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タイトル : 彦星織姫定めの相手、今読んでる本読んだ本

1 mamath

2004/07/12 23:14

”なおひとことつけたしておくのだが、ぼく自身、なんども経験ずみのことなんだね。
出版された本というのは奇妙な守護神に守られているもので、
まま見当ちがいのところにまいこみはしても、
とどのつまりはしかるべき人の手に落ち着くさだめになっている。
いずれにせよ、その守護神はまこと精神と真情のこもった作品に対して
目に見えない帳(とばり)の紐をにぎっており、
すこぶる巧妙にそいつを開け閉めする術(すべ)を心得ているものだ。”

ちょっと前に読んだ「影をなくした男」よりの抜書きです。
(この前後の文もよいのですが、今は略)

一冊の本がある。
ある人が読んでも、それは閉ざされた本であり感銘も喜びも与えてくれない。
なのに、他のある人が読めばそれは生涯の友となり、
幾たびも至福の時をもたらしてくれる。
たとえ表紙を開かれる日が再び来るのか来ないのかわからないものであっても
本棚にぬくぬく鎮座していて持っている人に喜びを与えてくれるものもある。

その違いは奈辺にありや?と思っていたら
そうなのか、それはその本の守護神が定めの相手を決めているんだ
って妙に胸落ちいたしました。(笑)

さて、あなたの読んでるその本、
本棚に定位置を占められた本、
他の人にも守護神が帳を開くかもしれません。
一度語ってみてください。

などということで、
今読んでる本読んだ本、皆さんのおかげで新たにページを開きます!
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2 みて太

2004/07/13 00:02

ふうん「影をなくした男」かあ、探してこよう・・・岩波文庫?
いきなり帳を開かれちゃったみたいだなあ、素敵な口上に。

<今本スレッド>間違い無ければ第21弾目ですね、おめでとうございます、ごくろうさま。
1弾がだいたい120〜130レスとして20弾で2500。
まあ2割が書き込みへの返信や雑談としても2000冊の本が紹介されたってことになりゃしないだろうか、すごいなあ。

<今本>、「ローダン」みたいに私が生きてる間は続けてくださいね、と「連」の守護神にお願いしておこう・・・。

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3 うる

2004/07/13 10:07

いけね。。。
引越しの荷解きをしよーと思いつつ、半村良 完本『妖星伝』を手に取ったのが大失敗(^^;)
ま、後はどーなったか、ココの連中には言うまでもあるまい(笑)

て事で、ご無沙汰しとりました>皆様
みて太さん、戻って参りましたぜ(^o^)/
またよろしゅう〜♪
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4 mamath

2004/07/13 21:04

お引越しおめでとう!うるさん。
いいじゃないの読むの速いんだから、荷解きの途中で4・5冊引っかかったってなんのほどもありますまい?(笑)
私は本社に寄ったついでについ寄った(実は確信犯、笑)古本屋で
ついつい(かなり確信犯、爆)買ってしまった児童書とマンガと
文庫(それでも2冊よ、ほめて〜。爆)をエクセルに入れるべく
フジツーの前に座ったりしているのです。(笑)
…いつ読むんだ〜〜〜〜〜??と嘆きつつ(アホですね、やはり。死ななきゃ治らないというか死んでも治らないというか)

いかん、カキコは短めにだった。
週の初めに頑張っちゃうと、週の終わり半分はどよーんと堕ちることこれで2週。(笑)
カキコは短く、アクセスは長くにせねば。(笑)

みてたさん
雨の日晴れの日の63に書いてます、シャミュッソー「影…」。
この一文を口上に持って行きたくて(ホントは七夕になるはずだったんだけど、笑。
トピの題にだけ七夕のなごりが残っている、ああ、合わない。爆)
取って置いたんですね〜。
本日宮沢賢治の子ども向け装丁の本が古本屋に5冊ほど並んでいて
編集者が天沢退二郎(字が違うと思います…すみませぬ)でした。
子どもの本の編集もしていたんだなと思うついでに
「耳をすませば」というジブリのアニメにもなったマンガの中に出てくる天沢二郎という名前はひょっとしたら、原作者が天沢ファンだったのかもとふと思いました。

「12星宮殺人事件」飛天文庫読了
12星座にちなんだ(というかこじつけた、笑)短編ミステリ集ですが
前半、私にとってはほぼ拷問でした。(おい)
戸川昌子、嵯峨縞昭、赤川次郎、斉藤栄、逢坂剛、高木彰光、
木々高太郎、泡坂妻夫、東野圭吾、楠田級、ときて
最後の2編石井敏弘(お初でした)「水瓶座の時代」で持ち直し
仁木悦子「銀の魚」で持ち直しました。
石井は社内恋愛で降られた女性がアホ男(としか思えない。笑)
を殺そうとナイフを持ってつけまわすのですが、というストーリー。
仁木は、田舎に避暑に来た小学生の男の子が、隣の女の子にカッコイイところを見せたくて殺人事件の謎を解く、といった話立て。
話のつくりが上手い上手い。
難を言えば、最後の謎解きを同じく小学生の女の子の手紙ですることなんですが、読了感がいいので許す。(読者はわがまま、笑)

で、気分が持ち直したところで「らんぼう」大沢在昌読んでたりします。
もーすかっとしますわ〜。
この表題”乱暴”なのか”ランボー”なのか。
暴力系人情警察奮闘編とでも言いましょうか…。
実在すればひいいっつってところを(爆)からりしっとりほろりんとさせてくれます。
後半に従って乱闘シーンが少なくなっていくのがちょっと寂しいんですが…(氷犬さんに見られたら、また、暴力つながりって言われそうだな…うるさん、氷犬さんに会っても内緒にしておいてくだされ。
あくまでも活字の上の話なんですから。笑)

で、本日の古本屋はこれ系の大沢がないかな?ってのが主流だったりするのです。(あほーあほーあほー)




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5 みて太

2004/07/13 22:41

うるさん、随分ご無沙汰でした、またよろしく・・・お手柔らかに。
うるさんといえばクイズで、本の話はあんまりしたことないなと思ってましたがとんでもない勘違い。「グラント船長」を教えてくれたのが若かりし頃の(今でも若いか)wolfさんでしたよね、その節はありがとうございました。
ちょっと最近、読みたい本がないなと思ってましたが、そうそう半村良がいましたね。そういえば、なんだか分厚い文庫本を買ってそのままになってるのがあったなあ・・・『飛雲城伝説』だったかな。無性に読みたくなってきました。
読みかけてしまった本が二冊あるので、それを読んでから「ローダン」へいって、次が今日買って来た『影をなくした男』、その次は半村良、そこまでは決めた。
・・・で、クイズはどうします?

mamathさん、天沢退二郎は子どもの本の編集者というより、宮沢賢治研究者として名をなしていたと思います。
<耳をすませば>で柏葉幸子の「霧のむこうのふしぎな町」を図書館で借りていたのは少年の名は天沢聖司です・・・たぶん天沢退二郎からとったというのは中りだと思いますが。

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6 ウイング

2004/07/13 23:29

「スカーレット・ウィザード2」茅田 砂胡 読了。
今回は、けっこうハラハラさせられました。
制御不能になったクインビー。しかもジャスミンは妊娠しているし。
美人女優のジンジャーや大男のコーエン博士など、おもしろいキャラも登場し、楽しめました。

次は、「あかんべえ」宮部みゆき です。
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7 うる

2004/07/14 22:09

戻って来たとは言っても、それ程カキコの量は増えないと思われる私(笑)
ま、ボチボチと♪
未だに引越しが済んでねぇ。。。

>まますさん
完本『妖星伝』は、文庫7冊を3冊に纏めたよーなモンですから、流石に時間取られ過ぎ(苦笑)
読みごたえある作品です。

勢いに任せて、ハルキ文庫で買い直した小松左京・半村良・光瀬龍等々のSF作品に手を出す。
うーむ。。。やっぱり『復活の日』は名作だ。
最近、面白いSF書く日本の作家て見掛けないな〜。
瀬名秀明もパッとしないし。
やはり本邦のSFは下火なんだろーか。。。

>みて太さん
ベルヌの『グラント〜』を含む、『ミステリアス・アイランド』(邦題『神秘の島』)までの3部作(?)は全て読みました?
『ミステリアス〜』は、ロビンソン物としても、他を圧倒する素晴らしい出来だと思います。
何度読み返した事か。

それにしても、、、地動説を全面否定したバチカンが、ベルヌの一連のSF作品を推奨図書にしたってのは、不思議っつーか面白いと思うわ(笑)<(前にも書いたっけか?)


そーいや、児童書スレに書いてた別企画。
現在、宮部みゆきに原稿依頼してるそーな。
幾ら短いエッセイとは言え、あんな金払いの悪いトコに書くとはとても思えん。。。(苦笑)
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8 mamath

2004/07/14 22:30

うるさん
”『ミステリアス・アイランド』(邦題『神秘の島』)までの3部作(?)”って何?
みてたさんとお二人のカキコみて、「月世界へ行く」と「インド王妃の遺産」ってのを見かけたときに、つい(笑)買っちゃってるんだけど?
和製だけじゃなく、全体的にSFが不振な気がしてるのは私だけ?
(「コア」なんてSF映画、設定見ただけでおい〜って思ったもの)
読まなくて言っててもなんなんだけど。(笑)

大沢在昌「らんぼう」読了
ウラさん(ヒーロー2)好き〜〜〜〜!!
背中からよじ登って肩の上でえへらえへら笑っちゃいそうだな、私。(笑)
イケ(ヒーロー1)も好き。(表紙のイラストより、読んでて
イギリスのあの男性ストリップの映画の主人公を当てはめてしまった。笑)
実在してれば絶対半径50メートル以内に近づけない(爆)お二人さんだけど、
やってることは滅茶苦茶だけど、心根が綺麗だから安心していられる。
行間に流れるものがとってもよくてかなり気分が持ち上がりました。

吉野朔美と間違えて買った(爆)まんが吉村明美「今でも夢に見る」「あの窓」も読了。
良かったです!

次もどうかハッピーエンドでありますように。
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9 うる

2004/07/14 22:39

えーと、
『海底2万マイル』『グラント船長の子供達』『ミステリアス・アイランド』の3作の事です。
ベルヌ自身にも最初からリンクさせるつもりは無かったと思われるので、3部作とゆー言い方が適切かどーか判りませんが(笑)
『ミステリアス〜』は単独で読んでも充分面白いんですが、やはり関連2冊を読んでいると最後の方の面白さが倍増します。
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10 うる

2004/07/14 22:42

さすらい・・・て(苦笑)

まあ、住民票のある土地に居ないほーが多かったと言えば多かったけど(笑)
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11 みて太

2004/07/14 23:14

うるさんのおかげで存在を知って、ヴェルヌのネモ船長もの三部作読むことが出来ました。
『グラント船長』・・・聞いてなきゃ当然探さなかったし、図書館の放出本にうずもれてた傷んだ本に気づきもしなかったと思う。今思えばあの本の相手に私を定めてくれたのは「本の守護神」なのかなと思うけれど、ちょっと前までは「うるさん」のおかげだと思い込んでいました。
半村良の『妖星伝』も読みました、完結したんでしたよね、あれは。
『太陽の世界』でしたっけ、面白くなりそうだなあと楽しみにしてたんだけれど風呂敷広げるだけ広げてホッタラカシになっちゃったのは。

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12 うる

2004/07/14 23:52

出会う運命だったのですよ♪みて太さん。
良い出会いのキッカケのお手伝いが出来たなら、本好きとして幸せこれに過ぐる物はありません(笑)
ココの人達は、みんなそーですよね。

あの時代のSF作家て、割と断筆つーか途中でホッタラかすのが多かったですからね〜(苦笑)
小松の『虚無回廊』なんてのも、メチャクチャ面白そーな話になりそーなのに止まってる。。。
マンガでは、石ノ森章太郎の『サイボーグ009』の天使編なんて、ついに完結を見なかったし。。。
まあ『妖星伝』も完結までに20年掛かってるから、気長に待つしかないのかな(笑)
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13 fool

2004/07/15 22:56

やっとこさ新スレに参加です。
「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」滝本竜彦 読了

最近はどうも集中力不足で今まで読んだことのない作家に手を出す気になれなかったものの、読み始めるとあっと言うまでした。
文章の雑さやら、突拍子のない話の展開になれることができるかどうかが大きな問題でしょうが、個人的にはかなり大好きです。
主人公もヒロインもかなり内向き。作者も内向き。
その上で「幸せとは何か」と問いかけてくる勢いはたいしたものです。

久しぶりに満足の行く読後感を得ました。
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14 mamath

2004/07/15 23:56

ここ数日昔の友達の声を聞いて、舞い上がってしまっているので
今日は全然読めてません。
(ついでにあの世に行ってしまうところだった、昨日。笑
るんるんしていて気づいたら、地下鉄のホームの縁。爆。
電車が来て気づいたの〜♪って言ったら「だめよォ、今だとタイミングが悪いわよォ。」って友のジョークも昔のまま。(♪♪)
HNならずニックネームで呼び合い、四半世紀なんて一気に縮まってます!
これをきっとタイムトリップって言うのね♪←違うって。)

昼休みに「ミステリーズVOL4」の中の畑中恵の短編を読んだのみ。
それも良くって、ハッピー。
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15 そらた

2004/07/16 10:50

自分でも良く分からないけどなぜか夢枕獏の「上弦の月を食べる獅子/上」を読んでます。
まだ読みはじめで面白いかどうかも分からないし、内容もわけが分かりません(笑)
夢中になっているわけでもないのに、螺旋がテーマになっているせいか、螺旋の夢を見ました。あんまりいい夢じゃなかったな…。
夢を見たくらいだからなにかのインパクトを受けたことだけは確かみたいなので、とりあえず最後まで読んでみたいと思います。
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16 #12

2004/07/16 23:30

↑夢枕獏の「上弦の月を食べる獅子」はうちのまわりの友人各位、読んだやつ全員はまってたっけ。あともうひとつ、なんだっけ、山の話。あれが結構人気あったみたいですねえ。
ま、マイナー嗜好な俺にとっては、夢枕獏は「仰天!平成の空手チョップ」の人なんですが(笑)

「タロット探偵MIKU 風見館殺人事件(夏緑、ファミ通文庫)」読みました。
神戸の摩耶近辺を舞台にしたミステリー……なんだけどなあ(嘆息)
扉絵の人物紹介の時点で犯人がほぼ確定気味に推測できるのってどうよ?(笑)
何かあるごとにタロット引き抜いて事象を連想しながら事件を追う、ってのは斬新なアイディアとしても……神戸が舞台なのに関西弁喋るのがたった一人だったり、「神戸県警」なんて誤植がでてきたり、と流石に閉口。
ま、2時間程度でパッと読めてしまうので、テンポはそれなりによかったかも。

「旌旗流転・妖雲群行(アルスラーン戦記9、10)」読了。
つーか、読みきる頃には新刊でてると踏んだんだがなあ……(苦笑)

