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タイトル : 四半期報告?はるるんるん今本3の2

1 mamath

2005/04/03 21:16

今年は春が遅いですね。
例年の今頃ならば、桜が咲いたのツバメが来たのと
この季節特有の風物に”これ何回言ったっけ〜?”と笑いあっていたものなのに。

国内だけでなく国外にも大きな災厄が頻発し
(ローマ法王も亡くなられたらしい。
私には時々テレビでみるお顔でしかない方だけど、
キリスト教圏においては大地が震撼する思いだろう…。)
ガイアが愚かな人間の所業に怒って、春の女神の訪れを止めているかのような今日この頃です。
それでもバスの窓から見下ろせば街路樹の根元に
植えられたのか自生したのか、のびすぎた菜の花が目いっぱいの花をさかせ
密かに春の女神に愛でられてふるふる喜んでいるかのように見えます。

それでも春は来るのだ。うん。(笑)

行くも帰るも留まるも
春よ春よ
ながために我らは一喜一憂し
涙せん。              …なんてね。

一時は月刊今本も(笑)
なにやら更新が遅くなり隔月刊をも飛び越えて四半期報告となりそうなこのトピですが(笑)
我ら本好き、全く読まないなんて日がいつまでも続くわけもなく
面白い本があれば喋りたくなるし
面白くなければくさしたくもなる。(笑)
隣の席に本を読んでいる人がいれば覗きたくなるし
ついついきいても見たくなる。
”何か面白い本読んだ?”(笑)

好きな名前が出れば”あ、それそれ!い〜よね〜!”と
友達の輪も広がろうというもの。
さて、今読んでる本読んだ本行きましょうか!
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2 mamath

2005/04/03 21:28

季刊と言うべきだったな、本好きとしては。(爆)

                   反省文でした。
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3 fool

2005/04/03 23:14

「ZOO」乙一 読了。
初めて読みました乙一。最近映画化されましたね。その映画の主題歌が好きなバンドだったと理由だけで読んでみました。
短編集です。けっこう良かったです。ただ表題作の「ZOO」が気に入らなかったのと、「SEVEN ROOMS」という作品にかなり拒否反応を示したので、他の作品を読んでみるかは悩み中。
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4 雨男

2005/04/05 22:45

最近読んだ本。
殆どライトノベルだったりする辺り自分の精神状態が伺える(苦笑
リバースエンド 1・2 橋本紡
1巻は結構好きな感じ。裏で頑張って居る感じの主人公の女の子が良い感じで(笑
ストーリーとしては酷評の「世界の中心で〜」と同じなのかな??
「世界の中心で〜」が唯一勝っている部分は主人公が最後に復活していること。
この本では全てが終わっていて、この終わり方も好きなんだけど。
後はネコのネーミングセンス(笑
シロ・クロ・クツシタですよ? うん。カワイイぞ(笑

2巻が在るとは思わなかった。実は3巻も在るらしい。
1巻の後を短編で、新しい人物を出して書いているのだけど・・・
無かった方が良いのではと思ったくらい。
中でもイヤだったのは、中2のスクールの描写。
このヒトの見学した所が何となく分かる感じがして、とてもイヤ(苦笑

TETORA 深沢 美潮
フォーチュンクエストで有名な著者が書いている近未来SF短編集らしい(笑
題名をみて。『4』に関わるもの。4つの短編集で4人の登場人物で・・・
とか、考えていたけど。
まったく違っていた(笑  (3つの短編集でした)
一番好きなのは最後に載っている「ファントムファザー」
かーちゃん好きだわ(笑
次が本のタイトルに成っている「TETORA」
主人公の男の子が結構良い感じです(笑 < 好感度大
フォーチュンの優しい感じが出ているのが、真ん中の「私とロボットの関係」
フォーチュンが好きな人は、コレが一番ではナイでしょうか。

ジュリエットの悲鳴 有栖川有栖
やっぱり短編集。
「タイタンの殺人」が一番面白い感じだった(笑
一生懸命考えても答えが「最初に発見したボーイ」から私の頭は動きませんでした(笑
「パテオ」は、私のよく見る夢に似ているので、コレまた笑ってしまったり・・・

>foolさん
私も違う短編集で「SEVEN ROOMS」読みました。
一番最初のセリフが最後に掛かってきて。
後味は確かに悪いかも知れませんが、印象に残っているし。
壮絶な感じはとても良かったと思ったデスヨ。
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5 fool

2005/04/05 23:05

>雨男さん
「SEVEN ROOMS」
雰囲気は出ててたんですよ。でも、一番感情移入してしまったのが「姉」だったせいで、最後のシーンでは主人公たちでなく、部屋の中の方に意識が飛んでました。その後起こったであろう光景を想像してしまうとちょっと・・・・。

リバーズエンド読みましたか。あれは本編が5巻と、後日談の「アフターデイズ」というのが一巻あります。
確かに2巻は、なんか無理に続けているような印象が強かったですね(笑)でも最後まで読んでみると、意外と1巻だけでは物足りない気もしたので、気が向いたら最後まで読んでみてください。構成等には結構不満はありましたが(笑)
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6 雨男

2005/04/06 02:55

>foolさん
リバースエンドって5巻もあるんですか… (ちょっとビックリ)
あの表紙を、この年で買うのはエロ本を買うのに等しい感じがします(笑
あとがきが結構嫌いなタイプなので…ホントに機会があったら読んでみたいと思います(笑

姉の最後についても本文に書いてありましたね。
どうなっていくかを弟が想像している。
そして高笑いだけが響いている様な描写が。

それで良いと思うんですよ。
だから高笑いしているし。
実はコレがニンゲンの強い感情のひとつだと思っています。
(出来るなら、逆に!! って言うとスキッとするかも知れませんか)(笑)


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7 ウイング

2005/04/07 20:28

「グイン・サーガ60 ガルムの報酬」栗本 薫 読了。
とうとうアリが・・・。という巻。
しかし、ちょっと聞いたところによると、このまま終わるようなアリではないらしい。
今後のイシュトヴァーンが少し心配される巻でもあった。

次は、「半落ち」横山 秀夫。
横山さんは初めてです。

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8 ウイング妻

2005/04/07 21:04

「イリュージョン マジシャンU」松岡圭祐著、読了。
なんかなーーー。
マジック愛好の少年がマジックを応用して犯行を重ねていく。
その少年の過去には同情することは多々ある。
家庭環境、いじめ・・・。
でも、段々犯行に対する罪の意識が薄く、やるせない思いでした。
何かやな感じで読んでいました。
主人は気に入っているようでしたが。

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9 mamath

2005/04/08 23:54

ウイング夫妻は相変わらずしこしこと読んでますね〜倦まずたゆまずって感じで凄いです〜。
おまけに(笑)WOW!雨ちゃんとフーちゃんがいい雰囲気で語ってます。
なんだか昔にもどったみたいな雰囲気を壊すのは本意にあらずなんですが、
このトピで読了リストにしている身としては(笑、公のBBSを私用に使ってはいかんなあ…って、5年もしてる。)
ここで読書リストが止まってもなあ

というわけで2週間前までに読んだもの
韓国人は、こう考えている 小針  進 新潮新書
従軍慰安婦 吉見義明 岩波新書
朝ラク弁当 小川聖子 グラフ社
馬車と白バラと花婿と ドナ・カーライル ハーレクイン
背中あわせの夜 ジャネット・デイリー ハーレクイン
硬いもののあとは柔らかいものをって読んだけどやっぱりハーレクインはハーレクインだなあ…。
(5冊とも非常に飛ばして読んだから硬いも柔らかいもないのだけれど。笑)

ミセスNO1探偵社 アレグザンダー・マコール・スミス ソニーマガジンズ文庫
これは拾い物だった!!
南アフリカでただ一人の女性探偵の話
もちろん創作だけど、英米の悲壮感が漂ったり銃を持って走り回ってドンパチやったり、ってのとは一味違うと〜ってもハートウォーミングな
(なんて言葉を使うと英米イメージになっちゃうんだけど、笑)
てくてく歩いて事件を解決する”地に根を張った(ら、歩けんがな。(爆))”探偵の話でした。
イギリス作家の作で本国では6冊ぐらいまでシリーズ化されているそう。
はやく次が翻訳されないかなって、待ちのかかっているものです。
ほろほろと人間なの。

ファーブル昆虫記 6 伝記虫の詩人の生涯 奥本大三郎 集英社文庫
いや〜これも良かったです。
頭のいい人の文は読みやすいって奥本氏がファーブル御大について言ってますが、
そういう奥本氏の文も読みやすいです。
ファーブル少年がその生活の中で昆虫や動物に出会ってドキドキワクワクする様に
同じ気持ちになってドキドキワクワクさせられました。
ひと昔前名和昆虫博物館(岐阜?静岡?)の館長さんの講演を聞いた時
野原に寝っ転がって草の下から何か(雲だったか、虫だったか、鳥だったか)を見つけて
「あっ!!そーか!!」って感動したことがあって、
誰かの何かを聞いたときに
「あ、この人も同じ感動をしたんだ!」って共感したってのを思い出しました。
そ〜〜〜〜なんだ!!
あの感動なんだ!ファーブル御大も〜〜〜〜。うるうる。
(私の大発見は自力で北斗七星を見つけたとき。←遅い発見だったけど。笑)
全巻ハードカバーで奥本訳昆虫記を揃えようかって一瞬思っちゃうほど良かったです。
(結局BOでスカラベとサソリの巻だけ購入。
だっていつ読むかわかんないし、岩波文庫で持ってるのが一生積読になるのは寂しいじゃないか。笑)

最後になったのが
「美濃牛」
かなめさんとみつきさんとレミさんが「ママスは読むな」って忠告してくれたものです。
森氏の”娘っ子の四肢を切り落として”に狼狽して、ぎゃーぎゃー言ってたのも今は昔、
もー首なし死体には驚かなくなってしまいました。(笑)
ストーリー的にはイマイチなんだけど、薀蓄とか(句会なんてパロディで開いちゃってるし〜)、
ジャズが好きってのが文から浮かんできて、その作中に出てきている音楽が聞きたくなったり。(笑)
(DVDを買ったオダジョーの…本当の主人公は荻原聖人らしい…映画「この世の外へ」は戦後まもなくのジャズメンたちの話で
そのなかで一人が
ドラムのスティックを太鼓のバチと区別が付かないオダジョーに
レコードを聞かせて
「こんな繊細な音が(お前に)出せるか?」ってシーンがとっても素敵なんです〜〜〜〜。
そーかドラムって繊細なんだ。うるうる。
まだスティックを持ち始めたばかりのオダジョーが靴磨きの少年に
「こいつが箸に見えるか?!」ってちょっと見栄を張って威張って言うのが
最後のほうで
やはり少年がスティックを不思議そうに見ているのを
「これで飯を喰うんだ。さんまをひっくり返すんだ。」って台詞に変るのが
2重三重の意味があって「あ〜〜〜〜い〜なあ〜〜映画って。
やっぱり映画は脚本(本)だぜよ〜〜〜〜」と思ったりしてたり。
もちろん、製作スタッフ、出演者の力量も大きいんだけど。
って、映画トピじゃないっての。笑)

で、2週間、読んでない〜〜〜〜〜〜〜〜。

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10 風雲

2005/04/09 19:35

ああまた2週間たってしまった〜(>_<)
明日までの本が3冊もてつかずで残ってますのよ。
そしてたぶん2,3日遅れで期限が来るのがさらに3冊。
馬鹿か?馬鹿なのか?
とりあえず京極夏彦「陰摩羅鬼の瑕」は読了。
どうせまた認識が違うんだろう、と思ってたらやっぱりだった。
途中で「あ、ここたぶん飛ばせる」とか思ったし、京極氏の新鮮味が薄れたみたい。

明日は一日読書するぞー!! ネトゲは読み終わってからー!!
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11 風雲

2005/04/10 16:04

加納朋子「スペース」読了。
さくさく、さくさく、おいしいな〜♪
シリーズ第1作の「ななつのこ」を読んだのはもうかれこれ15年くらい前ではないかしら?
彼女の作風はなんだかほんわかしていて落ち着きます。

畠中恵「ゆめつげ」はまだ読めていません。しかしここで奥の手。
偶然うちの母が別の図書館から同じものを借りてきているのです。
返却日に余裕があるので、私のは返して母のを分捕ることにしました(^_^;)

そして最後の1冊は延長手続をしてきました。
あ〜やれやれ。
次のしめきり(なんか違う)は15日だ。
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12 ウイング妻

