新刊の煽り文句か何かで、「最高傑作リアル鬼ごっこを超えた!」と書いてありました。そうかあれが最高傑作だったのか・・と思ふ。

削除キー   

108 mamath

2005/11/19 22:13

妻さん
あの求婚はないよね〜?!(爆)
すわ、決闘かって思ったもの。
しかも、男同士ですか〜〜〜?!だし。
で結局決闘になっちゃうし〜。だし。
(アニメも多分一緒だと思う。笑
先日BSで何話か一度にやってたのがそうなんだろうな〜。
見ておけばよかったな〜)
かなり句読点が略されているけれど、ちゃんと理屈もって略してるし、
スピード感が良くていっきに読めます。
揃ったらお貸ししますよ?
最近ちょっと落ち込み気味かなって見てたけど、
これはあほらしいけれど気分アップにはなります。
願わくば2から先もそうであって欲しいってことだが…。(笑)
削除キー   

109 みつき

2005/11/19 22:36

あー。私もはまってますよ
>今日からマ王!
毎週見てます(笑)

小説も実は読みたい(笑)
読んだらちょうだい(おい)

>リア鬼
あれでも中・高生に大人気なんですよ(苦笑)
削除キー   

110 ウイング妻

2005/11/19 23:03

マ王、読みたい。ボソッ。
みつきさんの所に行く前に、読んでみたいです。

ただ今、「西の善き魔女」を読んでいます。
全巻、って何巻出ているのかわからないけれど、一挙に買おうとしたら、主人に1巻ずつ、といわれてしまいました。
1巻目で嫌になったらいけないので・・・。
でも、結構よさそう。
今日3巻目を買ってしまいました。
じょじょに買っていこう。

それと、NHKデシテイタ「チャングムの誓い」がおもしろそうっだったので、その本も買ってしまいました。
いつ読むんだ・・・。
という疑問は、どっかに置いておきましょう。(笑)
削除キー   

111 風雲

2005/11/20 10:02

柴村仁「我が家のお稲荷さま。2」読みました。
今度はちょっと間抜けな霊狐の父子と隣の土地神さんが出てきました。
隣の土地神さんは常に狼と羊のパペマペ状態の女の子。
あいかわらずクー大暴れ(^_^;)
今回は恵比須が大変損害を被っています。可哀想に♪
やはり恵比須の神社にいる喋る狛犬がラヴリーです。
来年の年賀状は狛犬にしよう……どこかに可愛いの落ちてないか探しにいこうっと(かなり本気)
削除キー   

112 らる

2005/11/20 22:42

宮部みゆき「鳩笛草」読了です。
表紙に推理小説集って書いてありますけど、ちょっと違う感じですね。
短編集で3本の作品がまとまっています。
どの話も超能力を持った女性のお話です。
超能力をもってしまったがための能力者特有の苦しみがすごく良く表現されていて、さすが宮部みゆき先生だなと思いました。
短編集のうちの1つは「クロスファイア」の主人公のお話です。話の視点が超能力者の青木淳子ではなくて、不良少年たちに妹を殺されてしまった多田一樹という青年の視点でかかれています。
「クロスファイア」は淳子視点で書かれているので、合わせて読むと面白いですね。

アーサー・ランサム「ツバメの谷」も読み終わりましたが、これは児童書スレにて!
削除キー   

113 風雲

2005/11/21 17:08

柴村仁「我が家のお稲荷さま。3」読了。
えーと。
宅配便で白い布でぐるぐる巻きにされた女の子が届きます。
高校の文化祭でプチ騒動。
昇お兄ちゃん誘拐されます。
……で、前回よりページ数なくて、次回に続きます〜。

次は米澤穂信「犬はどこだ」読むぞ〜。
削除キー   

114 ウイング妻

2005/11/21 22:51

「西の善き魔女 T」荻原規子著、読了。
感想は、児童書のスレッドにカキコします。
削除キー   

115 ウイング

2005/11/21 23:25

「グイン・サーガ67 風の挽歌」栗本 薫 読了。
グインが久々に本編に登場。いきなりカメロンと会うなど、おいしいシーンがありました。
「煙とパイプ亭」を中心に話が展開していきます。(オリーの肉まんじゅうは、食べてみたいものです)
グインが初めて登場したルードの森やスタフォロス城などにも再び訪れるシーンもあり、何やら長い年月がたったんだなーという感じです。
物語はイシュトヴァーンの過去の裏切りが、いよいよ表に出てきそうな展開。波乱含みで次巻を待ちます。

次は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」J.K.ローリンズ。今度は映画の前に原作を読むことにします。