「ドラゴンランス セカンドジェネレーション(下)」読了。
どこの世界でも親バカなのよなあ(笑)
しかも英雄と謳われた伝説のパーティから二人も親バカがでるとは(笑)
でも文句なしに面白かった。やはり俺のファンタジーの元祖はこれだと実感。次は「夏の炎の竜」だー。

「ダイアモンドの玉座(エレニア記T)」読了。
えっ、こんないいところで終わりなんですか、しかもエレニア記ってT、U、Vで続き物なのな(笑)
てっきりロードスみたいな一話完結だと思ってた……
これみよがしなタイトルなのに、解決してねー。うー、イライラするやんかー。
とりあえずお気に入りは教師役の見習い騎士ベリット&生徒兼泥棒のタレン(笑)

むう、吉川英治の三国志を本棚から探そうとしてるのに、読んでるのは見事に違う本ばかり。どこやったっけなあ。
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17 みて太

2004/07/17 23:51

『ローダン<284>』読了(284/301)。
内容に触れても誰も興味ないだろうし、私も惰性で読んでいるようなところもあって読了報告だけしていましたが・・・今回、3443年ですが、南極の氷の下からノストラダムスが出てきちゃったのでお知らせしておきます。

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18 みて太

2004/07/18 21:04

黒井千次『珈琲記』(紀伊国屋書店)
黒井が雑誌に書いた、珈琲のことだけを書いた短い文(13篇)を纏めた百ページ余りの小さな本。
私も珈琲嫌いじゃないので、読みながら「そうそう」と納得したり、ニヤリとしたり・・・。

私の休日も、朝、二リットルの琺瑯引きポットに一杯珈琲を淹れてはじまる。真夏でも淹れたての熱い珈琲は欠かせない、砂糖もミルクも入れない。そうして本・・・傍らには珈琲ポットとカップ。本を読んでるうちに珈琲は冷めてしまうがかまやしない、冷めた珈琲もまたいいのである。

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19 fool

2004/07/18 21:44

みて太さんの休日かっこいい〜。オレの休日の始まりは、前日の晩に「明日は休みだ!」と調子に乗って摂取しすぎたアルコールの残滓に苦しみつつ体を引きずって始まりますが・・・・・・。

「E×N 巻之一 きみとの縁てやつ」どば 読了
タイトルは「えん」と読みます。テンション高くて面白かったのですが、いかにも素人臭い文章はちょっと辛かったです。いかにも若い世代が書いたラノベって感じでした(角川スニーカーです)。
巻之一になってるので続編出す気だろうが、買うかどうかは疑問。
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20 みて太

2004/07/19 00:52

シャミッソー『影をなくした男』(岩波文庫)読了。
岩波文庫、ドイツ文学・・・よくこんな本まで嗅ぎあててくるなあと守護神mamath大姉の嗅覚に感心するやら呆れるやら・・・。
ほぼ200年前に書かれた作品のようだけれどよかったです・・・ありがとう。
影・・・あんまり考えたことなかったけれど、無くなったらこの本の主人公シュレミールのように昼日中や月夜には外を出歩けなくなってしまうんだろうな。
なぜか森山良子(拓郎)の『歌ってよ夕陽の歌を』や、N.S.P.の『影踏み』の一節が浮かんできました(といいつつ、歌詞は定かではないのですが)。

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21 みて太

2004/07/19 09:33

そういえば、ピーター・パンもウェンディの部屋に「影」を残して行ったような覚えがあるし・・・『トントの大冒険』も「影」が冒険のきっかけだったんじゃないかな。考えてみれば結構よくある題材なのかも知れないなあ、「影」。
私も「影のある男」と呼ばれたいと思うのだけれど、言われるのは大抵「影の薄い男」・・・トホホ。
朝から珈琲飲みながらバカなこと考えてます。
半村良読み始めました。

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22 風雲

2004/07/20 11:56

新スレに参加していたつもりがカキコは初めてじゃないか私!
えーとコバルト文庫の後何を読んでいたかというと児童文学です。
ラルフ・イーザウの「盗まれた記憶の博物館」上下
デビュー作の「ネシャン・サーガ」よりは双子の姉弟のキャラがたっていて冒険ありでよろしいのですが……
どうしてもミヒャエル・エンデの影がちらついてしまうのですよね〜。
エンデがデビューさせたというのが最初にインプットされている上に、最初のが「はてしない物語」今回のが「モモ」とモチーフというか物語のつくりが似た印象をうけてしまう。
今新刊で出ている「パーラ」というのを読んでから判断したい……
次に読んだのは加門七海「科戸の風の天の八重雲」
伝奇アクションです。加門七海だし。朝日ソノラマだし。
ノベルスなのにちょっと太くて通勤鞄に入らず仕方なく家でちょっとずつ読みました。
……オカマキャラってやっぱり強烈ですね。存在感が際立ちます。
でも現実世界にはこんなオカマはあんまりいなくて男前な美女が存在するような気がします。
今日明日読む予定なのはまた児童文学で小野不由美「くらのかみ」です。
読みたかったやつなので楽しみだな〜。

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23 ウイング妻

2004/07/20 22:57

「王女グリンダ」茅田砂胡著、読了。
デルフィニアの前身、というべき作品。
やはり、登場人物、みんな個性的で面白い人ばかり。
楽しく読めました。

次は、「世界をだました男」F.アバネイル S.レディング著。
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24 みて太

2004/07/20 23:36

半村良『飛雲城伝説』(講談社文庫)途中。
800ページという厚さに怯んで積んだままにしてあったが、うるさんの「妖星伝」を聞いて、無性に半村良を読みたくなった。「妖星伝」に比べりゃ800ページもなんのその。
しかしやっぱり半村良・・・読み出したら止りません。
止らないのはいいけれど、500ページ近く読み進んできて嫌な予感。
・・・美少女・鈴女が周囲の信望を得て飛雲城の女城主となる。近隣諸国と友好関係を築き、新国「扇の国」を樹立。なんだかまだまだ勢力を伸ばして盛り上がっていく気配・・・あああ、なんだよ、最後のページを見たら<未完>だって。
読むの止めようかと思っちゃった。もういくら待っても完結しないんだよなあ・・・誰か書かないかなあ。半村良の続きを書けるような奴ならそいつの作品も面白いだろうから自分の本を書いてりゃいいんであって、面白くない本書く奴が半村良の後を書いても面白いわけないし・・・このまま、読みつづけて諦めるしかないってことですね。

あと300ページ、ストーリーの盛り上がりと反比例するように気持ちは沈んでゆくんだろうなあ・・・ゆっくり読もう。

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25 うる

2004/07/21 08:17

ああ、やっちゃったんですね(笑)>みて太さん
未完の作品読むのは、ツライもんがありますよね。
半村といい隆 慶一郎といい、どーして好きな作家に限って未完が多いのか。。。(^^;)

とはいえ、「未完でも良いから刊行して欲しい!」という声が出るのも、その作家の生前の評価が高かった証左なんでしょうから、もって瞑すべし・・・といった所でしょうか。
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26 かなめ

2004/07/21 14:27

昨日、主張の新幹線の中で何年ぶりか「館シリーズ」を読みました・・・綾辻行人「人形館の殺人」読了。

<体の一部>がないマネキンが廊下に置かれた、アパートと母屋で起こる事件。
アゾート@「占星術殺人事件」かと思ったら、違うんですね(笑)←小説の中にも出てきた。
半ばまで行かずとも、途中でがっがりしそうな臭いが漂ってきて、予想通り(?)最後は「なんだそんなことかよ」と思うような話でしたが、飽きずに読ませる力はさすがだよなあ。
ちょっと続けてアーヤ読んでおこうかな。
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27 #12

2004/07/21 22:20

「酔いどれ探偵、街を行く」カート・キャノン 読了。
イマイチ。
俺の思い描くハードボイルド像はこんなんじゃないのだけは確か。
つーか、振り回されすぎ&弱すぎ(笑)

「エレニア記U ルビーの騎士」読了。
だーかーらー。
こんないいところで終わるなーっ!(笑)
あとがきから、この作品もドラゴンランス同様、AD&Dが元ネタと判明。
むう、やるなTSR(笑)
削除キー   

28 そらた

2004/07/22 10:52

ああ、駄目です。
オフの疲れが取れず、読書をする気力が戻らないまま返却日が来てしまいました。
「上弦の月を食べる獅子」の上巻、後十数ページ残して返却です。
縁がなかったということで(汗)

>クイックさん、
「エレニア記」順調にハマってるね(笑) その勢いでがんばって「タムール記」も読んでね〜。
ちなみにわたしは小さき母上とヴァニオン隊長がお気に入りです。
ベヴィエもどっか行っちゃってて好きかも…。
削除キー   

29 みて太

2004/07/23 01:21

半村良『飛雲城伝説』(講談社文庫)
読了・・・と言っていいのかどうか、物語は<未完>なのだ。
終盤に差し掛かっているのか、最も盛り上がっているところなのか、まだまだ序盤なのか・・・うーむ、読めない、半村良!!
鈴女という少女が飛雲城の城主になって、近隣諸国と友好関係を築き勢力を伸ばしていく。そこへ都の大王家より北方で勢力を増す築山氏討伐の命が下る。そこから、とんでもない展開になって古代神同士の戦いに発展していく・・・。そんなところで終わるなよ!

清水義範の解説に半村良のことばがある。
「伝奇小説っていうのは終わらないんだよ。終わらないように終わらないように書いていくものなんだから」
伝奇小説とは、第一部より第二部のほうが、第二部より第三部のほうが、話のスケールが大きくなっていくという書き方によって生み出されるものなのである。この話はいったいどこまで拡大していくんだ、とあきれながら、ストーリーにひきまわされるにが伝奇小説を読む楽しさなんだ。そろそろ話を終えるためにストーリーを収束させていくか、と作者が考えたら、とたんに伝奇小説ではなくなってしまう。

分からないでもないけれど・・・ちゃんと終わって欲しい。

削除キー   

30 鱈子

2004/07/23 10:58

うししし♪(本当にさっきから顔の筋肉緩みっぱなし・・・爆)
「ICO」買っちゃいました!!!!
今読んでます♪
友達に、ゲームのサントラ借りて、聴きながら読むとまたいいんです♪
聖歌隊の少年の歌声が、本当に素晴らしくて・・・・。
あぁ、先が楽しみだ♪

>夢枕獏
夢枕獏さんといえば、空海が主人公の新シリーズ出しましたねー♪
もう気になって仕方ない(笑
買っちゃおうかしら(爆
面白そうだしなぁ・・・。

>ラルフ・イーザウ
「ネシャン・サーガ」を予約してみましたー!
読んだことなかったので、この夏は色々手を出していこうかと(笑
エンデの影響が強いんですかね?
まぁ、読んでみてからのお楽しみですよね(笑
削除キー   

31 風雲

2004/07/23 20:51

「くらのかみ」昨日読み終わりました。
えっと人がいっぱい出すぎです。名前が覚えられません(ーー;)
跡継ぎ問題を決めるため親族一堂本家に集まって事件が起こるわけですが、子供たちの中には本家のくらのかみこと座敷わらしがまじってるし。
事件の犯人も誰が座敷わらしかもあてられませんでした〜。
これ、かつて子供だった大人と現在の子供のためのミステリーというコンセプトの講談社のシリーズですけど、やっぱり主体はかつての子供だった大人、のほうなんじゃないかな〜。
それとも金田一少年の事件簿を読み込むような小学校高学年ならOKなんだろうか……
でも、箱に書いてあるあらすじが最初のほうはわりとひらがなで書いてあるのに後のほうは文字数が足りなくなったのか「急遽」とかふりがななしで書いてあるんだよ?

夕方、地元の図書館で清水義範、二階堂黎人、若竹七海、畠中恵など借りました。
明日出勤したら3連休が待ってます!
削除キー   

32 みて太

2004/07/23 22:35

パウロ・コエーリョ『ベロニカは死ぬことにした』(角川文庫)読了。
「アルケミスト」「星の巡礼」についで三冊目のコエーリョ。
「アルケミスト」は面白かったけれど、「星の巡礼」もこの「ベロニカ」も正直言ってよく分からない・・・けれど何故か惹かれる不思議な作家だ。
買い置きの本もこれで在庫切れだからひとまずコエーリョはお終いということにして、あとはコエーリョ好きのてんころさんの感想で読んだ気になることにしよう。

削除キー   

33 ウイング妻

2004/07/24 13:05

「世界をだましたち男」読了。
レオ様の主演映画、「catch me if you can」
の原作です。
詐欺をするのに、並々ならぬ努力と、並々ならぬ運が必要だな、
と思いました。
ま、個人を騙していないけれども、私が騙された方の立場に立ってしまうので、なんか複雑な思いです。
でも、きっと憎めないような人なのでしょうね。

次は、「十角館の殺人」綾辻行人著、です。
削除キー   

34 みて太

2004/07/24 15:00

峠恵子『ニューギニア水平垂直航海記』(小学館文庫)読了。
これ、小太郎さんがご自分の掲示板<偏向読書日記>で「近頃の若い女の子は・・・」なんて書いてみえたので書店で見かけて手にとった。
>ヨットも登山もド素人の女性が、自ら「苦労」を求めてニューギニア探検に参加。・・・(中略)・・・新米オンナ探検家が洋上とジャングルで体験した一年間の痛快!奮闘日記。>と裏表紙にある。
カヴァー見返しの写真をみると1968年生れ・・・若くはないな、もう。でもなかなか生意気そうな美人だったので、この子がどんな目にあうのか気になって買った(オジサン、動機が不純である)。
そうして読んだ・・・とんでもないオンナである。
まあ、とんでもないのは彼女だけじゃなくて、ヨットで太平洋を渡り、ゴムボートで大河を遡上し、ニューギニア(オセアニア)の最高峰(5030m・・・ニューギニアに富士山より1000m以上も高い山があるなんて知らなかった。 なんたる無知、ニューギニア島は本州よりでかいんですね。)北壁にロック・クライミングで新ルートを開拓するという、この探検の計画自体が無謀である。普通は海か河か山のどれか一つが目的だろうよ。
山も海も経験豊富な隊長以外の三人の隊員は素人。案の定、元自衛隊パラシュート部隊員は油壺出航以来ずっと船酔いに苦しんで、小笠原に寄航した機会にヨットを降りてしまった。
なんとかニューギニアに着いたが山登りの許可が下りない。
河を上りながらの原住民との戦いの連続。
こっそり第二峰(それでも4750m)に登ったり、幻の犬(タスマニアン・タイガー)を探したり、旧日本兵の遺骨を探したりして暇つぶしをしていたが、「こんなことをしに来たんじゃない」ともう一人の隊員、早稲田の探検部のユースケも日本へ帰ってしまった。
結局、カールステンツピラミッドへの登頂を断念して、隊長と二人でヨットで油壺へ帰港するまでの一年間の航海・冒険実録。

「無謀な・・」「無茶だ!」と呟きながら一気に読んだ。
やっぱり実話というのは強いなあ、最後にはちょっと熱いものがこみ上げてきた・・・不覚。
タイトルは、著者がプロの歌手ということで当初「冒険歌手」だったらしいが、解説を頼まれた椎名誠の助言で変更になったとのこと。
「冒険歌手」だったら、小太郎さんも手にしなかったんじゃないだろうか。