2005/04/10 20:54

「スペース」加納朋子著、読了。
偶然にも風雲さんと同じ。
何か同じ時期に、別の所ではあるけれども同じ本を読む、
何か、嬉しい・・・。
途中、一方的な手紙文で、少し違和感があったのです。
手紙の内容は、すっごく楽しいものだけれども、
相手の返事もないし、でも相手に会っているようだし。
それが後半部分で明かされ、目から鱗の思いでした。

続いてグインサーガ外伝14 「夢魔の四つの扉」読了。
まだグインちゃんの旅は続くのね。
終わらないの、というのが率直な感想です。
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13 ウイング

2005/04/10 21:40

「半落ち」横山 秀夫 読了。
妻殺しを認めている警察官が、なぜかその後の2日間を黙秘するという「半落ち」状態。それを刑事・検察官・新聞記者・弁護士・刑務官と章ごとに、それぞれの立場から書いている。
最後の最後で、その謎は明かされるのだが、その間の刑事課と警務課、警察と検察の確執や、単独行動に対する上からの圧力などが描かれていて、おもしろく読めた。

次は、「透明な一日」北川 歩実。
この人も初めてになります。
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14 fool

2005/04/10 22:08

「反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークX」石田衣良 読了
5巻は書き下ろしは無しですが、雑誌の方は読んでないので問題なく楽しく読めました。
どこかマンネリ気味というか、パターンめいたものも感じるのに、それでいて飽きてこない。それどころかもっと読みたいと感じてしまう。なぜか不思議なシリーズです。

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15 風雲

2005/04/11 11:59

おお妻さんと一緒だv
私は図書館のカウンターにいるけれど、自分がリアルタイムで読んでる本を借りていく人にはまだあたったことがないんです。
時間差ならたま〜にある(今回みたいに親が同じの借りてきてた、なんてこともある)んですが。
縁とはこうして絡まっていくのでしょうかねぇ。
そんなこんなで「ゆめつげ」読了。
タイトルがひらがななんでてっきり若旦那シリーズの続きだと思っていたのですが、全然別物でした。
ぼんやりした若い神主の弓月が主人公。
あたるようなあたらないような夢占ができます。
そこを見込まれて大店の行方不明の子どもを探すことになるのですが、人死にがでたりしてだんだんきなくさ〜くなってきます。
弓月も見たくないのに夢告トランス状態で喀血しまくり。
いやー主人公がこれほど血を吐く話はないのではないでしょうか。
最後の方は「弓月、あんた死んじゃうよ」と私まで吐きそうになってしまいました。
ちゃんと話が終わってよかったよかった。
これはシリーズにはしないで欲しいな。
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16 たらこ

2005/04/11 18:40

森博嗣「女王の百年密室」読了。


初めての森作品に挑戦!
今までなかなか読めずにいた(というか、躊躇っていた)森作品でしたが、友達から「この作品はあんたも好きそうだし、すごく良いから読め読め」と勧められて、思い切って読んでみましたー。
S&Mシリーズなど、森作品はちょっと理数系?な感じで難解と聞いていましたが、この作品は普段の森作品とは一風変わった作風になってるみたいですねー。
落ち着いた文章だけど不思議と引き込む力を持っていて、あっという間に読んでしまいました。

人間のどろどろした争いや犯罪なども起こらない、死も訪れることもない街「ルナティック・シティ」。
しかし、その街は結局、神が愛する女王を閉じこめるがための密室であり、綺麗で穏やかな街も結局楽園にはなりきれなかった。
「神」もやっぱりただの「人間」。
この一冊で森さんの持つ世界の広さを、充分なぐらい見せつけられました。
なんとも哲学的で、奧が深い。
SF的なのがファンには不満なようなのですが、私は好きです。
しかし最後は驚いた!
うーん、続編あるようなので図書館に予約しに行かなくちゃー。

さー次は何を読もうかなー。。
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17 ウイング妻

2005/04/14 20:37

「半落ち」横山秀夫著。
妻殺しを認めたものの、殺してから自首するまでの2日間は頑として明かさなかった。
まわりはいろいろと憶測をするが、結局は犯人であるはずの梶さんを見守る形となっていた。
予想だにしなかった2日間の行動に、梶さんの生きる意味が込められていたのだな、
と、心打たれました。



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18 風雲

2005/04/15 19:38

え〜と、カキコするのを忘れていた「前田建設ファンタジー営業部」(幻冬舎)
これ、実在の会社である前田建設のWeb企画もの。
マジンガーZの格納庫一式を実際に作るとしたらどうなるのか!?
というのを大真面目に計算してみた、いわば空想科学読本のノリ。
目次を見ると結構小難しい単語が出てくるんだけど、架空の営業部員の座談会や対談で進むので読みやすい。
宣伝としては大成功なのじゃないだろうか。
対談相手として出てきた日立造船や栗本鉄鋼は知っていても前田建設は知らなかった私の脳にしっかりインプットされたのだから。
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19 たらこ

2005/04/16 12:07

小川洋子「博士の愛した数式」読了


事故の後遺症で新しい記憶が80分しかもたない「博士」。
《僕の記憶は80分しか持たない》という自分の病を、自分が書いたメモによって毎朝宣告される。
その事実を知った家政婦さんの場面が一番胸に迫りました。
すごい事件が起こるわけでもないゆったりとした内容だったけど、繊細で切なく随所にちりばめられた数学の話が、場を引き締めて、しかも詩的で、読んだ後は心が温かくなれました。
私は全く数学がダメだったけど、博士みたいな先生に出会ってたら、なにかが変わってたかもしれないなぁ〜とか思ってしまいました(笑

あ、そういえばこの作品が映画化されるそうですね!
たしか「阿弥陀堂だより」の監督さんらしいです。
このやわらかくてやさしい「永遠」と「一瞬」の世界を崩さずに映像化して欲しいものですー!
でも博士が寺尾さんで、家政婦さんが深津さんだしな・・・なんか違うような気もする・・。
『ルビーの指輪』と、『踊る〜』しか思い浮かばない私が悪いんだろうけど(爆

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20 ウイング

2005/04/17 21:07

「透明な一日」北川 歩実 読了。
僕も事故の後遺症で新しい記憶が保てない学者の話。
ただし80分と決まっていなくて、30分ほどでリセットされることもある。
最初は、まわりも本人に説明してみようとするし、本人も納得する。しかしすぐにそのことを忘れてしまう。
次第におなじ1日を繰り返す演技をまわりの人もしだす、
しかし、それが6年も続くと18歳の娘を認識できなくなってくる。本人にとってはいつまでも12歳なんです。
せつない話に加えて、ここに連続殺人事件がおこる。これがなんとまあ複雑。
同じような題材でも、全然違う展開ですねー。

次は、「四日間の奇蹟」浅倉 卓弥。
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21 風雲

2005/04/18 16:12

さ、大変ですよ。
先日職場のある自治体の中央図書館に行って興奮して5冊の文庫本を借りました。
マッキンタイア「星の上のミッキー」ジョディ・リン・ナイ「伝説の船」矢崎在美「ぶたぶた日記(ダイアリー)」清水義範「三億の郷愁」
そして、今日地元に、それも徒歩7〜8分のところに出来た中央図書館に行きまたもや興奮して5冊借りてきてしまいました。
斎藤一郎「本屋でコーヒーブレーク」斎藤美奈子「趣味は読書。」恩田陸「クレオパトラの夢」清水義範「笑う霊長類」アレックス・シアラー「チョコレート・アンダーグラウンド」
……あああしまったぁ清水義範すでに1冊借りてるんだった。DWJの「時の町の伝説」をあきらめたのに〜
児童書の階も職場に比べたら比較的新しいのがばんばん置いてあって泣く泣くあきらめた。借りても絶対読みきれないし。
今読んでる最中のものを合わせて11冊。
あ〜大変だ。
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22 mamath

2005/04/18 21:17

いいな〜いいな〜風雲さん
ようやく本日本を読み出したのですが、なんともバス乗車7分は短すぎるわよ!(笑)
本を出して、花粉メガネを老眼鏡に架け替えて、ちょっと読んだら老眼鏡を花粉メガネにかけかえて降車。
皆残業していて、一人定刻に帰る課長を密かに係長がけなしています。
んで、忙しくても、いや、忙しければなおのこと、昼食時には外へ出て
気分転換していた3月がなつかしい。(で、そこでも本を読んでいたのよね。笑)

飯喰うのもそこそこに仕事を始める今のところって間違ってる〜。
でも見てろ、今に見てろ、「休憩中よ♪」って本広げてやる!!
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23 かなめ

2005/04/19 15:18

一週間くらい前にジル・マゴーン「騙し絵の檻」読了済み。

うーん、どこを評価すればいいのか判らない(笑)
だってさ、出だしは洋物不得手のわたしが放り出さなかっただけあって読みやすかったですよ。でも、読みやすい分物語が平坦。文章も平淡。
主人公は16年前のえん罪を晴らそうと(真犯人に復讐しようと)心に決めているわけですから、これから何が起こるのかな?って期待するじゃないですか!
再び事件が起こったり、犯人像が2転3転するのかなぁ・・・(どきどき)とか。
無いから。
そういうの無いから。
ホテルにチェックインし、人の話を聞きに行き、部屋に戻り、眠り、また人の話を聞きに行き、喧嘩し、仲直りし、人の話を聞きに行き、ホテルに戻り・・・なんかそんなのの繰り返し。気付けば資料の読み返しと、車の運転場面ばかりだし。
それで結局事件の解決の決め手は、鉄道の位置でしょ。
正直列車を使ったんだなあと判ってからも、考察するのが面倒でそのまま進んでしまった。
すっごく位置の説明がわかりにくいし。かといって地図で補うわけでもないし(きっと地図を入れたらその場で判ってしまうからいれないのだろう)
この作家、きっとどこにも取材に行かないで、資料も無しで書いたんだと思うわ。だって裁判の場面も刑務所の回想も街の説明もちょろいんだもん。だから鉄道もちゃんと説明できないんでしょう。
そもそも、まとわりついている女(ジャンだっけ?)がよくわからん。なんなのこいつ?ただのジャーナリスト崩れ??最後に仰天の正体が明かされる、とかだったら面白かったのに。
結婚に一度失敗してて、整体師の彼氏と同棲してたこともあって、さんざん自分から誘ったりもしているのに、ちょっと落ち込んだ時に実際に一方的にやられたら「女をみんなそうだと思わないで」とか言うし・・・お前、いくつなんだよ?駆け引きできない10代の小娘でも、男に夢持ってる20代でもないだろー?(記述はどう読んでも10代か20代ですが)
大体さ、目撃者の盲目の爺さんがジャンの知り合いだなんて出来すぎだし、大体目が見えない人なら車の音で車種が判別できると思うんだよね・・・
容疑者達を集めて最後に一席打つ場面もちょろちょろ動かしすぎ。会議室の中をいちいち椅子持って動くなよ!(爆笑)

キリがないのでもう止めますが、途中結構厳しくて読むのに時間が掛かりました。
いっそもっと濡れ場シーンを追加して(人間関係は既に十分)ハーレクイーンで出せば良かったのに。だってかの有名な(うそ。ごくごく一部でね)「ミステリー・ウィーク」みたいな臭いがするもん、この本(爆笑)
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24 風雲

2005/04/19 20:42

先日の日曜日、カウンターが混んでいてお昼の時間通りひっこむことが出来ず、やっと人並みがとぎれたものの忙しさの余韻で「次、何するんだったっけ……」(ええ私が次にすべきはお昼ご飯を食べることです)とほうけていたら新しく来た館長に怒られました(^_^;)
「時間になったらさっさとひっこむ! 機械は働き続けて壊れたら部品を変えたら済むけど人間はそうはいかないのよ!」
ごもっともなんですけど。一番混むカウンターに座ってたら交代要員に無理やり変わってもらわないと動けないんですけど〜?
交代要員が空きカウンターを開けて対応してたら当然ながら動けませんがな。
まぁ仕事好きだし、1時間の昼休みは実質30分〜40分になってるし、うっかりサービス残業(といっても15分とか30分とかですよ)してしまうので神妙に「はい、はい」と聞いておきましたが。
……そうなんだよな、この職場になってから昼休みにゆっくり読書なんてしてないんだよな。せっかくタンタンシリーズを読破できると思っていたのに(T_T)
今朝は館長が皆にお茶を入れてくれました。
が、休館日明けはとても忙しいのです。やっと一息つけたときにはお茶はすっかり冷めとりましたですよ。私は猫舌だからいいけど。
夏休み明けくらいになったら新館長の元落ち着くかしらねぇ。