削除キー   

116 ウイング

2005/11/21 23:26

J.K.ローリングだった・・・。
削除キー   

117 mamath

2005/11/22 20:21

リチャード・ぺック「シカゴよりこわい町」読了
委細は児童書にて。

「アストロッド・サーガ(悪魔の皇子)」深草小夜子角川ビーンズ文庫(爆)読了
表紙のバックの黒毛のロン毛のにーちゃんに惹かれ、題名に惹かれ、
(しかも美人のねーちゃんをかばう銀髪のにーちゃんがいるからこれは男同士の恋愛モノじゃないなと見当をつけ。笑)
読んでみました。
当初から出てくるやつら(主人公込み。笑)ま〜なんとも嫌な奴で

ええ?!少女ファンタジーって言ってなかったかビーンズ?!、
と思いつつどんな展開になるのやらと最後まで読みました。
しかし深草さん、「ぐ…ほっ!」とか「…がはァ、…ア!」はないだろう少女ファンタジーで。(注、剣をもって戦うシーンの最中です。思わず作者名確かめちゃった…女性だよ…う〜ん、とか。)
しかも男性のラブシーンはないだろうと見当をつけていたというのに…キョウダイだよ子の二人、しかも兄・弟…、
どこまでいくのか少女(こだわっている)ファンタジー。(笑)

読みきりだと思ったのに、なにゆえ、次巻があるの〜〜〜?(笑)

マ王シリーズなんとなんと12まであった!妻さん、みつきさん。
とりあえず3まで買ってきました。
そこで面白くなかったらそこまでで打ち切り、
はまってしまったら(爆)年内に読めた分まで妻さんに送りますわね〜。
ちくま文庫のフィリップ・K・ディック短編集「ウオーゲーム」も復刊。
出張したビルの横に黄色い看板があったのでつい
ビジョルド「ミラーダンス」「バラヤー内乱」「遺伝子の使命」も
買ってしまったし、
初めて”サティ”なる人のCDも見つけてしまったので…


私はバカだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!(><)
削除キー   

118 ウイング妻

2005/11/22 20:36

mamathさん、らぶらぶ。
なんて、黄色いカキコ。
で、3月までに読んで、2次会でみつきさんにお渡ししたらいいですね。
予定では、2次会は間に合うのですが・・・。
迷子にならなければ・・・。
削除キー   

119 mamath

2005/11/22 20:53

妻さん
結婚式の2次会で花嫁に本を渡すのはマズイだろ?!
きゃ〜!!って喜んじゃった。

…まじで渡すの?新婚旅行中に読めと?(笑)

そーなのよね〜。
折角の全体のオフ会でもあるんだから、
…てんちゃんに渡したい本あるし〜、
とか、
まりかっちまさか磐音もって来ないよな?(笑)
とか
いろいろ思っちゃうんだけど。
2泊する人はホテルで交換ってこともありえるかもって思うけど
けっこうみんな”衣装”が大変じゃない?女性群は。(笑)
今回の本の移動はどーなるんでしょうかねえ?
削除キー   

120 mamath

2005/11/22 20:55

しまった、今本トピだこれ。(笑)
明日今本は新しいのあげるから、119へのレス(笑)あれば雑談か結婚トピへ。
削除キー   

121 かなめ

2005/11/22 23:09

>2泊する人はホテルで交換ってこともありえるかもって思うけど
けっこうみんな”衣装”が大変じゃない?女性群は。(笑)

ホテルが決まっていれば優秀なクロネコさんが運んでくれるから、いざとなれば何とかなるのでは・・・(笑)
いや、わたしは持っていきませんよ!
削除キー   

122 #12

2005/11/23 16:59

「魔軍襲来」読了。
アルスラーン戦記の続刊と聞いて飛びついたはいいものの……
いや、面白いんですよ?面白いんですけど……
まだ引っ張るか(笑)
気にはなっていたあの野心家さんが無事落ち着いたので、まあよし。しかし、次は何年後だ?(笑)

「星虫」岩本隆雄(ソノラマ文庫)読了。
面白えーっ!
思わず膝を、
打った。
打った。
打ちまくった。(パクった)
最後のほうにでてくる、教師の言葉がすごく良かった。
しかしこれ、SFやなくてファンタジーよな?

次は「検死官」か「スキップ」の予定。
おお、珍しくメジャー作読んでるよ!(笑)


削除キー   

ホームページ  検索  ヘルプ  |  リスト   前のスレッド  次のスレッド  
お名前
メール
内容

送信する前に確認しましょう       

Point One BBS