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35 ウイング

2004/07/24 15:21

「あかんべえ」宮部みゆき 読了。
お化けが何人か登場する時代物ミステリー。
お化けといっても全然怖くなく、
人間味あふれていて気に入ってます。

30年前の大量殺人が裏にからんでいて、ミステリーとしても楽しめました。

次は、「嗤う伊右衛門」京極夏彦。

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36 mamath

2004/07/24 16:42

立川志の輔「古典落語100席」PHP文庫読了。
オフの前から読んでいたんだけど、オフのあと仕事の日があまりなかったので(笑)日にちがかかってしまいました。
有名無名(私には、ですが。笑)の落語のあらすじが100話。
あらすじはあくまでもあらすじなので(笑)、ほんとのところってーのがしりたかったら、寄席で話芸を楽しんでおくんなさい、(笑)なのですが、
表題についた数行と一話ごとの解説に味があって、いや〜、いい本です。
かの有名な「目黒のサンマ」
表題よこは、”昔の人は季節の「旬」を大事にしたものです。
花鳥風月を忘れた人間はパサついています。”
パサつくって一言で万事を言い表してくれるような志の輔大人。
あなたの寄席が見に行きたい。(笑)

巻末に豆知識も載っていてこれまたお取り置き。あう。

昨日からは「流血女神伝の新刊」を読みだしました。
主人公カリエがあいかわらずお元気少女で、
少女漫画のセオリー(いや、コバルトだけど…笑)からはずれてっけど
セオリーどおりならあんたの相手はエドよ!なんで他の奴と結婚してるんだ?!と突っ込みをいれつつ、やっぱり続き読んじゃうのかなあ?(笑)
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37 fool

2004/07/24 21:56

「デュラララ!!」成田良悟 読了

面白れ〜!!と、読み終えて少し興奮気味。後半は一気読みしました。
誰も顔を合わしたことのないギャング。無茶苦茶なようで読んでみると「これも有りか!?」と思わされます。
いろんなキャラの視点に移りながら、最終的に一つの終幕へ向かうのは「バッカーノ!」のころと同じ作者の得意手でしょうか。
個人的には「バッカーノ!」よりこっちのほうが好きかも。他のも読んでみようかな。
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38 みて太

2004/07/24 23:48

『ローダン<285>』読了(285/301)。

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39 みて太

2004/07/25 02:14

黒川伊保子『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)読了。
書店でタイトルに「んっ?」と思って著者をみるとなんと黒川伊保子、即購入。
この人、専門は物理学だけれど人工知能の開発に携わるうちにことばの感性に関心を持ち、会社名や商品のネーミングのアドヴァイザーみたいな会社を立ち上げた(と思う)。半年ぐらい前(?)、NHKのラジオで「知覚」について(だったと思う)話してるのを聞いたことがある。
男と女の知覚の違い・・・女は冷蔵庫を開けて中身全体を認識し、今夜のおかずはあれにしよう、なんて考える。男は全体ではなくて個別に知覚し、冷蔵庫の奥の消費期限の切れた佃煮なんかを見つけてしまう。あれは男と女の知覚の仕方の違いであって別に奥さんに対する嫌味でやってるんじゃないので世の奥様方はそのことを理解してあげるように、なんて話だったと思う。
なかなか面白い話だったので、この人の本を読んでみたいと思っていたが見つからなかった。
この本は、そのときのテーマとは違うけれど、これも面白そうだったし・・・読んだらやっぱり面白かった。

ことばを意味や文字ではなくて音で考える。
>タナカマキコがタナカマユコとかタナカマミコだったら、名前を聞いたときのイメージはどうだろう?
>H音とF音の違い。F音は発声時に喉の奥をHほどしっかり開けなくてもいいのでHのようなはっきりした包容感ではなく、もう少し拡散したイメージ、ふんわり霧散してゆく非現実感のイメージを脳に与える。ファンタジー、ファンタスティック・・・私たち日本人が、あえて日本語に置き換えないで使っているこれらのカタカナ語の意味には拡散あるいは非現実のイメージを持っているものが多い。「ファンタジー」を「おとぎ話」に置き換えられないのは、このF音の魔法が消えてしまうからなのだ。
・・・なんてことから始まってなかなか興味深い音から分析することばの世界。
例えば「M」音
属性:柔らかさの質、丸さ
意識:女らしさ、母性、満ち足りた思い
質感:柔らかさ、あいまいさ、豊満、まろやかさ、甘さ、家庭的、遅さ
・・・mamath、まりかちゃ、みつき・・・なるほどなあ。んっ、みて太?
なかなか面白かったし、なんとなく納得もしてしまった・・・すぐ影響をうける単細胞なオジサンである。

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40 みて太

2004/07/25 13:41

川又千秋『竜の夏』(徳間文庫 1984)読了。
川又千秋は
「海神の逆襲(コマンド・タンガロア)」(徳間文庫 1979)
「赤道の魔界(デビル・カビラ)」(徳間文庫 1980)
「幻獣の密使(エンボイ・カピアンゴ)」(徳間文庫 1981)
の<秘境三部作(?)>しか読んだことないけれど、そこそこ面白かった印象がある。
これは古書店で「竜」に引っ掛かって買って来た。
著者は、初めて同人誌に書いた30枚程度の短篇だったというこの作品にかなり思い入れがあるようだ。
五年ぐらいして60枚ぐらいに書き直して雑誌<奇想天外>に発表したが満足できず、さらに長編に書き直して完成させたのがこの作品とのこと。
・・・うーむ、<青い夏><赤い夏><白い夏><黒い夏>と続く四章までは興味深く読み進んだけれど、終章<終りなき夏>・・・??? よく分からない。ファンタジー読むのに向いてないのかな、とウロタエテシマッタ。
いじりまわさないままの最初の30枚の作品を読んでみたい、その方がよかったんじゃないかという気がしてならない。

ちなみにカヴァーと挿絵は<本好き連美術館>で鱈子さんも挙げている「佐竹美保」です。

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41 mamath

2004/07/25 21:18

続きをやっぱり読んじゃって、「流血女神伝 暗き神のナントカ(題をわすれてしまった、2階から降りてくる間に、爆)前編」読了。
前編って、3冊構成っていうのに〜?3なら、上中下だろうが〜?!
この作者陰謀と権謀術数になるとほんといきいき描くんだから。(笑)
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42 風雲

2004/07/26 11:31

前編・中編・後編もありなんじゃあ……?
でもたぶん曲亭馬琴の南総里見八犬伝をこえるナンバリングはあらわれないと思います(^_^)
昨日一日かけて若竹七海「英国ミステリ道中ひざくりげ」を読みました。
若竹さんと旦那さんの小山正さん(大の書店・古書店好きで、ミステリのほかバカSFや幻想怪奇ものとかが好物の模様)翻訳家の山田順子さんが公共機関と徒歩をモットーにあっちにふらふらこっちにふらふらする旅行記です。
さすがにカタカナが満載です。しかも出てくる作者が誰だかわかりませ〜ん(T_T)
しょせんクリスティもクイーンもカーも読んだことのない私です。
でも名前だけは知っている人がちらほらでてくるし、アーサー王伝説やメリングが引用に使われてて「知ってる!それは読んだ!」となんだかにんまりしたりもして。
きっと知ってる人にはもっと楽しいに違いない。

で、昨日の晩からは二階堂黎人のハードボイルド幼稚園児もの「ドアの向こう側」です。
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43 そらた

2004/07/26 14:28

この週末、DWJ二冊「時の町の伝説」「呪われた首環の物語」を一気読み。
面白かったけど疲れました。あれがどうしてこうなって…頭がこんがらがりそうになりました(笑)
後者は初期の作品で役者もDWJにしてはストレートな作品、とありましたけど、あくまでほかの作品に比べれば、でしたから。
このごろ真っ向ストレートな作品が多かったので、大いに楽しみましたv

>前後編、
これは前から話題になってますね(笑)
前編、中篇、後編、完結編(しかも1,2と続いたり)とくる作者は何気に多いみたいですね(笑)

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44 うる

2004/07/26 17:08

俺も、前・中・後編ありだと思う(笑)

>風雲さん
「下帙之下甲號」とか「下帙之下乙號上套」とかゆーヤツですよね(笑)>馬琴
途中までは「肇輯」「二輯」「三輯」…とマトモ(?)だったのに、後の方になると、もー滅茶苦茶(^^;)
「下の下の下」なんてのも有りましたし(大笑)
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45 いろは

2004/07/26 17:56

前・中・後・完結編・・・そういう漫画を読んだことあるなぁ(爆)
どんどんお話が膨らんで終わらなくなるのか?

今日は、息子が「模倣犯」宮部みゆき を上下巻まとめて借りてきたので
今夜から横取りして読むつもりです(笑)
1冊がかなり分厚いので、夏休み中に全部読めるかな(汗)


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46 ウイング妻

2004/07/26 18:15

いろはさん。
「模倣犯」分厚いけれども、その分厚さを感じさせなかったです。
ただ、電車で読むと、お、おもい・・・。

でも、すっごくいいですよ。
痛いところもありますが。
ぜひぜひ。

横レスでした。
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47 mamath

2004/07/26 20:46

「パーフェクト・マッチ」ジル・マゴーン 朝と昼休みで74ページにして挫折。(笑)
中年の仲の良くない夫婦が互いに浮気してて、旦那の若い愛人が殺されて、
その日初めて会った奥さんの若いツバメに疑いがかかって、
それを捜査してる女性刑事と警部とが恋がらみになるらしい。(爆)
その中年夫婦の腹の探りあいみたいなものがねちねち書かれているところで、
ぐーって眠ってしまったので読めません。(笑)
登場人物が愛せなくって小説が読めるかっての?!
一人ぐらい愛すべき奴出せよ〜〜〜〜。(><)

で、注文していた畠中恵の「百万の手」が入手できたので早速鞍替え。
おわ?現代の中学生が主人公なのにまた魑魅魍魎が絡んでる?!
もう妖怪作家って名前つけちゃいそう…。(笑)
でも、これまで読んだ時代物より格段にスピードアップした筆運びでどんどん読めます。
帰りの電車だけで82ページ。やっぱり乗ると読み進めるよのよね。
問題は明日中に読み終わらないとソフトカバーなのにでかくて重いこれを静岡往復に持ち歩かなきゃならないってこと…。(笑)
ミステリなんか読み始めなきゃよかった〜〜〜〜〜!!(笑)

PS
下の下の下?(うんとこさ酷いって取れちゃうじゃん。笑)
そんな風になってた?鱈ちゃん?(←既に覚えてない。笑。
読了したの末っ子の産休のときだもん。)
でもですね、20年もかけて書き上げた馬琴と、
シリーズものの「ナントカ編」「カントカ編」っていうのと一緒にしては
馬琴大先生がカワイそうなんじゃあ?(笑)
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48 うる

2004/07/27 03:06

あはは♪
「下の下の下」は、正確(?)には「下帙下編之下」とかゆー感じだったと思います。(<風雲さんHELP(笑))
殆どヤケのよーな続け方だったので、馬琴もいー加減止めたかったんじゃないのかな〜(苦笑)
俺も子供向けの「八犬伝」から入ったので、長じてからその後の話を読んで「こんなに長かったのか〜」と、ビックリした覚えがあります。
なんたって、八犬士が殆ど・・・・・ですもん!<ネタバレ自主規制(笑)
同じよーな衝撃は、「三銃士」のその後の話(原題『20年後』『ブラジュロンヌ子爵』)を読んだ時にも受けたっけ。

…思い出しちまった。
連に顔出したのって…、猫さんが『三銃士』(正確には『ダルタニャン物語』全11巻)をグチャグチャにしちまったのがキッカケだったっけ(苦笑)
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49 てんころ

2004/07/27 20:58

「UNKNOWN」古処誠二 読了
伏線がいっぱいで解明される謎におぉ〜と唸らされました。読みやすかったし面白かったです。展開に期待しすぎて拍子抜けもしましたが、読み終えた後は現実的且つ深刻なテーマだなと考えさせられました。自衛隊基地、通勤途中にありますが、あまり考えたことなかったです。

「海へ出るつもりじゃなかった」アーサー・ランサム読了
今までで一番危険で目が離せなかったです。面白かった〜!
初めて姿を現したお父さんもなかなか良い感じ。お父さんに会えた時は本当ホッとしました。
ランサム全集も半分を過ぎて、だんだん残り少なくなるのが淋しいです。本当に良い本に出会えました、ありがとうございます〜。
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50 mamath

2004/07/27 21:09

「百万の手」畑中恵 あと数ページ。(笑)

放火・殺人・誘拐・医療実験・クローン・冥界からの通信…
まあ、よくも詰め込んだというほど題材が。(笑)
火事になった友人の家に、家族を助けようと飛び込んだ友人の死を追っていくうちに中学生の主人公が出会う事件なのですが。
題材がてんこ盛りなので、処理しきれずにばらばらの印象があるのですが、(でもって、かなりごつごーだし…しゃばけ、ぬしさま、の同じ作者とは思えない)
スピード感と、飛びぬけたオトッチャンのキャラがよかったので○。

名古屋市図書館に寄付してこよう。
しかし、義父のキャラはよかったんだけど、大人の描き方がなあ…。
中学生から見ると大人ってこう見えるんだろうか…。
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51 mamath

2004/07/27 21:12

てんころさん
「海…」が一番スリリングなんです、ランサムサガでは。
私もこれから子供たちに読ませリャよかったと反省。(笑)

夏ですよね〜。海・山・ヨット♪
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52 mamath

2004/07/27 21:13

あ、忘れた…。熱さにやられてるな頭も…。
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53 ウイング妻

2004/07/27 21:56

「十角館の殺人」綾辻行人著、読了。
犯人は予想だにしなかった人で、以外でしたが。
でも気が重い。
殺されていくところは、気分が悪かったです。
閉じこめられた範囲で殺人事件が起こり、誰が犯人かを考える、
それが推理小説なのでしょうが。
殺人の現場は、読んでいてもチラチラ頭の中で映像化されてしまって、気分が悪くなっちゃうのですよね。

で、次は「らんぼう」大沢在昌著、です。
この前の東京プチオフでのmamathさんからのいただきもの。
確か、おもしろかった、というカキコを読んだような。
スカッとしたくて、この本にしました。

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54 みて太

2004/07/27 22:08

柴田錬三郎『赤い影法師』(新潮文庫)読了。
古書店の棚を目で辿っていて、なぜか無性に「シバレン、読みたい!」と思ってしまった。
これ書いた途端に「シバヅケ、食べたい!」って浮かんできちゃった・・・<連想ゲーム>? 
あのなんとか美江(?)とかいうバイリンガルはどうしちゃったんだろう? って、それはまた別の話。

シバレン、今更言うまでもありませんが・・・うっ、ウマい!