清水義範「三億の郷愁」読了……っていうか、いままでに出した各単行本からタイムトラベルものをリミックスした本じゃないかぁっ!!
……脱力orz

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25 風雲

2005/04/20 21:09

マッキンタイア「星の海のミッキー」(前回はタイトルカキコし間違えた。こっちが正しい)読了。
子猫を宇宙ステーションに密航させた少女のお話。
みつかっちゃうんだけど、ステーションに常駐している研究者たちがわらわらと集まってきて可愛がるところがほほえましい。
これはにゃんこ好きがにゃんこの生態を思い浮かべて読むほんわかSFなのに違いない。
それにしても原題が主人公の少女の名前「バーバリ」でなんともそっけない。
が、邦題も何かのパクリなのか?流行ってたのか?と疑う出来。

黒川伊保子「怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか」
前々から感じていたことを書いてくれている感じ。
研究の前例がみつからなかったのでいっちょやってみた、というスタンスが好ましい。
私の大学のときの恩師も言っていた。
「誰もしたことがないことだからといって、それが意味のないことだと思ってはいけない」
ただし、発音時の口腔内の様子というのを考えながら読むと非常に時間がかかる上、私には理解不能であった。

えーと、明日は「ぶたぶた日記」を持っていくか。
削除キー   

26 風雲

2005/04/21 19:36

うぉ、3回続けてカキコとはもしかしたらはじめてかも。
昨日の宣言通り通勤のお供は矢崎在美の「ぶたぶた日記」
やっぱりほんわりするなー。
自分ではおだやかな顔して読んでるような気がするのよ。
今回の設定はカルチャーセンターの日記エッセイ講座でぶたぶたと出会った人たちがそれぞれ主人公の全6話。
性別年齢いろいろ。反応いろいろ。うん、いいよ。
最後に著作紹介を見てまだ読んでないぶたぶたシリーズがあることが発覚。
次の予約はこれにしよう。
明日は休みなので、ハードカバーのどれかを読もうっと。
削除キー   

27 ウイング妻

2005/04/21 20:44

こんばんはです。
「巷説百物語」京極夏彦著、読了。
必殺のようでおもしろかったのですが、最初は人物関係がわかりにくく、おまけに仕掛けも絡んでいたので。
でも、だんだんおもしろくなってきました。

ただ、仕事料はいくらくらいなんだろうね。

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28 たらこ

2005/04/23 11:35

石田衣良「4TEEN」読了。

石田さんの本、私はいままで読んだこと無かったんですよねー(笑
みなさんの感想とか読んでたら私も読んでたような気になってました(爆)
地元の図書館にこの本だけが借りられてなかったので、こりゃー読まなくてはっ!と手に取りました。
で、さっそく読み始めらあっという間に読了。
なぜかというと、新学期が始まったばかりで、まだ課題もあまり出てないから、通学のバスの中で寝ないで読める(笑
道が混んだりすると一時間半バスに乗ってる時も・・・(-_-;)

感想ですが、とても読みやすくて読了感もさわやかでとても良いお話だと思いました。
中学生という難しい時期の男の子達を、リアルに書かれていますが、それが押しつけがましくなく、共感できたり、男の子ってこんな事かんがえてるのかーと新鮮に感じたりしました。
ただ、現実では遭遇しないだろーなと思ったりもして、そこが私が歳を取って(笑)素直に受け取れなくなってきた部分の表れかしら・・・とも(爆
でも最後の書き下ろし「15歳への旅」は良かったと思う。
私も社会にでたら変わるんだろうか。
絵を描くことが義務的になってしまう怖さとか、今こうして楽しんでいる私はバカだったとか、思ってしまうかも。
でもその時はやっぱり、昔を思い出してつまらない大人にならないようにしたいな、と思う。

さー次は、ウイングさんと偶然一緒、「四日間の奇蹟」!
映画化も決定して、しかも大好きな俳優の1人吉岡君が演じるとなると、絶対読まなきゃ!!
吉岡君を頭に思い浮かべながら読むことにします(笑


>風雲さん
わー、いいなぁー!たくさん面白そうな本借りられたんですねっ!
「星の海のミッキー」初めてききました!
とってもかわいらしくて面白そうな感じですね! 
ちょっと読みたいリストに入れときます(笑
 



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29 かなめ

2005/04/24 02:00

「冷えきった週末」ヒラリー・ウォー著 読了。
ボロボロにけなした(苦笑)「騙し絵の檻」と一緒に頂いたもの。
こっちの方が良かった。先にこっち読まなくて良かった(笑)

町の外れで見つかった女性の死体。
前夜夫はパーティーから一足先に帰宅。現場に残されていた足跡と周りの証言から、犯人は一緒に会場を出た男性なのか?

単純に見えて、色々複雑に書かれてます。
出てくる人間数はちょっと多め・・・でも、混乱せずに読み切れた!書き方が上手いせいかも。
浮気心を抱いてる人物が多いですけど、実際にそんなシーンはなく、推理に邪魔なところが一切ナイのがいいですね。
最初出て来た警察署長がへっぽこで、誰が探偵を務めるんだ〜と思ったらちゃんとまともなフェローズ署長が出て参りました。そっか、これシリーズ物なんだ・・・(あらすじくらいちゃんと読もうよ)
解決はすこーし「えー」と思う部分もありましたが、名探偵物にしてはかなり珍しい<探偵役自らの捕り物>もあって面白かった。
推理するには飛躍しないと無理ですけど、フェアプレイには間違いないのでその辺も○
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30 風雲

2005/04/24 11:44

最近読了本。斉藤美奈子「趣味は読書。」恩田陸「クレオパトラの夢」
斉藤さんのはベストセラーガイド本。「大河の一滴」とか「光に向かって100の花束」とか「楯」とかです。
一番びっくりしたのは大平光代「だから、あなたも生きぬいて」が児童書だったことです。斉藤さんも「児児児児童書ですかあ!?」と驚いている。そういわれればそうだった気もするのですが、すっかりそんなジャンル分けを忘れるもんですね。

恩田さんのは「PAZZLE」に出てきたオネェ言葉の神原恵弥が主人公。天然痘ワクチンを巡る(?)ミステリなんですがね。
舞台が北のH市でG稜郭なんかにも行くんですが。
文中で箱館時代とか札幌とかゆうてたらわざわざH市にする意味ないんちゃうの?
と、J杉があるY島を舞台にした「黒と茶の幻想」の時のひっかかりが再燃。
話に集中できないからやめようよ〜(T_T)

>たらちゃん
「星の海のミッキー」はmamathさんから教えてもらったんですよ♪
古い本(15年くらい前かな)なので書庫に入ってました。
もしかしてたらちゃんも猫派でしょうか?
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31 風雲

2005/04/24 14:55

また間違えてるよ(ーー;)「PAZZLE」じゃなくて「MAZE」です……。
予約の本を取りに行ったついでにまた増やしてしまいました。
「悪魔のミカタ」「紳士遊戯」「琥珀枕」「瑠璃の契り」「カタコンベ」
明日児童書を仕入れようと思っていたのだけれどこれは行ってはいけないな。いくらなんでも読めませんよ。
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32 風雲

2005/04/25 11:41

昨日は一日読書。
清水義範「笑う霊長類」齋藤一郎「本屋でコーヒーブレーク」
前者は人間(一部サル)の一面(肩こりに悩んでいる、とかそういうちっちゃい一面)をクローズアップして「あるある」感を出した短編集。
ネタばれだけど、最後のほうに入っているいろんな家庭用ロボットの話で、小説を書くロボットの名前がみやべくんなのがちょっとおかしかった(^_^)
後者はいろんな本屋さんの裏話(仕事のことや変なお客さんまで)などのコラム集成。
これは家で読む本じゃなくて通勤向きだった。文庫本だったらよかったのに。
新聞などに載っていたコラムだから一回の量が少なくて1〜2ページ。
しょっぱなから「本屋にも痴漢は出没するのだ」と言ってるが本好きには常識のような気がする。
同じことは図書館にだって言える。
覗く・触る・見せるの痴漢行為はもちろん、置き引き、カツアゲ、喧嘩(原因はまぁ些細といえば些細)etc.etc……
「図書館だから安全」なんていうとんでもない認識で子どもから目を離すお母さん方には注意を促がしたいッ!
人がたくさん集まるところは絶対安全なんかじゃない。
春先から夏にかけてはほんと気をつけたほうがいいのです。
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33 ウイング

2005/04/25 19:14

「四日間の奇蹟」浅倉 卓弥 読了。
すごくよかった。
脳に障害を持つ少女と事件で指をなくしてしまったピアニストが、山奥の診療所で不思議な体験をする。
そこで出会った女性・真理子。不幸な事故で意識不明になったとき、その心が少女に宿ってしまう。
不思議な体験を通して、命について考えさせられる。
「我々はやはり生かされている。だがその一方で、生きているのは自分自身なんだという意識も持っている。その自分自身を裏切らぬように誇りを持って生きていくだけだ」
という文章が印象深かった。

次は、「天使と悪魔」ダン・ブラウン。
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34 月子

2005/04/25 22:06

お久しぶりです。
春は読書の季節(?)で、なんとか積んどく本を少しでも片付けようとか思っていたのに、ヤフオクや海外アマゾンでの個人輸入を覚えてしまって、ますます積んどく本が増えている月子です。

絵本なんですが、『パシュラル先生』というシリーズが大好きで、この春シリーズ全部を一気にそろえちゃいました。
でも、春のうららかな日差しの下で読むといい感じでした。

ダン・ブラウンの『天使と悪魔』読みました。
彼の新しい本(書かれたのは昔ですが)を買おうかどうか検討中。

http://yaplog.jp/owl09/
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35 たらこ

2005/04/27 18:41

浅倉卓弥「四日間の奇蹟」読了。


いやー、とても心温まるお話でした。
『このミステリーがすごい!』大賞の大賞金賞を受賞した作品ですが、はっきり言ってミステリーとは言えない作品でした。
でもあえて、この作品を大賞にと選んでくれた審査員の方に、心から拍手です。
お話のはじめの方は、決して大きな出来事がどーんとあるわけでもないんです。
なのに、引き込まれる。
新人さんには無い、レベルの高さを感じました。
あと私は千織の「あん?」が可愛くてしかたなかった(笑
早く映画がみたいです! 

次は「すべてがFになる」です。
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36 ウイング

2005/04/28 07:05

>たらこさん
千織の「あん?」は、確かに可愛かったですね。
僕も映画は観てみたいです。
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37 しん

2005/04/30 22:11

「終戦のローレライ」福井晴敏 読了

4冊分なのに読みきるまでに2ヵ月半掛かってしまいました。最初は中国で2冊半、帰国後寄り道して最近読み終わりました。
面白くは読めるのですが最後が微妙かな〜と思ってしまいました。
あと、「亡国のイージス」よりもこっちのほうが冒険賞に相応しいと思うんですがどうなんでしょう・・・。スケール感とか考慮しても。この感じ方には個人差あると思いますが。
私の中では「亡国のイージス」が彼の著作の中ではベストです。
ただ、構成や人物像などは作を追うごとに良くなってると思います。
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38 風雲

2005/05/01 20:30

ここしばらくの通勤本、ジョディ・リン・ナイ「伝説の船」読了。
これはもともとアン・マキャフリィの「歌う船」シリーズなのですが、マキャフリィが忙しかったので単独で出したものです。
実はこの「歌う船」シリーズ、共著者も毎回のように違いますが、本邦でも翻訳者がばらばら。
それなのに醸し出す雰囲気は決して違わない(と私は感じる)。
すごい。
ブレイン・シップと呼ばれるサイボーグ宇宙船とブローンと呼ばれるその乗組員。二人はきってもきれない深い絆を結んで宇宙を飛び回るわけです。
今回の主人公はブレイン・シップのキャリエルとそのブローン・ケフ。前作「魔法の船」で出会った知的生命体の玉蛙たち。玉蛙たちの遠い先祖が後にしてきた故郷の星系をねぐらにする宇宙海賊。
惑星を越えた玉蛙のロマンスもあるのです(^_^)
ほほえまし〜い。ロマンチックSFがいける口の人にはゼヒゼヒ読んでいただきたいシリーズなのです。
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39 風雲

2005/05/01 22:33

な〜んか忘れてると思った。森福都「琥珀枕(こはくちん)」も読了してるのだw
朝倉めぐみさんのイラストが表紙ですよ!(と誰かに向かって言って見る……)
1行目を3回くらい読み直した。
何故かと言うと舞台はいずれの御時かの中国藍陵県、県令の息子とその師匠が山の中腹の東屋から町をみおろしているのだが。
師匠がね〜「すっぽん」だって書いてあるのよ。
すっぽんの化身なの。
で、県令の息子に世間っちゅ〜もんを見せているの。山の中腹から。見せて自分で考えな、と。
視点はそれぞれの短篇で異なり、それを見ている師弟を読者が見ている、てな入れ子構造。
連作短篇なので、1話目にでてきた人物やらその後の話が別の話にちらりと出てきたりもします。
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40 鈴木(仮名)

2005/05/02 00:23

■風雲殿
本屋や図書館で痴漢って常識なんですか。知らなかった。うーん。どこにでも居るってことなのか。こまった世の中ですね。

■しん殿
ローレライ、最後が微妙でしたか。
同感です。
僕は「きみ、主人公だったの?」って思いました。

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41 風雲

2005/05/02 13:26

>鈴木課長
おや、ご存知ありませんでしたか。本好きの女性には常識、にしとこうかな……(だんだん自信がなくなる)
なにしろお客さんのほとんどが本棚しかみてないわけで。
他のお客さんの動向なんかよっぽどのことがないと知ったこっちゃないから。おまけに高い本棚で背板があるタイプ(ほとんどがあると思うけど)だと死角が多い。
図書館の本棚のタイプはいろいろだけれど、圧迫感を少しでもなくして見通しをよくするために低いものや背板なしのものを使うことがあります。
でも痴漢というのはそれを逆手にとって本を探すふりをして目的を達成させる。
ええまったくこまったものです。

北森鴻「瑠璃の契り 旗師・冬狐堂」
冬狐堂シリーズ4作目、かな?
主人公の陶子ってのはほんとにアグレッシブです。
というか北森さんが描く女性がこういう怖キレイなタイプが多いということかな?
人生という名のリングで闘い続けるタフ・ビューティ……ううむ私の人生にはおそらく交わることのないタイプです。
友人のカメラマン硝子も陶子ほどではないですがクールなタイプだし、硝子の友人で別のシリーズの主人公・蓮杖那智もかなり美人で頭が切れて怖い。
一緒になんて絶対いたくないです〜。
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42 ウイング妻

2005/05/03 05:50

おはようございます。
「グイン・サーガ57 ヤーンの星の下に」栗源薫著、読了。
しばらくはイシュトさんの話で、グインちゃんがでてこない。
主人公のはずなのに・・・。
今回から表紙が天野さんから加藤さんにかわりました。
表紙のイシュトはなかなかの男前。
うーーーん、かっこいい。
でも、私はグインちゃんが好きなのですが・・・。
で、最近ヴァレリウスくんも気になる存在。
最初の方はめだってなかったけど・・・。
人気があるのも納得です。
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43 風雲

2005/05/05 20:34

神山裕右「カタコンベ」読了。
第50回江戸川乱歩賞受賞作品です。
舞台は悪天候のため落盤が起きて出口が塞がれてしまった洞窟。
しかも地形的に周囲の雨水が集まってくる構造になっているためいずれ水没してしまう。
おまけに、秘密の過去を抱えて殺人をも辞さない人が調査隊の中にいる。
真っ暗な、ライトの明かりすら届かない闇の中、聞こえるのは水の音と己の吐息。
犯人探し、という部分はひねりとかないですが、洞窟内での描写が迫ってくる感じでよいです。

先日の仕入れ。
太田垣晴子「オンナノコのおたしなみ」倉知淳「ほうかご探偵隊」ジークフリート・レンツ「遺失物管理所」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「時の町の伝説」
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44 fool

2005/05/06 22:35

「神隠しと日本人」小松和彦
様々な神隠しにまつわる伝説などを集めて、神隠しを著者が検証するというもの。神隠しにまつわる話自体は面白かったです。著者の検証の部分は、まあどうでもよい感じでした。
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45 mamath

2005/05/07 17:37

ち〜き〜しょ〜、みんなさくさく読みおって〜。(笑)

もー、ちっとも読めないので反則ワザの3ページ飛ばしで読んだ(おい!(爆))
「トランプをめくる猫」リタ・メイ・ブラウン読了(?)で参入することにしようっと。
トラ猫ミスマーフィーシリーズなんだけど、前回が良かったからって最新刊を買った(といっても古本である。最近発行したばかりで買うことがほとんど無くなって来ている。寂しいことだヮ…。)わけなんだけれど、けれどけれど…飛ばして読む以外読めないわよ!
の内容だった、くしゅん。
転勤とほぼ同時に読み始めていたにかかわらず、面白くなくって、
転勤の際にあちらこちらから出てきた(笑)本の中の一冊
「解剖学者が語る 人体の世界」日本解剖学会編 風人社に浮気をしていたのよね。
これが最初のカキコになるはずだったんだけどな〜。
(これをバスの中で読むと女子高生がぎょっとした顔をするので
面白かったりする…。
いやいやお嬢ちゃん、題名にだまされてはいかんぞい、
骨と歯の構造図なんかが描かれてても、
”妊娠6週目から良質のたんぱく質をとって、
妊娠4ヶ月から8歳ごろまではカルシウムを十分とって、
歯が生えたらフッ素塗布やタンニン(お茶ね)で歯を強くして
歯茎マッサージすると歯槽膿漏にかからない”、
なんて極めて実用書的なとこ読んでんだから。
って言ってあげたくなる。
まー一皮剥いた解剖写真なんかも一部あるけど。ほっほ。)
人体って不思議よね〜って感心しながら読んでいるんだけど、
2・3ページずつの章立てなんで、読める分だけって読んでいると
前に読んだところをみ〜んな忘れてしまうのがミソかも。
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46 mamath

2005/05/07 18:14

そうそう「騙し絵の檻」
気に入って、カキコしてかなめさんにまわそうってしたところまでは覚えてるんだけど、
内容その他きれいさっぱり忘れているので、
エクセルの蔵書・読了リストで探し出し、その日付でカキコを探し出し((爆)
見つけました。ジル・マゴーン 創元推理文庫(笑)

 「とにかく上手い!が、めっちゃんこ甘い。(笑)
不倫相手を殺害したとの冤罪で16年服役して、いろいろ抵抗したもの、最後は模範囚となって仮釈放してきた主人公が
真犯人を殺すために故郷に帰って来る…。
普通の人だった主人公が冷酷な復讐者となって、のはずが
ありえない(こらこら、笑)協力者と行動しているうちに、
ぽろぽろ非情な垢が取れてきちゃう(笑)んですよね〜。
(いや〜、もう、その協力者がいい人で、この人絶対殺されるか、
誘拐されて主人公への罠に使われるって、ついラスト先に読んじゃったよ〜。笑)
フラッシュバックがとても自然で上手いです。過去になった、現在にきりかわったと明らかにわかるんだけど、唐突感がなくて。
う〜ん、上手い〜。と唸らされます。
作者がすごいのか訳者がすごいのか、それとも両方か。
(役者が揃ったというべきか…笑)
謎解き自体は「犯人は口をあけていたら上から落ちてくると、ボタモチの棚の下であんぐりと大口開けて待っている」読み方をする私なので、どれだけ凄いかわからないんですが。(笑
東京オフに行けたらかなめさんに押し付けようと思っていたり。
かなめさんがこの話はスゴイといったら、論理的にもスゴイんだって思うことにしてと。←おい)
私にはクリスティでなく「シカゴブルース」F・ブラウンに近いような。(と、さりげなく宣伝。ファン根性よね♪)
また見かけたら次読んでみようv」

と、けっこう喜んで読んでいたんだけど、うむう、やっぱりかなめさんのお眼鏡にはかなわなかったか。(笑)
ち、今度こそはかなめさんをうならせるやつを探し出してやる!
(つーてもなあ、薦めた本人が忘れてるようじゃあ…。笑)

「星の海のミッキー」ヴォンダ・マッキンタイアだったかな?
これもけっこう気に入っていて
てんちゃんに会える時が来たら渡そうと取ってあります。
(てんころさん、元気?
今WOWWOWでトリニティブラッドのアニメが始まっています。
うっうっ、ロン毛のいい男〜って見ています。
オダギリジョーの「あずみ」に出てきた美女丸をはめたりして…笑。
いい男って〜のは”まったきのハンサム”ではだめなのよね。
完成度100には及ばないけれど一般ピープルと混ぜてみるとちょっと目立つ、くらいのところが歌舞伎でいう”見栄を切っ”た時にいい男オーラを発するのがよいのよね〜。)

風雲さん
え〜?!私本屋でも図書館でも痴漢にあったこと無いわよ〜。
(若い頃からも。笑。
う〜む、何故だろう????映画館ではあったけど←暗かったからか?(爆))



読書もカキコも、趣味というのは習慣の異義語だなと思う今日この頃。(笑)
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47 mamath

2005/05/07 21:25

同義語、だな…。(笑)

”読書もカキコも、趣味というのは習慣の”
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48 ウイング

2005/05/08 06:56

「天使と悪魔」ダン・ブラウン 読了。
謎の団体による連続殺人、死体に残された焼印、タイムリミットつきの解除不能な超強力爆弾、1時間起きに殺される枢機卿、科学と宗教の対立、何度も死の淵をさまよう主人公、最後に明かされる意外な真実、とストーリーはなかなかおもしろかった。
でもなんか、入っていきにくく時間がかかってしまった。
苦手な洋物のせいなのか、訳がもう一つだったのか、よくわからないけど。

次は、「グイン・サーガ外伝15 ホータン最後の戦い」栗本 薫

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49 たらこ

2005/05/08 14:05

森博嗣「すべてがFになる」読了

初めてのS&Mシリーズ!
難解だ、意味がよくわからなかったなど友達にふきこまれてたんですが、言うほど難しくはなかったです。
まーパソコンの専門用語とか数学の話は「むむむ・・・」と思いましたが(爆
密室トリックは最後まで解けませんでした。。。(爆
といっても・・・今までトリックを完璧に見破った事などないですけどね・・(笑

さー次に読むのは児童書になるかしら。。。
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50 風雲

2005/05/08 14:43

赤城毅「紳士遊戯」
昭和初期の東京を舞台に、青年詐欺師とその師匠&孫娘がぺてんをしかけるお話。
騙し騙され赤城節です。

太田垣晴子「オンナノコのおたしなみ」
雑誌「Hanako」に連載されていた2〜3ページのマンガです。
葬式の作法などの実用的なものから身の回りの変なヒトまで等身大感覚です。

時雨沢恵一「キノの旅X」
え?いつもどうりですよ。毎回あとがきが凝っている、というかあとがきではないような。
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51 しん

2005/05/08 14:48

三雲岳斗「ランブルフィッシュ9 大会開幕奇襲編」読了

ついにこのシリーズも9巻になりました。
前から気にはなってたんですが後付けくさい設定とかがチラホラでてきました。
まあ、その辺はいいんですが問題はここにきてまだ風呂敷広げるか(笑)
ちゃんと畳めるか不安だ・・って前もこんなこと書いたなあ(笑)
なぜこんなに不安になるのかって言うと唯一終わったシリーズ物がトホホな終わり方だったんでトラウマになってるわけですね。
その上新シリーズ始めるって噂もあってダイジョブか(笑)

>たらこさん
森博嗣は「すべてがFになる」を許容できればその後も楽しめるんじゃないかと個人的には思いますよ。
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52 ウイング妻

2005/05/11 19:00

「硝子のハンマー」貴志祐介著、読了。
厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長が殺された。
すべてがあやふやなまま逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務。
専務の弁護を引き受けた青砥弁護士と、防犯コンサルタントの榎本が謎に挑む。

ざっとこんな話でした。
試行錯誤で犯人を考えるあたりは、最初は面白かったのですが、
だんだんだれてしまいました。
でも、最後を読むと、最初の方に伏線があったか、
と改めて知らされました。

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53 うる

2005/05/11 22:26

偶には今本スレにも顔をだしてみよーかとw
日がな一日寝て過ごしてる為ヒマを持て余しまくり。
本屋も行かないので、本棚で目に付いた本を片っ端から再読中。
寝ながら読むので、文庫本メインで。