あの服部半蔵をして「人間じゃない!」と戦慄させた非情の忍者。
寛永御前試合十番勝負。
柳生宗矩、柳生十兵衛、荒木又衛門、真田幸村、赤猿(猿飛?)佐助。
平家の埋蔵金。
・・・滅法面白い伝奇小説でした、流石です。


mamathさん、てんころさん(お久し振り)。
もう気がないかとお伝えするのを遠慮してましたが、ヨット教室、10月17日までやってるそうです。費用その他は二月にお渡ししたものと変ってないようです。
詳しくは<海陽ヨット・ハーバー管理事務所>へ直接電話してください。
そのつもりがなくても何かのはずみで「海へ出てしまう」こともあります。
一度、体験しておかれることを勧めます(でも、この件はこれで最後にしますね)。

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55 てんころ

2004/07/27 23:37

そうか10月まで良いのか・・結構やってるんですねぇ。
浜当目があんまり良い噂をきかないので、清水の方が良いかな?と思いつつ、誘う友には断られつづけております(笑)海陽へは交通面でたどりつけそうもありません。私、事故る自信があります(笑)
このさい、乗るだけでもと思って「ラグーナ行こう」で現在友人を勧誘中。騙し騙し連れて行く作戦です。まだ返事もらえてませんが。
キャンプの話も、テントNG→バンガローNG→となって、山間の市営温泉とバーベキューと花火に決定しました。おや?当初と話が・・?
一人用テントに目が行ってしまう最近(でもお金が無い・・涙)

ちなみにヨットって、コンタクトだとまずいんでしょうか?海に落ちたらやばいですよね、目も乾きそうだし。メガネストッパーだと、スポーツ用の買わないとですよね・・。←持ち物にあった。
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56 みて太

2004/07/28 00:08

コンタクトはしたことないので分かりません。プールとか海水浴では外すのでしょうか。
メガネ・ストッパー・・・スポーツ用ってのがあるんですか。
誰も見てる人はいない(?)ので、何でもいいんです。ツルにひもを結んで首にかけておくとか、頭の後ろで縛っておくとか・・・顔から外れてしまっても身体から離れなければいいんです。
私は初めて先輩のヨットに乗せてもらった時に沈するなんて知らなかったので普通に乗せてもらってたら、浜名湖だったんですが海と違って湖は風が一定じゃなくて回りやすいとのことで、ちょうど谷間に入ったのか突然それまでと逆の風になってみごとにひっくり返ったことがありました。
水に投げ出されてブワッツと水面に顔を出した途端に何かが水に沈んでいきます。咄嗟に手で掬い上げたら何と私のメガメ。間一髪で帰れなくなるところでした。
それ以来、ヨットでもスキーでもメガネ紐は欠かせません。
でも海なら滅多に沈しません、波しぶきはかかりますが。
<初級コース>の他に<体験コース>というのもあります。
どう違うんだろう、参加料は同じなのに<体験>の方が時間が短い。
ただお客さんで乗るだけのと自分で操船する違いかな。
で、<初級>では少し理論や部位や用語の説明があるんだろうな。
どうせ乗るなら自分で操船してみなきゃ損ですよ。
・・・この話はこれで最後???

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57 みて太

2004/07/28 00:14

掬い上げたら私のメガメ → メガネ 
メガネがないとこんな間違いも・・・。

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58 mamath

2004/07/29 07:50

「古城の冒険」読了
「アメリア・ジョーンズの冒険」の中でアメリアが読んでた本です。
「天路歴程」とか、「ガリバー」(どちらも未読了)とか
こういう漂白冒険譚っていうの、向こうの人は好きだなあって思った。
まずまずでした。
(そらちゃん、ようやく読んだよ〜。アメリアの時
「あ〜アメリアの読んでるこの本読みたい!」って言ってた時から何年たったっけ?
イメージとずいぶん違ってました。古いお城の中を冒険する話だって思ったもん)
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59 mamath

2004/07/29 07:51

集英社 ドロシー・ギルマン著が抜けてた!
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60 かなめ

2004/07/29 18:53

昨日「時計館の殺人」を読了していたのでカキコ。
うーんと、さすが館シリーズです・・・抜け穴アリ(苦笑)
でもメインのトリックには「あ、そっか・・・」と気付かない自分に呆れました。小道具がちゃんとトリックを補助しているって所も良いです。「人形館」よりは良かったなー

釣られてPSの「YAKATA」再プレイ始めました・・・今度はクリア出来るかしら(苦笑)<前は途中で飽きた。
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61 fool

2004/07/29 22:43

週末に本屋に行く予定なので今は新しい本には手をつける気になれず、
「ぼくらは虚空に夜を視る」
「わたしは虚夢を月に聴く」
「あなたは虚人と星に舞う」上遠野浩平 
を再読。
電撃やらスニーカーやらデュアルやらファミ通やらのラノベ系文庫を読み始めるきっかけになった作品だけに、再読でも十分面白かったです。
いろんな作者が集まって書いた短編集にもこのシリーズの関連作品があることを最近知ったので、今度探してみよう。


かなめさん
「YAKATA」は俺の兄貴も持ってましたよ。途中で飽きてましたけど(笑)
俺もプレイさせてもらいました。館に着く前に飽きましたが<早すぎ
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62 かなめ

2004/07/30 00:35

>foolさん
本日連続プレイ5時間を超えました・・・<今もやってる。
綾辻ファンとミステリファンなら笑えるネタが多いんだけどねー
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63 kinoko

2004/07/30 09:41

 やっと試験が終わり、本が読めました!活字欠乏症でしたよ、この数週間。初の大学の試験で疲れました。でも、本を読んで復活です!

 まずは「クマのプーさん*プ−横丁にたった家」を読みました。なんだかのんびりとしたのが読みたくなったんですよね。始まり方が可愛らしくてすぐに引き込まれました。でも最後が物悲しかったです。何はともあれ、久しぶりの読書で楽しかったです。

 実は昨日、図書館で一気に5冊も借りてきたんです。しかもあいにくの雨。歩いていったらば、帰りに肩が抜けそうでした。何せ全部ハードカバーだったもので。本当はもっと借りたかったのだけれど借りなくて良かったと思ってしまいました。予約もしてきたので電話がかかってくるのが楽しみです!

 次は「黄金の羅針盤」を読む予定です。

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64 そらた

2004/07/30 10:21

えー、あれ? 「古城の冒険」ってどんな話でしたっけ。読んだのにすでに覚えてないし(汗)>mamathさん
去年の話でしたっけ、それとも一昨年? うわー、ほんともう覚えてないです〜。
「アメリア・ジョーンズの冒険」は覚えてるんですけどねえ。

>かなめさん、
「時計館の殺人」気持ち悪くなかったですかー?
メイントリックに舌を巻きつつも、あんまり陰惨で気持ち悪くなってしまってこれを最後に綾辻は読んでません。
綾辻のトリックは面白いとは思うんですけどねえ…。

>kinokoさん、
試験お疲れさまでーす。
プーさんてかわいいお話かと思って読むと、違ってますよねえ。だから子どものころはよく分からないお話でした(笑)
そして「黄金の羅針盤」読むのですね。わーい、感想お待ちしています!! わたしのお薦め人物(?)はイオレク・バーニソンとウィルです。ウィルは「神秘の短剣」にならないと出てこないけど。

あーと。ついでに読了本を。赤城毅「帝都探偵物語 夏薔薇が静かに散るとき」読みました。
このシリーズ、なんだかんだと読み続けてます(笑)
展開が読めるのでなにも考えないですむから嫌いじゃないです。装飾過剰なところが鼻につきますけれど。
次は西尾維新です。はじめてです。読了できるかな…。
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65 mamath

2004/07/30 21:11

「古城の冒険」未読の人はこのレス飛ばしてくださいね。

そらたさん
両親を一辺になくしたコリン少年(このころは青年なのかな、10代でも?)が、修道士に「神なんて(ホーヴェ神)いるものか」なんて文句を言いに行って、
「古城の老人を尋ねイ」って言われて、
老人に会って、迷路の冒険に出て…っていう話。覚えてない?
しっかり教訓くさいけど。(笑)
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66 みて太

2004/07/31 03:01

デイヴィッド・ハント『魔術師の物語』(新潮文庫 1999.1.1)読了。
主人公は生まれつき色彩が判別できない、それでいてカメラマンという女性ケイ・ファロウ。
ケイの親友の男娼ティムが「相談したいことがある」と言うので逢う約束をする。
約束の時間になっても現れないティムは翌朝バラバラ死体で発見される。
犯行の手口は15年前の未解決連続殺人に酷似していた。
犯人が凶行を再開したのか、模倣犯か。
15年前の事件を追い続ける退職した警視正。
ケイの父親は元警官でその事件におけるミスから警察を追われた。
それが原因でケイの母は自殺した。
男娼の死の捜査におざなりな警察。
ケイは独り、真相を探りはじめる。
手柄をたてて名を売ろうと捜査機密を漏らすレズビアンの女刑事。
やっと探し当てたティムの叔父、マジシャンのデイヴィッド。
デイヴィッドが語るティムの過去。
何者かがケイを襲う。

・・・・・文章のテンポ(?)がいいのか、展開が惹きつけるのか、一気に読まされた630ページ。

古書店でタイトルを見てファンタジーかと手にとったが、裏表紙をみるとそうではないらしい。なんとなく気になって買わずにいられなくなった本ですが、これは拾い物でした。
デイヴィッド・ハントはウィリアム・ベイヤー(読んだことないけれど)の新しいペンネームとのこと。

ケイ・ファロウ、モノクロの世界しか見えないカメラマン。ちょっと惹かれるキャラクター。彼女が主人公の第二作があるという。

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67 ウイング妻

2004/07/31 13:58

「らんぼう」大沢在昌著、読了。
「イケ」と「ウラ」の凸凹コンビ。
でも、すっごくきれやすい、けど、人情味がある。
気楽に読めてよかったです。

次は、「グイン・サーガ44 炎のアルセイス」です。
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68 みて太

2004/07/31 15:42

今日から図書館で放出本フェア。
去年は初日に行って所狭しと並べてあった中から、一人十冊までのところ十五冊ぐらい貰ってきていい気になっていたら一週間の期間中随時補充してたらしい。
今年はこまめに覗こうと思っていたのに(といっても今日明日ぐらいで、あさってしあさってやのあさっては行けないけれど)、台風の影響で時折激しい雨が降るので、一時頃行ったのに今年は少ない・・・出遅れたのだろうか?
めぼしい本はなかったけれど『光車・・』があったので持ってるけれど貰ってきた。あとはベルヌの『地底探検』の児童書(画は田名網敬一)、キャパの『ちょっとピンぼけ』等全七冊・・・どれも多分読まないだろうけれど。
ついでに借りてきたのが<児童書スレッド>でそらたさんが挙げていたエーニッド・ブライトンの『フェイマス・ファイブ』と、チベットの作家がホームズの「大空白時代」を書いた『シャーロック・ホームズの失われた冒険』の二冊。
帰りに書店へ寄って雑誌と和田誠の画集を買う。
このところ毎晩サッカーの中継があるので読書が捗らない。
さあ今日はちょっと雑誌をパラパラやったら、まずは「ローダン」。

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69 みて太

2004/08/01 00:14

『ローダン<286>』読了(286/301)。

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70 fool

2004/08/01 00:22

「そして、楽園はあまりに永く されど罪人は竜と踊るX」浅井ラボ 読了

嫌いじゃないけど気に入らない、と言ったところでした。
・・・・・・痛っ。
今年読んだ本の中で一番痛かったかも。痛い要素は嫌いじゃないですが、これはちょっと読んでいて痛い、と言うか不愉快。

物語自体がかなり辛いですが、アクションシーンの描写が分かりにくいのやら、上巻に続く刺客のたちの情けなさもちょっと辛かった・・・。風呂敷の畳み方をぜひ覚えて欲しいです。センスは認めるが技術点で大幅にマイナス。


気楽に読める本を求む、ってことで、
「ランブルフィッシュ あんぷらぐど」三雲岳斗
「涼宮ハルヒの消失」谷川流
あたり行きます。「されど罪人は竜と踊るX」と一緒に買ってきたので。

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71 そらた

2004/08/01 16:10

>mamathさん、
ああ、あれか! 思い出しました〜。
確かに教訓めいたお話でしたよね(笑)
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72 fool

2004/08/01 20:01

「涼宮ハルヒの消失」谷川流 読了
このシリーズは別に面白いとは思っていないまま、疲れずに読めるから気晴らしに読んでたんですが、いや、今回は面白かったです。

「ランブルフィッシュ あんぷらぐど」三雲岳斗 読了
ランブルフィッシュの番外編。本編の流れとは関係のない短編集です。本編では書けない登場人物たちの日常(?)を描いた作品。こういうの番外編とは、本編を読む楽しみが大きくなるので好きです。またやって欲しいなあ。


今は「新本格魔法少女りすか」西尾維新 の冒頭を読み始めたところです。なんとなく嫌な予感がする・・・。一応最後まで読む努力はしますが。
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73 fool

2004/08/01 20:02

>こういうの番外編とは、

こういう番外編は、ですね・・・。
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74 てんころ

2004/08/01 21:53

mamathさんからいただいた2品 読了

「鬼神新選」出海まこと
結構面白かったです、風雲縛魔伝を彷彿とさせます。
でも、続きものなんですか・・。次巻を買おうとは思わないなー。
漫画は後味悪い。

「真世の王」妹尾ゆうこ 読了
久々にファンタジー読んで凄い面白かったです!!、が
これはハッピーエンドじゃない〜。終わり方が不満。
ソグヤム様〜(涙)
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75 fool

2004/08/01 22:01

>mamathさんからいただいた2品 読了
「鬼神新選」出海まこと

てんころさんに回ってたのか!!(笑)
次巻は買わないほうがいいですよ。一巻より劣化してますから(笑)
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76 mamath

2004/08/01 23:19

パパスが寝たので内緒にカキコ(笑。浮気妻の心境である。)

そらたさん
ごめん〜「古城の迷路」だった、正しくは。
(手元に見ながらでないと本当に記憶が怪しいのね)

てんちゃん
2冊とも、そこそこに(笑)気に入ってくれて嬉しいです〜。
一応人に回すのは、ある水準を越えているものということと、
この人向きじゃないかな?ってのを回しているので
「これは壁本!」じゃないって聞くと安心します。
(自分が壁!って言ったのをかなめさんがそこまでけなされる本どんなのか読んで見たいって言われて回したことはあるけれども。笑)
「真世の王」妹尾ゆうこ ねー。
ROTRの映画のパンフで解説やっていて、この人どんな小説を書くんだろう?って買ったものです。
(また表紙が良い男でしょ?笑)
でもねー、そうなのよね〜、良い男が一人ね〜、うるうる。
そんなんありか〜って思うよね。
(で、気ー良く回したりするのよね。これが大団円のハッピーエンドなら紹介だけにしますって。←おいおい)
てんちゃんとも大体の感想が同じになるなあ、ふむふむ、メモッとこ。

foolさん
てんちゃんはね〜、けっこうラノベ読みなので回させていただきました。鬼神神選。(笑)
で、やっぱり次は薦めないってのを私に押し付けたのね?(笑)
覚えてなさいよ、「EDGE」他痛い系袋に積み上げているからね!(笑)
ちなみに、
今回の東京プチで雨男さんに「だぼぶり2〜9」
まりかちゃさんに「だぼぶり1」が回ってます。(笑)

そうそう静岡の帰りの電車から
コバルト文庫 橘香いくの …有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険シリーズ…
「薔薇の埋葬」「カブラルの呪われた秘宝」「王国、売ります!」読了。
私に言わせリャこれぞコバルト!ってなものなんですが。今現在は書いてなさそうなので残念。
もーフリルヒラヒラのドレス着た元気はつらつ少女と
沈着冷静無愛想な青年の探偵コンビなんてムフフなのよね♪
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77 てんころ

2004/08/02 00:03

わー!ありがとうございます↑コラフェリ!
ラブラブコメディなんですけど、良いのですよ♪
「翡翠の眼」がムフフなんです(笑)
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78 kinoko

2004/08/02 10:46

「黄金の羅針盤」フィリップ・プルマン 読了。
久々に読みごたえのある本を読んだ気がします。面白かった!イオレク・バーニソンがかっこ良かったです。早く次が読みたい!