一番始めに目に付いたのが小松左京の文庫。
『果てしなき流れの果に』
『復活の日』(薀蓄部分の内容が古いけど名作やねぇ)
『虚無回廊T.U』(続き書け!)
『日本沈没』
他 20点程。
読む度に、ホント頭の良い人やなーと感心。
ストーリーテリングの才はズバ抜けてると思ふ。

続いて下の段に並んでた半村良作品。
『石の血脈』
『産霊山秘録』
『妖星伝』(伝奇SFの金字塔♪)
『慶長太平記』
他 多数w
半村さんも、再読・再々読に堪える面白い本が沢山。

で、何故か近場にあった…
『デビルマン』全5巻
『バイオレンスジャック全18巻
『デビルマンレディ』全9巻 にハマる^^;
「デビル…」は言わずと知れた日本漫画史不朽の名作だけど・・・余りにも悲しい、やりきれ無い話だった。。。
そのやりきれ無さに対する救いが「バイオレンス…」で、癒しが「…レディ」て印象かな。
「デビルマン」だけしか読んでないと、多分片手落ちかと。

シリーズ物付いてしまったので、京極夏彦を手に取る。
『姑獲鳥…』〜『…の瑕』、百鬼タイトルの短編3点を通しで。
うーむ・・・やっぱり『鉄鼠の檻』が一番嗜好に合うかな。
その後はどーしてもパワーダウンしてる感じが否めない。。。
「絡新婦の理」は(プロットの勘違いは置いとくとしてw)兎も角としても、「塗仏の宴」「陰摩羅鬼の瑕」辺りは完全に手詰まり・ネタ詰まりになってる気がする。
登場人物を矢鱈に増やして物語に厚みを持たせよーとする手段は「塗仏…」で限界に達しちまったし(成功してるとは思えんが)、逆に登場人物を絞り込んだ「…瑕」は絞ったお陰もあってモロにネタが割れちまったし。。。
榎さんの短編は(多少キャラ萌え読者に迎合してる感はあるものの)それなりに楽しめるけど、多々良センセのは…ねぇ。
本編では割と良いキャラかと思ったけど、短編集ではイヤなヤツどころか嫌悪感まで感じるよーなキャラ像だったんで、正直辟易してもーた。
『百物語』シリーズで口直し^^
次作『邪魅の雫』での復活を切に期待するものであります。

で、ただ今はモーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』シリーズを片っ端から読んでますw
『奇岩城』は名作やね^^
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54 ウイング

2005/05/11 23:19

「グイン・サーガ外伝15 ホータン最後の戦い」栗本 薫 読了。
ようやくシルヴィア救出シリーズの外伝も終了。
本編とどう絡んでくるか、楽しみです。
それにしても、シルヴィアには弱いですねー、グイン。
さて本編も読み進まねば。

次は「グイン・サーガ61 赤い激流」栗本 薫 です。

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55 うる

2005/05/11 23:41

>たらちゃん
私見ですが、S&Mシリーズは純然たるミステリーだとは思わずに、物語を楽しむくらいの気持ちで読んだほーが良いと思う^^
密室トリックなんかの出来はちょっと「?」マークが付くのも多かったし。
解こうなんて思わずに只管ストーリーを楽しめば良いかと。
尤も…3冊目の『笑わない数学者』なんかは、裏表紙のあらすじと冒頭の見取り図見ただけでトリックは丸分かりだし、その所為で被害者が出た時点で犯人も分かってしまうけどw
所々に出てくるクイズなんかも読み飛ばす位の気持ちでいないと、解答の掛かれてない問題もあるから小骨が刺さったまま読了ってコトになるよー。
(個人的には『笑わない〜』のビリヤード玉の問題が、全編通して一番楽しめたけどw^^)
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56 うる

2005/05/11 23:42

イカン。
関係無いメル欄が残ってた・・・^^;
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57 いろは

2005/05/12 12:30

うるさん「デビルマンレディ」って癒されるお話なのですか・・。
私は夫が買ってきた掲載誌で2回目くらいまで読んで「なんじゃこりゃーー!?」と思ってそれっきりだったのだけれど・・。
うーむ気になってきちゃったよ〜(笑)
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58 fool

2005/05/12 21:27

「永久駆動パペットショウ」豊倉真幸 読了
小説内の世界背景の説明不足や、書きたいシーンを集めたような話の展開は少し辟易したものの、最近読んだ本の中じゃ気に入った部類です。素直な言葉が綺麗にはまっている物語の雰囲気が良かった。
新人さんなので、もう二、三作出してみて欲しいです。
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59 うる

2005/05/13 01:52

>いろはさん
デビルマンストーリの集大成とゆーか大団円とゆーか。
「バイオ〜」の最終章と「〜レディ」の読まないと「デビルマン」が悲しいストーリのままで終わってしまう。。。
機会があれば、是非とも全部読むコトをお勧めします♪
なるべく上記の順番通りに^^
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60 いろは

2005/05/13 18:36

「バイオ〜」は、まますさんに戴いたので最終巻は読んだんだけどね。
(自分で買ってたのは最初に出た講談社版の6巻くらいで止まってるのよねー、色んな版があるんで分かんなくなっちゃって・・)
「〜レディ」も長いから気長にブックオ○ででも揃えようかしら・・(笑)
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61 ウイング

2005/05/16 06:55

「グイン・サーガ61 赤い激流」栗本 薫 読了。
何やら山口百恵が出てきそうなタイトルでした。(古・・・)
今回はイシュトヴァーンが悪夢にうなされます。
久々に「アルゴンのエル」という名が出てきました。(すっかり忘れていました)

次は、「スカーレット・ウィザード 外伝」茅田 砂胡 です。
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62 風雲

2005/05/16 16:54

まとめてカキコ〜
うえお久光「悪魔のミカタ 魔法カメラ」「悪魔のミカタ2 インヴィジブル・エア」
なんだか中途半端に萌え要素満載です。悪魔の女の子はボンテージファッションのロリ。レズの女の子も出てくるし。
2巻ではお金持ちの双子のお嬢様の使用人たちがみんな女の子でほとんどレズで盗撮盗聴が趣味だし。
主人公・ヒロインともいまいち性格がつかめないうちにヒロイン中途退場だし。
そもそも1巻と2巻ではキャラの性格が明らかに変わってるし。
悪魔が人間界にばらまいている666の誘惑のアイテム<知恵の実>なんてのもなんだか聞いたような気が……
ネーミングなんかはとても耳障りのよいキャッチーなものなんですけど。
あらすじにまで書いてある「妹が宇宙人にさらわれた」というのはいつか活きる伏線なのか?
とかいろいろ思うところはあるのですが、これが現在13巻まで出ていて、おまけに主人公が出てなくて吸血鬼とか出てるらしくわけがわかりません……続きは、しばらく読まないと思います。

時雨沢恵一「キノの旅Y」
うん、だからいつもどうりだってば。あとがきだけじゃなくて著者近影でもいつも遊んでるね。

ジークフリート・レンツ「遺失物管理所」
弟が先に持っていきました。
1/4読んだところで「こいつは変態だ」
もうちょっと読んだところで「俺はなんつーかもうちょっとこう、鉄道員(ぽっぽや)みたいなのを期待してたんだけど?」
半分くらい読んだらしいところで「もうダメだ。真っ直ぐのレールの上を歩かされてるような、右にも左にも曲がれんような……」
そうかそうか読むのがそんなにつらいか。しかし姉に読書実況中継しなくてもいいよ。つか、変な先入観を与えるからやめてくれ。
で、私はというと、「こ、この男ピンヒールで足をぐりぐりしてやりたい……」
主人公に感情移入できないだけでなく主人公が嫌いだと読書は進みませんね(ーー;)
私もなんだかだまされた感が漂いました。
物にまつわる人の想いを感じたいなら波津彬子の「雨柳堂夢咄」でも読んだほうがいいや。
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63 fool

2005/05/18 22:00

「アキハバラ@DEEP」石田衣良
秋葉原。行ったことないですが、イメージとしては大阪のでんでんタウンみたいなものでしょうか?
話の展開が主人公たちに都合が良すぎる気もしますが、明るい語り口調で飽きずに読めました。
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64 ウイング

2005/05/19 21:27

「スカーレット・ウィザード 外伝」茅田 砂胡 読了。
外伝というよりも、前作の続きで「暁の天使」につなげているという感じ。
なんか無理矢理って感じがせんでもないが。

次は、「R.P.G.」宮部 みゆき
 
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65 たらこ

2005/05/19 23:51

恩田陸「『恐怖の報酬』日記」読了

たまにはエッセイを読むのも面白いですね!!
とても楽しく読めましたっ
このエッセイは大の飛行機嫌いの恩田さんが飛行機に乗ってイギリスへ渡るという内容(笑
とっても苦手なんだなーって、文章の変さ(例えば異常にテンションの高いところと低いところがある、それがまた笑いを誘う・・笑)でしみじみ感じましたよ。
あとこれから書かれるであろう小ネタ(プロット?)が所々に散らばってて、早く読みたいっと思ったり。
それに恩田さんがこれまでに読んだ本・観た映画などなどたくさん紹介されてますし、ちょっと気になるのはメモって読んでみようと思います(笑
中でも秘密の花園の映画は見たいっ!
あるのは聞いてたんですが・・・これを気に観てみようっと♪
ふむ、他にも面白いエッセイ読んでみようかなー。
東野圭吾さんのが気になるなー・・・

さー次はなにを読もう。。。
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66 風雲

2005/05/22 13:59

>たらちゃん
私はたしか東野圭吾さんはエッセイ「あの頃僕らはアホでした」から入ったんですよ、今思えば。
で、小説に手をのばしたのだけれど最初に読んだの(たぶん「パラレルワールドラブストーリー」か「虹を操る少年」)はあんまり気に入らなくて、次に読んだの(たぶん「毒笑小説」「怪笑小説」)でハマりました。
恩田さんのエッセイもそのうち読みたいな〜。
私が今気になっているのは三浦しをんさんです。
小説も未読ですが(だってあんまり食指が動かなそうなジャンル?)エッセイはなんだか面白そうなんですもの……

ロバート・アスプリン&ロバート・J・ヘック「銀河おさわがせドギー」
宇宙一の大富豪にして宇宙軍大尉でもあるウィラード・フール率いるオメガ中隊シリーズ第5弾。
中隊に送り込まれたのは環境汚染の査察団とスーパードッグ。
間の悪いときに新規配属されたウサギ型宇宙人のサンパー隊員。
おまけに中隊所有のカジノにはフールの父親が乗り込んできます。
変り種集団のおさわがせユーモアSFが好きな向きにはお薦めしておくシリーズです。

雪乃紗衣「彩雲国物語 花は紫宮に咲く」
3巻目。あ、ちなみに1・2巻の感想はカキコの流れ上児童書スレにあります〜。
彩雲国初の女性官吏になった少女・秀麗が知人のよそよそしさや新人研修でのイジメにめげつつも、前向きに頑張っちゃうのです。
いや〜なんかほんと出来るヒトばかり出てくるよ。しかもみんな味方だよ。
そろそろ出来る敵が欲しいところだ。
前回ばか殿だった王様もちったぁましになってるし。
健全に夢と希望を売っているような気がしてきた(^_^)

赤城毅「贋作遊戯」
日本一の天才詐欺師に弟子入り修行中の青年詐欺師立見広介シリーズ第2弾。
ライバル登場でしょうか?かつて美術品泥棒として名をはせたマダム・シルクの美人愛弟子と3本勝負することになってしまいました。しかし標的には謎が隠されていて……
今回美少女るぅちゃんはやきもちやきです。

後机の上に積んでいるのは「キノの旅Z」と「R.O.D.」1巻です。
文庫だから通勤用にと思いましたが後者はちょっとキツイな。
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67 fool

2005/05/22 19:15

「追憶の欠片 されど罪人は竜と踊るY」浅井ラボ 
6巻が出ていたのを知らず、いつも行く本屋と違う本屋に行ったら発見。
3巻と同じく、雑誌に掲載した短編に書下ろしが一本。
いつもながら救いのないお話ばかりです。

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68 ウイング妻

2005/05/22 21:13

少し本を買うのをひかえていたのですが、本を買ってしまいました。

「雨と夢のあとに」柳美里著、と「どきどきフェノメノン」森博嗣著、「博士の愛した数式」小川洋子著。

「雨と・・・」は、深夜だけれどもドラマ化されているのに、なかなか本を見かけない。
ないとなれば気になってしまう私。
で、とうとう買ってしまいました。
って、いつ読むのだろうか・・・。

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69 mamath

2005/05/22 22:21

うっうっうっ(><)
苦節一ッ花月半ちょっとーフジツー何すんねん?!
もとい、苦節一ヶ月半、ようやく一冊読了。(笑)
ランドオーヴァーシリーズ4巻目「大魔王の逆襲」です。
後書きで、”深刻なファンタジーに書けるネタを掘り下げない”で
”いつかはやってくれるんじゃないかと期待しながら”(いつも裏切られるらしい。笑)読んでいるなんて
ヨイショもなく書いてあるのが楽しい(こらこら)ファンタジーでした。
警句とは言えないし、いつまでも残るわけでもないけれど(この記憶力じゃね〜。笑)
いい言葉がいっぱいあって、ドッグイヤーだらけになってしまった。
これは売り物にならないわ(笑)。

解剖学の本は3/4ぐらい読んだけど、前にカキコした後何処に行ったかわからなくなったので(笑)
また出てきたら読みましょうっと。
やっぱり本は次はどーなるの?って読まないと勢いが付かないものですよね?(笑)
当初一日10ページだった(つまりバスの7分往路のみ。笑)のが、
話が展開してくるにつれて、
わざわざ買い物のバス亭で待ってみたり本日休みの布団の中で読んだりって、
”読む!”んだ〜〜〜〜〜、ってなるのが面白いです。

PS
たらこさん
秘密の花園は面白いですよ〜。映画化は何回かされているはずですが恩田さんはどの花園がいいって言ってるの?
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70 風雲

2005/05/23 11:51

昨日カキコのあと図書館に行ったので借りてきちゃいました。
三浦しをん「妄想炸裂」
バクチク(バンド名ですよ)と漫画が好きで、三味線や盆栽などやけにじじむさい趣味、「いい歳してこんなんでいいのか」というなんだか友達と喋ったことのあるような……(゜_゜)
プロフィールを覗いてみれば、ああなんだ、著者とほぼ同年代じゃん、どうりで。
予約はしないけど他のがあればまた借りてこよう。

あと借りてきたのはヴィクトリア・ハンリー「ヒーラーズ・キープ」上下巻、赤城毅「帝都探偵物語 私が愛した木乃伊」、来月東京に行くので「てくてく歩き 大人の東京」(普通のよりこっちのほうが美術館博物館やらの紹介が濃そうだったから)
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71 たらこ

2005/05/24 17:47

西尾維新「クビキリサイクル」読了

いやーはまりそうな予感(笑
確かもうこのシリーズ完結するんですよね?
ちょうどいいじゃないですか、一気に読めるので(爆
キャラクターがそれぞれ濃くていいですし、それでいて内容もばっちり。
最後の最後で人類最強の請負人に完膚無きまでこてんぱんに解決されたのには、本当にあっぱれ。
しかし京都出身かー。。。
しかも同年代っ!すごすぎるー。
あーだめだ、明日次の巻買ってこよ・・・(笑


>風雲さん

「毒笑小説」「怪笑小説」おもしろいって聞いたことありますよっ。
あ、確かここで誰かが読んでおもしろいって書いてたのを見たようなきがします。
つい最近では「黒笑小説」がでましたねー♪
また読んでみたいと思いますー。

>まますさん

確かフランシス・フォード・コッポラが制作した1993年の作品だったかとー。
とっても気になるのでT○UTAYAで探してみようと思いますー♪
あるかなー。。。。

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72 ウイング妻

2005/05/24 19:33

「四日間の奇蹟」浅倉卓弥著、読了。
あらすじは、たらちゃんや、主人が書いたとおり。
って、さぼりすぎ。

せつなか、せつなか、でも、せつなか。
読んだ直後の率直な感想です。
診療所にいたるまでの出来事もすごかったけれども、
診療所での不思議な体験もすごい。
先がどうなるのか、気になって仕方がなかったです。
それでよかったのかな、よかったけど、
できたら、ラストをかえても・・・。
そうなったら、作品自体つまらないか・・・。

私も千織ちゃんの「あん?」
可愛いな、と思いました。

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73 風雲

2005/05/24 20:16

倉田英之「R.O.D」
いやー集英社スーパーダッシュ文庫ですよ。イラストが全部エッチくさいですよ。そして今は聞く事もなくなった「マルチメディア」対応(アニメとコミックが前後して発売)ですよ。
主人公の読子・リードマンは本が好きで好きでしょうがないメガネの20代後半の非常勤講師(世界史)。
しかしてその実態は、紙を武器に戦う大英図書館特殊工作部員“ザ・ペーパー”
特殊能力その1。
匂いを嗅ぐだけで作者がその本に込めた思いを受け取り、本の真贋を判定できる。
特殊能力その2。
紙で弾丸を受け、飛ばす紙飛行機で敵を切り刻むことができる。
ただし報酬はすべて本に豪快に使ってしまい(ふらふらと1店買いしたりするのです)貧乏。
さ〜て、エッチくさいのには目をつぶって次を借りるべきか借らざるべきか……(-"-)
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74 ウイング

2005/05/24 22:46

「R.P.G.」宮部 みゆき 読了。
まあまあかな。
ネット上の疑似家族を構成していた「お父さん」が何者かに殺される。取調室に集められた疑似家族を実の娘が観察するというもの。
警察が何かを企んでいるというのはわかるが、それが何かは最後までわからなかった。
舞台がほとんど取調室という一風変わったミステリーだった。

次は、「黒と茶の幻想」恩田 陸。
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75 ウイング妻

2005/05/26 19:15

「雨と夢のあとに」柳美里著、読了。
深夜の時間帯でドラマ化されていねのに、原作本を見かけない。
ないとなったら、気になってしかたない私。
 
蝶の撮影旅行にでたきり音信不通だった父が帰ってきた。
12歳の少女雨は喜ぶが、帰国した父はいつもと様子が変わっていた。

という内容。
父朝晴と、娘雨の結びつきは、ほんわかとしていて、心地よいです。
父と母の出会ったいきさつは、すっごく心打たれました。
朝晴さんに。
だから、母の行動は理解できないな。
腹立たしく思いました。

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76 風雲

2005/05/27 20:53

「R.O.D」と「R.P.G」混同すると(しないだろう)大変そうだ(^_^;)
そんなことはさておき「キノの旅Z」と「新・世界の七不思議」読了。
「キノの旅」はいつもどおりの人間キノとモトラド(喋るバイク)エルメスの旅の様子ですが、キノが師匠と暮らしてた頃の話が出てきます。お師匠さんが出てくるのはこれが初めてというわけではありませんが、なんだか少し踏み込んだ感じ。
でも、なんかきっとだまされてるのでは?と感じてしまうのです。
いつもほぼ同じ説明で描写されるキノとエルメスは全部同一人物なのでしょうか?
本当は、この話とあの話のキノは2代目で、そっちのとこっちのは3代目……なんてこと言ったりしないでしょうか?
男か女かはっきりとはさせないやり口が疑念を抱かせます。
私がひねくれすぎでしょうか……

「新・世界の七不思議」は23日に書き漏らした本で、鯨統一郎さんの連作短編集です。
彼のデビュー作「邪馬台国はどこですか?」の姉妹編。
うらびれたバー「スリーバレー」で美人歴史学者早乙女静香とジャーナリスト宮田が討論しながら歴史的謎を解いちゃうという趣向。
アトランティス大陸、ピラミッド、ストーンヘンジ、始皇帝、ナスカの地上絵、ノアの方舟、モアイ像の七つの謎を奇妙な説得力で解き明かしちゃいます。
表紙も「邪馬台国〜」と並べると対になっていて面白い。
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77 mamath

2005/05/28 21:51

本当はランドオーヴァーの最終巻読了って書く予定だったのに。
うっうっうっ、映画館の帰りにどこかで落としてしまったヨンダ君のカヴァーつけたまま…。(TT)
このシリーズ、この5巻目を一番先に買ってそれから全巻揃えたのよね〜、よけいに口惜しいったら。(笑)
黄色い看板のお店に行く機会がほとんど無くなったのでまた手に入れるのはいつのことになるやら。は〜。

で、本をなくしたことにも気づかず浮かれて巡った(笑)
本屋でゲットした
「カレンのファスナー」TONO 白泉社 読了
このマンガ家さんはここ2・3年、「ほとんど読める作家さんが無くなっちゃったな〜」状態の中で新しく開拓した
オリジナリティーのある人で見かけると全部ゲットしたくなるのです。
うっかりするとホラーだったりするのがちょっとなんなんだけど(笑)、
これは好きになれる話ばっかりで良い買い物をしたとホクホクです。

「星のファンタジー3」表紙が波津彬子で
”煌く星座に祈りを込めて”なんて副題つきの少女漫画黄金期(なんだそうな)のSF/ファンタジーのアンソロジーで
も〜も〜涎がたれちゃうわ!って物でした。
そう、一時期の少女漫画は下手な哲学書より哲学的で、
甘やかでロマンチックでSFスピリットにあふれていたのよ!ってんで
3とあるからには1・2があるに相違ないとネットに探しに来て
そのまま連で書き込みしたりしているのです。(笑)

本屋で見つけたマンガ多数。
もうマンガは読めなくなってしまったのかしらと嘆いていた身には
受容体復帰ってな気分で嬉しいです〜。

清水玲子の「秘密」が新シリーズで連載だぁ?
え〜〜〜〜っ?かぐや姫終了したんだ。
山口美由紀の”超能力のある侍とお元気団子や娘の恋”シリーズも完結してる!とチェックして
地元の本屋に注文せねば♪とるんるんしてます。
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78 mamath

2005/05/28 22:07

すっごーい!(本当に表現力のない…笑)

幻冬社ってたしかここのHPのリンクにあったなって、
そこから検索して一発で探せた!!
リンク貼ってくれたみんなに感謝です〜〜〜〜〜。
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79 てんころ

2005/05/29 11:53

こんにちは〜。
ここ3ヶ月ほどの読了物。ちまちま読んでました。

「母さんが壊れていく」 米倉美智子
アルツハイマーの母の看病の実録。友人との電話のやりとりという形で語ることで、少し軽くしたとのことでしたが。
重かった。泣きそうだった。

「恍惚の人」 有吉佐和子
上記の作中に名前が出てたので借りてみた。
こちらは「いつかは通る道」というのが強くて、悲惨さはいくらか薄らいでいたけど、たくさん考えさせられて、読んで良かったと思います。
ニキビにハト麦粥が効くらしい・・・(余談)

「すべての雲は銀の・・・」 村山由佳
村山由佳さん初読み。
装丁が綺麗だったんで借りてみたけど、私好みの話でした!
最悪な形で失恋した主人公が、友人の薦めで長野のペンションで働いて成長していくお話。
図書館で借りた本なので細かいところは忘れちゃったんですが、
わけあって一緒に働く小学生の女の子は鶏の卵拾いが毎日の日課。
鶏に蹴られたり卵を落としたりして大変じゃないか、というような話に、
ペンションの園主が「それこそがいいんや」と言うのが印象的でした。
卵を割ってしまったら悲しくなる、朝食に卵料理がでなくて責任を感じる、
それこそがいいんや、と。
こうやって書くとあたりまえな事だけど、良い感じでした〜。
途中、なんでそうなるの、という展開はありましたがそれさえ抜かせば めちゃ私好みのお話でした。

「天国はまだ遠く」 瀬尾まいこ
サクサク読めちゃうし雰囲気的にも良さげだったんですが、
すべての雲は銀の・・に話がダブってしまって残念。
自然の中の生活、素直な心、そして自分の居場所。
内容的には好きだけど、登場人物も少なめだし、人物の掘り下げもそんなにないから、
比べると軽すぎた・・。読んだタイミングが悪かったようです。


「竜臥亭事件」 島田荘司
冒頭の話はもう少し簡略できないの・・と思うのと、
ゴジラ対モスラみたいに、下巻表紙に「御手洗潔 吉敷竹史」って書いてあるので
強力タッグを期待してたんだけど・・・。
死体と死体で作られた体に伝説の魔王が光臨して悪を斬る!
いつものごとく、ありえないよ想像つかないよという事件で面白かったです。
もっと恐怖感があっても良かったなぁ。

次は村山由佳の「夜明けまで1マイル」を借りてみた。
最初に読んだ本の舞台設定が好きなだけに、期待を裏切られないか心配。
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80 mamath