でも次は「幽霊船から来た少年」ブライアン・ジェイクスを読む予定〜。
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79 そらた

2004/08/02 14:06

>kinokoさん、
面白いですよね!!<「黄金の羅針盤」
その読み応えは最後まで裏切られないですよ〜。
第二巻からよりさらに面白くなるのでお楽しみに。
「幽霊船から来た少年」読みかけで置いてあります(汗)
やっぱり観念して通勤で持ち歩かないと駄目かしら…。自分の本だといつでも読めると思ってつい後回しになってしまいます。はは。

>mamathさん、
お気になさらず〜。よくあることです!
正しいタイトル言われてても思い出せてないのは一緒だし(笑)
コラリーとフェリックスのシリーズはほんとコバルトって感じですよね。嫌いじゃないですけど…。

>妹尾ゆふこ、
気になって本屋で手に取ること数回。片手じゃ足りません。でも一度も読んだことないです…。
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80 kinoko

2004/08/02 21:02

「小さなバイキング」ルーネル=ヨンソン 読了
ビッケですね。ちょっと頭休めにと思って読みましたが、本当にそうでした。さら〜っと終わっていきました。

>そらたさん
2巻目が楽しみです!そして3巻目も。
そうなんですよね。自分で持っている本というものはどうしても後回しになってしまうものですよね。
「いつでも読めるから」と思っているといつまで経っても読めない!我が家の本箱にも「盗まれた記憶の博物館」やら「ホビット」やらがずっと眠っています(笑)
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81 mamath

2004/08/02 21:10

朝の通勤で
「幻想海洋小学校発 海の銀河」とき ありえ  講談社文学の扉 読了
絶品です!回しません。(笑、いや冗談はさておいて…)
例の(霊のはやめろって!別もんになるだろうが?!フジツー〜〜〜〜!!!)
静岡の読書感想画(絵の方だったのね…笑)コンクール指定図書。
あ〜、ちきしょう!静岡の図書館には、教育委員会には、目のあるやつがいやがんなあ…(こらこら、これが褒め言葉か。笑)
解説無し!
読んで下さい。以下の方。
みんとさん・kinokoさん・西子さん・そらたさん・風雲さん・鈴木(仮名)さん・てんころさん
(傾向わかるね?笑)
KAOちゃんはこの世界をシュノーケルで見ているでしょうか?
もーね、もーね、良いのよ!
クストーを読み直したくなってしまいます。
なんつーては不親切か…「博物館惑星」好きな人、どうぞ♪
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82 mamath

2004/08/02 21:23

”海の中はいつも、笑い・涙・不思議であふれている!”って入れるつもりだったのにな〜。
これ、本の裏表紙のコピーです。「海の銀河」
あ、音楽つながりでしんさんにも♪

「静寂(”しじま”って読めって)の森の殺人」夏緑 富士見ミステリー文庫読了
副題かシリーズ名か”理央の科学捜査ファイル”ってあって、
確かに色んな研究が趣味という作者だけあって、随所に色んな解説があるし、テーマも納得はするんだけど…
イメージ的に”土曜2時間ミステリ少年版”って感じでした。
イラストの船戸に釣られたんだけど…ちょっと微妙。

で、本日セーラームーンのCD探しに行ったついでに(無かった!)
コラフェリ5冊仕入れたんで、しばらく”女の子”してます。(笑)
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83 mamath

2004/08/02 21:25

お?kinokoさんとニアミス?はろー!!
ライラの冒険シリーズは独特の面白さですもんね♪
私はクマさんと気球のりが好きです♪
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84 mamath

2004/08/02 21:28

あ!シュノーケル咥えて見ているでしょうか?の間違い。
いくら器用なKAOちゃんでもシュノーケルをレンズにはできないって。(笑)

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85 #12

2004/08/03 22:06

えーっと。

「サファイアの薔薇(上・下)」読了。
クリク、カムバーーーーーック!!
ってな気分です。ともあれ、エレニア記、読破。
世界を救う冒険の割りには主人公チームからの脱落が少なかったあたり、TRPGの影響が色濃くでてるのかなあ。ちょっと不満。
でも世界観の設定(特にベーリオンと指輪の関係)だったり、人物描写だったり、ムウ、と唸らせられる場面は随所に散りばめられてたあたりは流石。
ちょっと小休止してからタムール記にとりかかろう。

あとは……「ARMS」を本屋で全巻読破した余波で「不思議の国のアリス」読了。
第一印象「わがまま娘の妄想がベストセラーかっ!」以上(笑)
けなす気は更々ないんだけど……ARMSの方が俺の肌に合う(笑)
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86 まりかちゃ

2004/08/03 23:43

「霊峰の血」(上)(下)エリオット・パティスン

「頭蓋骨のマンダラ」のシリーズ第3弾。
図書館で見つけて速攻で借りたのはいいけど、なかなか読めなかった。
このシリーズ、痛いんですよね、なにかと。
ミステリー性は薄れてますが、痛さが増してます。
故に読めない。つか、読んでは「うーん」
なんかね〜、含蓄のある言葉が次々現れてね〜。
(これを書き留めたりなんかするとそれなりに身になるのだろうけれど読み飛ばすところが私)

チベット仏教とチベットなどに興味があるならぜひ読んで欲しいシリーズ。
中国共産党が、宗教を(というより信仰心を)毛嫌いする理由がわかります。
それでも、心に信仰を持つってすごいですよね〜。
理解は出来るけど、真似は出来そうにないな・・・
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87 みて太

2004/08/04 00:43

偶然ですが今読んでる本の著者はチベットを代表する作家で原題は「マンダラ オブ シャーロック・ホームズ」・・・関係ないけれど。

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88 mamath

2004/08/04 01:33

「お城には罠がある!」「ローランスは猫日和」「楡屋敷の怪人」「黒い塔の花嫁」「影の姉妹」 橘香いくの 集英社 コバルト文庫
有閑探偵コラリーとフェニックスの冒険シリーズ飛び飛びで読了…。
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89 mamath

2004/08/04 01:36

あ、巻数は飛びとびだけど中味はしっかり読んだ。
ずるいよなあ、こういう引っ張り方。(笑)
「お城には罠がある!」映画にして欲しいな…。
(「世界殺人公社」みたいなコメディが出来そう。オリバーリードがかっこよかったっけ。)
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90 まりかちゃ

2004/08/04 15:05

「世界の中心で愛を叫ぶ」片山恭一、読了。

すいませんが、貶すために読みました。
貶させて頂きます(笑)

陳腐です。文章としても、頂けません〜。
どこがこれを売れさせたのか?考えてみました。
要するに、、、タイトルです。
タイトルが妙なの。それだけ。。。

はっきり言って1時間もありゃ読めます。
ここの人たちの食指にはかからない本かと思われます。
これで泣ける人って、、、、、、(理解不能)
ベストセラーって、ほんといい加減ですね。

ただ、普段あんまり本を読まない人には手頃に読める本であり、量的にも負担でなく、読んだ!って気になるのでしょう。

ここの人たちからすれば、物足りんどころの騒ぎではありませぬ(笑)
1400円高すぎです。

貰い物だから読んだんだけどね。
(雨男ありがとう♪けなせたわ〜)
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91 kinoko

2004/08/04 17:32

「幽霊船から来た少年」ブライアン・ジェイクス 読了
読み終わって思った事。
「ジェイクスの本の醍醐味は、謎解きと美味しそうな食べ物だ!」
本当に美味しそうなんです。レッドヴォ−ル伝説シリーズもそうだったけども。
内容も面白かったです。ベン(少年)とネッド(犬)の会話が面白くて。得にネッドが。ちょっと「キノの旅」のキノとエルメスみたいな感じですかね。(話の内容は違いますけど)
続編もあるので、今度はそちらも読んでみようと思っています。

次は「歌う石」メリング を読む予定です。
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92 しん

2004/08/04 21:33

「空の境界」奈須きのこ 読了

面白かったです。
ただ、そう感じるにはクリアしなければならないハードルがあります。
1.最初理解しにくい世界観と構成
2.意外に読みにくい文
この二点を克服できれば十分に楽しめるかと思います。

「キーリX」壁井ユカコ 読了
まあ、特記することもなくいつも通りの感じですね。
別にこれが悪いわけでは毛頭無くシリーズモノの安定感というものでしょうね。
こういう話が好きな人は読んで損はしません。

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93 風雲

2004/08/04 21:49

うわぁ……kinokoさんの言葉によろめいてしまいそうです。
>「ジェイクスの本の醍醐味は、謎解きと美味しそうな食べ物だ!」
そうか、そうなんだ、じゃぁ「読まなくちゃ」(ー_ー)!!

「しゃばけ」面白かったです。
波津彬子の「雨柳堂夢咄」みたいなかんじで。
と、思ったら漫画描いてた人なのね、納得。
水戸黄門のノリもあるなぁ。

次は西澤保彦「いつか、二人は二匹」
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94 ウイング

2004/08/04 22:50

「嗤う伊右衛門」京極夏彦 読了。
「四谷怪談」をあんまり知らないので、
京極版「四谷怪談」をすんなりと楽しめました。
凛としているお岩、笑わない生真面目な伊右衛門。
二人の言い合っているシーンはなかなか気に入っています。
伊東喜兵衛が悪いですねー。本当に憎々しいキャラです。
またレンタルかWOWOWかで、映画も見てみたいです。

次は、「グイン・サーガ52 異形の明日」栗本 薫 です。
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95 ウイング妻

2004/08/04 23:02

「グイン・サーガ44 炎のアルセイス」栗本薫著、読了。
グインちゃんの謎が少し明らかになっていましたが、
まだまだわからないことだらけです。

次もグイン・サーガ。
外伝で、「幽霊島の戦士」です。

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96 みて太

2004/08/05 01:18

ジャムヤン・ノルブ『シャーロック・ホームズの失われた冒険』(河出書房新社 2004.3.30)読了。
ホームズもののパスティーシュ作品は、たいていワトソンによる未発表の事件簿が発見された、という形で語られ始める。
この本ではチベット人の著者が、ホームズが空白時代にチベットに滞在したという「正典」の記述から、自分の故郷に伝わる記録を調べていてホームズらしき人物がいたという文書を「発見」するのであるが、そこまでのプロローグ(たかだか二十数ページなのだが)がちょっとまどろっこしいというかじれったい・・・歳とともに気が短くなってきたのかな。
本編はその文書の記述という形で進んでいくのだが、著者がよく「正典」を読んでいて、本物のホームズものでのセリフやエピソードを思い出させる「ムフフ」な箇所が結構あってなかなか笑える。
・・・待てよ、そりゃあたりまえのことだよな、考えてみりゃ。パスティーシュはいかに原本を読み込んでいる人をニヤッとさせるかがポイントじゃないか。
そう言えば、「ホームズ」夢中になって読んでたのは三十数年前だし、贋作物も見かけりゃそこそこ買ってたつもりだけれどほとんど読んだ記憶がない。
本当に久し振りのホームズものなんだ、とちょっと感動。
「正典」読んでない人でも、つまりホームズを知らない人が読んでも面白いと思うし、知ってれば尚更楽しめるんじゃないかな。
これ読んで、ホームズ読んでみよう、なんて若い人が出てくるといいなあ。
英米の小説には「聖書」「シェクスピア」「マザーグース」を知ってるのと知らないのとでは楽しみの度合いが違うってよく聞く。
松本侑子が大好きな「赤毛のアン」を新しく訳した時に、学生時代に読んだ時には分からなかったが「シェクスピア」の影をあちこちに発見して遂にストラトフォード・アポン・エイヴォンまで訪ねてしまった、なんてことを書いていたけれど・・・まあ、似たようなことは結構ありそうだ。
「ホームズ」も「聖書」や「シェクスピア」の仲間に加えてもいいんじゃないかな。

ラストはちょっとファンタジックではあったが、全篇これホームズ! といった雰囲気がよく出ていて楽しめました。

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97 みて太

2004/08/06 01:27

図書館放出本で入手した景山民夫の『チュウチュウ・トレイン』(角川書店 1994.10.31)読了・・・十年前の本なのにもう放出? 好きな作家だけにちょっと悲しい。

この小説、四つの章に分かれている。
<ON A SLOW BOAT FROM CHINA>
1945年。上海で終戦を迎えた7歳の少年マイケル・ブライアン、見かけは英国人だが両親とも英国人と日本人のハーフで国籍は日本。父は行方知れず、母と11歳の姉との三人は母が偶然知り合った日本へ渡りたがっていたこれもハーフの英国人を父に仕立てて家族ということで日本に帰る。

<YESTERDAYS>
1953年。マイケルは中学三年生、学校を抜け出して新宿で寄席と映画館に通う毎日。ティーブ釜范のジャズ研究所に通い、進駐軍のキャンプに出たりするようになる。

<THE KING & I>
1967年。マイケルはバンドを組んで東南アジアへのツアー、香港で三ヶ月、タイで六ヶ月、ヒルトン系のホテルのナイトクラブに出演。
大変な人気でタイでの或る夜、飛び入りのサックス吹きと競演。なかなかいけるのでレギュラーメンバーに誘うが断られる。そのサックス吹きを「どこかで見たことあるなあ」と言っていたメンバーが夜中に思い出した。それはタイの国王ラマ九世その人であった。

<CHOO−CHOO TRAIN>
1994年。六本木のジャズクラブ。
マイケル・ブライアンの芸能生活四十周年のパーティーの幕が開く。
「イッツ・ショータイム!」

この本、マイケル・ブライアンの四十周年記念に依頼されて、膨大な資料やインタヴューを元に景山民夫が書いた・・・事実なのか、創作なのか???
マイケル・ブライアン・カーチス・・・ミッキー・カーチスである。

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98 mamath

2004/08/06 20:55

なにやら空も天が下も落ち着かない今日この頃ですが
暑いですね。

総領がここ数日発熱しつつ毎日残業しておりまして、
日付変更線ぎりぎりのところで帰ってきて愚痴る子供の話の内容に、
「就職2年目を迎えた新人に遅くまで仕事させて自分ターだけは5時で帰るって、
どーいう了見の会社だ!?
それよりなにより早く寝ろ!」
と、ぶちきれたりしております。
まったくもー、ちょっと良い調子と思ってるとすぐにどっこんと落ち込むような…。(いー大人がそれに振り回されてちゃいけないんだけど、悪い大人になるよりゃましか…)
でも、未成年ならともかく、親がしゃしゃり出るのは子供の将来にいいはずもなく、
自立した大人になるのだよと密かに叱咤しつつ、
朝は朝で「行く〜」というのに寝ているのをおこし、
「行くなら起きる時間じゃねーかい?」などと
まさか、このまま会社でひっくり返るんじゃあるめーなと思いつつ
送りだしたりしています。

「死んだら困るからね」
「どーして?」(って訊くか?普通)
「愛してるから」なんて恥ずかしい言葉を言えるのも
コバルト読んでいるところだからかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?

「暗き神の鎖」(中篇)須賀しのぶ 読了
またまた、こーいう展開になるんだもんなあ…。
コラフェリ欠本埋めるべく、久々にE−BOにアクセスしたら
随分様変わりしていて、検索しやすくなっているのに驚いた。
3冊除いて全部揃う、図書館はあちこちに分散しているので
予約・日待ちよりもとネット購入。
(でも、結局今日の帰りに図書館も行ったけど)

これは本当にBOのこと考えなきゃとブックフェアで買った積読本
「ブックオフと出版業界」に手を出す。
もうすぐ読み終わるけど、壁にぶつけたくなってきている。
で、著者あんた何がいいたいわけ?
およそ1つの事柄を述べるには、利点欠点述べて比較検討しなさいや、
これはただの攻撃本…。











本日 世界で最初に戦争に核兵器が使われた日
ひところに比べると随分扱いが小さくなった。

想い半ばに思いがけなく消された人生
広島・長崎・ソンミ・重慶…地名に付された悲しみを繰り返すことのないよう
どうぞ、世界が平和でありますように。

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99 みんと

2004/08/06 22:23

mamathさんの言うとおりですね・・・
本当に最近は扱いが小さい、小さい。
今年で59年目なので来年はもう少し大きい扱いにするべきだと思いますね。60年なんでね・・・
でも、1人1人が忘れないっていうコトが大切なんですね。
私なんて、十代だから戦争とか原爆の事、詳しく分かってないけど、
戦争の残酷さとか、二度と繰り返してはいけないっていうコトくらいは分かっているつもりです。
平和とか幸福っていうのは人間の永遠のテーマのような気がします。



えっと、いきなり入ってきて一人で話していました;
本当に久しぶりなみんとです。
一応、公立中学の中3なんで、やっぱり受験が待っている・・・
ってなわけで、最近は夏期講習です(-_-;)
でも、案外良いんですょ〜!夏期講習。
なんて言ったって、家ではやっぱり電気代とか何より体に悪いとかで、クーラーってガンガンには効かせられないんですょ!
だけど、塾ってもう本当に涼しい!涼しい!汗をかくのを忘れます!
それに、要るとしても一時間〜三時間とかのものだから体に悪いってことないし。
とにかくその数時間はこの灼熱地獄のなか、とっても涼しいっていうわけです(笑)

って、戦争の後にこんな話をするな、っていう感じですね。
それに、本の話をしろ!っていう感じ・・・A^_^;


最近、唯川恵の本を読んでいたんですね。
恋愛小説・エッセイもたまにはいいかぁ〜みたいな感じで。
ちなみに本はため息の時間とか、恋人たちの誤算とかです。
で、それが読み終わって、ただ今・・・連城 三紀彦 の、恋文を読んでいる最中です!!
そうそう、今年もやってきた(もう、とっくにですが)!このシーズン!
新潮文庫の100冊ですょ〜!
今年はYonda?くんのブックマークです!しおり、しおり!とにかく可愛い☆
皆で新潮文庫を読みましょう!(笑)
では、失礼します・・・


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100 鱈子

2004/08/07 00:00

宮部みゆき「ICO」読了。

うーん、内容自体はファンタジーとしてとっても良かったと思います。
ただ、回想シーンが非常に長くて、大事な終盤とか物足りなさを感じました。
イコの冒険としては、幻想的なお城などの背景やそれぞれ登場人物の心理描写などとても細かく書かれていて、そこはさすが宮部さんと思います。
ただ、ファンタジーこそ登場人物たちの絆、成長、もっと細やかに書いてくれれば、ぐっとその「ICO」の世界に引き込まれたかな?
と感じました。
でもゲームからここまで書けるなんて、本当にすごいなぁ・・・。


恩田陸「黄昏の百合の骨」読了。

三月シリーズです!
今回もやられましたよっっっ!
二転三転のどんでん返し!
最後まで引き込まれてしまいました。
もう独特の世界、ちょっと背筋が寒くなる感じ、本当に好きです。
登場人物の最後まで明かされない心の中。
話の持って行き方が本当に上手いです。
恩田さんに良くある、最後の物足りなさ、消化不良も今回は無くて
うまくまとまっていた感じがします。
まだまだ三月シリーズは続くようなので、本当に次回作が楽しみです。
この頃恩田さんの本が、どんどん出てて、嬉しい限り(笑
図書館に予約しなくちゃ♪

次は向山貴彦さんの「童話物語」。
友達に勧められて読んでみると、おもしろい!
全然知らなかったので、教えてもらって良かったです♪


>みんとちゃん

新潮社文庫、今年はブックマークだね!
買わなくちゃね(笑
去年のキーホルダーは、携帯に付けてたんだけど、色んな所に持っていくから段々汚くなって・・・(涙
しまいに、本がぽろっと取れちゃった・・・・(爆
今回は丁寧に・・・・あつかえるかしら(笑


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101 風雲

2004/08/07 13:10

>みんとちゃん
夏期講習に新潮文庫と忙しそうですね(^_^)
まったく横レスですが「クーラーが身体に悪い」とかいうことについてひとつ。
クーラーで冷やすこと自体が悪いのではないと思いますよ?
「がんがん」に冷やすことのほうが問題。
たとえば鉄なんかでも急激に熱した後急激に冷やすともろくなります。
人間の場合は体温調節が上手くいかなくなったりします。体調を崩してしまうわけです。
クーラーは28度に設定しましょうっていうのは省エネのこともありますが、人間が「涼しい、快適」と感じる温度というのが外気温マイナス5度前後らしいのです。どこで聞いたか忘れましたが。
この伝でいくと体温なみに外が暑い場合冷房を30度に設定したって涼しいはずなのです。
うちのクーラーは設定温度が30度までしかないのですがね。
あと除湿(ドライ)を組み合わせて使えばそれなりに快適♪
問題は自宅以外ではいろいろあって急激冷房しないとうまく冷えなかったり苦情がきたりするということですね。
そうして排気熱でまた暑くなる、と(@_@;)
そういえば今朝の新聞でみんなで打ち水をいっせいにすれば理論的には2度は涼しくなるとかなんとか……どちらにせよ打ち水は風情があるからいいなぁ……

ほんとにまったくの横レスでした☆
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102 みて太

2004/08/07 16:07

ここ<今本>のはずなのに、更に横レス。
聞きかじった話。
人間の汗腺は三歳ぐらいまでにほとんどが形成される。それまでにしっかり汗をかかないと汗腺の機能が不十分なまま成人してしまう。
最近の子は生まれた時からエアコンがあって汗をかかずに大きくなってしまったから昨今のような暑さでも上手に汗がかけない。
汗は気化熱で体温を調整するのだが、それが出来ずに外気温が高くなれば体温もそれに伴って上がるという変温動物のようになりつつある。

・・・まあ、どこでも空調が行き届いていれば体温の調整なんて必要無いさ、と言ってしまえばそれまでだけれど、徐々に地球の気候が変化して何万年もかけて身体が順応していくのなら納得もいくが、人間の作り出した機械的な環境によって、たかだか数十年で急激に変わっていくというのは非常に怖い。

急激な変化と言えば・・・ここへ出入するようになって約二年。
* 読書量が倍近くなってしまった。
* 五十年間、冗談一つ言ったことのない生真面目な人間だったのに・・・こんな風になってしまった。
* 作文、読書感想文・・・大嫌いだったのに、何か書かなきゃ眠れなくなってしまった。
・・・責任者、出て来い!(出てこなくて結構です、恐いから。)

サッカーはじまるまでに「ローダン」読まなくっちゃ。

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103 まりかちゃ

2004/08/07 18:28

なんか、呼んだ?(笑)

>五十年間、冗談一つ言ったことのない生真面目な人間だったのに・・・こんな風になってしまった。

う〜ん。。。もうちょっと研鑽の余地ありだね(笑)
女性陣を敵にまわすことなく、冗談を言えるようになりましょう・・・
(学校の先生風のコメント)

ゴメン横レス。

ついでに、、、
こないだから、貰った本を片づけていたら、それだけで本棚一段埋まっちゃったじゃないか〜〜(泣)
いつ読めと言うの・・・??
ま、しばらく、読む本がないって泣く必要はなさそうですが・・・

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104 ウイング

2004/08/07 21:17

「グイン・サーガ52 異形の明日」栗本 薫 読了。
今回で長かったパロ篇がいったん中断し、
次回からモンゴール篇に入ります。
それにしても物語の進行スピードは、ゆっくりですねー。

次は、ウイング(妻)のリクエストにお答えして
「壬生義士伝」浅田次郎 です。 
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105 みて太

2004/08/07 23:43

『ローダン<287>』読了(287/302)。

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106 mamath

2004/08/08 01:26

お昼まで寝ていて、一週間分の体力を取り戻したぞ♪

ってんで、お布団の中で読書アンド転寝(寝てばっかりだ、笑)。
今日も(って、昨日か…)明日も(今日だな…)出勤して残業っつーた子供が家にいてころころしているので、一安心してます。
で、8/8に映画を見に行くことになった…何故だろう?

コラフェリ4巻「翡翠の眼」読了
流血女神伝「女神の花嫁」前編読了(読んだ奴だった…爆)
おなじく中篇読了(やっぱり前を受けるのは後変じゃなきゃやだ〜)。
シリーズ物はやっぱり順を追ってのほうが良いわね、なんだけど
「女神…」は遡って読むほうが安心できたりする。うん。

「地獄使い」麻城ゆう スニーカー文庫 上・中・下 読了
勢いでようやく読めた〜。

「ブックオフと出版業界」はやっぱり壁本だった。
どうもブックオフそのものより再販制度への苦情が底辺にあるらしいんだけど
それは、同じ作者の他の本を読まなくてはならないらしい。
この人の文体でもう一冊読む?ごめんこうむる。
電車の中でハードカバーの本にカバーをつけた60年代の女性の本を読む姿が「佇まい」と表されて、
同じ電車の中で”着色料ぎらぎらのコンビニ弁当”をビールで流し込みながら雑誌をめくる姿は「餌をとる」って書かれたところでぶちきれちゃうのよね、こちとら。
大体対談形式で書いてある本に、対談の相手の名前がないってのはなんなんだ?って言いたいのよね。
質問に対する答え流の対談って形だけど、その質問者も自分だってまるわかりの形式。
”…ですか?”
”そのとおりです。”
☆●×◆◇凸凹!!(←罵倒してます。)
読書人と消費者を別けた考え方も腹が立つ。たかだか2000冊売れる本を読むのが読書人で、もともと本はそういう読者のために作られてた。
それが大量生産・大量消費(女・子供が加わったんだそーだ)になってそこに寄生しているのがBOだそうだ、著者によると。
悪かったわね〜、読書人でなくって。


ブックオフ
思いがけないものが安く入手できるの・予測しているものが多く入手できる、が私にとっては第一の利点だけど、
こっちで買うクセがつくと、新刊屋から買う率が下がるもんナー。
以前よく行っていた「古書センター」(3・4年前に潰れた)も
BOとほぼ同じ品揃え・価格だったけど、買い取りがなかったから潰れたんだろうか?
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107 mamath

2004/08/08 01:28

後変…確かに変。(笑)
後編でしょ?フジツー
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108 雨男

2004/08/08 01:32

久しぶりにカキコしているかも(笑

ダブルブリッド 9巻まで。
foolさんのお勧めで、まますさんから頂いた本。
一巻だけは、小説&漫画を読んでいた。
こう言う展開になって行くのかぁ。。。へぇ〜っと。

登場人物も結構好きな感じ。
太一朗。。。がんばれ〜っと思っていた3巻くらい。
9巻になったら。
・・・・やっと此処まで来れたのねぇ(<感慨) とか。

それぞれに裏があって面白いですね(笑
痛いけど、イタイかな? そんなに。

りかさん 梨木香歩
日本人形の話し。
りかさんの出すスクリーンを見てみたい気がする。鴨。
気になっているのは、後半に収録されているからくりからくさの続編。
最後の最後に言うセリフ。
神様に誓うセリフがとても印象に残りました。
一応は、ハッピーエンドなんだろうけど。
ちょっと、痛かったです。

キーリ(一巻だけ) 壁井ユカコ
幽霊が見れる女の子と、大戦時の生きる屍の話し。
幽霊見たいとは思わないけど。
見たら見たで。話せたら話せたで。
そう思うことが出来るか? と、思いつつも。
共感してしえる処があったり。
(その割には、あまり面白くないかも。。。)

天使の卵(エンジェルエッグ) 山村由佳
進路があやふやに成ってしまった時期の男の子の話。
自分の好きな事を貫いて美大に進むか?
後の事を考えて普通に文系の大学でも行くか?
悩んでいるときに、一目惚れの美人に出会う。

何となく。
どっかで酷評だった世界の中心で〜に似ているかもと、思ってしまった(笑
(こっちの方が古いから。。。)


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109 fool

2004/08/08 14:05

>どっかで酷評だった世界の中心で〜に似ているかもと、思ってしまった(笑

全く捻りのないベタな構成という点では似てますよ(笑)



「新本格魔法少女りすか」西尾維新
40ページくらいだけ読んでひとまず読むの止めました。つまんない。
こんな小学生は嫌だ(笑)
異質な登場人物はこの作者の持ち味だろうけど、いい加減マンネリ気味。今までの作品の主人公に大学生や高校生がいて、今回はより年齢が下がった小学生なんですが・・・この作者、人物造型がかなり貧弱な気がします。もはや「戯言」シリーズを読んだ時のようなインパクトはないですね。
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110 みて太

2004/08/08 14:37

庄野英二『アルピエロ群島』(偕成社 1981.12)読了。
これまた図書館放出本。
風雲さんには向かなかったらしいけれど、庄野は「ユングフラウの月」で興味を持った作家。
庄野には「アルファベット群島」という26話からなる空想譚があるが、これはその姉妹篇といったところか。
南洋に海洋資源調査に行った船の船長が謎の人物から大学教授へと預かったというノート。内容については真偽のほどが分からないので学会で発表するわけにはいかないが死蔵するには惜しい。ということで教授の友人の庄野が託されて世に出すという設定。
民俗学調査報告のような感じで、そこらの島々の風俗や伝説、民話のようなものを想像・創造して綴ってあるのだが、まあ正直言ってそれほど面白くはなかった(そういう報告書に面白さを求めるほうがいけないんだろうけれど)。
ああ、この辺はうけようとしてるんだなと思う箇所もあるが今ひとつユーモアに切れがないのだ・・・研鑚の余地あり、といったところか。