2005/05/29 17:52

てんちゃんおか〜!!
元気そうでうれしいですよ〜〜〜♪
村山由佳、子供達が主役の「約束」とかって本が積読になってます。
面白かったら教えてくださいね。
(子どもの本で絵本仕立てなのに字が小さいんだって、ぶつぶつ←見ながら買っての文句。笑)

読みかけの本が帰って来るまでのあいだ
セバスチャンジャプリゾの創元文庫の新刊でもようんでいようっと。
…でも、字がとっても小さいんですけど、これ。(爆)
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81 まりかちゃ

2005/05/29 22:41

最近読んだ本の羅列〜。

「掌の中の小鳥」加納朋子

バーエッグスタンドで繰り広げられる、日常のミステリ。
加納色が出ていて、楽しめる。しかも、なかなか凝っている。


「探梅ノ家」居眠り磐音 江戸双紙 佐伯泰英

ご存じ磐音シリーズ、第12弾です。まますさん、買わないように。w
今回は、両替屋今津屋のご主人の後添い探しに磐音が一役買います。
っていうか、見つけちゃうんだな。
自分のは見つからないのに、他人様のお役にばかり立っている良い人です。(笑)


「うつくしい子ども」石田衣良

これ、お薦めです。殺人犯になってしまった中2に弟。
巻き込まれた形で、崩壊していく家庭を描きつつも、一つ年上の兄ジャガが、すべての事柄から逃げずに、しっかり見つめていきます。
事件の背景を追いつつ、どうして弟が人を殺してしまったのかを知ろうとする。真っ直ぐな目が良い感じです。ぜひとも読んで欲しいお話。


「樹下の想い」藤田宜永

花材職人が華道家元のお嬢さんに密かな恋心を抱きつつ、つかず離れずの距離を保ち見つめているという恋愛小説。
ただの男にもなれず、女にもなれずってところかな。
こういう恋愛は若い人にはあんまり支持されないでしょうなぁ(笑)

ま、こんなところで。(笑)

今読んでいるのは「東京のオカヤマ人」岩井志麻子。
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82 雨男

2005/05/30 00:59

姑獲鳥の夏 京極夏彦
既読の方が殆どだろうと思うケド… 雨男は初京極(笑

京極がたれている蘊蓄で、気になるのはやはり魑魅魍魎の話し(笑
読みやすいし、面白い。ちゃんと気になっている所の謎解きもされていて。

ただ思っていた通り分厚い本が苦手。
電車の中で読んでいたとき。左手から滑り落ちた本が3人向こうまで
飛んでいったのは自分でもビックリした…
目の前に座っていた外人さんが目をまん丸にして私を見ていたのは
とても印象的(笑
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83 風雲

2005/05/30 12:03

>てんころさん
お久しぶりです♪

>雨男さん
京極本は手首が鍛えられますね(その前に痛めそうです)
私は通勤用は必ずノベルか文庫ですが京極本は絶対持っていきません。

昨日の仕入れ。
北尾トロ「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん」、霧舎巧「名探偵はもういない」、トマス・ウォートン「サラマンダー 無限の書」、マイケル・ホーイ「ネズミの時計屋さんハーマックスの恋と冒険1」、小森香折「ニコルの塔」
あと、職場で予約していた時海結以「業多姫 壱之帖 風待月」

返却日の都合を言えば「ヒーラーズ・キープ」か「帝都探偵物語」を読まなきゃいけないのだけれど、うっかり北尾さんのを読んでしまう。
大学図書館で「ダ・ヴィンチ」に連載していた突撃レポを楽しみに読んでいたのを思い出す。前々から出ているのは知っていたけれどなかなか棚で出会わなかったのでいまさらながらです。
それにしても、通勤用に文庫本を借りたのに読んでしまったよ。
後は全部ハードカバーなのに……(T_T)
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84 mamath

2005/05/30 21:13

はは、そういうもんですよね、風雲さん。
私メも、ジャプリゾ鞄に入れて、なぜかハードカバーの児童書を持ち歩いてしまった。
手に取ったら面白くて離せなくなったんだもん。(笑)

まりかっち〜。
あいあい、夏にお借りいたしましょう。(笑)
そのときは、磐音が彼女を探す巻も貸してね〜。
「うつくしい子ども」今度の職場に3月まで大の本好きさんがいて
(ちきしょ〜。なんで転勤しちゃったんだ〜〜〜〜?!もう一年残っててくれれば。笑)
その人が年何回か出していた職場新聞のお薦め本のなかに記事があって
、ちょうど題名をメモッたばかりでした。
これもなにかの縁、かしらね。(笑)

雨男さん
何も一般車両のなかでネタを作らんでも。(笑)
雨ちゃんが京極を読む日が来たんだなぁ(笑)って感慨も。
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85 かなめ

2005/05/30 22:56

アガサ・クリスティーの「死者のあやまち」(ようやく)読了。
これは誰に貰ったのかしら・・・?なんか、気付いたら手元にありました(笑)
考えたらポアロってまともに読んだことなかったかも(リライト版でならあるけど)

最初、人が順々に出て来て危ない、これは(覚えられない)無理だ!と思ったのですが、一堂に会するようなシーンが殆どなかったので何とか読めました(笑)
死んだ女の子の扱いが酷いなあ、とか、「外国人」というものに対する偏見が時代を感じさせるなあ、とか、レッグ夫妻の夫婦問題の詳細がさらっと流されちゃったなあ、とか、気になるところは多少ある物の謎解きは面白かったです。
単純だけど・・・そんなの有り得ないんだろうけど・・・キャラクターを良く生かしているのが個人的に評価できると思ってる。んで、読み終わってみるとタイトルの意味が良く判る。良いタイトルだわ。

ちょっとずつ、続けて翻訳物を読み続けてきたのでくたびれた(笑)
次こそは日本の作家。恩田陸の「ドミノ」を買ったのでちびちび読むつもり。
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86 mamath

2005/05/31 20:50

かなめさん
まさか初クリスティが「死者のあやまち」じゃないよね〜。
なんだか、私がまわしたような…。(笑)
クリスティの代表作ならほかにもっと出来のいいのがっていいたいけど
私の一番のお気に入りは「茶色の服を着た男」なんで
(レミっちにこれはミステリじゃないって言われたもの。
ふっふっふ、どっちかってーと冒険恋愛ドラマだもの。
ほとんど内容忘れちゃってるけど、ヒロインがヒーローに
「君は魔女みたいだ」なんて言われるシーンとかはしっかり記憶に残ってるのよね♪
完全に本が読めなくなるまでに、多分あと2回は読み直すと思います。うふ。)
だれかかなめさんに”あなたの一番のクリスティ”をお薦めしてェ。(笑)

まりかちゃさん
磐根は多分3・4・5・6と未読です〜。(おねだり。笑)
はう?もうすぐ9時だぁ?
平日にネットすると翌日仕事でPCに向かうと目がメッチャ辛いし
頭も痛くなるって今日思い知ったばかりなのに
読了をリストに打ちに来て
オダジョーの狸御殿の歌なんぞ聴きながら
(これがね〜、実に素人っぽい歌なのよ。
”CDも出したんじゃないのかジョー?!”
なんて突っ込みながら聴くのがよいのです。←おい。
「パッチギ」のCDのなかで歌ってるイムジン川の歌がいいって宣伝にあったけど、
フォークっぽい曲ならたしかにいいかな?て思います。)
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87 mamath

2005/05/31 20:53

あ、いかん最後の一行がぬけている。
歌なんぞ聴きながらネットする楽しさよ。でございました。(笑)
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88 まりかちゃ

2005/05/31 21:52

さぁて『ドミノ』がちまちま読めるかねぇ?w
一気に読めちゃう本だと思うなり。
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89 まりかちゃ

2005/05/31 21:56

3.4.5.6.12ね。オッケーでーす。

「東京のオカヤマ人」岩井志麻子、読了。

エッセイです。ほのぼのでもないしなぁ。。。
なんというか、まぁオカヤマ弁のあれこれと東京に出てきたばっかりの志麻子さんのオカヤマ人としての誇りかぁ?(笑)
ようわかりませんが。
彼女の色はよく出ているかと。


次は「しゃばけ」畠中恵でありんす。
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90 ウイング妻

2005/05/31 22:20

こんばんはです。
「透明な一日」北川歩実著、読了。
交通事故の影響で前向性健忘症になった科学者が、ずっと同じ日を過ごす羽目に。
娘もわからず、いつまでも中2のままと思っている。
一旦は理解するが、すぐに忘れてしまう。
そこに事件が絡んでくる。

ややこしかったけれども、犯人はいがいな人でした。
でも、なんか割り切れない思いも残りました。

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91 たらこ

2005/06/02 00:13

西尾維新「クビシメロマンチスト」読了。

ほんと、今までにない主人公さんですよね。
重い・・・重い、そして戦慄。
前作を読んだときは、ここまですごいとは思わなかった・・。
占い師さんにぼろくそに言われたのが、ようやくわかった(爆
真実を知ったとき、本当にこの主人公は・・・一体・・と理解できなかったし。。。
あと、無理そうなトリックに、最後までちゃんと真実を書かなかったX/Y。
なんとも危うい感じですよねー。
ミステリーとしては、弱いんだろうなぁ。
なのに、引き込まれる。。
キャラクターの強さからかな?
うーむ、なんとも言えない読了感でした。

それにしてもあの表紙は、真実そのままじゃないですかっ!?
いいんでしょうかね?(笑

次は「ゆめつげ」かなー。
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92 かなめ

2005/06/03 13:31

恩田陸「ドミノ」(さくっと)読了。
見知らぬ人たちがちょっとした事件で交錯する話。それをそれぞれ別に追っていき、最後に出会うという・・・
よくあるパターンではありますが、一応長編なので遭遇して話が片づくまでが長い。実際には5時間くらいしか経ってないはずなのに。
個人的にこういうパターンはちょっと苦手。嫌いではないのだけど、荷物が取り違えられる事も最後に出会うことも判っているだけにイライラするんです。
でも、上手さのためか珍しくイライラの「イ」くらいで止まってました(笑)
それぞれの人物が面白いので、どうなるの?早く先が読みたい、って思うところで他の人に移る。タイミングが良い。

お気に入りは子役の麻理花ちゃんと玲奈ちゃん。全編笑いの中にあって、この子達が唯一シリアス。東京駅はやはり笑いよりシリアスが似合うと思うの。
あとピザ屋。えり子姉さん最高です(笑)
オタクな映画監督とそのペットも良い。ペットのダリオがなんなのかラスト近くまで判らないのが良い。
知っている場所や「もしかしてアレが元ネタかな?」と思うような小道具類もおもしろさを引き立ててます。

ふふ、次に東京駅行くのが楽しみだわ〜
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93 風雲

2005/06/03 13:34

赤城毅「帝都探偵物語 私が愛した木乃伊」
けっこう気に入って読んでるシリーズなのに登場人物たちの名前を忘れていた自分に呆然とする。
島原の乱と新撰組が出てくるあたりB級エンタメとしてよろしいのではないでしょうかね♪
レトロ&オカルトが好きなら肩こらずに読める本ですよ。

次はたぶん児童書です。
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94 風雲

2005/06/03 13:35

あ、ニアミス、ハロー♪
私もえり子姉さん好きです〜!
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95 ウイング妻

2005/06/03 18:16

こんにちはです。
「グイン・サーガ59 覇王の道」栗本薫著、読了。
なんか、グインのなかの歴史が動き出したな、という感じがしました。
地味なヴァレリウスくんが嫌々ながらもイシュトを手助けするあたりがおもしろかったです。
ヴァレリウスくん、なんか好きだな。
でも、プロポーズされたら、(されるわけないんだけれど)
「ごめんなさい」といって断っちゃうかもしれませんが・・・。
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96 まりかちゃ

2005/06/03 20:38

「しゃばけ」

ここでも、何人か書かれていたように思う。
(だから、気になっていたとも言う)w
んで、面白かったです。
魑魅魍魎、もとい妖(あやかし)に囲まれて(守られて)育つ若旦那。
気が弱いんじゃなくて、身体が弱い。大甘な両親+過保護な手代(笑)
下手すりゃ、ワガママなバカ旦那になりかねない設定ですが、結構真っ直ぐ育って、これからもっといい男に成長するかどうかが見物。


「斬られ権佐」宇江佐真理。

これお薦め。泣けるけど読後感は悪くない。
主人公の権佐は、仕立て屋でありながら岡っ引き。女医のあさみを助けて八十八もの切り傷を負い、斬られ権佐と呼ばれている。
あさみと所帯をもちお蘭という一人娘がいる。この子が可愛い。
連作短編です。
やっぱ、この作家は、不器用な男を書くと巧いと思う。