庄野は両親が阿波の出で、子どもの頃英二少年がでたらめの話をしてると、母親に「ゴジャンポをいいなさんな」と叱られたとのこと。
<児童書スレッド>へと思いましたが、はじめて聞いた言葉「ゴジャンポ」の絡みでこっちに。
「ゴジャンポ」、徳島弁で「大誤書」というような意味らしいのですが、オーゴショ先生教えてください・・・(生徒風?)。

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111 mamath

2004/08/08 19:55

雨男さん
ホントにお久し振りですね。
(えーもー、マンガと一緒に貸した硬派の文庫数冊の感想のメール以来って気がする…。
あれをあれだけの期間に読み終えたってのにはびっくらしたわよ。笑
出来れば、カキコしてほしかったので、もう時効と暴露してみました。笑)
>カキコそれぞれに裏があって面白いですね(笑
痛いけど、イタイかな? そんなに。<
めっちゃ痛いじゃん。痛くないの?(笑)

foolさん
>全く捻りのないベタな構成という点では似てますよ(笑)<
なのに読ませたわけ?ふーちゃん。(笑)
10巻が出たら即刻知らせるように。(命令)
もー二人がかわいそうでさぁ…。

はー、ずるいよなあ、「EDGE」にしたって「だぼぶり」にしたって
「コラフェリ」にしたって、
どーしよーもない欠損を抱えた奴を置いて、その欠損を埋めるやつを置いてて、
とっととくっつけ〜なにしてやがんだ〜ってはらはらさせやがんだもん。(爆)
本筋よりそっちが気になってシリーズを追っかけさせるのは…ま、常套手段だけど。(爆)

「ふたりで泥棒を」「革命はお茶会のあとで」コラフェリ読了。
これでもう10冊以上シリーズを読んでるけど、そらたさん評がイマイチのらないのも頷ける。(笑)
だって書きっぱなしなところがあっちこっちあるし〜♪
当初は???ってなったけど、雑誌連載ってあるから納得した…で、いいのだろうか。(笑)
ともかく、フェリックス少年(身体的には青年なんだけど…笑)が心配で目が離せない。(°°)←(何気に遠い眼…のつもり)


映画の会員券の期限が切れるってんで一人で更新しに名古屋駅近辺まで行って来ました。(TT)
「EDGE4」3段で山積み…在庫僅少じゃなかったのか?
売れるところにだけ配本しやがるから、発売前から予約してるとこに回ってこないんだ…。(><)
小さな本屋だから取り寄せてもらってるの取り消しに出来ないじゃんか〜〜〜〜(><)

グインも新刊出てた・畠中の若旦那シリーズの新刊も出てた。
あう。
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112 mamath

2004/08/08 20:02

みんとさん
「恋文」是非感想を
初めて出版された時に大反響があったものです。
不倫ものなので”そこに人生の深遠がかかれていようがなんだろうが
好みじゃねェや”(笑)って未読なんですが、
みんとさんの年齢でどんな感慨が出るのかとっても知りたいです。
(つい、今年の100冊のパンフ貰ってきてしまった…)

てんころさん
コラフェリってものすご〜く巻数在るんだけど…。
ひょっとして、これ、まだ終わってないんじゃあ?(笑)

風雲さん
私は冷房駄目で、みんなに「皮を脱いで」とは言えないので、
長袖を羽織ってます。仕事中。(私は着るだけなんで。笑)
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113 fool

2004/08/08 20:03

まますさん
>>全く捻りのないベタな構成という点では似てますよ(笑)<
 なのに読ませたわけ?ふーちゃん。(笑)

いや、これは「天使の卵」村山由佳 のことです。
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114 かなめ

2004/08/08 21:35

綾辻行人「黒猫館の殺人」読了。
アーヤの作品の中では登場人物が少ない。だから読みやすかった(笑)
作中の日付が1990年とかなんですよね・・・微妙に前だな、底に何か手がかりが!?と思ったけど、考えたら書かれたのがその頃だから当たり前だという・・・テレビのチャンネルに関する会話の中で『イカ天』とか出て来てるんだもんな(苦笑)<みんとちゃんなんか知らんやろ・・・
話的には結構好きな部分と、嫌な部分が半々。ポーの「黒猫」はお気に入りの話なのでその辺は良いのだけれど、メインの殺人事件の動機とかが浅ましくて嫌だなあ。彼ら4人と女の子が馬鹿で最低でしかたない。
トリックはねー、基本はあれと同じだね・・・まあ良いけど。
ちなみに、黒猫のカーロが一番可愛くて良かった。
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115 mamath

2004/08/09 20:56

橘香いくの有閑探偵コラリーとフェニックスシリーズコバルト文庫
「踊る王宮の午後」「緋色の檻 上・下」「盗まれた蜜月 上・下」読了
いや〜、堪能しました。女の子に戻りましたね〜。
日曜日の夜に12時過ぎまで本読んでてパパスに叱られちゃいましたよ。(笑)
だって、いいところだったんだ!(爆)
本日は「盗まれた…」を2冊読んだんですが、ヒーローフェニックス青年が階段から落ちたシーンは暫く顔からにやにや笑いが消えなかった。(←意地悪)
ひと昔(いやふた昔?いや…笑)前はこういうストーリー展開は少女漫画がやってくれたものだけど。
この作者ネットで追っていくと、どうも元はミステリ作家らしい。
(だよね?)
ミステリというよりは、イメージとしてはジャッキーチェンの
「ポリスストーリー」シリーズに近いなってイメージなんですが。
ジャッキーの(昔の)映画宜しく、それぞれ鉢合わせたらヤバイグループの、Aのドアが開いてA1たちが出てくる、Bのドアが開いてB1たちがすれ違う、Cのドアが開いてあわやA1やB1と…っていうハラハラ感に通じていて面白かったです。
(ヒロインとヒーローズの恋模様もね。ビジュアル的にはシュシナックが好きだけど、やっぱりヒーローはフェリックスだわね〜。)
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116 みんと

2004/08/09 22:10

連城 三紀彦 の、恋文を読了です!!
いやぁ、面白いですね(^。^)
たまにはこんな純な恋愛小説もいいですねぇ(笑)
泣かなかったんですが、本当に感動しました!!おぉ!っていう感じで、ビックリしましたね。こんなトリックの純な恋愛小説は久しぶりだぁ〜みたいな(笑)

あ、皆さんレスをどうもありがとうございました_(._.)_
確かに、クーラーが悪いわけじゃないですね(^_^;)
ちょっと、説明がおかしかったです。
打ち水の話知ってますよ〜!結構、そういう番組見るんで♪
2度下がるっていうのはビックリですね〜!
でも、都会は地面が60度くらいあるって聞いて、本当灼熱地獄だぁ〜って思いました。
ちなみに、クーラーでガンガンに冷やす…で思い出したんですけど、ウチのクラスの男子は17度に設定しているらしい…?!
あと、塾はまちまちですが今見たところだと16度ですね、最低は!って、クーラーって16度以上下げられるの!?(・。・;さげられませんよね?
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117 風雲

2004/08/10 14:40

ひーっっ(>_<) 16度?16度ってどういうことなのーっっ??
塾ってじーっと座って勉強するところよね!? 子どもを冷蔵してどうするつもり〜!!
実はそのクーラー壊れてて効かないんじゃ……
パソコンなんかの機器が多い部屋で設定温度が20度くらいってのは聞くけど〜
そんな塾に通ってたら私は必ずジーンズをはき靴下もはいて長袖のカーディガンとひざ掛けを常備せねばなるまい……
もちろん飲み物はホットだ。ホットの自販機があればいいが。
こんなときコーヒーが飲めない自分が不便……
……ってあまりの衝撃につい妄想モードに入ってしまったわ。

mamathさんの「不倫ものなんで好みじゃねェや」みんとちゃんの「純な恋愛小説」聞いて昔コバルト誌上で見た「炎の蜃気楼」へのファンレターを思い出しました。
その当時メイン脇役直江の主人公高虎に対する妄想が爆走してて、当初のサイキックアクションというよりBL路線一直線か?いいのかコバルト!みたいな展開だったのですが。
その投書の彼女は「高虎に対する直江の一途な愛情」に感動してて私と友人はのけぞったものです。
「おい、あれ、一途か?」
「ものはいいようだな」
同じものを読んでも感じるところは本当に人それぞれなのですねぇ……
本に限りませんけどね。それはそれで面白い。うん。
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118 mamath

2004/08/10 23:05

みんとさん
ありがとうございます〜。
>たまにはこんな純な恋愛小説もいいですねぇ(笑)<

なの?(笑)
そうか〜。中学生に純なって言われる内容なのか…。
発表当時に得たイメージなのでもうごっちゃなんだけど、
中年の男性にある日昔の彼女から手紙が来て、
その人が死にそうだから、<奥さんや家族を捨てて>
その元カノのところに行くストーリーって聞いて、
「なんつーやっちゃ!!」って切り捨てたんだけど。(笑)

(純文学に縁の無い人。
「マディソン郡…」についても、たまたま目の前にあったから
読んじゃったけど、やっぱり「けっ!」て思っちゃいましたしね。)

そうか〜、純ですか〜。読むべきかな〜。どうもな〜。

タモラ・ピアス
「女騎士・アランナシリーズ 1冒険のはじまりし時」
「女騎士・アランナシリーズ 2女神に守られて」PHP研究社読了
まずまず。でも再読はしないだろうな…。
なんで剣と魔法の児童書にラブシーンがあるんだ〜?!
全米の少女達の圧倒的な支持って…。
で、明日からは
「3砂漠を駆け抜ける女」なんですわね。

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119 かなめ

2004/08/10 23:28

小説現代9月増刊号「メフィスト」、有栖川の部分だけ読了(笑)
誘拐事件が発生して、身代金の受け渡しが失敗、さらに発見された遺体の殺害時間が要求の電話より早かった、と言うところで火村とアリスが登場。
またこなれた感じのトリックなのかなぁ・・・と思ったのですが、流石有栖川、言葉の使い方が上手いっ
動機とトリックの見破り方が良いです。
暇があったら立ち読みしてみて下さい「助教授の身代金」。
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120 まりかちゃ

2004/08/11 17:49

「苦い祝宴」S・J・ローザン、読了。

リディア・チンが今回は主役のシリーズ第5作。
このシリーズ好きだな〜。
リディアは、ちゃきちゃきの江戸っ子じゃなくて、チャイナタウンっ子で弾けてて元気がいい。
相棒のビルは、物静かなタイプで、彼が語る話の時はすごく面もちがちがうシリーズになってしまうが・・・
リディアに絡んでいるときのビルは、やはり保護者的になっていて、ビル一人だけのときとは違うんだよね。
人はつき合う相手によって変わる。

今回は、失踪した4人の中国人を捜すお話。
アメリカで暮らす中国系アメリカ人の暮らしぶりが大変よくわかるよ。
てか、チャイナタウンの闇の部分と表の部分。対比が面白い。
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121 みて太

2004/08/11 21:07

山本夏彦『世は〆切』(文春文庫 1999.4.10)読了。
山本夏彦、昔はよく買ったし読んだけれど・・・しばらく読む機会がなかった。
山本の主旨は一貫していて、雑誌や新聞に連載したものをまとめた本が多いので、どれを読んでもけっこう似たような、あるいは同じ話が繰り返される。
だから続けて読む気になれないのである。
でもこのところ児童書ばかり読んでいた所為か、あの辛口の小言を読みたくなって積読本の山から引っ張り出してきた。
これはいつ買ったんだろう、古書店の100円のシールが貼ってある。

前半では、消えて行く文語、礼儀作法、その他もろもろの事物を取上げてその過去と現在を語っている。

「ああ、そういえばそうだったなあ」と懐かしく思うことばかりだけれど、すべては時代と共に消えて行く。
いつの時代にも「昔は良かった」ということは言われるけれど、だからといって「昔に戻ろう! テレビは白黒。新幹線やめて各駅停車。」ということにはならない。
「昔は良かった」を繰り返しながら、元には戻れない方向へ進み続けて行くのが人間なのかも知れない。
それが明るい未来へ向かっているのか、はたまた破滅への道なのかは、人類ある限り答は出ないままだろう。

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122 mamath

2004/08/11 23:00

「砂漠を駆け抜ける女」読了
巻を追うごとに面白くなってくる…だったら良かったのに。(笑)
おいおいおい〜、とおもいつつ。
4巻待ちなんだけど、図書館に入るのいつかな〜?

明日からは口直ししなくちゃ!

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123 ウイング妻

2004/08/11 23:39

連日野球のために不機嫌な私。
今日こそは勝てる、と思ったのに・・・。
まさかのサヨナラ・・・。
あーーーーーーーー。
欲求不満な私。

って、ここは本のレスでした。

「ナルニア国ものがたり 朝びらき丸 東の海へ」読了。
以前活躍した子がでてきて、新たな展開をむかえる。
最後が何となく少し寂しかったですね。
ナルニアに行くのに、年齢制限がある、ということが。

次は、「結婚詐欺師」乃南アサ著、です。
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124 しん

2004/08/12 21:27

三雲岳斗「ランブルフィッシュ あんぷらぐど」

以前、foolさんが書かれた通り本編の番外編であり、それ以上でもそれ以下でもありません。特筆すべきことはありませんがこういう話は嫌いではありませんので十分に楽しめました。
ただ、一つ注文をつけるならば「レベリオン」のシリーズでもそうなのですが、外伝にひらがなで「あんぷらぐど」と付けてしますセンスは何とかならんものかしらと思うのは私だけなのでしょうか?(笑)

次は、「聖遣の天使」
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125 fool

2004/08/12 21:44

しんさん

>外伝にひらがなで「あんぷらぐど」と付けてしますセンスは何とかならんものかしらと思うのは私だけなのでしょうか?(笑)

確かコールドゲヘナもそうでしたっけ?(笑)



雨さんも「ダブルブリッド」楽しんでいただけたようで(喜)
今まで「ダブルブリッド」を勧めた人の中で(自分の母親にも読ませました、西村京太郎とか赤川次郎とかばっかり読んでいた母に無理やり(笑)結構面白いと言ってくれましたが)「ダブルブリッド」を拒絶したのは一人だけなのです。ちなみにその人は「世界の中心で〜」を読んで「泣いた」と言ってましたが・・・・(笑)

今手元に「ダブルブリッド」があるのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まりかちゃさんですね(mamathさんのオフレポ参照)。ぜひどうぞ。ほら、オレも「壬生義士伝」気に入ったわけですし、読んでみれば意外と趣味が合っているかも・・・・・・・(保証なし)。




・・・・・次に読む本が決まらない日々・・・。
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126 風雲