器用に生きられないから、その分一途に生きるしかないっていうのかな。
そんな人物が魅力的な一冊です。
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97 fool

2005/06/03 22:17

「聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方\」村山由佳 読了

えーっと、・・・・このシリーズはいつ終わるんでしょうか?(笑)終わろうと思えばいつでも終われるし、続けようと思えばいつまでも続けれそうな気もします。個人的には、そろそろびしっと話をまとめてもらいたいところですが・・・。
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98 ウイング妻

2005/06/03 23:13

こんばんはです。
foolさん。
「おいしいコーヒー」シリーズ\でてるんですね。
さがしてみよ。

でも、勝利くんの恋の行方がどうなるか、気になりますよね。
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99 てんころ

2005/06/04 14:58

夜明けまで1マイル 村山由佳 
青春!いっけんドロドロしそうな話だけど、最後までさわやかに読みやすかったです。ボーイッシュなうさぎちゃんが可愛かったです。

「おいしいコーヒー」シリーズ、よく耳にするけど図書館にないのな〜(淋)
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100 mamath

2005/06/04 23:36

狸御殿のCDを聴きつつ(やっぱり買っちゃったのよね〜♪)
「帝都・闇烏の事件簿1」間瀬もと 新書館ウイング巣文庫読了。
大正時代
子爵の道楽息子(怪盗)と、その彼が庶子で市井にあったころ世話になった庶民のの息子(探偵)の追っかけっこ…
ありがちな設定・ありがちなストーリーと思いつつ、
こーいう題名好きなのよね〜と読んでいけば、
ちっ!つんと来る孤独と謎のノートに嵌っちまったぜ。(笑)
いまのところ3巻まで出ているらしく〜〜〜〜〜うるうる。

明日からは
読みかけで映画館に忘れていったランドオーバー5
「見習い魔女にご用心」を読む予定だけど、




とまで書いて、今日買って来た
「犬暮らし」遠藤淑子を読んでしまった。



(書名を確認しようとランドオーバーの入った袋を手に取ったのが
いけなかったんだわ…(爆))


金曜日、見つけてしまった(時間のある日は新しい職場の廻りをあちこち探検しているのです。郵便局はここ、八百屋さんはここ、とか。笑)レンタル屋に借りたDVD5巻、
ネットで頼んだのが届いたDVD6巻…
どーーーーーーーーーーーすんだ〜〜〜〜〜〜〜?!(笑)

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101 たらこ

2005/06/05 13:13

畠中恵「ゆめつげ」読了。

うわー・・・・、こっちが気持ち悪くて、くらくらしちゃう話しでした。
何故かというと、主人公さん血を吐きまくる。。(爆
あと、やっぱり現実と夢がごっちゃになってるからかなぁ。。
描写的にはあっさりしてたのですが、なにか薄ら寒いというか怖いというか・・・なんとも言えない話しでした。
救われたのは、信行の存在。
兄弟ってやっぱりいいなーと思いましたよ。
でも、やっぱり「しゃばけ」シリーズがいいや(笑

>おいしいコーヒー〜シリーズ

私の図書館は、何故か中途半端な巻まで(四・五巻ぐらい)しか置いてません・・・(汗
私の図書館、何故途中で止めてしまったんでしょうか(爆
しかもまだ完結する気配ないんですね(笑
もう細かい内容わすれちゃったよー。
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102 ウイング

2005/06/05 18:10

「黒と茶の幻想」恩田 陸 読了。
4人の男女が森を旅する間に、それぞれの過去や思いを振り返るというもの。章ごとに4人それぞれの立場から描いているところがおもしろかった。
特にすごい事件が起こるというのではないけれど、なかなかおもしろく読めました。

次は、「グイン・サーガ62 ユラニア最後の日」栗本 薫。
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103 風雲

2005/06/05 21:00

>たらちゃん
でっしょ〜!!<ゆめつげ

>mamathさん
その帝都モノは私へのエサですか〜?

時海結以「業多姫 壱之帖 風待月」(富士見ミステリー文庫)
これ、好きです。
続き、読みます。
時は戦国。相手の本心が自分を嫌っていると「気」で弾き飛ばしてしまう鳴姫が主人公。
婚礼(政略結婚)を前にして最愛の母が密室状態で殺されます。
しかも扉を開けてみれば今度は死体消失。
謎を探る鳴には以前にもまして刺客が大挙してきます。
そんな中、鳴を助けてくれた青年颯音(さおと)は密命を帯びていて……。
「信じあいたい」という想いがやがて結び合うのですよ!(ココ重要)
このシリーズ結構出てるのですよね〜♪
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104 風雲

2005/06/06 10:44

一昨日仕入れた未読本の数々。
あかぎかんこ「本の探偵事典 いろの手がかり編」
京極夏彦「百器徒然袋 風」
森岡浩之「優しい煉獄」
鷺沢萠「かわいい子には旅をさせるな」
北尾トロ「ヘンな本あります〜ぼくはオンライン古本屋のおやじさん2」
小森香折「声が聞こえたで始まる七つのミステリー」
「たびまる 東京」

元祖本の探偵あかぎかんこさんのはフェリシモから出た5ミリくらいの本。いままでの探偵依頼の中から、表紙の色または色に関する小道具が印象的な児童書の紹介。
薄いけど、他にも「ごちそう」「どうぐ」「どうぶつ」とテーマ別に編集されたものもあって、総カラーなところが流石。
絵本や児童書に出てくる食べ物を扱った本は最近何種類か出てきましたね〜。

ガイドブックもほんとに数を見るのがよいですね。<たびまる>は<てくてく歩き>と同じ大きさですが、<たびまる>の方がお店紹介の見せ方が雑誌っぽいです。<てくてく歩き>の方が性に合うかな〜?
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105 mamath

2005/06/06 21:40

おんや?風雲さんが釣れている(笑)
いえいえ、こんなのを本屋さんで見つけ、
(表紙のにーちゃんに惚れたわけではない。笑)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031526179&Action_id=121&Sza_id=A0
手にとって、置いて、
面白くなかったらいけないからって、
出張帰りのBOでたまたま見つけ(探しに行ったともいいますが。笑
わざわざ出張したわけではないのだけれど、
名古屋に出張だ〜古本屋行け〜〜〜〜!!ってなことにはなりましたわね。うん。)
買ってしまったのですよ。うふ♪

今見ると、一巻の表紙、仮面持ってるのにウケテおります。
DVDで借りたうち2巻はセーラームーンSでお目当てはタキシード仮面様♪(ああ、ハート型文字にしたい)
ロン毛、もしくは、マスクとマント(遊星少年パピー、リボンの騎士、怪盗キッド、オペラ座の怪人、夜目(読めじゃねえ!フジツー)遠目傘のうちならず見えそうで見えない美形っていいのよね。)
に非常に弱いってことがつい最近まとまって来てます。
この謎ぶくみがけっこう面白いのですよ?風雲さん。(笑)


たらちゃんと風雲さんのカキコを見て
「ゆめつげ」はぜってー見ねェと思いました。
やはり畠中は”ほんわり”でなきゃ。
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106 まりかちゃ

2005/06/06 22:42

「雷桜」宇江佐真理

いや、これいいわ〜。
宇江佐真理らしいようならしくないような。(笑)
で、だれか読んでるかな〜って検索したら、なんとま、みんとちゃんが読んでましたね〜、しぶいっ!(イイコだわ〜)

んで、これはぜひ大人に読んでいただきたいラブストーリーであります。
近頃流行りの、純愛ものよりはこっちがなんぼか純愛と呼べる代物だと私は思います。(笑)

読後感がなんとも言えず良い感じ。

主人公は遊という女性なのだが、初節句の日にさらわれ、十数年後、ひょっこり戻って来ます。
彼女を取り巻く家族がいいんだなぁ。
そして、この主人公。のびのびしてて良い。型にはまってない感じ。

ま、騙されたと思って読んでください。
先に、「斬られ権佐」もいいなぁと思ったけど、こっちがまだ上だったと私は思います。

まますさん、ぜひに〜!(笑)
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107 たらこ

2005/06/07 22:29

今日、本屋に寄ったら、ついに恩田さんの「常野物語」シリーズ2作目が出てました!!!
うほーっ、待ってました!
あらすじを見ると、なんとー明治時代に戻るみたいです(春田一家の祖先かな?)。
しかも、いつもの文体と違うみたい!
うわーまた新たな恩田さんワールドかしら!
早速帰ってから、パソコンを開けて調べてみると、なんとまぁ出版社から特設サイトができてました!
http://www.shueisha.co.jp/tokono/
恩田さんの動画インタビューが見れるちゃいますよー、すごいです!
あー、明日買おっかな(笑


ちなみに、今日は前から気になってた宮部さんの「ぼんくら上・下」と、森さんの「迷宮百年の睡魔」の文庫本が出てたので購入。
でも今は「バーテイミアス2」を読んでるのでそれからかー(この感想は後ほど児童書スレにて♪)
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108 ウイング妻

2005/06/07 22:49

「首吊り島 監禁者」折原一著、読了。
同時に2つの作品が前からと後ろからと読めるようになっていて、
装丁は凝っていましたが・・・。

わけがわからなかったです。
「首吊り島」は、本格推理のパロディー版でしたが、
それなりにおもしろかったです。
「監禁者」は、折原作品らしく、叙述トリックを使ったもの。
でも、最後はわけがわからなくなりました。
叙述トリックは苦手な私です。

たらちゃん。
「常野物語」シリーズ第2弾、文庫本になってから、
って主人に言ってたけど、買ってしまった・・・。

で、もひとつ、「バーティミアス2」の感想、是非聞かせて。
買ったけど読んでないです。
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109 鈴木(仮名)

2005/06/07 23:12

おおっ!「常野物語」シリーズ第2弾!知りませんでしたよ。
たらこさん、有益な情報ありがとう。
買うかなー。文庫まで待てんよなー。
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110 かなめ

2005/06/07 23:16

うほー「常野物語」続き出たのね〜!
今日帰りに本屋が呼んでいるような気がしたのはそのせいか(笑)
いやいや、「オリエント急行の殺人」を読まないとならないので、コレが終わったらにしますよ(今読まなきゃ永遠に読まなそうだから)
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111 みつき

2005/06/08 20:59

お久しぶりです。

恩田陸さんの本、今日買ってきました。
当たり外れがあるのであまりハードカバーでは買わないんですが、常野物語の続きならはずれないだろうと思って。題名は「蒲公英草紙」ですよ。
ちなみに夜のピクニックとか買ってないんだけどね(笑)

ついでに。
加納朋子さんの新作「てるてるあした」(「ささらさや」の続編)は良いですよ。オススメです。泣き明かしてしまった(笑)

大ショック。
石田衣良の「スローグッドバイ」と西尾維新の「ネコソギラジカル(中)赤き征裁vs橙なる種」がダブリ買い。特に西尾は我が家に4冊あるんだけど…。誰かいらないかなぁ(笑)
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112 鈴木(仮名)

2005/06/08 22:13

みつき様
西尾維新の「ネコソギラジカル」売ってくれ。安く。

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113 みつき

2005/06/08 22:45

中巻だけだよ?
タダであげるよ…。
郵送すればいいかね?

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114 たらこ

2005/06/08 22:46

>蒲公英草紙
おおおー、もう買ってらっしゃった人もいましたか!
私は明日妹と割り勘して買うことにしました(笑

>みつきさん
ささらさやの続編なんて出てたんですか!!!
それは読みたいっっっ!!
しかも泣けるんですかー・・・最近泣ける本は読んで無いなぁ。。
さっそく図書館に行ってリクエストしてきまーす!
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115 ウイング

2005/06/09 20:48

「グイン・サーガ62 ユラニア最後の日」栗本 薫 読了。
とうとうユラニアが滅びました。
クムもかなり危ない状態ですが。
イシュトヴァーンの行く末が、なんか悪い方にいきそうで気に掛かります。

次は、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」J.K.ローリング
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116 鈴木(仮名)

2005/06/10 20:52

みつきどの
おお!いいの? ありがとー!
次会った時にお返ししまする。
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117 みつき

2005/06/10 21:16

>カチョウ

おっけ〜
送るぜ。
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118 鈴木(仮名)

2005/06/11 20:32

かっちけねえ。
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