2004/08/12 21:56

畠中恵「ぬしさまへ」読了
さくっと読めて安心なシリーズですね。最近「ねこのばば」も出たことだしチェックしておきましょうかね。
で、ここんとこ行き帰りの電車で読んでいたのは加門七海の「あの風に訊け」T河図篇、U洛書篇(角川ビーンズ文庫)
本日読み終わったのですが、はらただしいことに未完なのです。
昔の作品の出しなおしなのですが続編を書く予定も今のところないようで。
Uのあとがきには再版が決まって驚く作者が「だってこの話○○だもん」と伏字であとがきから読む読者を牽制。
返還前の香港を舞台に、世界を破滅させる「河図」と再生する「洛書」を巡って繰り広げられるサイキックアクション。
……設定は好きなのに〜はらただしい〜
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127 mamath

2004/08/12 22:18

「恵比寿屋喜兵衛手控え」佐藤雅美 講談社文庫読了
直木賞受賞作なんだそうだけど、「物書き同心居眠り紋蔵」の作者なんだけど、
と〜〜〜っても上手いんだけど、合いません〜。




”ベルナールも存在のすべてから、音楽がほとばしっていた。
ぼくは、雷にうたれたようにしんとした。
わきではゲージュツづいたぼくを鼻でわらったギンポが、
すっかり青ざめ、かれもまた自分の未来とむきあっていた。”
全然関係ない「海の銀河」の1フレーズを口直しにして、
さて、明日からは何を読もうか?
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128 ウイング妻

2004/08/13 22:39

「結婚詐欺師 上」乃南アサ著、読了。
結婚詐欺か・・・。
ある種の才能ですね。
芸が細かい。
でもね、騙される側から読んでしまうので、辛いですよね。
下でどういう展開になるのかな・・・。

で、面白かったところ。
橋口とかたる結婚詐欺師がいるが、被害者の話を聞くと、
名前は同じだが、容姿などが違っている。
それを聞いた若い刑事さん。
橋口と語る詐欺グループがいるのではないか、と言う意見を出した時、笑ってしまいました。



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129 かなめ

2004/08/13 22:56

小野不由美「東亰異聞」読了。
やっと読みました。日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に残った、という経歴の作品だけど、だからこそ読むのが不安でした。期待が裏切られたらどうしよう!という・・・
いやー、でも当たり。やっぱり主上はすごい。
妖怪の不思議話がオムニバス形式で展開するのか?と、読み出してすぐは思っていたのだけれど、違いましたね。いつの間にか巧みに犯人捜しにすり替えられ、それがこう繋がるか〜という終わり方。
まあミステリとしての謎解きにはちょっと不満が残る物の、舞台の書き込み方に満足なのでそれも許せる。大好きな浅草十二階が出て来たんだもん。
それと娘人形が良い。可愛い。黒衣とのらぶらぶカップル(?)がツボでした・・・
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130 しん

2004/08/13 22:58

うお〜、やってしまった・・・

foolさんの言われてるように「あんぷらぐど」はレベリオンではなくコールド・ゲヘナです。思い込みで書き込みをしてしまいました。
レベリオンは「あんぷらぐど」じゃなくて「おるたなてぃぶ」です。
あれ?もしかしたら違うかも(笑)

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131 fool

2004/08/13 23:06

あれ、レベリオンは「あんぷらぐと」じゃないんでしたっけ?(同じく思い込みで書いてます)レベリオンはそういうタイトルの本があるとしか知らないので(笑)。そう言えばコールド・ゲヘナも一巻買ったまま読んでないなあ・・・。
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132 ウイング妻

2004/08/14 19:56

「結婚詐欺師」乃南アサ著、読了。
結婚をえさにだましてお金をとる。
すっごく許せないのだけれどもね。
でも、手口は凄いです。
それに、セリフが思わずフラフラーーー、となってしまいそうなんですよね。
その人その人に応じてセリフを変え、見事なものです。
割り切れないのだけれども、一気に読んでしまいました。

次は、「シェエラザード 上」浅田次郎著、です。
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133 fool

2004/08/14 20:19

ここ数日、ひさしぶりに漫画にはまってました。
「コミック 稲川淳二のすごーく怖い話」

いや〜、やっぱり日本の夏は稲川淳二だな〜。
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134 みて太

2004/08/15 09:54

『ローダン<288>』読了(288/302)。
間に合った・・・目の前に用意してあったのに他の本に夢中になってた。

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135 うる

2004/08/15 12:44

先日、ばーさんちに線香上げに行ったついでに、預けっぱなしの本を確認。
中学時代までの本は、殆どココに置いてある。
床の間含めて5畳半分のスペースが、本で埋まってます(笑)
ドア開けるなり、整理する気が消え失せました(^^;)

取り敢えず手近な段ボールを幾つか開けると出てきました♪懐かしいのが。
『中国古典文学大系』平凡社刊、全60巻。
これで暫くは読むモンに不自由しないぞ(笑)

て事で、現在7巻終わって8巻目。
『中国古典文学大系8 =抱朴子・列仙伝・神仙伝・山海経=』読書中。

京極夏彦や夢枕獏の薀蓄が、何故か普通に理解出来る理由が判明しました(笑)
しかし…こんなモン読んでた中学生て、、、かわいくねぇ(^□^;)
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136 まりかちゃ

2004/08/15 16:51

「覗き小平次」京極夏彦。

うーっと「巷説百物語」の番外編になるのか?これ。
京極堂の理屈より、分かり易いので思わず「うーん」と唸りながらよんでしまう。
幽霊のように生きるってのも、なんだか大変そうです。
究極の引きこもりだね、この小平次。
面白かったです。
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137 かなめ

2004/08/15 22:41

殊能将之「キマイラの新しい城」読了。
石動さんの出てくるいつものシリーズです。
750年前の古城で殺害された領主の霊に取り憑かれて、その謎解きをするハメになった・・・という何だか途方もない話。ま、「黒い仏」を読んだ以上驚きもしませんが(苦笑)
謎解き自体は「ふーん」で終わっちゃうけど、取り憑かれた社長と周囲の人間の目線の違いが面白かった。
願わくば、水城さんにあまり頼らずに居てくれると嬉しいんだけどな(一作ごとに探偵として情けなくなっていってるぞ)
ところでヘロインの密輸の話はどうなった?(笑)
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138 てんころ

2004/08/16 00:19

「ひみつの海」アーサーランサム 
満ちる潮に囲まれていくティティの行動がかっこいい。いつもは好奇心旺盛で想像力豊かでイタズラッ子系なのに、いざっていう時は何をすべきかわかってる子で、かっこ良くて好き。守るべき人がいると強くなるのですね〜。

「神社ウォッチング」
「神社の見方」 外山晴彦
面白い!!
神社の性質が気持ち良いくらい おおらかであること。
狛犬ウォッチング。
鳥居ウォッチング。
勉強になりました〜。
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139 風雲

2004/08/16 15:06

宮部みゆき「ブレイブストーリー」上下読了。
母親が借りてきて読み終わったのを「私も読むから返さないで〜」と奪ったもの。
ひさしぶりに母親と意見が一致しました。
「ドリームバスター」のほうが好き。
こんなに長い物語なのに、たぶんワタルにもミツルにもものたりないというかはがゆいというか、上手く移入できなかったせいだと思います。
でもカッツさんにはほろりときました。
先日西澤保彦の「いつか、ふたりは二匹」も読みましたが、こちらも主人公は小学生の男の子。
両作品とも主人公が小学生である意味はあるとは思うのですが、私自身がそれについていけないのかもしれないな〜なんて考えさせられました。
面白ければ主人公の性別や年齢その他は関係ないとはいいながら、やっぱり好みってあるもんなぁ〜。
しかし母よ。「ゲームみたいな世界」を表現するのに、私や弟が昔見ていた「『勇者さまぁ〜』っていうやつよ」というのはやめてほしかった。
「魔方陣グルグル」はたしかにゲームをモチーフにしたファンタジーだけどギャグですから。
他になかったんかい! と思い出そうとしてそういえばTVアニメでファンタジーはほとんど見なかったな、と確認。
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140 kinoko

2004/08/16 21:54

「歌う石」O.R.メリング 読了

久し振りな気がします。なかなか忙しくて読めなかったのですよ。夏は本がたくさん読めると思っていたのはどうやら甘かったようです(苦笑)
とにかく、なかなか面白かったです。まぁ、先の展開は早いうちから予想がついてはいましたが。メリングの本は他のも読もうかな、と思いました。

今は「ビッグ・フィッシュ」ダニエル・ウォレスと「アーサー王と円卓の騎士」ローズマリ・サトクリフを読んでいます。
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141 みて太

2004/08/17 00:26

これまた図書館放出本。
中村真一郎『死者たちのサッカー−現代伝奇集』(文芸春秋 1993.9.15)読了。

中村真一郎は丸谷才一、福永武彦との『深夜の散歩−ミステリの愉しみ』というミステリ談義しか読んだことがない。
純文学が苦手なので(中村が純文学作家なのかどうかは知らないけれど、そうだと決めてかかっている)普段の私なら書店でも図書館でも手にとらない本だけれど、放出本・・・只ならミステリ好きという親しみもあるので貰っとこかと持って帰り、ちょうど本が途切れたというタイミングも手伝って読みかけた。
清朝の袁枚が身辺で見聞した怪談を集めた三十数巻に及ぶ「子不記」という本を読み散らすうちに、そこからごく短い実話を拾って、現代の東京やパリを舞台の話にしてみようという思いつきから中村が創作(?)した十篇。
作家である中村と思しき「私」と歳下の女友だちの周囲で出会った人や出来事が連作形式で綴られているのだが、ユーモラスでエロティックで幻想的で・・・これがなかなか面白い。
ちょっと他のも読んでみたいという気になった、中村真一郎。
本との出会い、ほんとに本の守護神に導かれてるようで不思議である。

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142 てんころ

2004/08/17 23:00

>mamathさん
コラフェリ読了 おめでとうございます〜(まだ番外があるかな?)
どうも、秋からまた新連載スタートらしいです(笑)
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143 mamath

2004/08/19 21:12

てんころさん
あれ?なんで全部読了って解ったの?(笑)
”奈落の女神”と”日曜日には探偵を”がカキコではまだのはずなんだけど。(笑)
で、上記2冊読了。(笑)
図書館で借りてこの数日で読み終えましたので全巻読了です。
いや〜、積み上げてみれば24冊(図書館本を除く)、思えば、
静岡の泊りのホテルの前が古本屋という
恐ろしい環境にあったのがいけなかったのよね。
一冊50円、のヒラヒラドレスの表紙に落ちたあの日を呪うわ。(笑)
書きっぱなしの謎も、全巻通してみれば、「なんだいつもこのパターンなのね」
で解ったし。
やはりシリーズものは最初から巻数をおって読むものですね。
ところで、新シリーズですって?(笑)
「盗まれた蜜月」で、上手に風呂敷をたたんだな、ここで終わりも、
番外編書き足しも、ひょっとしたら続きもっていう書き方でおわったな、
って思ったけれど。
面白かったけど、今のところは、「ご馳走様」したいです。
(30冊も道草喰ってたらいつになったら積読がなくなるわけ?笑)
ミステリ作家としてデビューして、ラノベで人気作家になる…こういう経路もあるんですねえ。
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144 mamath

2004/08/19 21:17

「サムシング・ブルー」シャーロット・アームストロング創元文庫読了
最初の数ページと図で犯人がわかっちゃうミステリなんて、って思ったら、
犯人当てが目的じゃなくて、ヒロインの結婚を首尾よく邪魔できるのかをはらはらさせるのが主眼…だそうで、
ソープドラマなのか…とがっくり。
おい、創元だろ〜?早川に負けちゃうじゃないか〜と不満。
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145 風雲

2004/08/20 18:50

ここもそろそろお引越しですかねぇ〜。
先日来通勤時のお供は青井夏海さんでした。
「赤ちゃんをさがせ」と「赤ちゃんがいっぱい」
これ、北村薫や加納朋子に代表される<日常の謎>が好きな方にはお薦めです。
主人公は助産婦見習いの20代の陽奈(ひな)ちゃん。
彼女がアシスタントとしてついている真面目な30代の聡子さんとともに出会った出産を巡る不思議な事件。
解いてくれるのは推定70代の引退したカリスマ助産婦の明楽(あきら)先生。
「さがせ」のほうは連作短編集で「いっぱい」のほうは長編です。
あ、妊婦さんが出てくる推理ものという点では松尾由美のバルーンタウンシリーズにも似てるかな。
でもあちらは殺人アリですがこちらは殺人ナシです。
ありがとう創元(笑)
mamathさん、未読でしたらこれで創元を見直してあげてください(^o^)
いや別に創元の回し者ではありませんですが(ハヤカワも好きだし〜)
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146 mamath

2004/08/21 00:10

風雲さん
「赤ちゃんをさがせ」と「赤ちゃんがいっぱい」は気になってるんですよ。
昨日発売前から職場の近くの本屋に予約しておいた「EDGE4」が、
品切れって返事が来て、名古屋駅の星野まで買いに行って(なんと平積み4段です。こーだんしゃのばーろー!!)
ついでに創元の棚に行ってバルーンシリーズみてきたばかり。(笑)
ジェーンシリーズのイラストレーターなんだもの、で、有栖川有栖が解説と賛してるしってんで、
あやうく買ってしまうところでした。
(他の翻訳物を買いました。なんと翻訳が古典調。わくわく。笑)
もともと岩波の児童書で育ち、創元文庫で大きくなったようなもの。
創元を見捨てたりはしません…早くジェーンシリーズだせ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!って喚くくらいですって。(爆)
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147 風雲

2004/08/21 14:48

ん?バルーンタウンのシリーズはハヤカワだったような気がしますが……
あのシリーズも私好きですよ。
人工子宮全盛の中自分で生むことを決意した女たちが住む街、という特殊な設定が活かされてて。
特殊な設定、という点では西澤保彦みたい……西澤のほうが徹底的だけど。
ジェーンシリーズ出ないかわりにグレイス&フェイヴァーシリーズが出てるんでしたっけ。
あちらもつい読んでます(^_^;)
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148 てんころ

2004/08/22 00:24

mamathさん
コラフェリは「盗まれた蜜月」の名が出てきてたんで早とちりしただけです。千里眼ではありません(笑)
検索してみたけど、元ミステリ作家の経歴は探せなかったです。いったい何処にそんな情報が?ただたんに、ミステリ仕立ての構成だとストーリーが作りやすいからだと思ってました。
コラフェリ新連載を聞いた時は、もうあきらめがついた時だったんで微妙な気分でしたが、やっぱり嬉しい自分がいるわ・・(笑)
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149 mamath

2004/08/22 16:26

てんころさん
う〜ん、どこで探したんだけっけかな?
コラフェりの全巻を巻数そろえてリストアップしようとして
橘香 いくので検索かけてたときに、同時に上がってきたんだけど、
あの時どのルートどのページであたったかが分からないのです。
「橘」って名前だったと思うんだけど。
あんまり聞かない名前の出版社で2冊ぐらいヒットしました。
ネット購入のところかなあ。
いまさっきやってみたけど同じところにたどりつきません。

で、ね。コラフェリ、探してネットで買って、図書館で借りて、
よーやく全巻よんだぞーって思ってたら
名古屋の本屋で、夏フェアの帯つけて全巻並んでるの発見してしまった。
あのくろーは何だったの?(TT)
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